JP2000083191A - ディジタル画像編集装置 - Google Patents

ディジタル画像編集装置

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JP2000083191A
JP2000083191A JP10251406A JP25140698A JP2000083191A JP 2000083191 A JP2000083191 A JP 2000083191A JP 10251406 A JP10251406 A JP 10251406A JP 25140698 A JP25140698 A JP 25140698A JP 2000083191 A JP2000083191 A JP 2000083191A
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Waza Soga
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Nobumitsu Chiyomatsu
伸光 千代松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源がONされてから僅かな時間で外部記録媒
体に記録された画像を表示することができ、簡単な操作
で画像の編集や保存を行なうことができるでディジタル
画像編集装置を提供する。 【解決手段】テレビ4を接続可能な接続部と、所定の画
像データが記録されたメモリカード2を接続可能な接続
部とを有し、所定の画像編集ソフトウェアが格納された
ディジタル画像編集装置であって、テレビ4の接続が検
出された状態でメモリカード2の接続が検出されたとき
に、外部からの指令を受けることなしにメモリカード2
に記録された画像データをテレビ4に表示して画像編集
ソフトウェアによる画像の編集を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル画像編集
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、パーソナルコンピュータなど
のコンピュータに画像入力装置としての電子カメラや、
大容量記憶装置としての光磁気ディスクを接続し、電子
カメラで撮像して得られる画像データをパーソナルコン
ピュータの表示装置に表示させて加工、編集した後、光
磁気ディスクに保存したり、光磁気ディスクに記憶した
画像データをファイルとして管理することができるディ
ジタル画像編集システムが知られている。
【0003】特開平5−101118号公報は、このよ
うなディジタル画像編集システムにおいて、画像デー
タ、音声データ、テキストデータをパーソナルコンピュ
ータにより単独でまたは同時にファイル管理することが
できるマルチメディア・ファイリング・システムを開示
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のディジタル画像編集システムは、パーソナルコ
ンピュータなどのコンピュータを用いることを前提とし
ており、装置の電源がONされてから外部記録媒体に記
録された画像が表示されるまでに少なからぬ時間を要す
るとともに、システムのもつ機能を十分に利用するため
にはコンピュータの操作に習熟していることが必要であ
った。
【0005】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、電源がONさ
れてから僅かな時間で外部記録媒体に記録された画像を
表示することができ、簡単な操作で画像の編集や保存を
行なうことができるディジタル画像編集装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明は、テレビ装置を接続可能な第1の接
続部と、所定の画像データが記録された外部記録媒体を
接続可能な第2の接続部とを有し、所定の画像編集ソフ
トウェアが格納されたディジタル画像編集装置であっ
て、前記テレビ装置が前記ディジタル画像編集装置の第
1の接続部に接続されたことを検出する第1の検出手段
と、前記外部記録媒体が前記ディジタル画像編集装置の
第2の接続部に接続されたことを検出する第2の検出手
段と、前記第1の検出手段により前記テレビ装置の接続
が検出された状態で前記第2の検出手段により前記外部
記録媒体の接続が検出されたときに、外部からの指令を
受けることなしに前記外部記録媒体に記録された画像デ
ータを前記テレビ装置に表示して前記画像編集ソフトウ
ェアによる画像の編集を可能とする制御手段とを具備す
る。
【0007】また、第2の発明は、第1の発明におい
て、前記外部記録媒体に記録された画像のうち表示すべ
き画像を選択したり、表示された画像の編集に関する指
示を遠隔的に与えるためのリモコン装置をさらに具備す
る。
【0008】また、第3の発明は、第2の発明におい
て、前記ディジタル画像編集装置は大容量記憶装置が接
続可能な第3の接続部をさらに有し、前記リモコン装置
の指令のもとに、前記外部記録媒体に記録された画像デ
ータを前記大容量記憶装置に転送したり、前記大容量記
憶装置に記憶されている画像データを前記外部記録媒体
に転送あるいは前記テレビ装置の画面に表示する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。図1は、本発明のディジタル
画像編集装置を適用したディジタル画像編集システムの
構成を示す図である。本編集システムの基本構成とし
て、ディジタル画像編集装置7にディジタルカメラ1ま
たはスマートメディアやコンパクトフラッシュカードな
どの記録媒体(以下ではメモリカードと呼ぶ)2と、テ
レビ4とが接続される。なお、ここではディジタルカメ
ラ1に内蔵されているメモリも記録媒体に含めるものと
