JP2000069390A - 高齢者向けテレビ - Google Patents

高齢者向けテレビ

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JP2000069390A
JP2000069390A JP10238276A JP23827698A JP2000069390A JP 2000069390 A JP2000069390 A JP 2000069390A JP 10238276 A JP10238276 A JP 10238276A JP 23827698 A JP23827698 A JP 23827698A JP 2000069390 A JP2000069390 A JP 2000069390A
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JP
Japan
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unit
television
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telop
text
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JP10238276A
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English (en)
Inventor
Hiroko Ishiyama
裕子 石山
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高齢者に緊急時の情報を確実に伝える。 【解決手段】 選局・復調部と、リモコン信号を受信し
復調するリモコン部と、映像信号を切替えて表示出力す
る映像切替部(1b)と、音声信号を切替えて出力する音
声切替部(1a)と、音声を出力するスピーカ部と、画像
を表示するディスプレイ部とでなるテレビ本体1と、復
調されたリモコン信号のコードを解読する解読部(22)
と、テレビの映像信号を記憶する画像メモリ部(23)
と、テロップの文字を認識する文字認識部(21)と、文
節を抽出する文節抽出部(33)と、文節と文節間にポー
ズを挿入した文章を生成する文章生成部(26)と、生成
された文章の読み出し速度を調整する話速調節部(34)
と、読み出し速度を調整した文章を音声合成して音声信
号に変換する音声合成部(25)と、各部を制御する制御
部(36)とでなる支援装置2でなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テロップ等の文章
を音声合成で読み上げる機能と、オンスクリーン表示機
能及び中高域の音声特性補正機能を備えた高齢者向けテ
レビに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビは、視聴中の番組に無関係
に、緊急にニュース速報を表示するようになっている。
例えば、地震情報等のニュース速報が送信されると、そ
れを番組画面の一部にテロップ表示して視聴者に知らせ
る。従って、定時のニュースを見る前に、速報で緊急事
態を知ることができ、非常に便利である。
【0003】しかし、視聴者が高齢などで聴力や視力が
低下している人の場合、ニュース速報のテロップ表示開
始を視聴者に知らせるチャイムの音が、比較的に高音成
分で構成されているために聞き難く、テロップ表示を見
落とすことが多い。その上、テロップの文字も番組背景
の色などとの関係で、例えば、白色文字が曇り空の白に
重なっている場合など、見難いこともある。そのため、
高齢者などには、緊急を要するニュースを迅速に又、確
実に視聴できない状況が起こっている。
【0004】要約すると、従来のテレビは、高齢者など
には高音域の音声及び音声内容が聞き取れない問題や、
高音域が聞き取れないためテレビの通常音声の明瞭度が
低下してしまう問題、さらにテロップの文字等が見難い
問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、ニュース速報等の緊急時の情報を
確実に報知できる高齢者向けテレビを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、供給された映像信号と自身で復調した映像信号とを
切替えて表示出力する映像切替部と、供給された音声信
号と自身で復調した音声信号とを切替えて出力する音声
切替部と、テレビの映像信号をフレーム単位で記憶する
画像メモリ部と、テレビの映像信号に含まれたテロップ
の文字を認識する文字認識部と、認識した文字に基づき
