JP2000075089A - プラント監視操作用装置 - Google Patents

プラント監視操作用装置

Info

Publication number
JP2000075089A
JP2000075089A JP10245419A JP24541998A JP2000075089A JP 2000075089 A JP2000075089 A JP 2000075089A JP 10245419 A JP10245419 A JP 10245419A JP 24541998 A JP24541998 A JP 24541998A JP 2000075089 A JP2000075089 A JP 2000075089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plant
software
server computer
nuclear power
plant monitoring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10245419A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Masugi
剛 真杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10245419A priority Critical patent/JP2000075089A/ja
Publication of JP2000075089A publication Critical patent/JP2000075089A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数プラントにおけるプラント監視操作機能用
ソフトウェアで、共用するものを外部サーバ計算機に備
えて各プラントは必要時に呼び出し、ハードとソフトウ
ェアの有効活用と保守性に優れたプラント監視操作用装
置を提供する。 【解決手段】請求項1記載の発明に係るプラント監視操
作用装置は、複数の単位プラントを備えたプラントにお
いて、各原子力プラント1a,1bの監視操作を行うプ
ロセス計算機6a,6bを相互に接続するネットワーク
9と、このネットワーク9を介して前記各プロセス計算
機6a,6bと接続して各プラントに共通のプラント監
視操作機能用ソフトウェア5を持つサーバ計算機7とか
らなり、前記サーバ計算機7に収められたプラント監視
操作機能用ソフトウェア5を各プラントのプロセス計算
機6a,6bに呼び出して実行することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複数の原子
力プラントからなる原子力発電所に設置される自動制御
装置に係り、特に各単位プラントに対するネットワーク
伝送を備えたプラント監視操作用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種プラントの中には、独立した単位プ
ラントを複数備えたものがある。原子力発電所を例にす
ると、一つの原子力発電所で、単位プラントの原子力プ
ラントを複数基備えているものがあり、例えば図10のブ
ロック構成図に示すように、2基の原子力プラントであ
るA原子力プラント1aとB原子力プラント1bを備え
た原子力発電所を、ツインプラントと呼んでいる。
【0003】なお、このツインプラントにおけるプラン
ト監視操作用装置としては、前記A,B原子力プラント
1a,1bには、Aプロセス計算機2a及びBプロセス
計算機2bが設置されていて、このAプロセス計算機2
aは、A記憶装置3aと処理装置4aを備え、Bプロセ
ス計算機2bには、B記憶装置3bと処理装置4bを備
えている。
【0004】従って、前記A,Bプロセス計算機2a,
2bのA,B記憶装置3a,3bにおいて、それぞれに
プラント監視操作機能用ソフトウェア5を保有し、A,
B原子力プラント1a,1bのそれぞれに対して、プラ
ント監視操作機能用ソフトウェア5の実行をしている。
【0005】一般に原子力プラントにおける起動及び停
止操作は、原子炉出力をモニタしながら、関連する各種
弁開度やポンプ回転数、及び制御棒位置を操作する必要
があり、従って、現状ではこらの作業を、前記A,Bプ
ロセス計算機2a,2bにより自動化して実行してい
る。また、このことは、A,B原子力プラント1a,1
bにおける各機器のサーベイランステストにおいて、各
機器の動作の測定及び確認の一助となっている。
【0006】このような原子力発電所では、プラント自
動化機能及びサーベイランステストガイド機能等で、常
時使用しないプラント監視操作機能についても、プラン
ト設備としてハードウェア及びソフトウェアを共に専用
に作って、常時各A,B原子力プラント1a,1bに設
置している。
【0007】従って、前記A,B原子力プラント1a,
