JP2000056872A - 音波を用いて信号入力又は信号出力を行う音声入力装置、音声出力装置、音声入出力装置及び情報処理装置並びに該情報処理装置において用いられる記録媒体 - Google Patents

音波を用いて信号入力又は信号出力を行う音声入力装置、音声出力装置、音声入出力装置及び情報処理装置並びに該情報処理装置において用いられる記録媒体

Info

Publication number
JP2000056872A
JP2000056872A JP10223041A JP22304198A JP2000056872A JP 2000056872 A JP2000056872 A JP 2000056872A JP 10223041 A JP10223041 A JP 10223041A JP 22304198 A JP22304198 A JP 22304198A JP 2000056872 A JP2000056872 A JP 2000056872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
sound wave
sound
signal
wave signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10223041A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Yamaguchi
彰治 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP10223041A priority Critical patent/JP2000056872A/ja
Publication of JP2000056872A publication Critical patent/JP2000056872A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 離れた位置から簡便・安価に情報処理装置に
対する入出力を行うこと 【解決手段】 パソコン10と音声送受信機20は、高
周波の音声周波数の音声信号により信号の授受を行う。
パソコン10のスピーカ101は、マイク102で受け
た信号をパソコン10の入力信号とし、スピーカ101
から、音声の出力信号を出力する。音声送受信機20の
スピーカ201の出力によりパソコン10を制御する。
また、マイク202は、パソコン10からの音声信号を
受信し、その音声に含まれる情報を表示器204により
表示する。これにより、ハードとしては、音声送受信機
20を用意するだけで、パソコン10から離れた位置
で、パソコン10に信号入力を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音波を用いて信号
入力又は信号出力を行う音声入力装置、音声出力装置、
音声入出力装置及び情報処理装置並びに該情報処理装置
において用いられる記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置への入力手段としては、キ
ーボード、マウス、タブレット、ジョイステック、スキ
ャナー、OCR、文字認識装置、音声入力装置、ビデオ
入力装置、バーコードリーダ等が知られている。これら
は、その用途に応じて使い分けされている。その内、人
が情報処理装置から離れた位置で信号の入力を行う装置
として、音声入力装置が知られている。
【0003】また、遠隔制御装置として、音声周波数よ
り高い周波数の超音波を使用したコントロール機器が存
在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、音声入力装置
は、まだ開発途上のもので、実用化されたとしても高価
となることが予想される。また、超音波を使用した場
合、そのための受信機が必要となり、かつ指向性を有
し、扱いにくいという問題がある。本発明は、上記問題
点に鑑みなされたものであり、離れた位置から簡便・安
価に情報処理装置に対する信号の入出力を行い、その結
果、離れた位置から簡便・安価に情報処理装置を使用す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、音波を用いて情報出力を行う音声出力装置(例え
ば、21,23)において、1つ又は複数の所定周波数
(例えば、15KHz〜20KHz )となる音波信号に
出力すべき情報を付加して当該所定周波数の情報音波信
号を生成する信号生成手段(例えば、215、513)
と、該信号生成手段にて生成された情報音波信号(例え
ば、15KHz 〜20KHz の音声帯域の信号が情報信
号により変調された音波信号)を送信する送信手段(例
えば、101、201)とを備えた音声出力装置であ
る。
【0006】請求項1記載の発明によれば、情報出力信
号を所定周波数の情報音波信号として、送信することに
より、離れた位置から簡便・安価に情報入力装置で信号
を送信することができる。請求項2に記載された発明
は、音波を用いて情報の取り込みを行う音声入力装置
(例えば、22,24)において、情報の付加された1
つ又は複数の所定周波数となる情報音波信号を受信する
受信手段(例えば、102,202)と、該受信手段に
て受信された情報音波信号から付加されている情報を抽
出する情報抽出手段(例えば、601、602等からな
る回路)とを備えた音声入力装置である。
【0007】請求項2記載の発明によれば、所定周波数
の情報音波信号に付加された入力情報を受信することに
より、離れた位置から簡便・安価に情報入力装置で信号
を受信して、信号入力することができる。請求項3に記
載された発明は、音波を用いて情報出力及び情報の取り
込みを行う音声入出力装置(例えば、10、20,3
0)において、音声帯域の第一の周波数となる音波信号
に出力すべき情報を付加して当該第一の周波数の情報音
波信号を生成する信号生成手段(例えば、215、51
3)と、該信号生成手段にて生成された情報音波信号を
送信する送信手段(例えば、101、201)と、情報
の付加された音声帯域の第二の周波数(第一の周波数と
同じでも、異なってもよい)となる情報音波信号を受信
する受信手段(例えば、102,202)と、該受信手
段にて受信された情報音波信号から付加されている情報
を抽出する情報抽出手段(例えば、601、602等か
らなる回路)とを備えた音声入出力装置である。
【0008】請求項3記載の発明によれば、音声入出力
装置は、所定周波数の情報音波信号を用いて、入出力情
報を送受信することにより、離れた位置から簡便・安価
に信号の送信及び受信を行い、情報信号の入出力を行う
ことができる。請求項4に記載された発明は、音波を用
いて情報出力を行う音声出力装置において、1つ又は複
数の所定周波数となる音波信号に出力すべき情報を付加
して当該所定周波数の情報音波信号を生成する信号生成
手段と、該信号生成手段にて生成された情報音波信号を
他の音波信号に重畳させる音声信号重畳手段(例えば、
511)と、該音声信号重畳手段にて得られた重畳音波
信号を送信する送信手段とを備えた音声出力装置であ
る。
【0009】請求項4記載の発明によれば、音声出力と
して、所定の可聴周波数の音波以外に、別の音声又は楽
音(送信している情報音波信号に関する扱い者に対する
情報の伝達、BGM等)を送信し、離れた位置の他装置
と扱い者に同時に情報音波信号を伝送することができ
る。請求項5に記載された発明は、音波を用いて情報の
取り込みを行う音声入力装置において、情報の付加され
た1つ又は複数の所定周波数となる情報音波信号と他の
音波信号とが重畳された重畳音波信号を受信する受信手
段と、該受信手段にて受信された情報音波信号から当該
所定周波数の情報音波信号を分離する音波分離手段(例
えば、601)と、該音波分離手段にて分離された情報
音波信号から付加されている情報を抽出する情報抽出手
段とを備えた音声入力装置である。
【0010】請求項5記載の発明によれば、情報処理装
置のマイクに所定の可聴周波数の音波以外の可聴周波数
の音波が送信されても、所定の可聴周波数を分離するこ
とにより、所望の音波以外の音波が存在する環境下であ
っても、離れた位置から簡便・安価に情報処理装置に音
声信号を入力することができる。請求項6に記載された
発明は、音波を用いて情報出力及び情報の取り込みを行
う音声入出力装置において、音声帯域の第一の周波数と
なる音波信号に出力すべき情報を付加して当該第一の周
波数の情報音波信号を生成する信号生成手段と、該信号
生成手段にて生成された情報音波信号を他の音波信号に
