JP2000056884A - メニュー表示制御装置 - Google Patents

メニュー表示制御装置

Info

Publication number
JP2000056884A
JP2000056884A JP22159098A JP22159098A JP2000056884A JP 2000056884 A JP2000056884 A JP 2000056884A JP 22159098 A JP22159098 A JP 22159098A JP 22159098 A JP22159098 A JP 22159098A JP 2000056884 A JP2000056884 A JP 2000056884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
menu
business
display control
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP22159098A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Ogawa
亘 小川
Yoshiaki Takanashi
芳明 高梨
Hiroyuki Terada
浩之 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP22159098A priority Critical patent/JP2000056884A/ja
Publication of JP2000056884A publication Critical patent/JP2000056884A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 個人別作業メニューの表示を制御するメニュ
ー表示制御装置に関し、複数の要員の連携による業務処
理を行うシステムにおいて、他の要員の作業結果に基づ
いて発生する業務処理の作業メニューを優先して表示し
て選択指示を容易に行えるようにする手段を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 業務処理IDと要員IDと処理状態とを
対応させて記憶する業務処理状態記憶手段1と、上記業
務処理状態記憶手段1の処理状態に処理必要として記憶
された業務処理を対応する要員のメニューに表示するメ
ニュー表示制御手段4と、要員が指示した上記メニュー
の業務処理の実行結果に基づき、連携して処理すべき業
務処理について上記業務処理状態記憶手段1の処理状態
を処理必要として記憶させる連携処理指定手段2とを備
えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の要員が連携
する業務処理システムの個人別作業メニューの表示を制
御するメニュー表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムを用いて複数の要
員が業務の流れを分担して各業務処理の作業を行うとき
に、行うべき作業を画面上に表示されたメニューから選
択することにより実行するようになっている。
【0003】業務は多くの要員によって作業が分担して
行われ、役割に応じて各要員の行うべき作業もそれぞれ
異なる範囲のものとなるが、業務の中での多くの細かい
作業は階層化されたメニューを順次選択して行くように
して指定している。
【0004】固定化、階層化された様式のメニューの操
作性の改良については、要員毎にメニュー項目の表示順
序を変更して目的の作業項目の指示を迅速に行えるよう
にした提案もなされている。
【0005】例えば、特開平6−89213「個人メニ
ュー生成方法」には、業務メニューを使用頻度の降順に
並べ替え、上位となる業務メニューのみを個別メニュー
として表示する技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記改良された技術に
より、要員各個人の一般的な作業の選択は、選択された
頻度に基づき、いつも使うメニュー項目を優先して提示
することにより効率的に項目の指示が行えるが、複数の
要員が連携して処理する業務については、他の要員の処
理の実行に伴って処理の必要性が発生する場合があり、
より動的に優先度をつけたメニューの提示の必要があ
り、その解決策が求められていた。
【0007】すなわち、一つの業務処理作業が終了する
ことにより他の要員が行うべき仕事が発生したり、他の
要員が行った作業がきっかけで自分の処理する仕事が発
生するようになる場合がある。このように業務を分担し
て作業するときに、業務の流れの中で他の要員の作業に
影響を与えるような作業は優先度を高くして処理しなけ
ればならない。
【0008】しかしながら、長期的に自分の目標とする
スケジュールで処理すればよい作業とか、業務の流れの
先頭となる作業については、個人的な担当業務に関連す
る作業メニューが選択頻度に応じて指示しやすいように
