JP2000091390A - ウエハ一括試験装置 - Google Patents

ウエハ一括試験装置

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JP2000091390A
JP2000091390A JP10279372A JP27937298A JP2000091390A JP 2000091390 A JP2000091390 A JP 2000091390A JP 10279372 A JP10279372 A JP 10279372A JP 27937298 A JP27937298 A JP 27937298A JP 2000091390 A JP2000091390 A JP 2000091390A
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尚 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、パターン発生回路とコンタクタとの
間の配線が長いため、ICチップの動作速度が高速化し
た場合には配線長の電気的影響によりICチップの実動
作速度での信頼性試験が極めて難しい。そのため、配線
長の電気的影響を受けないレベルまで動作速度を落とし
て信頼性試験を行い、その後改めて実動作速度での検査
を別途行わなくてはならない。 【解決手段】 本発明のウエハ一括試験装置10のコン
タクタ1は、周波数を可変できるクロック回路1Aと、
このクロック回路1Aの周波数に対応して回路素子の試
験用パターン信号を発生するパターン発生回路1Bとを
有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーンイン等の信
頼性試験をウエハ状態のまま行うウエハ一括試験装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体検査工程では半導体ウエハ(以
下、「ウエハ」と称す。)の表面に多数形成された半導
体素子(以下、「ICチップ」と称す。)についてウエ
ハ状態のまま個々のICチップについて電気的特性検査
を行い、欠陥のないICチップをスクリーニングするよ
うにしている。スクリーニングされた良品ICチップは
組立工程で合成樹脂またはセラミックによってパッケー
ジしている。また、信頼性試験であるバーンインではパ
ッケージ製品に温度的、電気的ストレスを加えてICチ
ップの潜在的欠陥等を顕在化させ、不良品を除去するよ
うにしている。
【0003】一方、電気製品の小型化、高機能化に伴っ
てICチップが小型化、高集積化すると共に、動作速度
の高速化に伴って論理回路やメモリ回路の高周波特性が
100MHz〜300MHzと益々高くなってきてい
る。しかも、最近では、半導体製品の更なる小型化のた
めの実装技術が種々開発され、特に、ICチップをパッ
ケージ化せず、いわゆるベアチップのまま実装するフリ
ップリップ実装技術等が開発されている。これに伴って
品質保証されたKGDが市場で取り引きされつつある。
この場合、各ICチップの最終試験としてバーンイン
(信頼性試験)を行い、KGDとしての品質保証を行わ
なくてはならない。
【0004】そこで、例えば特開平7−231019号
公報、特開平8−5666号公報及び特開平8−340
030号公報においてウエハ状態のまま信頼性試験を行
う技術が提案されている。特に、前二者の公報には信頼
性試験時にウエハとプローブシート等のコンタクタとを
熱的影響を受けることなく確実に一括接触させる技術が
提案されている。このようにウエハ状態で信頼性試験を
行う場合には、高温下でウエハとコンタクタとを精度良
く一括して接触させることがバーンインの信頼性を確保
するために極めて重要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
信頼性試験に用いられるウエハ一括試験装置の場合に
は、パターン発生回路がテスタに設けられ、パターン発
生回路とコンタクタとの間の配線が長いため、ICチッ
プの動作速度が前述のように高速化すると、パターン発
生回路とコンタクタとの配線長の電気的影響によりIC
チップの実動作速度での信頼性試験を行うことが極めて
難しいという課題があった。そのため、従来の信頼性試
験の場合には、上述の配線長の電気的影響を受けないレ
ベル(例えば、1〜10MHz程度)まで動作速度を落
として信頼性試験を行い、信頼性試験によりスクリーニ
