JP2000060896A - 水晶体手術の際に前眼房領域に設置される目の器官の保護装置 - Google Patents
水晶体手術の際に前眼房領域に設置される目の器官の保護装置Info
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- JP2000060896A JP2000060896A JP11023642A JP2364299A JP2000060896A JP 2000060896 A JP2000060896 A JP 2000060896A JP 11023642 A JP11023642 A JP 11023642A JP 2364299 A JP2364299 A JP 2364299A JP 2000060896 A JP2000060896 A JP 2000060896A
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- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F9/00—Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting-in contact lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
- A61F9/007—Methods or devices for eye surgery
- A61F9/00736—Instruments for removal of intra-ocular material or intra-ocular injection, e.g. cataract instruments
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水晶体手術の際に、前眼房領域に設置される
目の器官の保護装置であって、ファコゾンデの先端よう
な手術用器具を、前眼房内の角膜ないし強膜の領域に設
けられる孔を通過させて、後眼房に案内することができ
る目の器官の保護装置を提供する。 【解決手段】 目の器官の保護装置には、特に虹彩の保
護のために、半径方向で少なくとも部分的に虹彩を覆い
隠すような押し込み長さで、孔を通過して前眼房に押し
込める押し込み部１が設けられ、これと、目の外表面上
の孔の外側に支持される折り返し部２とが、孔内に延在
し、かつ前眼房内に突出する領域４よりも狭い幅を有し
熱制御に用いられる領域３を介して連結される。
目の器官の保護装置であって、ファコゾンデの先端よう
な手術用器具を、前眼房内の角膜ないし強膜の領域に設
けられる孔を通過させて、後眼房に案内することができ
る目の器官の保護装置を提供する。 【解決手段】 目の器官の保護装置には、特に虹彩の保
護のために、半径方向で少なくとも部分的に虹彩を覆い
隠すような押し込み長さで、孔を通過して前眼房に押し
込める押し込み部１が設けられ、これと、目の外表面上
の孔の外側に支持される折り返し部２とが、孔内に延在
し、かつ前眼房内に突出する領域４よりも狭い幅を有し
熱制御に用いられる領域３を介して連結される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、前眼房の角膜ない
し強膜領域に設けられる孔を用いた水晶体手術の際に、
前眼房領域に設置される目の器官の保護装置に関する。
し強膜領域に設けられる孔を用いた水晶体手術の際に、
前眼房領域に設置される目の器官の保護装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】虹彩脱出症の形成や虹彩組織の色素欠損
に起因する合併症などのある特定の目のタイプの場合の
水晶体手術、特に白内障手術の際に、ファコゾンデのよ
うな手術で使われる器具が組織と接触するという問題が
ある。この問題は、主に、例えば縮瞳療法後のように瞳
孔が狭まった場合や、一時的に前眼房が平胆になる遠視
眼の場合に生じる。また、上記のような問題は、喘息患
者や肥満症患者の局部麻酔時のように、手術の際に後か
ら圧力がかかる場合にも生じる。
に起因する合併症などのある特定の目のタイプの場合の
水晶体手術、特に白内障手術の際に、ファコゾンデのよ
うな手術で使われる器具が組織と接触するという問題が
ある。この問題は、主に、例えば縮瞳療法後のように瞳
孔が狭まった場合や、一時的に前眼房が平胆になる遠視
眼の場合に生じる。また、上記のような問題は、喘息患
者や肥満症患者の局部麻酔時のように、手術の際に後か
ら圧力がかかる場合にも生じる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、水晶体手術、特に白内障手術の際に、慎重な処
置を達成するための前述したタイプの装置を提供するこ
とである。
課題は、水晶体手術、特に白内障手術の際に、慎重な処
置を達成するための前述したタイプの装置を提供するこ
とである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明の請
