JP2000088292A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

空気調和機の室外機

Info

Publication number
JP2000088292A
JP2000088292A JP10264302A JP26430298A JP2000088292A JP 2000088292 A JP2000088292 A JP 2000088292A JP 10264302 A JP10264302 A JP 10264302A JP 26430298 A JP26430298 A JP 26430298A JP 2000088292 A JP2000088292 A JP 2000088292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accumulator
blower
compressor
outdoor unit
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10264302A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Endo
剛 遠藤
Keiji Tanaka
慶治 田中
Hideki Okuzono
秀樹 奥園
Masahiro Ito
将弘 伊藤
Takeshi Moriya
武 守屋
Hirohiko Makino
宏彦 牧野
Tetsushi Kishitani
哲志 岸谷
Shigehisa Funahashi
茂久 舟橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10264302A priority Critical patent/JP2000088292A/ja
Publication of JP2000088292A publication Critical patent/JP2000088292A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】筐体の幅寸法、奥行き寸法を小さくしてコンパ
クト化を図り、設置場所の省スペースを図った室外機を
得る。 【解決手段】筐体10内に圧縮機1、アキュムレータ
3、熱交換器6及び空気が熱交換器6を通過するように
配置された送風機5とを有した空気調和機の室外機にお
いて、縦型スクロール圧縮機とされ送風機5の側方に配
置された圧縮機1と、圧縮機1を覆うように設置された
防水カバー2と、送風機5の下部に円筒形状でその中心
軸が水平となるように横置きされたアキュムレータ3と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筐体内に圧縮機、
四方弁、アキュムレータ、熱交換器、送風機、電気部品
箱を有し、室内機と配管接続して蒸気圧縮冷凍サイクル
により冷房運転あるいは暖房運転を行う空気調和機の室
外機に関し、特に横方向に空気を吹出す横吹き形室外機
に好適である。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室外機は、建物の高密度化
による設置スペースを少なくすること、資源、エネルギ
ー問題からの省資材化することの要求が高く、特に設置
工事性に大きく寄与する筐体の幅については、できるだ
けコンパクトにすることが望まれている。
【0003】従来、主に熱交換器と送風機からなる送風
機室と、圧縮機、冷凍サイクル配管、アキュムレータ、
電気部品箱からなる機械室、とを隔てる隔壁である仕切
板をなくし、圧縮機を防水構造にしてスペースを有効に
使って小型化を図ることが知られ、例えば特開平6−2
57796号公報に記載されている。
【0004】また、余剰冷媒を貯留するアキュムレータ
及び気液分離器と、圧縮機を室外機の隅部に設け、無駄
なスペースを有効活用することが、例えば特開平10−
160201号公報に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術である特
開平6−257796号公報に記載のもは、アキュムレ
ータ及び気液分離器に関する記載がなく、冷凍サイクル
内にオゾン層破壊や地球環境保護に対して非共沸混合冷
媒を用いることについては考慮されていない。
【0006】また、特開平10−160201号公報に
記載のものでは、送風機室の下部に配置した機械室に圧
縮機とアキュムレータを並べて配置するため、筐体の厚
さ方向が大きくならざるを得ず、その重量を支える構造
体が必要になり、コンパクト化に充分対応できるとは言
い難い。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、筐体の幅寸法、奥行き寸法を小さくしてコンパク
ト化を図り、設置場所の省スペースを図った室外機を提
供することにある。
【0008】また、本発明の目的は、室外機と室内機を
接続する配管の長さが大きく変化しても、地球温暖化な
どを考慮して、必要以上に冷媒量を増やすことなく室外
機を小型化あるいは部品点数を削減してリサクル性を向
上することにある。
【0009】さらに、本発明の目的は非共沸混合冷媒を
