JP2000083988A - 温熱治療用アプリケータ - Google Patents

温熱治療用アプリケータ

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JP2000083988A
JP2000083988A JP10255555A JP25555598A JP2000083988A JP 2000083988 A JP2000083988 A JP 2000083988A JP 10255555 A JP10255555 A JP 10255555A JP 25555598 A JP25555598 A JP 25555598A JP 2000083988 A JP2000083988 A JP 2000083988A
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cooling water
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applicator
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JP10255555A
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Takefumi Uesugi
武文 上杉
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】挿入部の外径を抑制したまま、中央通路の径を
拡大でき、また、水路断面積を拡大して冷却効果を向上
し得る温熱治療用アプリケータの提供を目的としてい
る。 【構成】本発明は、体内に挿入される挿入部2の先端部
に加温治療用高周波電極14とそれを囲むようにバルー
ン15が設けられている温熱治療用アプリケータにおい
て、前記挿入部は、その軸心部に中央通路5が形成され
るとともに中央通路の周囲に複数の同形状の小通路6a
〜6fが等間隔に形成されたマルチルーメン構造を成
し、前記小通路のうち、少なくとも2本がバルーンの内
部に冷却水を供給するための冷却水給水路12a,12
bとして使用されるとともに、他の少なくとも2本がバ
ルーンから冷却水を排水するための冷却水排水路13
a,13bとして使用されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者の体腔内の腫
瘍発生部位等を加温治療する温熱治療用アプリケータに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、患者の体腔内の腫瘍発生部位等
を加温治療する装置としては、特開平8―173553
号公報に開示されるような治療装置が知られている。こ
の公報に開示された治療装置は、体腔内に挿入されるア
プリケータを備えている。アプリケータは、患者の体内
に挿入される挿入部と、この挿入部の基端部に連結され
た手元部とを有している。挿入部は可撓性を有するマル
チルーメン構造のシャフト部からなる。シャフト部の軸
心部には中央ルーメン(中央通路)である例えば小線源
挿入孔が配置され、この中央通路の周囲に、 冷却水給
水路、冷却水排水路、温度センサ挿入路、電極ケーブル
挿入路として使用される各ルーメンが配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開平8―
173553号公報に開示されるアプリケータのシャフ
ト部には、冷却水給水路と冷却水排水路とがそれぞれ1
つずつしか設けられていない。したがって、冷却効果が
十分に得られない場合がある。
【0004】また、この公報に開示されたシャフト部の
ルーメン構造(各ルーメンの配置構成)では、シャフト
部の外径を抑制したまま中央通路の径を拡大することが
困難であり、水路断面積の拡大もまた困難である。
【0005】本発明は前記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、挿入部の外径を抑制
したまま、中央通路の径を拡大でき、また、水路断面積
を拡大して冷却効果を向上し得る温熱治療用アプリケー
タを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、体内に挿入される挿入部の先端部に加温
治療用高周波電極とそれを囲むようにバルーンが設けら
れている温熱治療用アプリケータにおいて、前記挿入部
は、その軸心部に中央通路が形成されるとともに中央通
路の周囲に複数の同形状の小通路が等間隔に形成された