求項１に記載の特徴を有する前述したタイプの装置を提
供することにより達成される。
求項１に記載の特徴を有する前述したタイプの装置を提
供することにより達成される。
【０００５】この目的のために、押し込み部は、少なく
とも部分的であるが、実質的に虹彩を覆い隠すような押
し込み長さで、孔を通過して前眼房に押し込めるように
設けられている。この押し込み部は、強膜領域の外表面
上の孔の外側に支持されるような折り返し部と連結して
いる。折り返し部は、角膜や強膜の外表面上の孔外端縁
の側部に支持される支持表面を好適に備えている。押し
込み部および折り返し部は、特に薄板を打ち抜くことに
より、柔軟な薄板から継ぎ目なしに構成される。打ち抜
き時に形成される端縁は、特に磨くことにより丸味がつ
けられる。手術の際に孔の内側に配置される押し込み部
の領域は、前眼房に約３ｍｍ突き出る先端縁よりも幅が
狭い。この幅の縮小は、すすぎや冷却の処置の際、特に
超音波水晶体乳化吸引術の際に、液体が孔を通過して側
面に流れ、または外側へ流れ出すことを確実にしてい
る。押し込み部の先端部が広がった結果、保護表面は、
可能な限り大きくなり、また、手術の際、特に白内症手
術の範囲内での超音波水晶体乳化吸引術の際に、押し込
み部の先端側を前眼房に案内させて、押し込み部の下に
位置する虹彩をファコゾンデのような外科用器具との接
触から保護することが達成される。これは、外科用器
具、特にファコゾンデの先端部を虹彩との接触なしに、
後眼房内の処置部へ案内することを容易にする。押し込
み部が、その後端縁で目の外部に支持される折り返し部
と連結することにより、手術中の押し込み部の固定が達
成される。前眼房に導入された押し込み部は、孔開口を
通過した虹彩組織の脱出をも防ぐ。
とも部分的であるが、実質的に虹彩を覆い隠すような押
し込み長さで、孔を通過して前眼房に押し込めるように
設けられている。この押し込み部は、強膜領域の外表面
上の孔の外側に支持されるような折り返し部と連結して
いる。折り返し部は、角膜や強膜の外表面上の孔外端縁
の側部に支持される支持表面を好適に備えている。押し
込み部および折り返し部は、特に薄板を打ち抜くことに
より、柔軟な薄板から継ぎ目なしに構成される。打ち抜
き時に形成される端縁は、特に磨くことにより丸味がつ
けられる。手術の際に孔の内側に配置される押し込み部
の領域は、前眼房に約３ｍｍ突き出る先端縁よりも幅が
狭い。この幅の縮小は、すすぎや冷却の処置の際、特に
超音波水晶体乳化吸引術の際に、液体が孔を通過して側
面に流れ、または外側へ流れ出すことを確実にしてい
る。押し込み部の先端部が広がった結果、保護表面は、
可能な限り大きくなり、また、手術の際、特に白内症手
術の範囲内での超音波水晶体乳化吸引術の際に、押し込
み部の先端側を前眼房に案内させて、押し込み部の下に
位置する虹彩をファコゾンデのような外科用器具との接
触から保護することが達成される。これは、外科用器
具、特にファコゾンデの先端部を虹彩との接触なしに、
後眼房内の処置部へ案内することを容易にする。押し込
み部が、その後端縁で目の外部に支持される折り返し部
と連結することにより、手術中の押し込み部の固定が達
成される。前眼房に導入された押し込み部は、孔開口を
通過した虹彩組織の脱出をも防ぐ。
【０００６】
【発明の実施の形態】図面により、本発明の実施の形態
をより詳細に説明する。図は、例えば角膜周辺領域、特
に角膜に設けられる孔を通過して押し込むことができる
押し込み部１を有する保護装置の平面図である。押し込
み部１の長さは、虹彩が半径方向に実質上覆い隠される
ような大きさである。押し込み部１は、後端縁で折り返
し部２と連結されている。前眼房が粘弾性材により固定
された後に、例えば折り返し部２でピンセットを用いる
ことにより、押し込み部１は、孔を通過して前眼房に挿
入することができる。ファコゾンデの先端部のような外
科用器具のより良い滑り込み性のために、押し込み部１
の表面には、粘弾性材を設けてもよい。挿入状態におい
ては、押し込み部１の前面部４が前眼房内約３ｍｍに位
置され、虹彩を半径方向に実質上覆い隠している。この
前面部４の幅は、ファコゾンデの先端部のような外科用
器具の動作が押し込み部１の表面上で生じるような大き
さである。押し込み部１の広がった先端部４は、例えば
３．５ｍｍの、孔の断面幅にほぼ一致した幅を有するこ
とが好ましい。手術の際に角膜の孔内に位置する押し込
み部１の領域３は、領域４よりも幅が狭い。この幅は、
約３．２ｍｍであることが好ましい。次第に細くなって
いる領域３は、特に超音波水晶体乳化吸引術の際に用い
られるすすぎ用液体や冷却用液体が、妨げられずに孔か
ら流れ出ることを確実にしている。押し込み部１の次第
に細くなっている領域３は、孔よりも幅が狭い。これに
より、角膜のやけどが防げる。
をより詳細に説明する。図は、例えば角膜周辺領域、特
に角膜に設けられる孔を通過して押し込むことができる
押し込み部１を有する保護装置の平面図である。押し込
み部１の長さは、虹彩が半径方向に実質上覆い隠される
ような大きさである。押し込み部１は、後端縁で折り返
し部２と連結されている。前眼房が粘弾性材により固定
