JP2000076207A - 分散記憶方法及び分散記憶システム及び分散記憶プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

分散記憶方法及び分散記憶システム及び分散記憶プログラムを記録した記録媒体

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JP2000076207A
JP2000076207A JP10243342A JP24334298A JP2000076207A JP 2000076207 A JP2000076207 A JP 2000076207A JP 10243342 A JP10243342 A JP 10243342A JP 24334298 A JP24334298 A JP 24334298A JP 2000076207 A JP2000076207 A JP 2000076207A
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Setsuko Murata
節子 村田
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茂太郎 岩津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】RAIDレベル0〜6を含むデータ保護機能を
各ノード毎に構成でき、地域災害に対して可用性を持
ち、複数のコンピュータからのアクセスが可能であり、
重複した装置を持たず低コストな分散記憶方法及び分散
記憶システム及び分散記憶プログラムを記録した記録媒
体を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明は、各ノードのデータ分割統合手段
がデータ保護構成を指定し、指定したデータ保護構成に
適合した冗長データを生成し、指定したデータ保護構成
に適合した場所に該冗長データを格納し、データ転送手
段が他ノードから到着したデータを自ノードのファイル
システムのものか他ノードのファイルシステムのものか
判断して振り分け、記憶媒体接続手段が単一または複数
媒体に接続し、ノード別に単一または複数媒体の記憶領
域を分割し、該ノード別に分割データの書き込みと読み
出しを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散記憶方法及び
分散記憶システム及び分散記憶プログラムを記録した記
録媒体に係り、特に、地震、洪水等の地域災害に対する
データ保護機能を持ち、該データ保護構成をノード毎に
選択できる分散記憶方法及び分散記憶システム及び分散
記憶プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術における耐地域災害性を持つ
分散記憶装置の一例が、例えば特開平5−324579
号公報に開示されている。特開平5−324579号公
報に開示されている分散記憶装置においては、(1) デ
ータを格納するファイル装置とパリティデータとしての
冗長データを格納する冗長データ格納装置を合わせて3
個以上持ち、(2)冗長データ格納装置を1個以上持
つ、ことを特徴としている。
【0003】このような特徴を持つため、自然災害等
で、あるノードにあるファイル装置が破壊されても他の
ノードにある冗長データ格納装置に格納されている冗長
データと、正常動作しているファイル装置に格納されて
いるデータとから、破壊されたファイル装置に格納され
ているデータを復元できる。パリティデータとしては、
例えばファイル装置が4台ある場合、各ファイル装置の
ストライプa0、a1、a2、a3からパリティデータ
p0は以下の式で算出される。
【0004】 p0=a0+a1+a2+a3(mod2) ここで’+’はmodulo2の加法を表す。また、従来の技
術における耐地域災害性を持つ分散記憶装置の別の一例
として、一般的なRAID(Redundant Array of Indep
endent Disks)装置がある。この装置は、ディスク装置
を統括する1個のRAIDコントローラとデータまたは
冗長データを格納する2個以上のディスク装置を使用
し、RAIDコントローラインターフェースとして例え
ばFibre Channel SCSI等を使用することにより各装置を
広域に分散でき、データ保持についての耐災害性を持つ
ことができる。
【0005】図7 は従来の技術による分散記憶装置の第
1の例であり、複数のコンピュータからアクセスするた
めに複数のRAIDを独立に構築した例を示している。
同図に示すように、第1の例はノードA10、ノードB
20、及びノードC30から構成され、各ノードは通信
路5 30及び通信路5 31によりバス型に接続されてい
る。ノードA10において、ホストコンピュータ5 00
はホスト接続手段5 01、RAID制御手段502、デ
ータ転送手段503を介してバス接続され、記憶媒体5
04は記憶媒体接続手段505、データ転送手段506
を介してバス接続され、記憶媒体507は記憶媒体接続
手段508、データ転送手段509を介してバス接続さ
れている。ノードB20及びノードC30における構成
もノードA10における構成と同様である。記憶媒体に
接続されている記憶媒体接続手段及びデータ転送手段
は、1台のコンピュータにより機能が実現されることが
多く、ホストコンピュータに接続したホスト接続手段、
RAID制御手段、及びデータ転送手段はホストコンピ
ュータ内に機能が設けられる場合や単独のコンピュータ
により機能が実現される場合がある。
【0006】本構成において、例えば、ホストコンピュ
ータ500は記憶媒体524と記憶媒体517をRAI
D2を構成する分散記憶媒体として使用し、ホストコン
ピュータ510は記憶媒体504と記憶媒体527をR
AID2を構成する分散記憶媒体として使用し、ホスト
コンピュータ520は記憶媒体507と記憶媒体514
をRAID2を構成する分散記憶媒体として使用する。
【0007】図8は従来の技術による分散記憶装置の第
2の例であり、これも複数のコンピュータからアクセス
するために複数のRAIDを独立に構築した例である。
同図に示すように、第2の例はノードA10、ノードB
20、及びノードC30から構成されている。ノードA