マルチルーメン構造を成し、前記小通路のうち、少なく
とも2本がバルーンの内部に冷却水を供給するための冷
却水給水路として使用されるとともに、他の少なくとも
2本がバルーンから冷却水を排水するための冷却水排水
路として使用されることを特徴とする。
【0007】上記構成によれば、挿入部にランダムに通
路が形成されたマルチルーメン構造に比べて挿入部の断
面積を有効に利用できるため、挿入部の外径を抑制した
まま中央通路の径を拡大できるとともに小通路を用いて
水路断面積を拡大することができる。すなわち、冷却水
給水路と冷却水排水路とをそれぞれ2本以上設けて冷却
水の量を十分に確保し、冷却効果を向上させることがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について説明する。図1および図2は本発明
の第1の実施形態を示している。図1は温熱治療用アプ
リケータの要部の概略構成を示している。図示のよう
に、アプリケータは、患者の体内に挿入される挿入部2
(図1の(a)参照)と、この挿入部2の基端部に連結
された手元部3(図1の(b)参照)とを備えている。
挿入部2は、例えばシリコンやポリウレタン等によって
形成された可撓性を有するシャフト部4からなる。
【0009】図2に示されるように、シャフト部4は、
その軸心部に大径の中央通路5が形成されるとともに中
央通路5の周囲に複数の小通路(その内径が中央通路の
内径よりも小さい通路)6a〜6fが等間隔に形成され
たマルチルーメン構造を成している。なお、本実施形態
では、小通路6a〜6fの断面形状および内径が全て同
一(同形状)に設定されている。また、各小通路6a〜
6fは、電極ケーブル挿入路10、温度センサ挿入路1
1、冷却水給水路12a,12b、冷却水排水路13
a,13bとしてそれぞれ使用される。すなわち、シャ
フト部4は、2本の冷却水給水路12a,12bと、2
本の冷却水排水路13a,13bとを有している。
【0010】図1の(a)(b)に示されるように、中
央通路5は、シャフト部4の両端に開口部7,8を有し
ている。手元開口部8には、中央通路5内に挿通される
カテーテルや内視鏡等の導入口となる固定部材9が設け
られている。また、シャフト部4の先端側外周面には、
コイル状の加温治療用高周波電極14が巻き付けられて
いるとともに、この高周波電極14を外側から取り囲む
状態で膨張可能なバルーン15が取り付けられている。
なお、加温治療用高周波電極14は、本実施形態ではシ
ャフト部4に巻き付けられるコイル状のものであるが、
これに限定されるものではなく、例えばメッシュ状や板
状のものであっても良い。
【0011】バルーン15は円筒状の弾性体シートによ
って形成されている。弾性体シートの前端部は、高周波
電極14の前方位置で、シャフト部4の外周面に固定さ
れている。また、弾性体シートの後端部は、高周波電極
14の後方位置で、シャフト部4の外周面に固定されて
いる。
【0012】また、シャフト部4の先端部外周面には、
電極ケーブル挿入路10の先端開口部16、温度センサ
挿入路11の先端開口部17、冷却水給水路12a,1
2bの先端開口部18a,18b、冷却水排水路13
a,13bの先端開口部19a,19bがそれぞれ形成
されている。この場合、冷却水給水路12a,12bお
よび冷却水排水路13a,13bを通じてバルーン15
内部に冷却水を循環し得る(バルーン15に対する冷却
水の給水および排水を行なえる)ように、冷却水給水路
12a,12bの先端開口部18a,18bと冷却水排
水路13a,13bの先端開口部19a,19bはバル
ーン15の内部に配置されている。また、バルーン15
の内側に位置する高周波電極14に電極ケーブル20を
介して高周波電流を通電し得るように、電極ケーブル挿
入路10の先端開口部16もバルーン15の内部に配置
されている。
【0013】電極ケーブル挿入路10の内部には電極ケ
ーブル20が配設されている。この電極ケーブル20の
先端部は、電極ケーブル挿入路10の先端開口部16か
らバルーン15の内部に取り出され、加温治療用高周波
電極14に接続されている。
【0014】温度センサ挿入路11の先端開口部17
は、バルーン15の外部に配置されている。温度センサ
挿入路11の内部には温度センサケーブル21が配設さ
れている。温度センサケーブル21の先端部には温度セ
ンサ22が接続されている。温度センサ22は、バルー
ン15の手前で温度センサ挿入路11の先端開口部17
からシャフト部4の外部に取り出され、バルーン15の
