JP2000061712A - バイトホルダ及びバイトの刃先高さ測定器 - Google Patents
バイトホルダ及びバイトの刃先高さ測定器Info
- Publication number
- JP2000061712A JP2000061712A JP10240144A JP24014498A JP2000061712A JP 2000061712 A JP2000061712 A JP 2000061712A JP 10240144 A JP10240144 A JP 10240144A JP 24014498 A JP24014498 A JP 24014498A JP 2000061712 A JP2000061712 A JP 2000061712A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shank
- height
- inverted trapezoidal
- cutting tool
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】刃先高さの調整が容易なバイトホルダ及びバイ
トの刃先高さの測定装置を提供する。 【解決手段】シャンク2の先端に、その長手直角方向の
逆台形突条4と、この逆台形突条の一方の斜面5を貫通
する孔6に軸方向移動自在に挿通された固定駒14と、
この固定駒を引き込む方向に付勢する引込手段11とを
備え、このシャンクの先端に装着したクランパ3は、上
下方向の逆台形溝17を備え、前記固定駒14はこの逆
台形溝の一方の斜面19に当接するクランプ斜面15を
備えた鋸歯状の切欠12を備えており、逆台形溝17の
溝深さaは逆台形突条5の高さbよりわずかに深い。ま
たこの発明のバイトの刃先高さ測定器は、平坦なテーブ
ル面に載置されたバイト置き台と、テーブル面の上方に
上下位置調整自在に設けられた目盛板とを備え、目盛板
は緩く傾斜した下辺に沿って高さ目盛を備えている。
トの刃先高さの測定装置を提供する。 【解決手段】シャンク2の先端に、その長手直角方向の
逆台形突条4と、この逆台形突条の一方の斜面5を貫通
する孔6に軸方向移動自在に挿通された固定駒14と、
この固定駒を引き込む方向に付勢する引込手段11とを
備え、このシャンクの先端に装着したクランパ3は、上
下方向の逆台形溝17を備え、前記固定駒14はこの逆
台形溝の一方の斜面19に当接するクランプ斜面15を
備えた鋸歯状の切欠12を備えており、逆台形溝17の
溝深さaは逆台形突条5の高さbよりわずかに深い。ま
たこの発明のバイトの刃先高さ測定器は、平坦なテーブ
ル面に載置されたバイト置き台と、テーブル面の上方に
上下位置調整自在に設けられた目盛板とを備え、目盛板
は緩く傾斜した下辺に沿って高さ目盛を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種の旋盤の旋
削用工具(バイト)を刃物台に固定するのに用いるバイ
トホルダ及びバイトホルダに取り付けられたバイトの刃
先の高さを測定する装置に関するものである。
削用工具(バイト)を刃物台に固定するのに用いるバイ
トホルダ及びバイトホルダに取り付けられたバイトの刃
先の高さを測定する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種の旋盤で用いられているバイトの主
流は、交換可能な刃先を備えたもので、シャンクの先端
に刃先(チップ)を取り付けることにより、シャンクに
対する刃先の位置及び高さが正確に設定される構造のも
のとなっている。このようなバイトはシャンクを工作機
械の刃物台に固定するだけで正確な刃先高さが自動的に
設定される。
流は、交換可能な刃先を備えたもので、シャンクの先端
に刃先(チップ)を取り付けることにより、シャンクに
対する刃先の位置及び高さが正確に設定される構造のも
のとなっている。このようなバイトはシャンクを工作機
械の刃物台に固定するだけで正確な刃先高さが自動的に
設定される。
【0003】しかし細い孔を加工するのに用いる中ぐり
バイトや特殊な形状の刃先を必要とする場合などは、超
硬シャンクの先端を研いで刃先を形成した所謂手研ぎバ
イトが用いられており、小ロットの複雑な形状の部品を
製造する場合などには、往々にしてこのような手研ぎバ
イトが必要になる。
バイトや特殊な形状の刃先を必要とする場合などは、超
硬シャンクの先端を研いで刃先を形成した所謂手研ぎバ
イトが用いられており、小ロットの複雑な形状の部品を
製造する場合などには、往々にしてこのような手研ぎバ
イトが必要になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在用いられている各
種の旋盤の刃物台においては、取り付けるバイトのシャ
ンクの寸法がたとえば20mm角とか25mm角に決ま
っているものが多く、シャンクの細いバイトを取り付け
るときは、ホルダを介して装着したり、スペーサを添設
