JP2000088618A - 沈下計測装置 - Google Patents

沈下計測装置

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JP2000088618A JP10261320A JP26132098A JP2000088618A JP 2000088618 A JP2000088618 A JP 2000088618A JP 10261320 A JP10261320 A JP 10261320A JP 26132098 A JP26132098 A JP 26132098A JP 2000088618 A JP2000088618 A JP 2000088618A
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清基 村上
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好裕 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 埋立用船舶の航行や盛土作業車の作業に支障
をきたすことがなく、かつ、計測範囲あるいは計測容量
が大幅に制限されることもなく、従来に比して各地層別
沈下量の計測値の信頼度がきわめて高い沈下計測装置を
提供する。 【解決手段】 上端開口から内部下方に向かって穿設さ
れた計測ロッド納入溝4を有し埋設該当地の地中2内に
垂下固定されるアンカー1と、筒状をなし長手方向に伸
縮自在な被覆管6と、該被覆管6の下端開口に取り付け
られた沈下計7と、前記被覆管内に収納されて軸心方向
に移動可能に取り付けられ、前記計測ロッド納入溝4内
に収納可能とされた計測ロッド9とを備え、前記アンカ
ー1上部に積み重ねられた第1計測ユニット10と、を
有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、港湾、空
港等の大規模かつ急速を要する埋立工事に対し、各地層
毎の沈下量を長期的、安定的に信頼性の高い計測値が得
られる沈下計測装置に係り、特に各地層別に簡単な操作
でかつ信頼性の高い沈下計測が行える沈下計測装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の沈下計測装置は、図3から理解さ
れるように、層別沈下量を測定すべき地中内、例えば埋
立該当地の地中内に垂下する長尺孔50を掘削し、該長
尺孔50内に棒状をなす1本の計測ロッド51を収納し
て垂直方向に立設すると共に、該計測ロッド51に沿っ
て複数の計測センサ52を土中の地層別に配置する(図
3では1つの計測センサ52を設置した例を示す)。
【0003】そして、前記長尺孔50内にグラウトを注
入して前記計測ロッド51を固定させて設置する構造の
ものであった。しかして、かかる従来型の沈下計測装置
を使用しての地盤沈下計測は、計測ロッド51に設置し
た複数の計測センサ52が地盤の沈下と共に沈下すると
きに、前記計測ロッド51に対する計測センサ52の相
対変位量を検出することで層別の沈下量を測定し、その
検出データを有線ケーブル53で送信して回収するもの
である。
【0004】しかし、この従来型の沈下計測装置におい
ては、海洋では海底面上、陸上では地盤面上に計測ロッ
ドの上部が突出して設置されるため、該計測ロッド51
の突出部54が邪魔になって埋立用船舶の航行に、陸上
においては盛土作業車の作業に支障をきたすものとな
る。よって、前記埋立用船舶の航行路確保及び盛土作業
車の走行路確保の観点から鑑みると従来の沈下計測装置
では計測範囲あるいは計測容量が大幅に制限されるとの
課題があった。
【0005】しかも、埋立用船舶及び盛土作業車によっ
て前記計測ロッドの突出部54が損傷される可能性が高
く、データ回収も有線ケーブル53で送出されるため、
ケーブル断線を原因とする計測トラブルの発生が懸念さ
れる等の課題もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かくして、本発明は前
記従来の課題を解決するために創案されたものであっ
て、埋立用船舶の航行や盛土作業車の作業に支障をきた
すことがなく、計測範囲あるいは計測容量が大幅に制限
されることのない沈下計測装置の提供を目的とし、計測
中に計測ロッドの突出部を損傷することもなく計測トラ
ブルの発生を生じさせない沈下計測装置の提供を目的と
し、さらに、従来に比して各地層別沈下量の計測値の信
頼度がきわめて高い沈下計測装置の提供を目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による装置は、上
端開口から内部下方に向かって穿設された計測ロッド納
入溝を有し埋設該当地の地中内に垂下固定されるアンカ
ーと、筒状をなし長手方向に伸縮自在な被覆管と、該被
