JP2000091981A - 加入者無線通信システム - Google Patents

加入者無線通信システム

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JP2000091981A
JP2000091981A JP10262743A JP26274398A JP2000091981A JP 2000091981 A JP2000091981 A JP 2000091981A JP 10262743 A JP10262743 A JP 10262743A JP 26274398 A JP26274398 A JP 26274398A JP 2000091981 A JP2000091981 A JP 2000091981A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナ設置時にその回線のレベル合わせ、
隣接する周波数の受信強度の測定等を実施し、最適な回
線状態で設置するものの、その後、他の通信システムが
自加入者無線通信システムの近傍等に回線新規設置する
こと、送信電力を増やすこと等によって、自分の送受信
アンテナに干渉波が入力された場合、設置時と違った干
渉条件になり、回線品質が劣化が生じる。この発明は、
上記のような問題点を解決するためになされたものであ
り、基地局において各加入者局の干渉状態を監視するこ
とを目的とする。 【解決手段】 加入者局通信装置内に隣接する周波数の
受信電界強度を検出できる干渉検出部を持ち、それを干
渉情報として基地局に送信することにより、基地局にお
いて各加入者局の干渉の状態を監視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に通信装置を
利用した加入者無線通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】高度情報化の進展に伴い、情報通信量が
急増し、情報内容も、電話、FAX、データ、画像等と
多岐にわたってきており、通信網の高度化が課題となっ
ている。しかしながらメタリックケーブルを主体とした
既存の通信網では大量かつ多様な情報通信ニーズに十分
に対応できず、また、光ファイバーケーブルは伝送容量
は十分であっても、敷設にあたってのコスト、土地利用
等の面で制約が多いことから必ずしも整備が迅速に進む
とは限らない。こうしたことから、通信網の高度化に際
して、低コストかつ短期間に通信網が構築できる高速・
広帯域化を図った無線系システムの開発・実用化が必要
とされている。加入者無線通信システムは、以上のよう
な観点から今後一層有効に利用されていくことが期待さ
れている無線通信システムであり、ネットワーク内の基
地局とユーザーのビルなどとの間を無線回線で結ぶもの
である。
【0003】図9は、加入者無線通信システムのシステ
ム構成の一例を示すもので、1は基地局であり、送受信
アンテナ2、基地局通信装置3から構成される。4は加
入者局であり、5の送受信アンテナ、6の加入者局通信
装置から構成される。7は基地局と加入者局との間の無
線信号であり、8は公衆網等のネットワークに接続され
る光ファイバ中継伝送路である。
【0004】次に動作について説明する。基地局1の基
地局通信装置3は、一端が光ファイバ中継伝送路8によ
りネットワークに接続され、加入者局4からネットワー
ク側への情報を光ファイバ中継伝送路8を介して送信
し、ネットワークから加入者局4への情報を光ファイバ
中継伝送路8を介して受信する。他端は、加入者局4と
の無線信号7を効率良く送受信できる送受信アンテナ2
に接続されており、加入者局4へ送信する情報を無線信
号7に変換している。また、加入者局4からの無線信号
7を受信を光信号に変換し、ネットワークに送信してい
る。加入者局4の加入者局通信装置6は一端が無線信号
7を効率良く送受信できる送受信アンテナ5に接続さ
れ、他端は加入者局端末に接続されており、加入者局端
末からの情報を無線信号7に変換し送受信アンテナ5に
送信し、送受信アンテナ5で受信した無線信号7の情報
を加入者局端末に送信する。
【0005】また、基地局1と加入者局4の構成は、基
地局1から全ての加入者局4に対しての情報をのせた無
線信号7をある加入者局2に対して送信し、その加入者
局2は自分の情報のみを取り出し、他のある加入者局4