10において、ホストコンピュータ5 00はホスト接続
手段5 01、RAID制御手段502、データ転送手段
503を介して通信路541に接続され、ノードC30
においてデータ転送手段526、記憶媒体接続手段52
5を介して記憶媒体524に接続される。また、ホスト
コンピュータ5 00はホスト接続手段5 01、RAID
制御手段502、データ転送手段503を介して通信路
540に接続され、ノードB20においてデータ転送手
段519、記憶媒体接続手段518を介して記憶媒体5
17に接続される。ホストコンピュータ510及びホス
トコンピュータ520も同様の構成により記憶媒体と接
続される。記憶媒体に接続されている記憶媒体接続手段
及びデータ転送手段は、1台のコンピュータにより機能
が実現されることが多く、ホストコンピュータに接続し
たホスト接続手段、RAID制御手段、及びデータ転送
手段はホストコンピュータ内に機能が設けられる場合や
単独のコンピュータにより機能が実現される場合があ
る。
【0008】本構成において、例えば、ホストコンピュ
ータ500は記憶媒体524と記憶媒体517をRAI
D2を構成する分散記憶媒体として使用し、ホストコン
ピュータ510は記憶媒体504と記憶媒体527をR
AID2を構成する分散記憶媒体として使用し、ホスト
コンピュータ520は記憶媒体507と記憶媒体514
をRAID2を構成する分散記憶媒体として使用する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−324579号公報に開示されている装置は、パリ
ティデータを持つ構成を示しており、パリティデータを
持たない最も信頼性と可用性の高いRAIDレベル1
(ミラーリング) を構成できない欠点を持つ。また、高
速性と信頼性を高めるために、一般に、RAIDレベル
0のディスクアレイ装置を複数用意し、それぞれを1つ
のディスク装置と見立ててそれらをRAIDレベル1の
技術で組み合わせる等、RAID技術を組み合わせるこ
とが行われているが、特開平5- 324579号公報に
開示されている装置は、パリティデータを持つ構成を示
しており、高速性の高さで有用なRAIDレベル0(ス
トライピング)を構成できない欠点を持つ。また、特開
平5- 324579号公報に開示されている装置は、パ
リティデータをmodulo2 の加法を用いた演算により算出
しているため、Hamming コードを使用しているRAID
レベル2を構成できない欠点を持つ。
【0010】また、1次元冗長度を持つRAIDレベル
6では2種類の冗長データ生成アルゴリズムが必要とな
るが、1種類目としてmodulo2 の加法を選ぶとしたら2
種類目はmodulo2 の加法以外の例えばReed-Solomon誤り
訂正符号化方法を選ぶ必要がある。特開平5−3245
79号公報に開示されている装置は、modulo2 の加法の
みに対応しているため、1次元冗長度を持つRAIDレ
ベル6を構成できない欠点を持つ。
【0011】また、2次元冗長度を持つRAIDレベル
6では1回のデータ書き込みに対して2回の冗長データ
生成(例えばmodulo2 の加法)が必要となるが、特開平
5-324579号公報に開示されている装置は、1回
の冗長データの生成しか行わないため、2次元冗長度を
持つRAIDレベル6を構成できない欠点を持つ。更
に、従来の技術によると、一般的なRAID装置は、R
AIDコントローラを1個しか持たないためRAIDコ
ントローラのある地域に自然災害等が起こり、RAID
コントローラが破壊された場合、システム全体が停止す
るため、地域災害に対する可用性、すなわち装置が破壊
されてもデータアクセス可能である性質を持つことがで
きない欠点を持つ。また、一般的なRAID装置は、R
AIDコントローラを1個しか持たないため、複数のコ
ンピュータからアクセスできない欠点を持つ。また、一
般的なRAID装置は、複数のコンピュータからアクセ
スするために複数のRAID装置を使用しなければなら
ず、各装置が全く独立して構築されるため、コストが高
くなるという欠点を持つ。すなわち、図7及び図8に示
したように、ノード毎に異なるファイルシステムを持
ち、各ノードのデータを冗長度を持たせながらそれぞれ
他のノードに分散蓄積する場合、従来技術ではデータ転
送手段と記憶媒体接続手段のコストがノード数の2乗の
オーダに比例してかかるため、構築するために多くの投
資が必要という問題点がある。
【0012】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
上記に説明した問題点を解決し、RAIDレベル0及び
RAIDレベル1〜6を含むデータ保護機能を各ノード
毎で選択して構成でき、地域災害に対して可用性を持
ち、複数のコンピュータからのアクセスが可能であり、
重複した装置を持たず低コストな分散記憶方法及び分散
記憶システム及び分散記憶プログラムを記録した記録媒
体を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、互いに離れたノードにある分散記憶媒体に、別のノ
ードにあるホストコンピュータのデータを通信路を介し
て分散して蓄積する分散記憶方法であって、各ノードに
おいて、ホストコンピュータから分散記憶媒体へのデー
タ書き込み時にはデータを分割し、データ読み込み時に
はデータを統合するデータ分割統合手段により、複数種
類のデータ保護構成から1種類のデータ保護構成が指定
され、一のノードのホストコンピュータ及び分散記憶媒
体のデータを該一のノードから他のノードへ伸びる通信
路に転送するデータ転送手段は、該他のノードから到着
したデータが該一のノードのホストコンピュータへのデ
ータかあるいは該一のノードに設置された分散記憶媒体
へのデータかを判断し、該データを該ホストコンピュー
タあるいは該分散記憶媒体に振り分け、該分散記憶媒体
と該データ転送手段とを接続する記憶媒体接続手段は、
該分散記憶媒体に振り分けられたデータを、データ送出
元の該他のノードが複数である場合に該他のノード毎に
複数記憶媒体又は単一記憶媒体の複数記憶領域に書き込
み、該他のノード毎に読み出すことを特徴とする分散記
憶方法である。
【0014】請求項2に記載の分散記憶方法は、前記デ
ータ分割統合手段が、前記データ分割時に、前記データ
