JP2000085860A - ボトル容器 - Google Patents

ボトル容器

Info

Publication number
JP2000085860A
JP2000085860A JP10250903A JP25090398A JP2000085860A JP 2000085860 A JP2000085860 A JP 2000085860A JP 10250903 A JP10250903 A JP 10250903A JP 25090398 A JP25090398 A JP 25090398A JP 2000085860 A JP2000085860 A JP 2000085860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottle
container
bottles
vessel
contents
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10250903A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoyuki Arikawa
清之 有川
Minako Kawai
未奈子 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP10250903A priority Critical patent/JP2000085860A/ja
Publication of JP2000085860A publication Critical patent/JP2000085860A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】1つ又は複数のボトルを収容する容器で、ボト
ルの整理保管が容易な上に、簡単な操作でボトルの内容
物の押出しができ、さらに内容物による指や作業台の汚
染を防止するボトル容器を提供する。 【解決手段】可撓性の素材で形成された胴部と先端に開
口を有するボトルと、該ボトルを収容、離脱できるプラ
スチック製の容器からなり、該容器は横壁部の少なくと
も1個所に可動片部を有し、該可動片部をボトルの胴部
に押圧することにより、ボトルの内容物を該開口より押
し出すよう構成されたボトル容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボトルを収容する
容器、特に歯科用途で用いられる液状またはペースト状
の材料を供給するボトル容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】歯科分野において用いられている材料、
とりわけ歯科用接着材料は、通常、複数の材料から構成
され、各々の材料を単独で順番にあるいはそれらを混和
して患部に塗布するシステムとして供給されている。一
般に各々の材料は単独のボトルに充填されており、歯科
医は構成される材料の数に応じて材料をボトルから採取
し使用することになる。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】歯科用接着材料に
は、患部の種類(対象とする接着の被着体)に応じて最
も適した接着を提供するよう、様々な種類の歯科用接着
材が供給されていることから、歯科医はそれらの接着材
を多数所有している場合が多い。これに加えて上述の通
り、これら歯科用接着材料は複数の材料から構成され各
々単独のボトルに充填供給されているため、歯科医が所
有する材料は相当な数に及び、どの材料を組み合わせて
使用するのか混乱を来し、短時間に最適な施術が困難と
なる場合がある。これらの問題を解決する手段として、
関係するボトルをあらかじめ一体化した容器で供給する
製品もあるが、材料の片減り(一方の材料を使い切り、
他方の材料が残る場合)が生じた場合、各々のボトルは
使用者の意図により容易に離脱、入れ替えができないこ
とから、使い切った材料だけを補充することができず、
固定されている全ての材料を新たに同時に購入すること
が必要となる。当然、これらの製品は、一体化するため
の具材が全ての製品にあらかじめ取り付けられているこ
とから、供給者側の製造コストを上げる要因にもなる。
【0004】また、これら材料は、皮膚に炎症を与える
恐れがある成分や、ある程度の粘性を有し一旦付着する
と除去しにくい重合性単量体を含むことが多い。このた
め、ボトルを直接手で扱うと採取時に材料がボトル側面
に流れ出た場合、材料が手指や作業台等を汚す可能性が
指摘されている。したがって本発明の目的は、歯科医が
多数所有する材料のボトルについて、使用目的あるいは
操作ステップごとに組み合わせて使用する材料の各々を
一体化することによって、臨床の場で即座に当該材料を
準備せしめ、できるだけ簡便な操作で衛生的に且つ安価
に材料を供給できるボトル容器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、可撓
性の素材で形成された胴部と先端に開口を有するボトル
と、該ボトルを収容、離脱できるプラスチック製の容器
からなり、該容器は横壁部の少なくとも1個所に可動片
部を有し、該可動片部をボトルの胴部に押圧することに
より、ボトルの内容物を該開口より押し出すよう構成さ
れたボトル容器である。
【0006】以下図面により説明する。図1は、2本の
ボトル1、2とそれらの胴部を収納する容器3から構成
される本発明のボトル容器の1例を示す斜視図である。
ボトルは通常容器の上から収納される構造とするが、場
合によっては、容器の横壁部に収納口を設けて、そこか
ら収納することも可能である。ボトル及び容器ともにプ
ラスチックス製とすることが好ましい。
【0007】ボトルの外壁部と容器の内壁部に凹凸状の
係合部を設けるか、ボトルの底部の径と容器の収納穴の
底部の径が緊密となる関係とするなどの構造により、ボ
トルを収納した場合、その係合によってボトルが容器か
ら容易には離脱できないような構成とすることが好まし
い。なお該係合部は、容器を必要量変形するとボトルと
の係合が外れ、ボトルが容器から容易に離脱できなけれ
ばならない。このようにして、1つのボトルのみの交換
や、新たなボトルの組みとの交換が容易にできる。図1
に示したボトルは、それぞれ形状または色の異なるキャ
ップ4、5を有するが、使用後にキャップを誤ったボト
ルに戻さないために便利である。図2は図1の容器からキ
ャップを外した状態を示す斜視図であり、図3はその使
用時の状態を示す斜視図である。使用に際しては、容器
は水平またはやや下方にかたむけて、ボトルの開口6を
試料板など(図示せず)に向け、容器の横壁部に設けた
可動片部7を指にて押圧すること(矢印線)により、ボ
トルの内容物を押出す。
【0008】ボトルと容器は、それらが収容離脱できる
ために、多少の間隙を有するが、ボトルの内容物がボト
ルの外壁に垂れた場合、該間隙は内容物を受ける空間と
しても働くため、内容物が指に直接付着することを防ぐ
効果を有し、非常に有効である。容器の横壁部に設けら
れた可動片部7は、図に示すように壁部に切り目を入れ
たベロー状のものや、部分的に容器壁面の厚みを薄くし
て、変形しやすい構造とすることもできる。図4は、2
本のボトルを1つのキャップ8で閉塞した状態を示す斜
視図である。1つのキャップを使用すれば、キャップの
開閉の操作が1度でできることと、誤ったボトルへのキ
ャップ装着が防げる利点がある。本発明は、主に歯科用
材料のボトル容器として説明したが、該用途に限定され
ず、各種用途のボトル容器に使用されることは当然であ
る。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、1つ又は複数のボトル
を収容する容器で、ボトルの整理保管が容易な上に、簡
単な操作でボトルの内容物の押出しができ、さらに内容
物による指や作業台の汚染を防止する優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボトル容器の1例を示す斜視図。
【図2】図1のボトル容器からキャップを外した状態を
示す斜視図。
【図3】図2のボトル容器の使用状態を示す斜視図。
【図4】1つのキャップで全ボトルを閉塞したボトル容
器の例を示す斜視図。
【符号の説明】
PaA 2:ボトル 3:容器 SaA 5:ボトルのキャップ 6:ボトルの開口 7:可動片部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性の素材で形成された胴部と先端に
    開口を有するボトルと、該ボトルを収容、離脱できるプ
    ラスチック製の容器からなり、該容器は横壁部の少なく
    とも1個所に可動片部を有し、該可動片部をボトルの胴
    部に押圧することにより、ボトルの内容物を該開口より
    押し出すよう構成されたボトル容器。
  2. 【請求項2】 請求項1のボトル容器において、円形又
    は略矩形の断面形状の胴部を有する2本のボトルが並列
    の位置で容器に収容され、該容器の横壁部に2本のボト
    ルの胴部を各々押圧できる可動片部を設けたボトル容
    器。
  3. 【請求項3】 複数のボトルに対して、各ボトルの開口
    を一つのキャップにより開塞する着脱可能なキャップを
    装着した請求項1または請求項2のボトル容器。
JP10250903A 1998-09-04 1998-09-04 ボトル容器 Pending JP2000085860A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10250903A JP2000085860A (ja) 1998-09-04 1998-09-04 ボトル容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10250903A JP2000085860A (ja) 1998-09-04 1998-09-04 ボトル容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000085860A true JP2000085860A (ja) 2000-03-28