に対して基地局1からの無線信号7を送信することによ
って、全ての加入者局4に対して情報を送信するポイン
ト・ツー・ポイントという構成と、基地局1から全ての
加入者局4に対しての情報をのせた無線信号7を全ての
加入者局4に対して送信し、それぞれ加入者局4は自分
の情報のみを取り出すポイント・ツー・マルチポイント
という構成がある。
【0006】図10は、加入者局通信装置6の構成の一
例を示すもので、9は受信波であり、送受信アンテナ5
から受信部10に入力される。受信部10の出力端はイ
ンターフェイス処理部11に接続されており、受信信号
12を送信する。インターフェイス処理部11は送信部
13の入力端とも接続され、送信信号14を送信する。
送信部13の出力端は送受信アンテナ5と接続されてお
り、送信波15を送信する。インターフェイス処理部1
1は加入者局端末装置で終端され、加入者局端末装置に
対しての情報を端末信号16として送受信する。
【0007】次に動作について説明する。送受信アンテ
ナ5で受信した無線信号7は、受信波9として、受信部
10で復調等を行い、受信信号12としてインターフェ
イス処理部11に送信される。インターフェイス処理部
11は加入者端末装置に対してネットワークからの情報
を適当なかたちに変換し送信し、ネットワークに対して
の情報を適当な形である、送信信号14として送信部1
3に送信する。送信部13では変調等を行い、送信波1
5として送受信アンテナ5に送信する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の加入者無線通信
システムは以上のように構成されており、アンテナ設置
時にその回線のレベル合わせ、隣接する周波数の受信強
度の測定等を実施し、最適な回線状態で設置するもの
の、その後、他の通信システムが自加入者無線通信シス
テムの近傍等に回線をはることにょって、自分の送受信
アンテナに干渉波が入力された場合、設置時と違った干
渉条件になり、回線品質が劣化が生ずる。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであり、隣接する周波数の受信強
度を測定し、基地局に送信することにより、基地局にお
いて各加入者局の干渉状態を監視することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明による加入者
無線通信システムは、加入者局通信装置内に隣接する周
波数の受信電界強度を検出できる干渉検出部を持ち、そ
れを干渉情報として基地局に送信することにより、基地
局において各加入者局の干渉の状態を監視することを可
能にした。
【0011】第2の発明による加入者無線通信システム
は、加入者局通信装置内に隣接する周波数の受信強度を
検出できる干渉検出部と、それに対応した隣接周波数か
らの漏洩電力の値を出力する手段を持つことにより、隣
接周波数からの漏洩電力を基地局に送信し、基地局にお
いて各加入者局の隣接周波数からの漏洩電力の状態を監
視することを可能にした。
【0012】第3の発明による加入者無線通信システム
は、加入者局通信装置内にAGC増幅器を持ち、隣接す
る周波数の受信波を入力することで、振幅情報であるA
GC電圧を得ることができ、干渉情報として基地局に送
信することにより、基地局において各加入者局の干渉の
状態を監視することを可能にした。
【0013】第4の発明による加入者無線通信システム
は、加入者局通信装置内にダイオードにより構成された
検波器を持ち、隣接する周波数の受信波を入力すること
で、振幅情報である検波電圧を得ることができ、干渉情
報として基地局に送信することにより、基地局において
各加入者局の干渉の状態を監視することを可能にした。
【0014】第5の発明による加入者無線通信システム
は、加入者局通信装置内の復調部にAGC増幅器を用い
ることにより、通信していないときに隣接周波数の受信
波を受信することによって、振幅情報であるAGC電圧
から隣接する周波数の受信強度を得ることができ、干渉
情報として基地局に送信することにより、基地局におい
て各加入者局の干渉の状態を監視することを可能にし
た。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1における加入者無線通信システムの構成は、従来
の技術と同じであり、図9に示される構成をしている。