保護構成により必要があれば冗長データを生成し、分割
された該データと該冗長データの記憶場所を指定する情
報、及び前記データ保護構成を指定する情報を保持する
データ分割蓄積情報を生成し、該冗長データが生成され
ている場合、該データ統合時にデータ欠損があった際に
は、該データ分割蓄積情報を参照して残りのデータと該
冗長データにより欠損したデータを復元する。
【0015】請求項3に記載の発明は、互いに離れたノ
ードにある分散記憶媒体に、別のノードにあるホストコ
ンピュータのデータを通信路を介して分散して蓄積する
分散記憶システムであって、各ノードにおいて、ホスト
コンピュータから分散記憶媒体へのデータ書き込み時に
はデータを分割し、データ読み込み時にはデータを統合
し、複数種類のデータ保護構成から1種類のデータ保護
構成を指定するデータ分割統合手段と、一のノードのホ
ストコンピュータ及び分散記憶媒体のデータを該一のノ
ードから他のノードへ伸びる通信路に転送し、該他のノ
ードから到着したデータが該一のノードのホストコンピ
ュータへのデータかあるいは該一のノードに設置された
分散記憶媒体へのデータかを判断し、該データを該ホス
トコンピュータあるいは該分散記憶媒体に振り分けるデ
ータ転送手段と、該分散記憶媒体と該データ転送手段と
を接続し、該分散記憶媒体に振り分けられたデータを、
データ送出元の該他のノードが複数である場合に該他の
ノード毎に複数記憶媒体又は単一記憶媒体の複数記憶領
域に書き込み、該他のノード毎に読み出す記憶媒体接続
手段とを有する分散記憶システムである。
【0016】請求項4に記載の分散記憶システムは、前
記データ分割統合手段が、前記データ分割時に、前記デ
ータ保護構成により必要があれば冗長データを生成する
手段と、分割された該データと該冗長データの記憶場所
を指定する情報、及び前記データ保護構成を指定する情
報を保持するデータ分割蓄積情報を生成する手段と、該
冗長データが生成されている場合、該データ統合時にデ
ータ欠損があった際には、該データ分割蓄積情報を参照
して残りのデータと該冗長データにより欠損したデータ
を復元する手段と、を有する。
【0017】請求項5に記載の発明は、互いに離れたノ
ードにある分散記憶媒体に、別のノードにあるホストコ
ンピュータのデータを通信路を介して分散して蓄積する
分散記憶方法を各ノードのコンピュータに実行させる分
散記憶プログラムを記録した記録媒体であって、該プロ
グラムは、ホストコンピュータから分散記憶媒体へのデ
ータ書き込み時にはデータを分割し、データ読み込み時
にはデータを統合し、複数種類のデータ保護構成から1
種類のデータ保護構成を指定するデータ分割統合手段
と、一のノードのホストコンピュータ及び分散記憶媒体
のデータを該一のノードから他のノードへ伸びる通信路
に転送し、該他のノードから到着したデータが該一のノ
ードのホストコンピュータへのデータかあるいは該一の
ノードに設置された分散記憶媒体へのデータかを判断し
て該データを該ホストコンピュータあるいは該分散記憶
媒体に振り分けるデータ転送手段と、該分散記憶媒体と
データ転送手段とを接続し、該分散記憶媒体に振り分け
られたデータを、データ送出元の該他のノードが複数で
ある場合に該他のノード毎に複数記憶媒体又は単一記憶
媒体の複数記憶領域に書き込み、該他のノード毎に読み
出す記憶媒体接続手段とを有する分散記憶プログラムを
記録した記録媒体である。
【0018】請求項6に記載の分散記憶プログラムを記
録した記録媒体は、前記データ分割統合手段が、前記デ
ータ分割時に、前記データ保護構成により必要があれば
冗長データを生成する手段と、分割された該データと該
冗長データの記憶場所を指定する情報、及び前記データ
保護構成を指定する情報を保持するデータ分割蓄積情報
を生成する手段と、該冗長データが生成されている場
合、該データ統合時にデータ欠損があった際には、該デ
ータ分割蓄積情報を参照して残りのデータと該冗長デー
タにより欠損したデータを復元する手段とを有する。
【0019】上記のように、本発明によれば、データ分
割統合手段がデータ保護構成を指定し、指定したデータ
保護構成に適合した冗長データを生成し、指定したデー
タ保護構成に適合した場所に該冗長データを格納するこ
とができるので、各ノード毎にデータ保護構成機能を選
択して実現することができる。また、データ保護構成を
RAID0〜6のいずれかとすることにより、各ノード
毎にRAID0〜6を選択して実現することができる。
【0020】また、本発明によれば、各ノードにデータ
分割統合手段があるので、地域災害によりあるノードが
破壊されても別のノードのデータアクセス性が保持され
るため、可用性が実現できる。また、データ転送手段
は、他ノードから到着したデータが自ノードのファイル
システムのものか他ノードのファイルシステムのものか
を判断し振り分ける機能を持つため、従来の技術では自
ノードと他ノード分用意しなければならなかったデータ
転送手段を共有でき、記憶媒体接続手段は、単一または
複数媒体に接続でき、ノード別に単一または複数媒体の
記憶領域を分割し、ノード別に分割データの書き込みと
読み出しを行う機能を持つため、従来の技術では他ノー
ド数分あった記憶媒体接続手段を共有できる。したがっ
て、従来の技術においては重複して必要であった装置を
削減することができ、コストの削減ができる。更に、各
ノードは1つのデータ転送手段に接続するので、従来技
術におけるチャネル型構成ではホストコンピュータと記
憶媒体間毎に少なくとも一本ずつ必要であった通信路
が、ノードとノードの間に少なくとも1本あればよい構
成とすることができ、更なるコスト削減が可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明における第1の実施
例の構成を示す図である。同図に示すように、第1の実
施例はノードA10、ノードB20、及びノードC30
から構成され、各ノードは通信路130及び通信路13
1によりバス型ネットワーク接続されている。ノードA
10はホストコンピュータ100、ホスト接続手段10
1、データ分割統合手段102、データ接続手段10
3、記憶媒体接続手段104、記憶媒体105、記憶媒
体106から構成され、ノードBはホストコンピュータ
110、ホスト接続手段111、データ分割統合手段1