1bの起動停止時、及びサーベイランステスト時には、
それぞれ前記A,Bプロセス計算機2a,2b内に備え
られたA,B記憶装置3a,3bから、必要なソフトウ
ェアを呼び出して実行している。
【0008】しかしながら、前記原子力発電所のA,B
原子力プラント1a,1bにおける起動停止は、年に1
回程度の割合でしか実施されないために、たとえツイン
プラントであっても、これらのプラント監視操作機能用
ソフトウェア5は、A,B原子力プラント1a,1bに
備えられた、それぞれのA,Bプロセス計算機2a,2
bのA,B記憶装置3a,3bに保存されている。
【0009】また、A,B原子力プラント1a,1bの
運転中は、前記それぞれのA,Bプロセス計算機2a,
2bを止めることはせず、従って、A,Bプロセス計算
機2a,2bの点検及び保守を行うためには、その都
度、当該A,B原子力プラント1a,1bを停止させる
必要があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記のプラント監視操
作用装置については、例えば原子力発電所における各原
子力プラント起動停止の自動化機能、及びサーベイラン
ステストガイド表示機能のように、各A,B原子力プラ
ント1a,1bにて、ほぼ同じ機能のプラント監視操作
機能用ソフトウェア5を保有しているが、これを同時に
使用することはほとんどない。
【0011】従って、前記原子力プラント起動停止の自
動化機能、及びサーベイランステストガイド表示機能等
については、その稼働効率と共に経済性が低いという問
題があった。また、これらの機能の保守については、そ
の機能を使用していないにも係わらず、A,Bプロセス
計算機2a,2bが稼働しているA,B原子力プラント
1a,1bの運転中には実施することができなかった。
【0012】従って、これら機能の保守は、A,Bプロ
セス計算機2a,2bを止めることができる、A,B原
子力プラント1a,1bの停止中に行わなくてはならな
いので、保守性が悪いことから良好な信頼性の確保に支
障があった。
【0013】本発明の目的とするところは、複数の単位
プラントにおける各種プラント監視操作機能用ソフトウ
ェアの中で、共用できるものをプラントの外部に設置し
たサーバ計算機に備えて、各単位プラントがこのサーバ
計算機から必要に応じ、所定の機能を呼び出すことで、
ハード及びソフトウェアの有効活用と保守性に優れたプ
ラント監視操作用装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明に係るプラント監視操作用装置は、
複数の単位プラントを備えたプラントにおいて、各単位
プラントの監視操作を行うプロセス計算機と、この各プ
ロセス計算機を相互に接続するネットワークと、このネ
ットワークを介して前記各プロセス計算機と接続して各
プラントに共通のプラント監視操作機能用ソフトウェア
を持つサーバ計算機とからなり、前記サーバ計算機に収
められた前記プラント監視操作機能用ソフトウェアを各
単位プラントのプロセス計算機に呼び出して実行するこ
とを特徴とする。
【0015】複数の単位プラントにて共用できるプラン
ト監視操作機能用ソフトウェアをプラント外に設置した
サーバ計算機に保存し、このサーバ計算機と前記各単位
プラント内に設置されたプロセス計算機とをネットワー
クで結合している。これにより、前記プラント監視操作
機能用ソフトウェアを、各単位プラントのプロセス計算
機に保有することなく、必要に応じてネットワークを介
して各プロセス計算機にダウンロードして実行する。
【0016】請求項2記載の発明に係るプラント監視操
作用装置は、請求項1において、サーバ計算機に収めら
れたプラント監視操作機能用ソフトウェアが、その機能
を使用する時に任意のプロセス計算機に対して必要な分
だけダウンロードして実行することを特徴とする。
【0017】プラントの外部に設置されたサーバ計算機
に保存された、プラント監視操作機能用ソフトウェアに
対して、各単位プラントはそのプロセス計算機に、ネッ
トワークを介してこの時の実行に必要なプラント監視操
作機能用ソフトウェアを、部分的にダウンロードして実
行する。これにより、各プロセス計算機におけるハード
ウェア要求が緩和される。
【0018】請求項3記載の発明に係るプラント監視操
作用装置は、請求項1または請求項2において、サーバ
計算機に収められたプラント監視操作機能用ソフトウェ
アが、プロセス計算機のハードウェア及びオペレーティ
ングシステムに依存しない言語で記述されることを特徴
とする。
【0019】サーバ計算機に保存されたプラント監視操
作機能用ソフトウェアは、各種計算機のハードウェア及
びオペレーティングシステムソフトウェアに依存しない
言語で記述することにより、サーバ計算機及びプロセス
計算機におけるハードウェアの選択肢の幅が広がる。