された後に、例えば折り返し部２でピンセットを用いる
ことにより、押し込み部１は、孔を通過して前眼房に挿
入することができる。ファコゾンデの先端部のような外
科用器具のより良い滑り込み性のために、押し込み部１
の表面には、粘弾性材を設けてもよい。挿入状態におい
ては、押し込み部１の前面部４が前眼房内約３ｍｍに位
置され、虹彩を半径方向に実質上覆い隠している。この
前面部４の幅は、ファコゾンデの先端部のような外科用
器具の動作が押し込み部１の表面上で生じるような大き
さである。押し込み部１の広がった先端部４は、例えば
３．５ｍｍの、孔の断面幅にほぼ一致した幅を有するこ
とが好ましい。手術の際に角膜の孔内に位置する押し込
み部１の領域３は、領域４よりも幅が狭い。この幅は、
約３．２ｍｍであることが好ましい。次第に細くなって
いる領域３は、特に超音波水晶体乳化吸引術の際に用い
られるすすぎ用液体や冷却用液体が、妨げられずに孔か
ら流れ出ることを確実にしている。押し込み部１の次第
に細くなっている領域３は、孔よりも幅が狭い。これに
より、角膜のやけどが防げる。
【０００７】押し込み部１の後端部の折り返し部２は、
孔端部の開口断面よりも著しく幅広い構成をなしてい
る。折り返し部２は、角膜やその周辺の外表面上の孔外
端縁の側部に留まる支持端縁または支持表面５，６を備
えている。本実施形態の保護装置の平面図における形状
は、きのこ型である。手術の際に、特に虹彩組織が、そ
の本来の位置に実質上保持することができることから、
この装置は、安定装置の効果を有する。
孔端部の開口断面よりも著しく幅広い構成をなしてい
る。折り返し部２は、角膜やその周辺の外表面上の孔外
端縁の側部に留まる支持端縁または支持表面５，６を備
えている。本実施形態の保護装置の平面図における形状
は、きのこ型である。手術の際に、特に虹彩組織が、そ
の本来の位置に実質上保持することができることから、
この装置は、安定装置の効果を有する。
【０００８】目から装置を除去するには、外側に配置さ
れた折り返し部２にピンセットを用いることにより、装
置を引き抜くことができる。支持表面５，６を介した角
膜の外表面上での手術の際、安定した支持を確実にする
ために、折り返し部２は、孔開口よりも著しく幅広い構
成をなし、本実施の形態の場合には、例えば４．２ｍｍ
が好ましい。
れた折り返し部２にピンセットを用いることにより、装
置を引き抜くことができる。支持表面５，６を介した角
膜の外表面上での手術の際、安定した支持を確実にする
ために、折り返し部２は、孔開口よりも著しく幅広い構
成をなし、本実施の形態の場合には、例えば４．２ｍｍ
が好ましい。
【０００９】保護装置は、薄片材から継ぎ目なしに構成
され、５０〜１００μｍの範囲の厚さであることが好適
である。ポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）、ポリ
エステルゴム、ポリテトラフルオロエチレン等のポリエ
ステル類やその他の熱安定無毒性合成樹脂が、薄片材と
して適切に用いることができる。きのこ型保護薄片の本
体は、薄板から打ち抜き、その打ち抜き端縁を磨くこと
により丸味をつけて、得ることができる。
され、５０〜１００μｍの範囲の厚さであることが好適
である。ポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）、ポリ
エステルゴム、ポリテトラフルオロエチレン等のポリエ
ステル類やその他の熱安定無毒性合成樹脂が、薄片材と
して適切に用いることができる。きのこ型保護薄片の本
体は、薄板から打ち抜き、その打ち抜き端縁を磨くこと
により丸味をつけて、得ることができる。
【００１０】押し込み部１の先端縁の両側に位置し、ほ
ぼ三角形の形状を有する２つの領域７，８の薄片材は、
薄片材の他の領域よりも高い剛性と強度を有することが
好ましい。同様に、折り返し部２の支持表面５，６の２
つの両側端縁９，１０の領域は、残りの薄片材よりも高
い剛性と強度を有することが好ましい。薄片材のそれら
の領域７〜１０は、ほぼ同様な剛性と強度を有すること
が好ましい。
ぼ三角形の形状を有する２つの領域７，８の薄片材は、
薄片材の他の領域よりも高い剛性と強度を有することが
好ましい。同様に、折り返し部２の支持表面５，６の２
つの両側端縁９，１０の領域は、残りの薄片材よりも高
い剛性と強度を有することが好ましい。薄片材のそれら
の領域７〜１０は、ほぼ同様な剛性と強度を有すること
が好ましい。
【００１１】
【発明の効果】特に超音波水晶体乳化吸引術の際には、
説明した安定化保護薄片により、ファコゾンデの先端に
より引き起こされる熱応力から、虹彩組織も保護され
る。保護薄片は、前眼房および後眼房領域の手術の際
、特に超音波水晶体乳化吸引術により生来の水晶体を
除去する際の処置を容易にする。
説明した安定化保護薄片により、ファコゾンデの先端に
より引き起こされる熱応力から、虹彩組織も保護され
る。保護薄片は、前眼房および後眼房領域の手術の際
、特に超音波水晶体乳化吸引術により生来の水晶体を
除去する際の処置を容易にする。
【図１】 本発明の実施の形態の平面図である。
