JP2000061858A - トルクドライバ - Google Patents

トルクドライバ

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JP2000061858A
JP2000061858A JP10232005A JP23200598A JP2000061858A JP 2000061858 A JP2000061858 A JP 2000061858A JP 10232005 A JP10232005 A JP 10232005A JP 23200598 A JP23200598 A JP 23200598A JP 2000061858 A JP2000061858 A JP 2000061858A
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Japan
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torque value
bit
torque
driver
optimum
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JP10232005A
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Masahiko Hirota
正彦 廣田
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NIPPON DENKI DENPA KIKI ENGINE
NIPPON DENKI DENPA KIKI ENGINEERING KK
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NIPPON DENKI DENPA KIKI ENGINE
NIPPON DENKI DENPA KIKI ENGINEERING KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各ビットの適正トルク値を表示し、設定トル
ク値が適正か否かを報知して、トルク設定を容易,迅速
に行え、トルク値の変更忘れも防止する。 【解決手段】 ビットに一定のトルクがかかるとビット
とドライバ本体とが空転してねじを適正トルクで締め付
けるトルクドライバにおいて、各ビットの種類に応じた
二種以上の最適トルク値を設定,記憶する最適トルク値
設定記憶部32と、各ビットの種類を識別するビット識
別部31と、トルク値可変部12で設定されたトルク値
と、最適トルク値設定記憶部32に記憶されたトルク値
のうちビット識別部31で識別されたビットの最適トル
ク値とを比較するトルク値比較部33と、トルク値比較
部33の比較結果を報知する表示ランプ35と、ビット
がドライバ本体に取り付けられると、最適トルク値設定
記憶部32に記憶された最適トルク値を表示する最適ト
ルク値表示部36を備えた構成としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ねじ締付け用のビ
ットに一定のトルクがかかるとビットとドライバ本体と
が空転することによってねじを規定の適正トルクで締め
付けるトルクドライバに関し、特に、ドライバ本体に取
り付けられる二種以上の各ビットに応じた適正トルク値
を自動的に表示するとともに、トルク値可変部で設定,
変更されたトルク値が適正トルク値か否かを外部に報知
することによって、適正なトルク設定を容易かつ迅速に
行え、トルク値の変更忘れも確実に防止できるトルクド
ライバに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ねじは適正トルクで締め付けな
ければならず(JIS規格B1083参照)、ねじを所
定の適正トルクで締め付ける工具としてトルクドライバ
が広く用いられている。トルクドライバは、把持部を有
するドライバ本体と、このドライバ本体に交換自在に取
り付けられる二種以上のねじ締付け用のビットとを備え
ており、ドライバ本体内に、ビットにかかるねじ締付け
トルクが所定の値に達すると、ビットとドライバ本体と
を空転させるクラッチが設けられている。
【0003】クラッチは、ドライバ本体とビットを連結
する摩擦板と、摩擦板を噛合い方向に付勢するコイルば
ねを備えており、ねじを締め付けて所定値以上のトルク
がビットにかかると、摩擦板がスリップしてビットとド
ライバ本体とが空転するようになっている。また、ビッ
トとドライバ本体とが空転するときのトルク値は、ドラ
イバ本体に備えられたトルク値可変部を調節することに
より変更可能となっており、締付け対象となるねじの種
類に応じて、ビットが空転するトルク値を変更できるよ
うになっている。
【0004】ここで、従来のトルクドライバに備えられ
たトルク値可変部は、ドライバ本体の外周に回転可能に
設けられたリング状部材からなり、ドライバ本体の外周