12、データ転送手段113、記憶媒体接続手段11
4、記憶媒体115、記憶媒体116から構成され、ノ
ードCはホストコンピュータ120、ホスト接続手段1
21、データ分割統合手段122、データ転送手段12
3、記憶媒体接続手段124、記憶装置125、記憶装
置126から構成される。各手段の機能と、本実施例の
動作については後述するとして、次に各手段の実現例に
ついて説明する。
【0022】ホスト接続手段に、例えば、SCSI(Sm
all Computer System Interface )ターゲット機能を持
たせ、ホストコンピュータのインターフェースをSCS
Iイニシエータとして働かせることにより、ホストコン
ピュータとホスト接続手段との接続を行い、記憶媒体接
続手段に、例えば、SCSIイニシエータ機能を持た
せ、SCSIターゲット機能を持つ複数の記憶媒体をデ
ィジーチェーン方式で記憶媒体接続手段に接続する。ま
た、通信路130、131としては、例えば、Fibre Ch
annel を用いて、長距離大容量通信を行う。
【0023】ホスト接続手段とデータ分割統合手段とデ
ータ転送手段と記憶媒体接続手段は、例えば、1つのC
PU(Central proccessing unit)を持つハードウェア
にSCSIイニシエータ機能とSCSIターゲット機能
とFibre Channel 接続機能を付加して実現する。また、
データ分割統合手段には、例えば、RAID(Redundan
t Array of Independent Disks)機能を持たせ、記憶媒
体には、例えば、ハードディスク装置や光磁気ディスク
装置等の記憶装置を使用する。
【0024】図2は図1の構成のうち、ノードA10の
ホストコンピュータ100からのデータ書き込みと読み
出しに関係する構成要素のみを記述した図である。図1
に示す構成では、それぞれのノードにホストコンピュー
タを持ち、それぞれのホストコンピュータは他のノード
とは独立にデータへのアクセスができるが、ここからは
説明を簡単にするために、図2を用いる。なお、ノード
B20、ノードC30におけるそれぞれのホストコンピ
ュータのデータアクセス動作はノードA10のホストコ
ンピュータ100のデータアクセス動作と同様である。
【0025】また、図2においては、ホストコンピュー
タ100から見た仮想記憶装置141、ノードA10の
データ分割統合手段102から見たノードB20の仮想
記憶装置142、ノードA10のデータ分割統合手段1
02から見たノードC30の仮想記憶装置143を記載
している。次に前述した図1における各手段の機能を図
2を用いて説明する。なお、以下図2を用いて説明する
機能は、図1に示す各手段の機能と同様である。
【0026】図2中、ホストコンピュータ100におい
てホスト接続手段101は、仮想記憶装置141の入出
力を行うものとみなされるため、ホストコンピュータ1
00は、データの書き込みと読み出しを行う際には、仮
想記憶装置141の論理的なアドレスを指定する。この
アドレスは、例えばSCSIのLBA(Logical Block
Address )を使用する。ホスト接続手段101はこの論
理的なアドレスをホストコンピュータ100から受け、
データ分割統合手段102に送る機能を有する。
【0027】また、ノードA10のデータ分割統合手段
102においてはノードB20に仮想記憶装置142が
接続され、ノードC30に仮想記憶装置143が接続さ
れているものとみなされるため、ノードA10のデータ
分割統合手段102は、各仮想記憶装置142、143
へのデータの書き込みと読み出しを行う際には、142
と143の論理的なアドレスを指定する。
【0028】したがって、ノードA10のデータ分割統
合手段102は、データアクセスの際に、ノードA10
のホストコンピュータ100から見た仮想記憶装置14
1の論理的なアドレスをホスト接続手段101から受
け、そのアドレスをデータ分割統合手段102から見た
ノードB20とノードC30の仮想記憶装置142、1
43の論理的なアドレスに変換を行い、変換したアドレ
スをデータ転送手段に送る機能を有する。また、データ
分割統合手段102は、仮想記憶装置141の論理的な
アドレスと仮想記憶142、143の論理的なアドレス
の対応付けや、冗長データを蓄積しておくアドレスのた
めの表または算出式を、データ分割蓄積情報として保持
する機能を有し、更に、データ分割蓄積情報のバックア
ップ情報を蓄積しておくための仮想記憶装置142、1
43の論理的なアドレスを保持する機能を有している。
【0029】データ転送手段103は各ノード宛のパケ
ットのヘッダを作成し、パケットを通信路に送る機能を
有する。また、データ転送手段は自ノード宛のパケット
を受け取り、アドレスとデータを記憶媒体に送る機能も
有する。ノードB20の記憶媒体接続手段114は、デ
ータ転送手段113からノードB20の仮想記憶装置1
42の論理的なアドレスを受け、そのアドレスを、ノー
ドB20の記憶媒体115、116のIDと論理的なア
ドレスへの変換を行う機能を有する。ノードC30につ
いてもノードB20と同様に、ノードC30の記憶媒体
接続手段124では、ノードC30の仮想記憶装置14
3の論理的なアドレスからノードC30の記憶媒体12
5、126へのIDと論理的なアドレスへの変換を行
う。記憶媒体115、116、125、126の論理的
なIDとアドレスとしては、例えば、SCSIのIDと
LBAを使用する。
【0030】続いて、図2に示す構成を用いて第1の実
施例におけるデータ書き込みの動作を、図3に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。 ステップ1)ノードA10のホストコンピュータ100
は、ノードA10のホスト接続手段101へ、仮想記憶
装置141の論理的なアドレスとデータを送る。
【0031】ステップ2)ノードA10のホスト接続手
段101は、データ分割統合手段102へ仮想記憶装置
141の論理的なアドレスとデータを送る。 ステップ3)ノードAのデータ分割統合手段102は、
データ分割蓄積情報に従って、仮想記憶装置141の論
理的なアドレスを仮想記憶装置142、143の論理的
なアドレスへ変換する。また、冗長データが必要な場合
は冗長なデータを生成し、データ分割蓄積情報に従っ
