JP2000083515A - いか釣針用擬餌体 - Google Patents

いか釣針用擬餌体

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JP2000083515A
JP2000083515A JP10291290A JP29129098A JP2000083515A JP 2000083515 A JP2000083515 A JP 2000083515A JP 10291290 A JP10291290 A JP 10291290A JP 29129098 A JP29129098 A JP 29129098A JP 2000083515 A JP2000083515 A JP 2000083515A
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Sen Asari
潜 浅利
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課 題】旧来、技術におけるいか釣針の擬餌体は、そ
の形状を主として紡錘体形状とするものであり、且つそ
の材料は合成樹脂材を用いるものが主流で、これに加え
海中にあって漁獲量を高めようとして、擬餌体の外周面
に凹凸形状を設けたり、且つまた擬餌体が目立つように
その擬餌体内に反射体を混入したり、色彩については合
成樹脂材の選択に工夫を加えたりしていたもので、この
ため擬餌体の理想形態である紡錘体形状を崩す課題があ
る。 【解決手段】合成樹脂材と着色表現顔料とから成り且つ
透明または半透明であると共に表面内側または表面近く
に線状、球状、花火状等の微細な気泡によってヒビ割れ
感摸様を備えた擬餌本体Aにおいて、該擬餌本体に白色
形態表現顔料Bを均一に混入した手段によっていか釣針
用擬餌体としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はいか釣針における
擬餌体に関する。
【0002】
【従来の技術】旧来技術におけるいか釣針の擬餌体は、
その形状を主として紡錘体形状とするものであり、且つ
その材料は合成樹脂材とし、これに加え海中にあって集
魚効果を得んとして、擬餌体の外周面に凹凸形状を設け
たり、且つ又擬餌体が目立つように、その擬餌体内に反
射体を混入したり、色彩については合成樹脂材の選択に
工夫を加えたりしていたものである。
【0003】その代表的な先行技術文献として実公平1
−27657号公報(以下代表的な先行技術と略称す
る。)を挙げることができる。その技術手段の要旨は、
擬餌体の下側に傘状釣針を備えたいか釣針において、上
記擬餌体を硬質合成樹脂材で成形すると共に、表面内側
又は表面近くに線状、球状、花火状等の微細な気泡によ
って、ヒビ割れ感摸様を設けたいか釣針がしめされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記先行技術に
ついてまずいか釣針における擬餌体の主流をなす形状
は、紡錘体形状とするものであり、又これが理想のいか
釣針の擬餌体の形状といえるものであるが、海中にあっ
て集魚効果を得んとして、擬餌体の外周面を凹凸状にす
る手段は、いか釣針の理想形である紡錘形状を壊す課題
(以下第一課題と略称する。)である。
【0005】且つ、擬餌体内に反射体を混入するものに
あっては、その反射体は目立つものの紡錘体形状に近づ
ける技術手段でなく、部分的にしか目立たず全体とし
て、紡錘体形状をみせる手段としては、ほど遠い課題
(以下第二課題と略称する。)もあるものである。
【0006】且つ、また代表的な先行技術は擬餌体の下
側に傘状釣針を備えたいか釣針において、上記擬餌体を
硬質合成樹脂材で成形すると共に、線状、球状、花火状
等の微細な気泡によって、ヒビ割れ感摸様を設けたいか
