JP2000066619A - 可変標識 - Google Patents

可変標識

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JP2000066619A JP24920698A JP24920698A JP2000066619A JP 2000066619 A JP2000066619 A JP 2000066619A JP 24920698 A JP24920698 A JP 24920698A JP 24920698 A JP24920698 A JP 24920698A JP 2000066619 A JP2000066619 A JP 2000066619A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的な可動部がなく長寿命化を図ることが
でき、しかも、誤認識を防止しつつ表示パターンの背景
の色の選択の自由度を高めることができる可変標識を提
供する。 【解決手段】 「50」の表示パターンと「70」の表
示パターンを切り替えて青色で表示し、表示されている
表示パターンの背景を白色で表示する。いずれかの表示
パターンを表示させるべき表示パターン表示予定領域2
3には、青色LEDと白色LEDとを混在させる。固定
背景領域24は白色を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つ以上の意味内
容を切り替えて表示し得る可変標識に関し、例えば、高
速道路等で用いられる可変速度規制標識などの交通標識
に適用することができるものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の可変標識として、螺
旋状回転板を回転させて規制速度の表示板を遮蔽板の前
面に位置させることによって複数種類の規制速度を切り
替えて所望の規制速度を表示させる可変速度規制標識
や、字幕をローラーで回転させて字幕に記載された所望
の表示を前面に位置させることによって所望の規制速度
を表示させる可変速度規制標識が提供されている。
【0003】しかしながら、これらの可変速度規制標識
では、機械的な可動部を有していたため、劣化し易く、
寿命が短い欠点があった。
【0004】そこで、近年、図15に示すような電光式
の可変速度規制標識が高速道路等において実用化されて
いる。図15は、この従来の可変速度規制標識を示す概
略正面図である。この可変速度規制標識は、黄色LED
を用い、規制速度が50km/hであることを示す数字
「50」の表示パターンと、規制速度が70km/hで
あることを示す数字「70」の表示パターンの、2種類
の表示パターンを切り替えて黄色で表示するように構成
されている。すなわち、この可変速度規制標識は、外周
に沿ったリング状の領域1と、この領域1の内側の円形
領域の中に、「50」の表示パターン及び「70」の表
示パターンのいずれかを表示させるべき表示パターン表
示予定領域(図15中では黒色で示した多数の小円の領
域2の全体)と、リング状の領域1の内側の円形領域の
うち前記表示パターン表示予定領域を除く領域3とを有
している。そして、領域1は塗料等で赤色に着色された
領域とされ、領域3は塗料等で黒色に着色された領域と
されている。個々の領域2にはそれぞれ複数の黄色LE
Dが配置され、個々の小円領域2のほぼ全体に渡って当
該黄色LED(図示せず)の発光面(発光領域)が設け
られている。
【0005】この電光式の可変速度規制標識によれば、
規制速度が50km/hであることを表示する場合に
は、全部の小円領域2のうち「50」の表示パターンを
形成する小円領域2の黄色LEDが点灯され、残りの小
円領域2の黄色LEDは消灯される。その結果、「5
0」の表示パターンが黄色に発光表示され、「50」の
表示パターンを形成しない小円領域2は、黒色に見えて
領域3の黒色と同化し、領域3と共に「50」の表示パ
ターンの背景を黒色表示する。そのため、規制速度を誤
認識することがない。また、規制速度が70km/hで
あることを表示する場合には、全部の小円領域2のうち
「70」の表示パターンを形成する小円領域2の黄色L
EDを点灯し、残りの小円領域2の黄色LEDを消灯す
ればよい。このように、前記電光式の可変速度規制標識
によれば、機械的な可動部を有していないため、寿命が
長くなり、好ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電光式の可変速度規制標識では、複数の表示パター
ンを切り替えて表示させるために、非発光状態のLED
等の発光面が黒色に見えることを利用して、所定の表示
パターンを表示している際に当該表示パターンを形成し
ない小円領域2のLEDを消灯させている。したがっ
て、規制速度の誤認識を防止するためには表示パターン
の背景色が黒色に限定されてしまい、背景色の選択の自
由度がなかった。例えば、領域3を白色とした場合に
は、「50」の表示パターンを表示すると、「50」の
表示パターンを形成しない小円領域2がLEDの消灯に
より黒く見えて領域3と同化せず、規制速度を誤認識し
てしまう。
【0007】ところで、一般道で用いる可変式ではない
通常の速度規制標識は、図16に示すように構成されて
いる。この通常の速度規制標識では、外周に沿ったリン
グ状の領域11は白色反射シートで形成され、領域11
の内側のリング状の領域12は赤色反射シートで形成さ
れ、領域12の内側の円形領域の中の「50」の表示パ
ターン13は青色反射シートで形成され、領域12の内
側の円形領域のうち「50」の表示パターン13を除く
領域14は白色反射シートで形成されている。
【0008】このような図16に示す速度規制標識の配
色やパターン等は、視認性等を考慮した上で、「道路標
識、区画線及び道路標示に関する命令」(昭和35年総
理府・建設省令第3号、以下「標識令」という。)で規
定されている。前記電光式の可変速度規制標識も標識令
で認められているが、背景色が黒色に限定されるという