１…押し込み部、２…折り返し部、３…次第に細くなっ
ている領域、４…広がった先端部、５，６…支持表面。
ている領域、４…広がった先端部、５，６…支持表面。
Claims (6)
- 【請求項１】 前眼房の角膜ないし強膜上に設けられる
孔を用いた水晶体手術の際に前眼房領域に設置される目
の器官の保護装置であって、 半径方向で少なくとも部分的に虹彩を覆い隠すような押
し込み長さで、孔を通過して前眼房に押し込める押し込
み部は、目の外表面上の孔の外側に支持される折り返し
部と連結し、 押し込み部の孔内に挿入される領域は、前眼房に導入さ
れる領域よりも僅かに狭い幅を有し、 押し込み部および折り返し部は、一枚の薄片から形成さ
れていることを特徴とする保護装置。 - 【請求項２】 前記折り返し部は、角膜ないし強膜の外
表面上の孔外端の側部に支持される支持表面を備えるこ
とを特徴とする請求項１に記載の保護装置。 - 【請求項３】 前記押し込み部の先端縁領域は、前記押
し込み部の他の領域よりも高い剛性および強度を有する
ことを特徴とする請求項１または２に記載の保護装置。 - 【請求項４】 前記折り返し部の支持表面領域は、折り
返し部の他の領域よりも高い剛性および強度を有するこ
とを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の保護装
置。 - 【請求項５】 前記押し込み部および前記折り返し部を
継ぎ目なしに形成する前記薄片材は、無毒性合成樹脂か
らなることを特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載
の保護装置。 - 【請求項６】 前記薄片材は、耐熱性合成樹脂材からな
ることを特徴とする請求項１〜５のいずれかに記載の保
護装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP98102224A EP0934733B1 (de) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | Vorrichtung zum Schutz von Augenorganen, welche im Bereich der Vorderkammer eines Auges liegen, bei einer Operation an der Augenlinse |
| EP98102224.7 | 1998-02-09 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000060896A true JP2000060896A (ja) | 2000-02-29 |
Family
ID=8231379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11023642A Pending JP2000060896A (ja) | 1998-02-09 | 1999-02-01 | 水晶体手術の際に前眼房領域に設置される目の器官の保護装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6228093B1 (ja) |
| EP (1) | EP0934733B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000060896A (ja) |
| AT (1) | ATE249800T1 (ja) |
| CA (1) | CA2260426A1 (ja) |
| DE (1) | DE59809643D1 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7008396B1 (en) * | 1999-09-03 | 2006-03-07 | Restorvision, Inc. | Ophthalmic device and method of manufacture and use |
| US9089397B2 (en) | 2012-10-01 | 2015-07-28 | Gerald Paul Clarke | Iris shield |
| RU2550281C1 (ru) * | 2014-02-19 | 2015-05-10 | Государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Самарский государственный медицинский университет" Министерства здравоохранения Российской Федерации | Способ выполнения корнеосклерального тоннельного разреза при факоэмульсификации катаракты |
| WO2019161499A1 (en) * | 2018-02-21 | 2019-08-29 | Francis Roy | Intraocular iris protector and method of using same |