釣針であるが、微細な気泡によってヒビ割れ感摸様とす
るが擬餌体の外周面に凹凸観は小さく、従って擬餌体の
理想形である紡錘体形状をさほど崩すものではない、し
かし図9にしめすように表面内側または表面近くに、全
面均一に線状、球状、花火状等の微細な気泡が入りにく
く、どうしても一部平面部分が生じ材質が合成樹脂材
の、透明または半透明である場合は、その平面部分が光
を透過してしまい、外観上形状が見失なわれて非紡錘体
形状となり第一課題とはまた異なった、透明または半透
明の色彩から生じる紡錘体形状を崩す課題(以下第三課
題と略称する。)が生じるものである。
【0007】しかも、擬餌体が透明または半透明の場合
は、たとえ表面内側または表面近くに線状、球状、花火
状等の微細な気泡によるヒビ割れ感摸様があるとして
も、その透明性によって微細な気泡によるヒビ割れ感摸
様に鮮明しない課題(以下第四課題と略称する。)もあ
る。
【0008】加えて、擬餌体全体の色彩について小魚感
で、しかも青物魚(いわし、さば等)にみせる工夫点も
ない課題(以下従課題と略称する。)があった。
【0009】
【発明が解決するための手段】さて、上記先行技術の課
題を解決するため、本発明が講じた手段はまず旧来技術
が主流として用いていた、合成樹脂材と着色表現顔料か
ら成るいか釣針の擬餌体に白色形態表現顔料を用いるこ
とによって、第一乃至四課題を一度に解決けんとするも
のである。
【0010】詳しくは、第一課題である擬餌体の外周面
に凹凸を設けず従って理想形である紡錘体形状を崩すこ
となく、また第二課題である反射体で部分的には目立つ
としても、理想形である紡錘体形状観を助ける技術でも
ないものを利用せず全体が紡錘体形状観を呈するように
問題点を解決し、加えて代表的な先行技術の第三課題で
ある擬餌体の外周面に、大きな凹凸状にすることなく微
細な気泡によるヒビ割れ感摸様で、紡錘体形状を崩すま
での表現はないがこれとて外周面全体に均一に設けるこ
とがむずかしく、従って透明性によって完全な紡錘体形
状が表現できない点を白色形態表現顔料を用いることに
よって解決し、更に青物小魚観を呈するよう着色表現顔
料に青色の着色表現顔料を選択して従課題も解決し理想
に近いいか釣針の擬餌体を得ようとするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明における実施の形態を、図
面と共に説明するにまず図1乃至4が本願発明請求項1
の発明における実施の形態をしめすものでもっと基本的
原理的発明である。具体的には合成樹脂材と着色表現顔
料とから成る、透明または半透明の擬餌本体(A)にお
いて、該擬餌本体に白色形態表現顔料(B)を均一に混
入して成る、いか釣針用擬餌体であって、より具体的に
は合成樹脂材99、99重量%、着色表現顔料0、00
999重量%〜0、008重量%、白色形態表現顔料
(B)0、00001重量%〜0、002重量%の配合
範囲内において、白色形態表現顔料(B)の比率を高め
に配合したときには、着色表現顔料の比率は当然に低め
の配合となし、白色形態表現顔料(B)の比率を低めに
配合したときには、着色表現顔料の比率を高めにとっ
て、常に全体配合の百分率が100%になるように、配
合を選択して使用するものである。
【0012】実際の製造の一例をしめせば、擬餌体20
0本取りを一セットとして、8本取りの射出成型機で製
造するものであり、従って25回の成形加工することに
なる。合成樹脂材は1170gを用意し、これに着色表
現顔料を100mg混入し加えて、白色形態表現顔料
(B)は0、1mg〜20mgの範囲で、更に先の合成
樹脂材と着色表現顔料とに加えるのである。
【0013】これら配合例は、製品化する前のもので実
際には、バリと称して射出成型時にロスが生じその量は
約270gである。従って実質的には200本の擬餌体
