JP2000082596A - プラズマ処理方法及び装置 - Google Patents

プラズマ処理方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】プラズマの電子温度を高め、試料の処理速度の
向上を図る。 【解決手段】パルス放電の発生周期を1ms以下とし、
パルスの幅を100μs以下とし、パルスのデューティ
を1〜50%とし、パルス放電と同期させて試料へバイ
アス電圧を印加し、試料をプラズマ処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラズマ処理方法及
び装置に係り、特に半導体素子基板等の試料をプラズマ
の生成された処理室でエッチング処理、成膜処理するの
に好適なプラズマ処理方法及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体素子基板等の試料をマイクロ波プ
ラズマを利用してエッチング処理する技術としては、例
えば、特開昭56−13480号公報等に記載のよう
な、マイクロ波電界と磁界との相乗作用によりエッチン
グガスをプラズマ化し、該プラズマを利用して試料をエ
ッチング処理する技術や、例えば、特開昭57−133
636号公報等に記載のような、マイクロ波電界と磁界
との相乗作用により成膜用ガスをプラズマ化し、該プラ
ズマを利用して試料を成膜処理する技術や、また、例え
ば、特公昭56−5574号公報等に記載のような、マ
イクロ波電界によりエッチングガスをプラズマ化し、ガ
スプラズマを利用して試料をエッチング処理する技術
や、例えば、特開昭62−218575号公報等に記載
のような、マイクロ波電界により成膜用ガスをプラズマ
化し、該プラズマを利用して試料を成膜処理する技術等
が知られている。
【0003】尚、マイクロ波電源には、通常、マグネト
ロン(磁電管)が用いられ、その駆動装置の出力として
は、直流若しくは商用周波数を平滑化した高圧が用いら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】マイクロ波プラズマを
利用した試料の処理においては、処理速度の向上が強く
望まれているが、しかし、上記従来の技術は、この要求
に十分応え得るものとはなっていない。
【0005】本発明の目的は、プラズマの電子温度を高
めることで、試料の処理速度を向上させられるプラズマ
処理方法及び装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、内部にプラ
ズマが発生される処理室と、処理室内を減圧排気する排
気手段と、処理室内に処理ガスを導入する手段と、処理
ガスのプラズマを生じさせる電磁界の強さをパルス的に
発生させ、該パルスを発生させる周期を1ms以下と
し、該パルス幅を100μs以下とし、該パルスを発生
させるパルスデューティを1〜50%としたパルス放電
発生手段と、処理室内で試料を保持する試料台と、試料
台に接続され試料の処理中に前記パルスと同期させてバ
イアス電圧を印加するバイアス電源とを具備した装置と
し、プラズマの生成と試料へのバイアス電圧の印加とを
それぞれに行い、プラズマを生じさせる電磁界の強さを
パルス的に発生させ、該パルスを発生させる周期を1m
s以下とし、該パルスのパルス幅を100μs以下と
し、該パルスを発生させるパルスデューティを1〜50
%としてパルス放電を処理室内に発生させるとともに、
試料の処理中にパルス放電と同期させて試料にバイアス
電圧を印加し、処理室内に配置された試料を処理する方
法とすることにより、達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】試料のプラズマ処理速度を向上さ
せる方策としては、プラズマの電子温度を高めること並
びにプラズマ密度を増大させることの二方策に集約され
る。その内、プラズマの電子温度は、処理室内の処理ガ
スの圧力を低下させたり、また、処理室の径を小さくす
ることで高めることができる。然し乍ら、処理室内の処
理ガスの圧力を低下させればプラズマ密度が低下し、あ
る圧力以下では、プラズマ処理速度も低下するようにな
る。また、処理室の径は、処理される試料の大きさによ
り限定を受け、従って、処理室の径を十分に小さくする
ことはできない。
【0008】ところで、処理室内の処理ガスの圧力の低
下や処理室の小径化は、プラズマの壁での損失を増加さ
せることに対応している。従って、パルス放電を発生せ
しめ、放電休止期間における壁での損失の増加を強制的
に行なわせれば、プラズマの電子温度の上昇が期待でき
る。
【0009】以下、本発明の一実施例を図1、図2によ
り説明する。図1は、いわゆる有磁場型のマイクロ波プ
