JP2000065719A - 発塵性の評価方法 - Google Patents

発塵性の評価方法

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JP2000065719A
JP2000065719A JP10239711A JP23971198A JP2000065719A JP 2000065719 A JP2000065719 A JP 2000065719A JP 10239711 A JP10239711 A JP 10239711A JP 23971198 A JP23971198 A JP 23971198A JP 2000065719 A JP2000065719 A JP 2000065719A
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adhesive tape
dusting
dust
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JP10239711A
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Koichi Kimura
康一 木村
Yoshihiko Goto
嘉彦 後藤
Tatsuya Kitahata
達也 北畑
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Nichias Corp
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Nichias Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定精度に信頼性があり、操作手順が簡単
で、測定機器も安価かつ測定場所に特に制限がない、発
塵性の評価方法を提供する。 【解決手段】 各評価対象物の表面に粘着テープ2の粘
着面3を所定圧力で押しつけた後、粘着面3の押圧部位
4に付着した発塵物質5のL* * * 表色系における
明度指数L* 、クロマティクネス指数a* 、b* を測定
し、これと発塵物質などの付着のない粘着テープの前記
指数L* 、a* 、b* の差により、各評価対象物の発塵
性の評価をすることで、各評価対象物における前記指数
* 、a* 、b* は、粘着面3に付着した発塵物質5の
量により異なった値をとるから、各評価対象物の指数L
* 、a* 、b* を互いに対比することにより、各評価対
象物における発塵物質5の量の多少を評価できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発塵性の評価方法
に関し、特に、断熱材、耐火材等の粉末成形体、繊維質
成形体又はこれらの焼成体の発塵性を評価する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】焼成炉の内張材に使用される断熱材や耐
火材は、作業性及び環境面等から発塵性の低いものが望
まれている。従来、これら断熱材、耐火材等の発塵性を
評価する方法には、これら評価対象物に粘着テープの粘
着面を所定圧力で押しつけ、粘着面に発塵物質を付着さ
せた後、この粘着テープの重量の増加を測定してこれに
より発塵性を評価する方法がある。また、粘着テープの
粘着面に付着させた発塵物質の粒子の量をパーティクル
カウンターにより測定して、発塵性の評価をする方法も
ある。更に、密閉空間内に評価対象物を配置し、その評
価対象物の表面をブラシ等による物理的な外力を与え、
評価対象物から発塵させ、密閉空間内の浮遊粒子の数量
を測定する方法も開示されている(特公平2−5786
1号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記粘着テープの重量の増加量を測定する方法では、湿
度等の影響からその測定精度が劣り、また、微量の場合
であると測定が不能か又は誤差が大きくなる。パーティ
クルカウンターによる測定方法は、その測定精度に信頼
性があるものの、測定機器が高価で、その操作も複雑で
ある。更に、密閉空間内の浮遊粒子の数量を測定する方
法は、装置が大がかりとなり持ち運びに不便であり、そ
の操作手順も煩雑で実用的でないという問題がある。
【0004】そこで、本発明が解決すべき課題は、測定
精度に信頼性があり、操作手順が簡単で、測定機器も比
較的安価で、且つ測定場所に特に制限がない、発塵性の
評価方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために提案されたものであって、下記の構成から
なることを特徴とするものである。すなわち、請求項1
の発明は、評価対象物の表面に粘着テープの粘着面を所
定圧力で押しつけた後、前記粘着面の発塵物質が付着し
た押圧部位のL* * * 表色系における明度指数
* 、クロマティクネス指数a* 、b* を測定し、該測
定値と発塵物質などの付着のない前記粘着テープの前記
指数L* 、a* 、b* の差により、前記評価対象物の発
塵性の評価をすることを特徴とする発塵性の評価方法を
提供するものである。従って、粘着面の発塵粒子が付着