テロップの文節を抽出する文節抽出部と、文節と文節間
にポーズを挿入した文章を生成する文章生成部と、生成
された文章の読み出し速度を調整する話速調節部と、読
み出し速度を調整した文章を音声合成して音声信号に変
換する音声合成部と、各部を制御する制御部とを備える
ように構成した。
【0007】また、上記映像切替部と、音声切替部とを
テレビ本体に設けるとともに、上記画像メモリ部と、文
字認識部と、文節抽出部と、文章生成部と、話速調節部
と、音声合成部と、制御部とをテレビ本体とは別の支援
装置に設けるように構成した。
【0008】また、上記支援装置をユニットで構成し、
テレビ本体に設けたコネクタに着脱するように構成し
た。
【0009】また、メモリ部を設け、上記文章生成部で
生成された文章を該メモリ部に記憶させ、繰り返し読み
出すように構成した。
【0010】また、上記文章生成部を、任意の長さのポ
ーズを挿入するように構成した。
【0011】また、上記文章生成部を、文章の先頭にチ
ャイム音データを付加するように構成するとともに、上
記音声合成部で任意周波数のチャイム音を合成するよう
に構成した。
【0012】また、語句を登録する第一記憶部を設ける
とともに、語句を判別する判別部を設け、判別部がテロ
ップ中の重要語句を判別し、この判別結果に基づき、上
記文章生成部は前記重要語句を繰り返した文章を生成す
るように構成した。
【0013】また、判別部がテロップ中の文末語句を判
別し、この判別結果に基づき、上記文章生成部はテロッ
プの文末語句を省略した文章を生成するように構成し
た。
【0014】また、判別部がテロップ中の文末語句を判
別し、この判別結果に基づき、上記文章生成部はテロッ
プの文末語句を他の文末語句に置き換えた文章を生成す
るように構成した。
【0015】また、オンスクリーン部を設け、生成され
た文章に基づきオンスクリーン用の映像信号を生成し、
上記映像切替部に供給するように構成した。
【0016】また、復調された音声信号から高音成分を
抽出する高音抽出部と、高音の音声信号を増幅する増幅
部と、高音用スピーカと、リモコン信号を受信し復調す
るリモコン受信部と、復調されたコードから高音用スピ
ーカの方向駆動信号を解読する解読部と、高音用スピー
カの方向を変えるように駆動する方向駆動部と、方向を
変えるように制御するリモコンとを備え、リモコンから
の方向設定指示に応じて高音用スピーカの方向を変える
ように構成した。
【0017】また、上記高音抽出部を、抽出する周波数
範囲を複数備えるように構成した。
【0018】また、上記高音用スピーカを、テレビ本体
に回動するように構成した。
【0019】また、上記高音用スピーカを、テレビ本体
に水平及び垂直に回動自在に構成した。
【0020】また、上記方向駆動部をステッピングモー
タで構成し、回動角度を自在に設定できるように構成し
た。
【0021】また、供給された映像信号と自身で復調し
た映像信号とを切替えて表示出力する映像切替部と、供
給された音声信号と自身で復調した音声信号とを切替え
て出力する音声切替部と、テレビの映像信号をフレーム
で記憶する画像メモリ部と、テレビの映像信号に含まれ
たテロップの文字を認識する文字認識部と、認識した文
字に基づきテロップの文節を抽出する文節抽出部と、文
節と文節間にポーズを挿入した文章を生成する文章生成
部と、生成された文章の読み出し速度を調整する話速調
節部と、読み出し速度を調整した文章を音声合成して音
声信号に変換する音声合成部と、警報文章を登録する第
二記憶部と、リモコン信号を受信し復調するリモコン受
信部と、復調されたコードを解読する解読部と、各部を
制御する制御部とを備え、リモコンから送信された警報
のコードに相応した警報文章を読み出し音声で警報する
ように構成した。
【0022】また、オンスクリーン部を設け、上記警報
文章に基づきオンスクリーン用の映像信号を生成し、上
記映像切替部に供給するように構成した。
【0023】また、上記文章生成部が警報文章を、文節
と文節間にポーズを挿入した文章に生成するように構成
した。
【0024】また、上記話速調節部が警報文章を、読み
出し速度を複数備えるように構成した。
【0025】また、上記第二記憶部に、警報のコードと
警報文章を参照表形式に記憶させるように構成した。
【0026】
【発明の実施の形態】以上のように構成したので、本発
明による高齢者向けテレビについて、図を用いて詳細に
説明する。図1は本発明による高齢者向けテレビの実施
例を示す要部ブロック図である。最初に、高齢者向けテ
レビのテロップを読み上げる実施例について構成を説明
する。1はテレビ本体であって、テレビ信号を選局受信
・復調して映像信号と音声信号を取り出す選局・復調部