ングされた良品ICチップについて改めて最終的な実動
作速度での電気的特性検査を行わなくてはならないとい
う課題があった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、実動作速度が高い回路素子であってもテス
タとコンタクタ間の配線長の電気的影響を受けることな
く、実動作速度で信頼性試験を確実に行うことができる
ウエハ一括試験装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のウエハ一括試験装置は、半導体ウエハを収納するウエ
ハ収納体と、このウエハ収納体に配置され且つ上記半導
体ウエハ全面に複数形成された検査用電極に対応するプ
ローブ端子を有するコンタクタとを備え、上記プローブ
端子とこれに対応する上記検査用電極とがそれぞれ一括
して接触し、上記半導体ウエハに形成された複数の回路
素子の信頼性試験を行うウエハ一括試験装置であって、
上記コンタクタは、周波数を可変できるクロック回路
と、このクロック回路の周波数に対応して上記回路素子
の試験用パターン信号を発生するパターン発生回路とを
有することを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の請求項2に記載のウエハ一
括試験装置は、半導体ウエハを収納するウエハ収納体
と、このウエハ収納体に配置され且つ上記半導体ウエハ
全面に複数形成された検査用電極に対応するプローブ端
子を有するコンタクタと、このコンタクタとテスタとを
接続する接続体とを備え、上記プローブ端子とこれに対
応する上記検査用電極とがそれぞれ一括して接触し、上
記半導体ウエハに形成された複数の回路素子の信頼性試
験を行うウエハ一括試験装置であって、上記コンタクタ
または上記接続体は、周波数を可変できるクロック回路
と、このクロック回路の周波数に対応して上記回路素子
の試験用パターン信号を発生するパターン発生回路とを
有することを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の請求項3に記載のウエハ一
括試験装置は、請求項1または請求項2に記載の発明に
おいて、上記コンタクタは、上記回路素子の試験結果パ
ターン信号を一時的に保持するレジスタと、このレジス
タで保持した試験結果パターン信号に対応する期待値パ
ターン信号とを比較する比較回路とを有することを特徴
とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5に示す実施形態
に基づいて本発明を説明する。本実施形態のウエハ一括
試験装置10は、例えば図3に示すように、ウエハWが
収納され且つウエハと一括して接触するコンタクタ1が
配置されたウエハ収納体11と、このウエハ収納体11
内のコンタクタ1と電気的に接続自在に構成された接続
体12とを備え、接続体12を介してテスタ(図示せ
ず)に続され、マルチプレクサ等の切換手段によって例
えばICチップを16個または32個ずつのICチップ
を順次切り換えながら全てのICチップについてウエハ
状態のまま信頼性試験を行うようにしてある。ウエハ収
納体11は、例えば図3に示すように、ウエハWを保持
する円形状のウエハチャック11Aと、このウエハチャ
ック11Aと対向しコンタクタ1を保持する保持体11
Bとを備え、ウエハWとコンタクタ1が一括接触した状
態で収納するようにしてある。そして、ウエハチャック
11Aの周囲にはテスタとコンタクタ1との間の信号を
中継する接続体12が形成されている。
【0011】また、図3に示すように上記ウエハチャッ
ク11A内にはその表面の複数箇所で開口する真空排気
通路11Cが形成され、図示しない真空排気装置による
排気によりウエハチャック11Aの表面にウエハWを真
空吸着するようにしてある。また、ウエハチャック11
A内にはヒータ11D及び冷媒流路11Eが温度調節機
構として内蔵され、ヒータ11DによってウエハWを加
熱すると共に冷媒流路11Eを循環するエチレングリコ
ール等の冷媒によってウエハWを冷却し、ウエハWを所
定の設定温度に設定するようにしてある。また、保持体
11Bはウエハチャック11Aと同様に温度調節機構を
内蔵し、ウエハチャック11Aと協働してウエハWの設
定温度を保つようにしてある。
【0012】また、上記コンタクタ1は、図3、図4に
示すように、ウエハWより大きな口径として形成された