した押圧部位の前記指数L*、a* 、b* は、粘着面に
付着した発塵物質の量により異なった値をとるから、評
価対象物の指数L* 、a* 、b* を個別に又は各評価対
象物の測定値を互いに対比することにより、評価対象物
の発塵性を評価でき、更に、各評価対象物における発塵
物質の量の多少を半定量的に評価できる。
【0006】請求項2の発明は、前記粘着テープは、評
価対象物の発塵物質が無彩色の場合、評価対象物に直接
色彩色差計の測定ヘッドを当て測定し、得られた指数L
* が50より大きい時、黒の粘着テープとし、指数L*
が50未満の時、白の粘着テープとすることを特徴とす
る請求項1記載の発塵性の評価方法を提供するものであ
る。従って、評価対象物の発塵物質が無彩色の場合、適
切な粘着テープを選定することができる。
【0007】請求項3の発明は、前記粘着テープは、評
価対象物の発塵物質が有彩色の場合、評価対象物に直接
色彩色差計の測定ヘッドを当て測定し、得られた指数L
* 、a* 、b* に対して、L* =50、a* =0、b*
=0を原点とし、L* * * 表色系色度図(CIE 1976
L* a * b * 表色系(JIS Z 8729-(1980))における点対
称方向に最も近い色の粘着テープとすることを特徴とす
る請求項1記載の発塵性の評価方法を提供するものであ
る。従って、評価対象物の発塵物質が有彩色の場合、適
切な粘着テープを選定することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1〜図5に基づいて説明する。図1及び図2は本
発明の実施形態の発塵性の評価方法を示す側面図、図3
は本発明の実施形態の発塵性の評価方法を示す平面図、
図4は本発明の実施形態の発塵性の評価方法に使用され
る色彩色差計を示す平面図、図5は図4の色彩色差計の
要部を示す断面図である。
【0009】本発明の発塵性の評価方法は、まず、発塵
性を測定したい耐火材及び断熱材等の評価対象物1を1
又は2以上用意し、それら用意したすべての評価対象物
1について、それらの表面に後述する粘着テープ2の粘
着面3を所定圧力で所定時間押しつけた後、評価対象物
1から粘着テープ2を剥がし、粘着面3の押圧部位4
(発塵物質5が付着している粘着面)に色彩色差計6の
測定ヘッド7を当てて、JIS Z8729-(1980) 準
拠のL* * * 表色系における明度指数L* 、クロマ
ティクネス指数a* 、b* を測定し、該測定値と発塵物
質などの付着のない粘着テープの指数L* 、a* 、b*
の値を比較し、その差により、評価対象物1の発塵性の
評価を行う。更には、他の各評価対象物1について同様
の測定を行い、評価対象物1に付着している発塵物質5
の量の多少を半定量的に評価するものである。
【0010】この発塵性の評価方法は、色彩色差計の特
性を利用したものであるから、以下に色彩色差計につい
て詳述する。すなわち、色彩色差計6は、測定ヘッド7
とデータプロセッサ10とからなり、この測定ヘッド7
には光源11が設けられ、拡散室12により試料である
評価対象物1に対して、均一に光を当て、測定用ファイ
バー13により、垂直方向の反射光のみを受光し、この
反射光による情報に基づいてデータプロセッサ10は、
上記指数L* 、a* 、b* を演算し、その結果を表示面
14に表示する。
【0011】これら指数L* 、a* 、b* は、それぞれ
次式(1) 、(2) 及び(3) で定義される。 L* =116 (Y/Yn 1/3 −16 (1) a* =500 〔(X/Xn )1/3−(Y/Yn )1/3〕 (2) b* =200 〔(Y/Yn )1/3−(Z/Zn )1/3〕 (3) (式中、Xn 、Yn 及びZn は照明光源の三刺激値を示
し、標準の光Cの場合(2度視野XYZ系)、Yn = 10
0 、Xn =98.072 、Zn =118.225であり、標準の光D65
の場合(2度視野XYZ系)、Yn = 100 、Xn =95.04
5 、Zn =108.892であり、上式はX/Xn 、Y/Yn
びZ/Zn が各々0.008856以上の場合に適用される。)
【0012】ここで、Xは赤に感ずる視細胞、Yは緑に
感ずる視細胞、Zは青に感ずる視細胞である。人間が色
を見分けられるのは、X、Y、Zの3種類の視細胞の刺
激の度合により、例えば、Xにだけ強く感じると、その
光は赤であり、X、Zに等しく感じると、その光は紫で
ある。
【0013】そして、L* は上記のように明度指数であ
り、白−黒を示し、白が100、黒が0であるから、数
値が大になるにしたがって白くなり、小になるにしたが
って黒くなる。a* は上記のようにクロマティクネス指
数であり、赤−緑を示し、+値は赤、−値は緑を示すか
ら、数値が大になるにしたがって赤が強くなり、数値が
小になるにしたがって緑が強くなる。b* は上記のよう
にクロマティクネス指数であり、黄−青を示し、+値は
黄、−値は青を示すから、数値が大になるにしたがって
黄が強くなり、数値が小になるにしたがって青が強くな
る。
【0014】上記指数L* 、a* 、b* の定義及びその
意味するところから、評価対象物は発塵物質の色によ