ラズマエッチング装置の構成図で、マイクロ波電源1、
マイクロ波源駆動装置2、導波管3〜5、真空封止用石
英チャンバ6、磁場発生用コイル7、コイル駆動装置
8、試料台9、バイアス電源10、試料11、真空容器
12、ガス導入配管13、ガス導入バルブ14、排気用
配管15等を備えている。
【0010】図1で、マイクロ波発生源1としてマグネ
トロン管(磁電管)を用いた時に、マイクロ波駆動装置
2の出力高圧電流I,高圧電圧E、バイアス電源10の
出力電圧P、コイル駆動装置8の出力電流Iを図2
に示す。
【0011】試料11としてSiOを用い、ガスとし
てCnFmもしくはCnHlFm(l,n,mは整数)
を用いてエッチングを行なう場合で、マグネトロン管の
周波数が2.45GHz、バイアス電源10の周波数が
2MHzで、コイル7の電流は、試料台9に設置された
試料11の付近に電子サイクロトロン共鳴を生じるよう
に設定する。また、ガス圧力としては、0.01Pa〜
10Paの比較的低圧領域が好ましい。
【0012】試料11のエッチング期間を、例えば、2
つに分け、前半(数+秒)はパルス放電を用いた高電子
温度のエッチング(モード1)を行ない、後半(数秒〜
20秒)は通常の低ダメージエッチング(モード2)を
行なう。
【0013】モード1において、パルス電流の半値幅T
=10μs、パルス周期T=30μsで電流パルス
制御を行なう。電流パルスのパルス間の期間の電流I
は0の場合が効果大であるが、一方、放電が不安定とな
る場合がある。この場合には、(I/I)≦0.1以
下の小電流を流すことにより放電を安定にすることがで
きる。また、この時のマグネトロン管に加える電圧E
は、余り変化しない(E/E≧0.7)。バイアス
電源10の出力はモード1では大きく、モード2では小
さく設定する。
【0014】コイル7に加える電流は、全処理期間中一
定でも良いが、図2でIに示すように、モード1でマ
グネトロン管に加える電流が大なる期間にほぼ対応して
大きくし、マグネトロン管に加える電流が小なる期間に
ほぼ対応して小さくすることにより、エッチング処理速
度の向上が図れる。
【0015】本実施例によれば、パルス放電の使用によ
り、電子温度を上昇させることでエッチング処理速度を
向上でき、かつ、定常放電の処理を併用することで、高
速で、かつ、低ダメージのエッチング処理ができる。
【0016】つまり、弱い放電若しくは放電がない状態
で強い放電を開始させると、その開始時点に放電に大き
な量のエネルギが供給され、放電の電子温度が上昇す
る。所定時間後、放電を弱い状態若しくはない状態に戻
すと、強い放電により生じた電子、荷電粒子等は、容器
の壁での再結合等によって減衰する。このため、再度、
強い放電を開始する場合、放電の開始のために大きなエ
ネルギが供給されて放電の電子温度が上昇する。このよ
うに、パルス放電により放電の電子温度を上昇させるこ
とにより、電子、荷電粒子に多くのエネルギが与えられる
ため、エッチング処理速度を向上させることができる。
また、パルス放電を用いると、試料へのダメージは増加
する傾向にある。そこで、まず、パルス放電により高速
のエッチング処理を行なった後に、通常の定常放電によ
る低速で低ダメージのエッチング処理を短時間行なうこ
とにより、高速で、かつ、低ダメージのエッチング処理
を行なうことができる。
【0017】パルス電流の半値幅Tとしては、100
μs以下が効果が大きく、1ms程度までパルス放電に
よる上記効果は認められる。また、パルス幅の小さい方
は、数十ns程度まで効果があると考えられるが、しか
し、使用した連続波のマグネトロン管内にフィルタを有
していたため、この場合、T=1μs程度以下の駆動
は困難であった。また、パルスデューティ(T/T
×100)(%)としては1%〜50%が好ましい。ま
た、上記一実施例では、2つのモードの場合について示
したが、このモード数を増したり、モードの移行をパル
スデューティを徐々に変えて滑らかに行なうこともでき
ることは勿論のことである。
【0018】また、放電休止期間中に電子サイクロトロ
ン共鳴用磁場は減少させれば、磁場による電子への拘束
力が少なくなり、この期間中における損失を増加させる
ことができるので、電子温度の向上のためには好都合で
ある。
【0019】また、試料台に加えるバイアス電源は、パ
ルス放電期間中若しくは放電休止後の所定時間内のイオ
ンのみを加速するように印加すれば、高エネルギを有す
るイオンのみが試料に到達するようになるので、エッチ
ング処理速度を向上させることができる。
【0020】また、上記一実施例の装置構成で、ガスと
して例えば、Ar、SiH、Oの混合ガスを用い、
0.001Pa〜10Paのガス圧で処理することによ