| US11395761B2 (en) | 2018-10-03 | 2022-07-26 | Realens, Inc. | Iris shield |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3054398A (en) * | 1961-02-13 | 1962-09-18 | Arnold J Kobler | Eyelid spreader |
| US4387706A (en) * | 1981-04-10 | 1983-06-14 | Glass Robert M | Iris retractor |
| US4959048A (en) * | 1989-01-17 | 1990-09-25 | Helix Medical, Inc. | Lacrimal duct occluder |
| US5071421A (en) * | 1990-02-08 | 1991-12-10 | Stahl Norman O | Method for preventing damage to tissue during ultrasonic surgery |
| US5159921A (en) * | 1990-11-27 | 1992-11-03 | Hoover Rocklin L | Surgical retractor |
| DE69326323T2 (de) * | 1992-01-29 | 2000-04-13 | Stewart Gregory Smith | Apparatur zur phakoemulsifikation |
| US5320113A (en) * | 1993-04-01 | 1994-06-14 | Tan Ben G | Instrument for protecting corneal endothelium during cataract surgery |
| US5676669A (en) * | 1993-04-30 | 1997-10-14 | Colvard; Michael | Intraocular capsular shield |
| US5374272A (en) * | 1993-06-29 | 1994-12-20 | Vitrophage, Inc. | Apparatus and method for mechanically dilating the pupil of an eye |
| US5433190A (en) * | 1993-08-20 | 1995-07-18 | Sunalp; Murad A. | Eyelid speculum device |
| US5817099A (en) * | 1996-06-06 | 1998-10-06 | Skolik; Stephanie A. | Universal port/seal device for ocular surgery |
| US5716328A (en) * | 1996-08-07 | 1998-02-10 | Grieshaber & Co. Ag Schaffhausen | Iris retractor for use in surgical procedure on the eye of a living being |
-
1998
- 1998-02-09 DE DE59809643T patent/DE59809643D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-02-09 AT AT98102224T patent/ATE249800T1/de not_active IP Right Cessation
- 1998-02-09 EP EP98102224A patent/EP0934733B1/de not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-01-27 CA CA002260426A patent/CA2260426A1/en not_active Abandoned
- 1999-02-01 JP JP11023642A patent/JP2000060896A/ja active Pending
- 1999-02-08 US US09/245,721 patent/US6228093B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| ATE249800T1 (de) | 2003-10-15 |
| DE59809643D1 (de) | 2003-10-23 |
| CA2260426A1 (en) | 1999-08-09 |
| US6228093B1 (en) | 2001-05-08 |
| EP0934733A1 (de) | 1999-08-11 |
| EP0934733B1 (de) | 2003-09-17 |
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