する。この構成によって、ディジタルカメラ1で撮影し
た画像あるいはメモリカード2に記録した画像をディジ
タル画像編集装置7の制御のもとに短時間(ここでは5
秒前後)で自動的にテレビ4の画面に表示することがで
きる。この場合、表示する画像の指定や画像の編集はリ
モコン3を操作することにより行なわれる。
【0010】上記した基本構成にさらにSCSIなどの
インタフェースを介して電子アルバム装置5をディジタ
ル画像編集装置7に接続した構成も可能である。電子ア
ルバム装置5の記録媒体としてはMO、PD、ZIPデ
ィスクなどを用いることができる。この構成によって、
ディジタルカメラ1で撮影した画像やメモリカード2に
記録した画像をテレビ4の画面に表示させた後、リモコ
ン3を操作して電子アルバム装置5に一括あるいは分割
してフォルダの形態で保存することができる。逆に、電
子アルバム装置5に保存した画像をディジタルカメラ1
やメモリカード2に記録することができる。また、リモ
コン3の操作により電子アルバム装置5に保存した画像
をテレビ4の画面に表示させて画像の指定や画像の編集
を行なうことができる。また、また、電子アルバム装置
5が複数台接続されている場合には電子アルバム装置5
から他の電子アルバム装置に画像を転送して保存するこ
とができる。さらに、電子アルバム装置5に保存した画
像をパーソナルコンピュータに転送して表示させること
も可能である。
【0011】上記した基本構成、あるいは、上記した基
本構成に電子アルバム装置5を加えた構成、に加えてさ
らにシリアル、SCSI、あるいはパラレルインタフェ
ースを介してプリンタ6をディジタル画像編集装置7に
接続した構成も可能である。この構成によって、ディジ
タルカメラ1、メモリカード2、あるいは電子アルバム
装置5に記録した画像を適宜読み出してテレビ4に表示
させ、リモコン3からの指令によりこの画像をプリンタ
6により印刷することができる。
【0012】図2(A)、(B)は上記したディジタル
画像編集装置7の外観斜視図であり、(A)は前面を示
し、(B)は背面のようすを示している。図2(A)に
示すように、ディジタル画像編集装置7の前面には、デ
ィジタルカメラ1を接続するための接続コネクタ10、
リモコン3からの赤外線を受光するリモコン受光口1
1、メモリカード2が挿入されたことを認識する認識ラ
ンプ12、メモリカード2を取り出すためのイジェクト
ボタン13、メモリカード2用のドライブ14、電源ラ
ンプ15、電源スイッチ16が設けられている。
【0013】また、図2(B)に示すように、ディジタ
ル画像編集装置7の背面には、テレビ4を接続するため
のビデオ出力端子20、SCSIインタフェースを識別
するためのID1(21−1)、ID2(21−2)、
電子アルバム装置5を接続するためのMOドライブ接続
部22、プリンタ6を接続するためのプリンタ接続用コ
ネクタ23、外部電源を装置内部に供給するためのDC
端子24が設けられている。
【0014】図3は上記したディジタル画像編集装置7
の内部構成を示す機能ブロック図である。CPU34に
は、リモコン受光口11が接続された赤外線リモコン受
信部30と、接続コネクタ(シリアルコネクタ)10が
接続されたシリアルドライバ31と、プリンタ接続用コ
ネクタ23が接続されたシリアルドライバ32と、DC
端子24が接続された電源供給ユニット33とが接続さ
れている。
【0015】さらにCPU34には、バス41を介して
画像編集用のソフトウェアが格納されたROM35と、
画像データを一時的に蓄えるためのRAM37と、画像
データをJPEG方式で伸長するためのJPEG伸長I
C36と、MOドライブ接続部(SCSI端子)22が
接続されたSCSIコントローラ39と、ビデオ出力端
子20が接続されたビデオコントローラ40と、メモリ
カードインタフェース38とが接続されている。電源ス
イッチ16がONされると電源供給ユニット33により
CPU34に電源が供給される。また、電源スイッチ1
6がOFFされた場合にはソフトウェアにより電源の供
給を停止するタイミングが判断されてCPU34により
電源供給の停止を許可する信号が電源供給ユニット33
に送られる。
【0016】図4はメモリカード2または電子アルバム
装置5に挿入されたMOディスク5−1に記録された画
像データが読み出されてテレビ4の画面に表示されるま
での過程を示す図である。メモリカード2に記録された
画像データは物理ページデータ51としてメモリカード
ポート50(メモリカードインタフェース38)を介し
てCPU34に取り込まれる。この物理ページデータに
対してECCを計算することによるエラー修正等が行な
われマッピングにより論理セクタデータに変換(52)
される。この論理セクタデータは圧縮されてJPEG伸
長IC36に送られて伸長処理54が施された後、再び
CPU34に取り込まれてJPEGの画像処理単位であ
るMCU(ミニマムコーディングユニット)に分割され
る(55)。このMCU単位の画像データはRAM37
に一時的に保管される。次にMCU単位の画像データに
おける輝度と色信号をYUV表示系からテレビ表示可能
なRGB表示系に変換するとともに、表示画面の縮小や
回転処理を施して描画データが生成される(56)。こ
の描画データはビデオコントローラ(VDP)40のV
RAMに取り込まれ(57)、ビデオ出力端子20から
出力されてテレビ4の画面に表示される。
【0017】以上はメモリカード2の画像データを表示
する場合について述べたが、MOディスク5−1に記憶
された画像データを読み出して表示する場合は、電子ア
ルバム装置5内でエラー修正等が行われた後、SPC
(SCSIプロトコルコントローラ)53(SCSIコ
ントローラ39)を介してCPU34に取り込まれて論