重畳させる音声信号重畳手段と、該音声信号重畳手段に
て得られた重畳音波信号を送信する送信手段と、情報の
付加された音声帯域の第二の周波数となる情報音波信号
と他の音波信号とが重畳された重畳音波信号を受信する
受信手段と、該受信手段にて受信された重畳音波信号か
ら第二の周波数の情報音波信号を分離する音波分離手段
と、該音波分離手段にて分離された情報音波信号から付
加されている情報を抽出する情報抽出手段とを備えた音
声入力装置である。
【0011】請求項6記載の発明によれば、所定の可聴
周波数の音波以外に、別の音声信号をも含めた音波を送
受信し、離れた位置の入出力装置とその扱い者に、同時
に、情報音波信号を伝送することができる。請求項7に
記載された発明は、請求項2又は5記載の音声入力装置
(例えば、22)において、上記情報音波信号は、表示
信号であり、前記情報抽出手段により抽出された表示信
号により表示装置(例えば、204)を駆動するように
した音声入力装置である。
【0012】請求項7記載の発明によれば、表示信号を
情報音波信号に付加して送信し、離れた位置から簡便・
安価に表示装置を駆動することができる。請求項8に記
載された発明は、請求項2又は5記載の音声入力装置
(例えば、24)において、上記情報音波信号は、制御
信号であり、前記情報抽出手段により抽出された表示信
号により制御装置(例えば、206)を駆動するように
した音声入力装置である。
【0013】請求項8記載の発明によれば、制御信号を
情報音波信号に付加して送信し、離れた位置から簡便・
安価に制御装置を駆動することができる。請求項9に記
載された発明は、音波信号を出力する音声出力手段を有
する情報処理装置において、1つ又は複数の所定周波数
となる音波信号に情報処理の結果得られた情報を付加し
て当該所定周波数の情報音波信号を生成する信号生成手
段を有し、該信号生成手段にて生成された情報音波信号
を音声出力手段から出力するようにした情報処理装置で
ある。
【0014】請求項9記載の発明は、請求項1記載の音
声出力装置を、情報処理装置に適用した発明である。請
求項10に記載された発明は、音波信号を入力する音声
入力手段を有する情報処理装置において、情報の付加さ
れた1つ又は複数の所定周波数となる情報音波信号が音
声入力手段に入力されたときに、該入力された情報音波
信号から付加されている情報を抽出する情報抽出手段を
有し、該情報抽出手段にて抽出された情報を処理するよ
うにした情報処理装置である。
【0015】請求項10記載の発明は、請求項2記載の
音声入力装置を、情報処理装置に適用した発明である。
請求項11に記載された発明は、音波信号を入力する音
声入力手段と音波信号を出力する音声出力手段とを有す
る情報処理装置において、情報の付加された音声帯域の
第一の周波数となる情報音波信号が音声入力手段に入力
されたときに、該入力された情報音波信号から付加され
ている情報を抽出する情報抽出手段を有し、該情報抽出
手段にて抽出された情報を処理するように構成すると共
に、音声帯域の第二の周波数となる音波信号に情報処理
の結果得られた情報を付加して当該第二の周波数の情報
音波信号を生成する信号生成手段を有し、該信号生成手
段にて生成された情報音波信号を音声出力手段から出力
するようにした情報処理装置である。
【0016】請求項11記載の発明は、請求項3記載の
音声入出力装置を、情報処理装置に適用した発明であ
る。請求項12に記載された発明は、音波信号を出力す
る音声出力手段を有する情報処理装置において、1つ又
は複数の所定周波数となる音波信号に情報処理の結果得
られた情報を付加して当該所定周波数の情報音波信号を
生成する信号生成手段と、該信号生成手段にて生成され
た情報音波信号を他の音波信号に重畳させる音声信号重
畳手段とを備え、該音声信号重畳手段にて得られた重畳
音波信号を音声出手段から出力するようにした情報処理
装置である。
【0017】請求項12記載の発明は、請求項4記載の
音声出力装置を、情報処理装置に適用した発明である。
請求項13に記載された発明は、音波信号を入力する音
声入力手段を有する情報処理装置において、情報の付加
された1つ又は複数の所定周波数となる情報音波信号と
他の音波信号とが重畳された重畳音波信号音声が音声入
力手段に入力されたときに、該入力された重畳音波信号
から当該所定周波数の情報音波信号を分離する音波分離
手段と、該音波分離手段にて分離された情報音波信号か
ら付加されている情報を抽出する情報抽出手段とを備
え、該情報抽出手段にて抽出された情報を処理するよう
にした情報処理装置である。
【0018】請求項13記載の発明は、請求項5記載の
音声入力装置を、情報処理装置に適用した発明である。
請求項14に記載された発明は、音波信号を入力する音
声入力手段と音波信号を出力する音声出力手段とを有す
る情報処理装置において、情報の付加された音声帯域の
第一の周波数となる情報音波信号と他の音波信号とが重
畳された重畳音波信号が音声入力手段に入力されたとき
に、該入力された重畳音波信号から当該第一の周波数の
情報音波信号を分離する音波分離手段と、該音波分離手
段にて分離された情報音波信号から付加されている情報
を抽出する情報抽出手段とを備え、該情報抽出手段にて
抽出された情報を処理するように構成すると共に、音声
帯域の第二の周波数となる音波信号に情報処理の結果得
られた情報を付加して当該第二の周波数の情報音波信号
を生成する信号生成手段と、該信号生成手段にて生成さ
れた情報音波信号を他の音波信号に重畳させる音声信号
重畳手段とを備え、該音声信号重畳手段にて得られた重
畳音波信号を音声出手段から出力するようにした情報処
理装置である。
【0019】請求項14記載の発明は、請求項6記載の
音声入出力装置を、情報処理装置に適用した発明であ
る。請求項15に記載された発明は、請求項9、11,
12又は14記載の情報処理装置において、音波の波形
を設定する手段と送信音波の周波数を設定する手段と楽
音のテンポを設定する手段とスタートビット、ストップ
ビット及びエラーコレクトコードの少なくとも一つを付
加する手段を更に有する情報処理装置である(図12参
照)。
【0020】請求項15記載の発明によれば、スタート
ビット、ストップビット及びエラーコレクトコードの少
なくとも一つを付加する手段等の符号化手段を設けるこ
とにより、確実にかつ誤りなく、情報音波信号を伝送す
ることができる。請求項16に記載された発明は、請求
項10、11,13又は14記載の情報処理装置におい
て、フィルタ処理手段とフィルタ済み波形読込み手段と
読込みポインタ更新手段とスタートビット検出、ストッ
プビット検出、エラー検出・訂正の少なくとも一つを行
う手段とコード変換手段とコード出力手段とを有する情
報処理装置である(図13参照)。
【0021】請求項16記載の発明によれば、スタート
ビット検出、ストップビット検出、エラー検出・訂正の
少なくとも一つを行う手段等の復号化手段を設けること
により、確実にかつ誤りなく、情報音波信号を受信する
ことができる。請求項17に記載された発明は、請求項
10又は13記載の情報処理装置において、前記音声入
力手段は、複数のコントローラ(コントローラA,コン
トローラB)からの情報音波信号を受信するようにした
情報処理装置である(図11参照)。
【0022】請求項17記載の発明によれば、1台のパ
ソコンを使用して、複数の利用者が、所定周波数の情報
音波信号を用いて、マルチリモートコントローラシステ
ムを構築することができる。請求項18に記載された発
明は、請求項11又は14記載の情報処理装置におい
て、情報音波信号から抽出された情報に基づいて、情報
提供者の認証を行う認証処理手段を有する情報処理装置
である(図9、17参照)。
【0023】請求項19に記載された発明は、請求項1
8記載の情報処理装置において、前記信号生成手段は、
認証処理手段での処理結果を音声帯域の第二の周波数と
なる音波に付加するようにした情報処理装置である。請
求項18及び19記載の発明によれば、セキュリティ確
保のための使用者認証システを構築することができる。
【0024】請求項20に記載された発明は、音波信号
を入力する音声入力手段を有する情報処理装置に処理を
行わせるためのプログラムを格納した記録媒体におい
て、情報の付加された1つ又は複数の所定周波数となる
情報音波信号が音声入力手段に入力されたときに、該入
力された情報音波信号から付加されている情報を抽出す
る情報抽出手順を有し、該情報抽出手順にて抽出された
情報を処理するようにしたプログラムを格納した記録媒
体である。
【0025】請求項20記載の発明は、請求項10記載