覆管の下端開口に取り付けられた沈下計と、前記被覆管
内に収納されて軸心方向に移動可能に取り付けられ、前
記計測ロッド納入溝内に収納可能とされた計測ロッドと
を備え、前記アンカー上部に積み重ねられた第1計測ユ
ニットと、を有することを特徴とし、または、上端開口
から内部下方に向かって穿設された計測ロッド納入溝を
有する埋設該当地の地中内に垂下固定されるアンカー
と、筒状をなし長手方向に伸縮自在な被覆管と、該被覆
管の下端開口に取り付けられた沈下計と、前記被覆管内
に収納されて軸心方向に移動可能に取り付けられ、前記
計測ロッド納入溝内に収納可能とされた、前記被覆管略
下半分の長さを有する計測ロッドと、計測ロッドの上端
から延出し被覆管の上端までの被覆管略上半分の長さか
らなる計測ロッドガイド溝を内部に有する計測ロッド溝
杆と備え、前記アンカー上部に積み重ねられた第2計測
ユニットと、筒状をなし長手方向に伸縮自在な被覆管
と、該被覆管の下端開口に取り付けられた沈下計と、前
記被覆管内に収納されて軸心方向に移動可能に取り付け
られ、第2計測ユニットにおける計測ロッドガイド溝杆
の溝内に収納可能とされ、被覆管の長さと略同等の長さ
を有する計測ロッドとを備え、前記第2計測ユニット上
部に積み重ねられた第1計測ユニットと、を有すること
を特徴とし、または、前記構成において第2計測ユニッ
トと第1計測ユニットとの間に第2計測ユニットが継ぎ
足し可能とされたことを特徴とし、または、上端開口か
ら内部下方に向かって穿設された計測ロッド納入溝を有
する埋設該当地の地中内に垂下固定されるアンカーと、
筒状をなし長手方向に伸縮自在な被覆管と、該被覆管の
下端開口に取り付けられた沈下計と、前記被覆管内に収
納されて軸心方向に移動可能に取り付けられ、前記計測
ロッド納入溝内に収納可能とされた、前記被覆管略下半
分の長さを有する計測ロッドと、計測ロッドの上端から
延出し被覆管の上端までの被覆管略上半分の長さからな
る計測ロッドガイド溝を内部に有する計測ロッドガイド
溝杆と備え、前記アンカー上部に積み重ねられた第2計
測ユニットと、筒状をなし長手方向に伸縮自在な被覆管
と、該被覆管の下端開口に取り付けられた沈下計と、前
記被覆管内に収納されて軸心方向に移動可能に取り付け
られ、第2計測ユニットにける計測ロッドガイド溝杆の
溝内に収納可能とされ、被覆管の長さと略同等の長さを
有する計測ロッドとを備え、前記第2計測ユニット上部
に積み重ねられた第1計測ユニットと、前記沈下計によ
り計測された沈下量データを無線通信方式によって送信
する地中に埋設された送信手段と、該送信手段からの送
信データを地上で受信する受信手段と、を有することを
特徴とし、または、前記構成において、無線通信方式は
超低周波電磁波を用いた無線通信方式であることを特徴
とし、または、前記構成において、埋設設置された前記
第1計測ユニットおよび/または第2計測ユニットに
は、水圧の差から沈下量の値を計測する複数の水圧式沈
下計が併設されたことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1において、符号1はアンカーを
示す。該アンカー1は埋立該当地の地中2内の例えば岩
盤等比較的堅固な支持地盤3内に垂下固定される。ま
た、このアンカー1はその外形が略弾丸状とされてお
り、地中に埋設しやすい形状とされている。またその上
端は開口され、かつこの上端開口から内部下方に向かっ
ては円筒状の計測ロッド納入溝4が穿設されている。
【0009】図1及び図2に示す本発明の実施の態様で
は、埋め立てすべき該当地の地層は比較的軟弱な地層
で、A層17、B層18、C層19の3層から構成され
ており、本発明による沈下計測装置により、この各層1
7,18,19の沈下量を計測することになる。ところ
で前記アンカー1は埋め立てすべき該当地に孔を掘削し
て例えば岩盤等比較的堅固な支持地盤3内に垂下固定す
る。
【0010】次いで、このアンカー1の上端に第2計測
ユニット5が継ぎ足され接続される。ここで、この第2
計測ユニット5は被覆管6と沈下計7と計測ロッドガイ
ド溝杆8付き計測ロッド9とを備えて構成されている。
被覆管6は図から理解されるように、通常円筒状をな
し、その外周は蛇腹状となっていて長手方向に伸縮自在
とされている。そして、その材質は一般に硬質樹脂部材
で形成されている。従って、地盤の沈下によりこの被覆
管6も対応して縮むものとなっている。
【0011】さらに、この被覆管6の下端にはその下端
開口に嵌まり合う径を有した沈下計7が取り付けられて
いる。沈下計7の構成については何ら限定されないが、
本実施の態様では、該沈下計7を貫通する計測ロッド9
の移動長さを測定するタイプが用いられている。次に計
測ロッドガイド溝杆8付き計測ロッド9は、図示する様
に、上方側半分の長さが計測ロッドガイド溝杆8とさ
れ、その計測ロッドガイド溝杆8の下端から下方側半分
の長さの計測ロッド9が接続されて構成されている。