理セクタデータへの変換が行なわれる。以降の処理はメ
モリカード2の場合と全く同様の処理となる。
【0018】また、メモリカード2やMOディスク5−
1に画像データを記録する処理はブロック60内で行わ
れるが、このときの処理の流れは読み出すときの処理と
全く逆になる。
【0019】図5は上記したリモコン3に設けられた各
種のボタンを示す図である。参照符号70−1〜70−
4で示すボタンはカーソルの移動やメニューの選択など
に用いられる。参照符号71で示すボタンは表示する画
像やメニューの確定などを行なうためのOKボタンであ
る。参照符号72は一つ前の画面に戻るために用いられ
る。また、動作をいったん取りやめるためにも用いられ
る。参照符号73−1,73−2で示すボタンは表示し
ている画像のコマ送りや、メモリカード/ディジタルカ
メラ/MOディスクドライブ間の画面の切り換えを行な
うときに用いられる。また、参照符号74−1、74−
2で示すボタンは画像の1枚表示とインデックス表示用
として用いられる。すなわち、74−1は1枚表示のと
きには表示した画像を縮小して16分割に表示したり、
拡大した画像を元の大きさに戻す。インデックス表示の
ときにはカットした画像を挿入するのに用いられる。ま
た、74−2は1枚表示のときには表示した画像を拡大
したり、縮小した画像を元の大きさに戻すために用いら
れる。インデックス表示の場合には移動、コピー、削除
する画像を選択(カット)するのに用いられる。参照符
号75で示すボタンはメニューボタンであり、メニュー
の表示を行なうために用いられる。参照符号76で示す
ボタンは表示した画像を時計回りに90度単位で回転さ
せるために用いるものである。
【0020】図6は上記したリモコン3をテレビ操作用
のリモコン80の裏面に両面テープなどにより貼り合わ
せた状態を示す図である。リモコン3は単独で操作する
こともできるが、図6に示すようにテレビ操作用のリモ
コン80の裏面に両面テープなどで貼り合わせることに
より一体化してもよい。このようにすることにより比較
的小型のリモコン3をユーザが紛失してしまうのを防止
することができる。
【0021】次に、以上のような構成のディジタル画像
編集システムにおける画像編集装置7の動作をより詳細
に説明する。電源SW16がオン操作されてCPU34
に電源が供給されると、CPU34は、ROM35に記
憶された図7(A)に示すような画像編集用ソフトウェ
アに従った動作を開始する。
【0022】即ち、まず、図7(B)に示すようにテレ
ビ4の画面の左下にディジタルカメラ(デジカメ)1の
アイコン201、メモリカード2のアイコン202、M
Oディスク5−1のアイコン203を、タグ形式で表示
する(ステップS1)。そして、接続されている機器,
媒体を検出する(ステップS2)。
【0023】ここで、デジタルカメラ1が接続されてい
た場合には(ステップS3)、デジタルカメラ処理を行
い(ステップS4)、メモリカード2が挿入されていた
場合には(ステップS5)、メモリカード処理を行う
(ステップS6)。また、MOディスク5−1が電子ア
ルバム装置5としてのMOドライブに挿入されていた場
合には(ステップS7)、MO処理を行う(ステップS
8)。そして、これらデジタルカメラ処理,メモリカー
ド処理,MO処理終了後は、上記ステップS2に戻るこ
とで、媒体の交換に対処することができるようになって
いる。
【0024】上記ステップS4でのデジタルカメラ処理
及びステップS6でのメモリカード処理は、図8に示す
ようにして行われる。即ち、まず、デジタルカメラ1又
はメモリカード2内の画像データを取得してRAM37
に格納する(ステップS11)。そして、取得した画像
データにサムネイル情報が含まれているかどうか判別し
(ステップS12)、含まれていれば、そのサムネイル
情報によって図9(A)又は(B)に示すようなインデ
ックス表示を行う(ステップS13)。
【0025】このとき、テレビ4の画面上においては、
上記アイコン201〜203が下方から上方に向けて移
動しはじめ、それにつれて縮小画像が行毎に表示されて
いく。また、現在の表示画像がどの媒体に記憶されてい
るものかを示すために、対応するアイコンが識別表示さ
れる。例えば、デジタルカメラ1のアイコン201にお
いては、レンズカバーが開いた状態の絵柄に変化し(図
9(A))、メモリカード2のアイコン202では、媒
体が傾いた状態の絵柄に変化する(図9(B))。その
他、色や濃度を変えることで識別表示できる。
【0026】なお、このインデックス表示においては、
所定位置(図9(A)では左端位置)に、当該機器又は
媒体に収録されている画像の枚数と1枚目の画像の日付
とが表紙203として表示される。よって、インデック
ス表示においては、19枚の縮小画像が表示される。1
9枚以上の画像が収録されている場合には、リモコン3
の移動ボタン70−1〜70−4の操作によりカーソル
(赤枠で示される)204を画面下端の位置の画像位置
まで移動させた後、更に下移動ボタン70−4を操作す
ることで、次の5枚の縮小画像を表示できるようになっ
ている。このとき、表紙203はそのままに、1枚目か
ら5枚目までの縮小画像の表示が消去されて、6枚目乃
至19枚目の縮小画像がそれぞれ5枚分移動される。
【0027】また、上記のようにアイコンが上方に移動
するとき、上記ステップS2でのチェックにおいて接続
又は挿入されていない機器,媒体のアイコンは元の左下
の位置に残される。従って、もしMOドライブが接続さ
れていない(MOディスク5−1が挿入されていない)
ならば、図9(C)に示すように、デジタルカメラ1の
アイコン201とメモリカード2のアイコン202のみ
が上方に移動する。
【0028】さらに、全ての機器,媒体が接続又は挿入
されている場合には、前述したように、全てのアイコン