用いた場合でも室外機を小型化することにある。なお、
本発明は少なくとも上記課題のひとつを解決するもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、筐体内に圧縮機、アキュムレータ、熱交
換器及び空気が前記熱交換器を通過するように配置され
た送風機とを有した空気調和機の室外機において、縦型
スクロール圧縮機とされ前記送風機の側方に配置された
前記圧縮機と、前記圧縮機を覆うように設置された防水
カバーと、前記送風機の下部に円筒形状でその中心軸が
水平となるように横置きされた前記アキュムレータとを
備えたものである。
【0011】圧縮機を縦型スクロール圧縮機として送風
機の側方に配置し、防水カバーで覆うので、圧縮機を高
効率にできると共に、機械室と送風機室は隔離されるこ
となく、筐体内の同一空間に収容されてコンパクト化に
有利となる。さらに、円筒形状のアキュムレータを送風
機の下部に横置きし、アキュムレータと圧縮機とは奥行
方向に重ならないので、特に室外機の奥行き寸法を小さ
くすることができる。また、アキュムレータの大きさも
大きくできるので、冷媒として非共沸混合冷媒等を用い
た場合でも充分なアキュムレータ容量を確保できる。
【0012】また、本発明は上記のものにおいて、アキ
ュムレータの側面となる一端側に冷媒の導入管及び流出
管を備えたものである。
【0013】さらに、本発明は上記のものにおいて、ア
キュムレータは、側面に冷媒の導入管及び流出管を備
え、該導入管及び流出管が前記圧縮機側となるように配
置されたものである。
【0014】さらに、本発明は上記のものにおいて、ア
キュムレータは、外径が100〜140mmであること
が望ましい。
【0015】さらに、本発明は、筐体内に圧縮機、アキ
ュムレータ、熱交換器及び空気が前記熱交換器を通過す
るように配置された送風機とを有した空気調和機の室外
機において、その外径が350〜500mmとされた前
記送風機と、縦型スクロール圧縮機とされ前記送風機の
側方に配置された前記圧縮機と、前記送風機の下部に外
径が100〜140mmの円筒形状とされその中心軸が
水平となるように横置きされた前記アキュムレータと、
奥行きの外形寸法が300〜350mmとされた前記筐
体とを備え、冷房定格能力を5〜8kwとされたもので
ある。
【0016】これにより、冷房定格能力を5〜8kw、
筐体の奥行きの外形寸法が300〜350mmでありな
がら、送風機の外径を350〜500mmと大きくし
て、送風機の回転数も小さくできるので低騒音を図るこ
とができる。また、アキュムレータは送風機の下部に外
径が100〜140mmの円筒形状とすることができる
ので、室外機と室内機を接続する配管の長さが大きく変
化しても余剰冷媒を充分貯留することができる。
【0017】さらに、本発明は筐体内に圧縮機、アキュ
ムレータ、熱交換器及び空気が前記熱交換器を通過する
ように配置された送風機とを有した空気調和機の室外機
において、その外径が600〜700mmとされた前記
送風機と、縦型スクロール圧縮機とされ前記送風機の側
方に配置された前記圧縮機と、前記送風機の下部に外径
が100〜140mmの円筒形状とされその中心軸が水
平となるように横置きされた前記アキュムレータと、奥
行きの外形寸法が300〜350mmとされた前記筐体
とを備え、冷房定格能力を9〜16kwとされたもので
ある。
【0018】さらに、本発明は筐体内に圧縮機、アキュ
ムレータ、熱交換器及び空気が前記熱交換器を通過する
ように配置された送風機とを有した空気調和機の室外機
において、前記送風機の側方に縦置きされた前記圧縮機
と、前記送風機の下部に円筒形状でその中心軸が水平と
なるように横置きされた前記アキュムレータと、開口部
の一端は前記アキュムレータの一側面に配置され他端が
前記アキュムレータ内の液面より上部となるように設け
られた導入管と、開口部の一端が前記導入管と同じ前記
アキュムレータの一側面に配置され他端が前記アキュム
レータ内の液面より上部となるように設けられ、一端と
他端との間がV字状に成形された流出管と、前記流出管
のV字状の頂部に設けられた油戻し穴と、前記流出管の
V字状の頂部と前記一端との間で前記アキュムレータ内
の液面より上部となる位置に設けられた均圧孔とを備え
たものである。
【0019】これにより、アキュムレータの一側面に導
入管及び流出管が設けられ、流出管は一端と他端との間
がV字状に成形さているので、高さの低いアキュムレー
タとされ、筐体の高さを小さくできると共に、送風機も
熱交換器の風速分布に最適な位置、例えば中央付近に送
風機の中心を持ってくることができる。
【0020】さらに、本発明は上記のものにおいて、ア
キュムレータは、導入管及び流出管が圧縮機側となるよ
うに配置することが望ましい。
【0021】さらに、本発明は筐体内に圧縮機、アキュ
ムレータ、熱交換器及び空気が前記熱交換器を通過する
ように配置された送風機とを有した空気調和機の室外機
において、その外径が350〜500mmとされた前記
送風機と、縦型スクロール圧縮機とされ前記送風機の側
方に配置された前記圧縮機と、前記送風機の下部に外径
