JP2000070406A - 手指トレーナおよび手指トレーナ用コアユニット - Google Patents
手指トレーナおよび手指トレーナ用コアユニットInfo
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- JP2000070406A JP2000070406A JP10244759A JP24475998A JP2000070406A JP 2000070406 A JP2000070406 A JP 2000070406A JP 10244759 A JP10244759 A JP 10244759A JP 24475998 A JP24475998 A JP 24475998A JP 2000070406 A JP2000070406 A JP 2000070406A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 遊戯性を持つとともに手の関節を含めた運動
を促す手指トレーナを提供すること。 【解決手段】 全体形状がほぼ卵型をなす手指トレーナ
であって、この手指トレーナの長手方向中央部に配され
たほぼ円筒状のコアユニット100の各端面に、コニカ
ル形状をなす一対の側部ユニット200が結合されてな
り、前記側部ユニットの各々は、前記コニカル形状の頂
部が使用者の掌に当接するのに適合する丸みを持ち、コ
ニカル形状の縁部が前記使用者が五指を軽く広げた状態
で指先で保持するのに適した大きさを持ち、かつ前記使
用者が五指で前記縁部を保持するときは前記頂部が前記
使用者の掌に接しないような深さを持つものであり、前
記コアユニットは、前記使用者の五指に対応する位置に
設けられた複数の発光素子と、これら発光素子に対応す
る位置に設けられ、前記使用者の五指操作に応動する複
数のスイッチと、予め定められたプログラムにしたがっ
て前記発光素子を選択的に点灯する点灯制御回路と、電
源とを有する、手指トレーナ。
を促す手指トレーナを提供すること。 【解決手段】 全体形状がほぼ卵型をなす手指トレーナ
であって、この手指トレーナの長手方向中央部に配され
たほぼ円筒状のコアユニット100の各端面に、コニカ
ル形状をなす一対の側部ユニット200が結合されてな
り、前記側部ユニットの各々は、前記コニカル形状の頂
部が使用者の掌に当接するのに適合する丸みを持ち、コ
ニカル形状の縁部が前記使用者が五指を軽く広げた状態
で指先で保持するのに適した大きさを持ち、かつ前記使
用者が五指で前記縁部を保持するときは前記頂部が前記
使用者の掌に接しないような深さを持つものであり、前
記コアユニットは、前記使用者の五指に対応する位置に
設けられた複数の発光素子と、これら発光素子に対応す
る位置に設けられ、前記使用者の五指操作に応動する複
数のスイッチと、予め定められたプログラムにしたがっ
て前記発光素子を選択的に点灯する点灯制御回路と、電
源とを有する、手指トレーナ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両手で持って発光
表示を追いながら手指の操作を行う手指トレーナに係
り、とくに手関節を含めた手指の運動を促すもの、およ
び手指トレーナ用コアユニットに関する。
表示を追いながら手指の操作を行う手指トレーナに係
り、とくに手関節を含めた手指の運動を促すもの、およ
び手指トレーナ用コアユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】手指の運動が老人のぼけ防止とか、その
遅延化に役立つということは良く知られている。そし
て、指先の操作訓練を行うための器具は、たとえばクル
ミの実などの素朴なものからより高度のものまで種々提
供されている。
遅延化に役立つということは良く知られている。そし
て、指先の操作訓練を行うための器具は、たとえばクル
ミの実などの素朴なものからより高度のものまで種々提
供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の器具は、単に
指先に刺激を与えるためには有用であるが、とくに遊戯
性を持つものではないので、長続きしない傾向がある。
また、指先だけの操作を行わせるものであって、手首、
肘および肩などの運動をも促すような構造とはなってい
ない。
指先に刺激を与えるためには有用であるが、とくに遊戯
