JP2000062701A - 車載用土のう製造装置 - Google Patents
車載用土のう製造装置Info
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- JP2000062701A JP2000062701A JP10268898A JP26889898A JP2000062701A JP 2000062701 A JP2000062701 A JP 2000062701A JP 10268898 A JP10268898 A JP 10268898A JP 26889898 A JP26889898 A JP 26889898A JP 2000062701 A JP2000062701 A JP 2000062701A
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- sand
- rotating drum
- hopper
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Abstract
う袋に充填する、省力化および生産性の高い車載用の土
のう製造機を提供する。 【解決手段】 ホッパ(1)の下部には砂の定量機能を
有する回転ドラム(3)と、それを駆動するためのモー
タ(4)および同モータ(4)に電源供給のためのイン
バータ(5)が取り付けられており、回転ドラム(3)
下部には砂受け皿(6)が設けられており、これら全体
は一体で車載されている。この構成において、回転ドラ
ム(3)が低速で1回転すると、ホッパ(1)から定量
の砂が計量され、砂受け皿(6)を通って土のう袋
(7)に充填されることを特徴とする。
Description
の砂を、土のう袋に充填する車載用の土のう製造装置に
関する発明である。 【0002】 【従来の技術】従来は、砂の量を目安で判断し、スコッ
プを用いて土のう袋に入れる、人による手作業が中心で
あった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来の人手による方法
は、大変な重労働の手間仕事であるため、生産性が上が
らない。したがって、災害時の緊急事態においては迅速
な対応がとれなかった。本発明はこれらの問題点を解決
するため考案したものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】各現場へ移動しやすくす
るため車両に搭載できる構造とし、現場では移動ガイド
(11)に沿って一体となっているホッパ(1)、回転
ドラム(3)モータ(4)及びインバータ(5)、砂受
け皿(6)を車両の後方にスライドさせ、その下に土の
う受け皿(8)を付設したベルトコンベア(10)を配
置する。本発明は、以上のような構成よりなる、土のう
袋に定量の砂を充填するための、省力化および生産性の
向上を図った土のう製造装置である。 【0005】 【発明の実施の形態】作業員は砂受け皿(6)下部出口
に土のう袋(7)を装着する。低速で回転する回転ドラ
ム(3)が1回転すると、定量の砂が砂受け皿(6)を
通って、土のう袋(7)に充填される。その後、引き続
き作業員の手で土のう袋(7)の口紐を締め、完成した
土のうは土のう受け皿(8)からベルトコンベア(1
0)上に移されることで搬出される。これらの繰り返し
により連続的に土のうを製造することができる。 【0006】 【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 (イ) 鉄骨製支持体(12)はトラック荷台(13)
に固定されている。同支持体(12)の上部には2本の
移動ガイド(11)が取り付けられており、同ガイド
(11)を支点にホッパ(1)が吊り下がっている。 (ロ) ホッパ(1)の下部には回転ドラム(3)と、
それを駆動するためのモータ(4)および同モータ
(4)に電源供給のためのインバータ(5)が取り付け
られており、さらに下部には砂受け皿(6)が設けられ
ており、これら全体はホッパ(1)と一体となってい
る。 (ハ) ホッパ(1)と一体となって吊り下がっている
構造部分は、移動ガイド(11)に沿ってトラックの荷
台(13)の前後方向にスライドすることができる。 (ニ) 回転ドラム(3)の円周上には砂を定量にする
ための凹みがもうけられている。 (ホ) 回転ドラム(3)はベルトを介してモータ
(4)で駆動される。なお、同モータ(4)はインバー
タ(5)を通して電源が供給されているため、回転ドラ
ム(3)のスピードを任意に設定できる。 (ヘ) ベルトコンベア(10)は砂が充填された土の
う搬出用で、装置本体からは分離しており、一端には土
のう受け皿(8)を付設している。 (ト) 土のう受け皿(8)には一部にマイクロスイッ
チ(9)が装着されており、重量物が乗った際には、土
のう受け皿(8)の沈みを検知し同スイッチ(9)が入
り、ベルトコンベア(10)を駆動する機構となってい
ッる。 本発明は以上のような構成で、この装置により土のうが
製造される過程を説明する。 (イ) 図4に示すごとく、本発明を搭載したトラック
が作業現場に着いた際は、図1の通り、移動ガイド(1
1)に吊り下がっているホッパ(1)と一体となってい
る構造部分を、移動ガイド(11)に沿ってトラック荷
台(13)の後方にスライドさせ、さらにベルトコンベ
ア(10)を地上に配置し作業態勢を整える。 (ロ) ホッパ(1)にパワーシャベルやベルトコンベ
アにより土のうに充填する砂を随時投入すると、ホッパ
(1)の底面は凹み(2)のついた回転ドラム(3)で
塞がれているために、その上に砂が堆積する。 (ハ) ホッパ(1)に砂が充分入っている状況になれ
ば、作業者が砂受け皿(6)の出口に土のう袋を装着す
る。その後回転ドラム(3)が駆動されるとやがて図3
の状況になり、回転ドラム(3)の凹み(2)による隙
間を通して、砂受け皿(6)に落ち、土のう袋(7)に
充填されていく。その後、充填が完了すると作業者が土
のう袋(7)の口紐を締める。この繰り返しにより土の
うを連続的に製造する。 (ニ) この際、回転ドラム(3)の凹み(2)は、定
められたスピードで1回転することで、定量の砂が土の
う袋(7)に入るように形状を適宜設定する。なお、作