技術的な制約の下、特例として認められているに過ぎな
い。可変速度規制標識であっても、表示パターンの背景
色を本来的に規定されている色にすることが好ましい。
【0009】以上説明した事情は、可変速度規制標識の
みならず、他の可変標識についても同様であった。
【0010】本発明は、以上のような事情に鑑みてなさ
れたもので、機械的な可動部がなく長寿命化を図ること
ができ、しかも、誤認識を防止しつつ表示パターンの背
景の色の選択の自由度を高めることができる可変標識を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の第1の態様による可変標識は、複数種の表
示パターンを切り替えて第1の色で表示するとともに、
前記複数種の表示パターンのうちの表示されている1種
類の表示パターンの背景を第2の色で表示する可変標識
である。そして、この可変標識は、前記複数種の表示パ
ターンのいずれかを表示させるべき表示パターン表示予
定領域には、各群ごとに発光色が互いに異なる2つ以上
の群の発光領域であって、当該2つ以上の群の発光領域
の発光及び非発光の状態に応じて、全体として前記第1
及び第2の色を選択的に発光表示可能な2つ以上の群の
発光領域を、混在させたものである。
【0012】なお、表示パターンには、文字、図形、記
号等が含まれる。
【0013】この第1の態様では、表示パターン表示予
定領域には、第1の色(表示パターンの表示色)及び第
2の色(表示パターンの背景色)を選択的に発光表示可
能な2つ以上の群の発光領域を混在させている。このた
め、所定の表示パターンを表示する場合には、表示パタ
ーン表示予定領域のうち当該表示パターンを形成する領
域に存在する発光領域によって第1の色を発光表示さ
せ、表示パターン表示予定領域のうち当該表示パターン
を形成しない領域に存在する発光領域によって第2の色
(背景色)を発光表示させればよい。これにより、表示
パターン表示予定領域のうち当該表示パターンを形成し
ない領域が背景に同化するので、表示内容の誤認識が防
止される。前記第2の色は任意に定めることができるた
め、表示パターンの背景の色の選択の自由度が高まり、
背景色を本来的に規定されている色にすることができ
る。また、前記第1の態様では、表示パターン表示予定
領域における各発光領域の発光及び非発光状態によっ
て、複数種の表示パターンを切り替えて表示できるの
で、機械的な可動部がなく、長寿命化を図ることができ
る。さらに、前記第1の態様では、表示パターン表示予
定領域の全体に存在する発光領域によって前記第2の色
を発光表示すれば、全ての表示パターンを非表示にする
こともできる。
【0014】本発明の第2の態様による可変標識は、前
記第1の態様による可変標識において、前記複数種の表
示パターンのいずれかの背景を表示すべき背景表示予定
領域のうち前記表示パターン表示予定領域を除く領域で
ある固定背景領域の、少なくとも一部にも、前記2つ以
上の群の発光領域を混在させたものである。
【0015】前記第1の態様では、固定背景領域には前
記2つ以上の群の発光領域を混在させなくてもよいが、
前記第2の態様のように混在させてもよい。この場合、
固定背景領域に存在する発光領域は常に前記第2の色
(背景色)を発光表示するように制御すればよい。
【0016】本発明の第3の態様による可変標識は、前
記第2の態様による可変標識において、前記固定背景領
域の前記少なくとも一部及び前記表示パターン表示予定
領域には、前記複数の表示パターンの各々とこれに応じ
た前記背景の少なくとも一部とを前記第1及び第2の色
でそれぞれドットマトリクス表示し得るように、前記2
つ以上の群の発光領域をマトリクス配置したものであ
る。この第3の態様は、前記第2の態様の一例を挙げた
ものである。
【0017】本発明の第4の態様による可変標識は、複
数種の表示パターンを切り替えて第1の色で表示すると
ともに、前記複数種の表示パターンのうちの表示されて
いる1種類の表示パターンの背景を第2の色で表示する
可変標識である。そして、この可変標識は、(1)前記
複数種の表示パターンのいずれかを表示させるべき表示
パターン表示予定領域と前記複数種の表示パターンのい
ずれかの背景を表示すべき背景表示予定領域との共通領
域には、各群ごとに発光色が互いに異なる2つ以上の群
の発光領域であって、当該2つ以上の群の発光領域の発
光及び非発光の状態に応じて、全体として前記第1及び
第2の色を選択的に発光表示可能な2つ以上の群の発光
領域を、混在させ、(2)前記表示パターン表示予定領
域のうち前記背景表示予定領域を除く領域には、発光色
が前記第1の色である1つの群の発光領域を分布させた
ものである。
【0018】前記第1の態様では、前述したように、全
ての表示パターンを非表示にすることが可能であった
が、常にいずれかの表示パターンを表示する場合には、
この第4の態様のように、前記表示パターン表示予定領
域のうち前記背景表示予定領域を除く領域には、第1の
色(表示パターンの表示色)を発光表示可能な1つの群
の発光領域を分布させてもよい。この第4の態様によっ
ても、前記第1の態様と同様の利点が得られる。
【0019】本発明の第5の態様による可変標識は、複
数種の表示パターンを切り替えて第1の色で表示すると
ともに、前記複数種の表示パターンのうちの表示されて
いる1種類の表示パターンの背景を第2の色で表示する
可変標識である。そして、この可変標識は、(1)前記
複数種の表示パターンのいずれかを表示させるべき表示
パターン表示予定領域と前記複数種の表示パターンのい
ずれかの背景を表示すべき背景表示予定領域との共通領
域には、各群ごとに発光色が互いに異なる2つ以上の群
の発光領域であって、当該2つ以上の群の発光領域の発
光及び非発光の状態に応じて、全体として前記第1及び
第2の色を選択的に発光表示可能な2つ以上の群の発光
領域を、混在させ、(2)前記表示パターン表示予定領
域のうち前記背景表示予定領域を除く領域には、各群ご