が100〜140mmで横置きされ、その側面に配置さ
れた冷媒の導入管及び流出管が前記圧縮機側となるよう
に配置された前記アキュムレータと、奥行きの外形寸法
が300〜350mmとされた前記筐体とを備えたもの
である。
【0022】これにより、筐体の奥行きの外形寸法が3
00〜350mmでありながら、送風機の外径を350
〜500mmと大きくして、送風機の回転数も小さくで
きるので低騒音を図ることができる。また、アキュムレ
ータは送風機の下部に外径が100〜140mmで横置
きされ、その側面の冷媒の導入管及び流出管が圧縮機側
となるように配置されるので、作業性の点でも有利であ
り、特に室外機の奥行き寸法を小さくすることができ、
冷媒として非共沸混合冷媒等を用いのにも有利である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態によ
る空気調和機の室外機の構造を示す斜視図、図4は同じ
く正面図、図5は、同じく上面図である。1は、縦型ス
クロール圧縮機、2はカバー、3はアキュムレータ、4
は電気部品箱、5は送風機のファン、6は熱交換器を示
し、それぞれ筐体10内に配置される。また、サービス
カバー11は筐体10の一部を開閉するカバーであり、
ここを開けることで、電気品箱4にある端子台への動力
線や伝送線の結線、電気部品や圧縮機1のサービスが可
能になっている。
【0024】室外機の大きさは、さまざまな設置条件に
幅広く対応することが望ましく、具体的にはメートル
法、尺間法のいずれにおいても区切りのよい900mm以
下に横連続設置できる幅寸法が望ましく、サービス性、
配管施工等に配慮すれば850mm以下の幅寸法にするこ
とが、デザイン上だけでなく省スペースの点かも良い。
【0025】上記のものでは、冷房定格能力が60Hz
地区で冷房定格能力を5〜8kw又は9〜16kWの性
能を有する室外機とすることが設置環境のニーズ、例え
ば学校、コンビニ店、郊外店、厨房、機械工場、パチン
コホールなどに対してシリーズ展開する上では望まし
い。
【0026】圧縮機1は円筒形状で、例えば高効率が得
られる縦型スクロール圧縮機とし、その周囲を囲み、覆
うようカバー2がかぶせられている。よって、圧縮機1
の動力線端子部や、圧縮機1内の冷凍機油への冷媒の寝
込みを防止するヒータ部への雨水の侵入を防止できる。
また、電気品箱4においても、サービスカバー11によ
る開口側を除いて箱型形状としているので、電気部品へ
の雨水の飛散を無くすことができる。
【0027】アキュムレータ3は円筒形状のものを横置
きし、ファン5は、冷房定格能力を5〜8kwのとき
は、その外径が350〜500mm、9〜16kWのと
きは外径が600〜700mmのプロペラ形ファン1個
としている。さらに、熱交換器6の手前にファン5を置
き、アキュムレータ3をファン5の下に熱交換器6と平
行になるように横たわるように設置し、その側面かつフ
ァン5の斜め下側に圧縮機1を置く。
【0028】電気品箱は圧縮機1の上部かつファン5の
斜め上に設置する。このような配置とすることで、ファ
ン5の周囲のスペースを有効に利用することができる。
また、圧縮機を防水カバーで覆うように防水構造にした
ので機械室と送風機室を仕切る必要がなく、室外機の幅
寸法を非常に小さく、また筐体全体の剛性も向上するこ
とができる。
【0029】サービスカバー11の正面開口部としては
150〜200mmあれば側面側の開口部とあわせて施
工、サービス性としては十分なので、ファン5の径を勘
案しても筐体幅寸法を850mm以下にすることができ
る。よって、横連続設置の間隔を50mmとったとして
も、尺間法で半間、メートル法で1mの基本的間隔に入
るので、建物の壁面や屋上などに設置した場合でも納ま
りが良く、デザイン上もすっきり美しくすることができ
る。
【0030】さらに、アキュムレータ3を横形にして、
筐体下部に置いたので、従来のように縦形のものを仕切
り板や筐体などの構造体に固定する必要が無くなり、製
品の重心が下がり安定感が増し、剛性の向上と相俟って
低騒音化に有利となる。
【0031】さらに、各要素がファン5の周囲に配置さ
れているので奥行側に重なって設置されることが無いの
で、性能を確保する上で、例えば略直径160mmの圧
縮機と直径100〜140mm(望ましくは略125m
m)のアキュムレータ、厚さが略35mmの熱交換器と
してもそれぞれが重なり、カバーや各部品のクリアラン
ス等を勘案しても室外機の奥行き寸法が350mm以下
とすることができる。
【0032】以上、筐体の幅、奥行とも小さく、据付け
工事、サービス性に優れたコンパクトな空気調和機の室
外機を実現することができ、部品点数を削減してリサク
ル性を向上することもできる。冷媒として非共沸混合冷
媒等を用いた場合でも有効冷媒量を適性にして余剰冷媒
を貯留するだけのアキュムレータ容量を確保できる。ま
た、冷媒として非共沸混合冷媒等を用いた場合でも気液
混合装置等も含めて充分なアキュムレータ容量を確保で
きる。
【0033】図3は、アキュムレータ3の構造を示す断
面図であり、20は容器胴部、21はキャップ、22は
導入管、23は導出管、24は油戻し穴、25は均圧孔
を示している。