シリコン基板2と、このシリコン基板2の表面にウエハ
Wの全ての検査用電極パッドに対応して配設されたプロ
ーブ端子3と、これらのプローブ端子3と配線パターン
4を介してそれぞれ接続された接続端子5とを備えてい
る。各プローブ端子3は例えば図4に示すようにシリコ
ン基板2のウエハ対応領域1A内(図4では一点鎖線で
示した領域)にマトリックス状に配列され、各接続端子
5はウエハ対応領域Aの外側の外周縁領域1B内にリン
グ状に配列されている。また、シリコン基板2のプロー
ブ端子3と接続端子5の間にはリング状のシール部材6
が固定され、図3に示すように検査時にシール部材6が
ウエハチャック11Aの表面に密着してコンタクタ1と
ウエハW間の隙間を外部から遮断するようにしてある。
このシール部材6の内側には熱伝達性に優れた複数の熱
伝達媒体(例えば、電気的に絶縁された銅、アルミニウ
ム等金属)7がアットランダムにプローブ端子3及びパ
ターン配線4と干渉しない位置に固定され、これらの熱
伝達媒体7を介してウエハWで発生した熱をシリコン基
板2側へ逃がすと共にウエハWの上昇を規制してプロー
ブ端子3に必要以上の負荷が掛からないようにしてあ
る。また、各熱伝達媒体7の間には複数の温度センサ8
が数カ所にプローブ端子3及びパターン配線4と干渉し
ないように固定され、各温度センサ8を介して検査中の
ウエハWの温度を検出し、この検出結果に基づいてウエ
ハチャック11Aの温度を制御するようにしてある。
【0013】複数のプローブ端子3の中には試験用パタ
ーン信号をウエハWへ入力する入力ピンとウエハWから
試験結果パターン信号を出力する出力ピンがある。ま
た、接続端子5の中には接続体12の電極パターン12
Gと接触してテスタからの制御信号を入力するピンや、
接続体12の電極パターン12Gと接触して温度センサ
8から温度測定信号を取り出しテスタ側へ送るピン等が
含まれている。
【0014】また、図5の(a)に示すようにシリコン
基板2の表面には例えばアルミニウムや銅等からなる配
線パターン4が形成され、この配線パターン4の端部に
はビアホール9が形成されている。また、配線パターン
4はシリコン基板2の表面だけでなく、シリコン基板2
内にも複数層に渡って形成されている。コンタクタ1の
配線パターン4はウエハWとのインピーダンス整合が取
られ、試験用パターン信号及び試験結果パターン信号が
が減衰や反射することなく効率良く入出力するようにし
てある。また、ビアホール9の内周面全面には配線パタ
ーン4と同一の金属によって導電性膜10が形成され、
この導電性膜10は配線パターン4と接続されている。
そして、ウエハ領域2A内のビアホール9にはプローブ
端子3が挿着され、外周縁領域2B内のビアホール9に
は接続端子5が挿着されている。ビアホール9は例えば
深さが数10μm、直径が数10μmの円形孔として形
成され、プローブ端子3あるいは接続端子5はシリコン
基板2の表面から例えば数10μm突出している。
【0015】上記ビアホール9に挿着されたプローブ端
子3または接続端子5は同一であるため、プローブ端子
3を例に挙げて図5を参照しながら説明する。このプロ
ーブ端子3は例えば図5の(a)、(b)に示すように
断面が略正方形の角柱状で、上下両端に四角錐台部3
A、3Bを有するもので、例えばタングステン、ベリリ
ウムカッパ等の導電性金属によって形成されている。プ
ローブ端子3の基端部側は僅かではあるが隅角部がビア
ホール9からはみ出す大きさに形成され、その基端部が
ビアホール9内に圧入され、ビアホール9内周面の導電
性膜10と導通自在に接触している。また、プローブ端
子3の先端部側には互いに対向する面に溝3Cが交互に
形成され、しかも各溝3Cの最奥部が軸心よりも深位い
位置まで達している。従って、プローブ端子3にオーバ
ードライブを負荷すると、プローブ端子3の溝3Cの幅
が狭くなるように軸方向で弾力的に圧縮変形し、この時
の針圧でプローブ端子3と検査用電極パッドとが電気的
に導通し、逆にプローブ端子3がウエハWから離れると
先端部が元の状態に戻るようになっている。
【0016】而して、上記コンタクタ1は、例えば図1
に示すように、プログラムで周波数を可変できるクロッ
ク回路1Aと、このクロック回路1Aの周波数に対応し
た試験用パターン信号及び期待値パターン信号を発生す
るテストパターン発生回路1Bとを有し、テスタ側から
接続体12を介して入力された制御信号Sに基づいて該