り、高速、低ダメージのSiO膜の推積を行なうこと
ができる。
【0021】図3は、磁場コイルを用いない場合の適用
例である。真空封止用石英チャンバ6と試料載置台9と
の間に穴付金属板17を設置し、真空封止用石英チャン
バ6と穴付金属板17との間の空間で放電が生じ、非荷
電粒子は試料例の空間に移動しうるが、荷電粒子は穴付
金属板17により阻止される。このため、試料11は、
非荷電粒子によりプラズマ処理される。ガスとしてO
+CF混合ガスを用い、ガス圧として1Pa〜100
Paにし、図2の方法を用いることにより、高速で低ダ
メージのアッシング処理ができる。
【0022】なお、SiOのエッチングのようにイオ
ンによるプラズマ処理が必要な場合には、穴付金属板1
7はない方が好ましい。
【0023】また、プラズマ処理の試料内での均一性を
向上させるためには、金属性、高誘電体もしくは高磁性
体を回転させたり変動させたりする撹拌器21をマイク
ロ波電磁界の存在する部分に用いると効果がある。
【0024】図4は、図2におけるモード1からモード
2への移行する構成の実施例を示す。マイクロ波電磁界
は透過しないが、光が透過する金網も窓18を設け、分
光機能を有する光検知部19により光電変換をし、信号
処理部20により処理の終了を判別し、マイクロ波駆動
装置2にモード1からモード2の切換を行なうモード切
換信号22ならびにモード2の終了を行なう終了信号2
3を出力する。信号処理部20中にはパルス周期T
変動する信号を平滑する部分を内臓している。マイクロ
波電磁界を経由して光を取り出す方法としては上に述べ
た金網の窓を用いる方法の他に、マイクロ波による損失
の少ない材料(例えば石英)からなる光ファイバーを用
いることもできる。
【0025】モードの切換や終了は、光の変化によって
行なう他に、放電開始時点からの時間によって行なうこ
ともできる。
【0026】図5はパルス性電流を発生させるためのマ
イクロ波源駆動装置の一実施例を示す。高圧(3〜4.
5KV)で遅い変化を制御する高圧直流電源部2−1
と、パルスを発生するパルス電源部2−2の縦続接続で
構成される。高圧直流電源部2−1の出力電流は高圧コ
ンデンサ2−15に蓄積され、高圧コンデンサ2−15
の電圧に、パルス電源部2−2のパルスが重畳される。
パルス電源部2−2の出力が、高圧直流電源部2−1と
の間で影響を及ぼさないように高周波阻止コイル2−1
2,2−13,2−14を設けている。パルス電源部2
−2、高圧コンデンサ2−5、および高周波阻止コイル
2−12,2−13,2−14はマイクロ波源1の近く
に設置するのが好ましい。
【0027】電流検出用抵抗2−3からの信号を、低電
流部/平均電流検出回路2−4を介して、低電流部/平
均電流設定値との差を誤差増幅器2−5によって増幅
し、高圧電流電源部2−1に入力する。
【0028】一方、電流検出用抵抗2−3からの信号
を、ピーク検出器2−6を介して、ピーク電流設定値と
の差を誤差増幅器2−7によって増幅し、パルス源2−
8の振幅を制御し、モード切換器2−10を介して、パ
ルス電源部2−2に入力する。パルス電源部2−2で
は、トランジスタにより電流パルスを発生させ、高周波
昇圧トランスにより昇圧して出力する。なお、低電流部
/平均電流検出回路2−4は、パルス放電モード(図2
のモード1)では、図2のIL部分の電流を検知し保持
する動作をし、定常放電モード(図2のモード2)で
は、低域通過フィルタの動作を行なう。また、定常放電
モードではモード切換器2−10は、アース側に切り換
えられる。また、終了信号が入力されると、切換器2−
16,2−17はアース側に切り換えられる。ヒータ用
電源2−11はマイクロ波発生源1のヒータ電流を供給
する電源である。
【0029】図6はパルス性電流を発生させるためのマ
イクロ波源駆動装置の他の実施例及び図7はその主要部
の波形を示す。パルス繰返しが10KHz程度以上の2
つのパルス信号源2−28,2−29をもとに、可変低
圧直流電源2−20、コイル2−21、パルス駆動用ト
ランジスタ2−23、コンデンサ2−24、昇圧トラン
ス2−22により高圧の電圧パルスとし、高圧コンデン
サ2−25、高圧ダイオード2−26,2−27によ
り、倍電圧、整流を行なってマイクロ波源1に印加す
る。マイクロ波源1のアノードヒータ間の電圧E、電流
Iは図7に示す。モード1では、パルスデューティT
W1/TR1が小さいパルス源2−29により、幅の狭
いパルス電流を発生させ、マイクロ波源1に加える。低
ダメージ用のモード2ではパルスデューティTW2/T
R2の大きいパルス源2−28を用いて幅の広いパルス
電流を発生させマイクロ波源1に加える。
【0030】モード1では、電流検出抵抗2−3からの
信号をピーク検出器を介して、ピーク電流設定値との差