と、リモコン信号を受信し復調するリモコン部と、供給
された映像信号と自身で復調した映像信号とを切替えて
表示出力する映像切替部(1b)と、供給された音声信号
と自身で復調した音声信号とを切替えて出力する音声切
替部(1a)と、音声を出力するスピーカ部と、画像を表
示するディスプレイ部とで構成する。2は支援装置であ
って、復調されたリモコン信号のコードを解読する解読
部(22)と、テレビの映像信号をフレーム単位で記憶す
る画像メモリ部(23)と、テレビの映像信号に含まれた
テロップの文字を認識する文字認識部(21)と、認識し
た文字に基づきテロップの文節を抽出する文節抽出部
(33)と、文節と文節間にポーズを挿入した文章を生成
する文章生成部(26)と、生成された文章の読み出し速
度を調整する話速調節部(34)と、読み出し速度を調整
した文章を音声合成して音声信号に変換する音声合成部
(25)と、各部を制御する制御部(36)とを備える。
【0027】実際の装置構成は、映像切替部(1b)と、
音声切替部(1a)とをテレビ本体1側に設け、一方、上
記画像メモリ部(23)と、文字認識部(21)と、文節抽
出部(33)と、文章生成部(26)と、話速調節部(34)
と、音声合成部(25)と、制御部(36)とを支援装置側
に設け、この支援装置を、例えば、ユニット又は、基板
形態などで構成し、テレビ本体1に設けたコネクタに着
脱するようにして、テレビ本体1と、支援装置とを別体
に構成できる。
【0028】本発明による高齢者向けテレビのテロップ
を読み上げる実施例の動作を図1、図2に従い説明す
る。なお、図2は本発明による高齢者向けテレビのテロ
ップの読み上げ方法を示す説明図であり、テロップの例
を示す画面(a)及び生成した文章例(b)である。復
調されたテレビの映像信号を、所要周期、例えば、1秒
周期等で、フレーム単位で画像メモリ部(23)記憶させ
る。文字認識部(21)は画像メモリ部(23)に記憶して
いるテレビの映像信号に含まれたテロップの文字を認識
し、一例として、図2(a)に示したテロップ「○○市
を中心に地震が・・・」から1文字ずつ認識し文字を取
り出す。
【0029】文節抽出部(33)は認識した文字に基づき
テロップの文節、例えば、「○○市を」、「中心に」、
「地震が」、・・・を抽出する。文章生成部(26)は文
節と文節間にポーズを挿入した文章を生成する。例え
ば、図2(b)の(イ)などに示したように、文節と文
節間にポーズ「・」を挿入した文章を生成する。
【0030】話速調節部(34)は生成された文章の読み
出し速度を調整し、例えば、1秒間に2文字ずつの速度
で文章を読み出して、音声合成部(25)へ供給し、同音
声合成部(25)は供給された読み出し速度を調整した文
章に基づき音声合成して音声信号を生成し、次段に接続
した音声切替部(1a)へ供給する。同音声切替部(1a)
は供給された音声信号と、自身で復調したテレビ音声信
号とを切替えてスピーカ部へ出力する。
【0031】また、図1に示したように、上述の構成
に、メモリ部(35)を付加して設ける実施例によれば、
上記文章生成部(26)で生成された文章を該メモリ部
(35)に記憶させ、適宜、繰り返し読み出す方法を実現
できるので、より一層確実にニュース内容を伝えること
ができる。
【0032】上述した文章生成部26について、文章を生
成する他の詳細動作を以下に説明する。図2(b)の
(イ)、(ロ)、(ハ)に示したように、文章生成部
(26)ではポーズ(図では、「・」)を1種類に限定す
るばかりでなく、例えば、10ミリ秒間隔等で任意の長さ
のポーズを挿入する。また、文章の先頭にチャイム音デ
ータ(図では、「☆」)を付加するようにする。尚、音
声合成部(25)で任意周波数のチャイム音、例えば、4
00Hzと800Hzなど、を合成する。
【0033】また、図1に示したように、上述の構成
に、語句を登録する第一記憶部(31)と、語句を判別す
る判別部(27)とを付加して設ける実施例によれば、判
別部(27)がテロップ中の重要語句を判別し、判別結果
に基づき、上記文章生成部(26)は、前記重要語句を繰
り返した文章を生成する。例えば、図2(b)の(ロ)
に示したように、「地震」を第一記憶部(31)に登録
し、判別部(27)がテロップ中の重要語句「地震」を判
別した判別結果に基づき、「地震」を繰り返した文章を
生成すると、ニュース内容が一層確実に伝わる。
【0034】さらに、判別部(27)がテロップ中の文末
語句を判別することにより、この判別結果に基づき、上
記文章生成部(26)はテロップの文末語句を省略した文
章を生成できる。例えば、図2(b)の(ハ)に示した
ように、「しました」、「した」等の文末語句を関連付
