JP2000058354A - コア部材、コア組立体、充電ポート及び誘導型充電装置 - Google Patents

コア部材、コア組立体、充電ポート及び誘導型充電装置

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JP2000058354A
JP2000058354A JP10219501A JP21950198A JP2000058354A JP 2000058354 A JP2000058354 A JP 2000058354A JP 10219501 A JP10219501 A JP 10219501A JP 21950198 A JP21950198 A JP 21950198A JP 2000058354 A JP2000058354 A JP 2000058354A
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core
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JP10219501A
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Yasukazu Okuyama
靖和 奥山
Shinichiro Ito
信一郎 伊藤
Yasuhiro Sakurai
康弘 櫻井
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TDK Corp
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    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

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  • Secondary Cells (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型、かつ、軽量の充電ポート及び誘導型充
電装置を実現できるコア部材及びコア組立体を提供す
る。 【解決手段】 底板部1は幅方向Yの一辺101が長さ
方向Xの中間部で幅方向に最も突出し、長さ方向Xの両
辺側に向かって後退する傾斜辺103、104となって
いて、幅方向Yの他辺102が一辺101と同方向に傾
斜する傾斜辺105、106となっている。中脚部2
は、底板部1の一面100上に立設され、底板部1の幅
方向Yの中心よりは、一辺102側に偏位して配置され
ている。外脚部3、4は、底板部1の一面100上にお
いて、互いに独立して、長さ方向Xの両辺に沿って立設
され、高さ方向Zで見た端面が中脚部2の端面よりも、
△Z1だけ高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コア部材、コア組
立体、充電ポート及び誘導型充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車のバッテリ充電に用いられる
誘導型充電装置は、例えば、特開平7ー220961号
公報に開示されている。この先行技術文献に開示された
誘導型充電装置では、固定された充電ポートに、充電結
合装置を挿入して、両者間に誘導結合を生じさせ、充電
結合装置から充電ポートに充電のための電気エネルギー
を供給するようになっている。充電ポートは固定した2
次コアと、2次巻線を有し、充電結合装置は1次コアと
1次巻線を有する。充電ポートの2次コアには、予め、
充電結合装置を挿入するギャップが設けてあって、この
ギャップに充電結合装置を挿入することにより、充電ポ
ートと充電結合装置との間に誘導結合を生じさせる。
【0003】充電ポートは、2次巻線を備える2次コア
をケース内に挿入した構造になっている。2次コアとし
てはEEコアが用いられる。EEコアは平面形状がほぼ
矩形状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の誘導型充電装
置の主な用途は、上述したように、電気自動車のバッテ
リ充電であり、充電ポートは、他の部品が密集して搭載
されている自動車バッテリの近くの限られたスペースに
固定して搭載される。このため、充電ポートの小型化は
極めて重要である。
【0005】ところが、従来の誘導型充電装置における
充電ポートでは、平面形状がほぼ矩形状のEEコアを用
い、これに2次巻線を施したものを、ケース内に挿入し
てあったため、2次巻線の外周面がケースの内壁面に突
き当たる位置までしか、EEコアを押し込むことができ
ない。このため、ケースの内奥部の、特に、隅部に、大
きなデッドスペースが生じてしまい、小型化の要求に応
えることができない。
【0006】本発明の課題は、小型、かつ、軽量の充電
ポート及び誘導型充電装置を実現できるコア部材及びコ
ア組立体を提供することである。
【0007】本発明のもう一つの課題は、小型、かつ、