性を持つものではないので、長続きしない傾向がある。
また、指先だけの操作を行わせるものであって、手首、
肘および肩などの運動をも促すような構造とはなってい
ない。
【0004】本発明は上述の点を考慮してなされたもの
で、遊戯性を持つとともに手の関節を含めた運動を促す
手指トレーナを提供することを目的とする。
で、遊戯性を持つとともに手の関節を含めた運動を促す
手指トレーナを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、全体形状がほぼ卵型をなす手指トレーナであ
って、この手指トレーナの長手方向中央部に配されたほ
ぼ円筒状のコアユニットの各端面に、コニカル形状をな
す一対の側部ユニットが結合されてなり、前記側部ユニ
ットの各々は、前記コニカル形状の頂部が使用者の掌に
当接するのに適合する丸みを持ち、コニカル形状の縁部
が前記使用者が五指を軽く広げた状態で指先で保持する
のに適した大きさを持ち、かつ前記使用者が五指で前記
縁部を保持するときは前記頂部が前記使用者の掌に接し
ないような深さを持つものであり、前記コアユニット
は、前記使用者の五指に対応する位置に設けられた複数
の発光素子と、これら発光素子に対応する位置に設けら
れ、前記使用者の五指操作に応動する複数のスイッチ
と、予め定められたプログラムにしたがって前記発光素
子を選択的に点灯する点灯制御回路と、電源とを有す
る、手指トレーナ、および全体形状がほぼ卵型をなす手
指トレーナにおける、長手方向中央部に配されたほぼ円
筒状のコアユニットの各端面に、コニカル形状をなし手
指操作のための要素が設けられた一対の側部ユニットが
組み合わされてなる手指トレーナのコアユニットであっ
て、前記コアユニットは、前記使用者の五指に対応する
位置に設けられた複数の発光素子と、これら発光素子に
対応する位置に設けられ、前記使用者の五指操作に応動
する複数のスイッチと、予め定められたプログラムにし
たがって前記発光素子を選択的に点灯する点灯制御回路
と、電源とを有する、手指トレーナ用コアユニット、を
提供するものである。
発明では、全体形状がほぼ卵型をなす手指トレーナであ
って、この手指トレーナの長手方向中央部に配されたほ
ぼ円筒状のコアユニットの各端面に、コニカル形状をな
す一対の側部ユニットが結合されてなり、前記側部ユニ
ットの各々は、前記コニカル形状の頂部が使用者の掌に
当接するのに適合する丸みを持ち、コニカル形状の縁部
が前記使用者が五指を軽く広げた状態で指先で保持する
のに適した大きさを持ち、かつ前記使用者が五指で前記
縁部を保持するときは前記頂部が前記使用者の掌に接し
ないような深さを持つものであり、前記コアユニット
は、前記使用者の五指に対応する位置に設けられた複数
の発光素子と、これら発光素子に対応する位置に設けら
れ、前記使用者の五指操作に応動する複数のスイッチ
と、予め定められたプログラムにしたがって前記発光素
子を選択的に点灯する点灯制御回路と、電源とを有す
る、手指トレーナ、および全体形状がほぼ卵型をなす手
指トレーナにおける、長手方向中央部に配されたほぼ円
筒状のコアユニットの各端面に、コニカル形状をなし手
指操作のための要素が設けられた一対の側部ユニットが
組み合わされてなる手指トレーナのコアユニットであっ
て、前記コアユニットは、前記使用者の五指に対応する
位置に設けられた複数の発光素子と、これら発光素子に
対応する位置に設けられ、前記使用者の五指操作に応動
する複数のスイッチと、予め定められたプログラムにし
たがって前記発光素子を選択的に点灯する点灯制御回路
と、電源とを有する、手指トレーナ用コアユニット、を
提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例の外観
を示したものである。この図1から分かるように、この
手指トレーナを収容するケーシングはポリプロピレンあ
るいはポリカーボネート製で、その全体形状はほぼ卵型
であり、両端はコーン形状の丸みを帯びていてまず両掌
を各端に当接させて手指トレーナを保持し、次いで掌を
浮かせて五指の指先だけで保持しながら手および指の運
動トレーニングを行うのに適した形状となっている。掌
を浮かせるのは、腱鞘炎防止のためである。
を示したものである。この図1から分かるように、この
手指トレーナを収容するケーシングはポリプロピレンあ