【0020】請求項4記載の発明に係るプラント監視操
作用装置は、請求項1乃至請求項3において、サーバ計
算機において、前記収められたプラント監視操作機能用
ソフトウェアが単位プラントで使用されていないときに
は、単位プラント運転中でも保守が実行できることを特
徴とする。
【0021】プラント監視操作機能用ソフトウェアが、
プラントの外部に設置されたサーバ計算機に保存されて
いるので、当該プラント監視操作機能用ソフトウェアが
各単位プラントにて使用されていない時には、各単位プ
ラント及びプロセス計算機を停止することなく、プラン
ト監視操作機能用ソフトウェアの保守を行うことができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
面を参照して説明する。なお、上記した従来技術と同様
にツインプラントの原子力発電所を例にすると共に、構
成部分については同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【0023】第1実施の形態は請求項1に係り、プラン
ト監視操作用装置は図1のブロック構成図に示すよう
に、プラントである原子力発電所内で2基の単位プラン
トのA原子力プラント1aとB原子力プラント1bに設
置されていて、A原子力プラント1aにおけるAプロセ
ス計算機6aは、A記憶装置3a及び処理装置4aを、
またB原子力プラント1bにおけるBプロセス計算機6
bは、B記憶装置3b及び処理装置4bを備えている。
【0024】しかしながら、前記A,B記憶装置3a,
3bには、常時使用しないプラント自動化機能及びサー
ベイランステストガイド機能等の、プラント監視操作機
能用ソフトウェア5は保有していない。また、前記A,
Bプロセス計算機6a,6bには、A,B原子力プラン
ト1a,1bから離れた場所に設置されているサーバ計
算機7と保守装置8とが、ネットワーク9を介して相互
間のデータ伝送を自在に結合している。
【0025】さらに、前記サーバ計算機7は、前記A,
B原子力プラント1a,1bに共通なプラント監視操作
機能用ソフトウェア5を格納した記憶装置10と処理装置
11とからなり、保守装置8は、記憶装置12と処理装置13
により構成されている。
【0026】次に、上記構成による作用について説明す
る。ここで、A原子力プラント1aのプラント起動停止
時に、プラント自動化機能やプラント自動化監視機能、
及びプラント自動化進行表示機能のソフトウェアを実行
する。
【0027】この時には、図2のブロック構成図に示す
ように、A原子力プラント1aにおけるAプロセス計算
機6aは、処理装置4aよりネットワーク9を介してサ
ーバ計算機7の処理装置11に、Aプロセス計算機6aと
サーバ計算機7の接続を試みると共に、サーバ計算機7
からの応答が返ってきたら、接続を確立させてデータ伝
送が可能な状況を構築する。
【0028】この状態で、図3のブロック構成図に示す
ように、A原子力プラント1aにおけるAプロセス計算
機6aからサーバ計算機7に対して、その時点でA原子
力プラント1aのプラント起動停止に必要な、プラント
監視操作機能用ソフトウェア5を要求する。
【0029】これによりサーバ計算機7は、その記憶装
置10に保存されたプラント監視操作機能用ソフトウェア
5より、ネットワーク9を介してA原子力プラント1a
におけるAプロセス計算機6aのA記憶装置3aに、プ
ラント起動停止に必要なプラント監視操作機能用ソフト
ウェア5を転送する。
【0030】なお、A原子力プラント1aにおけるサー
ベイランステストガイド機能の実行時には、上記プラン
ト起動停止時と同様の手順で、サーベイランステストガ
イドのプラント監視操作機能用ソフトウェア5が、サー
バ計算機7の記憶装置10からA原子力プラント1aにお
けるAプロセス計算機6aのA記憶装置3aへ転送され
る。
【0031】また、B原子力プラント1bが前記プラン
ト監視操作機能用ソフトウェア5を使用する際は、図4
のブロック構成図に示すように、上記したA原子力プラ
ント1aの場合と全く同じ方法で、必要とするプラント
監視操作機能用ソフトウェア5を、サーバ計算機7の記
憶装置10からネットワーク9を介して、B原子力プラン
ト1bにおけるBプロセス計算機6bのB記憶装置3b
へ転送する。
【0032】これにより、常時使用しないプラント監視
操作機能用ソフトウェア5を、A,B原子力プラント1
a,1bのA,Bプロセス計算機6a,6bにそれぞれ
常備する必要がない。
【0033】この共通のプラント監視操作機能用ソフト
ウェア5を、A,B原子力プラント1a,1bの外部に
設置したサーバ計算機7に保存しておくことで、前記
A,Bプロセス計算機6a,6bのA,B記憶装置3
a,3bにおける設備負担が軽減されると共に、A,B
原子力プラント1a,1bにおける設置スペースを削減
することができる。
【0034】なお、前記A,Bプロセス計算機6a,6