して装着する必要がある。また前述した手研ぎバイトに
おいては、刃先が磨耗したときに再研磨して用いるた
め、刃先高さが必ずしも一定しない。刃先高さが狂う
と、刃先がワークに接触したときのすくい角や逃げ角が
変化して、加工能率及び仕上げ面精度が低下する。
種の旋盤の刃物台においては、取り付けるバイトのシャ
ンクの寸法がたとえば20mm角とか25mm角に決ま
っているものが多く、シャンクの細いバイトを取り付け
るときは、ホルダを介して装着したり、スペーサを添設
して装着する必要がある。また前述した手研ぎバイトに
おいては、刃先が磨耗したときに再研磨して用いるた
め、刃先高さが必ずしも一定しない。刃先高さが狂う
と、刃先がワークに接触したときのすくい角や逃げ角が
変化して、加工能率及び仕上げ面精度が低下する。
【0005】そこで手研ぎバイトを刃物台に取り付ける
ときには、刃物台とシャンクとの間に薄いスペーサを何
枚か挟んで刃先高さを調整したり、刃先高さを調整する
ことが可能なバイトホルダを介してバイトを装着したり
している。
ときには、刃物台とシャンクとの間に薄いスペーサを何
枚か挟んで刃先高さを調整したり、刃先高さを調整する
ことが可能なバイトホルダを介してバイトを装着したり
している。
【0006】しかしスペーサを用いて刃先高さを調整す
る作業は、スペーサに撓みなどがあるため、固定ねじを
しっかりと締めた状態でなければ、正規の刃先高さにな
っているかどうかが確認できず、バイトを締め付けて高
さを測定する作業と緩めてスペーサを交換する作業とを
幾度か繰り返さなければならず、非常に手数がかかる。
また刃先高さを調整可能にしたバイトホルダが従来から
提唱されているが、これらは調整作業が面倒であった
り、剛性が不充分でバイトの確実な保持が不可能であっ
たりする欠点があった。
る作業は、スペーサに撓みなどがあるため、固定ねじを
しっかりと締めた状態でなければ、正規の刃先高さにな
っているかどうかが確認できず、バイトを締め付けて高
さを測定する作業と緩めてスペーサを交換する作業とを
幾度か繰り返さなければならず、非常に手数がかかる。
また刃先高さを調整可能にしたバイトホルダが従来から
提唱されているが、これらは調整作業が面倒であった
り、剛性が不充分でバイトの確実な保持が不可能であっ
たりする欠点があった。
【0007】そこでこの発明は、シャンクの細いバイト
や手研ぎバイトのように刃先高さが一定しないバイト
を、旋盤の刃物台に固定するのに用いる、刃先高さの調
整が容易でかつ簡単な作業でバイトを確実に保持するこ
とが可能なバイトホルダを提供することを課題としてい
る。
や手研ぎバイトのように刃先高さが一定しないバイト
を、旋盤の刃物台に固定するのに用いる、刃先高さの調
整が容易でかつ簡単な作業でバイトを確実に保持するこ
とが可能なバイトホルダを提供することを課題としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のバイトホ
ルダは、所定寸法の方形断面のシャンク2と、このシャ
ンクの先端に装着されたクランパ3とを備えたバイトホ
ルダにおいて、シャンク2の先端にはその長手直角方向
の逆台形突条4と、この逆台形突条の一方の斜面5を貫
通するように形成した孔6に軸方向移動自在に挿通され
た固定駒14と、この固定駒を引き込む方向に付勢する
引込手段11、35とを備えており、クランパ3はバイ
トを把持する把持溝23と交叉する方向の逆台形溝17
を備えており、前記固定駒14はこの逆台形溝の一方の
斜面19に当接するクランプ斜面15を備えた鋸歯状の
切欠12を備えており、逆台形溝17の溝深さaは逆台
形突条5の高さbよりわずかに深いことを特徴とするも
のである。
ルダは、所定寸法の方形断面のシャンク2と、このシャ
ンクの先端に装着されたクランパ3とを備えたバイトホ
ルダにおいて、シャンク2の先端にはその長手直角方向
の逆台形突条4と、この逆台形突条の一方の斜面5を貫
通するように形成した孔6に軸方向移動自在に挿通され
た固定駒14と、この固定駒を引き込む方向に付勢する
引込手段11、35とを備えており、クランパ3はバイ
トを把持する把持溝23と交叉する方向の逆台形溝17
を備えており、前記固定駒14はこの逆台形溝の一方の
斜面19に当接するクランプ斜面15を備えた鋸歯状の
切欠12を備えており、逆台形溝17の溝深さaは逆台
形突条5の高さbよりわずかに深いことを特徴とするも
のである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のバ
イトホルダにおいて、固定駒の引込手段が固定駒14の
周面に設けられた裁頭円錐孔13と、この裁頭円錐孔よ
り小径の裁頭円錐突起9を先端に備えたクランプねじと
の対であり、クランプねじ11はねじ込まれたときにそ
の裁頭円錐突起の円錐面が固定駒の裁頭円錐孔の円錐周
面の引込側に当接して固定駒14を引込方向に付勢する
