JP2000064079A - オゾン発生装置 - Google Patents

オゾン発生装置

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JP2000064079A
JP2000064079A JP10238592A JP23859298A JP2000064079A JP 2000064079 A JP2000064079 A JP 2000064079A JP 10238592 A JP10238592 A JP 10238592A JP 23859298 A JP23859298 A JP 23859298A JP 2000064079 A JP2000064079 A JP 2000064079A
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香 和田
Tokuichi Mineo
徳一 峰尾
Jun Izumi
順 泉
Akinori Yasutake
昭典 安武
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  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 循環させる原料水中の不純物濃度の上昇を抑
制することができるオゾン発生装置を提供する。 【解決手段】 原料水1を電気化学的に反応させてオゾ
ン3を発生させる電解槽10と、電解槽10に原料水1
を供給すると共に電解槽10で反応せずに送出された原
料水1を電解槽10に再び供給するように循環させる原
料水循環手段である気液分離容器32、配管33〜3
5、バルブ36等とを備えてなるオゾン発生装置におい
て、原料水1中の金属イオン等の不純物を原料水1から
吸着除去する吸着剤を内部に充填した吸着剤槽37を配
管34の途中に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原料水を循環させ
ながら電気分解してオゾンを発生させるオゾン発生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】原料水を循環させながら電気分解してオ
ゾンを発生させる従来のオゾン発生装置の一例の概略構
成を図4に示す。
【0003】図4に示すように、多孔質性のオゾン極1
12と水素極113とでイオン交換膜111を挟んでな
る電解セル110は、オゾン側セパレータ121と水素
側セパレータ122とで挟まれている。オゾン側セパレ
ータ121には、上記オゾン極112と外部とを連通す
る流通路121aが形成されている。水素側セパレータ
122には、上記水素極113と外部とを連通する流通
路122aが形成されている。このような電解セル11
0、各セパレータ121,122などにより電解槽が構
成されている。
【0004】オゾン側セパレータ121の上記流通路1
21aは、その一端が配管133を介して気液分離容器
132の上方に連結され、他端が配管134を介して気
液分離容器132の下部に連結されている。配管134
の途中には、イオン交換樹脂等により高度に精製処理さ
れた原料水1を送給する配管135がバルブ136を介
して連結されている。気液分離容器132の内部には、
原料水1が所定量貯蔵されている。オゾン側セパレータ
121と水素側セパレータ122とは、電源131に接
続している。
【0005】このようなオゾン発生装置の作用を次に説
明する。電源131を作動してオゾン側セパレータ12
1と水素側セパレータ122との間に電気を流すと共
に、気液分離容器132内から配管134を介してオゾ
ン側セパレータ121の流通路121a内に原料水1を
送給すると、原料水1が電解セル110で電気化学的に
反応し、オゾン極112から酸素2およびオゾン3が発
生し、水素極113から水素4が発生する。
【0006】オゾン極112から発生した酸素2および
オゾン3は、ガスリフト作用により、未反応の原料水1
と共にオゾン側セパレータ121の流通路121aから
配管133を介して気液分離容器132内に流入し、上
方から送出されて利用される。また、水素極113から
発生した水素4は、水素側セパレータ122の流通路1
22aから外部へ送出されて回収される。
【0007】一方、酸素2およびオゾン3のガスリフト
作用により気液分離容器132内に流入した原料水1
は、配管134を介してオゾン側セパレータ121の流
通路121a内に再び送給されて再利用、すなわち、循
環させられる。
【0008】このようにオゾン3を発生させて、気液分
離容器132内の原料水1が所定量以下となったら、バ
ルブ136を開放して原料水1を補充することにより、
原料水1を常に一定量で循環させながらオゾン3を連続
的に発生させることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述したような従来の
オゾン発生装置では、原料水1と接触する金属材料の一