200〜202が左上位置まで移動されるものである
が、インデックス表示されるのは所定の或いはユーザが
選択したアイコンに対応する機器,媒体に保存されてい
る画像であり、その他の機器,媒体の画像は、そのアク
ティブなインデックス表示された画像の後側に隠れるの
で見えない(実際には、機器,媒体の選択に応じて切換
え表示される)。また、媒体の交換等によって画像内容
が更新されたときには、その媒体の画像に対応する縮小
画像がアクティブなインデックス表示として切換え表示
されることになる。
【0029】一方、上記ステップS12において、サム
ネイル情報が含まれていないと判断した場合には、取得
した各画像データより縮小画像を作成して(ステップS
14)、インデックス表示を行う(ステップS15)。
【0030】その後、カーソル204がインデックス表
示中の表紙203の位置にあるかどうかを判別する(ス
テップS16)。そして、表紙位置にカーソル204が
有れば、詳細は後述するようなリモコン操作処理1を行
った後(ステップS17)、上位のルーチンに戻る。
【0031】また、上記ステップS16で、カーソル2
04が表紙位置に無いと判断された場合には、更に、カ
ーソル204が一枚の縮小画像の位置に有るかどうか判
断する(ステップS18)。カーソル204は、表紙位
置又は何れかの縮小画像位置に無ければならないため、
これらの位置にも無いときにはエラー処理に進む。
【0032】カーソル204が一枚の縮小画像の位置に
有れば、リモコン3のOKボタン71が操作されるのを
待って(ステップS19)、その縮小画像に対応する一
枚画像をテレビ4の画面に全画面表示する(ステップS
20)。そして、詳細は後述するようなリモコン操作処
理2を行う(ステップS21)。その後、元のインデッ
クス表示に戻して(ステップS22)、上位のルーチン
に戻る。
【0033】上記ステップS17のリモコン操作処理1
は、図10に示すようにして行われる。即ち、リモコン
3のカットボタン74−2が操作されると(ステップS
31)、表示されている全ての縮小画像にマークが付加
される(ステップS32)。これは、特に図示はしない
が、画像内に「マーク」という文字が表示される。な
お、このマークは、もう一度カットボタン74−2を操
作することで取り消すことができる。そして、リモコン
3のメニューボタン75のオンを待って(ステップS3
3)、図示しないメニューを表示してMOディスク5−
1へのコピー又はプリンタ6でのプリントの何れを行う
かの選択を受け付けて、何れが選択されたか判断する
(ステップS34)。MOディスク5−1へのコピーで
あれば、上記マークの付された全縮小画像に対応するR
AM37に記憶された画像をMOディスク5−1へコピ
ーして(ステップS35)、上位のルーチンへ戻る。ま
た、プリントであれば、上記マークの付された全縮小画
像に対応するRAM37に記憶された画像をプリンタ6
でプリントした後(ステップS36)、上位のルーチン
へ戻る。なお、上記ステップS32では、表示されてい
る画像に対してマークを付すものとしたが、その表紙に
対応する、表示されていない画像も含めた、全ての画像
に対してマークを付すものとしても良いことは勿論であ
る(以下、同様)。
【0034】また、リモコン3の画像回転ボタン76が
操作された場合には(ステップS37)、表示されてい
る全ての縮小画像を90度時計回りに回転表示した後
(ステップS38)、上位のルーチンへ戻る。なおこの
とき、それら縮小画像に対応するRAM37に記憶され
た画像そのものは回転されず、当該画像に対応する方向
を示すパラメータを変更する。この回転方向に関するパ
ラメータは、他のパラメータ同様、詳細は後述するよう
な符号化手法により、当該画像のファイル名に組み込ま
れる。
【0035】また、リモコン3のメニューボタン75が
操作された場合には(ステップS39)、詳細は後述す
るようなメニュー処理1を実行した後(ステップS4
0)、上位のルーチンへ戻る。
【0036】そして、リモコン3のOKボタン71が操
作された場合には(ステップS41)、アルバム表示処
理を行って(ステップS42)、上位のルーチンへ戻
る。このアルバム表示処理においては、図9(D)に示
すように、アルバムの台紙状の背景画像上に、縮小画像
を4枚ずつ表示するものである。
【0037】また、上記カットボタン74−2,画像回
転ボタン76,メニューボタン75,OKボタン71が
操作されなかったときには、上位のルーチンに戻る。上
記メニューボタン75操作に応じたステップS40での
メニュー処理1においては、まず、図示しない所定のメ
ニュー画面を表示して、リモコンの移動ボタン70−1
〜70−4の操作及びOKボタン71操作によるメニュ
ー選択を受け付ける。そして、その選択されたメニュー
に応じた処理を行うものである。
【0038】即ち、図11(A)に示すように、スライ
ドショーが選択された場合には(ステップS51)、所
定時間毎に画像を順次一枚ずつ全画面表示していくスラ
イドショーを実行する(ステップS52)。
【0039】また、日付表示が選択された場合には(ス
テップS53)、各縮小画像に日付を表示し(ステップ
S54)、時刻表示が選択された場合には(ステップS
55)、各縮小画像に時刻を表示する(ステップS5
6)。ここで、日付及び時刻の情報は、パラメータの一
つとして対応する各画像データのファイル名に符号化さ
れて付加される。通常は、撮影日時のデータである。
【0040】そして、上記スライドショー,日付表示,
時刻表示が選択されていない場合には、つまりプリント
が選択されたときであるので、表示している全縮小画像
を1枚の用紙にインデックスプリントを行って(ステッ
プS57)、上位のルーチンに戻る。