に形成された目盛りに合わせて回転させることによっ
て、ドライバ本体内部で摩擦板を付勢しているコイルば
ねを圧縮,伸張させてコイルばねの弾発力を変更してト
ルク値を変更できるようになっている。通常、このトル
ク値可変部は無段階に回転調節できるようになってい
る。
【0005】そして、この種のトルクドライバは、通
常、数種類のビットをドライバ本体に交換自在に取り付
けることができるようになっており、締付け対象となる
ねじに応じてビットを着脱交換するとともに、トルク値
可変部を回転調整することにより、一本のトルクドライ
バで数種類のねじをそれぞれ適正なトルクで締め付ける
ことができるようになっている。
【0006】このようなトルクドライバによれば、締付
け対象となるねじに対応したビットをドライバ本体に取
り付けることにより必要な締付け作業が行えるととも
に、ビットによる締付けが当該ねじの規定のトルクに達
すると、クラッチがスリップしてビットとドライバ本体
との接続部が空転するので、これによってねじの締付け
が停止し、ねじは適正トルクで締め付けられて、締め過
ぎが防止されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなトルクドラ
イバにおいては、ビットを交換した場合には、締付け対
象となるねじに応じて、ドライバ本体のトルク値可変部
を無段階に回転操作して適正な締付けトルク値に設定,
変更する必要があった。ところが、従来のトルクドライ
バでは、トルク値可変部はドライバ本体の外周に設けた
目盛りに合わせて回転調節するだけの構造となっていた
ため、トルク値の調節は使用者が常に目盛りを見ながら
行わなければならず、トルク値の設定,変更作業に時間
がかかるという問題があった。
【0008】また、このような回転式のトルク値可変部
は、わずかなトルク値の変更でも無段階に調節できる点
は便利であったが、特定のビットが繰り返し交換,使用
されるような場合には、却って不便となるという問題も
あった。通常、トルクドライは、数種類(例えば3種
類)の特定のビットのみが繰り返し交換,使用されるこ
とも多く、このような場合には、設定,変更すべきトル
ク値もビットに対応して3種類だけに決まってくるの
で、無段階の回転調節のみのトルク値可変部では、特定
のトルク値であってもその都度回転調節しなければなら
ず、却って調節作業が煩雑なものとなっていた。
【0009】さらに、目盛り合わせのみのトルク値可変
部では、ビットを交換したにも拘わらずトルク値の変
更,調節を忘れてしまうこともあり、調節忘れによって
適正なトルク値でねじを締め付けられない場合が生ずる
という問題も発生した。そして、このような調節忘れに
よる適正トルク値以外でのねじの締付けは、必要な締付
けトルクが得られないばかりでなく、ねじやビットの破
損をまねくおそれがあった。
【0010】本発明は、このような従来の技術が有する
問題を解決するために提案されたものであり、ドライバ
本体に取り付けられる二種以上の各ビットに応じた適正
トルク値を自動的に表示するとともに、トルク値可変部
で設定,変更されたトルク値が適正トルク値か否かを外
部に報知することによって、適正なトルク設定を容易か
つ迅速に行え、トルク値の変更忘れも確実に防止するト
ルクドライバの提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項1では、把持部を有するドライバ本体
と、このドライバ本体に交換自在に取り付けられる二種
以上のねじ締付け用のビットと、このビットにかかるね
じ締付けトルクが所定の値に達するとスリップして、当
該ビットと前記ドライバ本体との接続部を空転させるク
ラッチと、このクラッチがスリップするときの前記ビッ
トにかかるトルク値を設定,変更するトルク値可変部
と、を備えたトルクドライバにおいて、前記ドライバ本
体に取り付けられる前記各ビットの種類に応じた二種以
上の最適トルク値を設定,記憶する最適トルク値設定記
憶部と、前記ドライバ本体に取り付けられる前記各ビッ
トの種類を識別するビット識別部と、前記トルク値可変
部で設定されたトルク値と、前記最適トルク値設定記憶
部に設定,記憶されたトルク値のうち前記ビット識別部
で識別されたビットの最適トルク値とを比較,照合する
トルク値比較部と、このトルク値比較部の比較結果を外
部に報知する報知手段と、を備えた構成としてある。
【0012】特に、請求項2では、前記報知手段が、前
記トルク値設定部で設定したトルク値が、前記最適トル
ク設定部に設定した最適トルク値と一致した場合に点灯
する表示ランプを備えた構成としてある。
【0013】このような構成からなる本発明のトルクド
ライバによれば、ドライバ本体に二種以上の各ビットを
交換,取付けすると、取り付けられたビットの種類がビ
ット識別において自動的に識別されると同時に、最適ト
ルク値設定記憶部に設定,記憶された各ビットの種類に
応じた最適トルク値のうち、ドライバ本体に取り付けら