部が当該原料水1中にイオンとなってわずかながらも次
第に溶出してしまうため、連続運転していると、原料水
1中の上記イオン濃度が次第に高くなってしまい、上述
した電気化学反応の効率が低下して、オゾン3の発生効
率が悪くなってしまう。
【0010】このようなことから、本発明は、循環させ
る原料水中の不純物濃度の上昇を抑制することができる
オゾン発生装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
本発明によるオゾン発生装置は、原料水を電気化学的に
反応させてオゾンを発生させる電解槽と、前記電解槽に
前記原料水を供給すると共に、当該電解槽で反応せずに
送出された当該原料水を当該電解槽に再び供給するよう
に循環させる原料水循環手段とを備えてなるオゾン発生
装置において、前記原料水中の不純物を当該原料水から
除去する不純物除去手段を設けたことを特徴とする。
【0012】上述したオゾン発生装置において、前記不
純物除去手段が前記原料水循環手段に設けられ、前記不
純物を吸着する吸着剤を内部に充填された吸着剤槽であ
ることを特徴とする。
【0013】上述したオゾン発生装置において、前記不
純物除去手段が前記電解槽の前記原料水の流通路内に充
填され、前記不純物を吸着する吸着剤であることを特徴
とする。
【0014】上述したオゾン発生装置において、前記不
純物除去手段が前記電解槽の前記原料水の流通路の供給
側に連結され、前記不純物を吸着する吸着剤を内部に充
填された供給側マニホールドと、前記電解槽の前記原料
水の前記流通路の送出側に連結され、前記吸着剤を内部
に充填された送出側マニホールドとを備えてなることを
特徴とする。
【0015】上述したオゾン発生装置において、前記供
給側マニホールドおよび前記送出側マニホールドが本体
部と、当該本体部と前記流通路とを連結する管部とを各
々備えてなることを特徴とする。
【0016】上述したオゾン発生装置において、前記供
給側マニホールドおよび前記送出側マニホールドが樹脂
製であることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明によるオゾン発生装置の第
一番目の実施の形態を図1を用いて説明する。なお、図
1は、その概略構成図である。
【0018】図1に示すように、多孔質性のオゾン極1
2と水素極13とでイオン交換膜11を挟んでなる電解
セル10は、オゾン側セパレータ21と水素側セパレー
タ22とで挟まれている。オゾン側セパレータ21に
は、上記オゾン極12と外部とを連通する流通路21a
が形成されている。水素側セパレータ22には、上記水
素極13と外部とを連通する流通路22aが形成されて
いる。このような電解セル10、各セパレータ21,2
2などにより、本実施の形態では電解槽が構成されてい
る。
【0019】オゾン側セパレータ21の上記流通路21
aは、その一端が配管33を介して気液分離容器32の
上方に連結され、他端が配管34を介して気液分離容器
32の下部に連結されている。配管34の途中には、イ
オン交換樹脂等により高度に精製処理された原料水1を
送給する配管35がバルブ36を介して連結されてい
る。気液分離容器32の内部には、原料水1が所定量貯
蔵されている。オゾン側セパレータ21と水素側セパレ
ータ22とは、電源31に接続している。なお、本実施
の形態では、気液分離容器32、配管33〜35、バル
ブ36などにより原料水循環手段を構成している。
【0020】さらに、配管34の上記配管35の連結部
分の上流側には、金属イオンなどの不純物を吸着除去す
る吸着剤を充填した不純物除去手段である吸着剤槽37
が設けられている。この吸着剤槽37に充填される吸着
剤としては、シリカゲル、高シリカペンタシルゼオライ
ト(シリカライトまたはSiO2 /Al2 3 比が高い
ZSM−5)、脱アルミニウムフォージャサイト(超安
定Y型ゼオライト:USY)、メソポーラスシリケート
(MCM−41、FSM−16、テトラエトキシシラン
をシリカ源とする低温酸性合成メソポーラスシリケート
、低分子珪酸をシリカ源とする低温酸性合成メソポー
ラスシリケートなど)等の高シリカ吸着剤が挙げられ
る。
【0021】これらの高シリカ吸着剤のうち、シリカゲ
ルは、不純物の吸着能力が比較的低く、水に対する耐性
も低いが、高シリカペンタシルゼオライトや脱アルミニ
ウムフォージャサイトやメソポーラスシリケートなど
は、不純物の吸着能力が比較的高く、水に対する耐性も
高いため、非常に好ましい。
【0022】なお、高シリカペンタシルゼオライトは、
シリカ源として珪酸ナトリウムやヒュームドシリカを用
い、有機テンプレートとしてテトラプロピルアンモニウ
ムブロミドを用い、150〜180℃程度で水熱合成を
行うことにより得られる(SiO2 /Al2 3 比:1
0〜1000程度)。
【0023】また、脱アルミニウムフォージャサイト
は、Na−Y型ゼオライト(SiO2/Al2 3 比:
5程度)をアンモニア水で処理し、ゼオライトの骨格を