【0041】次に、画像一枚の全画像表示時の上記ステ
ップS21でのリモコン操作処理2について、図12の
フローチャートを参照して説明する。即ち、リモコン3
の画像回転ボタン76が操作された場合には(ステップ
S61)、表示されている画像を90度時計回りに回転
表示した後(ステップS362)、上位のルーチンへ戻
る。なおこのとき、前述したように、RAM37に記憶
された画像そのものは回転されず、当該画像に対応する
方向を示すパラメータを変更するものである。
【0042】また、リモコン3のメニューボタン75が
操作された場合には(ステップS63)、詳細は後述す
るようなメニュー処理2を実行した後(ステップS6
4)、上位のルーチンへ戻る。
【0043】リモコン3の送りボタン73−1,73−
2が操作された場合には(ステップS65)、現在一枚
表示している画像の前画像或いは後画像を一枚全画面表
示する(ステップS66)。その後、上位のルーチンへ
戻る。
【0044】リモコン3のズームボタン74−1,74
−2が操作された場合には(ステップS67)、拡大/
縮小処理を行って、その画像を拡大表示又は縮小表示す
る(ステップS68)。そして、上位のルーチンへ戻
る。
【0045】リモコン3の移動ボタン70−1〜70−
4が操作された場合には(ステップS69)、表示部分
の移動を行う(ステップS70)。即ち、拡大表示され
た画像は、元画像の一部しか表示していないので、移動
ボタンの操作に応じて、その方向の部分を表示する。そ
の後、上位のルーチンへ戻る。
【0046】そして、リモコン3の戻るボタン72の操
作を判定する(ステップS71)。それが操作されなけ
れば上記ステップS61に戻り、それが操作されたとき
には、上位のルーチンに戻る。
【0047】上記メニューボタン75操作に応じたステ
ップS64でのメニュー処理2においては、まず、図示
しない所定のメニュー画面(上記メニュー処理1でのメ
ニュー画面とはいくつかメニューが異なっている)を表
示して、リモコンの移動ボタン70−1〜70−4の操
作及びOKボタン71操作によるメニュー選択を受け付
ける。そして、その選択されたメニューに応じて、図1
1(B)に示すような処理を行う。この図11(B)
は、簡略化のため、図11(A)と同様の部分について
は省略してある。即ち、該メニュー処理2では、ステッ
プS51乃至ステップS56は上記メニュー処理1と同
様である。但しこの場合は、日付及び時刻の表示は、当
該一枚表示された画像についてのみ行われる。
【0048】そして、上記スライドショー,日付表示,
時刻表示が選択されていない場合には、次に、色補正が
選択されたかどうか判定する(ステップS58)。色補
正が選択された場合には、詳細は後述するような色補正
処理を行って(ステップS59)、上位のルーチンに戻
るようにしている。また、色補正が選択されなかった場
合には、プリントが選択されたことであるので、表示し
ている当該画像をプリントして(ステップS57)、上
位のルーチンに戻る。
【0049】次に、上記ステップS8でのMO処理につ
いて、図13のフローチャートを参照して説明する。即
ち、まず、MOディスク5−1内の画像データを取得し
てRAM37に格納する(ステップS81)。このと
き、MOディスク5−1には、複数のディレクトリを設
けることができ、それぞれに画像データが複数保存され
ることができるので、ここでは、最初の4つのディレク
トリからそれぞれ最初の4枚分の画像を取り出す。そし
て、これら取得した各画像データより縮小画像を作成し
て、一つのフォルダを一行としてそれらを表示すること
で、図14(A)に示すようなマルチインデックス表示
を行う(ステップS82)。
【0050】ここで、デフォルトとして該MOディスク
が指定されているときには、前述したように、上記アイ
コン201〜203が下方から上方に向けて競り上がっ
ていき、それにつれて縮小画像が行毎に表示されていく
ことになる。また、デフォルトとしてデジタルカメラ1
やメモリカード2が指定されているときには、マルチイ
ンデックス表示は、それらデジタルカメラ1又はメモリ
カード2の内容を示すインデックス表示の後ろに隠れる
ため、表示はされない。従って、このマルチインデック
ス表示は、リモコン3の送りボタン73−1,73−2
の操作によってMOディスク5−1が選択されたときに
初めて作成するものとしても良いが、ここでは、上記ス
テップS4でのデジタルカメラ処理やステップS6での
メモリカード処理に続けて、ここで表示データを作成し
てメモリしておくものとする。また、MOディスク5−
1が交換された場合においては、その交換に応じて、デ
ジタルカメラ1又はメモリカード2のインデックス表示
から自動的に、このMOディスク5−1のマルチインデ
ックス表示に切換えられるものとする(同様に、メモリ
カード2が交換された場合においては、その交換に応じ
て、デジタルカメラ1のインデックス表示やMOディス
ク5−1のマルチインデックス表示から自動的にメモリ
カード2のインデックス表示に切換えられる)。
【0051】なお、このマルチインデックス表示におい
ても、各行の所定位置(図14(A)では左位置)に、
当該ディレクトリに収録されている画像の枚数と1枚目
の画像の日付とが表紙203として表示される。また、
このマルチインデックス表示においては、4つのディレ
クトリの縮小画像が表示されるが、それ以上のディレク
トリが存在する場合には、リモコン3の移動ボタン70
−1〜70−4の操作によりカーソル204を画面下端
の位置の画像位置まで移動させた後、更に下移動ボタン
70−4を操作することで、次のディレクトリの画像を
読出して縮小画像を表示できるようになっている。この
とき、一番上の行の表示は消去されて、2行目乃至4行
目の縮小画像がそれぞれ一行分上に移動される。