れたビットに対応した最適トルク値がトルク値比較部に
出力される。そして、最適トルク値と、実際にトルク値
可変部で設定されたトルク値とが、トルク値比較部にお
いて比較,照合され、比較結果が報知手段の表示ランプ
の点灯によって外部に報知される。
【0014】これにより、トルク値可変部でのトルク値
の設定,変更が最適トルク値と一致する場合には、表示
ランプによる報知が行われるので、使用者はトルク値可
変部の目盛り数字を確認することなく、表示ランプが点
灯するまでトルク値可変部を調節するだけで、所望の最
適トルク値への設定,変更を行うことができ、簡易かつ
迅速,確実に最適トルク値の設定作業を行うことができ
る。
【0015】また、最適トルク値設定記憶部に、予め交
換使用する数種類のビットに応じた最適トルク値を設定
しておくことにより、特定のビットについて、直ちに最
適トルク値を設定することができ、トルク値可変部の無
段階調節の煩雑さを解消することができる。さらに、ト
ルク値の調節が終了するまで、表示ランプが点灯しない
ことによる報知が継続して行われるので、トルク値の変
更忘れも確実に防止され、適正トルク値以外でのねじの
締付けが行われることもなくなる。
【0016】一方、請求項3では、前記報知手段が、前
記トルク値設定部で設定したトルク値が、前記最適トル
ク設定部に設定した最適トルク値と一致した場合に音響
信号を発する音響信号発生部を備えた構成としてある。
【0017】このような構成からなる本発明のトルクド
ライバによれば、トルク値可変部でのトルク値の設定,
変更が最適トルク値と一致する場合に音響信号による報
知が行われるので、使用者はトルク値可変部の目盛り数
字を確認することなく、音響信号が発生するまでトルク
値可変部を調節すれば所望の最適トルク値への設定,変
更が行える。これにより、簡易かつ迅速,確実に最適ト
ルク値の設定作業を行うことができる。
【0018】また、特に表示ランプの確認がし難い状
況、例えば周囲の作業環境が非常に明るいような場合に
は、音響信号による報知は効果的である。なお、この音
響信号を発する音響信号発生部については、上述した表
示ランプとともに設けることもでき、音響信号発生部の
みを単独で設けることも可能である。
【0019】また、請求項4では、前記ビット識別部
が、前記ドライバ本体に取り付けられる各ビットの外径
を計測することにより、当該ビットの種類を識別する構
成としてある。
【0020】このような構成からなる本発明のトルクド
ライバによれば、ビットの外径を計測することにより当
該ビットの種類を識別するので、センサ等を用いて簡易
な構造のみによって確実にビットの種類を識別でき、ド
ライバ本体やビットを大型化,複雑化することなく、本
発明のトルクドライバを実現することができる。
【0021】ここで、ビットの外径を計測して当該ビッ
トの種類を判別する装置,センサとしては、例えば、ド
ライバ本体に挿入されたビット端部の外周に接触して移
動する接点を備えたスライドスイッチ,ボリュームスイ
ッチ、あるいは歪みゲージ等のセンサを用いることがで
きる。
【0022】また、請求項5では、前記ビットが前記ド
ライバ本体に取り付けられると、前記最適トルク値設定
記憶部に設定,記憶された当該ビットに応じた最適トル
ク値を表示する最適トルク値表示部を備えた構成として
ある。
【0023】このような構成からなる本発明のトルクド
ライバによれば、ドライバ本体にビットを取り付けるだ
けで、最適トルク値設定記憶部に記憶した該当する最適
トルク値が自動的に表示されて使用者側に提供される。
これにより、使用者は取り付けたビットの最適トルク値
を直ちに知ることができ、所望のトルク値を他の手段に
より確認等する必要が一切なく、トルク値可変部の調節
作業を、ビットをドライバ本体に取り付けてそのまま行
うことができ、作業性をさらに向上させることが可能と
なる。
【0024】さらに、請求項6では、前記最適トルク値
設定記憶部が、前記ドライバ本体の外部から前記各ビッ
トの種類に応じた最適トルク値を設定入力可能な入力ボ
タンを備えた構成としてある。
【0025】このような構成からなる本発明のトルクド
ライバによれば、ドライバ本体の入力ボタンを押圧操作
するのみで、最適トルク値の設定,記憶入力を行うこと
ができるので、最適トルク値の設定作業を容易,迅速に
行えるとともに、トルク値データの追加設定や変更入力
もきわめて容易に行うことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明のトルクドライバの
実施の形態について、図面を参照して説明する。 [第一実施形態]まず、本発明のトルクドライバの第一
実施形態について図1〜図3を参照して説明する。図1
は、本発明の第一実施形態にかかるトルクドライバを示
す概略全体説明図である。図2は、図1に示す本発明の
第一実施形態にかかるトルクドライバの要部拡大説明図
である。また、図3は、本発明の第一実施形態にかかる