とに発光色が互いに異なる2つ以上の群の発光領域であ
って、当該2つ以上の群の発光領域の発光及び非発光の
状態に応じて、全体として前記第1の色を発光表示可能
な2つ以上の群の発光領域を、混在させたものである。
【0020】前記表示パターン表示予定領域のうち前記
背景表示予定領域を除く領域について、前記第4の態様
は混色によらない発光表示を行えるように構成したもの
であるのに対し、前記第5の態様は混色による発光表示
を行えるように構成したものであるが、両者は実質的に
同一である。
【0021】本発明の第6の態様による可変標識は、前
記第1、第4又は第5の態様による可変標識において、
前記複数種の表示パターンのいずれかの背景を表示すべ
き背景表示予定領域のうち前記表示パターン表示予定領
域を除く領域である固定背景領域には、自己は発光せず
に入射光によって前記第2の色を表示する非発光表示領
域の群と、発光色が前記第2の色である1つの群の発光
領域とを、混在させたものである。
【0022】前記第1、第4及び第5の態様では、固定
背景領域を背景色を表示する非発光表示領域としてもよ
い。しかしながら、前記第6の態様のように、固定背景
領域に背景色を表示する非発光表示領域及び発光領域を
混在させると、例えば、昼間(日照時間中)は固定背景
領域の発光領域を非発光状態にして非発光表示領域にて
背景色の表示を行うことによって発光領域の作動に伴う
電力消費による運用コストを低減し、夜間(日没時間
中)は固定背景領域の発光領域を発光状態にして誘目性
及び視認性の向上を図ることができる。
【0023】本発明の第7の態様による可変標識は、前
記第1、第4又は第5の態様による可変標識において、
前記複数種の表示パターンのいずれかの背景を表示すべ
き背景表示予定領域のうち前記表示パターン表示予定領
域を除く領域である固定背景領域には、自己は発光せず
に入射光によって前記第2の色を表示する非発光表示領
域の群と、各群ごとに発光色が互いに異なる2つ以上の
群の発光領域であって、当該2つ以上の群の発光領域の
発光及び非発光の状態に応じて、全体として前記第1の
色を発光表示可能な2つ以上の群の発光領域とを、混在
させたものである。
【0024】前記固定背景領域について、前記第6の態
様は混色によらない発光表示を行えるように構成したも
のであるのに対し、前記第7の態様は混色による発光表
示を行えるように構成したものであるが、両者は実質的
に同一である。
【0025】本発明の第8の態様による可変標識は、前
記第6又は第7の態様による可変標識において、前記非
発光表示領域が反射材により形成されたものである。
【0026】前記第6及び第7の態様では、固定背景領
域に混在させる非発光表示領域は塗料等による単なる着
色領域であってもよいが、前記第8の態様のように非発
光表示領域を反射材により形成すると、非発光表示領域
からの光が強くなり、誘目性及び視認性が一層高まるの
で、好ましい。
【0027】本発明の第9の態様による可変標識は、1
種類の表示パターンを第1の色で表示するとともに前記
表示パターンの背景を第2の色で表示する状態と、前記
表示パターンを非表示にする状態とを切り替える可変標
識である。そして、この可変標識は、前記表示パターン
を表示させるべき表示パターン表示予定領域には、各群
ごとに発光色が互いに異なる2つ以上の群の発光領域で
あって、当該2つ以上の群の発光領域の発光及び非発光
の状態に応じて、全体として前記第1及び第2の色を選
択的に発光表示可能な2つ以上の群の発光領域を、混在
させたものである。
【0028】前記第1の態様が複数種の表示パターンを
切り替えて第1の色で表示する可変標識であるのに対
し、前記第9の態様は、1種類の表示パターンの表示状
態と非表示状態とを切り替える可変標識であるが、前記
第9の態様によれば、前記第1の態様と同様に、機械的
な可動部がなく長寿命化を図ることができ、しかも、誤
認識を防止しつつ表示パターンの背景の色の選択の自由
度を高めることができる。
【0029】本発明の第10の態様による可変標識は、
前記第9の態様による可変標識において、前記背景を表
示すべき背景表示予定領域のうち前記表示パターン表示
予定領域を除く領域である固定背景領域には、自己は発
光せずに入射光によって前記第2の色を表示する非発光
表示領域の群と、発光色が前記第2の色である1つの群
の発光領域とを、混在させたものである。
【0030】本発明の第11の態様による可変標識は、
前記第9の態様による可変標識において、前記背景を表
示すべき背景表示予定領域のうち前記表示パターン表示
予定領域を除く領域である固定背景領域には、自己は発
光せずに入射光によって前記第2の色を表示する非発光
表示領域の群と、各群ごとに発光色が互いに異なる2つ
以上の群の発光領域であって、当該2つ以上の群の発光
領域の発光及び非発光の状態に応じて、全体として前記
第1の色を発光表示可能な2つ以上の群の発光領域と
を、混在させたものである。
【0031】本発明の第12の態様による可変標識は、
前記第10又は第11の態様による可変標識において、
前記非発光表示領域が反射材により形成されたものであ
る。
【0032】前記第10乃至第12の態様は、前記第6
乃至第8にそれぞれ対応するものである。
【0033】本発明の第13の態様による可変標識は、
前記第1乃至第12のいずれかの態様による可変標識に
おいて、前記表示予定領域及び前記背景を表示すべき背
景表示予定領域の他に、所定の色を固定的に表示する少
なくとも1つの固定表示領域を有するものである。
【0034】前記第1乃至第12の態様では、他に固定
表示領域を有していなくてもよいが、前記第13のよう
に他の固定表示領域を有していれば、誘目性が高まるの
で好ましい。
【0035】本発明の第14の態様による可変標識は、
前記第13の態様による可変標識において、前記少なく
とも1つの固定表示領域が、自己は発光せずに入射光に
よって前記所定の色を表示する非発光表示領域であるも
のである。
【0036】本発明の第15の態様による可変標識は、