【0052】こうしてマルチインデックス表示がなされ
た後、カーソル204がマルチインデックス表示中の何
れかの表紙203の位置にあるかどうかを判別する(ス
テップS83)。そして、カーソル204が表紙位置に
無い、即ち一枚の縮小画像の位置に有るある場合には、
リモコン3のOKボタン71が操作されるのを待って
(ステップS84)、その縮小画像に対応する一枚画像
をテレビ4の画面に全画面表示する(ステップS8
5)。そして、前述したようなリモコン操作処理2を行
う(ステップS86)。その後、元のマルチインデック
ス表示に戻して(ステップS87)、上記ステップS8
3に戻る。
【0053】これに対して、カーソル204が何れかの
表紙203の位置にある場合には、次に、リモコン3の
OKボタン71が操作されたかどうか判断する(ステッ
プS88)。OKボタン71が操作された場合には、図
14の(A)に示すように、当該表紙に対応するディレ
クトリの内容をインデックス表示し(ステップS8
9)、該インデックス表示において、前述したようなリ
モコン操作処理1が実行されることができる(ステップ
S90)。その後、上記ステップS83に戻る。
【0054】また、OKボタン71が操作されなかった
場合には、次に、リモコン3の画像回転ボタン76が操
作されたかどうか判断する(ステップS91)。そし
て、その画像回転ボタン76が操作されたときには、当
該表紙に対応する全縮小画像及び対応ディレクトリ内全
画像ファイルを回転した後(ステップS92)、上記ス
テップS83に戻る。なお、この場合も、前述したよう
に、画像そのものではなくて、パラメータのみが変更さ
れる。
【0055】画像回転ボタン76が操作されなかった場
合には、次に、リモコン3のカットボタン74−2が操
作されたかどうか判断する(ステップS93)。そし
て、そのカットボタン74−2が操作されたときには、
当該表紙に対応する全縮小画像にマークを付加した後
(ステップS94)、上記ステップS83に戻る。
【0056】カットボタン74−2が操作されなかった
場合には、次に、リモコン3のメニューボタン75が操
作されたかどうか判断する(ステップS95)。そし
て、そのメニューボタン75が操作されたときには、以
下のようなメニュー操作処理を行った後(ステップS9
6)、上記ステップS83に戻る。また、このメニュー
ボタン75も操作されなかったときには、上位のルーチ
ンに戻る。
【0057】上記ステップS96のメニュー操作処理に
おいては、図14(C)に示すように、まず、マークが
何れかの縮小画像に対して付加されているかどうかを判
断し(ステップS101)、マークが付加されていない
場合には、前述したようなメニュー処理1を行ってから
(ステップS102)、上位のルーチンに戻る。
【0058】これに対して、何れかの縮小画像にマーク
が付加されていた場合には、図示しない所定のメニュー
画面(上記メニュー処理1又は2でのメニュー画面とは
いくつかメニューが異なっている)を表示して、リモコ
ンの移動ボタン70−1〜70−4の操作及びOKボタ
ン71操作によるメニュー選択を受け付ける。そして、
その選択されたメニューがコピーであれば(ステップS
103)、マークが付加された画像のコピーを行って
(ステップS104)、上位のルーチンに戻る。
【0059】ここで、コピー動作は、リモコンの移動ボ
タン70−1〜70−4の操作及びOKボタン71操作
により、コピーしたい位置のディレクトリと画像位置
(マルチインデックス表示上のX,Y座標)を指定する
ことで、マークが付加された縮小画像がその位置に表示
され、また、対応する画像ファイルがMOディスク5−
1上でコピーされるものである。この場合、コピーによ
ってコピー先のディレクトリ内の画像ファイルの並び順
番が変わるので、コピー先の位置の画像以降のファイル
名が変更される。これは、画像の順番もパラメータの一
つとして符号化されてファイル名に組み込まれるからで
ある。
【0060】また、上記ステップS103でコピーでは
ない判断されたときには、次に、選択されたメニューは
削除であるかどうかを判定する(ステップS105)。
削除が選択されたときには、マークが付加された画像の
削除を行って(ステップS106)、上位のルーチンに
戻る。この場合も、上記コピーの場合と同様に、MOデ
ィスク5−1上の対応画像ファイルが削除されて、それ
以外の画像ファイルのファイル名が適宜変更される。
【0061】そして、削除でもない場合には、プリント
が選択されたということであるので、マークが付加され
た縮小画像をインデックスプリントした後(ステップS
107)、上位のルーチンに戻る。
【0062】図15はテレビ画面に表示された画像に対
する色補正処理について説明するためのブロック図であ
る。まず、図16のフローチャートを参照して全画面表
示の手順を説明する。ステップS501で電子アルバム
装置5に記憶されているファイル名から色補正パラメー
タを取り出す。次にMOディスク100から指定された
画像ファイルを読み出し(ステップS502)、JPE
G伸長部101においてJPEG方式による伸長処理を
施す(ステップS503)。次に色フォーマット変換部
102においてYUV表示系からRGB表示系への変換
を行なう(ステップS504)。次に、色補正部103
において色補正を施して色補正された信号R’、G’、
B’を得る。次にビデオコントローラ104により描画
処理(ステップS506)を行なうことによりテレビ1
06の画面に全画面表示がなされる。この後はユーザか
らのリモコン入力待ちとなる(ステップS507)。こ
こでユーザがメニュー画面を開いて色補正を選択した場
合には後述する色見本描画処理に移行する。また、他の
入力の場合には対応する処理を行なう。
【0063】図17は上記した色見本描画処理の詳細を