のみに要した、合成樹脂材は900g、着色表現顔料は
100mg、並びに白色形態表現顔料(B)は選択によ
って0、1mg〜20mgである。その白色形態表現顔
料(B)のみ変量するが、白色形態表現顔料(B)が
0、1mg以下では、合成樹脂材900gと着色表現顔
料100mgとから成る擬餌本体(A)に対し形態表現
に意味がなく、また20mg以上では擬餌体全体を暗色
化して透明または半透明が非透明化するもので利用でき
ない。
【0014】これを、擬餌体一体の重量で表わせば約合
成樹脂材分は4、5g、着色表現顔料は0、5mg、白
色形態表現顔料(B)は選択により、0、0005mg
〜0、1mgとなる。これは小型の擬餌体である。当然
大型の擬餌体の場合配合例は増量することになる。
【0015】これら、合成樹脂材は主にポリカーボネー
ト(熱可塑性プラスチック)を用いるが、透明または半
透明になる合成樹脂材であれば、どの様な合成樹脂材で
もよく、例えば透明化するものであれば、熱硬化性樹脂
であってもよい。
【0016】また、着色表現顔料は希望によって、赤色
顔料、黄色顔料、青色顔料、緑色顔料またはこれらの混
合顔料を選択して使用する。且つまたレーキ顔料でもよ
く、加えて染料でも顔料と同質のものは、その利用も可
能である。
【0017】更に、白色形態表現顔料(B)は鉛白、亜
錘、チタン白など白色顔料となるものの中から自由に選
択し、且つ白色顔料であるかる着色表現顔料の特性をそ
こなうこともない。
【0018】上記、請求項1の発明における擬餌体につ
いていか釣針として用いる実施例を図面図1乃至4をも
って説明すれば、合成樹脂材と着色表現顔料とからなる
透明または半透明の擬餌本体(A)において、該擬餌本
体に白色形態表現顔料(B)を均一に混入して擬餌体を
構成しその擬餌体の中心部に通孔3と、その下部に挿入
孔4を貫通開穿し、該挿入孔内に弾性体5を添着すると
共に、支承筒本体6の上部を嵌挿し、且つ通孔3と挿入
孔4並びに弾性体5の、各中心部を介して連結杆2を挿
通せしめ、該連結杆の係止鉤16に上部止環12を係止
すると共に、その連結杆の下部の釣針付き芯杆連結部1
7に釣針付き芯杆9の連結杆引掛鉤部15を折曲自在に
連結杆し、且つ支承筒本体6の下部に受部a1を設け、
該受部を傘状釣針8の上端の受入部a2に嵌合して、い
か抱き付き折曲防止装置を構成していか釣針をしめすも
のであり、その支承筒本体6は上部支承筒c1と下部支
承筒c2とで構成し、該上部支承筒には下部に雄型嵌入
部b1を突設し下部支承筒c2には雌受入部b2を設
け、それら雌受入部と雄型嵌入部とを嵌合して一本の棒
とするものである。またこれら雄型嵌入部b1と雌受入
部b2の位置は、上記嵌合と逆の関係としてもよく、更
には初めから一本の筒状棒体としてもよいものである。
且つまた支承筒本体の下部に受部a1を設けることなく
直接傘状釣針8の頂面に接するようにしてもよい。
【0019】連結杆2の形成は、針金U字状に折曲した
下部に釣針付き芯杆連結部17を形成すると共に、上端
には両端を内側に丸く曲げ鉤状に折りかえて係止鉤16
を形成する。
【0020】釣針付き芯杆9の構成の一つは、その釣針
付きの中央に芯軸7を固定して連結杆引掛鉤部15を設
け、下部には下部止環受部10を作り、この下部係止環
受部に座金11を介して下部止環13を係合する。それ
ら釣針付き芯杆の外周には一段二段もしくは三段方式
に、傘状釣針8を座金11を介して串挿する。その傘状
釣針は適宜数の針体を置き並べて固定リング 14で形
成する。
【0021】弾性体5についても合成樹脂製筒体、ゴム
筒体、弾撥発条を用い常に支承筒本体6を下方に押し下
げるように作用させてある。
【0022】また、傘状釣針8は二段また三段状に傘状
釣針8を重ねて用いる場合もあり、その二段または三段
重ねで傘状釣針8を用いるときは、中間に補助座金1を
用いてもよい。