ことを特徴とするものである。
イトホルダにおいて、固定駒の引込手段が固定駒14の
周面に設けられた裁頭円錐孔13と、この裁頭円錐孔よ
り小径の裁頭円錐突起9を先端に備えたクランプねじと
の対であり、クランプねじ11はねじ込まれたときにそ
の裁頭円錐突起の円錐面が固定駒の裁頭円錐孔の円錐周
面の引込側に当接して固定駒14を引込方向に付勢する
ことを特徴とするものである。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のバイトホルダにおいて、逆台形溝17の一方の端
部にエンドプレート26が固定され、このエンドプレー
トに螺合したねじ28を逆台形突条4の側面に当接させ
ることにより、シャンクに対するクランパの高さ調整機
構を形成したことを特徴とするものである。
記載のバイトホルダにおいて、逆台形溝17の一方の端
部にエンドプレート26が固定され、このエンドプレー
トに螺合したねじ28を逆台形突条4の側面に当接させ
ることにより、シャンクに対するクランパの高さ調整機
構を形成したことを特徴とするものである。
【0011】請求項4記載の発明は、バイトの刃先高さ
測定器において、平坦なテーブル面43とこのテーブル
面に自由移動自在に載置されたバイト置き台57と、テ
ーブル面43の上方に上下位置調整自在に設けられた目
盛板42とを備え、目盛板42は緩く傾斜した下辺52
と、この下辺に沿って水平方向に所定間隔で刻まれた高
さ目盛53とを備えていることを特徴とするものであ
る。
測定器において、平坦なテーブル面43とこのテーブル
面に自由移動自在に載置されたバイト置き台57と、テ
ーブル面43の上方に上下位置調整自在に設けられた目
盛板42とを備え、目盛板42は緩く傾斜した下辺52
と、この下辺に沿って水平方向に所定間隔で刻まれた高
さ目盛53とを備えていることを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明は、引込手段11、35で
固定駒14を引込むと、クランプ斜面15が当接する逆
台形溝17の一方の斜面19を、その楔作用により、逆
台形突条4の一方の斜面5から離隔させる方向及びクラ
ンパの後側側面をシャンク2に押接させる方向に移動さ
せる。このとき逆台形溝17の他方の斜面18が逆台形
突条4の他方の斜面21に案内され、クランパ3の先端
側側面がシャンクの先端側側面に圧接する。すなわち、
引込手段を作用させることにより、逆台形溝の両側でク
ランパの後側側面をシャンクの手前側側面に圧接させる
ことができるので、バイトを保持するクランパと刃物台
に把持されるシャンクを十分な剛性をもって連結するこ
とができる。
固定駒14を引込むと、クランプ斜面15が当接する逆
台形溝17の一方の斜面19を、その楔作用により、逆
台形突条4の一方の斜面5から離隔させる方向及びクラ
ンパの後側側面をシャンク2に押接させる方向に移動さ
せる。このとき逆台形溝17の他方の斜面18が逆台形
突条4の他方の斜面21に案内され、クランパ3の先端
側側面がシャンクの先端側側面に圧接する。すなわち、
引込手段を作用させることにより、逆台形溝の両側でク
ランパの後側側面をシャンクの手前側側面に圧接させる
ことができるので、バイトを保持するクランパと刃物台
に把持されるシャンクを十分な剛性をもって連結するこ
とができる。
【0013】請求項2記載の発明は、クランプねじ11
を螺進してその裁頭円錐突起9で裁頭円錐孔の円錐周面
を押して、楔作用により固定駒を引込方向に付勢したの
で、固定駒の引込力を大きくすることができると共に、
その緩みが生じるのを抑えることができる。
を螺進してその裁頭円錐突起9で裁頭円錐孔の円錐周面
を押して、楔作用により固定駒を引込方向に付勢したの
で、固定駒の引込力を大きくすることができると共に、
その緩みが生じるのを抑えることができる。
【0014】請求項3記載の発明は、クランパ3に固定
したエンドプレート26に螺合したねじ28を操作する
ことにより、シャンク2に対するクランパ3の高さを簡
単に調整することができるので、クランパに把持された
バイトの刃先の高さも簡単に調整することができる。
したエンドプレート26に螺合したねじ28を操作する
ことにより、シャンク2に対するクランパ3の高さを簡
単に調整することができるので、クランパに把持された
バイトの刃先の高さも簡単に調整することができる。
【0015】請求項4記載の発明は、手研ぎバイト等の
ように刃先高さが変化する工具を、バイトホルダで把持
した状態で工具の刃先高さを正確に計測することができ
る。
ように刃先高さが変化する工具を、バイトホルダで把持
した状態で工具の刃先高さを正確に計測することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は本発明の第1実
施例を示したものである。本実施例のバイトホルダ1
は、旋盤の刃物台に把持される方形断面のシャンク2
