JP2000052333A - 樹脂注入機 - Google Patents

樹脂注入機

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JP2000052333A
JP2000052333A JP10221856A JP22185698A JP2000052333A JP 2000052333 A JP2000052333 A JP 2000052333A JP 10221856 A JP10221856 A JP 10221856A JP 22185698 A JP22185698 A JP 22185698A JP 2000052333 A JP2000052333 A JP 2000052333A
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JP
Japan
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mixing
discharge
duct
raw material
discharge openings
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JP10221856A
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Yoshihiro Yanagimoto
嘉弘 柳本
Hiromi Morizaki
浩美 森崎
Masateru Ito
真輝 伊藤
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B7/00Mixing; Kneading
    • B29B7/74Mixing; Kneading using other mixers or combinations of mixers, e.g. of dissimilar mixers ; Plant
    • B29B7/76Mixers with stream-impingement mixing head
    • B29B7/7663Mixers with stream-impingement mixing head the mixing head having an outlet tube with a reciprocating plunger, e.g. with the jets impinging in the tube
    • B29B7/7684Parts; Accessories
    • B29B7/7689Plunger constructions
    • B29B7/7694Plunger constructions comprising recirculation channels; ducts formed in the plunger
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】円滑に混合液を混合して吐出して、泡がみ等の
発生を抑制出来る樹脂注入機を提供する。 【解決手段】複数の供給ダクト8,9と連通する第1,
第2ミキシングチャンバー23a,23a内で、供給ダ
クト8,9から供給される原料を混合する第1,第2ミ
キシングヘッド21,22と、第1,第2ミキシングヘ
ッド21,22の第1,第2ミキシングチャンバー23
a,23aの吐出開口23c,23dと連通して、吐出
開口23c,23d連通方向と略直交する延設軸方向を
有するダクト内空間部26bを設けている。吐出シリン
ダ26のダクト内空間部26bには、各第1,第2ミキ
シングチャンバー23a,23aが各々対向する位置に
形成される吐出開口23c,23dを介して連通されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、相互に反応し合
う液状成分を混合し且つ射出してフェノール,エポキシ
樹脂等の樹脂材料からなる部品を成型するためのミキシ
ングヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の樹脂注入機としては、特公昭55
−32526号公報に示すようなものが知られている。
【0003】このようなものでは、図3乃至図5に示す
ように、混合成型ヘッド本体1に混合室2が形成されて
いる。この混合室2は、吐出ダクト3に対して横向き
で、しかも、この吐出ダクト3から独立して形成されて
いて、出口部4を介して連通されるように構成されてい
る。
【0004】この吐出ダクト3内には、清除部材5が摺