bにおいては、一時的に前記プラント監視操作機能用ソ
フトウェア5を保存するためのA,B記憶装置3a,3
bが必要である。しかし、前記プラント監視操作機能用
ソフトウェア5を、プラント起動停止時やサーベイラン
ステストガイド機能の実行時等においてのみ、部分的に
ダウンロードすることから、A,Bプロセス計算機6
a,6b内のA,B記憶装置3a,3bに対する要求は
小さいものとなる。
【0035】また、複数のA,B原子力プラント1a,
1bにおいて、共通のプラント監視操作機能用ソフトウ
ェア5を他プラントと共有することにより、前記プラン
ト監視操作機能用ソフトウェア5の保有場所の省スペー
ス化ができる。さらに、プラント監視操作機能用ソフト
ウェア5の保守について、従来はA,B原子力プラント
1a,1b毎に設置していた、それぞれのA,Bプロセ
ス計算機2a,2bに保存していたプラント監視操作機
能用ソフトウェア5に対して、個別に保守を行ってい
た。
【0036】しかしながら、本発明のプラント監視操作
用装置では、A,B原子力プラント1a,1bより離れ
て設置したサーバ計算機7において保存した、一つの共
通のプラント監視操作機能用ソフトウェア5の保守を行
うだけで良いので、その保守時間と労力が大幅に削減さ
れる。
【0037】また、前記各A,Bプロセス計算機2a,
2bにおいて、サーバ計算機7から呼び出したプラント
監視操作機能用ソフトウェア5の実行履歴は、前記各
A,Bプロセス計算機2a,2bの停止直前まで、前記
各A,Bプロセス計算機2a,2bが設けられている
A,B原子力プラント1a,1bの外部に設置されたサ
ーバ計算機7に記録される。
【0038】従って、前記各A,Bプロセス計算機2
a,2bが停止した時でも、その直前までの各A,Bプ
ロセス計算機2a,2bにおける履歴情報を得ることに
より、プラント監視操作用装置の信頼性がさらに向上す
る。
【0039】第2実施の形態は請求項2に係り、ソフト
ウエアを機能毎で部分的にダウンロードさせるもので、
上記第1実施の形態の変形であることから、上記第1実
施の形態と同様の構成部分と作用及び効果についての説
明は省略して、異なる部分について説明する。
【0040】プラント監視操作用装置は図5のブロック
構成図に示すように、原子力発電所内のA,B原子力プ
ラント1a,1bに設置されているA,Bプロセス計算
機6a,6bは、それぞれA記憶装置3a及び処理装置
4aと、B記憶装置3b及び処理装置4bを備えてい
る。また、前記A,Bプロセス計算機2a,2bには、
A,B原子力プラント1a,1bから離れた場所に設置
されているサーバ計算機7と保守装置8とが、ネットワ
ーク9を介して結合している。
【0041】さらに、前記サーバ計算機7は、プラント
監視操作機能用ソフトウェア5を機能毎で部分的にダウ
ンロードが可能な、複数のプラント監視操作機能用ソフ
トウェア5-1〜5-nとして保存した記憶装置10と処理装
置11で、また、保守装置8については記憶装置12と処理
装置13により構成されている。
【0042】次に、上記構成による作用について説明す
る。A原子力プラント1aにおけるプラント自動化監視
や進行表示及び自動化機能に際しては、サーバ計算機7
の記憶装置10からネットワーク9を介し、プラント監視
操作機能用ソフトウェア5-1〜5-nを、機能毎で部分的
にしてAプロセス計算機6aへダウンロードする。
【0043】これにより、いくつかのブレークポイント
毎に必要なソフトウェアから、先ず、プラント監視操作
機能用ソフトウェア5-1等のいくつかを、Aプロセス計
算機6aのA記憶装置3aにダウンロードし、このプラ
ント監視操作機能用ソフトウェア5-1等によるプラント
自動化監視、進行表示及び自動化機能を実行する。
【0044】なお、前記プラント監視操作機能用ソフト
ウェア5-1等によるブレークポイントが完了したら、図
6のブロック構成図に示すように、Aプロセス計算機6
aのA記憶装置3aが保有している、前記プラント監視
操作機能用ソフトウェア5-1等を消去する。
【0045】次に、図7のブロック構成図に示すよう
に、前記サーバ計算機7の記憶装置10から、次のブレー
クポイントのプラント監視操作機能用ソフトウェア5-n
をダウンロードすることにより、所定の自動化機能を実
行することができる。なお、サーベイランステストガイ
ド機能については、当該機能のソフトウエアを全てダウ
ンロードせず、対象系統毎または対象区分毎にダウンロ
ードして実行する。
【0046】このサーベイランステストが終了したら、
同ソフトウエアを消去して、次の対象系統または対象区
分のサーベイランステストガイド機能用ソフトウェアを
ダウンロードする。これにより、個々のA,Bプロセス
計算機6a,6bのA,B記憶装置3a,3bにおける
負荷を軽減することができると共に、ハードウェアのコ
ストが削減する。