るいはポリカーボネート製で、その全体形状はほぼ卵型
であり、両端はコーン形状の丸みを帯びていてまず両掌
を各端に当接させて手指トレーナを保持し、次いで掌を
浮かせて五指の指先だけで保持しながら手および指の運
動トレーニングを行うのに適した形状となっている。掌
を浮かせるのは、腱鞘炎防止のためである。
【0007】図2は、図1の実施例を構成するコアユニ
ット100と側部ユニット200とに分解して示したも
のである。そして、卵型を形成するために、中央に円盤
型のコアユニット100が配され、このコアユニット1
0の両端にそれぞれ側部ユニット200が取り付けられ
る。
ット100と側部ユニット200とに分解して示したも
のである。そして、卵型を形成するために、中央に円盤
型のコアユニット100が配され、このコアユニット1
0の両端にそれぞれ側部ユニット200が取り付けられ
る。
【0008】コアユニット100は、ユニット本体11
0とカバー120とからなる。ユニット本体110は、
中央の輪郭形状が軸方向長が短い円筒状をしており、こ
の円筒状の両端にテーパ状部分が設けられている。
0とカバー120とからなる。ユニット本体110は、
中央の輪郭形状が軸方向長が短い円筒状をしており、こ
の円筒状の両端にテーパ状部分が設けられている。
【0009】そして、円筒状部分には、円周方向と軸方
向の径方向に立ち上がった垂直壁111により、軸方向
に同一位置になって対をなすように配された、少なくと
も5対の区画が設けられている。この区画は、発光素子
としての10個の発光ダイオード112が10個の区画
各々の底壁に固定され、その発光した光が他の区画まで
拡散しないように構成されている。また、テーパ状部分
113には、円筒状部分の区画と軸方向に対応する各位
置に、メンブレンスイッチ114が設けられている。
向の径方向に立ち上がった垂直壁111により、軸方向
に同一位置になって対をなすように配された、少なくと
も5対の区画が設けられている。この区画は、発光素子
としての10個の発光ダイオード112が10個の区画
各々の底壁に固定され、その発光した光が他の区画まで
拡散しないように構成されている。また、テーパ状部分
113には、円筒状部分の区画と軸方向に対応する各位
置に、メンブレンスイッチ114が設けられている。
【0010】さらにコアユニット100には、その内部
に手指トレーナを動作させるための回路要素115およ
び電池(図示せず)が取り付けられ、外周にはリング状
のカバー120が嵌め込まれる。カバー120には、た
とえばシート状の光拡散材を貼付しておき、カバー12
0を通して区画全体が発光しているような表示効果を得
る。また、カバー120には、コアユニット100のテ
ーパ状部分に設けられたメンブレンスイッチ114の直
上位置に、メンブレンスイッチ114の位置を示すとと
もに、スイッチ操作に適した穴、もしくは薄肉にした操
作部を設ける。
に手指トレーナを動作させるための回路要素115およ
び電池(図示せず)が取り付けられ、外周にはリング状
のカバー120が嵌め込まれる。カバー120には、た
とえばシート状の光拡散材を貼付しておき、カバー12
0を通して区画全体が発光しているような表示効果を得
る。また、カバー120には、コアユニット100のテ
ーパ状部分に設けられたメンブレンスイッチ114の直
上位置に、メンブレンスイッチ114の位置を示すとと
もに、スイッチ操作に適した穴、もしくは薄肉にした操
作部を設ける。
【0011】このように構成されたコアユニット100
の両端に、一対の側部ユニット200が取り付けられ
る。側部ユニット200は、コアユニット100の外周
に雌ネジの溝116を設けておくとともに、側部ユニッ
ト200の端部内周に雄ネジ機能の突起117を設けて
おくことにより、ねじ込みなどの周知の固定方法により
コアユニット100に固定されればよい。この固定に
は、ケーシングの軸方向に対して斜めに切られたネジ溝
の最奥部をケーシングの周方向に曲げることなどの周知
のロック用構成を採ればなおよい。ただし、側部ユニッ
ト200の一方は、接着などにより固着されてもよい。
の両端に、一対の側部ユニット200が取り付けられ
る。側部ユニット200は、コアユニット100の外周
に雌ネジの溝116を設けておくとともに、側部ユニッ
ト200の端部内周に雄ネジ機能の突起117を設けて