表示されるが、上記したような他の要員の行った作業に
よって発生する優先度の高い作業メニューを指示しやす
くするようなメニュー表示は実現されていなかった。
【0009】本発明はこのような点にかんがみて、複数
の要員の連携による業務処理を行うシステムにおいて、
他の要員の作業結果に基づいて発生する業務処理の作業
メニューを優先して表示して選択指示を容易に行えるよ
うにする手段を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記の如く
に構成されたメニュー表示制御装置によって解決され
る。
【0011】図1は、本発明の構成図である。図におい
て、1は業務処理IDと要員IDと処理状態とを対応さ
せて記憶する業務処理状態記憶手段、4は上記業務処理
状態記憶手段1の処理状態に処理必要として記憶された
業務処理を対応する要員のメニューに表示するメニュー
表示制御手段、2は要員が指示した上記メニューの業務
処理の実行結果に基づき、連携して処理すべき業務処理
について上記業務処理状態記憶手段1の処理状態を処理
必要として記憶させる連携処理指定手段である。(以上
請求項1) 3は業務処理のメニューを指示して実行を開始するとき
その業務処理について上記業務処理状態記憶手段1の処
理状態を処理不要として記憶させる連携処理取消手段で
ある。(請求項2) すなわち、コンピュータを用いて複数の要員が連携する
業務処理システムにおいて、業務処理状態記憶手段1の
処理状態に「処理必要」として記憶された業務処理を担
当する要員の画面のメニューに優先して表示する。要員
が画面上のメニューを指示して実行した業務処理の実行
結果により、連携して処理すべき業務処理があれば上記
業務処理状態記憶手段1の処理状態を「処理必要」とし
て記憶させるようにしている。これにより「処理必要」
とされた業務処理を担当する要員の画面上のメニューに
その業務処理が表示され連携して作業が進められること
になる。(請求項1) 上記処理結果により連携して処理すべき業務処理が「処
理必要」とされたとき業務処理状態記憶手段1の複数の
要員IDがその業務処理に対応しているようなときには
いずれかの要員が最初に画面上の業務処理のメニューを
指示して実行を開始するとき、その業務処理について上
記業務処理状態記憶手段1の処理状態を「処理不要」と
して記憶させるようにして連携処理の取消を行ってい
る。(請求項2)
【0012】
【発明の実施の形態】図2に本発明の実施の形態の構成
図を示す。本実施の形態においては、パーソナルコンピ
ューター、ワークステーション等の汎用的な目的で使用
される計算機上で実行するコンピュータプログラムによ
り実現する形態を示す。
【0013】本発明のメニュー表示制御装置は、処理装
置、主記憶装置、補助記憶装置、入出力装置などから構
成される計算機上で、コンピュータプログラムを実行し
て実現される。また、コンピュータプログラムは、フロ
ッピーディスクやCD−ROM等の可搬型媒体やネット
ワーク接続された他の計算機の主記憶装置や補助記憶装
置等に格納されて提供される。本発明の記録媒体は、上
記可搬型媒体、主記憶装置、補助記憶装置に該当する。
【0014】提供されたコンピュータプログラムは、可
搬型媒体から直接計算機の主記憶装置にロードされ、ま
たは、可搬型媒体から一旦補助記憶装置にコピーまたは
インストール後に、主記憶装置にロードされて実行す
る。また、ネットワーク接続された他の装置に格納され
て提供された場合も、他の装置からネットワークを経由
して受信後に、補助記憶装置にコピー、主記憶装置にロ
ードされ実行するものである。
【0015】図2は一般的なクライアント/サーバシス
テムの構成における本実施の形態の構成を示し、ユーザ
が対話形式で業務処理、OA処理を行うクライアントの
W端末25と、業務処理やOA処理を実行するサーバと
して、Aサーバ21、Bサーバ22、分散データベース
処理を行うための制御を行う機能を持つRBサーバ23
が他の関連装置と共にネットワークに接続されている。
【0016】Cテーブル24は各ユーザのエージェント
(代理人)の行うべき処理、各処理の実行されるサー
バ、各ユーザの個人メニューなどの状態管理を行うテー
ブルを記憶するものである。
【0017】RBサーバ23には各ユーザのエージェン
トが配置され、それぞれ定められた時間間隔で、あるい
は他のエージェントからの起動によりCテーブル24に
規定された処理が実行される。これらのエージェントが
ユーザの指示を待たずに実行できる処理とW端末25か
らユーザの操作指示、入力を受けて実行できる処理があ
り、これらを規定する情報はCテーブル24に記憶され
ている。
【0018】すなわち、ユーザはW端末25から上記ユ
ーザ操作の必要な処理をそのエージェントが整理して表
示した画面上のメニューを見てそれを指示することによ
り業務処理を行うようになっている。
【0019】ここで、クライアントとしてはW端末25
のみが図示されているが複数台あってもよいし、これら
を複数のユーザが交代で使用してもよい。同様に、Aサ