なすAlの大半を除去することにより得られる(SiO
2 /Al2 3 比:10〜400)。
【0024】また、メソポーラスシリケートは、10〜
1000Åのメソ孔を有するシリカ系多孔質体であっ
て、その製造条件等により、SiO2 /Al2 3 比が
10程度から、実質的にSiO2 のみのタイプまで得る
ことができる。
【0025】例えば、MCM−41は、モービル社によ
り開発されたものであり、シリカ源として水ガラスや珪
酸ナトリウムなどを用い、有機テンプレートとしてカチ
オン系界面活性剤(炭素数8以上)を用い、温度140
℃、pH13.5で製造することにより得られる(比表
面積:1600m2 /g程度,SiO2 /Al2
3比:1000程度)。
【0026】FMS−16は、黒田、稲垣等により開発
され、カネマイトにカチオン系界面活性剤をインターカ
レーションすることによりMCM−41と類似した構造
をなすものが得られる(SiO2 /Al2 3 比:10
00程度)。
【0027】低温酸性合成メソポーラスシリケート
は、stucky等により提唱された方法、すなわち、シリカ
源としてテトラエトキシシラン(TEOS)を用い、有
機テンプレートとしてカチオン系界面活性剤を用い、室
温下、pH1以下で合成することにより得られ、その合
成条件等により、SiO2 /Al2 3 比を10程度か
ら実質的にSiO2 のみにまで調整可能である。
【0028】低温酸性合成メソポーラスシリケート
は、本発明者等により開発された方法、すなわち、縮重
合したシリカを含まない珪酸をシリカ源として用い、カ
チオン系界面活性剤を有機テンプレートとして用い、室
温下、pH1以下で合成することにより得られ、その合
成条件等により、SiO2 /Al2 3 比を10程度か
ら実質的にSiO2 のみにまで調整可能である。
【0029】このようにして構成されたオゾン発生装置
の作用を次に説明する。電源31を作動してオゾン側セ
パレータ21と水素側セパレータ22との間に電気を流
すと共に、気液分離容器32内から配管34を介してオ
ゾン側セパレータ21の流通路21a内に原料水1を送
給すると、原料水1が電解セル10で電気化学的に反応
し、オゾン極12から酸素2およびオゾン3が発生し、
水素極13から水素4が発生する。
【0030】オゾン極12から発生した酸素2およびオ
ゾン3は、ガスリフト作用により、未反応の原料水1と
共にオゾン側セパレータ21の流通路21aから配管3
3を介して気液分離容器32内に流入し、上方から送出
されて利用される。また、水素極13から発生した水素
4は、水素側セパレータ22の流通路22aから外部へ
送出されて回収される。
【0031】一方、酸素2およびオゾン3のガスリフト
作用により気液分離容器32内に流入した原料水1は、
配管34を介してオゾン側セパレータ21の流通路21
a内に再び送給されて再利用、すなわち、循環させられ
る。
【0032】このようにオゾン3を発生させて、気液分
離容器32内の原料水1が所定量以下となったら、バル
ブ36を開放して原料水1を補充することにより、原料
水1を常に一定量で循環させながらオゾン3を連続的に
発生させることができる。
【0033】ここで、原料水1は、気液分離容器32内
からオゾン側セパレータ21の流通路21a内に流入す
る際に配管34を介して前記吸着剤槽37内を流通する
ので、金属材料部分との接触等により含有した金属イオ
ンなどの不純物が吸着剤槽37内の前記吸着剤で吸着除
去されるようになる。
【0034】このため、電解セル10に供給される原料
水1は、常に高純度を保つようになるので、長期にわた
って連続運転しても、原料水1中の不純物の濃度の上昇
を抑制することができる。
【0035】したがって、原料水1を循環させても、電
解セル10での電気化学反応の効率低下を防止すること
ができ、オゾン3の発生効率の悪化を防止することがで
きる。
【0036】なお、本実施の形態では、原料水1の循環
を酸素2およびオゾン3のガスリフト作用により行うよ
うにしたが、例えば、図2に示すように、配管34の途
中に循環ポンプ38を設けて原料水1を強制的に循環さ
せることも可能である。
【0037】また、本実施の形態では、不純物除去手段
として、吸着剤を充填した吸着剤槽37を配管34に設
けたが、例えば、図2に示すように、オゾン側セパレー
タ21の流通路21a内に吸着剤39を充填することも
可能である。
【0038】本発明によるオゾン発生装置の第二番目の
実施の形態、すなわち、電解ユニットを複数連結してス
タックを構成した場合を図3を用いて説明する。なお、
図3は、その概略構成図である。ただし、前述した第一
番目の実施の形態の部材と同様な部分については、前述
した第一番目の実施の形態の説明で用いた符号と同様な
符号を用いることにより、その説明を省略する。
【0039】図3に示すように、電解セル10のオゾン
極12側には、オゾン側セパレータ21が当接してい
る。電解セル10の水素極13側には、水素側セパレー
タ22が当接している。オゾン側セパレータ21には、