おくことにより、ねじ込みなどの周知の固定方法により
コアユニット100に固定されればよい。この固定に
は、ケーシングの軸方向に対して斜めに切られたネジ溝
の最奥部をケーシングの周方向に曲げることなどの周知
のロック用構成を採ればなおよい。ただし、側部ユニッ
ト200の一方は、接着などにより固着されてもよい。
【0012】側部ユニット200には、手指トレーナの
電源をオンにするためのタッチスイッチ(図示せず)用
のメッキ部分を設けることができる。電源オフは、回路
要素に組み込んだタイマにより自動的な時限オフとすれ
ばよい。また、側部ユニット200には、電池交換用の
窓を設ける。この窓は、たとえば電源としての単3電池
2本程度を交換できるような大きさにすればよい。
電源をオンにするためのタッチスイッチ(図示せず)用
のメッキ部分を設けることができる。電源オフは、回路
要素に組み込んだタイマにより自動的な時限オフとすれ
ばよい。また、側部ユニット200には、電池交換用の
窓を設ける。この窓は、たとえば電源としての単3電池
2本程度を交換できるような大きさにすればよい。
【0013】図3(a)および(b)は、図2に示した
コアユニット100のユニット本体110を正面図およ
び側面図により示したものである。ここで、改めて垂直
壁111により画成される区画と発光ダイオード112
との関係、およびテーパ部分113におけるメンブレン
スイッチ114につき説明する。
コアユニット100のユニット本体110を正面図およ
び側面図により示したものである。ここで、改めて垂直
壁111により画成される区画と発光ダイオード112
との関係、およびテーパ部分113におけるメンブレン
スイッチ114につき説明する。
【0014】このユニット本体110における各要素の
配置は、手指トレーナの使用者の手指の大きさおよび相
互の位置関係を基に決められている。まず、ユニット本
体110の径であるが、対象が大人であるか子供である
か、あるいは男性、女性の別でもある程度は変える必要
がある。そして、人の手指は、親指と人差し指との間が
広い間隔で、 他は狭い間隔となっている。
配置は、手指トレーナの使用者の手指の大きさおよび相
互の位置関係を基に決められている。まず、ユニット本
体110の径であるが、対象が大人であるか子供である
か、あるいは男性、女性の別でもある程度は変える必要
がある。そして、人の手指は、親指と人差し指との間が
広い間隔で、 他は狭い間隔となっている。
【0015】図3(a)では、親指および人差し指に当
たる部分が正面になり、中指に当たる部分が少し見える
ような状態を示している。したがって、図示部分は発光
ダイオード112同士およびメンブレンスイッチ114
同士の各間隔がとくに広がっている。そして、図3
(b)に示すように、5つの区画は、1つが他の4つと
少し離れており、他の4つ同士は互いに接近している。
これら区画が設けられていない部分には、図示していな
いがたとえば7セグメント素子を設けて数値表示を行う
こともできる。
たる部分が正面になり、中指に当たる部分が少し見える
ような状態を示している。したがって、図示部分は発光
ダイオード112同士およびメンブレンスイッチ114
同士の各間隔がとくに広がっている。そして、図3
(b)に示すように、5つの区画は、1つが他の4つと
少し離れており、他の4つ同士は互いに接近している。
これら区画が設けられていない部分には、図示していな
いがたとえば7セグメント素子を設けて数値表示を行う
こともできる。
【0016】このような五指に対する発光ダイオードに
よる発光区画およびメンブレンスイッチの配置となって
いるため、まずどの発光ダイオードが発光しているかを
確認するには、手指トレーナを軸周りに回転させる必要
がある。この回転を行うには、単に手首を捻るだけでは
不十分であり、肘および肩も動かさなければならない。
このことが、いわゆるリハビリテーションには好都合で
あり、発光位置を確認するだけである程度の運動とな
る。
よる発光区画およびメンブレンスイッチの配置となって
いるため、まずどの発光ダイオードが発光しているかを
確認するには、手指トレーナを軸周りに回転させる必要
がある。この回転を行うには、単に手首を捻るだけでは
不十分であり、肘および肩も動かさなければならない。
このことが、いわゆるリハビリテーションには好都合で
あり、発光位置を確認するだけである程度の運動とな