ーバ21、Bサーバ22も代表として示したものであり
アプリケーションの実行環境は自由である。
【0020】図3にW端末の作業メニュー表示例を示
す。ここにはユーザ「山田さん」のID、すなわちエー
ジェントのIDが「a」として示されている。メニュー
は「個人作業メニュー」と「階層化一般メニュー」に区
分している。階層化一般メニューは通常使われているメ
ニューであり、目的の処理を機能別に分類して更に階層
化することで多くの処理を何回かの操作で選択して指示
することができる。ここには、業務処理とOA処理(文
書処理、検索処理、通信処理)を表示している。
【0021】個人作業メニューはIDを入力してログイ
ンしたユーザの専用メニューである。上記階層化一般メ
ニューによりすべての処理は選択可能であるが、木構造
の階層化されたメニューから目的の処理を選びだすのは
操作の回数を多く必要とし、時間が掛かり効率が低下し
たり、操作が面倒であったり、分かりきった操作を繰り
返し行うことにより作業意欲が低下したり、処理の必要
性がユーザ任せとなり処理の実行を忘れたりするなどの
問題がある。
【0022】そこで、個人毎のメニュー選択の統計デー
タを採取して記憶し、よく使うメニュー項目を直接操作
指示可能な形式で表示するようにしたものが個人作業メ
ニューである。すなわち、上記階層化一般メニューの文
書処理の中でユーザ山田さんがよく使用する「ワープ
ロ」、通信処理の中では「メール」が直接選択できるよ
うに表示されている。ここに表示されるメニューの数は
画面の大きさにより多くすることもできる。
【0023】業務処理についても操作をするユーザの自
発的な意思によるメニューの選択によって作業するもの
と、他の要因すなわち他のユーザの処理の結果業務の流
れとして連携して作業するものとがある。
【0024】これらの内自発的に業務を選ぶものは例え
ば自分から他のユーザに依頼をしたり、報告をしたりす
るための業務処理であり、これらは数多くある業務処理
のなかから自分の職務に必要な度合いの多いもの、すな
わち実績としてメニュー選択の頻度の多いものを選択指
示しやすいように表示するメニュー制御となるので上記
階層化一般メニューと同様の技術となる。
【0025】一方、連携して作業する処理は他のユーザ
の処理の流れを受けて業務処理の中の一部を分担するも
のであり組織として早急に処理すべきものである。すな
わち、これらの連携作業はメニューの選択度合いを統計
的に処理して処理の優先度を判定することができないも
のであり、発生した時点で最優先に処理する必要がある
ものである。したがって、これを選択の行いやすいよう
にメニュー表示を行う必要がある。連携処理は、例えば
他のユーザが起票して処理を実行しようとしたときに上
司あるいは関連部署の担当者に承認を求めるような処理
であったり、検査部門が内容の検査をしたりするもので
ある。また、エージェントが特定の量を監視してユーザ
に警告する場合も監視業務として確認することを促すた
めに優先してメニューを表示する。
【0026】上記のように本発明は、個人作業メニュー
の表示制御であって、上記階層化一般メニューの業務処
理に属する処理に関するメニューの内、上記連携作業に
関するメニュー表示制御を対象とするものである。
【0027】図4にエージェント制御Cテーブルの説明
図を示す。図4(a)にエージェントプロファイルテー
ブルとして各エージェントの起動状態と実行間隔制御の
ための前回実行時刻を記録している。これによりエージ
ェントの起動制御、ユーザ操作との排他制御を行う。
【0028】図4(b)にはエージェント処理テーブル
として各エージェントが実行する業務処理と各処理のユ
ーザによる処理の必要性を制御する処理ステータスを記
憶するようにしている。また、ユーザの個人メニューに
表示する優先度をユーザの操作順序により変更して記憶
するようにしている。
【0029】また、図4(c)には各業務処理の実行を
分担する処理サーバの物理アドレスを記憶している。こ
れにより分散データベースシステムにおける実行環境を
設定している。
【0030】本発明の実施の形態におけるエージェント
の機能説明図を図5に示す。エージェントは上記説明し
た図4の各エージェントの状態、規定された処理、時間
間隔情報、メニュー表示優先度などに基づきRBサーバ
23に配置されたブローカーエージェントにより制御さ
れる。
【0031】ブローカーエージェントはユーザがW端末
25の画面により対話処理を行うフォアグラウンドと常
時各エージェントを時間間隔を制御しながら起動するよ
うに動作するバックグラウンドの二つのモードで制御す
る。
【0032】図5(a)にはバックグラウンドの処理機
能を示している。すなわち、各エージェントは定期的
に起動される。前回起動時刻をCテーブル24に記録し
ておき時計により一定時間の経過を認識して起動する。
各エージェントのそれぞれのユーザの業務上の職務に
対応してあらかじめCテーブル24に分担する処理が設
定されており各種状態表示に基づいて各エージェントの
実行すべき業務処理を実行する。