当するICチップの試験用パターン信号をテストパター
ン発生回路1Bで発生し、バッファ1C及びプローブ端
子3を介して各ICチップへ出力するようにしてある。
更に、コンタクタ1は、プローブ端子3とバッファ1D
を介して接続され且つプローブ端子3から入力した試験
結果パターン信号を一時的に保持するレジスタ1Eと、
このレジスタ1Eから転送された試験用パターン信号と
期待値パターン信号とを比較しICチップの良否を判定
し、その結果をテスタ側へ送信する比較回路1Fとを有
している。そして、クロック回路1A、テストパターン
発生回路1B、バッファ1C、1D、レジスタ1E及び
比較回路1Fはいずれもシリコン基板2内に形成されて
いる。
【0017】また、上記テストパターン発生回路1B
は、試験用パターン信号に続き、テスタからの制御信号
に基づいて試験用パターン信号に対応する期待値パター
ン信号を発生し、この期待値パターン信号を比較回路1
Fへ出力するようにしてあり、また、レジスタ1Eはテ
スタからの基準クロック信号に基づいて付勢され試験結
果パターン信号を逐次比較回路1Fへ転送するようにし
てある。この比較回路1FはICチップの同測数に見合
った数(例えば、同測数が16または32個であれば、
16または32個あるいは全数分)だけ設けられてい
る。このようにコンタクタ1にテストパターン発生回路
1Bを設けることでテストパターン発生回路がテスタに
設けられていた場合と比較してテストパターン発生回路
1Bからプローブ端子3までの配線長を格段に短縮し、
ICチップの動作速度が高速化してもその実動作速度で
信頼性試験を実施することができる。また、例えば図2
に示すように接続体12にクロック回路12A、テスト
パターン発生回路12B及び比較回路12Fを設けた場
合にも同様の作用効果を期することができる。
【0018】次に、動作について説明する。まず、ウエ
ハWをウエハチャック11A上で保持すると、真空排気
路11Cからの真空排気によりウエハチャック11A上
でウエハWを真空吸着すると共に冷媒流路11Eを循環
する冷媒を介してウエハWを冷却する。一方、保持体1
1Bで保持されたコンタクタ1の接続端子5が接続体1
2の電極パターン12Aと電気的に接続すると共にシー
ル部材6がウエハWの外側でウエハチャック11A表面
に密着し全てのプローブ端子3がウエハWの検査用電極
パッドと一括して接触する。この際、ウエハの各電極パ
ッド間に高低差があってもそれぞれの電極パッドの高さ
に応じてプローブ端子3が弾性変形してそれぞれの高低
差を吸収し、検査用電極パッドと電気的に接触する。ま
た、ウエハチャック11Aとコンタクタ1が過度に接近
しようとしても熱伝達媒体7がストッパーとして働き、
プローブ端子3の損傷を防止する。
【0019】次いで、テスタからマルチプレクサの制御
下でチャンネルを切り換えながら例えば32個のICチ
ップのうち、予め簡単な試験でウエハW上のICチップ
の良否を表したマップに従い不良チップを電気的に切り
離した後、制御信号を順次送信し、全ての良品チップの
検査を行う。即ち、テスタから制御信号を送信すると、
クロック回路1Aの周波数に対応する試験用パターン信
号がテストパターン発生回路1Bで例えば32個分のI
Cチップの試験用パターン信号を発生し、バッファ1C
及びプローブ端子3を介して各ICチップへ試験用パタ
ーン信号を印加すると、出力用のプローブ端子3からレ
ジスタ1Eへ試験結果パターン信号を送信し、レジスタ
1Eにおいて試験結果パターン信号を一時的に保持す
る。また、テスタからの基準クロック信号に基づいてレ
ジスタ1Eが作動して試験結果パターン信号を比較回路
1Fへ転送すると共にテスタからの制御信号に基づいて
テストパターン発生回路1Bで発生した期待値パターン
信号を比較回路1Fへ送信する。比較回路1Fでは試験
結果パターン信号と期待値パターン信号とを比較し、そ
のICチップの良否を判定する。判定結果を示す信号は
比較回路1Fから接続体12を介してテスタへ送信す
る。この時、ウエハチャック11A及び保持体11Bの
温度調節機構を介してウエハWを常に一定の信頼性試験
温度に保つ。また、温度センサ8によってウエハWの試
験温度を常時測定しているため、試験温度が所定の温度
より昇降した場合には温度センサ8の検出値に基づいて
ウエハチャック11Aの温度調節機構を介して検査温度
を一定に保つ。また、クロックの周波数を段階的に変化
させ、その都度試験を繰り返し、クロック周波数での動