を誤差増幅器2−7によって増幅し、可変低圧直流電源
2−20の電圧を制御する。
【0031】モード2では電流検出信号からの信号を平
均電流検出器2−30を介して、平均電流設定値との差
を誤差増幅器2−5によって増幅し、可変低圧直流電源
2−20の電圧を制御する。
【0032】以上、いくつかの実施例について述べた
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。マ
イクロ波を用いて試料をプラズマ処理する装置であれば
同様に適用可能である。
【0033】本発明は、パルス状のマイクロ波電力を周
期的に発生させ、種々のガスに加えてプラズマを生起せ
しめることにより、電子温度の高いプラズマを発生する
部分を有するものであり、上記マイクロ波電力の周期は
1ms以下、パルスのデューティは、50%以下に限定
される。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、パルス放電の使用によ
り電子温度の上昇が図られて、プラズマ処理を高速に行
うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の有磁場型のマイクロ波プラ
ズマエッチング装置の構成図である。
【図2】図1の装置でのマイクロ波源駆動装置の出力高
圧電流、高圧電圧、バイアス電源の出力電力、コイル駆
動装置の出力電流の波形模式図である。
【図3】本発明の他の実施例の無磁場型のマイクロ波プ
ラズマ装置の構成図である。
【図4】図2におけるモード移行構成の一実施例の構成
図である。
【図5】マイクロ波源駆動装置の一実施例の回路構成図
である。
【図6】同じく他の実施例の回路構成図である。
【図7】図6のマイクロ波源駆動装置の主要部の波形模
式図である。
【符号の説明】
1…マイクロ波源、2…マイクロ波源駆動装置、8…コ
イル駆動装置、10…バイアス電源。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/31 H01L 21/302 B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラズマの生成と試料へのバイアス電圧の
    印加とをそれぞれに行い、プラズマを生じさせる電磁界
    の強さをパルス的に発生させ、該パルスを発生させる周
    期を1ms以下とし、該パルスのパルス幅を100μs
    以下とし、該パルスを発生させるパルスデューティを1
    〜50%としてパルス放電を処理室内に発生させるとと
    もに、前記試料の処理中に前記パルス放電と同期させて
    前記試料にバイアス電圧を印加し、前記処理室内に配置
    された試料を処理することを特徴とするプラズマ処理方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のプラズマ処理方法におい
    て、前記プラズマはECRプラズマであるプラズマ処理
    方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載のプラズマ処理方法におい
    て、前記ECRプラズマ生成のための磁界を前記ECR
    プラズマ生成のための電磁界と同期させるプラズマ処理
    方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載のプラズマ処理方法におい
    て、前記バイアス電圧の印加はパルス放電の期間中若し
    くは放電休止後の所定時間内に印加するプラズマ処理方
    法。
  5. 【請求項5】内部にプラズマが発生される処理室と、前
    記処理室内を減圧排気する排気手段と、前記処理室内に
    処理ガスを導入する手段と、前記処理ガスのプラズマを
    生じさせる電磁界の強さをパルス的に発生させ、該パル
    スを発生させる周期を1ms以下とし、該パルス幅を1
    00μs以下とし、該パルスを発生させるパルスデュー
    ティを1〜50%としたパルス放電発生手段と、前記処
    理室内で試料を保持する試料台と、前記試料台に接続さ
    れ前記試料の処理中に前記パルスと同期させてバイアス
    電圧を印加するバイアス電源とを具備したことを特徴と
    するプラズマ処理装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載のプラズマ処理装置におい
    て、前記パルス放電発生手段はECRプラズマの放電を
    用いたプラズマ処理装置。
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