トルクドライバのトルク値の制御系を示すブロック図で
ある。
【0027】図1に示すように、本実施形態のトルクド
ライバは、把持部11を有するドライバ本体10と、こ
のドライバ本体10に交換自在に取り付けられる二種以
上のねじ締付け用のビット20を備えている。ビット2
0は、締付け対象となるねじの種類に応じて数種類のビ
ット20a〜20n(図示せず)が用意されており、各
ビット20がドライバ本体10に交換自在に取り付け可
能となっている。
【0028】なお、ドライバ本体10のビット取付部分
は、特に図示しないが、通常のトルクドライバに採用さ
れているコレットチャック等の着脱固定構造が設けてあ
り、本実施形態においても、各ビット20の後端側(図
面右側)をドライバ本体10の先端側(図面左側)に設
けたコレットチャック10aに挿抜することによって、
ドライバ本体10に着脱可能となっている。
【0029】また、ドライバ本体10内には、ビット2
0にかかるねじ締付けトルクが所定の値に達すると、当
該ビット20をドライバ本体に対して空転させる図示し
ないクラッチが備えてある。ここで、クラッチは、本実
施形態では特に図示しないが、通常のトルクドライバに
採用されているクラッチ構造、例えば特開平7−100
771号公報に示されている周知のクラッチ構造となっ
ており、ドライバ本体10とビット20を固定する摩擦
板と、摩擦板をビット20側に付勢するコイルばねを備
えており、ねじの締付けによって所定値以上のトルクが
ビット20にかかると、摩擦板がスリップしてビット2
0とドライバ本体10とが空転するようになっている。
【0030】また、ドライバ本体10の先端側外周に
は、トルク値可変部12が設けてあり、上述したクラッ
チがスリップするときのビット20にかかる所定のトル
ク値を設定,変更できるようになっている。ここで、本
実施形態にかかるトルク値可変部12は、通常のトルク
ドライバと同様に、ドライバ本体10の外周に回転可能
に設けられたリング状部材により構成され、ドライバ本
体10の外周に形成された図示しない目盛りに合わせて
回転させることによって、ドライバ本体10の内部でク
ラッチ板を付勢しているコイルばねを圧縮,伸張させて
コイルばねの弾発力を変更するようになっている。そし
て、このばねの弾発力を変更することにより、クラッチ
の摩擦板を付勢する力を変更して、ビット20とドライ
バ本体10とが空転を開始する力、すなわちトルク値を
設定,変更できるようになっている。
【0031】これにより、締め付けるねじに応じてビッ
ト20を着脱交換するとともに、トルク値可変部を回転
調整することにより、クラッチ板を付勢しているコイル
ばねの弾発力を変更して、締付け対象となるねじの種類
に応じてビット20とドライバ本体10が空転するトル
ク値を変更することができ、一本のトルクドライバで数
種類のねじを適正なトルクで締付けできるようになって
いる。
【0032】また、このトルク値可変部12で変更,設
定されるトルク値は、後述するトルク制御部30のトル
ク値比較部33に出力されるようになっている。ここ
で、トルク値可変部12によるトルク値の変更は、上述
したようにクラッチ板を付勢するばねを圧縮,伸張させ
て行うので、このばねの長さの変化をトルク値に換算し
てトルク値比較部33に出力するようにしてある。
【0033】なお、このように長さの変化を信号に変換
する技術は、一般にデジタルマイクロメータ等において
実用化されているものであり、本実施形態では特に示し
ていないが、トルク値可変部12で設定,変更されるト
ルク値をデジタル表示させることもできる。このように
すると、トルク値可変部12での設定値を目盛りだけで
なくデジタル表示で確認でき、トルク値の設定作業をよ
り容易,確実に行えるようにする効果がある。
【0034】そして、本実施形態のトルクドライバで
は、図1に示すように、トルク値制御部30が設けてあ
り、トルク値可変部12でのトルク値の変更,設定を容
易かつ確実に最適トルク値と一致させて設定できるよう
にしてある。ここで、本実施形態のトルク値制御部30
を、図2及び図3を参照して詳細に説明する。図2及び
図3に示すように、トルク値制御部30は、ビット識別
部31,最適トルク値設定記憶部32,トルク値比較部
33,表示ランプ35及び最適トルク値表示部36を備
えている。
【0035】ビット識別部31は、ドライバ本体10の
コレットチャック10aの前方に配設してあり、ドライ
バ本体10に取り付けられる各ビット20の種類を識別
する識別手段となっている。このビット識別部31は、
ドライバ本体10のコレットチャック10aに挿入され
て取り付けられる各ビット20の後端側の外径を計測す
ることにより、当該ビット20の種類の違いを識別する
センサにより構成してある。
【0036】ビット20は、通常、締め付けるねじのサ
イズに応じて外径の太さが異なることから、本実施形態
では、この各ビット20の外径が異なることを利用し
て、各ビット20の外径を計測することにより、各ビッ