表面に取り付けられている。なお、温度センサ22は、
例えば、熱電対、白金素子温度センサ、光ファイバ温度
センサ、サーミスタ等からなる。
【0015】手元部3には、シャフト部4の外周面に、
冷却水給水路12a,12bの手元開口部23a,23
bと冷却水排水路13a,13bの手元開口部25a,
25bとが形成されている。手元開口部23a,23b
を内包する位置には、冷却水給水チューブ24の先端部
が取り付けられている。手元開口部25a,25bを内
包する位置には、冷却水排水チューブ26の先端部が取
り付けられている。
【0016】次に、上記構成の温熱治療用アプリケータ
の作用について説明する。まず、アプリケータを図示し
ない温熱治療装置に接続する。この時、給水チューブ2
4の冷却水給水コネクタ27および排水チューブ26の
冷却水排水コネクタ28を温熱治療装置本体の給水機構
部および排水機構部にそれぞれ連結するとともに、温度
センサケーブル21の温度センサコネクタ29および電
極ケーブル20の電極ケーブルコネクタ30を温熱治療
装置本体の温度センサコネクタ接続部および電極コネク
タ接続部にそれぞれ接続する。
【0017】次に、給水・排水通路系の空気抜きを行な
う。その後、バルーン15内の冷却水を吸引してバルー
ン15を収縮させた状態で、アプリケータの挿入部2を
患者の体腔内に挿入する。この場合、中央通路5内に内
視鏡31を挿通するとともに内視鏡31の先端部32を
中央通路5の先端開口部7から突出させて、内視鏡観察
下により挿入部2を体腔内に挿入する。その後、高周波
電極14が位置する挿入部2の先端部(処置部)を患部
に対向位置させたら、バルーン15内に冷却水を再度循
環させ、バルーン15を膨らませる。これによって、バ
ルーン15の表面が体腔内周面に密着し、アプリケータ
の先端部が体腔内に固定される。なお、図3は、アプリ
ケータを患者の口から気管や肺の近傍の気管支に挿入し
て固定した状態を示している。
【0018】このようにしてアプリケータの挿入部2を
患者の体腔内の目的の被治療部位に挿入して固定した
ら、被治療部位の加温治療を行なう。加温治療の方法は
各医師のプロトコルに従うが、中央通路5に小線源カテ
ーテルを挿入して加温治療と放射線治療とを同時に行な
うことも可能である。
【0019】以上説明したように、 本実施形態の温熱
治療用アプリケータのシャフト部4は、その軸心部に大
径の中央通路5が形成されるとともに中央通路5の周囲
に複数の小通路6a〜6fが等間隔に形成されたマルチ
ルーメン構造を成している。したがって、シャフト部4
にランダムに通路が形成されたマルチルーメン構造に比
べてシャフト部4の断面積を有効に利用できるため、シ
ャフト部4( 挿入部2)の外径を抑制したまま中央通
路5の径を拡大できるとともに小通路6a〜6fを用い
て水路断面積を拡大することができる。実際に、本実施
形態では、6本ある(本実施形態のマルチルーメン構造
であれば、6本の小通路を形成することは容易である)
小通路6a〜6fのうちの4本を冷却水路として使用し
て水路断面積の拡大を図っている。すなわち、本実施形
態のシャフト部4は、冷却水給水路と冷却水排水路とを
それぞれ2本ずつ有している。そのため、冷却水の量が
十分に確保され、従来に比べて冷却効果が向上する。ま
た、同じ冷却効果を有する従来と比べると、シャフト部
4の外径を細くすることが可能もしくは中央通路5の内
径を大きくすることが可能である。
【0020】また、このように、中央通路5の周囲に複
数の小通路6a〜6fを等間隔に形成するルーメン構造
は製作が容易であり、安価なアプリケータを提供するこ
とができる。また、チューブが座屈しにくいという効果
もある。
【0021】なお、本実施形態の場合、中央通路5は、
内視鏡31の挿入路として使用される他、小線源カテー
テルの挿入路、ガイドワイヤの挿入路、通風孔等として
も使用できる。また、本実施形態において、シャフト部
4は、シリコンあるいはポリウレタン等によって形成さ
れているが、ポリウレタン等のように摩擦の低い材料に
よって形成する方が、中央通路5の内周面の潤滑性が向
上するため、内視鏡等を中央通路5に挿入する際、挿入
性が高まるという効果がある。
【0022】図4は本発明の第2の実施形態を示してい
る。図示のように、本実施形態に係るアプリケータのシ
ャフト部4Aは、中央通路5の周囲に同形状の小通路6
a〜6fが等間隔に形成されている。これらの小通路6
a〜6fはそれぞれ、冷却水給水路12a,12b、
冷却水排水路13a,13b、電極ケーブル挿入路1
0、温度センサケーブル挿入路11として使用されてい