上記オゾン極12と外部とを連通する流通路21aが形
成されている。水素側セパレータ22には、上記水素極
13と外部とを連通する流通路22aが形成されてい
る。
【0040】このような電解セル10、オゾン側セパレ
ータ21、水素側セパレータ22などにより電解ユニッ
ト20が構成され、オゾン側セパレータ21と水素側セ
パレータ22とを当接させるように当該電解ユニット2
0を電気的に複数(図3では3つ)連結してスタック3
0を構成して電解槽としている。
【0041】前記オゾン側セパレータ21の流通路21
aの下端には、フッ素樹脂や塩化ビニルなどの樹脂から
なる供給側マニホールド41の本体部41aが所定の長
さを有する管部41bを介して連結されている。この供
給側マニホールド41の内部には、前述した実施の形態
で用いた吸着剤39が充填されている。オゾン側セパレ
ータ21の流通路21aの上端には、フッ素樹脂や塩化
ビニルなどの樹脂からなる送出側マニホールド42の本
体部42aが所定の長さを有する管部42bを介して連
結されている。この送出側マニホールド42の内部に
も、上記吸着剤39が充填されている。このような供給
側マニホールド41、送出用マニホールド42などによ
り、本実施の形態では不純物除去手段を構成している。
【0042】上記送出側マニホールド42は、配管33
を介して気液分離容器32の上方に連結されている。上
記供給側マニホールド41は、配管34を介して気液分
離容器32の下部に連結されている。配管34の途中に
は、イオン交換樹脂等により高度に精製処理された原料
水1を送給する配管35がバルブ36を介して連結され
ている。配管34の配管35の連結部分の下流側には、
循環ポンプ38が設けられている。
【0043】このようなオゾン発生装置では、循環ポン
プ38を作動して気液分離容器32内の原料水1を送給
すると、原料水1は、供給側マニホールド41内に流入
し、金属イオン等の不純物が吸着剤39により吸着除去
されながらオゾン側セパレータ21の流通路21a内に
流入し、前述した実施の形態の場合と同様にして原料水
1が電解セル10で電気化学的に反応してオゾン極12
から酸素2およびオゾン3が発生し、未反応の原料水1
が当該酸素2およびオゾン3と共にオゾン側セパレータ
21の流通路21aから送出用マニホールド42内に流
入し、当該オゾン側セパレータ21との接触によりわず
かながらも含有してしまった金属イオン等の不純物を吸
着剤39で吸着除去されてから気液分離容器32内に送
給された後、再び利用される。
【0044】このため、電解セル10に供給される原料
水1は、常に高純度を保つようになるので、前述した実
施の形態の場合と同様に長期にわたって連続運転して
も、原料水1中の不純物の濃度の上昇を抑制することが
できる。
【0045】したがって、前述した実施の形態の場合と
同様に、原料水1を循環させても、電解セル10での電
気化学反応の効率低下を防止することができ、オゾン3
の発生効率の悪化を防止することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によるオゾン発生装置は、原料水
を電気化学的に反応させてオゾンを発生させる電解槽
と、前記電解槽に前記原料水を供給すると共に、当該電
解槽で反応せずに送出された当該原料水を当該電解槽に
再び供給するように循環させる原料水循環手段とを備え
てなるオゾン発生装置において、前記原料水中の不純物
を当該原料水から除去する不純物除去手段を設けたの
で、電解槽に供給される原料水を常に高純度に保つこと
ができる。このため、長期にわたって原料水を循環させ
ながら連続運転しても、原料水中の不純物の濃度の上昇
を抑制することができるので、電解槽での電気化学反応
の効率低下を防止することができ、オゾンの発生効率の
悪化を防止することができる。
【0047】また、前記不純物除去手段が前記原料水循
環手段に設けられ、前記不純物を吸着する吸着剤を内部
に充填された吸着剤槽であれば、上述した効果を容易に
得ることができる。
【0048】また、前記不純物除去手段が前記電解槽の
前記原料水の流通路内に充填され、前記不純物を吸着す
る吸着剤であれば、上述した効果を容易に得ることがで
きる。
【0049】また、前記不純物除去手段が前記電解槽の
前記原料水の流通路の供給側に連結され、前記不純物を
吸着する吸着剤を内部に充填された供給側マニホールド
と、前記電解槽の前記原料水の前記流通路の送出側に連
結され、前記吸着剤を内部に充填された送出側マニホー
ルドとを備えてなれば、電解ユニットを複数連結したス
タックからなる電解槽の場合において、上述した効果を
容易に得ることができる。
【0050】また、前記供給側マニホールドおよび前記
送出側マニホールドが本体部と、当該本体部と前記流通
路とを連結する管部とを各々備えてなれば、電解ユニッ
トを複数連結したスタックからなる電解槽の場合におい
て、上述した効果をさらに確実に得ることができる。
【0051】また、前記供給側マニホールドおよび前記