【0034】アキュムレータ3の容器は、基本的に横形
円筒形の容器胴部20および両端を塞ぐキャップ21に
よる3ピース構造でとしている。導入管22はストレー
ト(直管)あるいはL字形の配管とし、導出管23は容
器内部側の一端を液層上部に開放し他端は均圧孔25を
設けた出口側に接続し、その間をV字形に成形してV字
下側頂部付近に油戻し穴24を備えている。
【0035】アキュムレータ3は、運転起動時や除霜運
転時などの過渡時の圧縮機への液戻りを防止すること
と、運転時の余剰冷媒を貯溜すること、非共沸混合冷媒
の場合は気液混合装置としての機能が必要とされ、それ
らを勘案して容器内の最高液面より上部に導入管22、
導出管23、均圧孔25の開口部が設けられている。
【0036】これにより、導入管22より容器内に導入
された冷媒は気液分離して、気層は導出管23の開口部
および均圧孔25より導出され、液層は油戻し穴24よ
り少しずつ導出される。
【0037】また、導出管23をV字形にしたので、V
の曲げ角度により容器胴部20の径が小さくても配管直
観部の長さが確保され曲げ加工が容易にできる。さら
に、導入管22と導出管23を一方のキャップ21にす
べて配置したので容器上部に配管スペースを必要とせず
非常に高さの低いアキュムレータにすることができる。
【0038】よって、アキュムレータ3を送風機5の下
部に設置して熱交換器の風速分布に好適な中央付近にフ
ァンの中心を設置することができ、また筐体の高さを低
くすることができる。
【0039】図2は、たの実施の形態による、気調和機
の室外機の構造を示す斜視図、図6は上面図であり、図
1のものと異なる点は熱交換器6の形状を筐体10の背
面3面にかかるコの字形をしていることである。これに
より、熱交換器6の横幅を広げることにより、同一伝熱
面積(熱交換器の有効な面積)の場合、熱交換器の高さ
をより低くすることができ、筐体10を一層コンパクト
にすることができる。
【0040】以上のように、空気調和機の室外機の筐体
幅寸法や奥行寸法をコンパクトにできるので、搬入、据
付け工事性が改善され、設置場所の省スペース化、連続
設置時の納まりが良くなる上、送風機室と機械室を仕切
る仕切り板を設ける必要が無く、部品点数削減による組
立て性向上、省資源、リサイクル性を向上できる。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、圧縮
機を縦型スクロール圧縮機として送風機の側方に配置し
防水カバーで覆うので、機械室と送風機室を仕切って、
隔離する必要がなく、コンパクト化できる。さらに、円
筒形状のアキュムレータを送風機の下部に横置きし、ア
キュムレータと圧縮機とは奥行方向に重ならない配置と
するので、特に室外機の奥行き寸法を小さくすることが
できる。また、冷媒として非共沸混合冷媒等を用いた場
合でも気液混合装置等も含めて充分なアキュムレータ容
量を確保できる。
【0042】また、本発明によれば、冷房定格能力を5
〜8kw、筐体の奥行きの外形寸法が300〜350m
mでありながら、送風機の外径を350〜500mmと
大きくできるので、送風機の回転数も小さくでき、低騒
音を図ることができる。さらに、アキュムレータは送風
機の下部に外径が100〜140mmの円筒形状とすれ
ば、室外機と室内機を接続する配管の長さが大きく変化
しても余剰冷媒を充分貯留することができる。
【0043】さらに、本発明によれば、アキュムレータ
の一側面に導入管及び流出管が設けられ、流出管は一端
と他端との間がV字状に成形さているので、高さの低い
アキュムレータとされ、筐体の高さを小さくできると共
に、送風機も熱交換器の風速分布に最適な位置、例えば
中央付近に送風機の中心を持って行き、高効率化を図っ
た空気調和気の室外機を提供することができる。
【0044】さらに、本発明によれば、筐体の奥行きの
外形寸法が300〜350mmでありながら、送風機の
外径を350〜500mmと大きくできるので低騒音を
図ることができ、アキュムレータは送風機の下部に外径
が100〜140mmで横置きにし、側面の導入管及び
流出管が圧縮機側となるように配置されるので、作業性
の点でも有利で、特に室外機の奥行き寸法を小さくされ
た空気調和気の室外機を提供することができる。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による空気調和機の室外
機の構造を示す斜視図。
【図2】本発明の他の実施の形態による空気調和機の室
外機の構造を示す斜視図。
【図3】本発明の実施の形態によるアキュムレータの構
造を示す断面図。
【図4】図1の一実施の形態による空気調和機の室外機
を示す正面図。
【図5】図1及び図4の一実施の形態による空気調和機
の室外機を示す上面図。
【図6】図2の他の実施の形態による空気調和機の室外
機の構造を示す上面図。
【符号の説明】
1…圧縮機、2…防水カバー、3…アキュムレータ、4
…電気部品箱、5…ファン(送風機)、6…熱交換器、
10…筐体、11…サービスカバー、20…容器胴部、
21…キャップ、22…導入管、23…導出管、24…