説明するためのフローチャートである。まず、色変換パ
ラメータに関するテーブルを作成する(ステップS51
1)。次に初期値として変数iに1を代入する(ステッ
プS512)。次にMOディスク100から指定された
画像ファイルを読み出し(ステップS514)、JPE
G伸長部101においてJPEG方式による伸長処理を
施す(ステップS515)。次に色フォーマット変換部
102においてYUV表示系からRGB表示系への変換
を行なう(ステップS516)。次に、色補正部103
では上記のステップS511において作成したテーブル
を参照して置換することにより色補正を行なって色補正
された信号R’、G’、B’を得る。次にテレビ画面の
座標(Xi、Yi)の位置に描画する。i=1を代入し
ているのでこの場合は座標(X1、Y1)の位置にパラ
メータが−2の画像が描画される。次に、iを1インク
リメントし(ステップS518)、iが5よりも小さい
かどうかを判断し(ステップS519)、YESの場合
はステップS513〜S516を実行して座標(X2、
Y2)の位置に描画する。同様にして、座標(X3、Y
3)、座標(X4、Y4)、座標(X5、Y5)の位置
にパラメータがそれぞれ−1、0、+1、+2の画像の
描画を行なう。上記した処理により図18に示すよう
に、パラメータの異なる5つの画像がその一部が重ね合
わされた状態で表示される。そして、iが5より大きく
なったときにステップS519の判断がNOとなって色
選択処理に移行する。500はポインタである。
【0064】図20は上記した色選択処理の詳細を説明
するためのフローチャートである。まず、テレビ画面内
のポインタを現在の設定画像の下に表示し(ステップS
531)。ユーザからのリモコン入力があるまで待機す
る(ステップS532)。ユーザからのリモコン入力が
あったときには押されたボタンに応じた処理を行なう。
すなわち、図5のボタン70−1又は73−1が押され
た場合にはポインタが画面の左端にあるかどうかを判断
してYESの場合にはステップS532に移行する。N
Oの場合にはポインタを1つ左に移動(ステップS53
4)してからステップS532に移行する。また、図5
のボタン70−2又は73−2が押された場合にはポイ
ンタが右端にあるかどうかを判断してYESの場合には
ステップS532に移行する。NOの場合にはポインタ
を1つ右に移動(ステップS536)してからステップ
S532に移行する。また、ボタン76が押された場合
にはこのフローを終了(ステップS537)して図16
のスタートに戻り、パラメータの変更なしで全画面表示
を行なう。
【0065】また、OKボタン71が押された場合には
ポインタがある位置でユーザが選択したパラメータを確
定する処理を行なう(ステップS538)とともに、当
該パラメータを画像ファイルに記録(ステップS53
9)した後、このフローを終了(ステップS540)し
て図16のスタートに戻り、決定(選択)されたパラメ
ータで全画面表示を行なう。また、上記したボタン以外
のボタンが押された場合には何ら処理を行なわないでス
テップS532に移行する。
【0066】なお、本実施形態ではパラメータを画像フ
ァイルに記録する場合に、パラメータiをファイル名の
一部として用いることにより符号化して保存するように
している。図19はファイル名の一部にパラメータに応
じたアルファベットを用いてファイル名を変更して記憶
するときの例を示している。例えば、−2のパラメータ
がユーザにより選択された場合には、“PIC0001
A.JPG”というファイル名で画像データが記録され
る。また、−1のパラメータがユーザにより選択された
場合には、“PIC0001B.JPG”というファイ
ル名で画像データが記録される。以下、同様である。
【0067】このように本実施形態では、ユーザが行な
った編集処理(上記の例では色補正だが画像回転などの
処理についても同様である)の内容をファイル名に含め
て記録するようにしている。したがって、画像ファイル
本体には何ら変更を加えないので圧縮を行なうごとに画
像の劣化を招くことはなく完全に元の画像を復元するこ
とが可能である。
【0068】また、異なるパラメータで色補正した画像
を複数種類実際に画面に表示し、この中からユーザに選
択させるようにしたので、ユーザは補正後の画像を実際
に見て選択することができる。また、パラメータを1つ
指定して色を補正する処理を行ない、次に別のパラメー
タを1つ指定して色を補正する処理を行なうのではな
く、色補正後の画像を複数同時に表示してユーザに選択
させるようにしたのでユーザが色補正を行なうのに要す
る時間を大幅に短縮することができる。さらに、パラメ
ータの異なる各画像の位置を重複させて表示するように
したので、画像を表示するための画面領域を節約するこ
とができ、各画像間の境界の差がわかりやすいという利
点がある。
【0069】上記した実施形態によれば、ユーザがキー
ボード等を操作して外部から指令を与えることなしに電
源がONされてから僅かな時間でメモリカード2やディ
ジタルカメラ1に記録された画像を表示することができ
る。また、リモコン3を操作することにより簡単な操作
で画像の編集や保存、さらには印刷を行なうことができ
る。また、大容量記憶装置としての電子アルバム装置5
を接続可能としたので、画像保存時の容量単価が安価に
なるとともに、画像の品質の劣化を招くことなしに長期
間の保存が可能となる。
【0070】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、外部か
らの指令を受けることなしに電源がONされてから僅か
な時間で外部記録媒体に記録された画像を表示すること
ができる。
【0071】また、請求項2に記載の発明によれば、リ