けて第一記憶部(31)に登録し、文章生成部(26)は文
末語句、例えば、「しました」等をを省略した文章を生
成できる。
【0035】さらに、判別部(27)がテロップ中の文末
語句「しました」を判別し、この判別結果に基づき、上
記文章生成部はテロップの文末語句を他の短い文末語句
「した」に置き換えた文章を生成するようにしても良い
(図2(b)の(ニ))。これらの機能を実現すること
により、文章の読み上げ時間を短縮できるので、テロッ
プが複数ページにわたっている場合に、画面のテロップ
表示と、読み上げの同期を取り易くできる。
【0036】また、図1に示したように、上述の構成
に、オンスクリーン部(24)を付加して設置した実施例
によれば、このオンスクリーン部(24)は、生成された
文章に基づきオンスクリーン用の映像信号を生成し、上
記映像切替部(1b)に供給するものである。従って、放
送されたニュース速報などの定型のテロップを、大きな
文字で表示し又、重要語句を繰り返して表示する等、理
解し易い形態で自由に画面表示できる。
【0037】本発明による高齢者向けテレビの他の実施
例を説明する。図1に示したように、警報文章を登録す
る第二記憶部32を付加して設置した構成の実施例であ
る。この実施例は高齢者向けテレビで警報を音声出力或
いは表示するものであり、以下に動作を説明する。図示
しない警報装置からリモコン信号で警報をコード化して
送信し、このリモコン信号をリモコン部で受信し復調し
て元のコードを得、前記第二記憶部32から、このコード
に相応した警報文章を読み出し、音声合成部25で音声信
号を生成し、音声切替部(1a)を経由して、スピーカ部
から警報する。また、上記警報文章に基づきオンスクリ
ーン用の映像信号を生成し、上記映像切替部(1b)を経
由して、ディスプレイ部にオンスクリーン表示する。
【0038】さらに、文章生成部26で、警報文章の文節
と文節間にポーズを挿入した文章に生成するようにし
て、警報を聞き取り易くしても良い。また、話速調節部
34で、警報文章の読み出し速度、例えば、2文字毎秒
等、を複数備え、視聴者が聞き取り易い速度を選択でき
るようにしても良い。さらに、第二記憶部32に、警報の
コードと警報文章を参照表形式に記憶させ、入力コード
に応じて簡易に警報文章を読み出せるような構成として
も良い。
【0039】図3は本発明による高齢者向けテレビの別
の実施例を示す要部ブロック図(a)、高音補正のイメ
ージを示す外観平面図(b)及び操作用リモコンの外観
平面図(c)である。図3を参照して別の実施例につい
て説明する。3aは復調された音声信号から高音成分を抽
出する高音抽出部であり、3bは高音の音声信号を増幅す
る増幅部であり、3cは高音用スピーカであり、3dはリモ
コン信号を受信し復調するリモコン受信部であり、3eは
復調されたコードから高音用スピーカの方向駆動信号を
解読する解読部であり、3fは高音用スピーカの方向を変
えるように駆動する方向駆動部である。
【0040】別の実施例の動作を説明する。視聴者は図
3(c)に一例を示したリモコンで、「中央」、「△印
の右」、「△印の左」などのキーを操作を行い、このリ
モコンから入力キーに相応の方向設定指示を出力する。
リモコン受信部3dはリモコン信号を受信し復調しコード
を得る。次段の解読部3eはこのコードから高音用スピー
カ3cの方向駆動信号を解読し、方向駆動部3fは高音用ス
ピーカ3cの方向を変えるように駆動する。一方、高音抽
出部3aは復調された音声信号から高音成分、例えば、中
心周波数が5kHz 等の成分を抽出し、増幅部3bはこの高
音成分を増幅して、高音用スピーカ3cを鳴らす。
【0041】具体例としては、高音補正のイメージを示
す外観平面図(b)に示すように、高音補正域は、例え
ば、5kHz 等の、高音の音声レベルが大に補正されてい
るので、この領域内の高齢者の視聴者は聴覚特性が補正
されて高音が適正に聞こえる。尚、この領域外の範囲に
居る視聴者には、ほぼ通常のテレビの音声が聞こえるの
で、高齢者と、若い人が同じテレビを利用できる。
【0042】尚、上記高音抽出部3aを、抽出する周波数
範囲が異なるように、遮断周波数の異なる複数のハイパ
スフィルタで構成し、リモコン指示により1つのハイパ
スフィルタを選択するようにして、視聴者の聴覚特性に
木目細かく対応できる。また、高音用スピーカ3cを、テ
レビ本体1の上辺等に回動するように設置する(図
(b))。また、高音用スピーカ3cを、テレビ本体1に
水平及び垂直方向に回動自在に設置しても良い。さら
に、方向駆動部3fをステッピングモータで構成し、回動
角度を自在に設定できるようにしても良い。従って、こ
の実施例では、高齢者は視聴位置を自由に変えられるの