油戻し穴、25…均圧孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 慶治 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 奥園 秀樹 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 伊藤 将弘 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 守屋 武 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 牧野 宏彦 静岡県清水市村松390番地 日立清水エン ジニアリング株式会社内 (72)発明者 岸谷 哲志 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 舟橋 茂久 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 3L054 BA06 BB01 BB03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体内に圧縮機、アキュムレータ、熱交換
    器及び空気が前記熱交換器を通過するように配置された
    送風機とを有した空気調和機の室外機において、 縦型スクロール圧縮機とされ前記送風機の側方に配置さ
    れた前記圧縮機と、 前記圧縮機を覆うように設置された防水カバーと、 前記送風機の下部に円筒形状でその中心軸が水平となる
    ように横置きされた前記アキュムレータとを備えたこと
    を特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のものにおいて、前記アキ
    ュムレータの側面となる一端側に冷媒の導入管及び流出
    管を備えたことを特徴とする空気調和機の室外機。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のものにおいて、前記アキ
    ュムレータは、側面に冷媒の導入管及び流出管を備え、
    該導入管及び流出管が前記圧縮機側となるように配置さ
    れたことを特徴とする空気調和機の室外機。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のものにおいて、前記アキ
    ュムレータは、外径が100〜140mmであることを
    特徴とする空気調和機の室外機。
  5. 【請求項5】筐体内に圧縮機、アキュムレータ、熱交換
    器及び空気が前記熱交換器を通過するように配置された
    送風機とを有した空気調和機の室外機において、 その外径が350〜500mmとされた前記送風機と、 縦型スクロール圧縮機とされ前記送風機の側方に配置さ
    れた前記圧縮機と、 前記送風機の下部に外径が100〜140mmの円筒形
    状とされその中心軸が水平となるように横置きされた前
    記アキュムレータと、 奥行きの外形寸法が300〜350mmとされた前記筐
    体とを備え、冷房定格能力を5〜8kwとされたことを
    特徴とする空気調和機の室外機。
  6. 【請求項6】筐体内に圧縮機、アキュムレータ、熱交換
    器及び空気が前記熱交換器を通過するように配置された
    送風機とを有した空気調和機の室外機において、 その外径が600〜700mmとされた前記送風機と、 縦型スクロール圧縮機とされ前記送風機の側方に配置さ
    れた前記圧縮機と、 前記送風機の下部に外径が100〜140mmの円筒形
    状とされその中心軸が水平となるように横置きされた前
    記アキュムレータと、 奥行きの外形寸法が300〜350mmとされた前記筐
    体とを備え、冷房定格能力を9〜16kwとされたこと
    を特徴とする空気調和機の室外機。
  7. 【請求項7】筐体内に圧縮機、アキュムレータ、熱交換
    器及び空気が前記熱交換器を通過するように配置された
    送風機とを有した空気調和機の室外機において、 前記送風機の側方に縦置きされた前記圧縮機と、 前記送風機の下部に円筒形状でその中心軸が水平となる
    ように横置きされた前記アキュムレータと、 開口部の一端は前記アキュムレータの一側面に配置され
    他端が前記アキュムレータ内の液面より上部となるよう
    に設けられた導入管と、 開口部の一端が前記導入管と同じ前記アキュムレータの
    一側面に配置され他端が前記アキュムレータ内の液面よ
    り上部となるように設けられ、一端と他端との間がV字
    状に成形された流出管と、 前記流出管のV字状の頂部に設けられた油戻し穴と、 前記流出管のV字状の頂部と前記一端との間で前記アキ
    ュムレータ内の液面より上部となる位置に設けられた均
    圧孔とを備えたことを特徴とする空気調和機の室外機。
  8. 【請求項8】請求項7に記載のものにおいて、前記アキ
    ュムレータは前記導入管及び流出管が前記圧縮機側とな
    るように配置されたことを特徴とする空気調和機の室外
    機。
  9. 【請求項9】筐体内に圧縮機、アキュムレータ、熱交換
    器及び空気が前記熱交換器を通過するように配置された