【0033】実行するべき処理をCテーブル24によ
り物理的所在を知って起動する。その処理の結果により
他のエージェントを連携して起動する状態とする。例え
ば処理結果を次の工程に渡すような場合である。端末
のメニュー選択操作の順序等の統計データを処理してメ
ニュー表示の優先度を整理しておき次のユーザ端末操作
のメニュー表示に備える。
【0034】図5(b)にはユーザがW端末25からロ
グインしたときに起動されるフォアグラウンドの処理機
能を示している。ログインされると、上記優先度を
整理された個人作業メニューが画面に表示される。ユ
ーザは表示された個人作業メニューにある作業項目から
必要と思うメニューを選択して処理するように指示す
る。
【0035】ここで、複数人のユーザが担当可能な処
理についてはそれぞれが起動される状態に設定されてい
るので最初にあるユーザがメニューを選択したとき、同
じ処理を行う他のユーザの処理実行を不要とするように
連携起動状態を取り消す。ユーザにより選択されたメ
ニューの順序は個人メニューの表示優先度を変更するデ
ータとして記憶される。エージェントはユーザの処理
の実行結果、他のユーザの処理を必要とする場合はCテ
ーブル24に設定されている連携が必要な処理に対応し
た他のエージェントを連携起動する。
【0036】上記バックグラウンドの詳細な動作を図
6、図7に、フォアグラウンドの動作を図8、図9に示
す。以下に上記説明したCテーブル24および各フロー
チャートを参照しながらメニュー表示制御の動作を説明
する。
【0037】まず、バックグラウンド処理はRBサーバ
23が起動されると共にブローカーエージェントが起動
され、以後各エージェントの動作を制御する処理であ
る。上記説明したように、メニュー表示制御はCテーブ
ル24に記憶されている設定値や状態に基づいて行われ
る。ステップS60で各エージェントを順次起動するた
めにエージェントプロファイルテーブルの検索キーを初
期値とする。
【0038】エージェントプロファイルテーブルを検索
して起動フラグが「止」のものを探す(ステップS6
1、ステップS62、ステップS64)。「止」の状態
はそのエージェントはフォアグラウンド(FGと記す)
でもバックグラウンド(BGと記す)でも動作していな
い状態を示す。
【0039】ひと通りテーブルを検索すると待ち状態と
して(ステップS63)一定時間後にステップS60か
ら実行を再開する。前回の実行時刻からあらかじめ設定
された時間間隔α時間以上経過していれば(ステップS
65)そのエージェントをBG状態に設定し(ステップ
S66)起動する。
【0040】エージェント処理テーブルを上記起動した
エージェントIDをキーとして検索し(ステップS6
7、ステップS68)該当のデータがなくなれば、起動
フラグを「止」として(ステップS69)最終実行時刻
を更新して次のエージェントプロファイルテーブルの検
索に戻る(ステップS70)。
【0041】上記エージェントIDに対応するデータが
あると、処理ステータスが「未」を確認して(ステップ
S71)対応する処理コードをキーとして処理コード、
サーバ対応テーブルから処理するサーバの所在を知り処
理を実行する(ステップS72)。
【0042】処理の結果ユーザ処理が必要な場合は(例
えばステップS73、監視データが「異常であることを
検出した」などを処理の終了コードなどで判定して)処
理ステータスを「有」とし(ステップS74)、必要な
いときには「無」をステータスに設定する(ステップS
75)。続いてエージェント処理テーブルに処理ステー
タスが「未」のものを探す(ステップS67)。
【0043】このようにして一定時間毎に起動された各
エージェントはバックグラウンド処理としてユーザが操
作する前に処理できることは実行し、ユーザの対話型処
理が必要なものと不要なものを区別して処理ステータス
に設定しておく。
【0044】次に図8、図9によりフォアグランド処理
の動作を説明する。クライアントのW端末25にユーザ
がIDを入力してログインするとフォアグラウンド処理
が起動される。まず、ログインされたIDをキーとして
エージェントプロファイルテーブルが検索される(ステ
ップS80)。
【0045】起動フラグを調べることにより同時ログイ
ンの検出(ステップS81、ステップS82、ステップ
S84)を行いエラーエラー処理し、バックグラウンド
で動作中であればそれを中止してフォアグラウンド処理
を優先させる(ステップS81、ステップS82、ステ
ップS83)ようにしてエージェントをフォアグラウン
ドで起動する(ステップS85)。
【0046】このように、ログインして起動されるとユ
ーザが対話型処理を行うために画面に個人作業メニュー
を表示することになる。投入されたIDすなわちエージ
ェントIDをキーとしてエージェント処理テーブルを検
索し(ステップS86)、かつ、処理ステータスが
「無」とされた処理以外、すなわち、バックグラウンド
でユーザの対話型処理は不要とエージェントが判断した
処理、あるいは他のユーザの処理の結果処理不要とされ