前記第13の態様による可変標識において、前記少なく
とも1つの固定表示領域が、反射材により形成されたも
のである。
【0037】前記第14の態様では、固定背景領域に混
在させる非発光表示領域は塗料等による単なる着色領域
であってもよいが、前記第15の態様のように非発光表
示領域を反射材により形成すると、非発光表示領域から
の光が強くなり、誘目性及び視認性が一層高まるので、
好ましい。
【0038】本発明の第16の態様による可変標識は、
前記第13の態様による可変標識において、前記少なく
とも1つの固定表示領域には、自己は発光せずに入射光
によって前記所定の色を表示する非発光表示領域の群
と、発光色が前記所定の色である1つの群の発光領域と
を、混在させたものである。
【0039】この第16の態様のように、固定表示領域
に所定の色を表示する非発光表示領域及び発光領域を混
在させると、例えば、昼間は固定表示領域の発光領域を
非発光状態にして非発光表示領域にて背景色の表示を行
うことによって発光領域の作動に伴う電力消費による運
用コストを低減し、夜間は固定表示領域の発光領域を発
光状態にして誘目性及び視認性の向上を図ることができ
る。
【0040】本発明の第17の態様による可変標識は、
前記第13の態様による可変標識において、前記少なく
とも1つの固定表示領域には、自己は発光せずに入射光
によって前記所定の色を表示する非発光表示領域の群
と、各群ごとに発光色が互いに異なる2つ以上の群の発
光領域であって、当該2つ以上の群の発光領域の発光及
び非発光の状態に応じて、全体として前記所定の色を発
光表示可能な2つ以上の群の発光領域とを、混在させた
ものである。
【0041】前記固定表示領域について、前記第16の
態様は混色によらない発光表示を行えるように構成した
ものであるのに対し、前記第17の態様は混色による発
光表示を行えるように構成したものであるが、両者は実
質的に同一である。
【0042】本発明の第18の態様による可変標識は、
前記第16又は第17の態様による可変標識において、
前記少なくとも1つの固定表示領域に混在させた前記非
発光表示領域が、反射材により形成されたものである。
【0043】前記第16及び第17の態様では、固定表
示領域に混在させる非発光表示領域は塗料等による単な
る着色領域であってもよいが、前記第18の態様のよう
に非発光表示領域を反射材により形成すると、非発光表
示領域からの光が強くなり、誘目性及び視認性が一層高
まるので、好ましい。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明による可変標識につ
いて、図面を参照して説明する。
【0045】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態による可変速度規制標識を示す概略正面
図である。
【0046】本実施の形態による可変速度規制標識は、
規制速度が50km/hであることを示す数字「50」
の表示パターンと、規制速度が70km/hであること
を示す数字「70」の表示パターンの、2種類の表示パ
ターンを切り替えて青色で表示するとともに、この2種
類の表示パターンのうちの表示されている1種類の表示
パターンの背景を白色で表示するように構成されてい
る。図2は、図1に示す可変速度規制標識の「50」の
表示パターンを表示する表示状態を示す図である。図3
は、図1に示す可変速度規制標識の「70」の表示パタ
ーンの表示状態を示す図である。
【0047】本実施の形態による可変速度規制標識は、
外周に沿ったリング状の領域21と、この領域21の内
側のリング状の領域22と、この領域22の内側の円形
領域の中に、「50」の表示パターン及び「70」の表
示パターンのいずれかを表示させるべき表示パターン表
示予定領域(図1中では黒色で示した多数の小円の領域
23の全体)と、リング状の領域22の内側の円形領域
のうち前記表示パターン表示予定領域を除く領域24と
を有している。
【0048】「50」の表示パターンの背景を表示すべ
き領域は、領域24と図2中に白色で示した小円の領域
23とを加えた領域であり、「70」の表示パターンの
背景を表示すべき領域は、領域24と図3中に白色で示
した小円の領域23とを加えた領域である。したがっ
て、「50」の表示パターン及び「70」の表示パター
ンのいずれかの背景を表示すべき背景表示予定領域は、
領域24と図2中に白色で示した小円の領域23と図3
中に白色で示した小円の領域23とを加えた領域であ
る。前記背景表示予定領域のうち前記表示パターン表示
予定領域を除く領域である固定背景領域は、領域24で
ある。前記表示パターン表示予定領域と前記背景表示予
定領域との共通領域は、図2中に白色で示した小円の領
域23と図3中に白色で示した小円の領域23とを加え
た領域である。領域21及び領域22はそれぞれ、前記
表示予定領域及び前記背景表示予定領域の他に、所定の
色を固定的に表示する固定表示領域である。
【0049】本実施の形態では、各領域23には、個々
の領域23のほぼ全体に渡って、図4に示すLEDユニ
ット31が複数設けられている。図4は、LEDユニッ
ト31を示す概略拡大正面図であり、換言すれば、図1
中の1つの領域23の一部を拡大したものを示してい
る。LEDユニット31は、5個の青色LED32及び
4個の白色LED33を図4に示すように配列したもの
である。なお、図4にはLED32,33の発光面(発
光領域)が現れている。
【0050】したがって、表示パターン表示予定領域に
は、発光色が青色である1群の発光領域(本実施の形態
では、青色LED32の発光面)と発光色が白色である
1群の発光領域(本実施の形態では、白色LED33の
発光面)とが、混在している。
【0051】また、本実施の形態では、固定背景領域2
4及び固定表示領域21にはそれぞれ、ほぼ全体に渡っ
て、図5に示すLEDユニット41が多数設けられてい
る。図5は、LEDユニット41を示す概略拡大正面図
であり、換言すれば、図1中の固定背景領域24又は固