図において他図と同一番号は同一のものである。
【0016】この発明の実施の形態1における加入者局
通信装置の構成は、図1に示される構成をしている。受
信波9は、送受信アンテナ5から復調等を行う受信部1
7に入力される。受信部17の出力端はインターフェイ
ス処理部11に接続されており、受信波9を復調した受
信信号12を送信する。また、受信部17は自分の使用
している周波数に対して隣接する周波数成分の受信強度
を検出できる干渉検出部18とも接続されており、後述
する周波数変換後受信波19を出力する。インターフェ
イス処理部11は加入者局端末装置との機械的、電気的
インターフェイスの働きを行うものであり、変調等を行
う送信部20の入力端とも接続され、加入者局端末装置
からの信号を変換し、送信信号14として送信する。送
信部20は、干渉検出部18とも接続されており、干渉
検出部18は入力された周波数変換後受信波19から隣
接する周波数成分の受信強度を検出し、それを干渉情報
21として送信する。送信部20は、その干渉情報21
を送信信号14とともに変調し、それら情報を電波であ
る送信波15として出力端が接続される送受信アンテナ
5に送信する。インターフェイス処理部11は加入者局
端末装置で終端されており、加入者局端末装置に対して
情報である端末信号16を送受信する。
【0017】また、受信部17は、入力された信号を増
幅する増幅部22と、入力された信号の周波数を変換す
る周波数変換部23と、入力された信号を分配して出力
する分配部24と、入力された変調信号から情報を復調
する復調部25から構成されており、増幅部22に受信
波9が入力され、増幅された受信波9は増幅後受信波2
6として周波数変換部23に入力される。周波数変換部
23の出力端は分配部24の入力端に接続されており、
所望の周波数変換を行った周波数変換後受信波19とし
て送信される。分配部24は干渉検出部18と復調部2
5に接続されており、それぞれ入力された周波数変換後
受信波19を送信する。復調部25はインターフェイス
処理部11と接続されており、復調した情報を受信信号
12として送信する。
【0018】また、基地局1は、それぞれ加入者局4か
ら上記干渉情報21を含んだ送信波15を受信し、各加
入者局4の干渉状態を監視する。
【0019】実施の形態2.この発明の実施の形態2に
おける加入者局通信装置の構成図は、図2に示される構
成をしており、実施の形態1記載の加入者局通信装置に
予め隣接する周波数成分の受信強度に対応した隣接周波
数から自周波数への後述する方法で求めた漏洩電力を保
持したメモリー部27を付加した構成である。メモリー
部27の入力端は干渉検出部18と接続されており、隣
接する周波数成分の受信強度である干渉情報21を受信
する。メモリー部27では、入力された干渉情報21に
対応した、保持している自周波数に対する隣接周波数か
ら漏洩電力の値を送信部20へ、隣接漏洩電力情報28
として送信する構成であり、図において他図と同一番号
は同一のものである。
【0020】また、基地局1は、それぞれ加入者局4か
ら上記隣接漏洩電力情報28を含んだ送信波15を受信
し、各加入者局4の干渉状態を監視する。
【0021】図3は、前述の隣接周波数からの漏洩電力
を求める方法を説明するためのグラフである。29は自
分の使用する周波数に対して隣接する周波数で使用され
る通信システムの送信機出力端の送信波の周波数スペク
トルである。30は、このグラフの縦軸であり、電力
(dBm)を表し、31は横軸であり周波数(Hz)を
表す。32は、隣接する周波数で使用される通信システ
ムで規定されている周波数スペクトルのマスクである。
33は、隣接する周波数スペクトルの中心周波数である
隣接周波数Fad(Hz)であり、34は自周波数Fm
a(Hz)である。35は、隣接周波数Fad(Hz)
33と自周波数Fma(Hz)34との相対電力差X
(dBc)であり、この関係がわかれば他システムから
この干渉波を受信しても、周波数スペクトル29の電力
の絶対値は変化するが、周波数スペクトルのマスク32
による相対値は変わらないため、干渉検出部18で検出
された隣接周波数Fad(Hz)33の受信強度と相対
電力差X(dBc)35との差の関係から前述の隣接周
波数からの漏洩電力を求めることができる。従って、隣
接周波数Fad(Hz)33の受信強度と漏洩電力とを