た処理以外の処理を検索する(ステップS87)。
【0047】ユーザが処理するべきものがないときはユ
ーザ処理は終了する(ステップS88)。処理するべき
作業が見つかると、業務処理のうちで処理ステータスが
「有」のものをそれぞれのプライオリティの順に画面に
メニュー表示する(ステップS90)。すなわち、ユー
ザの対話処理が必要な業務処理をまず優先的に処理する
ようにメニューを構成して表示する。そのとき従来技術
ではあるが一般メニューについても選択の頻度が多いも
のについては個人作業メニューとして順序をつけて表示
する。
【0048】ユーザによりメニューが選択されて一つの
処理が起動されるとき、エージェント処理テーブルにあ
る同一の処理コードについては、他のユーザの処理完了
を受けて、いずれかのユーザが処理すればよいという意
味で複数のユーザのエージェントに対して処理ステータ
ス「有」とされたものであるので、他のユーザの同一処
理コードのすべてについて処理ステータスを「無」すな
わち処理不要として設定する(ステップS91)。
【0049】また、起動された処理の終了後、処理ステ
ータスを「未」として設定する。これはバックグラウン
ド処理に可能な処理を行わせるために状態をリセットす
るものである(ステップS92)。
【0050】更に、処理した結果他のユーザの仕事が発
生したときにはそのエージェントへの処理依頼を行う。
これは、処理ステータスを「有」と設定することによっ
て行う。同じ処理を複数のユーザが実行可能であるとき
は、同じ処理コードについてすべて「有」とする。つま
り、複数人のユーザの誰かひとりが処理すればよい場合
の連携処理方法である(ステップS93)。
【0051】引き続いて別の作業項目のメニューを指示
したときは同様に繰り返す(ステップS94、ステップ
S91)。一つの処理の終了後ユーザが判断してユーザ
処理を終了させるときにはエージェントプロファイルテ
ーブルの起動フラグを「止」と設定する(ステップS9
5)。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、複数の要員が連携する業務の個人別作業メニュ
ーを各ユーザのエージェントが検出した各ユーザ処理の
必要性に基づき、あるいは他のユーザの業務処理の結果
発生した連携したユーザ処理の必要性に基づき、ユーザ
のログイン時にそのユーザが処理すべき業務処理を優先
してメニュー表示するように制御することによって、業
務処理における優先して処理すべき作業項目を確実に、
かつ容易に選択指示でき、処理時間の短縮、処理の確実
性の向上による作業品質の向上を図れるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成図
【図2】 本発明の実施の形態の構成図
【図3】 W端末の作業メニュー表示例
【図4】 エージェント制御Cテーブル説明図
【図5】 エージェントの機能説明図
【図6】 バックグラウンド処理の動作フローチャート
(その1)
【図7】 バックグラウンド処理の動作フローチャート
(その2)
【図8】 フォアグラウンド処理の動作フローチャート
(その1)
【図9】 フォアグラウンド処理の動作フローチャート
(その2)
【符号の説明】
1 業務処理状態記憶手段 2 連携処理指定手段 3 連携処理取消手段 4 メニュー表示制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺田 浩之 東京都文京区本駒込二丁目28番8号 株式 会社富士通東京システムズ内 Fターム(参考) 5B075 KK43 ND02 NK02 PR08 UU05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを用いて複数の要員が連携
    する業務処理システムにおける個人別処理のメニュー表
    示制御装置であって、 業務処理IDと要員IDと処理状態とを対応させて記憶
    する業務処理状態記憶手段と、 上記業務処理状態記憶手段の処理状態に処理必要として
    記憶された業務処理を対応する要員のメニューに表示す
    るメニュー表示制御手段と、 要員が指示した上記メニューの業務処理の実行結果に基
    づき、連携して処理すべき業務処理について上記業務処
    理状態記憶手段の処理状態を処理必要として記憶させる
    連携処理指定手段と、を有するメニュー表示制御装置。
  2. 【請求項2】 業務処理のメニューを指示して実行を開
    始するときその業務処理について上記業務処理状態記憶
    手段の処理状態を処理不要として記憶させる連携処理取
    消手段を追加して有する請求項1記載のメニュー表示制
    御装置。
  3. 【請求項3】 複数の要員が連携する業務処理システム
    における個人別処理のメニュー表示制御プログラムであ
    って、 コンピュータを、 業務処理IDと要員IDと処理状態とを対応させて記憶
    する業務処理状態記憶手段、 上記業務処理状態記憶手段の処理状態に処理必要として