定表示領域21の一部を拡大したものを示している。L
EDユニット41は、4個の白色LED42及び再帰反
射材等の反射材としての5枚の白色反射シート43を図
5に示すように配列したものである。なお、図5にはL
ED42の発光面(発光領域)及び白色反射シート43
の反射面(自己は発光せずに入射光によって白色を表示
する非発光表示領域)が現れている。
【0052】したがって、固定背景領域24には及び固
定表示領域21にはそれぞれ、白色を表示する非発光表
示領域(本実施の形態では、白色反射シート43の反射
面)と発光色が白色である1群の発光領域(本実施の形
態では、白色LED42の発光面)とが、混在してい
る。
【0053】また、本実施の形態では、固定表示領域2
2には、ほぼ全体に渡って、図6に示すLEDユニット
51が多数設けられている。図6は、LEDユニット5
1を示す概略拡大正面図であり、換言すれば、図1中の
固定表示領域22の一部を拡大したものを示している。
LEDユニット51は、4個の赤色LED52及び再帰
反射材等の反射材としての5枚の赤色反射シート53を
図6に示すように配列したものである。なお、図6には
LED52の発光面(発光領域)及び赤色反射シート5
3の反射面(自己は発光せずに入射光によって赤色を表
示する非発光表示領域)が現れている。
【0054】したがって、固定表示領域22にはそれぞ
れ、赤色を表示する非発光表示領域(本実施の形態で
は、赤色反射シート53の反射面)と発光色が赤色であ
る1群の発光領域(本実施の形態では、赤色LED52
の発光面)とが、混在している。
【0055】本実施の形態によれば、「50」の表示パ
ターンを表示する場合には、昼夜を問わず、図2中に黒
色で示した小円の領域23に存在する青色LED32を
点灯させるとともに図2中に黒色で示した小円の領域2
3に存在する白色LED33を消灯させ、図2中に白色
で示した小円の領域23に存在する青色LED32を消
灯させるとともに図2中に白色で示した小円の領域23
に存在する白色LED33を点灯させる。これにより、
「50」の表示パターンが青色で発光表示される。一
方、「50」の表示パターンを形成しない図2中に白色
で示した小円の領域23は、白色で発光表示されて白色
の固定背景領域24と同化するので、規制速度の誤認識
が防止される。このため、交通環境の安全性を向上する
ことが可能である。
【0056】「70」の表示パターンを表示する場合に
は、昼夜を問わず、図3中に黒色で示した小円の領域2
3に存在する青色LED32を点灯させるとともに図3
中に黒色で示した小円の領域23に存在する白色LED
33を消灯させ、図3中に白色で示した小円の領域23
に存在する青色LED32を消灯させるとともに図3中
に白色で示した小円の領域23に存在する白色LED3
3を点灯させればよい。
【0057】そして、本実施の形態では、従来の電光式
の可変速度規制標識と異なり、表示パターンの背景色は
任意に定めることができることから、図16に示す従来
の可変式ではない通常の速度規制標識と同様に、標識令
において本来的に規定されている白色の背景色を実現す
ることができている。
【0058】また、本実施の形態によれば、前述したよ
うにして2種類の表示パターンを切り替えて表示するこ
とができるので、機械的な可動部がなく、長寿命化を図
ることができる。
【0059】さらに、本実施の形態によれば、全ての小
円の領域23に存在する青色LED32を消灯させると
ともに全ての小円の領域23に存在する白色LED33
を点灯させれば、全ての表示パターンを非表示にするこ
ともでき、これにより、特別な速度規制がなくて法定速
度に規制される旨を表示することも可能となる。
【0060】さらにまた、本実施の形態によれば、日照
時間中は、外光が強いので、領域21,22,24に存
在するLED42,52を消灯させ、領域21,22,
24の色表示を反射シート43,53のみによって行
う。これにより、LED42,52の点灯に伴う電力消
費による運用コストを低減することができる。一方、日
没時間中は、外光が弱いので、領域21,22,24に
存在するLED42,52を点灯させ、領域21,2
2,24の色表示を反射シート43,53のみならずL
ED42,52による発光表示によっても行う。これに
より、日没時間中においても誘目性及び視認性の向上を
図ることができる。
【0061】なお、以上のような動作は、照度検出器か
らの信号又は時計からの信号などに基づいて図示しない
制御部によりLED42,52を制御することにより実
現することができる。
【0062】以上説明した第1の実施の形態は、例え
ば、次のように変形してもよい。
【0063】第1に、白色LED33,42,52を用
いる代わりに、混合色として白色を表示し得るように異
なる発光色のLEDを組み合わせて用いてもよい。
【0064】第2に、反射シート43,53によって非
発光表示領域を形成する代わりに、非発光表示領域を塗
料等による単なる着色領域としてもよい。
【0065】第3に、全ての表示パターンの非表示を行
わない場合には、図2においても図3においても黒色で
示されている小円の領域23においては、白色LED3
3を取り除いてもよい。
【0066】第4に、領域21,22,24にはLED
42,52を混在させずに、領域21,22,24を反
射シート43,53のみで形成するかあるいは単なる着
色領域としてもよい。
【0067】第5に、図3中に白色で示した小円の領域
23を除去してこの部分も固定背景領域24としてもよ
い。この場合には、当該可変速度規制標識は、1種類の
「70」の表示パターンを青色で表示するとともにこの
表示パターンの背景を白色で表示する状態と、この表示
パターンを非表示にする状態とを切り替える可変速度規
制標識となる。
【0068】第6に、LED32,33,42,43を
混在させる構造として、予めユニット化したLEDユニ
ット31,41,51を配設する代わりに、ユニット化