モコン装置を採用することにより簡単な操作で画像の編
集や保存を行なうことができる。また、請求項3に記載
の発明によれば、大容量記憶装置を接続可能としたの
で、画像保存時の容量単価が安価になるとともに、画像
の品質の劣化を招くことなしに長期間の保存が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディジタル画像編集装置を適用したデ
ィジタル画像編集システムの構成を示す図である。
【図2】図1に示すディジタル画像編集装置の外観斜視
図である。
【図3】ディジタル画像編集装置の内部構成を示す機能
ブロック図である。
【図4】メモリカードまたはMOディスクに記録された
画像データが読み出されてテレビの画面に表示されるま
での過程を示す図である。
【図5】リモコンに設けられた各種のボタンを示す図で
ある。
【図6】リモコンをテレビ操作用のリモコンの裏面に両
面テープなどにより貼り合わせた状態を示す図である。
【図7】(A)はディジタル画像編集装置の動作フロー
チャートであり、(B)は電源オン時の初期画面として
のアイコン表示を示す図である。
【図8】図7中のデジタルカメラ処理又はメモリカード
処理の詳細を示すフローチャートである。
【図9】(A)乃至(D)はそれぞれ表示例を示す図で
ある。
【図10】図8中のリモコン操作処理1を説明するため
のフローチャートである。
【図11】(A)は図10中のメニュー処理1のフロー
チャートであり、(B)は図12中のメニュー処理2の
フローチャートである。
【図12】図8中のリモコン操作処理2を説明するため
のフローチャートである。
【図13】図7中のMO処理の詳細を示すフローチャー
トである。
【図14】(A)及び(B)はそれぞれMO処理中の表
示例を示す図であり、(C)は図13中のメニュー選択
処理を説明するためのフローチャートである。
【図15】テレビ画面に表示された画像に対する色補正
処理について説明するためのブロック図である。
【図16】全画面表示の手順を説明するためのフローチ
ャートである。
【図17】色見本描画処理の詳細を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図18】パラメータの異なる5つの画像を同時に表示
したようすを示す図である。
【図19】パラメータを画像ファイルに記録する方法に
ついて説明するための図である。
【図20】色選択処理の詳細を説明するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…ディジタルカメラ、 2…メモリカード、 3…リモコン、 4…テレビ、 5…電子アルバム装置、 6…プリンタ、 7…ディジタル画像編集装置、 34…CPU、 35…ROM、 36…JPEG伸長IC、 37…RAM、 38…メモリカードインタフェース、 39…SCSIコントローラ、 40…ビデオコントローラ、 100…MOディスク、 101…JPEG伸長部、 102…色フォーマット変換部、 103…色補正部、 104…ビデオコントローラ、 105…色変換パラメータテーブル、 106…テレビ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/781 H04N 5/91 L 5/91 N Fターム(参考) 5B050 BA06 CA09 FA02 5C023 AA14 AA34 AA37 AA38 DA03 DA08 5C053 FA06 FA08 FA14 FA23 FA27 GA11 GB36 KA04 KA24 LA06 LA20 5C082 AA02 AA14 AA21 AA27 AA37 BA20 BB15 CA34 CA51 CA56 CB01 CB06 CB10 DA26 DA87 MM09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ装置を接続可能な第1の接続部
    と、所定の画像データが記録された外部記録媒体を接続
    可能な第2の接続部とを有し、所定の画像編集ソフトウ
    ェアが格納されたディジタル画像編集装置であって、 前記テレビ装置が前記ディジタル画像編集装置の第1の
    接続部に接続されたことを検出する第1の検出手段と、 前記外部記録媒体が前記ディジタル画像編集装置の第2
    の接続部に接続されたことを検出する第2の検出手段
    と、 前記第1の検出手段により前記テレビ装置の接続が検出
    された状態で前記第2の検出手段により前記外部記録媒
    体の接続が検出されたときに、外部からの指令を受ける
    ことなしに前記外部記録媒体に記録された画像データを
    前記テレビ装置に表示して前記画像編集ソフトウェアに
    よる画像の編集を可能とする制御手段と、 を具備することを特徴とするディジタル画像編集装置。
  2. 【請求項2】 前記外部記録媒体に記録された画像のう
    ち表示すべき画像を選択したり、表示された画像の編集
    に関する指示を遠隔的に与えるためのリモコン装置をさ
    らに具備することを特徴とする請求項1記載のディジタ
    ル画像編集装置。
  3. 【請求項3】 前記ディジタル画像編集装置は大容量記
    憶装置が接続可能な第3の接続部をさらに有し、前記リ
    モコン装置の指令のもとに、前記外部記録媒体に記録さ
    れた画像データを前記大容量記憶装置に転送したり、前
    記大容量記憶装置に記憶されている画像データを前記外
    部記録媒体に転送あるいは前記テレビ装置の画面に表示
    するようにしたことを特徴とする請求項2記載のディジ
    タル画像編集装置。
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