の情報処理装置に用いられる記録媒体である。請求項2
1に記載された発明は、音波信号を出力する音声出力手
段を有する情報処理装置に処理を行わせるためのプログ
ラムを格納した記録媒体において、1つ又は複数の所定
周波数となる音波信号に情報処理の結果得られた情報を
付加して当該所定周波数の情報音波信号を生成する信号
生成手順を有し、該信号生成手順にて生成された情報音
波信号を音声出力手段から出力させる制御手順とを有す
るプログラムを格納した記録媒体である。
【0026】請求項21記載の発明は、請求項9記載の
情報処理装置に用いられる記録媒体である。請求項22
に記載された発明は、音波信号を入力する音声入力手段
と音波信号を出力する音声出力手段とを有する情報処理
装置に処理を行わせるためのプログラムを格納した記録
媒体において、情報の付加された音声帯域の第一の周波
数となる情報音波信号が音声入力手段に入力されたとき
に、該入力された情報音波信号から付加されている情報
を抽出する情報抽出手順を有し、該情報抽出手順にて抽
出された情報を処理するようにすると共に、音声帯域の
第二の周波数となる音波信号に情報処理の結果得られた
情報を付加して当該第二の周波数の情報音波信号を生成
する信号生成手順と、該信号生成手順にて生成された情
報音波信号を音声出力手段から出力させる制御手順とを
有するプログラムを格納した記録媒体である。
【0027】請求項22記載の発明は、請求項11記載
の情報処理装置に用いられる記録媒体である。請求項2
3に記載された発明は、音波信号を入力する音声入力手
段を有する情報処理装置に処理を行わせるためのプログ
ラムを格納した記録媒体において、情報の付加された1
つ又は複数の所定周波数となる情報音波信号と他の音波
信号とが重畳された重畳音波信号が音声入力手段に入力
されたときに、該入力された重畳音波信号から当該所定
周波数の情報音波信号を分離する音波分離手順と、該音
波分離手順にて分離された情報音波信号から付加されて
いる情報を抽出する情報抽出手順とを備え、該情報抽出
手順にて抽出された情報を処理するようにしたプログラ
ムを格納した記録媒体である。
【0028】請求項23記載の発明は、請求項13記載
の情報処理装置に用いられる記録媒体である。請求項2
4に記載された発明は、音波信号を出力する音声出力手
段を有する情報処理装置に処理を行わせるためのプログ
ラムを格納した記録媒体において、1つ又は複数の所定
周波数となる音波信号に情報処理の結果得られた情報を
付加して当該所定周波数の情報音波信号を生成する信号
生成手順と、該信号生成手段にて生成された情報音波信
号を他の音波信号に重畳させる音声信号重畳手順とを備
え、該音声信号重畳手順にて得られた重畳音波信号を音
声出手段から出力させる制御手順を有するプログラムを
格納した記録媒体である。
【0029】請求項24記載の発明は、請求項12記載
の情報処理装置に用いられる記録媒体である。請求項2
5に記載された発明は、音波信号を入力する音声入力手
段と音波信号を出力する音声出力手段とを有する情報処
理装置に処理を行わせるためのプログラムを格納した記
録媒体において、情報の付加された音声帯域の第一の周
波数となる情報音波信号と他の音波信号とが重畳された
重畳音波信号音声が音声入力手段に入力されたときに、
該入力された重畳音波信号から当該第一の周波数の情報
音波信号を分離する音波分離手順と、該音波分離手順に
て分離された情報音波信号から付加されている情報を抽
出する情報抽出手順とを備え、該情報抽出手順にて抽出
された情報を処理するようにすると共に、音声帯域の第
二の周波数となる音波信号に情報処理の結果得られた情
報を付加して当該第二の周波数の情報音波信号を生成す
る信号生成手順と、該信号生成手順にて生成された情報
音波信号を他の音波信号に重畳させる音声信号重畳手順
とを備え、該音声信号重畳手順にて得られた重畳音波信
号を音声出手段から出力させるプログラムを格納した記
録媒体である。
【0030】請求項25記載の発明は、請求項14記載
の情報処理装置に用いられる記録媒体である。
【0031】
【発明の実施の形態】最近のパソコンシステムは、音声
入力機能を標準で装備している。このパソコンで扱える
音声の帯域は、音楽の再生できる高域の周波数にまで延
び20KHz以上までの音声信号を扱うことができる。
一方、15KHz を越すような高周波の音声(超音波で
なく)は、個人差もあるものの、人間の耳に反応しにく
く、低いレベルの音であれば音の存在が感知されない場
合が多い。
【0032】以下本発明の実施の形態について図を用い
て説明する。図1は、高周波の音声周波数の音声信号を
用いてパソコンを制御する例である。パソコン10は、
スピーカ101、マイク102を標準装備している。な
お、図示しないが、パソコンとして機能するために、外
部との通信を行う音声通信ソフトウエア、アプリケーシ
ョンソフトウエア及びOS(Operating System)等を装
備している。スピーカ101は、高周波の音声周波数の
音波(情報音波信号)を送信する装置として機能し、マ
イク102は、高周波の音声周波数の音波(情報音波信
号)を受信する装置として機能する。マイク102で受
けた音波を、音声通信ソフトウエア、アプリケーション
プログラム及びOSを用いて、パソコン10の入力信号
とし、ゲーム等を行う。このスピーカ101及びマイク
102は、パソコンに標準装備されたスピーカ及びマイ
クでよい。
【0033】音声入出力装置(音声信号送受信機)20
は、スピーカ201、マイク203、操作キー203、
表示器204を有する。スピーカ201は、高周波の音
声周波数の音波を送信する装置として機能し、スピーカ
201の出力によりパソコン10を制御する。マイク2
02は、高周波の音声周波数の音波を受信する装置とし
て機能し、パソコン10からの高周波の音声周波数の音
波に含まれる情報を表示器204により表示する。これ
により、ハードとしては、音声入出力装置20を用意す
るだけで、パソコン10から離れた位置で、パソコン1
0に信号入力を行い、かつパソコン10から信号の出力
を受けることができる。
【0034】図2に音声出力装置(音声信号送信機)の
第1の例を示す。音声出力装置21は、スピーカ201
及び操作キー203を有する。扱い者は、操作キー20
3を操作して、パソコンを制御する。図3に、スピーカ
201を駆動する回路を示す。符号化回路212は、基
準発振器211の発信出力により駆動される。また、こ
の符号化回路212は、操作キー203によって制御さ
れるスイッチ213、214の状態に応じて、異なる符
号化を行う。この符号化回路212の出力は、スイッチ
215により、高周波発振器(例えば、15KHz 〜2
0KHz )216の出力をスイッチング(変調)する。
従って、符号化回路から出力されるパソコン10に対す
る入力信号によって断続された、高周波発振器216の
出力が、スピーカ201から出力される。
【0035】図4に音声入力装置(音声信号受信機)の
第1の例を示す。音声入力装置22は、マイク202及
び表示器204を有する。扱い者は、高周波の音声周波
数の音波を受信して、表示器204に受信音波に含まれ
る情報を表示する。図5に、音声入力装置の表示器を駆
動する回路を示す。マイク202で受信された高周波の
音声周波数の音波は、電気信号に変換され、帯域通過フ
ィルタ(例えば、15KHz 〜20KHz )により、不
要周波数成分が除去され(音声帯域の周波数であって
も、帯域通過フィルタ210を通過しない周波数は除去
される。)て復号化回路217に印加される。復号化回
路217は、基準発振器211の信号により駆動され
て、入力信号を復号し、その復号出力は表示器204を
駆動する。その結果、パソコン10から伝送された情報
が表示される。
【0036】図6に音声出力装置の第2の例を示す。音
声出力装置23は、スピーカ201及びセンサー205
を有する。センサー205が所定の状態を検知すると、
高周波の音声周波数の音波をスピーカ201より出力す
る。図7に音声入力装置の第2の例を示す。音声入力装
置24は、マイク202を有し、アクチエータ206を
駆動する。高周波の音声周波数の音波を受信して、アク
チエータ206に信号を送り、例えば、ロボットを制御
する。図8に、音声入力装置のアクチエータを駆動する
回路を示す。アクチエータ206以外は、図5と同じで
あるので、その説明は省略する。
【0037】図9に応用例として、セキュリティ確保の
ために使用される使用者認証システを説明する。パソコ
ン10に対して、コントローラ30を有する扱い者が使