と、バイトを挟持するクランパ3とを備えている。シャ
ンク2の手前側側面の先端側には断面が逆台形の突条4
が一体的に形成されており、シャンク2の先端部には突
条4のシャンクの根元側斜面5を貫通する位置で、水平
方向の大径の円孔6が穿設されている。シャンク2の先
端側小口面7から円孔6の中心に向かう小径のねじ孔8
が設けられており、ねじ孔8は円孔6の周面に開口して
いる。ねじ孔8には先端に裁頭円錐突起9を備えたクラ
ンプねじ11が螺合されている。
施例を示したものである。本実施例のバイトホルダ1
は、旋盤の刃物台に把持される方形断面のシャンク2
と、バイトを挟持するクランパ3とを備えている。シャ
ンク2の手前側側面の先端側には断面が逆台形の突条4
が一体的に形成されており、シャンク2の先端部には突
条4のシャンクの根元側斜面5を貫通する位置で、水平
方向の大径の円孔6が穿設されている。シャンク2の先
端側小口面7から円孔6の中心に向かう小径のねじ孔8
が設けられており、ねじ孔8は円孔6の周面に開口して
いる。ねじ孔8には先端に裁頭円錐突起9を備えたクラ
ンプねじ11が螺合されている。
【0017】円孔6には周面に切欠12及び裁頭円錐孔
13を有する円筒形の固定駒14が軸方向移動自在に挿
通されている。切欠12と裁頭円錐孔13とは互いに反
対側の周面に位置しており、切欠12は先端側に、裁頭
円錐孔13は中間位置に設けられている。切欠12は中
心線に向かって斜めに傾斜したクランプ斜面15と中心
線に直角な平面16とで形成された鋸歯形をしている。
円孔6に固定駒14を挿入してクランプ斜面15を逆台
形突条の斜面5に一致させると、裁頭円錐孔13がねじ
孔8に連通する。このとき、円錐孔13の中心がねじ孔
の中心より若干切欠側に偏倚しており、裁頭円錐孔13
の反切欠側の円錐周面がねじ孔8を横切ることになる。
13を有する円筒形の固定駒14が軸方向移動自在に挿
通されている。切欠12と裁頭円錐孔13とは互いに反
対側の周面に位置しており、切欠12は先端側に、裁頭
円錐孔13は中間位置に設けられている。切欠12は中
心線に向かって斜めに傾斜したクランプ斜面15と中心
線に直角な平面16とで形成された鋸歯形をしている。
円孔6に固定駒14を挿入してクランプ斜面15を逆台
形突条の斜面5に一致させると、裁頭円錐孔13がねじ
孔8に連通する。このとき、円錐孔13の中心がねじ孔
の中心より若干切欠側に偏倚しており、裁頭円錐孔13
の反切欠側の円錐周面がねじ孔8を横切ることになる。
【0018】クランパ3のシャンク側側面(後面)に上
下方向に延びる逆台形溝17が設けられており、逆台形
溝17の両側斜面18、19と逆台形突条の両側斜面
5、21とはそれぞれ摺接している。逆台形溝17の深
さaは逆台形突条4の高さbよりわずかに深く、両者を
嵌合したときに逆台形突条の頂面と逆台形溝の底面との
間に間隙22を生ずる。クランパ3の反シャンク側側面
(手前側側面)には、バイトを把持する水平方向の把持
溝23が設けられており、この把持溝23の天井面に締
結ボルト24の先端が臨出している。逆台形溝17の上
側端面は、止めボルト25で締結されたエンドプレート
26によって閉鎖されている。このエンドプレートの中
間位置にはねじ孔27が設けられており、このねじ孔2
7に先端がシャンク4の逆台形突条の上側端面に当接す
る高さ調整ねじ28が螺合されている。
下方向に延びる逆台形溝17が設けられており、逆台形
溝17の両側斜面18、19と逆台形突条の両側斜面
5、21とはそれぞれ摺接している。逆台形溝17の深
さaは逆台形突条4の高さbよりわずかに深く、両者を
嵌合したときに逆台形突条の頂面と逆台形溝の底面との
間に間隙22を生ずる。クランパ3の反シャンク側側面
(手前側側面)には、バイトを把持する水平方向の把持
溝23が設けられており、この把持溝23の天井面に締
結ボルト24の先端が臨出している。逆台形溝17の上
側端面は、止めボルト25で締結されたエンドプレート
26によって閉鎖されている。このエンドプレートの中
間位置にはねじ孔27が設けられており、このねじ孔2
7に先端がシャンク4の逆台形突条の上側端面に当接す
る高さ調整ねじ28が螺合されている。
【0019】図4及び図5は第1実施例のバイトホルダ
の使用方法を示したものである。バイト29は6mm角
の超硬角材の先端を研ぎ出して製造した工具(手研ぎバ
イト)であり、その基部をクランパの把持溝23に入
れ、締結ボルト24を螺進させて把持溝の奥側下隅部に
固定している。手研ぎバイト29の刃先31は後述する
バイトの刃先高さ測定器を用いて、バイトホルダのシャ
ンク2の底面から所定の高さに設定されている。この状
態でバイトホルダのシャンク2を刃物台32に装着して
やれば、自動的に刃先31が旋盤の主軸の中心すなわち
心押台のセンタの先端に一致する。
の使用方法を示したものである。バイト29は6mm角
の超硬角材の先端を研ぎ出して製造した工具(手研ぎバ
イト)であり、その基部をクランパの把持溝23に入