Family

ID=17214752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10250903A Pending JP2000085860A (ja) 1998-09-04 1998-09-04 ボトル容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000085860A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6929474B2 (en) 2002-09-24 2005-08-16 Ivoclar Vivadeat, Ag Support apparatus for supporting components of dental material
EP2420452A1 (en) 2010-08-21 2012-02-22 GC Corporation Dispensing container
EP2808004A2 (en) 2013-05-29 2014-12-03 GC Corporation Container cover and dripping container
KR20220112830A (ko) 2020-02-26 2022-08-11 가부시키가이샤 지씨 적하 용기용 커버

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6929474B2 (en) 2002-09-24 2005-08-16 Ivoclar Vivadeat, Ag Support apparatus for supporting components of dental material
DE10244424B4 (de) * 2002-09-24 2008-07-31 Ivoclar Vivadent Ag Auftragvorrichtung
EP2420452A1 (en) 2010-08-21 2012-02-22 GC Corporation Dispensing container
US8690025B2 (en) 2010-08-21 2014-04-08 Gc Corporation Dispensing container
EP2808004A2 (en) 2013-05-29 2014-12-03 GC Corporation Container cover and dripping container
KR20220112830A (ko) 2020-02-26 2022-08-11 가부시키가이샤 지씨 적하 용기용 커버

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5697918A (en) Systems for storing and dispensing dental compositions
EP0770021B1 (en) Single patient dose medicament dispenser with applicator
JP4279670B2 (ja) 接着性組織シーラントを分配するキット
US6372313B1 (en) Package assembly with applicator and container for adhesive materials
US5649648A (en) Package for free-flowing products
US5106297A (en) Dental bonding liquid and sealant tray
JP4819297B2 (ja) 多成分組成物のためのパッケージおよび分配アクチュエータ
EP0949936B1 (en) Mixing device
CA2589401C (en) Package and dispensing system
US6540072B1 (en) Syringe set rack system and related methods
US6939329B1 (en) Apparatus for holding and operating one or more syringes
JP2004521719A (ja) 密封可能で扱い易い事前充填型使い捨てピペット
US4901847A (en) Ligature dispenser
JP2000085860A (ja) ボトル容器
US20060228159A1 (en) Applicator and material dispensing system
US3862886A (en) Sterile plate component package for culture growing apparatus
KR102479300B1 (ko) 일회 용량 재료 및 어플리케이터 패키지
KR200227219Y1 (ko) 일회용 화장품 용기
JPH08282717A (ja) 高粘度被収容体用容器
JPH0546467Y2 (ja)
GB2462578A (en) Device with finger clip for holding dental material
NZ216435A (en) Package for medical stopcock
JP2002300955A (ja) チューブ容器とそのスタンド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070515