る。冷却水給水路12a,12bと冷却水排水路13
a,13bとが離間して配置(具体的には、冷却水給水
路12a,12bと冷却水排水路13a,13bとが対
向して配置)されている点および電極ケーブル挿入路1
0と温度センサケーブル挿入路11とが離間して配置
(対向して配置)されている点が第1の実施形態と異な
る。なお、それ以外の構成は第1の実施形態と同一であ
る。
【0023】このような構成でも第1の実施形態と同様
の作用効果を得ることができる。また、冷却水給水路1
2a,12bと冷却水排水路13a,13bとが隣接し
た位置に配置されないため、冷却水給水路12a,12
bの冷却水が冷却水排水路13a,13bの排水によっ
て暖められることがない。また、電極ケーブル20と温
度センサケーブル21とが隣接した位置に配置されない
ため、電極ケーブル20により発生するノイズが温度セ
ンサケーブル21に影響する可能性を少なくできる。
【0024】図5は本発明の第3の実施形態を示してい
る。本実施形態に係るアプリケータのシャフト部4B
は、中央通路5の周囲に10本の同形状の小通路6a〜
6jが等間隔に形成されている。これらの小通路6a〜
6jはそれぞれ、冷却水給水路12a〜12d、冷却水
排水路13a〜13d、電極ケーブル挿入路10、温度
センサケーブル挿入路11として使用されている。本実
施形態の特徴は、第2の実施形態に比べてより多くの小
通路が形成されている点である。なお、それ以外の構成
は第2の実施形態と同様である。すなわち、冷却水給水
路12a〜12dと冷却水排水路13a〜13dとが離
間して配置(対向して配置)されるとともに、電極ケー
ブル挿入路10と温度センサケーブル挿入路11とが離
間して配置(対向して配置)されている。
【0025】このような構成でも第2の実施形態と同様
の作用効果を得ることができる。また、第2の実施形態
に比べて小通路の本数が増加する(小通路の径を小さく
して本数を増やす)ため、冷却効果を高めて中央通路5
の内径をより大きくすることが可能となる。あるいは、
中央通路5の内径が同じであれば、シャフト部4Bの外
径をより小さくすることができる。
【0026】図6は本発明の第4の実施形態を示してい
る。本実施形態に係るアプリケータのシャフト部4C
は、中央通路5の周囲に12本の同形状の小通路6a〜
6lが等間隔に形成されている。これらの小通路6a〜
6lはそれぞれ、冷却水給水路12a〜12e、冷却水
排水路13a〜13e、電極ケーブル挿入路10、温度
センサケーブル挿入路11として使用されている。本実
施形態の特徴は、第3の実施形態に比べてより多くの小
通路が形成されている点である。なお、それ以外の構成
は第3の実施形態と同様である。すなわち、冷却水給水
路12a〜12eと冷却水排水路13a〜13eとが離
間して配置(対向して配置)されるとともに、電極ケー
ブル挿入路10と温度センサケーブル挿入路11とが離
間して配置(対向して配置)されている。
【0027】このように、本実施形態では、第3の実施
形態に比較してさらに小通路の本数を増加したため、冷
却効果を高めて中央通路5の内径をさらに拡大すること
が可能となる。あるいは、中央通路5の内径が同じであ
れば、シャフト部4Cの外径をさらに小さくすることが
できる。
【0028】図7は本発明の第5の実施形態を示してい
る。本実施形態に係るアプリケータのシャフト部4D
は、中央通路5の周囲に12本の同形状の小通路6a〜
6lが等間隔に形成されている。これらの小通路6a〜
6lはそれぞれ、冷却水給水路12a〜12c、冷却水
排水路13a〜13c、電極ケーブル挿入路10、温度
センサケーブル挿入路11として使用されている。ま
た、各通路10,11,12a〜12c,13a〜13
cの間に使用されない通路33a〜33dが配置されて
いる。なお、使用されない通路33a〜33dは挿入部
2および手元部3に開口部を有していない。
【0029】このように、本実施形態によれば、第4の
実施形態と同様の作用効果が得られるとともに、第4の
実施形態と比較して冷却水路の本数が減ることにより冷
却能力が劣る欠点はあるものの、製作上あるいは使用中
において万一、一対の小ルーメンの間の壁が貫通した場
合でも、電極ケーブルあるいは温度センサケーブルが冷
却水によって浸漬されることがなく、安全性が向上す
る。
【0030】なお、以上説明してきた技術内容によれ
ば、以下に示すような各種の構成が得られる。 1.体内に挿入される挿入部の先端部に加温治療用高周
波電極とそれを囲むようにバルーンが設けられている温