【0047】第3実施の形態は請求項3に係り、ソフト
ウエアの言語に関するもので、上記第1実施の形態の変
形であることから、上記第1実施の形態と同様の構成部
分と作用及び効果についての説明は省略して、異なる部
分について説明する。プラント監視操作用装置におい
て、上記図1に示すA原子力プラント1aとB原子力プ
ラント1bに設置されているA,Bプロセス計算機6
a,6bは、それぞれA記憶装置3a及び処理装置4a
と、B記憶装置3b及び処理装置4bを備えている。
【0048】また、前記A,Bプロセス計算機6a,6
bには、A,B原子力プラント1a,1bから離れた場
所に設置されているサーバ計算機7と保守装置8とが、
ネットワーク9を介して相互間のデータ伝送を自在に結
合している。なお、前記サーバ計算機7の記憶装置10に
保管しているプラント監視操作機能用ソフトウェア5
は、前記A,Bプロセス計算機6a,6b及びサーバ計
算機7のハードウェア及びオペレーティングシステムに
依存しないJAVA言語で記述する構成としている。
【0049】次に、上記構成による作用について説明す
る。A,Bプロセス計算機6a,6bは、サーバ計算機
7のソフトウェアを実行できる環境を持たせることによ
り、当該機能を実現する。これには、前記サーバ計算機
7のソフトウェアを、上記した第1実施の形態と同様に
上記図2乃至図4に示すように、A,Bプロセス計算機
6a,6bへ転送した後に、プラント監視操作機能用ソ
フトウェア5を実行する。
【0050】従って、前記A,Bプロセス計算機6a,
6b及びサーバ計算機7におけるハードウェア及びオペ
レーティングシステムの選択肢が広がり、機能毎に最適
なハードウェア及びソフトウェアの構築に対して柔軟に
対応することができる。さらに、将来的にA,Bプロセ
ス計算機6a,6bを分散化構成としたときにおいて
も、個々のA,Bプロセス計算機6a,6bの選択肢の
幅を広げることができて、適正な分散化構成とすること
ができる。
【0051】第4実施の形態は請求項4に係り、ソフト
ウエア保守に関するもので、上記第1実施の形態の変形
であることから、上記第1実施の形態と同様の構成部分
と作用及び効果についての説明は省略して、異なる部分
について説明する。プラント監視操作用装置において
は、上記図1に示すA,B原子力プラント1a,1bに
設置されている、A,Bプロセス計算機6a,6bは、
それぞれA記憶装置3a及び処理装置4aと、B記憶装
置3b及び処理装置4bを備える。
【0052】また、前記A,Bプロセス計算機2a,2
bには、A,B原子力プラント1a,1bから離れた場
所に設置されているサーバ計算機7と保守装置8とが、
ネットワーク9を介して相互間のデータ伝送を自在に結
合している。さらに、前記サーバ計算機7は、前記A,
B原子力プラント1a,1bに共通なプラント監視操作
機能用ソフトウェア5を格納した記憶装置10と処理装置
11でなり、保守装置8は、記憶装置12と処理装置13によ
り構成されている。
【0053】次に、上記構成による作用について説明す
る。前記サーバ計算機7の記憶装置10に収められている
プラント監視操作機能用ソフトウェア5の保守について
は、図8のブロック構成図に示すように、保守装置8か
らサーバ計算機7を呼び出して、サーバ計算機7の記憶
装置10に保存されているプラント監視操作機能用ソフト
ウェア5を保守装置8の記憶装置12に転送する。
【0054】保守装置8においては、前記プラント監視
操作ソフトウェア5の保守を行うと共に、その結果であ
る保守済みの新プラント監視操作機能用ソフトウェア14
を、サーバ計算機7の記憶装置10に転送する。その際に
は、保守装置8からサーバ計算機7の処理装置11をコー
ルして、サーバ計算機7の記憶装置10にあるプラント監
視操作機能用ソフトウェア5が、A,Bプロセス計算機
6a,6bで使用されていないかの確認をする。
【0055】この確認結果として、プラント監視操作機
能用ソフトウェア5が、A,Bプロセス計算機6a,6
bで使用されておらず、また、運転計画上しばらく使用
予定がないと、図9のブロック構成図に示すように、保
守装置8の記憶装置12から保新プラント監視操作機能用
ソフトウェア14を、サーバ計算機7の記憶装置10に転送
する。
【0056】これにより、従来はA,Bプロセス計算機
6a,6bを停止して行っていたプラント監視操作機能
用ソフトウェア5の保守や改造を、当該ソフトウエアが
使用されていなければ、A,Bプラント1a,1b及び
A,Bプロセス計算機6a,6bの運転中においても行
うことができる。
【0057】従って、プラント監視操作機能の保守の時
期に対する時間的制限が減少するために、サーバ計算機
7及び常時使用しないプラント監視操作機能用ソフトウ
ェア5における保守計画に自由度が増すと共に、保守負
荷を時間的分散させて過負荷を避けることができる。こ
れにより、保守作業効率と信頼性が向上すると共に、保