て、仮想記憶装置142、143の論理的なアドレスを
付与する。その後、仮想記憶装置のIDと変換後のアド
レスと分割データと冗長データをノードA10のデータ
転送手段103へ送る。
【0032】ステップ4)ノードA10のデータ転送手
段103は、仮想記憶装置のIDを基に各ノード宛のパ
ケットのヘッダを作成し、アドレスと分割データまたは
冗長データをつけたパケットを通信路130、131へ
送信する。 ステップ5)ノードB20ではデータ転送手段113
で、ノードC30ではデータ転送手段123で、それぞ
れ自ノード宛のパケットを受け取る。そして、受け取っ
たアドレスとデータをそれぞれ記憶媒体接続手段11
4、124に送る。
【0033】ステップ6)ノードB20の記憶媒体接続
手段114は仮想記憶装置142のアドレスを記憶媒体
115、116のIDと論理的なアドレスに変換し、ノ
ードC30の記憶媒体接続手段124は仮想記憶装置1
43のアドレスを記憶媒体125、126のIDと論理
的なアドレスに変換し、それぞれのIDとアドレスに従
ってデータをそれぞれの記憶媒体に送り、書き込みを行
う。
【0034】次に、データを読み出す場合の動作を、図
4に示すフローチャートを用いて説明する。 ステップ11)ノードA10のホストコンピュータ10
0は、ノードA10のホスト接続手段101へ、読み出
したい仮想記憶装置141の論理的なアドレスを送る。
【0035】ステップ12)ノードA10のホスト接続
手段101は、データ分割統合手段102へ、読み出し
たい仮想記憶装置141の論理的なアドレスを送る。 ステップ13)ノードA10のデータ分割統合手段10
2は、データ分割蓄積情報に従って、仮想記憶装置14
1の論理的なアドレスを仮想記憶装置142、143の
論理的なアドレスへ変換する。その後、仮想記憶装置の
IDと変換後のアドレスをノードAのデータ転送手段1
03へ送る。
【0036】ステップ14)ノードA10のデータ転送
手段103は、仮想記憶装置のIDを基に各ノード宛の
パケットのヘッダを作成し、アドレスをつけたパケット
を通信路130、131へ送信する。 ステップ15)ノードB20ではデータ転送手段113
で、ノードC30ではデータ転送手段123で、自ノー
ド宛のパケットを受け取る。そして、アドレスをそれぞ
れ記憶媒体接続手段114、124に送る。
【0037】ステップ16)ノードB20の記憶媒体接
続手段114は仮想記憶装置142のアドレスを記憶媒
体115、116のIDと論理的なアドレスに変換し、
ノードC30の記憶媒体接続手段124は仮想記憶装置
143のアドレスを記憶媒体125、126のIDと論
理的なアドレスに変換し、それぞれのIDとアドレスに
従ってデータをそれぞれの記憶媒体から読み出す。記憶
媒体115、116から読み出したデータと仮想記憶装
置142のアドレスをデータ転送手段113へ返し、記
憶媒体125、126から読み出したデータと仮想記憶
装置143のアドレスをデータ転送手段123へ返す。
【0038】ステップ17)ノードB20のデータ転送
手段113は、仮想記憶装置142のIDとアドレスと
データから、ノードA10宛に返すパケットを生成し、
ノードC30のデータ転送手段123は、仮想記憶装置
143のIDとアドレスとデータから、ノードA10宛
に返すパケットを生成し、それぞれ通信路130、13
1へ返信する。
【0039】ステップ18)ノードA10のデータ転送
手段103は、ノードB20とノードC30からのパケ
ットを受け取り、IDとアドレスとデータをノードA1
0のデータ分割統合手段102へ返す。 ステップ19)ノードA10のデータ分割統合手段10
2は、データ分割蓄積情報を使用して仮想記憶装置14
2、143のIDとアドレスを仮想記憶装置141のア
ドレスに変換し、ノードB20、C30から届いた分割
データを統合する。統合したデータをノードA10のホ
スト接続手段101へ返す。
【0040】ステップ20)ノードA10のホスト接続
手段101は受け取ったデータをノードA10のホスト
コンピュータ100へ返す。なお、図2では、各ノード
に記憶媒体は2つづつ存在する構成となっているが、各
ノードの記憶媒体接続手段114、124は各ノードの
仮想記憶装置の論理的なアドレスを記憶媒体のIDとア
ドレスに変換するだけであるので、記憶媒体の数は2つ
に限られず、必要な容量にあわせて自由に選ぶことがで
きる。前述したように、上記で説明したホストコンピュ
ータからのデータ書き込みと読み出しの動作は、図1に
おけるノードB20のホストコンピュータ110とノー
ドC30のホストコンピュータ120においても同様で
ある。
【0041】また、図1に示す構成では、ノード数が3
であるが、ノード数が2以上であればノード数が3の場
合と同様な動作と効果を得ることができる。上記で説明
したような構成となっているので、ノードごとに異なる
ファイルシステムを有する分散記憶装置において、各ノ
ードはホスト接続手段とデータ分割統合手段と記憶媒体
接続手段とデータ転送手段を1つにでき、また、チャネ
ル型の構成であっても通信路を共有することが可能とな
る。その効果として、以下に示すようなノード数にほぼ
比例したコストで装置を提供することが可能となる。
【0042】 CTotal = {( CHC+ CDI+ CT + CT + CMC) ×N}+ {CC ×( N-1) } = NCHC+ NCDI+ NCT + NCT + NCMC+(N-1) CC = NCHC+ NCDI+ 2 NCT + NCMC+(N-1) CC ただし、CTotal はトータルコスト、CHCはホスト接続
手段のコスト、CDIはデータ分割統合手段のコスト、C
T はデータ転送手段のコスト、CMCは記憶媒体接続手段
のコスト、CC は通信路のコスト、Nはノード数を表
す。
【0043】比較対象として従来の技術における図7に
おいて説明した一般的なRAID装置を使ってバス型ネ
ットワーク接続を使用した同一の機能を実現する構成の
コストを以下の式に示す。 CTotal = [ {CHC+ CDI+ CT + ( CT + CMC) ×( N-1) }×N]+{CC ×( N-1) } =NCHC+ NCDI+ NCT + N( N-1) CT + N( N-1) CMC+(N-1) CC =NCHC+ NCDI+ N2 T + N( N-1) CMC+(N-1) CC ただし、CTotal はトータルコスト、CHCはホスト接続