動自在に配設されると共に、この清除部材5が、複動型
のシリンダ6のプランジャ7に連動して上昇,下降する
ように構成されている。
【0005】また、2つの原料を供給する供給ダクト
8,9は、オリフィス10,11によって混合室2に対
して各々直径方向で対向するように開口されている。
【0006】これらの供給ダクト8,9には、各々ニー
ドル弁12,13が設けられていて、前記混合室2内に
射出する原料の圧力を各々調整するように構成されてい
る。
【0007】更に、この混合成型ヘッド本体1内には、
各々原料を再循環させるダクト14,15が設けられて
いる。このダクト14,15は、ピストンロッド16と
共に、二重再循環弁部を構成し、作動シリンダ17内に
設けられたプランジャ18によって図中左,右方向へ摺
動移動される。このピストンロッド16の周面には、長
溝部19,20が形成されている。
【0008】次に、この従来例の樹脂注入機のミキシン
グヘッドの作用について説明する。
【0009】この従来のものでは、図4に示すように、
前記ピストンロッド16が、図中右側切り替え位置に存
在する状態では、前記供給ダクト8,9から供給される
各原料が、前記ニードル弁12,13及び長溝部19,
20を介して再循環用のダクト14,15方向へ挿通さ
れて、吐出ダクト3内へは供給されない。
【0010】この状態では、前記清掃部材5が、前記シ
リンダ6の作動によって下降し、出口部4塞ぐので、各
原料は、別々に再循環される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の樹脂注入機では、大容量の吐出量を得るた
め、吐出量が200kg未満のミキシングヘッドを複数
使用することとなる。このため、2個以上のミキシング
ヘッドでモールド内に、混合する樹脂を吐出した場合、
混合液同士の境界層が発生したり、或いは、泡がみが発
生してしまうといった問題があった。
【0012】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、円滑に混合液を混合して吐出して、泡がみ等の
発生を抑制出来る樹脂注入機を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本願発明の請求項1に記載されたものでは、複数の供給
ダクトと連通する混合室内で、該供給ダクトから供給さ
れる原料を混合するミキシングヘッドを複数有し、該複
数のミキシングヘッドの混合室の吐出開口と連通して、
該吐出開口連通方向と所定角度を呈して交わる延設軸方
向を有するダクト内空間部を設けると共に、該ダクト内
空間部の延設方向端部に形成された吐出口から、前記混
合された原料を吐出する樹脂注入機を特徴としている。
【0014】このように構成された請求項1記載の樹脂
注入機では、複数の供給ダクトから供給される原料が、
混合室内で混合されて、該複数のミキシングヘッドの混
合室の吐出開口からダクト内空間部の延設軸方向へ向け
て流入する。前記ダクト内空間部には、他のミキシング
ヘッドの混合室の吐出開口からも混合原料が流入してい
るので、各混合原料同士が衝突して、流入圧力を減少さ
せる。
【0015】このため、混合液同士の境界層が生じない
ようにアフターミキシングされて、スムースフローに
て、吐出される。
【0016】また、請求項2に記載されたものでは、前
記各吐出開口は、前記ダクト内空間部の側壁に、該相互
に対向する位置に形成されている請求項1記載の樹脂注
入機を特徴としている。
【0017】このように構成された請求項2記載のもの
では、前記ダクト内空間部の側壁に、該相互に対向する
位置に形成された各突出開口から、混合原料が突出する
ので、対向面側の側壁に衝突する前に各混合原料同士が
衝突して、突出圧力を減少させる。
【0018】このため、混合液同士の境界層が生じない
ようにアフターミキシングされると共に、泡がみ等も減
少する。
【0019】そして、請求項3に記載されたものでは、
前記各吐出開口のうち、少なくとも一対の吐出開口は、
開口連通方向に沿う軸線を略同一軸上設けて、吐出され
る混合原料を前記ダクト空間部略中心軸近傍で、正面衝
突させる請求項1又は2記載の樹脂注入機を特徴として
いる。
【0020】このように構成された請求項3記載のもの
では、一対の吐出開口が、開口連通方向に沿う軸線を略
同一軸上となるように設けられているので、吐出される
混合原料が、前記ダクト空間部略中心軸線近傍で、正面
衝突される。このため、混合液同士の境界層が生じない
ようにアフターミキシングされると共に、更に泡がみ等
も減少する。