用権の確認を行う。扱い者は、使用権の確認を得た後に
パソコンを使用する。コントローラ30は、音声入力装
置と音声出力装置を有し、復号回路と符号回路とを内蔵
する。パソコン10は、ソフトウエアとして、GUI
(Graphical User Interface)33、認証アプリケ
ーション32及び音声通信ソフトウエア31を有する。
扱い者は、パソコン10を利用するにあたり、まず本人
のID等をパソコン10に送信する。パソコン10は、
そのID等を認識し、当該パソコン10を使用する権利
を有する者か否かを判断する。パソコン10の使用を許
可した認証済の者のID等の場合、パソコンの使用を許
可し、そうでない場合は、パソコンの使用を禁止する。
【0038】その動作の概要を図10に示す。 パソコン
10において、マイクの入力待ち301の状態から、マ
イク102に入力がある302とマイク102で検出し
た音声信号の高周波成分を切り出す(図5におけるフィ
ルタ210の機能に相当する)303。その音声信号に
含まれるID信号を使用権認証済データベース305の
ID信号と比較する(コードパターンの認識をする)こ
とにより、そのIDが当該パソコン10を使用する権利
を有する者か否かを判断する。一致すれば、既に使用権
を認証済であるから、パソコン10の使用を許可する3
06。一方、一致しなければ、パソコン10への、その
後のアクセスを禁止する307。
【0039】図11に別の応用例として、パソコンのマ
ルチユーザによる対話又は競合の操作を行うマルチリモ
ートコントローラシステムの概要を説明する。パソコン
10にコントローラA及びコントローラBを有するシス
テムである。コントローラAは、例えば、17KHz の
音波を、パソコン10に対して送信し、コントローラB
は、例えば、19KHz の音波を、パソコン10に対し
て送信する。各コントローラは、音波を用いてパソコン
10に対する信号を入力し、例えば、二人でゲーム等を
行う。
【0040】図12に本発明で使用される音声出力装置
の例を示す。音声出力装置は、スイッチ501、チャタ
リング除去回路502、ワンショットパルス発生回路5
03、レジスタ504、オア回路505、基準発振器5
06、タイミング信号発生器507、スタートビット生
成・ストップビット生成・エラーコレクトコード生成回
路508、パラレルシリアルレジスタ509、高周波発
振器510、ミキサー511、増幅器512、アナログ
スイッチ513及びスピーカ201より構成されてい
る。
【0041】スイッチ501は、複数のスイッチを有
し、パソコンに入力する信号(入力信号)に対応して、
所定のスイッチを閉じて、ハイレベル又はロウレベルの
信号をチャタリング除去回路502に印加する。チャタ
リング除去回路502は、チャタリングを除去して、そ
の出力をワンショットパルス発生回路503に印加す
る。ワンショットパルス発生回路503は、入力信号を
所定の幅のパルスにして、レジスタ504及びオア回路
505に印加する。レジスタ504には、送信すべき信
号(入力信号)が記憶される。レジスタ504に記憶さ
れた信号は、スタートビット生成・ストップビット生成
・エラーコレクトコード生成回路508により、スター
トビット、ストップビット及びエラーコレクトコードが
付加されてパラレルシリアルレジスタ509に記憶され
る。レジスタ504及びレジスタ509のロードとシフ
トは、基準発振器506のクロックによって行われる
が、その基準発振器506の出力は、タイミング信号発
生器507によって、そのタイミングが調整される。パ
ラレルシリアルレジスタ509に記憶された信号は、直
列信号として読み出され、変調器として機能するアナロ
グスイッチ513を制御する。アナログスイッチ513
には、高周波発振器510の出力が印加されているの
で、ミキサー511には、パラレルシリアルレジスタ5
09に記憶された信号によって、高周波発振器510の
出力を断続した信号が印加される。ミキサー511で他
の音声出力(例えば、所定の可聴周波数の音波以外に、
送信している音波に関する扱い者に対する情報又はBG
M等)と合成され、増幅器512で増幅され、スピーカ
201を駆動し、パソコンに音声信号が伝送される。
【0042】これにより、スイッチ501で設定された
信号が、高周波の音声周波数の音波に変換され、スピー
カ201から出力される。なお、アナログスイッチ51
3を駆動する信号として、図12に記載された信号に限
らず、任意の信号を用いることができる。また、図12
では、高周波発振器510の出力をON・OFFした
が、高周波発振器を二つ設け、その出力を切り替えて、
変調してもよい。
【0043】図13に本発明で使用される音声入力装置
の例を示す。音声入力装置は、マイク102、バンドパ
スフィルタ601、波形整形回路602、シリアルイン
レジスタ603、基準発振器604、タイミング信号発
生回路605、スタートビット/ストップビット検出・
エラー訂正回路606、レジスタ607、エンコード6
08及び数字表示器609により構成される。
【0044】受信した高周波の音声周波数の音波は、マ
イク102により電気信号に変換され、該電気信号は、
バンドパスフィルタ601により不要帯域の信号成分が
除去され、波形整形回路602に印加される。波形整形
回路602で、電気信号は、波形整形されシリアルイン
レジスタ603に印加される。シリアルインレジスタ6
03に記憶された信号は、パラレル信号として出力さ
れ、スタートビット/ストップビット検出・エラー訂正
回路606に印加される。スタートビット/ストップビ
ット検出・エラー訂正回路606では、信号に含まれる
スタートビット及びストップビットを検出し、エラー訂
正を行って、訂正された信号をレジスタ607に印加す
る。レジスタ607の信号は、エンコード608を介し
て、数字表示器609により表示される。なお、シリア
ルレジスタ603及びレジスタ607は、タイミング信
号発生器605で調整された基準発振器604のクロッ
クにより、駆動される。
【0045】これにより、マイク102で受信された高
周波の音声周波数の音波に含まれる情報が変換され、数
字表示器609により表示される。なお、信号として、
表示信号以外の任意の信号を用いることができる。更
に、図12と図163を組み合わせて、音声入力装置と
することもできる。図14に本発明の図1のパソコン等
で使用される符号化ソフトウエアのフローの例を示す。
シンセサイザ(図示せず)からの18KHz の正弦波の
音波であって、コード信号により断続された音波を送信
する例を説明する。まず、パソコン上の他の音声出力を
ミュートする701。その後、送信する信号の設定を行
う。最初に音波の波形を正弦波に設定する702。次い
で、音波の周波数を18KHz に設定し703、楽音の
テンポを設定する704。次いで制御すべき内容に応じ
て、コードを入力し705、スタートビット・ストップ
ビット・エラーコレクトコードを生成し、前記コードに
付加する706。その後、スタートビット・ストップビ
ット・エラーコレクトコードが付加されたコードに従っ
て、18KHzの正弦波(楽音)と休符を組み合わせた
リズムパターンを生成し707、リズム発生をスタート
し708、スピーカ201から音波を送出する。スピー
カ201からの音楽により、エアコン等の機器が制御さ
れる。
【0046】図15に本発明における復号化ソフトウエ
アのフロー図の例を示す。ソフトウエアにより受信した
正弦波信号を復号する例である。図15(A)がメイン
のフローであり、図15(B)は、図15(A)のステ
ップ802に関係するフィルタ処理を示す。まず、音声
信号の帯域をワーク2のメモリに設定(カットオフ周波
数等のパラメータを、フィルタの次数分設定する)する
801。図15(B)で処理されたフィルタ処理済みの
波形を読み込む802。次の読み込みのために、読み込
みポインタを更新する803。信号からスタートビット
及びストップ信号を検出する804、805。その後、
エラーコレクトコードにより、エラー検出・訂正を行う
806、807。訂正された信号部分をコード変換し8
08、コード出力を得る809。続行か否かを判断し、
続行しない場合は、終了する810。
【0047】次に、図15(A)のフロー802のフィ
ルタ処理に関する図15(B)のフローを説明する。音
声サンプルリング周期毎に1回タイマ割り込みを行いフ
ィルタ処理を行う。受信した波形をワーク1のメモリに
書込み、書込みポインタを1増加する。次のフィルタ処
理のために、入力波形のポインタ、ワーク1の読込みポ
インタ及びワーク2の読込みポインタをそれぞれ1増加