手段のコスト、CDIはデータ分割統合手段のコスト、C
T はデータ転送手段のコスト、CMCは記憶媒体接続手段
のコスト、CC は通信路のコスト、Nはノード数を表
す。
【0044】後者から前者を引いた差をとって、N(N
−1)CT +N(N−2)CMCのコストダウンが図れる
ことがわかる。この結果が示すように、従来の技術にく
らべて、コストを低く押さえることができる。また、デ
ータ分割統合手段はRAID0〜6に対応しているた
め、各ノードはRAID0〜6の機能を実現でき、各ノ
ードにデータ分割統合手段があるので、地域災害により
あるノードが破壊されても別のノードのデータアクセス
性は保持され、可用性が実現できる。更に、各ノードに
ホスト接続手段を持つので、複数コンピュータからのア
クセスが可能となる。
【0045】次に、可用性を示すためにノード障害によ
る復旧の動作について、図2を用いて、図1の構成にお
いてノードA10のホストコンピュータ100が分散記
憶媒体に蓄積しているデータに対して障害が起こった場
合について説明する。障害の発生場所としては、ノード
B20又はノードC30での発生、及びノードA10で
の発生の2通りある。まず、ノードB20で発生した場
合を説明する。なお、ノードC30で発生しても同様で
ある。
【0046】データ分割統合手段102がRAIDレベ
ル1を選択している場合、データ分割統合手段102が
ノードB20にアクセスできなくなったことを検知する
と、データ分割統合手段102はノードC30にのみア
クセスをする。これによりノードB20障害時において
もデータアクセス可能である。ノードB20が復旧した
際には、ノードB20が復旧した旨の情報をノードA1
0が検知し、データ分割蓄積情報に従ってノードC30
のデータを基にノードB20のデータを復元し、ノード
B20の記憶媒体に格納することでデータ復旧ができ
る。復旧中は、ホストコンピュータ100からのデータ
書き込みによるデータの追加や変更もデータ分割統合手
段102にて復元動作に組み入れるため、復帰中もデー
タのアクセスが可能である。RAIDレベル2〜6につ
いての動作は上記に説明した動作と同様である。
【0047】次に、ノードA10で障害が発生し、その
障害が復旧した後の動作について説明する。データ分割
統合手段102は、分割されたデータの位置情報やRA
IDレベル等が書き込まれたデータ分割蓄積情報が消失
しているため、ノードB20又はノードC30から記憶
媒体の所定の位置にあるバックアップされたデータ分割
蓄積情報を取得する。これによりノードA10から各ノ
ードへのアクセスが可能となる。ノードA10の障害で
は、ホストコンピュータ100に対するデータの消失は
無いので、RAIDレベル0〜6を使用した復旧が可能
である。
【0048】図5は本発明の第2の実施例の構成を示す
図である。同図に示すように、第2の実施例は、第1の
実施例と同様にノードA10、ノードB20、及びノー
ドC30から構成され、各ノード内の構成も接続方法に
かかわる部分を除いて第1の実施例と同一である。第2
の実施例では、第1の実施例と異なり、各ノードがチャ
ネル型ネットワーク接続により接続されている。すなわ
ち、ノードA10とノードB20は通信路150により
接続され、ノードA10とノードC30は通信路151
により接続され、ノードB20とノードC30は通信路
152により接続されている。
【0049】図6は図5の構成のうち、ノードA10の
ホストコンピュータ100からのデータ書き込みと読み
出しに関係する構成要素のみを記述した図である。すな
わち、図5に示す構成では、それぞれのノードにホスト
コンピュータを持ち、それぞれのホストコンピュータは
他のノードとは独立にデータへのアクセスができるが、
図6に示す構成ではホストコンピュータ100からのデ
ータ書き込みと読み出しに関係する構成要素のみ抜き出
して記述している。なお、ノードB20、ノードC30
におけるそれぞれのホストコンピュータのデータアクセ
ス動作はノードA10のホストコンピュータ100のデ
ータアクセス動作と同様である。
【0050】また、図6においては、ホストコンピュー
タ100から見た仮想記憶装置141、ノードA10の
データ分割統合手段102から見たノードB20の仮想
記憶装置142、ノードA10のデータ分割統合手段1
02から見たノードC30の仮想記憶装置143を記載
している。図5に示す各手段の実現例、機能は第1の実
施例と同様である。また、図6に示す構成の動作は、図
2で説明した第1の実施例における動作と同様である。
すなわち、バス型ネットワークあるいはチャネル型ネッ
トワークノードのどちらを接続手段として利用しても、
本発明による分散記憶システムは同様の動作を行う。
【0051】第2の実施例に示す構成においても第1の
実施例と同様に、ノードごとに異なるファイルシステム
を有する分散記憶装置においては、各ノードはホスト接
続手段とデータ分割統合手段と記憶媒体接続手段とデー
タ転送手段を1つにでき、また、通信路を共有すること
が可能となる。ここで、第2の実施例のコスト面の効果
を示すと、以下のように、通信路以外はノード数にほぼ
比例した低いコストで装置を提供することが可能とな
る。
【0052】 CTotal = {( CHC+ CDI+ CT + CT + CMC) ×N}+ {CC ×N(N-1) } = NCHC+ NCDI+ NCT + NCT + NCMC+N( N-1) CC = NCHC+ NCDI+ 2 NCT + NCMC+N( N-1) CC ただし、CTotal はトータルコスト、CHCはホスト接続
手段のコスト、CDIはデータ分割統合手段のコスト、C
T はデータ転送手段のコスト、CMCは記憶媒体接続手段
のコスト、CC は通信路のコスト、Nはノード数を表
す。
【0053】比較対象として従来の技術において図8で
説明した一般的なRAID装置を使ってチャネル型ネッ
トワーク接続を使用した同一の機能を実現する構成につ