り、粘着テープの色を決める必要があり、下記の通りで
ある。 評価対象物の発塵物質が白の場合、黒の粘着テープを
使用し、L* 値が大きいと発塵物質が多い。 評価対象物の発塵物質が黒の場合、白の粘着テープを
使用し、L* 値が小さいと発塵物質が多い。 評価対象物の発塵物質が赤の場合、緑の粘着テープを
使用し、a* 値が大きいと発塵物質が多い。 評価対象物の発塵物質が緑の場合、赤の粘着テープを
使用し、a* 値が小さいと発塵物質が多い。 評価対象物の発塵物質が黄の場合、青の粘着テープを
使用し、b* 値が大きいと発塵物質が多い。 評価対象物の発塵物質が青い場合、黄の粘着テープを
使用し、b* 値が小さいと発塵物質が多い。
【0015】なお、評価対象物1の発塵物質5が上記以
外の無彩色の場合、評価対象物1に直接色彩色差計6の
測定ヘッド7を当て測定し、得られた指数L* が50よ
り大きい時(L* >50)、黒の粘着テープを使用し、
指数L* が50より小さい時(L* <50)、白の粘着
テープを使用して、評価対象物1の発塵物質5を測定す
る。また、評価対象物1の発塵物質5が上記以外の有彩
色の場合、評価対象物1に直接色彩色差計6の測定ヘッ
ド7を当て測定し、得られた指数L* 、a* 、b* に対
して、L* =50、a* =0、b* =0を原点とし、L
* * * 表色系色度図(CIE 1976 L* a * b * 表色系
(JIS Z 8729-(1980))における点対称方向に最も近い色
の粘着テープ2を使用して、評価対象物1の発塵物質5
を測定する。測定値の評価は、粘着テープ自体の測定値
と評価対象物1に所定圧力で押し付けて得られた発塵物
質付着テープ面の測定値の直線距離、すなわち色差ΔE
*abを計算して、各評価対象物1の色差ΔE* abを
比較することによって発塵性の評価を行う。ΔE* ab
が大きいほど発塵性が大きい。 色差ΔE* ab=〔(ΔL* 2 +(Δa* 2 +(Δ
* 2 1/2
【0016】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に具体的に
説明する。 実施例1 評価対象物たる断熱材A、B、Cはその発塵物質が白い
ため、幅19mmの黒の粘着テープ(「SEKISUIビ
ニルテープ エスロンNo.360 黒」)を選択す
る。この黒の粘着テープを断熱材A、B、Cに圧力50
0g/cm2 で貼り付け、3秒後に剥がし、粘着テープの
発塵物質が付着した押圧部位に色彩色差計(型式「CR
−300」、測定ヘッド 91mm幅)×201mm高さ)
×60mm(奥行)×670g(重量)×測定径8mm、デ
ータプロセッサ 220mm(幅)×50mm(高さ)×2
00mm(奥行)×1300g(重量);ミノルタ社製)
の測定ヘッドを当てて、JIS Z8729-(1980) 準
拠のL* * * 表色系における明度指数L* 、クロマ
ティクネス指数a* 、b* を測定した。測定回数は断熱
材A、B、Cについてそれぞれ3回行った。結果を表1
に示す。
【0017】比較例1 評価対象物たる断熱材A、B、Cについて、上記実施例
1の結果と一致するかどうか、発塵物質の多少につき3
人の試験員の感覚による試験を行なった。結果を表1に
示す。なお、数字は大きい程、発塵物質が多く認められ
ることを示す(比較例2及び比較例3においても同様で
ある。)。
【0018】
【表1】 注1 実施例1の各数値は3回の測定値の平均を示す。 注2 比較例1の各数値は試験員3人P1、P2、P3による感覚 による順位を示す。
【0019】実施例2 評価対象物たる断熱材D、E、Fはその発塵物質が赤い
ため、緑の粘着テープ(「SEKISUIビニルテープ
エスロンNo.360 緑」)を選択する。この緑の
粘着テープにより断熱材D、E、Fについて、上記実施
例1と同様の試験を行なった。結果を表2に示す。
【0020】比較例2 評価対象物たる断熱材D、E、Fについて、上記比較例
1と同様の試験を行なった。結果を表2に示す。
【0021】
【表2】 注1 実施例2の各数値は3回の測定値の平均を示す。 注2 比較例2の各数値は試験員3人P1、P2、P3による感覚 による順位を示す。
【0022】実施例3 評価対象物たる断熱材G、H、Iはその発塵物質が黄の
ため、青の粘着テープ(「SEKISUIビニルテープ
エスロンNo.360 青」)を選択する。この青の
粘着テープにより断熱材G、H、Iについて、上記実施
例1と同様の試験を行なった。結果を表3に示す。
【0023】比較例3 評価対象物たる断熱材G、H、Iについて、上記比較例
1と同様の試験を行なった。結果を表3に示す。
【0024】
【表3】 注1 実施例3の各数値は3回の測定値の平均を示す。 注2 比較例3の各数値は試験員3人P1、P2、P3による感覚 による順位を示す。
【0025】表1より明らかなように、L* 値から、発
塵性の順は断熱材C>断熱材B>断熱材Aであった。断
熱材からの粉及び黒テープはいずれも無彩色なので
* 、b * は無視できる。表2より明らかなように、a
* 値から、発塵性の順は断熱材F>断熱材E>断熱材D
であった。L* 、b* は各断熱材で値が大きく違わない