軽量の充電ポート及び誘導型充電装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係るコア部材は、底板部と、中脚部と、
2つの外脚部とを含む。前記底板部は、一面上に、長さ
方向と、幅方向とを仮想したとき、幅方向の一辺が長さ
方向の中間部で幅方向に最も突出し長さ方向の両辺側に
向かって後退する傾斜辺となっていて、幅方向の他辺が
一辺と同方向に傾斜する傾斜辺となっている。
【0009】前記中脚部は、底板部の一面上に立設さ
れ、前記底板部の前記幅方向の中心よりは、前記一辺側
に偏位して配置されている。
【0010】前記外脚部は、底板部の一面上において、
互いに独立して、長さ方向の両辺に沿って立設され、高
さ方向で見た端面が前記中脚部の端面よりも高い。
【0011】上述したコア部材は誘導型充電装置の充電
ポートを構成するのに用いられる。具体的には、2つの
コア部材を組み合わせて、コア組立体を構成し、コア組
立体の中脚部に巻線を巻装し、これをケース内に挿入す
る。
【0012】ここで、コア組立体を構成する2つのコア
部材の少なくとも1つは、本発明に係るコア部材で構成
する。本発明に係るコア部材において、外脚部は、高さ
方向で見た端面が中脚部の端面よりも高いから、中脚部
と他のコア部材との間に、充電結合装置を挿入するため
の間隔が構成される。従って、充電結合装置をこの間隔
内に挿入することができる。コア組立体の中脚部に巻線
が施されているから、コア組立体の中脚部に施された巻
線と、充電結合装置に備えられる巻線との間で、コア組
立体を介して、誘導結合を生じさせ、充電結合装置を充
電ポートに対して誘導的に結合させることができる。
【0013】しかも、本発明に係るコア部材において、
底板部は、幅方向の一辺が、長さ方向の中間部で幅方向
に最も突出し長さ方向の両辺側に向かって後退する傾斜
辺となっていて、幅方向の他辺が一辺と同方向に傾斜す
る傾斜辺となっている。このような平面形状を持つ底板
部に対して、中脚部は、底板部の幅方向の中心よりは、
突出辺となる一辺側に偏位して配置されている。従っ
て、前記一辺側と対向する底板部の他辺側を、巻線の施
されている中脚部の位置に対して、相対的に後退させた
配置になる。このため、ケース内のスペースを有効に利
用して、コア部材をケース内に収納し、ケース全体の形
状を小型化できる。
【0014】また、幅方向の一辺及び他辺の両者が同方
向に傾斜する傾斜辺となっているので、中脚部から外脚
部へ至る底板部の部分の断面積を、磁気飽和を生じない
大きさに維持できる。
【0015】更に、外脚部は、底板部の一面上におい
て、互いに独立しているから、両者間の開いた空間を利
用して放熱を促進することができる。このため、コア体
積を削減し、より小型、軽量化することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るコア部材の斜
視図、図2は図1に示したコア部材の平面図、図3は図
2に示したコア部材の正面図、図4は図2の4ー4線に
沿った断面図である。図示されたコア部材は、フェライ
ト成形体であり、底板部1と、中脚部2と、2つの外脚
部3、4とを有する。
【0017】底板部1は、一面100上に、長さ方向X
及び幅方向Yを仮想したとき、幅方向Yの一辺101が
長さ方向Xの中間部で幅方向Yに最も突出する。本発明
において、中間部とは、必ずしも、長さ方向Xの中心を
意味しない。長さ方向Xの両辺の間に位置すればよい。
幅方向Yの一辺101は長さ方向Xの両辺側に向かっ
て、角度θ1で傾斜しながら後退する傾斜辺103、1
04となっている。一辺101と向き合う幅方向Yの他
辺102も、一辺101と同方向に、角度θ2で傾斜す
る傾斜辺105、106となっている。これにより、一
辺101及び他辺102が、ともにV状となる。V状の
他、傾斜辺103、104、105、106を更に折れ
辺とした形状であってもよい。角度θ1、θ2は互いに
等しい場合もあり、異なる場合もある。角度θ1、θ2
は図示から測定される値に限らず、それよりも大きくと
も、小さくともよい。
【0018】中脚部2は、底板部1の一面100上に立
設されている。実施例では、中脚部2は、横断面形状が
円形状であるが、他の形状であってもよい。中脚部2
は、底板部1の幅方向Yの中心よりは、一辺101の側
に偏位して配置されている。実施例では、中脚部2は、
円形状の外周面が、一辺101に接するような位置に配
置されている。中脚部2は、使用時に磁気飽和を起こさ
ないような断面積を有する。実施例において、中脚部2
の中心部に孔21が設けられている。この孔21は省略
することができる。
【0019】外脚部3、4は、底板部1の一面100上
において、長さ方向Xの両辺に沿って立設されている。
外脚部3、4は、高さ方向Zで見た端面が、中脚部2の
端面201よりも、△Z1だけ高い。更に、実施例にお
いて、外脚部3、4は、幅方向Yの中間部から他辺10
2の方向に向かう内面31、41が円弧状である。この
円弧は、中脚部2に巻かれる巻線(後述)の巻き半径に