いてのコストを以下の式に示す。 CTotal = [{CHC+ CDI+ CT + ( CT + CMC) ×( N-1) }×N] +{CC ×2N( N-1) } =NCHC+ NCDI+ NCT + N( N-1) CT + N( N-1) CMC+2N(N-1) CC =NCHC+ NCDI+ N2 T + N( N-1) CMC+2N(N-1) CC ただし、CTotal はトータルコスト、CHCはホスト接続
手段のコスト、CDIはデータ分割統合手段のコスト、C
T はデータ転送手段のコスト、CMCは記憶媒体接続手段
のコスト、CC は通信路のコスト、Nはノード数を表
す。
【0054】後者から前者を引いた差をとると、N(N
−1)CT +N(N−2)CMCのコストダウンが図れる
ことがわかる。この結果が示すように、従来の技術にく
らべて、コストが低く押さえられる。通信路については
前者は後者に比較して1/2のコストとなる。また、第
1の実施例と同様に、第2の実施例はデータ分割統合手
段はRAID0〜6に対応しているため、各ノードはR
AID0〜6の機能を実現でき、各ノードにデータ分割
統合手段があるので、地域災害によりあるノードが破壊
されても別のノードのデータアクセス性は保持され、可
用性が実現できる。更に、各ノードにホスト接続手段を
持つので、複数コンピュータからのアクセスが可能とな
る。
【0055】次に、本発明における分散記憶プログラム
を記録した記録媒体の実施例について説明する。図9
は、CPU600、メモリ601、外部記憶装置60
2、ディスプレイ603、キーボード604、通信処理
装置605を備えたコンピュータシステムの構成図であ
り、本発明における分散記憶プログラムを記録した記録
媒体は図9に示すメモリ601又は外部記憶装置602
のいずれか又は両方に相当する。また、光磁気ディス
ク、磁気ディスク、磁気テープ等の可搬媒体、又は電子
メモリ、ハードディスク等も本発明の記録媒体に相当
し、これらの記録媒体に格納された本発明の手段を有す
る分散記憶プログラムを、図9に示すコンピュータシス
テムにローディングし、該コンピュータシステムをホス
トコンピュータ又は記憶媒体のいずれか又は両方に接続
させ、他ノードの本発明による方法を使用したシステム
と通信路を介して接続することにより、該コンピュータ
システムにおいて上記の分散記憶方法の使用が可能とな
る。
【0056】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ことなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能で
ある。
【0057】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、データ
分割統合手段がデータ保護構成を指定し、指定したデー
タ保護構成に適合した冗長データを生成し、指定したデ
ータ保護構成に適合した場所に該冗長データを格納する
ことができるので、各ノード毎にデータ保護構成機能を
選択して実現することができる。また、データ保護構成
をRAID0〜6のいずれかとすることにより、各ノー
ド毎にRAID0〜6を選択して実現することができ
る。
【0058】また、本発明によれば、各ノードにデータ
分割統合手段があるので、地域災害によりあるノードが
破壊されても別のノードのデータアクセス性が保持され
るため、可用性が実現できる。更に、各ノードにおける
データ転送手段はデータ振り分け機能を持ち、データ転
送手段に接続された記憶媒体接続手段はノード毎に割り
当てられた記憶媒体又は記憶領域にデータアクセスする
ことができるため、単一のデータ転送手段及び記憶媒体
接続手段により自ノードのホストコンピュータ及び他ノ
ードの複数ホストコンピュータからのアクセスを受ける
複数の記憶媒体を自ノードに設けることが可能となり、
コスト削減が可能である。また、チャネル型の構成でも
通信路を共有させることができ、更なるコスト削減が可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施例の構成を示す図で
ある。
【図2】本発明における第1の実施例の動作説明のため
の図である。
【図3】本発明における第1の実施例のホストコンピュ
ータの書き込み動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明における第1の実施例のホストコンピュ
ータの読み込み動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明における第2の実施例の構成を示す図で
ある。
【図6】本発明における第2の実施例の動作をわかりや
すく示すための図である。
【図7】従来の技術における分散記憶装置の第1の例で
ある。
【図8】従来の技術における分散記憶装置の第2の例で
ある。
【図9】本発明の記録媒体の実施例におけるコンピュー
タシステムの構成図である。
【符号の説明】
10 ノードA 20 ノードB 30 ノードC 100、110、120、500、510、520 ホ
ストコンピュータ 101、111、121、501、511、521 ホ
スト接続手段 102、112、122 データ分割統合手段 502、512、522 RAID制御手段 103、113、123、503、513、523 デ
ータ転送手段 506、516、526、509、519、529 デ
ータ転送手段 104、114、124、505、515、525 記
憶媒体接続手段 508、518、528 記憶媒体接続手段 504、514、524、507、517、527 記
憶媒体 130、131、530、531 通信路 540、541、542、543、544 通信路 600 CPU 601 メモリ 602 外部記憶装置 603 ディスプレイ 604 キーボード 605 通信処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久力 眞人 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 村田 節子 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 岩津 茂太郎 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B018 GA02 HA05 HA35 KA22 MA06 MA12 5B045 DD16 JJ22 JJ32 JJ42 5B065 BA01 BA03 BA05 BA07 CA30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに離れたノードにある分散記憶媒体