【0021】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図面を参照しつつ説明する。
【0022】図1及び図2は、この発明の実施の形態1
を示すものである。なお、前記従来例と同一乃至均等な
部分については、同一符号を付して説明する。
【0023】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1の樹脂注入機の第1ミキシングヘッド21及び第2ミ
キシングヘッド22は、略同一構造を呈して、概ねポリ
オールと、イソシアネートとからなる樹脂原料を攪拌し
てポリウレタン原料を得るものである。
【0024】このうち、第1ミキシングヘッド21内
で、略円筒形状を呈する第1混合室としての第1ミキシ
ングチャンバー23aの壁面には、原料噴出ポート2
4,25が形成されている。 そして、この第1ミキシ
ングヘッド21では、供給ダクト8,9から供給された
各原料が、前記第1ミキシングチャンバー23aを挟ん
で略対向位置に形成されたこれらの原料噴出ポート2
4,25からニードル弁12,13を介して、前記第1
ミキシングチャンバー23a内に噴射されるように構成
されている。
【0025】この供給ダクト8,9は、図示省略の短管
或いはエルボ管等を介して、所定の圧力を前記原料に与
える原料噴射装置が連結されている。
【0026】この第1ミキシングチャンバー23aに
は、戻り原料を挿通する循環用のダクト14,15が形
成されている。
【0027】そして、この第1ミキシングチャンバー2
3aには、後述する円筒状の吐出シリンダ26の空間部
26bを略閉塞形成する側壁26cに、吐出開口23c
が設けられていて、前記第2ミキシングチャンバー23
bの吐出開口23dに相互に対向する位置で、しかも、
両吐出開口23c,23dの空間部26b連通方向に沿
う軸線を略同一軸上とするように設けられている。
【0028】また、第1ミキシングチャンバー23a内
には、ピストンロッド16が摺動可能に設けられてい
て、このピストンロッド16の周面には、長溝部19,
20が凹設形成されている。
【0029】そして、原料液循環時に原料噴出ポート2
4,25側から噴出された原料をこの長溝部19,20
を介して、再びダクト14,15内へ挿通して原料タン
クへ戻すように構成されている。
【0030】このピストンロッド16の吐出シリンダ2
6側先端16aは、円筒状の吐出シリンダ26の内壁面
形状に沿うように、略平面円弧状に凹設されている。
【0031】また、このピストンロッド16の後端側に
は、油圧シリンダ等からなるアクチュエータ27が設け
られている。このアクチュエータ27には、前記ピスト
ンロッド16の後端縁16bと連結されるプランジャ2
7aが設けられていて、このアクチュエータ27の駆動
により第1ミキシングチャンバー23a内で、このピス
トンロッド16を、図中左右方向に往復動させるように
構成されている。
【0032】そして、このピストンロッド後端縁16b
近傍には、シールドマグネット16cが設けられてい
て、アクチュエータ27に設けられた近接スイッチ27
bに、このシールドマグネット16cが略対向する状態
で、前記ピストンロッド16が、最も前進した前端位置
であることが検知されるように構成されている。
【0033】前記吐出ダクトとしての吐出シリンダ26
は、前記第1ミキシングヘッド21に形成された第1ミ
キシングチャンバー23aの軸方向と略直交する位置
に、図1中上下方向に沿う軸方向を設けた略円筒状を呈
している。この吐出シリンダ26には、内壁面に摺接し
ながら清掃を行うピストンロッド28が、図面上下方向
に沿って摺動可能に嵌挿されている。このピストンロッ
ド28の後端には、油圧シリンダ等からなるアクチュエ
ータ29が設けられていて、このアクチュエータ29の
駆動により吐出シリンダ26内で、このピストンロッド
28を、図中上下方向へ往復動させるように構成されて
いる。
【0034】また、この吐出シリンダ26のピストンロ
ッド28の上部側面には、シールドマグネット30が設
けられていて、アクチュエータ29に設けられた近接ス
イッチ31によって、シールドマグネット30が、この
近接スイッチ31に対向する位置まで移動した状態で、
前記ピストンロッド28が、最も上端まで移動した状態
であると検知するように構成されている。
【0035】そして、この吐出シリンダ26を挟んで前
記第1ミキシングヘッド21と反対側位置に、前記第2
ミキシングヘッド22が設けられている。
【0036】この第2ミキシングヘッド22は、前記第
1ミキシングヘッド21と略同一径の円筒形状を呈して