る。
【0017】これに加えて、メンブレンスイッチ114
を押す操作を行う際も、手指トレーナを持ち替える必要
が頻繁に生じ、その持ち替えに際して手首、肘および肩
を動かすことになる。このような目視確認、その後の肩
から先の関節を含めた手指各部の運動が脳に対する多数
のかつ連続的な刺激となり、リハビリテーション効果を
高める。
を押す操作を行う際も、手指トレーナを持ち替える必要
が頻繁に生じ、その持ち替えに際して手首、肘および肩
を動かすことになる。このような目視確認、その後の肩
から先の関節を含めた手指各部の運動が脳に対する多数
のかつ連続的な刺激となり、リハビリテーション効果を
高める。
【0018】図4は、本発明の一実施例における回路構
成を示したものである。回路要素としては、インターフ
ェースを省略して示しているが、CPUと、このCPU
の動作に応じて発光表示する発光ダイオードLED(1
12)、この発光ダイオードLEDの発光に応じて使用
者が操作すると信号を形成してCPUに与えるメンブレ
ンスイッチSW(114)、音響表示する発音体SP、
および電源としての電池Eを有する。
成を示したものである。回路要素としては、インターフ
ェースを省略して示しているが、CPUと、このCPU
の動作に応じて発光表示する発光ダイオードLED(1
12)、この発光ダイオードLEDの発光に応じて使用
者が操作すると信号を形成してCPUに与えるメンブレ
ンスイッチSW(114)、音響表示する発音体SP、
および電源としての電池Eを有する。
【0019】図5は、図4の回路構成の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【0020】いま側部ユニット200に設けられたタッ
チスイッチに使用者の手が触れた、あるいは側部ユニッ
ト200のメンブレンスイッチ114の一つが操作され
てスイッチSWの何れかがオンになった、とする。これ
により、ステップS1でタッチスイッチが押された、あ
るいはそれと同等の状態になったものと判定してステッ
プS2に移行する。ステップS2では、予め定められて
いる順序にしたがって発光ダイオードの一つを点灯す
る。
チスイッチに使用者の手が触れた、あるいは側部ユニッ
ト200のメンブレンスイッチ114の一つが操作され
てスイッチSWの何れかがオンになった、とする。これ
により、ステップS1でタッチスイッチが押された、あ
るいはそれと同等の状態になったものと判定してステッ
プS2に移行する。ステップS2では、予め定められて
いる順序にしたがって発光ダイオードの一つを点灯す
る。
【0021】この発光ダイオードの点灯は、使用者に操
作すべきメンブレンスイッチを指示するものである。そ
して、使用者がメンブレンスイッチを押すとステップS
3によりメンブレンスイッチの操作が認識され、ステッ
プS4に移行し、発光ダイオードに対応する位置のメン
ブレンスイッチが押されたのか否かが判定される。対応
していないと、ステップS2に戻り、次の順番にある発
光ダイオードが点灯される。
作すべきメンブレンスイッチを指示するものである。そ
して、使用者がメンブレンスイッチを押すとステップS
3によりメンブレンスイッチの操作が認識され、ステッ
プS4に移行し、発光ダイオードに対応する位置のメン
ブレンスイッチが押されたのか否かが判定される。対応
していないと、ステップS2に戻り、次の順番にある発
光ダイオードが点灯される。
【0022】押されたメンブレンスイッチが点灯した発
光ダイオードと対応していると、ステップS5により発
光ダイオードの点灯からメンブレンスイッチの押圧まで
の時間が計測される。次いでステップS6で、計測され
た時間が所定秒時たとえば2秒以内か否かが判定され
る。所定時間を超えていると、ステップS7によりブザ
ーによる音響表示が行われ、ステップS1に戻る。所定
時間以内であると、ステップS8に移り正解操作の音響
表示、たとえば「ピンポーン」なる表示が行われる。
光ダイオードと対応していると、ステップS5により発
光ダイオードの点灯からメンブレンスイッチの押圧まで
の時間が計測される。次いでステップS6で、計測され
た時間が所定秒時たとえば2秒以内か否かが判定され
る。所定時間を超えていると、ステップS7によりブザ
ーによる音響表示が行われ、ステップS1に戻る。所定
時間以内であると、ステップS8に移り正解操作の音響