    に、別のノードにあるホストコンピュータのデータを通
    信路を介して分散して蓄積する分散記憶方法であって、 各ノードにおいて、 ホストコンピュータから分散記憶媒体へのデータ書き込
    み時にはデータを分割し、データ読み込み時にはデータ
    を統合するデータ分割統合手段は、複数種類のデータ保
    護構成から1種類のデータ保護構成を指定し、 一のノードのホストコンピュータ及び分散記憶媒体のデ
    ータを該一のノードから他のノードへ伸びる通信路に転
    送するデータ転送手段は、該他のノードから到着したデ
    ータが該一のノードのホストコンピュータへのデータか
    あるいは該一のノードに設置された分散記憶媒体へのデ
    ータかを判断し、該データを該ホストコンピュータある
    いは該分散記憶媒体に振り分け、 該分散記憶媒体と該データ転送手段とを接続する記憶媒
    体接続手段は、該分散記憶媒体に振り分けられたデータ
    を、データ送出元の該他のノードが複数である場合に該
    他のノード毎に複数記憶媒体又は単一記憶媒体の複数記
    憶領域に書き込み、該他のノード毎に読み出す、 ことを特徴とする分散記憶方法。
  2. 【請求項2】前記データ分割統合手段は、 前記データ分割時に、前記データ保護構成により必要が
    あれば冗長データを生成し、 分割された該データと該冗長データの記憶場所を指定す
    る情報、及び前記データ保護構成を指定する情報を保持
    するデータ分割蓄積情報を生成し、 該冗長データが生成されている場合、該データ統合時に
    データ欠損があった際には、該データ分割蓄積情報を参
    照して残りのデータと該冗長データにより欠損したデー
    タを復元する、 ことを特徴とする請求項1記載の分散記憶方法。
  3. 【請求項3】互いに離れたノードにある分散記憶媒体
    に、別のノードにあるホストコンピュータのデータを通
    信路を介して分散して蓄積する分散記憶システムであっ
    て、 各ノードにおいて、 ホストコンピュータから分散記憶媒体へのデータ書き込
    み時にはデータを分割し、データ読み込み時にはデータ
    を統合し、複数種類のデータ保護構成から1種類のデー
    タ保護構成を指定するデータ分割統合手段と、 一のノードのホストコンピュータ及び分散記憶媒体のデ
    ータを該一のノードから他のノードへ伸びる通信路に転
    送し、該他のノードから到着したデータが該一のノード
    のホストコンピュータへのデータかあるいは該一のノー
    ドに設置された分散記憶媒体へのデータかを判断して該
    データを該ホストコンピュータあるいは該分散記憶媒体
    に振り分けるデータ転送手段と、 該分散記憶媒体と該データ転送手段とを接続し、該分散
    記憶媒体に振り分けられたデータを、データ送出元の該
    他のノードが複数である場合に該他のノード毎に複数記
    憶媒体又は単一記憶媒体の複数記憶領域に書き込み、該
    他のノード毎に読み出す記憶媒体接続手段と、 を有することを特徴とする分散記憶システム。
  4. 【請求項4】前記データ分割統合手段は、 前記データ分割時に、前記データ保護構成により必要が
    あれば冗長データを生成する手段と、 分割された該データと該冗長データの記憶場所を指定す
    る情報、及び前記データ保護構成を指定する情報を保持
    するデータ分割蓄積情報を生成する手段と、 該冗長データが生成されている場合、該データ統合時に
    データ欠損があった際には、該データ分割蓄積情報を参
    照して残りのデータと該冗長データにより欠損したデー
    タを復元する手段と、 を有することを特徴とする請求項3記載の分散記憶シス
    テム。
  5. 【請求項5】互いに離れたノードにある分散記憶媒体
    に、別のノードにあるホストコンピュータのデータを通
    信路を介して分散して蓄積する分散記憶方法を各ノード
    のコンピュータに実行させる分散記憶プログラムを記録
    した記録媒体であって、該プログラムは、 ホストコンピュータから分散記憶媒体へのデータ書き込
    み時にはデータを分割し、データ読み込み時にはデータ
    を統合し、複数種類のデータ保護構成から1種類のデー
    タ保護構成を指定するデータ分割統合手段と、 一のノードのホストコンピュータ及び分散記憶媒体のデ
    ータを該一のノードから他のノードへ伸びる通信路に転
    送し、該他のノードから到着したデータが該一のノード
    のホストコンピュータへのデータかあるいは該一のノー
    ドに設置された分散記憶媒体へのデータかを判断して該
    データを該ホストコンピュータあるいは該分散記憶媒体
    に振り分けるデータ転送手段と、 該分散記憶媒体と該データ転送手段とを接続し、該分散
    記憶媒体に振り分けられたデータを、データ送出元の該
    他のノードが複数である場合に該他のノード毎に複数記
    憶媒体又は単一記憶媒体の複数記憶領域に書き込み、該
    他のノード毎に読み出す記憶媒体接続手段と、 を有することを特徴とする分散記憶プログラムを記録し
    た記録媒体。
  6. 【請求項6】前記データ分割統合手段は、 前記データ分割時に、前記データ保護構成により必要が
    あれば冗長データを生成する手段と、 分割された該データと該冗長データの記憶場所を指定す
    る情報、及び前記データ保護構成を指定する情報を保持
    するデータ分割蓄積情報を生成する手段と、 該冗長データが生成されている場合、該データ統合時に
    データ欠損があった際には、該データ分割蓄積情報を参
    照して残りのデータと該冗長データにより欠損したデー
    タを復元する手段と、 を有することを特徴とする請求項5記載の分散記憶プロ
    グラムを記録した記録媒体。
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