    送風機とを有した空気調和機の室外機において、 その外径が350〜500mmとされた前記送風機と、 縦型スクロール圧縮機とされ前記送風機の側方に配置さ
    れた前記圧縮機と、 前記送風機の下部に外径が100〜140mmで横置き
    され、その側面に配置された冷媒の導入管及び流出管が
    前記圧縮機側となるように配置された前記アキュムレー
    タと、 奥行きの外形寸法が300〜350mmとされた前記筐
    体とを備えたことを特徴とする空気調和機の室外機。
JP10264302A 1998-09-18 1998-09-18 空気調和機の室外機 Pending JP2000088292A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10264302A JP2000088292A (ja) 1998-09-18 1998-09-18 空気調和機の室外機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10264302A JP2000088292A (ja) 1998-09-18 1998-09-18 空気調和機の室外機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000088292A true JP2000088292A (ja) 2000-03-31

Family

ID=17401296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10264302A Pending JP2000088292A (ja) 1998-09-18 1998-09-18 空気調和機の室外機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000088292A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010043831A (ja) * 2008-07-14 2010-02-25 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の室外機
JP2015098975A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 株式会社東芝 空気調和機
WO2020095439A1 (ja) * 2018-11-09 2020-05-14 三菱電機株式会社 空気調和装置の室外機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010043831A (ja) * 2008-07-14 2010-02-25 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の室外機
JP2015098975A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 株式会社東芝 空気調和機
WO2020095439A1 (ja) * 2018-11-09 2020-05-14 三菱電機株式会社 空気調和装置の室外機
JPWO2020095439A1 (ja) * 2018-11-09 2021-06-10 三菱電機株式会社 空気調和装置の室外機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN205783491U (zh) 厨房空调器
CN101995057A (zh) 水冷式移动空调
JP2006017374A (ja) マルチ形空気調和装置の切換ユニット
EP1959204B1 (en) Air/water heat exchange apparatus
JP2000088292A (ja) 空気調和機の室外機
KR101233417B1 (ko) 다기능 공기조화기 및 이의 운용방법
JP3772894B2 (ja) ヒートポンプ給湯機
JP4301210B2 (ja) ヒートポンプ給湯装置
JP3193134B2 (ja) 空気調和機
CN216448444U (zh) 冰箱空调一体机
CN104748228A (zh) 一种核安全级单元式壁挂室内空调机
CN211854304U (zh) 一种集成墙体
WO2020168825A1 (zh) 微型空调器
JP2002310458A (ja) 空気調和装置
KR100896805B1 (ko) 항온항습 기능을 갖는 증기식 공기조화기
JPS58117982A (ja) ヒ−トポンプ式暖房機
JP3219429B2 (ja) 冷凍機ユニット
CN219735479U (zh) 潜空一体空调
CN216431990U (zh) 一种空调储能装置
JP2005133971A (ja) 空気調和機
CN219531004U (zh) 双系统空调
CN220041977U (zh) 空调器
CN211084243U (zh) 厨房空调的风道结构
CN211240561U (zh) 一种机柜空调箱
CN207815535U (zh) 空调室外机及具有该空调室外机的空调