れ、締結ボルト24を螺進させて把持溝の奥側下隅部に
固定している。手研ぎバイト29の刃先31は後述する
バイトの刃先高さ測定器を用いて、バイトホルダのシャ
ンク2の底面から所定の高さに設定されている。この状
態でバイトホルダのシャンク2を刃物台32に装着して
やれば、自動的に刃先31が旋盤の主軸の中心すなわち
心押台のセンタの先端に一致する。
【0020】図6ないし図8は本発明の他の実施例を示
したものである。以下、第1実施例と同一の部材には同
じ符号を付してその説明を省略し、異なる点についての
み説明する。図6に示す第2実施例は、シャンク2の先
端の手前側側面を張り出させて厚肉とすると共に、先端
側小口面7に逆台形突条4を設けたものである。固定駒
14を挿入する円孔6は、シャンク2の軸方向に設けら
れており、円孔に連通するねじ孔8は張り出し部から軸
直角方向に設けられている。このように逆台形突条4を
小口面7に設けることにより、バイトの刃先方向を90
度変更することができる。
したものである。以下、第1実施例と同一の部材には同
じ符号を付してその説明を省略し、異なる点についての
み説明する。図6に示す第2実施例は、シャンク2の先
端の手前側側面を張り出させて厚肉とすると共に、先端
側小口面7に逆台形突条4を設けたものである。固定駒
14を挿入する円孔6は、シャンク2の軸方向に設けら
れており、円孔に連通するねじ孔8は張り出し部から軸
直角方向に設けられている。このように逆台形突条4を
小口面7に設けることにより、バイトの刃先方向を90
度変更することができる。
【0021】図7に示す第3実施例では、円孔6を貫通
孔とせずに有底孔とし、その底部に円孔6と同軸の段付
孔33を設けている。円孔に挿入する固定駒14は、円
孔の深さより若干短くして、その端面に引込ねじ孔34
を設けている。頭部に六角孔を有する引込ボルト35を
段付孔33に挿入して、そのねじ部を固定駒の引込ねじ
孔34に螺合する。固定駒のクランプ斜面15と逆台形
突条の斜面5とを一致させてクランパ3をシャンクに装
着する。
孔とせずに有底孔とし、その底部に円孔6と同軸の段付
孔33を設けている。円孔に挿入する固定駒14は、円
孔の深さより若干短くして、その端面に引込ねじ孔34
を設けている。頭部に六角孔を有する引込ボルト35を
段付孔33に挿入して、そのねじ部を固定駒の引込ねじ
孔34に螺合する。固定駒のクランプ斜面15と逆台形
突条の斜面5とを一致させてクランパ3をシャンクに装
着する。
【0022】図8に示す第4実施例は、シャンクの先端
側側面を厚肉とすると共に、小口面7に逆台形突条4を
設けたものである。固定駒14を挿入する円孔6は有底
孔とし、その底面からシャンクの基端側小口面36に至
る長い小径孔37と短い大径孔38とを設けたものであ
る。円孔に挿入する固定駒14は、円孔の深さより若干
短く、その端面に引込ねじ孔34が設けられている。頭
部に六角孔を有する引込ボルト35を大径孔側から挿入
し、そのねじ部を固定駒のねじ孔34に螺合する。固定
駒のクランプ面15と逆台形突条の斜面5とを一致させ
てクランパ3をシャンクに装着する。
側側面を厚肉とすると共に、小口面7に逆台形突条4を
設けたものである。固定駒14を挿入する円孔6は有底
孔とし、その底面からシャンクの基端側小口面36に至
る長い小径孔37と短い大径孔38とを設けたものであ
る。円孔に挿入する固定駒14は、円孔の深さより若干
短く、その端面に引込ねじ孔34が設けられている。頭
部に六角孔を有する引込ボルト35を大径孔側から挿入
し、そのねじ部を固定駒のねじ孔34に螺合する。固定
駒のクランプ面15と逆台形突条の斜面5とを一致させ
てクランパ3をシャンクに装着する。
【0023】図9はバイトの刃先高さ測定器の一実施例
を示したものである。本実施例の刃先高さ測定器は、水
平なテーブル面43を有する水平部44と水平部の一方
の短辺側に立設した垂直部45とを有する基台41を備
えている。垂直部45には上下方向の長孔46が設けら
れており、この長孔46に嵌装されたブロック47の前
面に目盛板42が固着されている。ブロックの背面には
ボルト48によって止め板49が装着されている。垂直
部45の上部中央からねじ杆51が垂下されており、そ
の下端がブロック47に螺合している。目盛板42の初
期高さを設定するときは、ねじ杆51を操作してブロッ
ク47を上下動させ、ボルト48を螺進させて止め板4
9と目盛板42とで垂直部45を挟持して所望の位置で
固定する。
を示したものである。本実施例の刃先高さ測定器は、水
平なテーブル面43を有する水平部44と水平部の一方
の短辺側に立設した垂直部45とを有する基台41を備
えている。垂直部45には上下方向の長孔46が設けら
れており、この長孔46に嵌装されたブロック47の前
面に目盛板42が固着されている。ブロックの背面には
ボルト48によって止め板49が装着されている。垂直
部45の上部中央からねじ杆51が垂下されており、そ