することなく個々のLEDを1つずつ配設する構造を採
用してもよい。すなわち、例えば、固定表示領域22の
全体に渡って赤色反射シートを設け、当該赤色反射シー
トに個々の赤色LEDをマウントする穴を設けて当該各
穴の位置に各赤色LEDを配設してもよい。この場合に
は赤色反射シートは1枚に連続するが、本願明細書で
は、このような場合であっても、非発光表示領域の群と
発光領域の群とが混在しているというものとする。
【0069】(第2の実施の形態)図7は、本発明の第
2の実施の形態による可変速度規制標識を示す概略正面
図である。図7において、図1中の要素と同一又は対応
する要素には同一符号を付し、その重複する説明は省略
する。
【0070】本実施の形態が前述した図1に示す第1の
実施の形態と異なる所は、図1中の固定背景領域24の
一部及び表示パターン表示予定領域(小円の領域23の
全体)からなる領域(本実施の形態では、1つの矩形領
域)60に、白色LED61と青色LED62をマトリ
クス配置した点のみである。なお、固定背景領域24の
残りの領域24’は図1中の固定背景領域24と同一の
構成となっている。なお、図8は、領域60の一部を拡
大した概略拡大図である。
【0071】本実施の形態によれば、前述した第1の実
施の形態と同様の利点が得られる他、例えば「80」の
表示パターンなど、切り替えて表示し得る表示パターン
の種類を多くすることができる。
【0072】本実施の形態に対しても、前述した第1の
実施の形態の変形と同様の変形を適宜加えることができ
る。
【0073】(第3の実施の形態)図9は、本発明の第
3の実施の形態による可変速度規制標識を示す概略正面
図である。図9において、図1及び図7中の要素と同一
又は対応する要素には同一符号を付し、その重複する説
明は省略する。
【0074】本実施の形態が前述した図7に示す第2の
実施の形態と異なる所は、図7中の領域60を、表示パ
ターンの数字の桁に対応して2つの領域61,62に分
離した点のみである。
【0075】本実施の形態によっても、前記第2の実施
の形態と同じ利点が得られる。
【0076】(第4の実施の形態)図10は、本発明の
第4の実施の形態による可変速度規制標識を示す概略正
面図である。図10において、図1、図7及び図9中の
要素と同一又は対応する要素には同一符号を付し、その
重複する説明は省略する。
【0077】本実施の形態が前述した図1に示す第1の
実施の形態と異なる所は、図1中の固定背景領域24の
全部及び表示パターン表示予定領域(小円の領域23の
全体)からなる領域(領域22の内側の円形領域)70
に、図8と同様に白色LED61と青色LED62をマ
トリクス配置した点のみである。
【0078】本実施の形態によっても、前記第2の実施
の形態と同じ利点が得られる。
【0079】(第5の実施の形態)図11は、本発明の
第5の実施の形態による可変補助標識を示す概略正面図
である。
【0080】本実施の形態による可変補助標識は、前記
第1乃至第5の実施の形態による可変速度規制標識など
と組み合わせて用いられ、当該規制の開始を示す右向き
矢印の表示パターンと、当該規制が行われている区間内
であることを示す両向き矢印の表示パターンと、当該規
制の終了を示す左向き矢印の表示パターンの、3種類の
表示パターンを切り替えて赤色で表示するとともに、こ
れらの3種類の表示パターンのうちの表示されている1
種類の表示パターンの背景を白色で表示するように構成
されている。図12は、図11に示す可変補助標識の右
向き矢印の表示パターンを表示する表示状態を示す図で
ある。図13は、図11に示す可変補助標識の左向き矢
印の表示パターンの表示状態を示す図である。図14
は、図11に示す可変補助標識の両向き矢印の表示パタ
ーンの表示状態を示す図である。
【0081】この可変補助標識では、領域81のほぼ全
体に渡って、図4に示すLEDユニット31において青
色LED32に代えて赤色LEDを配置したLEDユニ
ットが、多数設けられている。また、領域82のほぼ全
体に渡って、図6に示すLEDユニット51が多数設け
られている。
【0082】本実施の形態によれば、右向き矢印の表示
パターンを表示する場合には、昼夜を問わず、図12に
おいて領域81中のハッチングを付した領域に存在する
赤色LEDを点灯させるとともに図12において領域8
1中のハッチングを付した領域に存在する白色LED3
3を消灯させ、図12において領域81中のハッチング
を付していない領域に存在する赤色LEDを消灯させる
とともに図12において領域81中のハッチングを付し
ていない領域に存在する白色LED33を点灯させる。
【0083】左向き矢印の表示パターンを表示する場合
には、昼夜を問わず、図13において領域81中のハッ
チングを付した領域に存在する赤色LEDを点灯させる
とともに図13において領域81中のハッチングを付し
た領域に存在する白色LED33を消灯させ、図13に
おいて領域81中のハッチングを付していない領域に存
在する赤色LEDを消灯させるとともに図13において
領域81中のハッチングを付していない領域に存在する
白色LED33を点灯させる。
【0084】両向き矢印の表示パターンを表示する場合
には、昼夜を問わず、図14においてハッチングで示す
ように領域8全体に存在する赤色LEDを点灯させると
ともに領域81全体に存在する白色LED33を消灯さ
せる。
【0085】日照時間中は、領域82に存在するLED
52を消灯させ、領域82の色表示を反射シート53の
みによって行う。一方、日没時間中は、領域82に存在
するLED52を点灯させ、領域82の色表示を反射シ
ート53のみならずLED52による発光表示によって
も行う。
【0086】本実施の形態によっても、前述した第1の
実施の形態と同様の利点が得られる。
【0087】以上、本発明の各実施の形態について説明
したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるもの
ではない。
【0088】前述した各実施の形態は、本発明を可変速