送出側マニホールドが樹脂製であれば、電解ユニットを
複数連結したスタックからなる電解槽の場合において、
上述した効果をさらに確実に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオゾン発生装置の第一番目の実施
の形態の概略構成図である。
【図2】本発明によるオゾン発生装置の第一番目の実施
の形態の他の例の概略構成図である。
【図3】本発明によるオゾン発生装置の第二番目の実施
の形態の概略構成図である。
【図4】従来のオゾン発生装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 原料水 2 酸素 3 オゾン 4 水素 10 電解セル 11 イオン交換膜 12 オゾン極 13 水素極 21 オゾン側セパレータ 21a 流通路 22 水素側セパレータ 22a 流通路 31 電源 32 気液分離容器 33〜35 配管 36 バルブ 37 吸着剤槽 38 循環ポンプ 39 吸着剤 41 供給側マニホールド 41a 本体部 41b 管部 42 送出側マニホールド 42a 本体部 42b 管部
フロントページの続き (72)発明者 泉 順 長崎県長崎市深堀町5丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 安武 昭典 長崎県長崎市深堀町5丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 Fターム(参考) 4G042 CA04 CB29 4K021 AA01 AB15 BA02 BC02 BC03 CA08 CA10 CA15 DB31 DB53 DC07 EA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料水を電気化学的に反応させてオゾン
    を発生させる電解槽と、 前記電解槽に前記原料水を供給すると共に、当該電解槽
    で反応せずに送出された当該原料水を当該電解槽に再び
    供給するように循環させる原料水循環手段とを備えてな
    るオゾン発生装置において、 前記原料水中の不純物を当該原料水から除去する不純物
    除去手段を設けたことを特徴とするオゾン発生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記不純物除去手段
    が前記原料水循環手段に設けられ、前記不純物を吸着す
    る吸着剤を内部に充填された吸着剤槽であることを特徴
    とするオゾン発生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記不純物除去手段
    が前記電解槽の前記原料水の流通路内に充填され、前記
    不純物を吸着する吸着剤であることを特徴とするオゾン
    発生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記不純物除去手段
    が前記電解槽の前記原料水の流通路の供給側に連結さ
    れ、前記不純物を吸着する吸着剤を内部に充填された供
    給側マニホールドと、 前記電解槽の前記原料水の前記流通路の送出側に連結さ
    れ、前記吸着剤を内部に充填された送出側マニホールド
    とを備えてなることを特徴とするオゾン発生装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記供給側マニホー
    ルドおよび前記送出側マニホールドが本体部と、当該本
    体部と前記流通路とを連結する管部とを各々備えてなる
    ことを特徴とするオゾン発生装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、前記供給側マニホー
    ルドおよび前記送出側マニホールドが樹脂製であること
    を特徴とするオゾン発生装置。
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JP2008162815A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Sasakura Engineering Co Ltd オゾン発生装置
JP2010509500A (ja) * 2006-11-10 2010-03-25 エレメント シックス リミテッド ダイヤモンド電極
JP2010116512A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Toyota Central R&D Labs Inc 有機シラン化合物およびメソポーラス有機シリカ
JP2014019950A (ja) * 2012-12-31 2014-02-03 Kenko Shien Center Co Ltd 卓上型水素ガス発生装置

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