する812、813、814。フィルタ処理、つまり、
Σワーク1×ワーク2の計算(読込んだポインタをフィ
ルタの次数分積算する)を行い、その結果をフィルタ済
み波形に記録する815。出力ポインタを1増加する。
この波形をフィルタ済み波形という。
【0048】図16にマルチリモートコントローラシス
テムに適用した場合(例えば、図11のような二人で行
うゲーム)の、パソコン側のソフトウエアのフローを説
明する。この場合において、コントローラAの周波数と
して、例えば、17KHz を使用し、コントローラBの
周波数として、例えば、19KHz を使用する。タスク
Aは、コントローラAのメインのフローであり、タスク
Cは、タスクAのフィルタ処理に対応するものである。
同じように、タスクBは、コントローラBのメインのフ
ローであり、タスクDは、タスクBのフィルタ処理に対
応するものである。
【0049】タスクAについてについて説明する(基本
的動作は、図15(A)と同じ))。まず、コントロー
ラAの使用周波数である17KHz にバンドパスフィル
タの定数をワーク2に設定する901。タスクCの結果
が書込まれたワーク5を読込む902(フィルタ処理を
した結果が書込まれたワーク2の内容を読み込む)。受
信信号からスタートビット及びストップ信号を検出し、
さらに、エラーコレクトコードにより、エラー検出・訂
正を行う903。訂正された信号部分をコード変換し、
コード出力を得る904。このコード出力でパソコン1
0を制御する。
【0050】次に、タスクDについてについて説明する
(基本的動作は、図15(B)と同じ)。受信した波形
をワーク1のメモリに順次読込む909。次のフィルタ
処理のために、入力波形のポインタ等の各ポインタをそ
れぞれ1増加する910。フィルタ処理、つまり、Σワ
ーク1×ワーク2の計算(読込んだポインタをフィルタ
の次数分積算する)を行い、その結果をワーク5に出力
する911。
【0051】タスクBとタスクDは、タスクA及びタス
クCと周波数が異なるだけで、他は同じであるから、説
明は省略する。図9の認証システムに適用した場合の、
パソコン側のソフトウエアのフローを図17を用いて説
明する。この場合において、図14(符号化ソフトウエ
アのフロー図)及び図15(復号化ソフトウエアのフロ
ー図)のフローを一部使用して説明する。
【0052】まず、図14の符号化ソフトウエアを用い
て「input your ID」というコード列を送出する10
01。(これをコントローラ30が音波により送出し、
扱い者は、扱い者のIDを音波により送出する。これ
を、パソコン10は、マイク102で受信する。)図1
5の復号化ソフトウエアを用いて、扱い者のIDを受け
取る1002。このIDが、使用権認証済データベース
に存在するか否かを調べる1003。そのデータベース
に存在しない場合は、エラー表示を行い、やり直すか又
は終了する1009、1010。IDが、使用権認証済
データベースに存在する場合は、データベースからID
に相当するパスワードを読みとる1004。パソコン1
0は、図14の符号化ソフトウエアを用いて「input yo
ur password」というコード列を送出する1005。図
15の復号化ソフトウエアを用いて、扱い者のパスワー
ドを受け取る1006。先のデータベースから得たパス
ワードとの一致をみる1007。パソコン10は、パス
ワードが一致した場合、パソコンの使用を許可し100
8、そうでない場合は、パソコンの使用を禁止する10
11。
【0053】図18に、本発明に用いられる記録媒体に
ついて説明する。本発明に用いられる記録媒体は、プロ
グラム提供者の記録媒体40、CD−RO等の外部記憶
装置41として存在する。また、この記録媒体に記憶さ
れたプログラムは、適当な手段を用いて、情報処理装置
10のメモリにロードされ、主記憶装置上で実行され
る。
【0054】本発明は、パソコンに標準装備されている
音声入力機能を使用するので、超音波のリモコンのよう
に、そのための専用の受信機が必要でない。本発明は、
超音波のように指向性のない、音波を使用しているの
で、方向をあまり気にせずに扱うことができる。本発明
は、音声入出力における信号の送信時に、音波情報に関
する情報を、並行して、扱い者が聞くことができ、確実
な入出力が行える。
【0055】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を実現することができる。請求項1及び9記
載の発明によれば、情報出力信号を所定周波数の情報音
波信号として、送信することにより、離れた位置から簡
便・安価に情報入力装置又は情報処理装置で信号を送信
することができる。
【0056】請求項2及び10記載の発明によれば、所
定周波数の情報音波信号に付加された入力情報を受信す
ることにより、離れた位置から簡便・安価に情報入力装
置又は情報処理装置で信号を受信して、信号入力するこ
とができる。請求項3及び11記載の発明によれば、音
声入出力装置又は情報処理装置は、所定周波数の情報音
波信号を用いて、入出力情報を送受信することにより、
離れた位置から簡便・安価に信号の送信及び受信を行
い、情報信号の入出力を行うことができる。
【0057】請求項4及び12記載の発明によれば、音
声出力として、所定の可聴周波数の音波以外に、別の音
声又は楽音(送信している情報音波信号に関する扱い者
に対する情報の伝達、BGM等)を送信し、離れた位置
の他装置と扱い者に、同時に、情報音波信号を伝送する
ことができる。請求項5及び13記載の発明によれば、
情報処理装置のマイクに所定の可聴周波数の音波以外の
可聴周波数の音波が送信されても、所定の可聴周波数を
分離することにより、所望の音波以外の音波が存在する
環境下であっても、離れた位置から簡便・安価に情報処
理装置に音声信号を入力することができる。
【0058】請求項6及び14記載の発明によれば、所
定の可聴周波数の音波以外に、別の音声信号をも含めた
音波を送受信し、離れた位置の入出力装置とその扱い者
に、同時に、情報音波信号を伝送することができる。請
求項7記載の発明によれば、表示信号を情報音波信号に
付加して送信し、離れた位置から簡便・安価に表示装置
を駆動することができる。
【0059】請求項8記載の発明によれば、制御信号を
情報音波信号に付加して送信し、離れた位置から簡便・
安価に制御装置を駆動することができる。請求項15記
載の発明によれば、スタートビット、ストップビット及
びエラーコレクトコードの少なくとも一つを付加する手
段等の符号化手段を設けることにより、確実にかつ誤り
なく、情報音波信号を伝送することができる。
【0060】請求項16記載の発明によれば、スタート
ビット検出、ストップビット検出、エラー検出・訂正の
少なくとも一つを行う手段等の復号化手段を設けること
により、確実にかつ誤りなく、情報音波信号を受信する
ことができる。請求項17記載の発明によれば、1台の
パソコンを使用して、複数の利用者が、所定周波数の情
報音波信号を用いて、マルチリモートコントローラシス
テムを構築することができる。
【0061】請求項18及び19記載の発明によれば、
セキュリティ確保のための使用者認証システを構築する
ことができる。請求項20〜25記載の発明は、所定周
波数の情報音波信号を用いて、入出力情報を送受信する
ことにより、離れた位置から簡便・安価に信号の送信及
び受信を行い、情報信号の入出力を行うことができる情
報処理装置に用いられる記録媒体を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】高周波の音声周波数の音声信号を用いてパソコ
ンを制御する例を説明するための図である。
【図2】音声出力装置の例(その1)を説明するための
図である。
【図3】音声出力装置の例(その1)の駆動回路を説明
するための図である。
【図4】音声入力装置の例(その1)を説明するための
図である。
【図5】音声入力装置の例(その1)の表示器の駆動回
路を説明するための図である。
【図6】音声出力装置の例(その2)を説明するための
図である。
【図7】音声入力装置の例(その2)を説明するための
図である。
【図8】音声入力装置の例(その2)のアクチエータを
駆動する回路を説明するための図である。
【図9】セキュリティ確保のために使用される使用者認
証システを説明するための図である。
【図10】使用者認証システの動作概要フロー図であ
る。
【図11】マルチリモートコントローラシステムの概要
を説明するための図である。
【図12】本発明で使用される音声出力装置の回路構成
の例である。
【図13】本発明で使用される音声入力装置の回路構成