ト20の種類の違いを識別するようにしてある。そし
て、このビット識別部31での識別結果が、最適トルク
値設定記憶部32に出力されるようになっている。
【0037】ここで、ビット20の外径を計測して当該
ビット20の種類を判別する装置,センサとしては、例
えば、コレットチャック10aに挿入されたビット20
の外周に接触して移動する接点を備えたスライドスイッ
チ,ボリュームスイッチあるいは歪みゲージ等のセンサ
がある。このように、ビット20の外径を計測して種類
を識別することにより、機械的な装置,センサ等を用い
て簡易な構造によって確実にビット20の種類が識別で
き、ドライバ本体10やビット20を大型化,複雑化す
ることなく、本実施形態にかかるトルクドライバを実現
できる。
【0038】但し、取り付けられる各ビット20の種類
を識別し得る限り、他の手段を採用することもできる。
例えば、各ビット20の後端側に識別マーク,凹凸部等
を設け、当該マークや凹凸を読み取るセンサをビット識
別部31側に備えるようにしてもよい。
【0039】最適トルク値設定記憶部32は、ドライバ
本体10に取り付けられる各ビット20(20a〜20
n)の種類ごとに識別番号(ビットNo.)とその最適
トルク値とを予め設定,記憶するメモリ手段となってい
る。一般に、ねじの締付け時の最適トルク値は各ねじに
より定まっており、当該ねじに対応するビット20の種
類により特定される。そこで、本実施形態では、ドライ
バ本体10に取り付けられる数種類のビット20に対応
する識別番号とその最適トルク値を、最適トルク値設定
記憶部32に予め設定,記憶できるようにしてある。
【0040】ここで、本実施形態では、上述したよう
に、ビット識別部31において識別された各ビット20
の識別信号が最適トルク値設定記憶部32に出力される
ようになっているので、最適トルク値設定記憶部32に
設定,記憶する各ビット20の識別番号は、ビット識別
部31からの識別信号に対応した識別番号としておく。
これにより、ビット識別部31から識別信号が入力され
ると、直ちに当該ビット20に対応する最適トルク値が
メモリから引き出せるようになる。
【0041】また、本実施形態では、図2に示すよう
に、ドライバ本体10の外部から各ビット20の種類に
応じた最適トルク値を設定入力可能な入力ボタン34を
備えている。図2に示すように、本実施形態では、五つ
のボタン(図2に示す「BIT NO1〜3」ボタン及
び「E(Enter)」ボタン,「R(Reset)」
ボタン)により入力ボタン34を構成している。
【0042】ここで、この五つのボタンからなる入力ボ
タン34を用いた最適トルク値の設定入力操作は、次の
ようにして行う。まず、「1」から「3」の各ボタンを
押してボタン番号を入力する。このとき、設定するボタ
ン番号(例えば「1」)が、後述する最適トルク値表示
部36に表示される(図2参照)。ボタン番号の入力後
は、「E」ボタンを押して書込みを行う。これにより、
各ビット20に対応するビット番号が設定される。
【0043】次に、各ビット番号ごとに、「1」から
「3」のボタンを押してトルク値の入力を行う。まず、
所望の番号のボタン「1」から「3」のいずれかを押す
と数値入力モードとなる。数値入力は、「1」ボタンが
十の位,「2」ボタンが一の位,「3」ボタンが小数点
一の位の入力ボタンとなっており、各ボタンを押すごと
に該当桁の数値が上がるので、所望の数値を入力する。
このとき、入力した数値(例えば「02.0」)が、後
述する最適トルク値表示部36に表示される(図2参
照)。各桁の数値入力後は、「E」ボタンで書き込みを
行う。これにより最適トルク値の入力が完了する。
【0044】これにより、ドライバ本体10の外部から
入力ボタン34を押圧操作するのみで、最適トルク値設
定記憶部32へのビット20の識別番号と最適トルク値
の設定,記憶入力を行うことができ、最適トルク値の設
定作業が容易,迅速に行え、トルク値データの追加設定
や変更入力も簡単に入力することができるようになって
いる。また、この入力ボタン34は、上述のように各ビ
ット20に対応した識別番号(ビットNo.)に対応し
たボタンが設けてあるので、最適トルク値の設定後は、
各ボタンを押すことによって、後述する最適トルク値表
示部36において、対応するビット20の最適トルク値
が表示できるようになっている。
【0045】なお、この入力ボタン34は、トルク値の
入力,設定を行う使用者が操作しやすい位置に設けるよ
うにしてあり、本実施形態では、図2に示すように、ド
ライバ本体10の先端側のビット20の取付部近傍に設
けてある。また、この入力ボタン34は、図2に示すよ
うに、本実施形態では、五つのボタンにより構成してあ
るが、最適トルク値を任意に設定入力できる限り、特に
ボタンの構成に限定はなく、ボタンの数を増減すること
も可能であり、また、ボタンに代えて、例えばダイヤル
式の入力手段等を採用することも可能である。