いる。また、この第2ミキシングヘッド22には、軸方
向を前記吐出シリンダ26の軸方向と略直交させると共
に、前記第1ミキシングチャンバー23aの軸方向と略
同一直線上に軸方向を沿わせた混合室としての第2ミキ
シングチャンバー23bが設けられている。
【0037】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。
【0038】この実施の形態1では、まず、吐出状態に
ついて説明すると、図示省略の注入ボタンをON状態と
すると、清掃用の前記ピストンロッド28が、前記アク
チュエータ29の作動によって、図1中上方へ向けて上
昇されて、前記ピストンロッド28の上部側面に設けら
れたシールドマグネット30が、アクチュエータ29に
設けられた近接スイッチ31に対向する位置まで移動す
る。
【0039】前記近接スイッチ31によって、前記ピス
トンロッド28の上昇が検知されると、前記第1,2ミ
キシングチャンバー23a,23b内のピストンロッド
16,16が、図1,2中左,右方向に拡開されるよう
に、前記吐出シリンダ26から離間される方向へ向けて
後退移動される。
【0040】この状態で、循環から吐出へ樹脂の原料の
流れが切り替えられる。すなわち、例えば、タイマーに
て所定時間、前記供給ダクト8,9から前記ニードル弁
12,13を介して、圧送された樹脂の原料が、前記対
向する原料噴出ポート24,25から前記第1,第2ミ
キシングチャンバー23a,23b内に噴射される。
【0041】この実施の形態1では、ポリオールが供給
ダクト8から、又、イソシアネートが、供給ダクト9か
ら各々供給されて、前記第1,第2ミキシングチャンバ
ー23a,23b内の中心軸方向に向かって所定圧力を
有して噴射される。前記第1,第2ミキシングチャンバ
ー23a,23b内の中心軸近傍では、前記ポリオール
とイソシアネートとが、まず、正面衝突して攪拌されて
ポリウレタン原料となるように混合される。
【0042】これらの前記第1,第2ミキシングチャン
バー23a,23b内で攪拌された各ポリウレタン原料
は、各々前記吐出開口23c,23dを介して前記吐出
シリンダ26方向に向けて流出し、この吐出シリンダ2
6内の中心軸線近傍で、再び対向して正面衝突する。
【0043】このように、前記ポリウレタン原料は、複
数のミキシングヘッドの混合室から突出されて吐出シリ
ンダ26内で、対向して衝突することにより、混合液同
士の境界層が生じないようにアフターミキシングされ
る。しかも、対向して正面衝突することにより、圧力が
相殺されて泡がみを起こす虞が減少される。
【0044】アフターミキシングが行われた後、ポリウ
レタン原料は、図1中約90゜方向転換して吐出シリン
ダ26の内壁面に沿って、出口部26aに導かれ、例え
ば、オープンモールド状態の金型等へスムースフローに
て、吐出されて注型される。
【0045】所定量の注型後、前記第1ミキシングチャ
ンバー23a及び第2ミキシングチャンバー23bの各
ピストンロッド16,16が、前記吐出シリンダ26中
心線方向へ向けて移動される。そして、前記各ピストン
ロッド16,16の後端縁16b,16bに設けられた
シールドマグネット16c,16cが、前記近接スイッ
チ27b,27bに対向する位置まで移動すると、近接
スイッチ27b,27bが、前記シールドマグネット1
6c,16cを検知して、前記吐出シリンダ26内のピ
ストンロッド28を、前記アクチュエータ29の駆動に
より下降させる。
【0046】従って、前記各供給ダクト8,9から、前
記ニードル弁12,13を介して、噴射された各原料
は、各々前記ピストンロッド16の周面に凹設形成され
た長溝部19,20を介して、再びダクト14,15内
へ挿通されて原料タンクへ戻される。
【0047】
【実施例1】ウレタン原料のポリオール粘度400〜6
30cps,イソシアネート280〜460cps,配
合比ポリオール:イソシアネート=100:110の条
件で、ミキシングさせて、400kg/分の混合液を、
スムースフローにて、吐出させることが出来る。
【0048】以上、この発明の実施の形態1を図面によ
り詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態1に
限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更
等があってもこの発明に含まれる。
【0049】例えば、前記実施の形態1では、ポリウレ
タンの原料であるポリオールとイソシアネートとが混合
されるものを示して説明してきたが、特にこれに限ら