の例(表示を行う場合)である。
【図14】本発明における符号化ソフトウエアのフロー
図の例である。
【図15】本発明における復号化ソフトウエアのフロー
図の例である。
【図16】本発明に用いられるマルチリモートコントロ
ーラシステムのパソコン側のソフトウエアのフロー図の
例である。
【図17】本発明の認証に用いられるパソコン側のソフ
トウエアのフロー図の例である。
【図18】本発明において使用する記録媒体を説明する
ための図である。
【符号の説明】
10 パソコン 101、201 スピーカ 102、202 マイク 20 音声入出力装置 203 操作キー 204 表示器 205 センサー 206 アクチエータ 21、23 音声出力装置 210、601 フィルタ 211、506、604 基準発振器 212 符号化回路 213、214 ディジタルスイッチ 215、513 アナログスイッチ 216、510 高周波発振器 217 復号化回路 22、24 音声入力装置 30 コントローラ

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音波を用いて情報出力を行う音声出力装
    置において、 1つ又は複数の所定周波数となる音波信号に出力すべき
    情報を付加して当該所定周波数の情報音波信号を生成す
    る信号生成手段と、 該信号生成手段にて生成された情報音波信号を送信する
    送信手段とを備えた音声出力装置。
  2. 【請求項2】 音波を用いて情報の取り込みを行う音声
    入力装置において、 情報の付加された1つ又は複数の所定周波数となる情報
    音波信号を受信する受信手段と、 該受信手段にて受信された情報音波信号から付加されて
    いる情報を抽出する情報抽出手段とを備えた音声入力装
    置。
  3. 【請求項3】 音波を用いて情報出力及び情報の取り込
    みを行う音声入出力装置において、 音声帯域の第一の周波数となる音波信号に出力すべき情
    報を付加して当該第一の周波数の情報音波信号を生成す
    る信号生成手段と、 該信号生成手段にて生成された情報音波信号を送信する
    送信手段と、 情報の付加された音声帯域の第二の周波数となる情報音
    波信号を受信する受信手段と、 該受信手段にて受信された情報音波信号から付加されて
    いる情報を抽出する情報抽出手段とを備えた音声入出力
    装置。
  4. 【請求項4】 音波を用いて情報出力を行う音声出力装
    置において、 1つ又は複数の所定周波数となる音波信号に出力すべき
    情報を付加して当該所定周波数の情報音波信号を生成す
    る信号生成手段と、 該信号生成手段にて生成された情報音波信号を他の音波
    信号に重畳させる音声信号重畳手段と、 該音声信号重畳手段にて得られた重畳音波信号を送信す
    る送信手段とを備えた音声出力装置。
  5. 【請求項5】 音波を用いて情報の取り込みを行う音声
    入力装置において、 情報の付加された1つ又は複数の所定周波数となる情報
    音波信号と他の音波信号とが重畳された重畳音波信号を
    受信する受信手段と、 該受信手段にて受信された情報音波信号から当該所定周
    波数の情報音波信号を分離する音波分離手段と、 該音波分離手段にて分離された情報音波信号から付加さ
    れている情報を抽出する情報抽出手段とを備えた音声入
    力装置。
  6. 【請求項6】 音波を用いて情報出力及び情報の取り込
    みを行う音声入出力装置において、 音声帯域の第一の周波数となる音波信号に出力すべき情
    報を付加して当該第一の周波数の情報音波信号を生成す
    る信号生成手段と、 該信号生成手段にて生成された情報音波信号を他の音波
    信号に重畳させる音声信号重畳手段と、 該音声信号重畳手段にて得られた重畳音波信号を送信す
    る送信手段と、 情報の付加された音声帯域の第二の周波数となる情報音
    波信号と他の音波信号とが重畳された重畳音波信号を受
    信する受信手段と、 該受信手段にて受信された重畳音波信号から第二の周波
    数の情報音波信号を分離する音波分離手段と、 該音波分離手段にて分離された情報音波信号から付加さ
    れている情報を抽出する情報抽出手段とを備えた音声入
    力装置。
  7. 【請求項7】 請求項2又は5記載の音声入力装置にお
    いて、 上記情報音波信号は、表示信号であり、 前記情報抽出手段により抽出された表示信号により表示
    装置を駆動するようにした音声入力装置。
  8. 【請求項8】 請求項2又は5記載の音声入力装置にお
    いて、 上記情報音波信号は、制御信号であり、 前記情報抽出手段により抽出された表示信号により制御
    装置を駆動するようにした音声入力装置。
  9. 【請求項9】 音波信号を出力する音声出力手段を有す
    る情報処理装置において、 1つ又は複数の所定周波数となる音波信号に情報処理の
    結果得られた情報を付加して当該所定周波数の情報音波
    信号を生成する信号生成手段を有し、 該信号生成手段にて生成された情報音波信号を音声出力
    手段から出力するようにした情報処理装置。
  10. 【請求項10】 音波信号を入力する音声入力手段を有
    する情報処理装置において、 情報の付加された1つ又は複数の所定周波数となる情報
    音波信号が音声入力手段に入力されたときに、該入力さ
    れた情報音波信号から付加されている情報を抽出する情
    報抽出手段を有し、 該情報抽出手段にて抽出された情報を処理するようにし
    た情報処理装置。
  11. 【請求項11】 音波信号を入力する音声入力手段と音
    波信号を出力する音声出力手段とを有する情報処理装置
    において、 情報の付加された音声帯域の第一の周波数となる情報音
    波信号が音声入力手段に入力されたときに、該入力され
    た情報音波信号から付加されている情報を抽出する情報
    抽出手段を有し、 該情報抽出手段にて抽出された情報を処理するように構
    成すると共に、 音声帯域の第二の周波数となる音波信号に情報処理の結
    果得られた情報を付加して当該第二の周波数の情報音波
    信号を生成する信号生成手段を有し、 該信号生成手段にて生成された情報音波信号を音声出力
    手段から出力するようにした情報処理装置。
  12. 【請求項12】 音波信号を出力する音声出力手段を有
    する情報処理装置において、 1つ又は複数の所定周波数となる音波信号に情報処理の
    結果得られた情報を付加して当該所定周波数の情報音波
    信号を生成する信号生成手段と、 該信号生成手段にて生成された情報音波信号を他の音波
    信号に重畳させる音声信号重畳手段とを備え、 該音声信号重畳手段にて得られた重畳音波信号を音声出
    手段から出力するようにした情報処理装置。
  13. 【請求項13】 音波信号を入力する音声入力手段を有
    する情報処理装置において、 情報の付加された1つ又は複数の所定周波数となる情報
    音波信号と他の音波信号とが重畳された重畳音波信号音
    声が音声入力手段に入力されたときに、 該入力された重畳音波信号から当該所定周波数の情報音
    波信号を分離する音波分離手段と、 該音波分離手段にて分離された情報音波信号から付加さ
    れている情報を抽出する情報抽出手段とを備え、該情報
    抽出手段にて抽出された情報を処理するようにした情報
    処理装置。
  14. 【請求項14】 音波信号を入力する音声入力手段と音
    波信号を出力する音声出力手段とを有する情報処理装置
    において、 情報の付加された音声帯域の第一の周波数となる情報音
    波信号と他の音波信号とが重畳された重畳音波信号が音
    声入力手段に入力されたときに、該入力された重畳音波
    信号から当該第一の周波数の情報音波信号を分離する音
    波分離手段と、 該音波分離手段にて分離された情報音波信号から付加さ
    れている情報を抽出する情報抽出手段とを備え、該情報
    抽出手段にて抽出された情報を処理するように構成する
    と共に、 音声帯域の第二の周波数となる音波信号に情報処理の結
    果得られた情報を付加して当該第二の周波数の情報音波
    信号を生成する信号生成手段と、 該信号生成手段にて生成された情報音波信号を他の音波
    信号に重畳させる音声信号重畳手段とを備え、 該音声信号重畳手段にて得られた重畳音波信号を音声出