対応させてメモリー部27に記憶させておくことにより
上記受信強度に対する漏洩電力を出力することができ
る。
【0022】また、メモリー部27は、加入者局通信装
置6内に限らず、基地局通信装置3内においても構わな
い。また、メモリー部27には相対電力差Xを記憶させ
ておき、干渉検出部18で検出された隣接周波数の受信
強度とメモリー部27の相対電力差Xとの差を演算部に
より求めて出力しても良い。
【0023】実施の形態3.この発明の実施の形態3に
おける加入者局通信装置の構成を図4に示す。図におい
て36は、この発明の実施の形態3の干渉検出部であ
る。構成は実施の形態1記載と同じであり、動作も同じ
である。また、他図と同一番号は同一のものである。
【0024】この発明の実施の形態3における干渉検出
部36の構成を図5に示す。37はバンドパスフィルタ
ーであり、入力端は、図4の分配部24と接続され、出
力端は38のAGC増幅器の入力端に接続されている。
AGC増幅器38の出力端は、干渉計測部39に接続さ
れており、その出力端は、図4の送信部20に接続さ
れ、干渉情報21を送信する。
【0025】また、基地局1は、それぞれ加入者局4か
ら上記干渉情報21を含んだ送信波15を受信し、各加
入者局4の干渉状態を監視する。
【0026】次に干渉検出部36の動作について説明す
る。バンドパスフィルター37は、図4の周波数変換部
23による周波数変換後の隣接する周波数の帯域のみを
通過させ、それ以外の周波数の通過を阻止するものであ
り、図4の分配部24から周波数変換後受信波19が入
力され、出力端には周波数変換された自周波数に対して
隣接する周波数成分である干渉受信波40が出力され
る。その干渉受信波40は、AGC増幅器38の入力端
に入力される。AGC増幅器38は、入力振幅を一定の
振幅に保つように利得を自動的に可変する増幅器であ
り、その利得に比例する電圧であるAGC電圧41を干
渉計測部39に送信する。干渉計測部39において、そ
のAGC電圧41の電圧を計測し、予めAGC電圧41
に対する利得と、一定の振幅に対する電力の関係を測定
しておき、受信強度を求め、送信部20に干渉情報21
として送信する。
【0027】実施の形態4.この発明の実施の形態4に
おける加入者局通信装置の構成を図6に示す。図におい
て42は、この発明の実施の形態4の干渉検出部であ
る。構成は実施の形態1記載と同じであり、動作も同じ
である。また、他図と同一番号は同一のものである。
【0028】この発明の実施の形態4における干渉検出
部42の構成を図7に示す。図において43は、ダイオ
ード検波部であり、それ以外は実施の形態3の干渉検出
部36と同じであり、他図と同一番号は同一のものであ
る。バンドパスフィルター37の入力端は、図6の分配
部24と接続され、出力端はダイオード検波部43の入
力端に接続されている。ダイオード検波部43の出力端
は、39の干渉計測部に接続されており、その出力端
は、図6の送信部20に接続されており、干渉情報21
を送信する。
【0029】また、基地局1は、それぞれ加入者局4か
ら上記干渉情報21を含んだ送信波15を受信し、各加
入者局4の干渉状態を監視する。
【0030】次に干渉検出部42の動作について説明す
る。43のダイオード検波部以外は実施の形態3に示す
干渉検出部36と同じである。ダイオード検波部43
は、ダイオードと、抵抗と、コンデンサー等により構成
され、入力された信号の電力に比例した電圧を出力し、
バンドパスフィルター37から干渉受信波40が入力さ
れ、44の検波電圧を干渉計測部39に送信する。干渉
計測部39は、干渉波の受信電界強度に比例した、その
検波電圧44の電圧を計測し、予め電圧と受信電界強度
の関係を測定しておき、受信電界強度を求め、送信部2
0に干渉情報21として送信する。
【0031】実施の形態5.この発明の実施の形態5に
おける加入者局通信装置の構成波、図8に示される構成
をしている。図において他図と同一の番号は同じもので
ある。受信波9は、送受信アンテナ5から復調等を行う
受信部45に入力される。受信部45の出力端はインタ
ーフェイス処理部11に接続されており、受信波9を復
調した受信信号12を送信する。また、受信部45は干
渉計測部39とも接続されており、AGC電圧41を出
力する。インターフェイス処理部11は、加入者局端末