【0012】計測ロッドガイド溝杆8にはその内部に計
測ロッド9が進入する計測ロッドガイド溝が設けられて
おり、上方に設置される計測ロッド9のうち、被覆管6
の略半分の長さの計測ロッド9が進入可能とされる。し
かして、この計測ロッドガイド溝杆8付き計測ロッド9
は、被覆管6の下端に取り付けられた沈下計7を貫通
し、被覆管6の軸心方向に移動可能にして取り付けられ
ている。
【0013】尚、本実施の態様では、第2計測ユニット
5がもう1本継ぎ足されている。すなわち、図示するよ
うにアンカー1の上方に第2計測ユニット5が継ぎ足さ
れ(図中でのC層19)、その上にさらに第2計測ユニ
ット5が継ぎ足されている(図中でのB層18)。次
に、符号10は第1計測ユニットを示す。
【0014】該第1計測ユニット10は被覆管6と該被
覆管6の下端開口に取り付けられた沈下計7と被覆管6
の長さと略同等の長さの計測ロッド9とを備えて構成さ
れている。被覆管6の構成は第2計測ユニット5に使用
されているものと同様のものが使用される。またこの被
覆管6の下端開口に取り付けられている沈下計7も第2
計測ユニット5と同様の構成のものが使用されている。
【0015】ここで、第2計測ユニット5との違いは計
測ロッド9であり、この計測ロッド9は上方に計測ロッ
ドガイド溝杆8を有さず、全て棒状の計測ロッド9とし
て構成されている。ここで、第1計測ユニット1は常に
最上層、本実施の態様ではA層17に設置される。次に
符号11はいわゆる水圧式の沈下計であり、水圧の違い
から沈下量を計測するものである。この水圧式沈下計1
1は図から理解されるように、例えばC層19とB層1
8との境目とA層17の表面近傍位置に設置される。
【0016】これら沈下計7及び11と埋立該当地のA
層17表面上に設置されたデータ送信装置12とはケー
ブル13でつながれてあり、図2に示すように、盛土さ
れた後、A層17、B層18、C層19がそれぞれ沈下
する際の沈下量が計測され、それぞれのデータがデータ
送信装置12に送出されるものとなる。また、データ送
信装置12では計測した沈下量データをいわゆる磁気等
を介しての無線通信方式で海面上の専用ブイ14に設け
られたデータ受信装置15に送出する。
【0017】そして、沈下量データを受信したデータ受
信装置15ではケーブル13を介して例えば船上に設け
られたデータ収録装置へ沈下量データを送出する。以上
において、本発明の使用状態を説明する。図1の状態か
ら埋立該当地に所定量の盛土16をして埋め立てると、
図2に示す様に、地盤が沈下する。
【0018】そして、C層19に設置された第2計測ユ
ニット5の計測ロッド9が沈下計7内を降下した長さを
前記沈下計7が計測する。またアンカー1の計測ロッド
納入溝4には沈下計7を通過した計測ロッド9の部分が
収納される。また、B層18での沈下量は、B層18に
設置された第2計測ユニット5の計測ロッド9がC層1
9に設置された計測ロッドガイド溝杆8の溝内に進入し
た長さとなり、その長さがB層18に設置された沈下計
7で計測される。
【0019】さらに、A層17の沈下量はA層17に設
置された第1計測ユニット10の計測ロッド9の降下の
長さをやはり沈下計7で計測することにより行われる。
しかして、それぞれのデータはデータ送信装置12に送
出され、データ送信装置12ではいわゆる超低周波電磁
波を用いた無線通信方式によって海面上のデータ受信装
置15に送出される。
【0020】このように本発明では地中に埋設されてい
るデータ送信装置12から地上に設置されたデータ受信
装置15に対し、超低周波電磁波を用いた無線通信方式
によってデータ送信しているため、作業中にケーブルを
破損するなどの障害が起こらない。しかも、本発明で使
用する超低周波はその波長が約200Kmであり、デー
タ送信装置12から100m程度の近傍距離(通信距
離)では、磁界成分(磁気)が優勢となり、そして磁気
は電波に比べて土中、水中での減衰が少ないため地中通
信に効果的である。
【0021】なお、この際、水圧式沈下計11でのデー
タも計測されて、送出され、より正確な信頼性の高い各
層の地盤沈下計測が行われている。
【0022】
【発明の効果】かくして、本発明は以上の構成からな
る。そして、本発明による地盤沈下の計測であれば、埋
立用船舶の航行や盛土作業車の作業に支障をきたすこと
がなく、計測範囲あるいは計測容量が大幅に制限される
ことのない沈下計測が行え、さらに、計測中に計測ロッ
ドの突出部を損傷することもなく計測トラブルの発生を
生じさせない。
【0023】また、従来に比して層別沈下量の計測値に
ついてきわめて高い信頼性を有する沈下計測が行える等
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使用状態説明図(その1)である。
【図2】本発明の使用状態説明図(その2)である。