【0046】そして、この最適トルク値設定記憶部32
では、上述したビット識別部31からの取り付けられた
ビット20の識別信号が入力されるので、予め記憶した
最適トルク値のうち、識別信号が入力された該当するビ
ット20に対応する最適トルク値を取り出し、トルク値
比較部33に出力するようになっている。また、この最
適トルク値設定記憶部32は、トルク値比較部33に出
力する最適トルク値を後述する最適トルク値表示部36
にも出力するようにしてある。
【0047】トルク値比較部33は、ドライバ本体10
のトルク値可変部12で設定,変更されたトルク値が入
力されるとともに、上述した最適トルク値設定記憶部3
2に設定,記憶されたトルク値のうちビット識別部31
で識別されたビット20の最適トルク値が入力されるよ
うになっており、この両トルク値を比較,照合する比較
回路となっている。そして、このトルク値比較部33で
の比較結果が、報知手段となる表示ランプ35に出力さ
れて、ドライバ本体10の外部に報知されるようになっ
ている。
【0048】報知手段を構成する表示ランプ35は、ト
ルク値比較部33において、トルク値可変部12で設定
したトルク値が、最適トルク設定記憶部32に設定した
最適トルク値と一致する場合に点灯するLED等の表示
手段により構成してある。すなわち、本実施形態のトル
クドライバでは、トルク値可変部12でトルク値の変更
調整を行うと、そのトルク値が、トルク値比較部33に
おいて最適トルク値設定記憶部32からの最適トルク値
と一致すると判断されない限り、表示ランプ35は点灯
せず、両トルク値が一致すると判断されると表示ランプ
35が点灯し、外部の使用者に報知されるようになって
いる。
【0049】なお、この表示ランプ35は、設定トルク
値の一致,不一致を外部の使用者側に確実に報知できる
ように、使用者が見易い位置に設けるようにしてあり、
本実施形態では、図2に示すように、ドライバ本体10
の先端側のビット20の取付部近傍に設けてある。ま
た、この表示ランプ35は、図2に示すように、本実施
形態では、LED等の表示手段が一つ設けてあるが、設
定トルク値の一致,不一致を外部に報知できる限り、ど
のような表示手段であってもよく、表示ランプを複数設
けることもでき、文字や図形等の表示により報知するデ
ジタル表示部を採用することも可能である。
【0050】また、この表示ランプ35は、本実施形態
では、トルク値可変部12での設定トルク値と最適トル
ク設定記憶部32の最適トルク値とが一致した場合に点
灯するようにしてあるが、これを逆にして外部に報知す
ることもできる。すなわち、トルク値可変部12でトル
ク値の変更調整を行った場合に、そのトルク値が、最適
トルク値設定記憶部32に記憶した最適トルク値と不一
致である限り表示ランプ35が点灯し、両トルク値が一
致すると表示ランプ35が消灯するようにするようにし
てもよい。
【0051】さらに、トルク値制御部30には、最適ト
ルク値表示部36が設けてある。この最適トルク値表示
部36は、図2に示すように、デジタル表示手段からな
り、入力ボタン34,表示ランプ35とともに、ドライ
バ本体10の先端側に配設してある。そして、上述した
ように、ビット20がドライバ本体10に取り付けられ
ると、最適トルク値設定記憶部32においてトルク値比
較部33に出力する最適トルク値が最適トルク値表示部
36にも出力され、当該最適トルク値及び対応するビッ
ト番号がデジタル表示されるようにしてある。
【0052】すなわち、本実施形態では、ドライバ本体
10のコレットチャック10aにビット20を挿入する
と、ビット識別部31の識別信号に従い、最適トルク値
設定記憶部35に設定,記憶された当該ビット20に応
じた最適トルク値が、自動的に最適トルク値表示部36
に表示され、使用者が確認できるようになっている。こ
れにより、ドライバ本体10にビット20を取り付ける
だけで、当該ビット20の最適トルク値が自動的にデジ
タル表示され、使用者は取り付けたビット20の最適ト
ルク値を直ちに知ることができる。
【0053】また、上述したように、本実施形態では、
各ビット20の識別番号(ビットNo.)に対応して入
力ボタン34が設けてあり、各ボタンを押すことによ
り、取り付けられたビット20以外のビットについて
も、最適トルク値表示部36において最適トルク値を表
示されるようになっている。
【0054】なお、このデジタル表示手段からなる最適
トルク値表示部36において、上述したトルク値可変部
12の設定トルク値を併せてデジタル表示させることも
可能である。このようにすると、設定すべき最適トルク
値と現在の設定トルク値の双方が確認できるので、作業
効率の面からは、両トルク値を同時にデジタル表示させ
ることが好ましい。
【0055】次に、このような構成からなる本実施形態
のトルクドライバの動作について説明する。まず、本ト
ルクドライバで使用するビット20(20a〜20n)
について、各ビット20に対応する最適トルク値をトル