の下端がブロック47に螺合している。目盛板42の初
期高さを設定するときは、ねじ杆51を操作してブロッ
ク47を上下動させ、ボルト48を螺進させて止め板4
9と目盛板42とで垂直部45を挟持して所望の位置で
固定する。
【0024】目盛板の下辺52は、中央から両側に向か
って上方に延びるテーパ面となっており、左右の傾斜角
は同一である。各テーパ面の前面下縁には、中央の最下
端を始点として、高さ方向に0.1mmの寸法単位で読
めるように高さ目盛53が設けられており、その中央の
値を0として、上側(外側)を+1、下側(中央側)を
−1としている。目盛板の中央上方には基台のテーブル
面43と平行に延びる取付孔54が設けられている。刃
先高さを正確に測定したいときは、この取付孔に支持杆
55を挿入し、支持杆の先端にダイヤルゲージ56の鞘
部を固定する。ダイヤルゲージの検出点の位置は、目盛
板の0点位置と一致させておく。刃先高さ測定器にダイ
ヤルゲージ56を取り付けることにより、刃先高さを正
確に測定することができる。
って上方に延びるテーパ面となっており、左右の傾斜角
は同一である。各テーパ面の前面下縁には、中央の最下
端を始点として、高さ方向に0.1mmの寸法単位で読
めるように高さ目盛53が設けられており、その中央の
値を0として、上側(外側)を+1、下側(中央側)を
−1としている。目盛板の中央上方には基台のテーブル
面43と平行に延びる取付孔54が設けられている。刃
先高さを正確に測定したいときは、この取付孔に支持杆
55を挿入し、支持杆の先端にダイヤルゲージ56の鞘
部を固定する。ダイヤルゲージの検出点の位置は、目盛
板の0点位置と一致させておく。刃先高さ測定器にダイ
ヤルゲージ56を取り付けることにより、刃先高さを正
確に測定することができる。
【0025】基台のテーブル面43には自由移動自在な
バイト置き台52が設けられている。バイト置き台52
はようかん形の移動台58と挟持具59とからなってお
り、移動台にはその軸直角方向の透孔61が多数設けら
れている。挟持具59は、逆L形の本体62と本体の下
端で本体の上側端部と平行に延びるピン63とを備えて
おり、本体の上側端部には先端がピン63に向かうねじ
64が螺合されている。
バイト置き台52が設けられている。バイト置き台52
はようかん形の移動台58と挟持具59とからなってお
り、移動台にはその軸直角方向の透孔61が多数設けら
れている。挟持具59は、逆L形の本体62と本体の下
端で本体の上側端部と平行に延びるピン63とを備えて
おり、本体の上側端部には先端がピン63に向かうねじ
64が螺合されている。
【0026】次に図10に基づきバイトホルダに装着さ
れた手研ぎバイトの刃先の心出し作業を説明する。まず
目盛板の0目盛が刃先の設定高さ位置と一致するように
ねじ杆51を操作して目盛板42の上下位置を決める。
次にボルト48を操作して目盛板42と止め板49とで
垂直部45を挟持して、目盛板の位置を固定する。バイ
トホルダのシャンク2を移動台58に載せ、挟持具のピ
ン63を透孔61に挿入してねじ64を螺進させて、シ
ャンク2を移動台58に固定する。テーブル面43上で
移動台58を滑らせ、手研ぎバイト29の刃先を目盛板
42の下面に当接させる。当接しなければ、クランパの
高さ調整ねじ28を操作して刃先と目盛板42の下面に
当接させる。当接したとき、その当接位置の目盛を読み
取り、0点までの+−方向の誤差分だけ高さ調整ねじ2
8を操作して手研ぎバイトの刃先高さを0点に合わせ
る。次にクランプねじ11を操作してシャンク2に対す
るクランパ3の位置を固定する。これによりバイトホル
ダ1のシャンクの底面を基準として刃先高さが決定す
る。
れた手研ぎバイトの刃先の心出し作業を説明する。まず
目盛板の0目盛が刃先の設定高さ位置と一致するように
ねじ杆51を操作して目盛板42の上下位置を決める。
次にボルト48を操作して目盛板42と止め板49とで
垂直部45を挟持して、目盛板の位置を固定する。バイ
トホルダのシャンク2を移動台58に載せ、挟持具のピ
ン63を透孔61に挿入してねじ64を螺進させて、シ
ャンク2を移動台58に固定する。テーブル面43上で
移動台58を滑らせ、手研ぎバイト29の刃先を目盛板
42の下面に当接させる。当接しなければ、クランパの
高さ調整ねじ28を操作して刃先と目盛板42の下面に
当接させる。当接したとき、その当接位置の目盛を読み
取り、0点までの+−方向の誤差分だけ高さ調整ねじ2
8を操作して手研ぎバイトの刃先高さを0点に合わせ
る。次にクランプねじ11を操作してシャンク2に対す
るクランパ3の位置を固定する。これによりバイトホル
ダ1のシャンクの底面を基準として刃先高さが決定す
る。
【0027】図11に示したバイトホルダはそのクラン
パとバイトのボデイとを兼用したものであり、クランパ
3の先端側上面にチップ65を装着するための受座66
を設けている。受座にはチップ65がねじ67で締結さ