熱治療用アプリケータにおいて、前記挿入部に中央通路
を形成するとともに、その周囲に複数の同形状通路(小
通路)を均等な間隔で配置したことを特徴とする温熱治
療用アプリケータ。 2.冷却水給水路と冷却水排水路が各2本以上の通路か
らなっていることを特徴とする第1項に記載の温熱治療
用アプリケータ。 3.冷却水給水路と冷却水排水路とは、 挿入部中心軸
に対して略対向させて配置されることを特徴とする第1
項または第2項に記載の温熱治療用アプリケータ。
【0031】4.温度センサ挿入路と電極ケーブル挿入
路とが挿入部中心軸に対して略対向させて配置されるこ
とを特徴とする第1項ないし第3項のいずれか1項に記
載の温熱治療用アプリケータ。 5.中央通路の径はその周囲の複数の通路の径よりも大
であることを特徴とする第1項ないし第4項のいずれか
1項に記載の温熱治療用アプリケータ。 6.中央通路の形状は略円形であることを特徴とする第
1項ないし第5項のいずれか1項に記載の温熱治療用ア
プリケータ。
【0032】7.周囲に配置された通路は略円形である
ことを特徴とする第1項ないし第6項のいずれか1項に
記載の温熱治療用アプリケータ。 8.冷却水給水路または冷却水排水路と、温度センサ挿
入路または電極ケーブル挿入路とは隣接しないよう前記
小通路に配置したことを特徴とする第1 項ないし第7項
のいずれか1 項に記載の温熱治療用アプリケータ。 9.冷却水給水路または冷却水排水路と、温度センサ挿
入路または電極ケーブル挿入路との間に、使用しない前
記小通路を配置したことを特徴とする第1 項ないし第7
項のいずれか1 項に記載の温熱治療用アプリケータ。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の温熱治療
用アプリケータによれば、挿入部の外径を抑制したま
ま、中央通路の径を拡大でき、また、水路断面積を拡大
して冷却効果を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施形態に係る温熱治
療用アプリケータの挿入部を概略的に示した側面図、
(b)は(a)のアプリケータの手元部を概略的に示し
た側面図である。
【図2】図1のアプリケータの挿入部の断面図である。
【図3】図1のアプリケータの使用形態の一例を示す図
である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る温熱治療用アプ
リケータの挿入部の断面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る温熱治療用アプ
リケータの挿入部の断面図である。
【図6】本発明の第4の実施形態に係る温熱治療用アプ
リケータの挿入部の断面図である。
【図7】本発明の第5の実施形態に係る温熱治療用アプ
リケータの挿入部の断面図である。
【符号の説明】
2…挿入部 4…シャフト部 5…中央通路 6a〜6l…小通路 12a〜12e…冷却水給水路 13a〜13e…冷却水排水路 14…加温治療用高周波電極 15…バルーン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体内に挿入される挿入部の先端部に加温
    治療用高周波電極とそれを囲むようにバルーンが設けら
    れている温熱治療用アプリケータにおいて、 前記挿入部は、その軸心部に中央通路が形成されるとと
    もに中央通路の周囲に複数の同形状の小通路が等間隔に
    形成されたマルチルーメン構造を成し、 前記小通路のうち、少なくとも2本がバルーンの内部に
    冷却水を供給するための冷却水給水路として使用される
    とともに、他の少なくとも2本がバルーンから冷却水を
    排水するための冷却水排水路として使用されることを特
    徴とする温熱治療用アプリケータ。
JP10255555A 1998-09-09 1998-09-09 温熱治療用アプリケータ Withdrawn JP2000083988A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111248995A (zh) * 2019-12-31 2020-06-09 韦伯斯特生物官能(以色列)有限公司 在不可逆电穿孔(ire)电极上使用冲洗以防止电弧放电
CN114576855A (zh) * 2022-03-08 2022-06-03 上海理工大学 太阳能即热式热泵热水器

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