守費用を削減することができる。
【0058】
【発明の効果】以上本発明によれば、複数の単位プラン
トを備えたプラントにおいて、常時使用しないプラント
監視操作機能用ソフトウェアを各単位プラントに設置す
る必要がないので、ソフトウェア保存物量を低減するこ
とができる。また、各単位プラントのプロセス計算機と
離れた場所に設置したサーバ計算機と保守装置にて、プ
ラント監視操作機能用ソフトウェアの提供と保守が行わ
れるので、緊急対応と保守が容易である。
【0059】さらに、プラントの運転中であっても、当
該プラント監視操作機能用ソフトウェアが使用中でなけ
れば保守が可能であり、かつ、プロセス計算機停止時で
も停止直前までのプロセス計算機におけるソフトウェア
実行の履歴情報をサーバ計算機において知ることができ
るので、高い信頼性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施の形態のプラント監視操
作用装置のブロック構成図。
【図2】本発明に係る第1実施の形態のブロック構成図
(サーバ計算機の呼出し)。
【図3】本発明に係る第1実施の形態のブロック構成図
(ソフトウエアのAプロセス計算機への転送)。
【図4】本発明に係る第1実施の形態のブロック構成図
(ソフトウエアのBプロセス計算機への転送)。
【図5】本発明に係る第2実施の形態のプラント監視操
作用装置のブロック構成図(一部のソフトウエアをAプ
ロセス計算機へ転送)。
【図6】本発明に係る第2実施の形態のブロック構成図
(ソフトウエアの消去)。
【図7】本発明に係る第2実施の形態のブロック構成図
(他のソフトウエアをAプロセス計算機へ転送)。
【図8】本発明に係る第4実施の形態のプラント監視操
作用装置のブロック構成図(ソフトウエアを保守装置へ
転送)。
【図9】本発明に係る第4実施の形態のブロック構成図
(新ソフトウエアをサーバ計算機へ転送)。
【図10】従来のプラント監視操作用装置のブロック構
成図。
【符号の説明】
1a…A原子力プラント、1b…B原子力プラント、2
a,6a…Aプロセス計算機、2b,6b…Bプロセス
計算機、3a…A記憶装置、3b…B記憶装置、4a,
4b,11,13…処理装置、5,5-1〜5-n…プラント監
視操作機能用ソウトウェア、7…サーバ計算機、8…保
守装置、9…ネットワーク、10,12…記憶装置、14…新
プラント監視操作機能用ソウトウェア(保守済み)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の単位プラントを備えたプラントに
    おいて、各単位プラントの監視操作を行うプロセス計算
    機と、この各プロセス計算機を相互に接続するネットワ
    ークと、このネットワークを介して前記各プロセス計算
    機と接続して各プラントに共通のプラント監視操作機能
    用ソフトウェアを持つサーバ計算機とからなり、前記サ
    ーバ計算機に収められた前記プラント監視操作機能用ソ
    フトウェアを各単位プラントのプロセス計算機に呼び出
    して実行することを特徴とするプラント監視操作用装
    置。
  2. 【請求項2】 前記サーバ計算機に収められたプラント
    監視操作機能用ソフトウェアが、その機能を使用する時
    に任意のプロセス計算機に対して必要な分だけダウンロ
    ードして実行することを特徴とする請求項1記載のプラ
    ント監視操作用装置。
  3. 【請求項3】 前記サーバ計算機に収められたプラント
    監視操作機能用ソフトウェアが、プロセス計算機のハー
    ドウェア及びオペレーティングシステムに依存しない言
    語で記述されることを特徴とする請求項1または請求項
    2記載のプラント監視操作用装置。
  4. 【請求項4】 前記サーバ計算機において、前記収めら
    れたプラント監視操作機能用ソフトウェアが単位プラン
    トで使用されていないときには、単位プラント運転中で
    も保守が実行できることを特徴とする請求項1乃至請求
    項3記載のプラント監視操作用装置。
JP10245419A 1998-08-31 1998-08-31 プラント監視操作用装置 Pending JP2000075089A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10245419A JP2000075089A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 プラント監視操作用装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10245419A JP2000075089A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 プラント監視操作用装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000075089A true JP2000075089A (ja) 2000-03-14