表示、たとえば「ピンポーン」なる表示が行われる。
【0023】この正解操作回数がステップS9によりカ
ウントされ、30回に達するまでステップS2に戻って
異なる発光ダイオードの発光表示、それに対する使用者
のメンブレンスイッチ操作とその評価表示が繰り返され
る。そして、正解が30回に達するとステップS11に
より大正解の、たとえばメロディー音響表示が行われ
る。
ウントされ、30回に達するまでステップS2に戻って
異なる発光ダイオードの発光表示、それに対する使用者
のメンブレンスイッチ操作とその評価表示が繰り返され
る。そして、正解が30回に達するとステップS11に
より大正解の、たとえばメロディー音響表示が行われ
る。
【0024】(変形例)上記実施例では、手指トレーナ
を動作開始させるのに用いるタッチスイッチを側部ユニ
ット200に設けるようにしているが、コアユニット1
00に設けるようにしてもよい。また、電池交換用の窓
についてもコアユニット100に設けてもよい。さら
に、回路機能としては、種々の変形を加えることができ
る。その一例としては、正解操作率を数値表示して操作
能力の向上に役立ててもよい。
を動作開始させるのに用いるタッチスイッチを側部ユニ
ット200に設けるようにしているが、コアユニット1
00に設けるようにしてもよい。また、電池交換用の窓
についてもコアユニット100に設けてもよい。さら
に、回路機能としては、種々の変形を加えることができ
る。その一例としては、正解操作率を数値表示して操作
能力の向上に役立ててもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明は上述のように、回路要素などを
有するコアユニットと、このコアユニットに組み合わさ
れる側部ユニットとにより全体形状がほぼ卵型で手指操
作に応動する手指トレーナを構成したため、遊戯感覚で
手指の運動トレーニングを行うことができる。したがっ
て、飽きずに簡便に取り組むことができ、長期間に亘り
手指の運動トレーニングに取り組み、且つ成果を挙げる
ことが期待できる。
有するコアユニットと、このコアユニットに組み合わさ
れる側部ユニットとにより全体形状がほぼ卵型で手指操
作に応動する手指トレーナを構成したため、遊戯感覚で
手指の運動トレーニングを行うことができる。したがっ
て、飽きずに簡便に取り組むことができ、長期間に亘り
手指の運動トレーニングに取り組み、且つ成果を挙げる
ことが期待できる。
【0026】また、コアユニットと側部ユニットとによ
り構成されているから、コアユニットに対して複数種の
側部ユニットを組み合わせることができる。したがっ
て、手指の運動トレーニング内容に沿った側部ユニット
を用意して広範な内容のトレーニングを行うことができ
る。
り構成されているから、コアユニットに対して複数種の
側部ユニットを組み合わせることができる。したがっ
て、手指の運動トレーニング内容に沿った側部ユニット
を用意して広範な内容のトレーニングを行うことができ
る。
【図1】本発明の一実施例の外観形状を示す斜視図。
【図2】図1の実施例の分解斜視図。
【図3】図2におけるコアユニットにおけるユニット本
体の正面図および側面図。
体の正面図および側面図。
【図4】図1の実施例におけるコアユニットに内蔵され
る回路要素の構成を示すブロック線図。
る回路要素の構成を示すブロック線図。
【図5】図4の回路構成による動作内容を示すフローチ
ャート。
ャート。
100 コアユニット 110 ユニット本体 111 垂直壁 112 発光ダイオード 113 テーパ部分 114 メンブレンスイッチ 115 回路要素 120 カバー 200 側部ユニット
Claims (6)
- 【請求項1】全体形状がほぼ卵型をなす手指トレーナで
あって、 この手指トレーナの長手方向中央部に配されたほぼ円筒
状のコアユニットの各端面に、コニカル形状をなす一対
の側部ユニットが結合されてなり、 前記側部ユニットの各々は、 前記コニカル形状の頂部が使用者の掌に当接するのに適
合する丸みを持ち、コニカル形状の縁部が前記使用者が
五指を軽く広げた状態で指先で保持するのに適した大き
さを持ち、かつ前記使用者が五指で前記縁部を保持する
ときは前記頂部が前記使用者の掌に接しないような深さ
を持つものであり、 前記コアユニットは、 前記使用者の五指に対応する位置に設けられた複数の発