    記憶された業務処理を対応する要員のメニューに表示す
    るメニュー表示制御手段、 要員が指示した上記メニューの業務処理の実行結果に基
    づき、連携して処理すべき業務処理について上記業務処
    理状態記憶手段の処理状態を処理必要として記憶させる
    連携処理指定手段、として機能させるためのプログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP22159098A 1998-08-05 1998-08-05 メニュー表示制御装置 Withdrawn JP2000056884A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22159098A JP2000056884A (ja) 1998-08-05 1998-08-05 メニュー表示制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22159098A JP2000056884A (ja) 1998-08-05 1998-08-05 メニュー表示制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000056884A true JP2000056884A (ja) 2000-02-25

Family

ID=16769146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22159098A Withdrawn JP2000056884A (ja) 1998-08-05 1998-08-05 メニュー表示制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000056884A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7080105B2 (en) System and method for data backup
US8433601B2 (en) Workflow system, information processor, and method and program for workflow management
US5689665A (en) Apparatus and method for displaying windows
JPH08287162A (ja) ワークフローシステム
JP4250344B2 (ja) ワークフローシステム、ワークフローサーバ、および記憶媒体
US8296655B2 (en) Context sensitive information management system and method
US20070174342A1 (en) Workflow management system
JPH1185540A (ja) 情報処理システムにおける資源割り当ての動的制御のための装置および方法
JP2006099751A (ja) プロジェクトを構成するタスクに人員を割当てるための方法、プログラムおよびコンピュータ
US11726819B2 (en) Tool for viewing jobs managed by heterogeneous job schedulers
JP2001282970A (ja) ワークフロー管理システム
US4926349A (en) Method for display panel processing
JPH09218780A (ja) 文書処理システムのジョブチケットプログラム装置及び方法
WO1998055951A1 (en) Computer executable workflow management and control system
JP2017182405A (ja) 業務管理装置、情報処理方法及び業務管理プログラム
AU769808B2 (en) Apparatus for allocating time to an event
JPH02151952A (ja) システムのエンド・ユーザが行なつた複数個の据置き要求の状況を確認する方法
JP2000056884A (ja) メニュー表示制御装置
KR102530364B1 (ko) 노드 분석 방법 및 장치
US20100004972A1 (en) Resource Management
JPH1196248A (ja) ワークフローシステム及び記録媒体
JPH05313921A (ja) ジョブ実行制御方式
US20030014410A1 (en) Integrated service system and method
JP2005092896A (ja) ワークフローシステムおよびワークフローシステムにおける作業分割方法
JP3911871B2 (ja) 作業環境管理装置、記憶媒体及び作業環境管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20051101