度規制標識又は補助標識に適用した例であったが、本発
明は、他の交通標識やその他の標識に適用することがで
きる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
機械的な可動部がなく長寿命化を図ることができ、しか
も、誤認識を防止しつつ表示パターンの背景の色の選択
の自由度を高めることができる可変標識を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による可変速度規制
標識を示す概略正面図である。
【図2】図1に示す可変速度規制標識の所定の表示パタ
ーンを表示する表示状態を示す図である。
【図3】図1に示す可変速度規制標識の他の表示パター
ンの表示状態を示す図である。
【図4】LEDユニットの一例を示す概略拡大正面図で
ある。
【図5】LEDユニットの他の例を示す概略拡大正面図
である。
【図6】LEDユニットの更に他の例を示す概略拡大正
面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態による可変速度規制
標識を示す概略正面図である。
【図8】図7中の所定の領域の一部を拡大した概略拡大
図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態による可変速度規制
標識を示す概略正面図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態による可変速度規
制標識を示す概略正面図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態による可変補助標
識を示す概略正面図である。
【図12】図11に示す可変補助標識の所定の表示パタ
ーンを表示する表示状態を示す図である。
【図13】図11に示す可変補助標識の他の表示パター
ンを表示する表示状態を示す図である。
【図14】図11に示す可変補助標識の更に他の表示パ
ターンを表示する表示状態を示す図である。
【図15】従来の可変速度規制標識を示す概略正面図で
ある。
【図16】従来の通常の速度規制標識を示す概略正面図
である。
【符号の説明】
21,22 固定表示領域 23,81 表示パターン表示予定領域 24,82 固定背景領域 31,41,51 LEDユニット 32,62 青色LED 33,42,61 白色LED 43 白色反射シート 52 赤色LED 53 赤色反射シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 栄二 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内 Fターム(参考) 5C094 AA01 AA08 AA37 BA12 BA23 BA41 CA18 CA19 CA23 EB04 ED11 FA01 HA01 5C096 AA01 AA07 AA15 AA29 BA03 BA04 BB17 BC01 BC11 BC15 BC16 BC20 CA02 CA06 CA14 CA17 CA26 CA35 CB07 CC06 CC24 CE06 CE18 CH02 DC04 DC05 FA03

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の表示パターンを切り替えて第1
    の色で表示するとともに、前記複数種の表示パターンの
    うちの表示されている1種類の表示パターンの背景を第
    2の色で表示する可変標識であって、 前記複数種の表示パターンのいずれかを表示させるべき
    表示パターン表示予定領域には、各群ごとに発光色が互
    いに異なる2つ以上の群の発光領域であって、当該2つ
    以上の群の発光領域の発光及び非発光の状態に応じて、
    全体として前記第1及び第2の色を選択的に発光表示可
    能な2つ以上の群の発光領域を、混在させたことを特徴
    とする可変標識。
  2. 【請求項2】 前記複数種の表示パターンのいずれかの
    背景を表示すべき背景表示予定領域のうち前記表示パタ
    ーン表示予定領域を除く領域である固定背景領域の、少
    なくとも一部にも、前記2つ以上の群の発光領域を混在
    させたことを特徴とする請求項1記載の可変標識。
  3. 【請求項3】 前記固定背景領域の前記少なくとも一部
    及び前記表示パターン表示予定領域には、前記複数の表
    示パターンの各々とこれに応じた前記背景の少なくとも
    一部とを前記第1及び第2の色でそれぞれドットマトリ
    クス表示し得るように、前記2つ以上の群の発光領域を
    マトリクス配置したことを特徴とする請求項2記載の可
    変標識。
  4. 【請求項4】 複数種の表示パターンを切り替えて第1
    の色で表示するとともに、前記複数種の表示パターンの
    うちの表示されている1種類の表示パターンの背景を第
    2の色で表示する可変標識であって、 前記複数種の表示パターンのいずれかを表示させるべき
    表示パターン表示予定領域と前記複数種の表示パターン
    のいずれかの背景を表示すべき背景表示予定領域との共
    通領域には、各群ごとに発光色が互いに異なる2つ以上
    の群の発光領域であって、当該2つ以上の群の発光領域
    の発光及び非発光の状態に応じて、全体として前記第1
    及び第2の色を選択的に発光表示可能な2つ以上の群の
    発光領域を、混在させ、 前記表示パターン表示予定領域のうち前記背景表示予定
    領域を除く領域には、発光色が前記第1の色である1つ
    の群の発光領域を分布させたことを特徴とする可変標
    識。
  5. 【請求項5】 複数種の表示パターンを切り替えて第1
    の色で表示するとともに、前記複数種の表示パターンの
    うちの表示されている1種類の表示パターンの背景を第