Family

ID=17133385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10245419A Pending JP2000075089A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 プラント監視操作用装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000075089A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012159478A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 原子力プラント内作業支援装置及び原子力プラント内作業支援方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012159478A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 原子力プラント内作業支援装置及び原子力プラント内作業支援方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6868538B1 (en) Object-oriented programmable controller
US6708074B1 (en) Generic interface builder
CN102622289A (zh) 程序设置方法、程序监控方法与装置、系统
CN113799135B (zh) 机器人控制方法、系统、服务器、存储介质及机械臂
EP0875826A1 (en) Monitoring and control system and information recording medium used in the same
JP2000134786A (ja) 電力系統保護制御システム、電力系統保護制御システムの制御方法およびプログラムモジュールを記憶した記憶媒体
US5668994A (en) Conversation management routine for co-operative processing applications
US7234135B2 (en) Method for processing data using external and internal identifiers to provide reliable access to the data even when reconfigurations of the data occur, and associated system
CN117032118A (zh) 基于工业物联网的软plc系统
JP2000075089A (ja) プラント監視操作用装置
JP2519276B2 (ja) 障害情報収集処理方式
US6381653B1 (en) Managing accidental death of an object during communication between objects distributed in a COM environment
JP2016106298A (ja) プロセス制御装置及びシステム並びにその健全性判定方法
Neve et al. Application of manufacturing message specification for flexible manufacturing system control
JP2004348548A (ja) 制御システム及び同システムの保守サービス方法
JP3145946B2 (ja) リモート検査方式
Plösch et al. An agent-based environment for remote diagnosis, supervision and control
KR19990038795A (ko) 통신망을 이용한 반도체 제조설비의 관리 시스템
JP5251197B2 (ja) メッセージ処理方法、メッセージ処理装置、及びプログラム
JPS63311557A (ja) オフィスオートメーション装置
JPS61199147A (ja) 通信制御プログラムの格納方式
JPH0954610A (ja) 生産プロセス管理システム
KR100533987B1 (ko) 반도체 제조공정에서의 분할된 로트의 재작업 방법
KR100537183B1 (ko) 반도체 제조공정에서의 로트 설비이동 시스템 및 그 방법
JP2986997B2 (ja) エレベータ制御基板用のデータ授受装置