で、利用上便利である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はニュース
速報等の緊急時の情報を確実に伝えることができる高齢
者向けテレビを提供する。上述した通り、本発明はニュ
ース速報等のテロップを、文節毎に区切って、視聴者に
応じた速度で、また、重要語句を繰り返す等の方法で読
み上げるものであり、また、テロップの文章をオンスク
リーンで表示するものであり、さらに、高音を補正する
可動式のスピーカを備えるものであって、従来のテレビ
で、高齢者などには高音域の音声及び音声内容が聞き取
れないことに起因して、ニュース速報等の開始を知らせ
るチャイムを聞き漏らし、その上テロップの文字等が見
難いため、高齢者などがニュース速報の内容を確実に知
ることが困難であった問題を解消できるメリットがあ
る。
【0044】また、本発明の高齢者向けテレビは、警報
装置からの各種の警報を音声、オンスクリーン表示で分
かり易く報知することが可能であり、高齢者などが危険
から身を守る防災、防犯上の支援装置として有効であ
る。
【0045】さらに、本発明の高齢者向けテレビは、テ
レビ本体と、別体のユニット形態等の支援装置で構成で
き、それぞれを別々に購入できるので、簡易に、廉価に
製品化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による高齢者向けテレビの1実施例を示
す要部ブロック図である。
【図2】本発明による高齢者向けテレビのテロップの読
み上げ方法を示す説明図であり、テロップの例を示す画
面(a)及び生成した文章例(b)である。
【図3】本発明による高齢者向けテレビの別の実施例を
示す要部ブロック図(a)、高音補正のイメージを示す
外観平面図(b)及び操作用リモコンの外観平面図
(c)である。
【符号の説明】
1 テレビ本体 1a 音声切替部 1b 映像切替部 2 支援装置 21 文字認識部 22 解読部 23 画像メモリ部 24 オンスクリーン部 25 音声合成部 26 文章生成部 27 判別部 31 第一記憶部 32 第二記憶部 33 文節抽出部 34 話速調節部 35 メモリ部 36 制御部 3a 高音抽出部 3b 増幅部 3c 高音用スピーカ 3d リモコン受信部 3e 解読部 3f 方向駆動部

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 復調したテレビの映像信号と、テロップ
    が送信された場合、同テロップを加工した文章を含む映
    像信号とを切替えて表示出力する映像切替部と、復調し
    たテレビの音声信号と、同テロップを加工して得られた
    文章に基づき音声合成した音声信号とを切替えて出力す
    る音声切替部と、テレビの映像信号を記憶する画像メモ
    リ部と、テレビ放送のテロップを認識するとともにテロ
    ップを加工して文章を生成するテロップ加工部と、生成
    された文章の読み出し速度を調整する話速調節部と、読
    み出し速度を調整した文章を音声合成して音声信号に変
    換する音声合成部と、各部を制御する制御部とを備えた
    高齢者向けテレビ。
  2. 【請求項2】 上記映像切替部と、音声切替部とをテレ
    ビ本体に設けるとともに、上記画像メモリ部と、テロッ
    プ加工部と、話速調節部と、音声合成部と、制御部とを
    テレビ本体とは別体の支援装置に設けるように構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の高齢者向けテレビ。
  3. 【請求項3】 上記支援装置をユニットで構成し、テレ
    ビ本体に設けたコネクタに着脱するようにした請求項2
    記載の高齢者向けテレビ。
  4. 【請求項4】 メモリ部を設け、上記文章生成部で生成
    された文章を該メモリ部に記憶させ、繰り返し読み出す
    ように構成した請求項1記載の高齢者向けテレビ。
  5. 【請求項5】 上記テロップ加工部を、テレビの映像信
    号に含まれたテロップの文字を認識する文字認識部と、
    認識した文字に基づきテロップの文節を抽出する文節抽
    出部と、文節と文節間にポーズを挿入した文章を生成す
    る文章生成部とで構成した請求項1記載の高齢者向けテ
    レビ。
  6. 【請求項6】 上記文章生成部を、任意の長さのポーズ
    を挿入するように構成した請求項5記載の高齢者向けテ
    レビ。
  7. 【請求項7】 上記文章生成部を、文章の先頭にチャイ
    ム音データを付加するように構成するとともに、上記音
    声合成部で任意周波数のチャイム音を合成するように構