れている。受座を設けずにクランパの先端を研ぎ出して
刃先を形成することもできる。シャンクに対するクラン
パ3への高さ調整手段28及び圧接手段11、14は、
図1に示した構造と同様なものである。
パとバイトのボデイとを兼用したものであり、クランパ
3の先端側上面にチップ65を装着するための受座66
を設けている。受座にはチップ65がねじ67で締結さ
れている。受座を設けずにクランパの先端を研ぎ出して
刃先を形成することもできる。シャンクに対するクラン
パ3への高さ調整手段28及び圧接手段11、14は、
図1に示した構造と同様なものである。
【0028】図10のバイト刃先の測定器を用いて刃先
の心出し作業を説明する。刃先の設定高さに目盛板42
の0目盛を合わせ、シャンク2を固定した移動台58を
滑らせて目盛板の直下に刃先を位置させ、クランパの高
さ調整ねじ42を操作して目盛板の下面に当接させる。
当接位置の目盛りを読み取り、0点からのプラスマイナ
スの方向の誤差分だけ高さ調整ねじ28を操作して刃先
高さを0点に合わせる。次にクランプねじ11を操作し
て固定駒を後退させ、そのクランプ斜面の楔作用により
クランパの後側側面をシャンクの手前側側面に圧接して
シャンク12に対するクランパ3の位置を固定する。上
記構造のバイトホルダによれば、チップが直接クランパ
に締結されているので、刃先の高さの位置決め精度を高
くすることができる。
の心出し作業を説明する。刃先の設定高さに目盛板42
の0目盛を合わせ、シャンク2を固定した移動台58を
滑らせて目盛板の直下に刃先を位置させ、クランパの高
さ調整ねじ42を操作して目盛板の下面に当接させる。
当接位置の目盛りを読み取り、0点からのプラスマイナ
スの方向の誤差分だけ高さ調整ねじ28を操作して刃先
高さを0点に合わせる。次にクランプねじ11を操作し
て固定駒を後退させ、そのクランプ斜面の楔作用により
クランパの後側側面をシャンクの手前側側面に圧接して
シャンク12に対するクランパ3の位置を固定する。上
記構造のバイトホルダによれば、チップが直接クランパ
に締結されているので、刃先の高さの位置決め精度を高
くすることができる。
【図1】バイトホルダの第1実施例を示す分解斜視図
【図2】組立状態を示す斜視図
【図3】A部断面図
【図4】刃物台への取付状態を示す斜視図
【図5】B部断面図
【図6】第2実施例を示す分解平面図
【図7】第3実施例を示す分解平面図
【図8】第4実施例を示す分解斜視図
【図9】バイトの刃先高さ測定器の側面図
【図10】刃先の心出し作業を示す斜視図
【図11】バイトのボディを兼備したクランパの斜視図
2 シャンク
3 クランパ
6 円孔
11 クランプねじ
9 裁頭円錐突起
14 固定駒
15 クランプ斜面
17 逆台形溝
23 把持溝
26 エンドプレート
28 高さ調整ねじ
35 引込ボルト
42 目盛板
43 テーブル面
52 下辺
53 高さ目盛
57 バイト置き台
Claims (4)
- 【請求項1】 所定寸法の方形断面のシャンク(2)と、
このシャンクの先端に装着されたクランパ(3)とを備え
たバイトホルダにおいて、シャンク(2)の先端にはその
長手直角方向の逆台形突条(4)と、この逆台形突条の一
方の斜面(5)を貫通するように形成した孔(6)に軸方向移
動自在に挿通された固定駒(14)と、この固定駒を引き込
む方向に付勢する引込手段(11,35)とを備えており、ク
ランパ(3)はバイトを把持する把持溝(23)と交叉する方
向の逆台形溝(17)を備えており、前記固定駒(14)はこの
逆台形溝の一方の斜面(19)に当接するクランプ斜面(15)
を備えた鋸歯状の切欠(12)を備えており、逆台形溝(17)
の溝深さ(a)は逆台形突条(5)の高さ(b)よりわずかに深
いことを特徴とする、バイトホルダ。 - 【請求項2】 固定駒の引込手段が固定駒(14)の周面に
設けられた裁頭円錐孔(13)と、この裁頭円錐孔より小径
の裁頭円錐突起(9)を先端に備えたクランプねじとの対
であり、クランプねじ(11)はねじ込まれたときにその裁
頭円錐突起の円錐面が固定駒の裁頭円錐孔の円錐周面の
引込側に当接して固定駒(14)を引込方向に付勢すること
を特徴とする、請求項1記載のバイトホルダ。 - 【請求項3】 逆台形溝(17)の一方の端部にエンドプレ
ート(26)が固定され、このエンドプレートに螺合したね
じ(28)を逆台形突条(4)の側面に当接させることによ
り、シャンクに対するクランパの高さ調整機構を形成し
たことを特徴とする、請求項1または2記載のバイトホ
ルダ。 - 【請求項4】 平坦なテーブル面(43)とこのテーブル面
に自由移動自在に載置されたバイト置き台(57)と、テー
ブル面(43)の上方に上下位置調整自在に設けられた目盛
板(42)とを備え、目盛板(42)は緩く傾斜した下辺(52)
と、この下辺に沿って水平方向に所定間隔で刻まれた高
さ目盛(53)とを備えていることを特徴とする、バイトの