    2の色で表示する可変標識であって、 前記複数種の表示パターンのいずれかを表示させるべき
    表示パターン表示予定領域と前記複数種の表示パターン
    のいずれかの背景を表示すべき背景表示予定領域との共
    通領域には、各群ごとに発光色が互いに異なる2つ以上
    の群の発光領域であって、当該2つ以上の群の発光領域
    の発光及び非発光の状態に応じて、全体として前記第1
    及び第2の色を選択的に発光表示可能な2つ以上の群の
    発光領域を、混在させ、 前記表示パターン表示予定領域のうち前記背景表示予定
    領域を除く領域には、各群ごとに発光色が互いに異なる
    2つ以上の群の発光領域であって、当該2つ以上の群の
    発光領域の発光及び非発光の状態に応じて、全体として
    前記第1の色を発光表示可能な2つ以上の群の発光領域
    を、混在させたことを特徴とする可変標識。
  6. 【請求項6】 前記複数種の表示パターンのいずれかの
    背景を表示すべき背景表示予定領域のうち前記表示パタ
    ーン表示予定領域を除く領域である固定背景領域には、
    自己は発光せずに入射光によって前記第2の色を表示す
    る非発光表示領域の群と、発光色が前記第2の色である
    1つの群の発光領域とを、混在させたことを特徴とする
    請求項1、4又は5記載の可変標識。
  7. 【請求項7】 前記複数種の表示パターンのいずれかの
    背景を表示すべき背景表示予定領域のうち前記表示パタ
    ーン表示予定領域を除く領域である固定背景領域には、
    自己は発光せずに入射光によって前記第2の色を表示す
    る非発光表示領域の群と、各群ごとに発光色が互いに異
    なる2つ以上の群の発光領域であって、当該2つ以上の
    群の発光領域の発光及び非発光の状態に応じて、全体と
    して前記第1の色を発光表示可能な2つ以上の群の発光
    領域とを、混在させたことを特徴とする請求項1、4又
    は5記載の可変標識。
  8. 【請求項8】 前記非発光表示領域が反射材により形成
    されたことを特徴とする請求項6又は7記載の可変標
    識。
  9. 【請求項9】 1種類の表示パターンを第1の色で表示
    するとともに前記表示パターンの背景を第2の色で表示
    する状態と、前記表示パターンを非表示にする状態とを
    切り替える可変標識であって、 前記表示パターンを表示させるべき表示パターン表示予
    定領域には、各群ごとに発光色が互いに異なる2つ以上
    の群の発光領域であって、当該2つ以上の群の発光領域
    の発光及び非発光の状態に応じて、全体として前記第1
    及び第2の色を選択的に発光表示可能な2つ以上の群の
    発光領域を、混在させたことを特徴とする可変標識。
  10. 【請求項10】 前記背景を表示すべき背景表示予定領
    域のうち前記表示パターン表示予定領域を除く領域であ
    る固定背景領域には、自己は発光せずに入射光によって
    前記第2の色を表示する非発光表示領域の群と、発光色
    が前記第2の色である1つの群の発光領域とを、混在さ
    せたことを特徴とする請求項9記載の可変標識。
  11. 【請求項11】 前記背景を表示すべき背景表示予定領
    域のうち前記表示パターン表示予定領域を除く領域であ
    る固定背景領域には、自己は発光せずに入射光によって
    前記第2の色を表示する非発光表示領域の群と、各群ご
    とに発光色が互いに異なる2つ以上の群の発光領域であ
    って、当該2つ以上の群の発光領域の発光及び非発光の
    状態に応じて、全体として前記第1の色を発光表示可能
    な2つ以上の群の発光領域とを、混在させたことを特徴
    とする請求項9記載の可変標識。
  12. 【請求項12】 前記非発光表示領域が反射材により形
    成されたことを特徴とする請求項10又は11記載の可
    変標識。
  13. 【請求項13】 前記表示予定領域及び前記背景を表示
    すべき背景表示予定領域の他に、所定の色を固定的に表
    示する少なくとも1つの固定表示領域を有することを特
    徴とする1乃至12のいずれかに記載の可変標識。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも1つの固定表示領域
    が、自己は発光せずに入射光によって前記所定の色を表
    示する非発光表示領域であることを特徴とする請求項1
    3記載の可変標識。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも1つの固定表示領域
    が、反射材により形成されたことを特徴とする請求項1
    3記載の可変標識。
  16. 【請求項16】 前記少なくとも1つの固定表示領域に
    は、自己は発光せずに入射光によって前記所定の色を表
    示する非発光表示領域の群と、発光色が前記所定の色で
    ある1つの群の発光領域とを、混在させたことを特徴と
    する請求項13記載の可変標識。
  17. 【請求項17】 前記少なくとも1つの固定表示領域に
    は、自己は発光せずに入射光によって前記所定の色を表
    示する非発光表示領域の群と、各群ごとに発光色が互い
    に異なる2つ以上の群の発光領域であって、当該2つ以
    上の群の発光領域の発光及び非発光の状態に応じて、全
    体として前記所定の色を発光表示可能な2つ以上の群の
    発光領域とを、混在させたことを特徴とする請求項13
    記載の可変標識。
  18. 【請求項18】 前記少なくとも1つの固定表示領域に
    混在させた前記非発光表示領域が、反射材により形成さ
    れたことを特徴とする請求項16又は17記載の可変標
    識。
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