装置との機械的、電気的インターフェイスの働きを行う
ものであり、変調等を行う送信部20の入力端とも接続
され、加入者局端末装置からの信号を変換し、送信信号
14として送信する。送信部20は、干渉計測部39と
も接続されており、AGC電圧41から検出された隣接
する周波数成分の受信強度である干渉情報21を受信
し、送信信号14とともに変調する。また、出力端は送
受信アンテナ5と接続されており、送信信号14、干渉
情報21等の情報を電波である送信波15として送信す
る。インターフェイス処理部11は加入者局端末装置で
終端されており、加入者局端末装置と、情報である端末
信号16を送受信する。
【0032】また、基地局1は、それぞれ加入者局4か
ら上記干渉情報21を含んだ送信波15を受信し、各加
入者局4の干渉状態を監視する。
【0033】また、受信部45は、入力された信号を増
幅する増幅部22と、入力された信号が自分に対しての
信号か否かを判断でき、自分に対しての信号である場合
は、自周波数を後述のバンドパスフィルター47を通過
可能な周波数に変換し、自分に対してでない場合は、隣
接する周波数をバンドパスフィルター47を通過可能な
周波数に変換する周波数変換部46と、受信波9の必要
な帯域のみを通過させる通過帯域幅を持つバンドパスフ
ィルター47と、入力された変調信号から情報を復調す
る復調部48から構成されており、増幅部22に受信波
9が入力され、増幅された受信波9は増幅後受信波26
として周波数変換部46に入力される。周波数変換部4
6の出力端はバンドパスフィルター47と接続されてお
り、上記自分に対しての信号か否かの判定を実施後、周
波数変換を行い周波数変換後受信波19として送信され
る。バンドパスフィルター47の出力端は、復調部48
と接続されており、帯域制限を実施した帯域制限受信波
49を送信する。復調部48は、干渉計測部39とイン
ターフェイス処理部11と接続されており、干渉計測部
38に対してAGC電圧41をインターフェイス処理部
11に対して復調した情報を受信信号12として送信す
る。
【0034】また、復調部48は、AGC増幅器40
と、復調器50から構成されており、バンドパスフィル
ター47から帯域制限受信波49がAGC増幅器40の
入力端に入力される。AGC増幅器40は、帯域制限受
信波49が自分に対しての信号である場合、一定の振幅
に増幅したAGC出力波51を復調器50に出力する。
復調器49は、AGC出力波51から復調した情報を受
信信号12としてインターフェイス処理部11に対して
送信する。また、AGC増幅器40において帯域制限受
信波49が自分に対しての信号でない場合、AGC電圧
41を干渉計測部39に出力する。
【0035】
【発明の効果】第1の発明によれば、基地局において各
加入者局の干渉の状態を監視でき、他システム等の新規
設置等による、自システムの初期設置状態からの干渉状
態が変化したことを基地局にて監視できる。
【0036】第2の発明によれば、基地局において各加
入者局の隣接周波数からの漏洩電力の状態を監視でき、
他システム等の新規設置等による、自システムの初期設
置状態からの干渉状態が変化したことを基地局にて監視
できる。
【0037】第3の発明によれば、基地局において各加
入者局の干渉の状態を監視でき、他システム等の新規設
置等による、自システムの初期設置状態からの干渉状態
が変化したことを基地局にて監視できる。
【0038】第4の発明によれば、基地局において各加
入者局の干渉の状態を監視でき、他システム等の新規設
置等による、自システムの初期設置状態からの干渉状態
が変化したことを基地局にて監視できる。
【0039】第5の発明によれば、通信していないとき
に、基地局において各加入者局の干渉の状態を監視で
き、他システム等の新規設置等による、自システムの初
期設置状態からの干渉状態が変化したことを基地局にて
監視でき、かつ部品点数が少なくすむ効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による実施の形態1の加入者局通信
装置の構成図である。
【図2】 この発明による実施の形態2の加入者局通信
装置の構成図である。
【図3】 この発明による実施の形態2の隣接漏洩電力
を求める方法を説明するためのグラフである。
【図4】 この発明による実施の形態3の加入者局通信
装置の構成図である。