【0023】次に、本発明請求項2の発明の実施形態を
図5乃至8をもって説明するに、合成樹脂材と着色表現
顔料とからなり、且つ透明または半透明であると共に、
表面内側または表面近くに線状、球状、花火状等の微細
な気泡19によってヒビ割れ感摸様20を備えた擬餌本
体(A)において、該擬餌本体に白色形態表現顔料
(B)を均一に混入して成るいか釣針用擬餌体である。
より具体的には合成樹脂材99、99重量%、着色表現
顔料0、00999重量%、白色形態表現顔料(B)
0、00001〜0、002重量%の配合範囲におい
て、白色形態表現顔料(B)の比率を高めに配合したと
きは、着色表現顔料の比率は低めの配合となし、白色形
態表現顔料(B)の比率を低めに配合したときには、着
色表現顔料の比率を高めにとって常に全体配合の百分率
が100%になるように、配合を選択して使用するもの
である。
【0024】また、請求項2の発明についての実際の製
造等は、前記、請求項1の発明に説明した段落番号00
12〜0022と同じものである。
【0025】加えて、本発明請求項3の発明の実施形態
を説明するに、ポリカーボネート99、99重量%、着
色表現顔料0、008重量%〜0、00999重量%、
白色形態表現顔料(B)0、00001重量%〜0、0
02重量%、配合範囲内において、白色形態表現顔料
(B)の比率を高めに配合したときは、着色表現顔料の
比率を低くして配合し、白色形態表現顔料(B)の比率
を低めに配合したときは、着色表現顔料の比率を高めに
とって、常に全体配合の百分率が100%になるよう
に、選択して成る請求項1乃至2記載のいか釣針用擬餌
体である。これは合成樹脂材にポリカーボネートを用い
ることによって、擬餌本体(A)が透明または半透明の
実施の形態であることを明瞭にし、加えて着色表現顔料
と白色形態表現顔料(B)の使用する量を百分率によっ
て明確し、従って擬餌本体(A)が透明または半透明を
害することない実施の形態をしめしていると共に、白色
形態表現顔料(B)によって擬餌体表面全体が銀面の実
施の形態となることをもしめしている。
【0026】更に、本発明請求項4の発明の実施形態を
説明するに、ポリカーボネート99、99重量%、青色
着色表現顔料0、008重量%、〜0、00999重量
%、白色形態表現顔料(B)0、00001重量%〜
0、002重量%、配合範囲内において白色形態表現顔
料(B)の比率を高めに配合したときには、青色着色表
現顔料を低くして配合し、白色形態表現顔料(B)の比
率を低めに配合したときには青色着色表現顔料の比率を
高めにとって、常に全体配合の百分率が100%に成る
ように、選択して成る請求項1乃至2記載のいか釣針用
擬餌体で、請求項3の発明の実施形態に加えて擬餌体全
体に、青色観が生じ青物小魚観の実施の形態となる。
【0027】
【発明の効果】本発明における請求項1の発明は、合成
樹脂材と着色表現顔料とから成る透明または半透明の擬
餌本体において、該擬餌本体に白色形態表現顔料を均一
に混入して成るいか釣針であるから、擬餌体が透明また
は半透明であっても、その擬餌体内に白色形態表現顔料
が全体に均一に分布しているので、全体が銀面となり形
状が浮きあがって明確化し、また白色形態表現顔料それ
自身粒子状体であるから、透明または半透明の性能を損
なうことなく透明または半透明の良さはそれとして発揮
し全体の形状は浮き出され、その存在感を明確に与え漁
獲高を高める効果を有するいか釣針用擬餌体である。
【0028】次に、本発明における請求項2の発明は、
合成樹脂材と着色表現顔料とからなり、且つ透明または
半透明であると共に、表面内側または表面近くに線状、
球状、花火状等の微細な気泡によってヒビ割れ感摸様を
備えた擬餌本体において、該擬餌本体に白色形態表現顔
料を均一に混入して成るいか釣針用擬餌体であるので、
請求項1の発明の効果に加えて、表面内側または表面近