    手段から出力するようにした情報処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項9、11,12又は14記載の
    情報処理装置において、 音波の波形を設定する手段と送信音波の周波数を設定す
    る手段と楽音のテンポを設定する手段とスタートビッ
    ト、ストップビット及びエラーコレクトコードの少なく
    とも一つを付加する手段を更に有する情報処理装置。
  16. 【請求項16】 請求項10、11,13又は14記載
    の情報処理装置において、 フィルタ処理手段とフィルタ済み波形読込み手段と読込
    みポインタ更新手段とスタートビット検出、ストップビ
    ット検出、エラー検出・訂正の少なくとも一つを行う手
    段とコード変換手段とコード出力手段とを有する情報処
    理装置。
  17. 【請求項17】 請求項10又は13記載の情報処理装
    置において、 前記音声入力手段は、複数のコントローラからの情報音
    波信号を受信するようにした情報処理装置。
  18. 【請求項18】 請求項11又は14記載の情報処理装
    置において、 情報音波信号から抽出された情報に基づいて、情報提供
    者の認証を行う認証処理手段を有する情報処理装置。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の情報処理装置におい
    て、 前記信号生成手段は、認証処理手段での処理結果を音声
    帯域の第二の周波数となる音波に付加するようにした情
    報処理装置。
  20. 【請求項20】 音波信号を入力する音声入力手段を有
    する情報処理装置に処理を行わせるためのプログラムを
    格納した記録媒体において、 情報の付加された1つ又は複数の所定周波数となる情報
    音波信号が音声入力手段に入力されたときに、該入力さ
    れた情報音波信号から付加されている情報を抽出する情
    報抽出手順を有し、該情報抽出手順にて抽出された情報
    を処理するようにしたプログラムを格納した記録媒体。
  21. 【請求項21】 音波信号を出力する音声出力手段を有
    する情報処理装置に処理を行わせるためのプログラムを
    格納した記録媒体において、 1つ又は複数の所定周波数となる音波信号に情報処理の
    結果得られた情報を付加して当該所定周波数の情報音波
    信号を生成する信号生成手順を有し、該信号生成手順に
    て生成された情報音波信号を音声出力手段から出力させ
    る制御手順とを有するプログラムを格納した記録媒体。
  22. 【請求項22】 音波信号を入力する音声入力手段と音
    波信号を出力する音声出力手段とを有する情報処理装置
    に処理を行わせるためのプログラムを格納した記録媒体
    において、 情報の付加された音声帯域の第一の周波数となる情報音
    波信号が音声入力手段に入力されたときに、該入力され
    た情報音波信号から付加されている情報を抽出する情報
    抽出手順を有し、 該情報抽出手順にて抽出された情報を処理するようにす
    ると共に、 音声帯域の第二の周波数となる音波信号に情報処理の結
    果得られた情報を付加して当該第二の周波数の情報音波
    信号を生成する信号生成手順と、 該信号生成手順にて生成された情報音波信号を音声出力
    手段から出力させる制御手順とを有するプログラムを格
    納した記録媒体。
  23. 【請求項23】 音波信号を入力する音声入力手段を有
    する情報処理装置に処理を行わせるためのプログラムを
    格納した記録媒体において、 情報の付加された1つ又は複数の所定周波数となる情報
    音波信号と他の音波信号とが重畳された重畳音波信号が
    音声入力手段に入力されたときに、 該入力された重畳音波信号から当該所定周波数の情報音
    波信号を分離する音波分離手順と、 該音波分離手順にて分離された情報音波信号から付加さ
    れている情報を抽出する情報抽出手順とを備え、該情報
    抽出手順にて抽出された情報を処理するようにしたプロ
    グラムを格納した記録媒体。
  24. 【請求項24】 音波信号を出力する音声出力手段を有
    する情報処理装置に処理を行わせるためのプログラムを
    格納した記録媒体において、 1つ又は複数の所定周波数となる音波信号に情報処理の
    結果得られた情報を付加して当該所定周波数の情報音波
    信号を生成する信号生成手順と、 該信号生成手段にて生成された情報音波信号を他の音波
    信号に重畳させる音声信号重畳手順とを備え、 該音声信号重畳手順にて得られた重畳音波信号を音声出
    手段から出力させる制御手順を有するプログラムを格納
    した記録媒体。
  25. 【請求項25】 音波信号を入力する音声入力手段と音
    波信号を出力する音声出力手段とを有する情報処理装置
    に処理を行わせるためのプログラムを格納した記録媒体
    において、 情報の付加された音声帯域の第一の周波数となる情報音
    波信号と他の音波信号とが重畳された重畳音波信号音声
    が音声入力手段に入力されたときに、該入力された重畳
    音波信号から当該第一の周波数の情報音波信号を分離す
    る音波分離手順と、 該音波分離手順にて分離された情報音波信号から付加さ
    れている情報を抽出する情報抽出手順とを備え、該情報
    抽出手順にて抽出された情報を処理するようにすると共
    に、 音声帯域の第二の周波数となる音波信号に情報処理の結
    果得られた情報を付加して当該第二の周波数の情報音波
    信号を生成する信号生成手順と、 該信号生成手順にて生成された情報音波信号を他の音波
    信号に重畳させる音声信号重畳手順とを備え、 該音声信号重畳手順にて得られた重畳音波信号を音声出
    手段から出力させるプログラムを格納した記録媒体。
JP10223041A 1998-08-06 1998-08-06 音波を用いて信号入力又は信号出力を行う音声入力装置、音声出力装置、音声入出力装置及び情報処理装置並びに該情報処理装置において用いられる記録媒体 Withdrawn JP2000056872A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10223041A JP2000056872A (ja) 1998-08-06 1998-08-06 音波を用いて信号入力又は信号出力を行う音声入力装置、音声出力装置、音声入出力装置及び情報処理装置並びに該情報処理装置において用いられる記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10223041A JP2000056872A (ja) 1998-08-06 1998-08-06 音波を用いて信号入力又は信号出力を行う音声入力装置、音声出力装置、音声入出力装置及び情報処理装置並びに該情報処理装置において用いられる記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000056872A true JP2000056872A (ja) 2000-02-25

Family

ID=16791926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10223041A Withdrawn JP2000056872A (ja) 1998-08-06 1998-08-06 音波を用いて信号入力又は信号出力を行う音声入力装置、音声出力装置、音声入出力装置及び情報処理装置並びに該情報処理装置において用いられる記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000056872A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011041240A (ja) * 2009-08-18 2011-02-24 Askey Computer Corp 音声トリガ制御装置およびその方法
CN103198823A (zh) * 2012-01-06 2013-07-10 雅马哈株式会社 演奏设备和演奏程序
KR101480655B1 (ko) 2013-12-26 2015-01-09 현대자동차주식회사 스피커를 이용한 사용자 인터페이스 장치 및 그 방법