【図3】従来例による使用状態説明図である。
【符号の説明】
1 アンカー 2 埋立該当地の地中 3 支持地盤 4 計測ロッド納入溝 5 第2計測ユニット 6 被覆管 7 沈下計 8 計測ロッドガイド溝杆 9 計測ロッド 10 第1計測ユニット 11 水圧式沈下計 12 データ送信装置 13 ケーブル 14 専用ブイ 15 データ受信装置 16 盛土 17 A層 18 B層 19 C層 50 長尺孔 51 計測ロッド 52 計測センサ 53 有線ケーブル 54 計測ロッドの突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 直之 東京都千代田区三番町2番地 飛島建設株 式会社内 Fターム(参考) 2F051 AA06 AB01 2F076 BA12 BB09 BD02 BD11 BD17 BE18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端開口から内部下方に向かって穿設さ
    れた計測ロッド納入溝を有し、埋設該当地の地中内に垂
    下固定されるアンカーと、 筒状をなし長手方向に伸縮自在な被覆管と、該被覆管に
    取り付けられた沈下計と、前記被覆管内に収納されて軸
    心方向に移動可能に取り付けられ、前記計測ロッド納入
    溝内に収納可能とされた計測ロッドとを備え、前記アン
    カー上部に積み重ねられた第1計測ユニットと、 を有することを特徴とする沈下計測装置。
  2. 【請求項2】 上端開口から内部下方に向かって穿設さ
    れた計測ロッド納入溝を有する埋設該当地の地中内に垂
    下固定されるアンカーと、 筒状をなし長手方向に伸縮自在な被覆管と、該被覆管に
    取り付けられた沈下計と、前記被覆管内に収納されて軸
    心方向に移動可能に取り付けられ、前記計測ロッド納入
    溝内に収納可能とされた、前記被覆管略下半分の長さを
    有する計測ロッドと、計測ロッドの上端から延出し被覆
    管の上端までの被覆管略上半分の長さからなる計測ロッ
    ドガイド溝を内部に有する計測ロッドガイド溝杆と備
    え、前記アンカー上部に積み重ねられた第2計測ユニッ
    トと、 筒状をなし長手方向に伸縮自在な被覆管と、該被覆管に
    取り付けられた沈下計と、前記被覆管内に収納されて軸
    心方向に移動可能に取り付けられ、第2計測ユニットに
    おける計測ロッドガイド溝杆の溝内に収納可能とされ、
    被覆管の長さと略同等の長さを有する計測ロッドとを備
    え、前記第2計測ユニット上部に積み重ねられた第1計
    測ユニットと、 を有することを特徴とする沈下計測装置。
  3. 【請求項3】 前記第2計測ユニットと第1計測ユニッ
    トとの間に第2計測ユニットが継ぎ足し可能とされた請
    求項2記載の沈下計測装置。
  4. 【請求項4】 上端開口から内部下方に向かって穿設さ
    れた計測ロッド納入溝を有する埋設該当地の地中内に垂
    下固定されるアンカーと、 筒状をなし長手方向に伸縮自在な被覆管と、該被覆管に
    取り付けられた沈下計と、前記被覆管内に収納されて軸
    心方向に移動可能に取り付けられ、前記計測ロッド納入
    溝内に収納可能とされた、前記被覆管略下半分の長さを
    有する計測ロッドと、計測ロッドの上端から延出し被覆
    管の上端までの被覆管略上半分の長さからなる計測ロッ
    ドガイド溝を内部に有する計測ロッドガイド溝杆と備
    え、前記アンカー上部に積み重ねられた第2計測ユニッ
    トと、 筒状をなし長手方向に伸縮自在な被覆管と、該被覆管に
    取り付けられた沈下計と、前記被覆管内に収納されて軸
    心方向に移動可能に取り付けられ、第2計測ユニットに
    おける計測ロッドガイド溝杆の溝内に収納可能とされ、
    被覆管の長さと略同等の長さを有する計測ロッドとを備
    え、前記第2計測ユニット上部に積み重ねられた第1計
    測ユニットと、 前記沈下計により計測された沈下量データを無線通信方
    式によって送信する地中に埋設された送信手段と、 該送信手段からの送信データを地上で受信する受信手段
    と、 を有することを特徴とする沈下計測装置。
  5. 【請求項5】前記無線通信方式は、超低周波電磁波を用
    いた無線通信方式であることを特徴とする請求項4記載
    の沈下計測装置。
  6. 【請求項6】埋設設置された前記第1計測ユニットおよ
    び/または第2計測ユニットには、水圧の差から沈下量
    の値を計測する複数の水圧式沈下計が併設されたことを
    特徴とする請求項1、請求項2、請求項3,請求項4ま
    たは請求項5記載の沈下計測装置。
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