対応する半径を有する。
【0020】図5は本発明に係る充電ポートの平面断面
図、図6は図5の6ー6線に沿った断面図である。この
充電ポートは、充電結合装置(後述)と誘導結合されて
電気エネルギーの供給を受け、電気エネルギーを出力す
るもので、コア組立体5と、巻線6と、ケース7とを含
んでいる。
【0021】コア組立体5は、第1のコア部材51と、
第2のコア部材52とを含む。コア部材51、52の詳
細については、図1〜図4を参照する。第1のコア部材
51及び第2のコア部材52は、互いに組み合わされて
磁気回路を構成する。第1のコア部材51及び第2のコ
ア部材52の少なくとも1つは、図1〜図4に図示され
たコア部材で構成する。実施例は、第1のコア部材51
及び第2のコア部材52の両者を、図1〜図4に図示さ
れたコア部材で構成した例を示している。第1のコア部
材51及び第2のコア部材52は、中脚部2と中脚部
2、及び、外脚部3、4と外脚部3、4が互いに向き合
うように組み立てられる。
【0022】巻線6は、第1のコア部材51の中脚部2
に巻かれている。巻線6の巻き回数は、充電結合装置と
の変圧比、電流容量等を考慮して定める。一般的には、
数ターンである。巻線6は第2のコア部材52の中脚部
2に設けてもよい。ケース7は、コア組立体5及び巻線
6を収納する。
【0023】ここで、コア組立体5を構成する2つのコ
ア部材51、52の少なくとも1つ、例えば第1のコア
部材51は、図1〜図4に図示された本発明に係るコア
部材で構成されている。第1のコア部材51において、
外脚部3、4は、高さ方向Zで見た端面が中脚部2の端
面よりも、△Z1だけ高いから、第1のコア部材51の
中脚部2と第2のコア部材52との間に、充電結合装置
を挿入するための間隔△G1が構成される。従って、こ
の間隔△G1内に充電結合装置を挿入することができ
る。
【0024】第1のコア部材51及び第2のコア部材5
2の両者が、図1〜図4に示したコア部材によって構成
されている実施例の場合、間隔△G1は、外脚部3、4
と中脚部2の端面との高低差△Z1の約2倍の寸法にな
る。
【0025】更に、コア組立体5の中脚部2に巻線6が
施されているから、コア組立体5の中脚部2に施された
巻線6と、充電結合装置に備えられる巻線との間で、コ
ア組立体5を介して、誘導結合を生じさせ、充電結合装
置を充電ポートに対して誘導的に結合させることができ
る。充電ポートと、充電結合装置との結合構造について
は、後で、更に詳しく説明する。
【0026】しかも、第1のコア部材51及び第2のコ
ア部材52において、底板部1は、幅方向Yの一辺10
1が長さ方向Xの中間部で幅方向Yに最も突出し、長さ
方向Xの両辺側に向かって、角度θ1で傾斜しながら後
退する傾斜辺103、104となっていて、幅方向Yの
他辺102が、一辺101と同方向に、角度θ2で傾斜
する傾斜辺105、106となっている。このような平
面形状を持つ底板部1に対して、中脚部2は、底板部1
の幅方向Yの中心よりは、突出辺となる一辺101側に
偏位して配置されているから、一辺101側と対向する
底板部1の他辺102側を、巻線6の施されている中脚
部2の位置に対して、相対的に後退させた配置になる。
このため、ケース7内において、その内奥部に生じるス
ペースを有効に利用して、コア組立体5をケース7の内
部に収納し、ケース7の全体の形状を小型化できる。参
照符号50は小型化の限界例を示している。
【0027】この点は、平面形状がほぼ矩形状のEEコ
アを用いた従来例と比較すると更に明確になる。図5に
おいて、一点鎖線9で示した図形は、平面形状がほぼ矩
形状である従来のE型コアの形状及び配置位置を示して
いる。中脚部2の位置は、本発明に係るコア部材の場合
と同位置である。従来は、このE型コア9の中脚部2に
巻線6を施したものを、ケース7内に挿入してあったた
め、巻線6の外周面がケース7の内壁面に突き当たる位
置までしか、E型コア9を押し込むことができなかっ
た。このため、ケース7の内部には、特に、その隅部
に、大きなデッドスペースS1、S2が生じてしまい、
小型化の要求に応えることができない。
【0028】これに対して、本発明に係るコア部材51
を用いると、ケース7の内奥部に生じるスペースS1、
S2を、コア組立体5の後方端部を収納する領域として
利用できる。このため、ケース7を小型化することがで
きる。因に、従来よりも、体積を約30%程度削減する
ことができた。
【0029】また、コア組立体5の前方側において、ケ
ース7の内部にスペースを生じさせ、このスペースを利
用して、従来は、ケース7の外部に備えられていた充電
回路装置8等を収納することもできる。この構造によっ
ても、全体の形状を小型化できる。
【0030】しかも、幅方向Yの一辺101及び他辺1
02の両者が同方向に傾斜する傾斜辺(103、10
4)、(105、106)となっているので、中脚部2
から外脚部3、4へ至る底板部1の部分の断面積を、磁
気飽和を生じない大きさに維持できる。
【0031】更に、外脚部3、4は、底板部1の一面1