業者の土のう袋(7)装着及び砂の充填後の口紐を締め
る時間を勘案すると、回転ドラム(3)のスピードは3
0秒に1回転程度が理想である。 (ホ) 回転ドラム(3)の1回転で送出される砂の量
は回転ドラム(3)の凹み(2)の形状と回転スピード
で決まるが、凹み(2)の形状をその都度変更すること
は実際には困難であるために、回転ドラム(3)の回転
スピードの変更を主な手段とし、砂の定量を考える方が
機械の運転条件の設定が容易である。 (ヘ) 本発明では発電機(14)から送られてくる電
力をインバータ(5)を介して回転ドラム(3)を駆動
するモータ(4)に供給している。この場合、インバー
タ(5)の使用は、電源周波数を下げてモータ(4)の
回転数を減じる。すなわち前述の通り回転ドラム(3)
のスピードを30秒に1回転程度に下げる減速機能と、
併せて電源周波数の微調可変により、同ドラム(3)の
速度を変えて砂の量を設定する二つの機能を担ってい
る。 (ト) この場合、インバータ(5)の使用に替えて、
機械式無段変速機をモータ(4)と回転ドラム(3)の
動力伝達部分の一部に設ければ同様な機能が果たせる。 (チ) 次に完成した土のう搬出方法であるが、前述の
(ハ)の項で土のう袋に定量の砂が充填されると、その
重量を検知し、土のう受け皿(8)に装着されたマイク
ロスイッチ(9)が入りベルトコンベア(10)を駆動
する。作業者は土のう袋の口紐を締めた後、同受け皿
(8)からベルトコンベア(10)に完成した土のうを
移せば、後は、目的地の位置までベルトコンベア(1
0)で搬送できる。 【0007】 【発明の効果】作業負担が著しく軽減され、生産性も飛
躍的に向上する。併せて車載用であるために各現場への
移動が容易である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】(イ) 鉄骨製支持体(12)はトラック
荷台(13)に固定されている。同支持体の上部には2
本の移動ガイド(11)が取り付けられており、同ガイ
ドを支点にホッパ(1)が吊り下がっている。 (ロ) ホッパ(1)の下部には回転ドラム(3)と、
それを駆動するためのモータ(4)および同モータ
(4)に電源供給のためのインバータ(5)が取り付け
られており、さらに下部には砂受け皿(6)が設けられ
ており、これら全体はホッパ(1)と一体となってい
る。 (ハ) ホッパ(1)と一体となり吊り下がっている構
造部分は、移動ガイド(11)に沿ってトラックの荷台
(13)の前後方向にスライドすることができる。 (ニ) 回転ドラム(3)の円周上には砂を定量にする
ための凹み(2)がもうけられている。 (ホ) 回転ドラム(3)はベルトを介してモータ
(4)で駆動される。なお、同モータ(4)はインバー
タ(5)を通して電源が供給されているため、回転ドラ
ム(3)のスピードを任意に設定できる。 以上の構成より、インバータ(5)で回転ドラム(3)
の回転速度を調整し、同ドラム1回転で定量の砂を送り
出して、土のう袋に充填することのできる車載用土のう
製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10268898A JP2000062701A (ja) | 1998-08-18 | 1998-08-18 | 車載用土のう製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10268898A JP2000062701A (ja) | 1998-08-18 | 1998-08-18 | 車載用土のう製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000062701A true JP2000062701A (ja) | 2000-02-29 |
Family
ID=17464812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10268898A Pending JP2000062701A (ja) | 1998-08-18 | 1998-08-18 | 車載用土のう製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000062701A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107063847A (zh) * | 2017-05-09 | 2017-08-18 | 青岛科技大学 | 一种带有报警功能的阿克隆橡胶磨耗机自动撒沙装置 |
CN109178364A (zh) * | 2018-10-15 | 2019-01-11 | 张海亭 | 一种建筑用自动装沙装置 |
CN109229655A (zh) * | 2018-09-07 | 2019-01-18 | 郭子军 | 一种体育锻炼用沙袋灌装装置 |
CN109676488A (zh) * | 2019-01-28 | 2019-04-26 | 深圳市钜达机械设备有限公司 | 小体积独立双轴运动结构及应用该结构的抛光机机头 |
JP7145473B1 (ja) * | 2022-07-21 | 2022-10-03 | 株式会社カナコー | 土嚢製造ユニット |
-
1998
- 1998-08-18 JP JP10268898A patent/JP2000062701A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107063847A (zh) * | 2017-05-09 | 2017-08-18 | 青岛科技大学 | 一种带有报警功能的阿克隆橡胶磨耗机自动撒沙装置 |
CN109229655A (zh) * | 2018-09-07 | 2019-01-18 | 郭子军 | 一种体育锻炼用沙袋灌装装置 |
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CN109676488A (zh) * | 2019-01-28 | 2019-04-26 | 深圳市钜达机械设备有限公司 | 小体积独立双轴运动结构及应用该结构的抛光机机头 |
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