くの線状、球状、花火状等の微細な気泡によるヒビ割れ
感摸様が擬餌体全面に対し不均一な状態で存在し、一部
透明または不透明の部分が生じても、白色形態表現顔料
の存在により擬餌体の紡錘体形状を崩すことなく明確に
しており、しかも線状、球状、花火状等の微細な気泡に
よるヒビ割れ感摸様も銀面化して海中にあって、その存
在観を更に向上させる効果も具有するものである。
【0029】加えて、本発明における請求項3の発明
は、ポリカーボネート99、99重量%、着色表現顔料
0、008重量%〜0、00999重量%、白色形態表
現顔料0、00001重量%〜0、002重量%、配合
範囲内において白色形態表現顔料の比率を高めに配合し
たときには、着色表現顔料を低くして配合し、白色形態
表現顔料の比率を低めに配合したときには、着色表現顔
料を高めにとって、常に全体配合の百分率が100%に
なるように選択して成る請求項1乃至2記載のいか釣針
用擬餌体で請求項1乃至2の発明の効果に加えて配合を
明確にしており、よりよきいか釣針用擬餌体を完成化し
た効果を有する発明である。
【0030】更に、本発明における請求項4の発明は、
ポリカーボネート99、99重量%、青色着色表現顔料
0、008重量%〜0、00999重量%、白色形態表
現顔料0、00001重量%〜0、002重量%、配合
範囲内において白色形態表現顔料の比率を高めに配合し
たときは、青色着色表現顔料の比率を低くして配合し、
白色形態表現顔料の比率を低めに配合したときは、青色
着色表現顔料の比率を高めにとって、常に全体配合の百
分率が100%に成るように選択して成る、請求項1乃
至2記載のいか釣針用擬餌体であり、請求項1乃至2の
発明と請求項3の発明の効果に加えて、着色表現顔料に
青色着色表現顔料を用いたので表面全体が青色の銀面と
なり、青物小魚(いわし、さば等)観を更に加わり、自
然に近いものとなっていかの漁獲量を高める効果を特に
有するいか釣針用擬餌体の発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における請求項1の発明に関する実施
例でいか釣針の正面図。
【図2】 図1の縦断正面図。
【図3】 図1の縦断正面分解図。
【図4】 図1のいか釣針がガイドローラに接する状態
を示す正面図。
【図5】 本発明における請求項2の発明に関する実施
例でいか釣針の正面図。
【図6】 図5の縦断正面図。
【図7】 図5の縦断正面分解図。
【図8】 図5のいか釣針がガイドローラに接する状態
を示す正面図。
【図9】 旧来技術に関するいか釣針の正面図。
【符号の説明】
A :擬餌本体 B :白色形態表現顔料 1 :補強座金 2 :連結杆 3 :通孔 4 :挿入孔 5 :弾性体 6 :支承筒本体 7 :芯軸 8 :傘状釣針 9 :釣針付き芯杆 10:下部止環受部 11:座金 12:上部止環 13:下部止環 14:固定リング 15:連結杆引掛鉤部 16:係止鉤 17:釣針付き芯杆連結部 18:ガイドローラ 19:微細な気泡 20:ヒビ割れ感摸様 21:透明部 a1:受部 a2:受入部 b1:雄型嵌入部 b2:雌受入部 c1:上部支承筒 c2:下部支承筒
【手続補正書】
【提出日】平成10年10月23日(1998.10.
23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】追加
【補正内容】
【0017】更に、白色形態顔料(B)は鉛白、亜錘、
チタン白など白色顔料となるものの中から自由に選択
し、且つ白色顔料であるか着色表現顔料の特性をそこ
なうこともない。又、これと同等の作用するものである
ときは周知の金属製粉粒物であってもよい。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年10月27日(1998.10.