00上において、互いに独立しているから、両者3ー4
間の開いた空間を利用して放熱を促進することができ
る。このため、コア体積を削減し、より小型、軽量化す
ることができる。因に、コア重量比で、従来よりも20
%程度削減することができた。ケース7の内奥部の面板
72に空気孔73を設けておくと、放熱性を向上させる
ことができる。
【0032】図7は本発明に係る誘導型充電装置の平面
部分断面図、図8は図7の8ー8線に沿った断面図であ
る。図示するように、本発明に係る誘導型充電装置は、
充電ポート9と、充電結合装置10とを有する。充電ポ
ート9は、図5、6に図示されたものである。充電ポー
ト9を構成するコア部材51、52の詳細については図
1〜図4を参照する。
【0033】充電結合装置10は、誘導結合により充電
ポート9に電気エネルギーを供給する。充電結合装置1
0の本体部11は、非磁性材料で構成され、先端外周縁
が円弧状になっている。この円弧とほぼ同軸の位置に、
コア部材12が装着されており、コア部材12の周りに
巻線13(一次巻線)が巻かれている。巻線13の両端
は、コード14等を介して、例えば高周波電源等に接続
される。
【0034】充電ポート9への装着に当たっては、先端
部を、充電ポート9を構成するケース7の開口部71を
通って、充電ポート9内に差し込む。これにより、巻線
13を装着したコア部材12が、充電ポート9に備えら
れたコア組立体5の中脚部2ー2の間に生じる間隔△G
1内に挿入され、充電ポート9と充電結合装置10との
間に誘導結合機構(トランス)が構成され、充電結合装
置10から充電ポート9への電力伝送が行なわれる。
【0035】充電ポート9の巻線6は、充電回路8(図
5参照)に接続されている。充電回路8は、図5に示し
たように、ケース7内に収納されている。
【0036】図9は本発明に係る充電ポートの更に別の
実施例を示す断面図である。この実施例では、第1のコ
ア部材51は図1〜図4に図示されたコア部材によって
構成されているが、第2のコア部材52は平板状(I
型)である。第2のコア部材52は、第1のコア部材5
1の外脚部3、4に面接触し、磁気回路を構成してい
る。第2のコア部材52は、間隔△G1を隔てて、第1
のコア部材51の中脚部2の端面と対向する。間隔△G
1は充電結合装置を挿入するための間隔となる。
【0037】第2のコア部材52は、第1のコア部材5
1よりも少し大きい平面積を有しており、長さ方向X及
び幅方向Yにおいて、第1のコア部材51の外側にはみ
出す。例えば、長さ方向Xで見て、第1のコア部材51
の長さX1としたとき、第2のコア部材52は長さX1
よりも長い長さX2とし、長さ方向Xの両側で寸法△X
だけ突出するような寸法に定める。図示は省略するが、
幅方向Yにおいても、その両側において、第2のコア部
材51は、第2のコア部材52よりも寸法△Yだけ突出
する。このような関係を有することにより、第1のコア
部材51と第2のコア部材52との間に、寸法ばらつき
または組立上の位置ずれを生じた場合でも、両者間の寸
法差の範囲内の位置ずれであれば、両者51ー52の間
の接触面積を一定に保ち、安定した磁気回路を構成し、
安定した特性を確保することができる。
【0038】図10は図9に図示された充電ポートに用
いられている第2のコア部材52の平面図である。第2
のコア部材52は、一面100上に、長さ方向X及び幅
方向Yを仮想したとき、幅方向Yの一辺101が長さ方
向Xの中間部で幅方向Yに最も突出する。幅方向Yの一
辺101は長さ方向Xの両辺側に向かって、角度θ1で
傾斜しながら後退する傾斜辺103、104となってい
る。幅方向Yの他辺102も、一辺101と同方向に、
角度θ2で傾斜する傾斜辺105、106となってい
る。参照符号107は孔である。
【0039】この第2のコア部材52の形状は、第1の
コア部材51の底板部1と略相似の形状である。傾斜辺
103、104、105、106は、第1のコア部材5
1の底板部1の形状に併せて、折れ辺とした形状であっ
てもよい。角度θ1、θ2は互いに等しい場合もあり、
異なる場合もある。角度θ1、θ2は図示から測定され
る値に限らず、それよりも大きくとも、小さくともよ
い。
【0040】図11は図9に示した充電ポートと充電結
合装置とを組み合わせた誘導型充電装置の断面図であ
る。充電結合装置10は、充電ポート9内において、第
1のコア部材51の中脚部2と、第2のコア部材52と
の間に差し込まれている。これにより、充電ポート9と
充電結合装置10との間に誘導結合機構(トランス)が
構成され、充電結合装置10から充電ポート9への電力
伝送が行なわれる。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。 (a)小型、かつ、軽量の充電ポート及び誘導型充電装
置を実現できるコア部材及びコア組立体を提供すること
ができる。 (b)小型、かつ、軽量の充電ポート及び誘導型充電装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコア部材の斜視図である。