ので無視できる。表3より明らかなように、b* 値か
ら、発塵性の順は断熱材I>断熱材H>断熱材Gであっ
た。L* 、a* は各断熱材で値が大きく違わないので無
視できる。
【0026】実施例4 白系統の低発塵性物質で、且つその発塵量の異なる7種
の断熱材について、発塵物質量とJIS Z8729-
(1980) 準拠のL* * * 表色系における明度指数L
* を求めた。なお、粘着テープは実施例1の黒テープを
使用した。その関係を図6に示した。断熱材の発塵物質
量は従来の重量法により求めた。図6中、縦軸に発塵物
質量(付着量g/m2)、横軸に明度指数L* を示す。図6
から明らかなように、重量測定法で測定できないような
微量領域(重量測定法で約5g/m2以下)の発塵物質であ
っても、本実施例の方法によれば、数値的に明確に把握
できる。
【0027】以上、本発明の実施形態を説明したが、具
体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲での変更、追加は本発明の範囲内である。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、粘着面の発塵粒子が付着した押圧部位の前記指
数L* 、a* 、b* は、粘着面に付着した発塵物質の量
により異なった値をとるから、評価対象物の指数L*
* 、b* を個別に又は互いに対比することにより、評
価対象物の発塵性を評価できる。従って、色彩色差計に
より各評価対象物の発塵物質の上記指数を測定するだけ
で、測定精度に信頼性のある各評価対象物における発塵
性の優劣を評価出来るから、操作手順が簡単で手間がか
からず、測定機器も安価かつ測定場所に特に制限がない
効果がある。また、特に、重量測定法で測定できないよ
うな微量領域(重量測定法で約5g/m2以下)の発塵物質
であっても、数値的に明確な差異として把握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の発塵性の評価方法の手順を
示す側面図である。
【図2】本発明の実施形態の発塵性の評価方法の手順を
示す側面図である。
【図3】本発明の実施形態の発塵性の評価方法の手順を
示す平面図である。
【図4】本発明の実施形態の発塵性の評価方法に使用す
る色彩色差計の平面図である。
【図5】図4の色彩色差計の要部を示す断面図である。
【図6】実施例4における、発塵物質量と明度指数L*
との相関係数を示す特性図である。
【符号の説明】
1 評価対象物 2 粘着テープ 3 粘着面 4 押圧部位 5 発塵物質 6 色彩色差計 7 測定ヘッド 10 データプロセッサ 11 光源 12 拡散室 13 測定用ファイバー 14 表示面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北畑 達也 静岡県浜松市新都田1−8−1 ニチアス 株式会社浜松研究所内 Fターム(参考) 2G051 AA90 AB20 AC30 CB01 CC17 DA20 EB10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 評価対象物の表面に粘着テープの粘着面
    を所定圧力で押しつけた後、前記粘着面の発塵物質が付
    着した押圧部位のL* * * 表色系における明度指数
    * 、クロマティクネス指数a* 、b* を測定し、該測
    定値と発塵物質などの付着のない前記粘着テープの前記
    指数L* 、a* 、b* の差により、前記評価対象物の発
    塵性の評価をすることを特徴とする発塵性の評価方法。
  2. 【請求項2】 前記粘着テープは、評価対象物の発塵物
    質が無彩色の場合、評価対象物に直接色彩色差計の測定
    ヘッドを当て測定し、得られた指数L* が50より大き
    い時、黒の粘着テープとし、指数L* が50未満の時、
    白の粘着テープとすることを特徴とする請求項1記載の
    発塵性の評価方法。
  3. 【請求項3】 前記粘着テープは、評価対象物の発塵物
    質が有彩色の場合、評価対象物に直接色彩色差計の測定
    ヘッドを当て測定し、得られた指数L* 、a * 、b*
    対して、L* =50、a* =0、b* =0を原点とし、
    * * *表色系色度図(CIE 1976 L* a * b * 表色
    系(JIS Z 8729-(1980))における点対称方向に最も近い
    色の粘着テープとすることを特徴とする請求項1記載の
    発塵性の評価方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013124361A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Hitachi Zosen Corp 消臭型バイオソリッド燃料製品の品質判定方法
KR101609779B1 (ko) * 2014-04-08 2016-04-11 대한민국 출력문서 분석용 테이프 접착기

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