US9006551B2 (en) 2008-07-29 2015-04-14 Yamaha Corporation Musical performance-related information output device, system including musical performance-related information output device, and electronic musical instrument
US9029676B2 (en) 2010-03-31 2015-05-12 Yamaha Corporation Musical score device that identifies and displays a musical score from emitted sound and a method thereof
US9040801B2 (en) 2011-09-25 2015-05-26 Yamaha Corporation Displaying content in relation to music reproduction by means of information processing apparatus independent of music reproduction apparatus
EP3246807A4 (en) * 2015-01-15 2018-08-29 Xiaomi Inc. Method and apparatus for triggering execution of operation instruction
WO2020246751A1 (ko) * 2019-06-04 2020-12-10 주식회사 뮤즈라이브 초음파를 이용한 인증 정보 전송 장치

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9006551B2 (en) 2008-07-29 2015-04-14 Yamaha Corporation Musical performance-related information output device, system including musical performance-related information output device, and electronic musical instrument
JP2011041240A (ja) * 2009-08-18 2011-02-24 Askey Computer Corp 音声トリガ制御装置およびその方法
US9029676B2 (en) 2010-03-31 2015-05-12 Yamaha Corporation Musical score device that identifies and displays a musical score from emitted sound and a method thereof
US9524706B2 (en) 2011-09-25 2016-12-20 Yamaha Corporation Displaying content in relation to music reproduction by means of information processing apparatus independent of music reproduction apparatus
US9040801B2 (en) 2011-09-25 2015-05-26 Yamaha Corporation Displaying content in relation to music reproduction by means of information processing apparatus independent of music reproduction apparatus
CN103198823A (zh) * 2012-01-06 2013-07-10 雅马哈株式会社 演奏设备和演奏程序
JP2013141168A (ja) * 2012-01-06 2013-07-18 Yamaha Corp 演奏装置及び演奏プログラム
US9082382B2 (en) 2012-01-06 2015-07-14 Yamaha Corporation Musical performance apparatus and musical performance program
KR101480655B1 (ko) 2013-12-26 2015-01-09 현대자동차주식회사 스피커를 이용한 사용자 인터페이스 장치 및 그 방법
US9549235B2 (en) 2013-12-26 2017-01-17 Hyundai Motor Company User interface apparatus using speaker and method thereof
EP3246807A4 (en) * 2015-01-15 2018-08-29 Xiaomi Inc. Method and apparatus for triggering execution of operation instruction
WO2020246751A1 (ko) * 2019-06-04 2020-12-10 주식회사 뮤즈라이브 초음파를 이용한 인증 정보 전송 장치
US11308192B2 (en) 2019-06-04 2022-04-19 Muzlive Inc. Device for transmitting authentication information by using ultrasonic waves

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8616973B2 (en) System and method for control by audible device
TWI574256B (zh) 互動節拍特效系統及互動節拍特效處理方法
US10551973B2 (en) Method of controlling a mobile device
JP2000056872A (ja) 音波を用いて信号入力又は信号出力を行う音声入力装置、音声出力装置、音声入出力装置及び情報処理装置並びに該情報処理装置において用いられる記録媒体
US20040264713A1 (en) Adaptive audio communication code
WO2001050454A1 (fr) Regleur de dispositif, systeme de reglage de dispositif et support enregistre comportant le programme de reglage de dispositif
CN103731711A (zh) 智能电视对于操作的执行方法和系统
KR20060051160A (ko) 사용자 특정 방법, 사용자 특정 장치, 전자 기기 및 기기시스템
JP2002215195A5 (ja)
JP5489537B2 (ja) 音響再生システム、音響再生装置、及びそれらの制御方法
JPH099369A (ja) 入力装置
JP2007329878A (ja) リモートコントロールシステム
KR100775131B1 (ko) 오디오 신호에 따른 로봇 제어 방법 및 장치
CN106598273B (zh) 开发者模式启动方法、装置及电子设备
KR200240553Y1 (ko) 원격제어 컴퓨터의 음성인식 시스템_
JP6346245B2 (ja) 玩具システム、玩具体の制御方法、及びプログラム
JP3945433B2 (ja) 電子音楽装置及び電子楽器並びに制御プログラム
JP2004348275A (ja) 処理内容指定装置、入力方法及びデータ処理装置
JP4547925B2 (ja) 統合ファイル作成装置及び統合ファイル作成システム
JP2006330090A (ja) 電子機器、画像表示装置、および、電子機器操作システム
WO2019176441A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
WO2018003225A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
CN114613352A (zh) 指令输入方法、装置、发送端、接收端和存储介质
JPH10161900A (ja) 情報処理装置および方法
JP2006171083A (ja) マイクロホンおよびマイクロホンシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20051101