作速度の選別も行う。
【0020】以上説明したように本実施形態によれば、
コンタクタ1に、周波数を可変できるクロック回路1A
と、このクロック回路1Aの周波数に対応してICチッ
プの試験用パターン信号を発生するテストパターン発生
回路1Bとを設けたため、テストパターン発生回路1B
とプローブ端子3間の配線長を格段に短縮することがで
き、実動作速度が高いICチップであってもテスタとコ
ンタクタ1間の配線長の電気的影響を受けることなく、
実動作速度で信頼性試験を確実に行うことができる。
【0021】尚、本発明は上記実施形態に何等制限され
るものではなく、例えばコンタクタ1はウエハ収納体1
1に対して着脱自在にしたものであっても、ウエハ収納
体11と一体化したものであっても良い。また、シリコ
ン基板2に代えてセラミック基板やポリイミド基板等を
用いることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の請求項1〜請求項3に記載の発
明によれば、実動作速度が高い回路素子でもテスタとコ
ンタクタ間の配線長の電気的影響を受けることなく、実
動作速度で信頼性試験を確実に行うことができるウエハ
一括試験装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウエハ一括試験装置の一実施形態の要
部を示すブロック図である。
【図2】本発明のウエハ一括試験装置の他の実施形態の
要部を示すブロック図である。
【図3】図1に示すウエハ一括試験装置を示す図で、主
としてコンタクタとウエハとの関係を示す断面図であ
る。
【図4】図3に示すコンタクタとウエハとの関係を模式
的に示す平面図である。
【図5】(a)は図1に示すコンタクタのプローブ端子
の取付状態を拡大して示す断面図、(b)は(a)のB
−B断面図である。
【符号の説明】
1 コンタクタ 1A クロック回路 1B テストパターン発生回路 1E レジスタ 1F 比較回路 3 プローブ端子 10 ウエハ一括試験装置 11 ウエハ収納体 12 接続体 12A クロック回路 12B テストパターン発生回路 12F 比較回路 W ウエハ(被検査体)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハを収納するウエハ収納体
    と、このウエハ収納体に配置され且つ上記半導体ウエハ
    全面に複数形成された検査用電極に対応するプローブ端
    子を有するコンタクタとを備え、上記プローブ端子とこ
    れに対応する上記検査用電極とがそれぞれ一括して接触
    し、上記半導体ウエハに形成された複数の回路素子の信
    頼性試験を行うウエハ一括試験装置であって、上記コン
    タクタは、周波数を可変できるクロック回路と、このク
    ロック回路の周波数に対応して上記回路素子の試験用パ
    ターン信号を発生するパターン発生回路とを有すること
    を特徴とするウエハ一括試験装置。
  2. 【請求項2】 半導体ウエハを収納するウエハ収納体
    と、このウエハ収納体に配置され且つ上記半導体ウエハ
    全面に複数形成された検査用電極に対応するプローブ端
    子を有するコンタクタと、このコンタクタとテスタとを
    接続する接続体とを備え、上記プローブ端子とこれに対
    応する上記検査用電極とがそれぞれ一括して接触し、上
    記半導体ウエハに形成された複数の回路素子の信頼性試
    験を行うウエハ一括試験装置であって、上記コンタクタ
    または上記接続体は、周波数を可変できるクロック回路
    と、このクロック回路の周波数に対応して上記回路素子
    の試験用パターン信号を発生するパターン発生回路とを
    有することを特徴とするウエハ一括試験装置。
  3. 【請求項3】 上記コンタクタは、上記回路素子の試験
    結果パターン信号を一時的に保持するレジスタと、この
    レジスタで保持した試験結果パターン信号に対応する期
    待値パターン信号とを比較する比較回路とを有すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のウエハ一
    括試験装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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