【図5】 この発明による実施の形態3の干渉検出部の
構成図である。
【図6】 この発明による実施の形態4の加入者局通信
装置の構成図である。
【図7】 この発明による実施の形態4の干渉検出部の
構成図である。
【図8】 この発明による実施の形態5の加入者局通信
装置の構成図である。
【図9】 従来の加入者無線通信システムのシステム構
成の一例を示す図である。
【図10】 従来の加入者局通信装置の構成の一例を示
す図である。
【符号の説明】
1 基地局、2 送受信アンテナ、3 基地局通信装
置、4 加入者局、5送受信アンテナ、6 加入者局通
信装置、7 無線信号、8 光ファイバ中継伝送路、9
受信波、10 受信部、11 インターフェイス処理
部、12 受信信号、13 送信部、14 送信信号、
15 送信波、16 端末信号、17受信部、18 干
渉検出部、19 周波数変換後受信波、20 送信部、
21干渉情報、22 増幅部、23 周波数変換部、2
4 分配部、25 復調部、26 増幅後受信波、27
メモリー部、28 隣接漏洩電力情報、29 周波数
スペクトル、30 電力(dBm)、31 周波数(H
z)、32 周波数スペクトルのマスク、33 隣接周
波数Fad(Hz)、34 自周波数Fma(Hz)、
35 相対電力差X(dBc)、36 干渉検出部、3
7 バンドパスフィルター、38 AGC増幅器、39
干渉計測部、40 干渉受信波、41AGC電圧、4
2 干渉検出部、43 ダイオード検波部、44 検波
電圧、45 受信部、46 周波数変換部、47 バン
ドパスフィルター、48 復調部、49 帯域制限受信
波、50 復調器、51 AGC出力波。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受信アンテナと基地局通信装置から構
    成され、公衆網等のネットワークに接続された基地局
    と、送受信アンテナと加入者局通信装置から構成された
    複数の加入者局から構成され、上記基地局と上記加入者
    局、もしくは加入者局を介して、上記基地局との間で無
    線通信を行う加入者無線通信システムにおいて、上記加
    入者局通信装置に、自分の使用している周波数に対して
    隣接する周波数成分の受信強度を検出できる干渉検出部
    を備え、上記干渉検出部にて検出した干渉情報を直接も
    しくは加入者局を介して基地局に送信し、基地局にて干
    渉情報を監視できることを特徴とする加入者無線通信シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 予め隣接する周波数成分の受信強度に対
    応した隣接周波数から自周波数への漏洩電力を出力する
    手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の加入者無
    線システム。
  3. 【請求項3】 上記加入者局通信装置内の干渉検出部
    を、隣接する周波数成分のみを通過させるバンドパスフ
    ィルター、その振幅情報を検出できるAGC増幅器とか
    ら構成することを特徴とする請求項1記載の加入者無線
    システム。
  4. 【請求項4】 上記加入者局通信装置内の干渉検出部
    を、隣接する周波数成分を通過させるバンドパスフィル
    ター、その振幅情報を検出できるダイオードにより構成
    された検波部とから構成することを特徴とする請求項1
    記載の加入者無線システム。
  5. 【請求項5】 送受信アンテナと基地局通信装置から構
    成され、公衆網等のネットワークに接続された基地局
    と、送受信アンテナと加入者局通信装置から構成された
    複数の加入者局から構成され、上記基地局と上記加入者
    局、もしくは加入者局を介して、上記基地局との間で無
    線通信を行う加入者無線システムにおいて、上記加入者
    局通信装置内に振幅情報を検出できるAGC増幅器を備
    え、通信していないときに隣接する周波数を受信し、隣
    接する周波数成分の受信強度を直接もしくは加入者局を
    介して基地局に送信し、基地局にて干渉強度を監視でき
    ることを特徴とする加入者無線通信システム。
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