ず、例えば、ナイロン、フェノール、エポキシ樹脂及び
接着剤を混合して生成する2液以上の原料であれば、ど
のようなものであってもよい。
【0050】また、前記実施の形態1では、2個の独立
した第1,第2ミキシングヘッド21,22も設けられ
り一対の吐出開口23c,23dが、吐出シリンダ26
内で対向するように形成されているが、特にこれに限ら
ず、ミキシングヘッドを3又は4以上の複数個、前記吐
出シリンダ26に結合させて設けて、各吐出開口を対向
する位置に配設させてもよい。
【0051】この場合、吐出能力は、約600kg/分
及び800kg/分以上のスムースフローを得ることが
出来ることは当然である。
【0052】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1記載のものによれば、複数の供給ダクトから供給
される原料が、混合室内で混合されて、該複数のミキシ
ングヘッドの混合室の吐出開口からダクト内空間部の延
設軸方向へ向けて流入する。前記ダクト内空間部には、
他のミキシングヘッドの混合室の吐出開口からも混合原
料が流入しているので、各混合原料同士が衝突して、流
入圧力を減少させる。
【0053】このため、混合液同士の境界層が生じない
ようにアフターミキシングされて、スムースフローに
て、吐出される。
【0054】また、請求項2に記載されたものでは、前
記ダクト内空間部の側壁に、該相互に対向する位置に形
成された各突出開口から、混合原料が突出するので、対
向面側の側壁に衝突する前に各混合原料同士が衝突し
て、突出圧力を減少させる。
【0055】このため、混合液同士の境界層が生じない
ようにアフターミキシングされると共に、泡がみ等も減
少する。
【0056】そして、請求項3に記載されたものでは、
一対の吐出開口が、開口連通方向に沿う軸線を略同一軸
上となるように設けられているので、吐出される混合原
料が、前記ダクト空間部略中心軸線近傍で、正面衝突さ
れる。このため、混合液同士の境界層が生じないように
アフターミキシングされると共に、更に泡がみ等も減少
する、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の樹脂注入機を示す要部
の部分断面図である。
【図2】実施の形態1の樹脂注入機を示し、図1中A−
A線に沿った位置での部分断面図である。
【図3】従来例の樹脂注入機で、混合ヘッドの縦断面図
である。
【図4】従来例の樹脂注入機で、再循環操作状態を説明
する図3のB−B線に沿った位置での断面図である。
【図5】従来例の樹脂注入機で、成分混合操作状態を説
明する図3のB−B線に沿った位置での断面図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の供給ダクトと連通する混合室内で、
    該供給ダクトから供給される原料を混合するミキシング
    ヘッドを複数有し、該複数のミキシングヘッドの混合室
    の吐出開口と連通して、該吐出開口連通方向と所定角度
    を呈して交わる延設軸方向を有するダクト内空間部を設
    けると共に、該ダクト内空間部の延設方向端部に形成さ
    れた吐出口から、前記混合された原料を吐出する樹脂注
    入機。
  2. 【請求項2】前記各吐出開口は、前記ダクト内空間部の
    側壁に、該相互に対向する位置に形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の樹脂注入機。
  3. 【請求項3】前記各吐出開口のうち、少なくとも一対の
    吐出開口は、開口連通方向に沿う軸線を略同一軸上設け
    て、吐出される混合原料を前記ダクト空間部略中心軸近
    傍で、正面衝突させることを特徴とする請求項1又は2
    記載の樹脂注入機。
JP10221856A 1998-08-05 1998-08-05 樹脂注入機 Pending JP2000052333A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112659449A (zh) * 2020-12-03 2021-04-16 长虹美菱股份有限公司 一种转换型聚氨酯注料枪头

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112659449A (zh) * 2020-12-03 2021-04-16 长虹美菱股份有限公司 一种转换型聚氨酯注料枪头

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