    成した請求項5記載の高齢者向けテレビ。
  8. 【請求項8】 語句を登録する第一記憶部を設けるとと
    もに、語句を判別する判別部を設け、 判別部がテロップ中の重要語句を判別し、この判別結果
    に基づき、上記文章生成部は前記重要語句を繰り返した
    文章を生成することを特徴とする請求項5記載の高齢者
    向けテレビ。
  9. 【請求項9】 判別部がテロップ中の文末語句を判別
    し、この判別結果に基づき、上記文章生成部はテロップ
    の文末語句を省略した文章を生成することを特徴とする
    請求項8記載の高齢者向けテレビ。
  10. 【請求項10】 判別部がテロップ中の文末語句を判別
    し、この判別結果に基づき、上記文章生成部はテロップ
    の文末語句を他の文末語句に置き換えた文章を生成する
    ことを特徴とする請求項8記載の高齢者向けテレビ。
  11. 【請求項11】 オンスクリーン部を設け、生成された
    文章に基づきオンスクリーン用の映像信号を生成し、上
    記映像切替部に供給することを特徴とする請求項1記載
    の高齢者向けテレビ。
  12. 【請求項12】 復調された音声信号から高音成分を抽
    出する高音抽出部と、高音の音声信号を増幅する増幅部
    と、高音用スピーカと、リモコン信号を受信し復調する
    リモコン受信部と、復調されたコードから高音用スピー
    カの方向駆動信号を解読する解読部と、高音用スピーカ
    の方向を変えるように駆動する方向駆動部と、方向を変
    えるように制御するリモコンとを備え、 リモコンからの方向設定指示に応じて高音用スピーカの
    方向を変えるように構成した高齢者向けテレビ。
  13. 【請求項13】 上記高音抽出部を、抽出する周波数範
    囲を複数備えるように構成し、リモコン指示により1つ
    を選択することを特徴とした請求項12記載の高齢者向
    けテレビ。
  14. 【請求項14】 上記高音用スピーカを、テレビ本体に
    回動するように設置したことを特徴とする請求項12記
    載の高齢者向けテレビ。
  15. 【請求項15】 上記高音用スピーカを、テレビ本体に
    水平及び垂直方向に回動自在に設置したことを特徴とす
    る請求項12記載の高齢者向けテレビ。
  16. 【請求項16】 上記方向駆動部をステッピングモータ
    で構成し、回動角度を自在に設定できるようにしたこと
    を特徴とする請求項12記載の高齢者向けテレビ。
  17. 【請求項17】 復調したテレビの映像信号と、警報の
    コードを受信した場合、警報文章を含む映像信号とを切
    替えて表示出力する映像切替部と、復調したテレビの音
    声信号と、警報文章に基づく音声信号とを切替えて出力
    する音声切替部と、テレビの映像信号をフレームで記憶
    する画像メモリ部と、テレビの映像信号に含まれたテロ
    ップの文字を認識する文字認識部と、認識した文字に基
    づきテロップの文節を抽出する文節抽出部と、文節と文
    節間にポーズを挿入した文章を生成する文章生成部と、
    生成された文章の読み出し速度を調整する話速調節部
    と、読み出し速度を調整した文章を音声合成して音声信
    号に変換する音声合成部と、警報文章を登録する第二記
    憶部と、 リモコン信号を受信し復調するリモコン受信部と、復調
    されたコードを解読する解読部と、各部を制御する制御
    部とを備え、 リモコンから送信された警報のコードに相応した警報文
    章を読み出し音声で警報することを特徴とする高齢者向
    けテレビ。
  18. 【請求項18】 オンスクリーン部を設け、上記警報文
    章に基づきオンスクリーン用の映像信号を生成し、上記
    映像切替部に供給することを特徴とする請求項17記載
    の高齢者向けテレビ。
  19. 【請求項19】 上記文章生成部を、警報文章の文節と
    文節間にポーズを挿入した文章に生成するように構成し
    た請求項17記載の高齢者向けテレビ。
  20. 【請求項20】 上記話速調節部を、警報文章の読み出
    し速度を複数備えるように構成した請求項17記載の高
    齢者向けテレビ。
  21. 【請求項21】 上記第二記憶部に、警報のコードと警
    報文章を参照表形式に記憶させ、入力コードに応じた警
    報文章を読み出すようにしたことを特徴とする請求項1
    7記載の高齢者向けテレビ。
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