ク値制御部30の最適トルク値設定記憶部32に入力
し、設定,記憶させておく。このとき、この最適トルク
値の入力作業は、上述した入力ボタン34の押圧操作に
より簡単に行うことができる。
【0056】次に、締付け対象となるねじ(図示せず)
に対応したビット20(20a〜20n)を選択し、当
該ビット20をドライバ本体10のコレットチャック1
0aに挿入して取り付け、ドライバ本体10とビット2
0を接続する。
【0057】ドライバ本体10にビット20が取り付け
られると、ビット識別部31がコレットチャック10a
に挿入されたビット20の後端側の外径を測定し、ビッ
トサイズを認識してビット20の種類を識別する。ビッ
ト識別部31は、識別したビット20の識別信号を最適
トルク値設定記憶部32に出力する。
【0058】最適トルク値設定記憶部32では、ビット
20の識別信号に従い、予め設定,記憶された最適トル
ク値データの中から、該当するビット20に対応する最
適トルク値を引き出し、トルク値比較部33に出力す
る。同時に、その最適トルク値及び対応するビット番号
を最適トルク値表示部36にも出力する。これにより、
最適トルク値表示部36に、ドライバ本体10に取り付
けられたビット20のビット番号と最適トルク値がデジ
タル表示される(図2参照)。
【0059】この状態で、使用者は、トルク値可変部1
2を回転調節して、所望のトルク値を設定する。トルク
値可変部12を回転してトルク値を変更すると、当該ト
ルク値がトルク値比較部33に出力され、最適トルク値
と比較,照合される。そして、このトルク値比較部33
での比較結果が表示ランプ35に出力され、トルク値可
変部12での設定トルク値が最適トルク値と一致した時
点で表示ランプ35が点灯する。
【0060】従って、表示ランプ35が点灯されるま
で、トルク値可変部12を回転させることにより、最適
トルク値の設定が行える。表示ランプ35の点灯によ
り、トルク値の設定が完了するので、使用者はドライバ
本体10の把持部11を手に持って、必要なねじの締付
け作業を行うことができる。
【0061】そして、このねじの締付け作業中に、ビッ
ト20による締付けが当該ねじの最適トルク値以上とな
ると、クラッチがスリップしてビット20とドライバ本
体10とが空転するので、ねじの締付けが停止して、ね
じが適正トルクで締め付けられることになる。なお、異
なる種類のねじを締め付ける場合には、ビット20を交
換し、上述した手順でトルク値の設定作業を行う。
【0062】以上のように、本実施形態のトルクドライ
バによれば、ドライバ本体10に二種以上の各ビット2
0を交換,取付けすると、取り付けられたビット20の
種類がビット識別部31において自動的に識別されると
同時に、最適トルク値設定記憶部32に設定,記憶され
た各ビット20の種類に応じた最適トルク値のうち、ド
ライバ本体10に取り付けられたビット20に対応した
最適トルク値がトルク値比較部33に出力される。トル
ク値比較部33では、この最適トルク値と、実際にトル
ク値可変部12で設定されたトルク値を比較,照合し、
比較結果を報知手段の表示ランプ35を点灯することに
よって外部に報知する。
【0063】これにより、トルク値可変部12でのトル
ク値の設定,変更が最適トルク値と一致する場合に表示
ランプ35による報知が行われるので、使用者はトルク
値可変部の目盛り数字を確認することなく、表示ランプ
35が点灯するまでトルク値可変部12を調節すれば所
望の最適トルク値への設定,変更を行うことができ、簡
易かつ迅速,確実に最適トルク値の設定作業を行うこと
ができる。
【0064】また、最適トルク値設定記憶部35に、予
め交換使用する数種類のビット20に応じた最適トルク
値を設定しておくことで、特定のビット20について、
直ちに最適トルク値を設定することができ、トルク値可
変部の無段階調節の煩雑さを解消することができる。さ
らに、トルク値の調節が終了するまで、表示ランプ35
の点灯しないので、トルク値の変更忘れも確実に防止さ
れる。
【0065】[第二実施形態]次に、本発明のトルクド
ライバの第二実施形態について図4を参照して説明す
る。図4は、本発明の第二実施形態にかかるトルクドラ
イバのトルク値の制御系を示すブロック図である。
【0066】同図に示すように、本実施形態のトルクド
ライバは、上述した第一実施形態の変更実施形態であ
り、トルク値可変部12の設定トルク値が最適トルク値
となったか否かの報知手段として、上述した第一実施形
態の表示ランプ35に加えて、音響信号を発する音響信
号発生部37を設けてある。すなわち、本実施形態で
は、トルク値可変部12で設定したトルク値が、最適ト
ルク設定記憶部32に設定した最適トルク値と一致する
場合に、トルク値比較部33からの信号によって音響信
号を発する音響信号発生部37を備えた構成としてあ
る。ここで、音響信号発生部37としては、例えばブザ
ーやスピーカ等、トルク値比較部33からの信号を音響