27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【発明が解決するための手段】さて、上記先行技術の課
題を解決するため、本発明が講じた手段はまず旧来技術
が主流として用いていた、合成樹脂材と着色表現顔料か
ら成るいか釣針の擬餌体に形態表現顔料を用いることに
よって、第一乃至四課題を一度に解決んとするもので
ある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【発明の実施の形態】本発明における実施の形態を、図
面と共に説明するにまず図1乃至4が本願発明請求項1
の発明における実施の形態をしめすものでもっと基本的
原理的発明である。具体的には合成樹脂材と着色表現顔
料とから成る。透明または半透明の擬餌本体(A)にお
いて、該擬餌本体に形態表現顔料を均一に混入して成
る。いか釣針用擬餌体であって、より具体的には合成樹
脂材99、99重量%、着色表現顔料0,00999重
量%〜0,008重量%、白色形態表現顔料(B)0、
00001重量%の配合範囲内において、白色形態表現
顔料(B)の比率を高めに配合したときには、着色表現
顔料の比率は当然に低めの配合となし、白色形態表現顔
料(B)の比率を低めに配合したときには、着色表現顔
料の比率を高めにとって、常に全体配合の百分率が10
0%になるように、配合を選択して使用するものであ
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【発明の効果】本発明における請求項1の発明は、合成
樹脂材と着色表現顔料とから成る透明または半透明の擬
餌本体において、該擬餌本体に形態表現顔料を均一に混
入して成るいか釣針であるから、擬餌体が透明または半
透明であっても、その擬餌体内に形態表現顔料が全体に
均一に分布しているので、全体の形状が浮きあがって明
確化し、また形態表現顔料それ自身粒子状体であるか
ら、透明または半透明の性能を損なうことなく透明また
は半透明の良さはそれとして発揮し全体の形状は浮き出
され、その存在感を明確に与え漁獲高を高める効果を有
するいか釣針用擬餌体である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂材と着色表現顔料とから成る透明
    又は半透明の擬餌本体(A)において、該擬餌本体に白
    色形態表現顔料(B)を均一に混入して成るいか釣針用
    擬餌体。
  2. 【請求項2】合成樹脂材と着色表現顔料とから成り、且
    つ透明又は半透明であると共に、表面内側又は表面近く
    に線状、球状、花火状等の微細な気泡19によってヒビ
    割れ感摸様20を備えた擬餌本体(A)において、該擬
    餌本体に白色形態表現顔料(B)を均一に混入して成る
    いか釣針用擬餌体。
  3. 【請求項3】 ポリカーボネート 99、99重量% 着色表現顔料 0、008重量%〜0、00999重量% 白色形態表現顔料(B) 0、00001重量%〜0、002重量% 配合範囲内において、白色形態表現顔料(B)の比率を
    高めに配合したときは、着色表現顔料の比率を低くして
    配合し、白色形態表現顔料(B)の比率を低めに配合し
    たときは、着色表現顔料の比率を高めにとって、常に全
    体配合の百分率が100%になるように、選択して成る
    請求項1乃至2記載のいか釣針用擬餌体。
  4. 【請求項4】 ポリカーボネート 99、99重量% 青色着色表現顔料 0、008重量%〜0、00999重量% 白色形態表現顔料(B)0、00001重量%〜0、002重量% 配合範囲内において、白色形態表現顔料(B)の比率を
    高めに配合したときには、青色着色表現顔料の比率を低
    くして配合し、白色形態表現顔料(B)の比率を低めに
    配合したときには、青色着色表現顔料の比率を高めにと
    って、常に全体配合の百分率が100%に成るように選
    択してなる請求項1乃至2記載のいか釣針用擬餌体。
JP10291290A 1998-09-07 1998-09-07 いか釣針用擬餌体 Pending JP2000083515A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002247933A (ja) * 2000-12-20 2002-09-03 Asari Kenkyusho:Kk イカ釣針用擬餌体
HRP20060035B1 (en) * 2006-01-26 2010-04-30 Urličić Marko Angling artificial bait changing colour in water

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