【図2】図1に示したコア部材の平面図である。
【図3】図2に示したコア部材の正面図である。
【図4】図2の4ー4線に沿った断面図である。
【図5】本発明に係る充電ポートの平面断面図である。
【図6】図5の6ー6線に沿った断面図である。
【図7】本発明に係る誘導型充電装置の平面部分断面図
である。
【図8】図7の8ー8線に沿った断面図である。
【図9】本発明に係る充電ポートの更に別の実施例を示
す断面図である。
【図10】図9に図示された充電ポートに用いられてい
る第2のコア部材の拡大平面図である。
【図11】図9に示した充電ポートと充電結合装置とを
組み合わせた誘導型充電装置の断面図である。
【符号の説明】
1 底板部 2 中脚部 3、4 外脚部 101 一辺 102 他辺 103〜106 傾斜辺
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫻井 康弘 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 5G003 BA01 FA03 FA06 GB08 5H030 AA08 AS08 AS18 DD15 DD18 5H111 CC16 GG09 GG16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板部と、中脚部と、2つの外脚部とを
    含むコア部材であって、 前記底板部は、一面上に、長さ方向と、幅方向とを仮想
    したとき、幅方向の一辺が長さ方向の中間部で幅方向に
    最も突出し長さ方向の両辺側に向かって後退する傾斜辺
    となっていて、幅方向の他辺が一辺と同方向に傾斜する
    傾斜辺となっており、 前記中脚部は、底板部の一面上に立設され、前記底板部
    の前記幅方向の中心よりは、前記一辺側に偏位して配置
    されており、 前記外脚部は、底板部の一面上において、互いに独立し
    て、長さ方向の両辺に沿って立設され、高さ方向で見た
    端面が前記中脚部の端面よりも高いコア部材。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたコア部材であっ
    て、 前記外脚部は、内面の少なくとも一部が円弧状であるコ
    ア部材。
  3. 【請求項3】 第1のコア部材と、第2のコア部材とを
    含むコア組立体であって、 前記第1のコア部材は、請求項1または2の何れかに記
    載されたものでなり、 前記第2のコア部材は、前記第1のコア部材と組み合わ
    されているコア組立体。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載されたコア組立体であっ
    て、 前記第2のコア部材は、請求項1または2の何れかに記
    載されたものでなり、 前記第1のコア部材及び第2のコア部材は、前記中脚部
    及び前記外脚部が互いに向き合うように組み立てられる
    コア組立体。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載されたコア組立体であっ
    て、 前記第2のコア部材は、平板状であり、その一面上に、
    長さ方向と、幅方向とを仮想したとき、幅方向の一辺が
    長さ方向の中間部で幅方向に最も突出し長さ方向の両辺
    側に向かって後退する傾斜辺となっていて、幅方向の他
    辺が一辺と同方向に傾斜する傾斜辺となっているコア組
    立体。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載されたコア組立体であっ
    て、 前記第2のコア部材は、平面積が、前記第1のコア部材
    の平面積よりも大きいコア組立体。
  7. 【請求項7】 コア組立体と、巻線と、ケースとを含
    み、充電結合装置と誘導結合されて電気エネルギーの供
    給を受け、電気エネルギーを出力する充電ポートであっ
    て、 前記コア組立体は、請求項3乃至6の何れかに記載され
    たものでなり、 前記巻線は、前記コア組立体の前記中脚部に巻かれてお
    り、 前記ケースは、前記コア部材及び巻線を収納し、前記間
    隔に対応する開口部を有する充電ポート。
  8. 【請求項8】 充電ポートと、充電結合装置とを含む誘
    導型充電装置であって、 前記充電ポートは、請求項7に記載されたものでなり、 前記充電結合装置は、誘導結合により充電ポートに電気
    エネルギーを供給する誘導型充電装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108767324A (zh) * 2018-05-31 2018-11-06 江西省耐力科技股份有限公司 一种锂电池芯自动入壳装置

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