信号として外部に報知するものであれば、どのような手
段であってもよい。
【0067】このような構成からなる本実施形態のトル
クドライバによれば、トルク値可変部12でのトルク値
の設定,変更が最適トルク値と一致する場合に音響信号
による報知が行われるので、第一実施形態の場合と同
様、使用者はトルク値可変部12の目盛り数字を確認す
ることなく、音響信号が発生するまでトルク値可変部を
調節すれば所望の最適トルク値への設定,変更が行え
る。これにより、簡易かつ迅速,確実に最適トルク値の
設定作業を行うことができる。
【0068】また、特に表示ランプ35の確認がし難い
状況、例えば周囲の作業環境が非常に明るいような場合
には、音響信号発生部37からの音響信号による報知は
効果的である。なお、この音響信号を発する音響信号発
生部37については、本実施形態では表示ランプ35と
ともに設けてあるが、これを音響信号発生部37のみを
単独で設けるようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明のトルクドラ
イバによれば、ドライバ本体に取り付けられる二種以上
の各ビットに応じた適正トルク値を自動的に表示すると
ともに、トルク値可変部で設定,変更されたトルク値が
適正トルク値か否かを外部に報知することによって、適
正なトルク設定を容易かつ迅速に行え、トルク値の変更
忘れも確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態にかかるトルクドライバ
を示す概略全体説明図である。
【図2】図1に示す本発明の第一実施形態にかかるトル
クドライバの要部拡大説明図である。
【図3】本発明の第一実施形態にかかるトルクドライバ
のトルク値の制御系を示すブロック図である。
【図4】本発明の第二実施形態にかかるトルクドライバ
のトルク値の制御系を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 ドライバ本体 11 把持部 12 トルク値可変部 20 ビット 30 トルク値制御部 31 ビット識別部 32 最適トルク値設定記憶部 33 トルク値比較部 34 入力ボタン 35 表示ランプ 36 最適トルク値表示部 37 音響信号発生部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持部を有するドライバ本体と、このド
    ライバ本体に交換自在に取り付けられる二種以上のねじ
    締付け用のビットと、このビットにかかるねじ締付けト
    ルクが所定の値に達するとスリップして、当該ビットと
    前記ドライバ本体との接続部を空転させるクラッチと、
    このクラッチがスリップするときの前記ビットにかかる
    トルク値を設定,変更するトルク値可変部と、を備えた
    トルクドライバにおいて、 前記ドライバ本体に取り付けられる前記各ビットの種類
    に応じた二種以上の最適トルク値を設定,記憶する最適
    トルク値設定記憶部と、 前記ドライバ本体に取り付けられる前記各ビットの種類
    を識別するビット識別部と、 前記トルク値可変部で設定されたトルク値と、前記最適
    トルク値設定記憶部に設定,記憶されたトルク値のうち
    前記ビット識別部で識別されたビットの最適トルク値と
    を比較,照合するトルク値比較部と、 このトルク値比較部の比較結果を外部に報知する報知手
    段と、 を備えたことを特徴とするトルクドライバ。
  2. 【請求項2】 前記報知手段が、前記トルク値設定部で
    設定したトルク値が、前記最適トルク設定部に設定した
    最適トルク値と一致した場合に点灯する表示ランプを備
    えた請求項1記載のトルクドライバ。
  3. 【請求項3】 前記報知手段が、前記トルク値設定部で
    設定したトルク値が、前記最適トルク設定部に設定した
    最適トルク値と一致した場合に音響信号を発する音響信
    号発生部を備えた請求項1又は2記載のトルクドライ
    バ。
  4. 【請求項4】 前記ビット識別部が、前記ドライバ本体
    に取り付けられる各ビットの外径を計測することによ
    り、当該ビットの種類を識別する請求項1,2又は3記
    載のトルクドライバ。
  5. 【請求項5】 前記ビットが前記ドライバ本体に取り付
    けられると、前記最適トルク値設定記憶部に設定,記憶
    された当該ビットに応じた最適トルク値を表示する最適
    トルク値表示部を備えた請求項1,2,3又は4記載の
    トルクドライバ。
  6. 【請求項6】 前記最適トルク値設定記憶部が、前記ド
    ライバ本体の外部から前記各ビットの種類に応じた最適
    トルク値を設定入力可能な入力ボタンを備えた請求項
    1,2,3,4又は5記載のトルクドライバ。
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