光素子と、これら発光素子に対応する位置に設けられ、
前記使用者の五指操作に応動する複数のスイッチと、予
め定められたプログラムにしたがって前記発光素子を選
択的に点灯する点灯制御回路と、電源とを有する、 手指トレーナ。 - 【請求項2】請求項1記載の手指トレーナにおいて、 前記コアユニットは、前記複数のスイッチおよび前記点
灯制御回路から動作信号を得て前記使用者の五指操作を
評価する評価回路、およびこの評価回路の出力を得て表
示を行う表示手段を有する手指トレーナ。 - 【請求項3】請求項2記載の手指トレーナにおいて、 前記表示手段は、可視表示および音響表示の少なくとも
一方を行うようにした手指トレーナ。 - 【請求項4】全体形状がほぼ卵型をなす手指トレーナに
おける、長手方向中央部に配されたほぼ円筒状のコアユ
ニットの各端面に、コニカル形状をなし手指操作のため
の要素が設けられた一対の側部ユニットが組み合わされ
てなる手指トレーナのコアユニットであって、 前記コアユニットは、 前記使用者の五指に対応する位置に設けられた複数の発
光素子と、これら発光素子に対応する位置に設けられ、
前記使用者の五指操作に応動する複数のスイッチと、予
め定められたプログラムにしたがって前記発光素子を選
択的に点灯する点灯制御回路と、電源とを有する、 手指トレーナ用コアユニット。 - 【請求項5】請求項4記載の手指トレーナ用コアユニッ
トにおいて、 前記コアユニットは、前記複数のスイッチおよび前記点
灯制御回路から動作信号を得て前記使用者の五指操作を
評価する評価回路、およびこの評価回路の出力を得て表
示を行う表示手段を有する手指トレーナ用コアユニッ
ト。 - 【請求項6】請求項5記載の手指トレーナ用コアユニッ
トにおいて、 前記表示手段は、可視表示および音響表示の少なくとも
一方を行うようにした手指トレーナ用コアユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10244759A JP2000070406A (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 手指トレーナおよび手指トレーナ用コアユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10244759A JP2000070406A (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 手指トレーナおよび手指トレーナ用コアユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000070406A true JP2000070406A (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=17123487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10244759A Pending JP2000070406A (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 手指トレーナおよび手指トレーナ用コアユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000070406A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2464005C1 (ru) * | 2011-06-08 | 2012-10-20 | Николай Антонович Потапов | Устройство для самомассажа аван 20-26 |
-
1998
- 1998-08-31 JP JP10244759A patent/JP2000070406A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2464005C1 (ru) * | 2011-06-08 | 2012-10-20 | Николай Антонович Потапов | Устройство для самомассажа аван 20-26 |
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