刃先高さ測定器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10240144A JP2000061712A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | バイトホルダ及びバイトの刃先高さ測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10240144A JP2000061712A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | バイトホルダ及びバイトの刃先高さ測定器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000061712A true JP2000061712A (ja) | 2000-02-29 |
Family
ID=17055159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10240144A Pending JP2000061712A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | バイトホルダ及びバイトの刃先高さ測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000061712A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100770758B1 (ko) * | 2006-04-25 | 2007-10-26 | (주)마이키 | 작업위치 조절기능을 갖는 공작기계용 툴 홀더 |
CN102825279A (zh) * | 2012-09-18 | 2012-12-19 | 吴江市华恒精密五金有限公司 | 多高度变换车刀 |
CN102837021A (zh) * | 2012-09-18 | 2012-12-26 | 吴江市华恒精密五金有限公司 | 高度可调车刀具 |
CN104128631A (zh) * | 2013-12-20 | 2014-11-05 | 柳州万众汽车部件有限公司 | 数控车床刀具夹持装置 |
CN105547330A (zh) * | 2016-02-04 | 2016-05-04 | 安徽华茂纺织股份有限公司 | 梳棉机墙板定规测量面倾斜度校验装置及使用方法 |
CN107159952A (zh) * | 2017-06-20 | 2017-09-15 | 中国电子科技集团公司第三十八研究所 | 一种可调节直径式盘铣刀 |
CN108515195A (zh) * | 2018-03-28 | 2018-09-11 | 西安航空职业技术学院 | 一种液压高度可调车刀 |
CN114734270A (zh) * | 2022-05-06 | 2022-07-12 | 常州汎亚液压机器有限公司 | 一种车削中心 |
-
1998
- 1998-08-26 JP JP10240144A patent/JP2000061712A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100770758B1 (ko) * | 2006-04-25 | 2007-10-26 | (주)마이키 | 작업위치 조절기능을 갖는 공작기계용 툴 홀더 |
CN102825279A (zh) * | 2012-09-18 | 2012-12-19 | 吴江市华恒精密五金有限公司 | 多高度变换车刀 |
CN102837021A (zh) * | 2012-09-18 | 2012-12-26 | 吴江市华恒精密五金有限公司 | 高度可调车刀具 |
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CN105547330A (zh) * | 2016-02-04 | 2016-05-04 | 安徽华茂纺织股份有限公司 | 梳棉机墙板定规测量面倾斜度校验装置及使用方法 |
CN105547330B (zh) * | 2016-02-04 | 2018-03-27 | 安徽华茂纺织股份有限公司 | 梳棉机墙板定规测量面倾斜度校验装置及使用方法 |
CN107159952A (zh) * | 2017-06-20 | 2017-09-15 | 中国电子科技集团公司第三十八研究所 | 一种可调节直径式盘铣刀 |
CN108515195A (zh) * | 2018-03-28 | 2018-09-11 | 西安航空职业技术学院 | 一种液压高度可调车刀 |
CN114734270A (zh) * | 2022-05-06 | 2022-07-12 | 常州汎亚液压机器有限公司 | 一种车削中心 |
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