JP2000052256A - ディスペンサ - Google Patents

ディスペンサ

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JP2000052256A
JP2000052256A JP10217514A JP21751498A JP2000052256A JP 2000052256 A JP2000052256 A JP 2000052256A JP 10217514 A JP10217514 A JP 10217514A JP 21751498 A JP21751498 A JP 21751498A JP 2000052256 A JP2000052256 A JP 2000052256A
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JP
Japan
Prior art keywords
polishing sheet
fixing member
sheet
polishing
roll
Prior art date
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Pending
Application number
JP10217514A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunobu Hamada
安信 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール状の研磨(布紙)シートの引き出し及
び切断を非常に能率良く行えるディスペンサを提供す
る。 【解決手段】 一面が研磨層から成り、反対面がフック
ステム15を具えた自己取付け面から成る研磨シートS を
巻回したロールR を収納自在なディスペンサ1 であっ
て、研磨シートS の引き出しを許容するようにロールR
を回転自在に支持するための支持シャフト25と、研磨シ
ートS の引き出し側に設けた開口部と、開口部の研磨シ
ート引き出し方向下流側に設けられる研磨シート仮固定
のための仮固定部材31と、仮固定部材31の下流側に設け
られるカッターC 、とを含み、仮固定部材31は、研磨シ
ートS の自己取付け面が取付く相手側に設けられるべき
部材であって、所定結合力を生じさせるようにフックス
テム15が係合し得る繊維ループを具えた固定部材であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール状の研磨シ
ートを引き出し自在に収納するためのディスペンサに関
する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】実開昭6
3−21561号には、研磨布紙ロールを収納するパッ
ケージが開示されている。この公報の技術によれば、研
磨布紙シートを引き出して、切断刃で所望の長さに切断
することができる。しかしながら、研磨布紙シートを引
き出した際に、それをその状態に保持するものがないの
で、作業者は、一方の手で切断刃上流側シート部分を押
さえ込み、もう一方の手でシート先端側を持って下側に
引くというような動作が不可欠である、これによっては
じめてシートを切断することができる。
【0003】そこで、現場にあっては、研磨布紙シート
の引き出し及び切断を能率良く行える、すなわち、研磨
布紙シートを片手で切断することを可能にするディスペ
ンサの出現が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、一面が研磨層から成り、反対面がフックス
テムを具えた自己取付け面から成る研磨シートを巻回し
たロールを収納自在なディスペンサであって、研磨シー
トの引き出しを許容するようにロールを回転自在に支持
するための部位と、研磨シートの引き出し側に設けた開
口部と、開口部の研磨シート引き出し方向下流側に設け
られる研磨シート仮固定のための仮固定部材と、仮固定
部材の下流側に設けられるカッター、とを含むことを構
成上の特徴とする。
【0005】好ましくは、前記仮固定部材は、研磨シー
トの自己取付け面が取付く相手側に設けられるべき部材
であって、所定結合力を生じさせるようにフックステム
が係合し得る繊維ループを具えた固定部材である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の複数の実施形態を
図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施態
様のディスペンサの斜視図、図2は、同ディスペンサの
右手側部分の断面図である。本実施態様のディスペンサ
1は、帯状の研磨シートSを巻いて形成した2つのロー
ルRを背中合わせに、すなわちその軸線が相互に平行で
あり、一方のロールRから研磨シートSを引き出す方向
と、他方のロールから研磨シートを引き出す方向とが概
ね180度反対であるようなロール収納ホルダないし容
器である。
【0007】研磨シートSは、図3にその一例の横断面
を示したように、中間にあるベース部材、すなわち、例
えば、ポリマー製のシート状部11を有して成り、巻か
れたときにロール半径方向外方に位置する一面(同図で
は上面)と、内方に位置する他面(同図では下面)、と
を有する。研磨シートSの前記一面(上面)は、研磨や
研削のための作業面であって、バインダーによって砥石
が固着されて成る研磨層13が形成されている。
【0008】研磨シートSの前記他面(下面)は、研磨
や研削用の手工具や自動機の工具面に研磨シート自体を
取付けるための取付け面であって、そのための多数のフ
ックステム15が規則正しく形成された層から成る。こ
のフックステム15は、ベース部材すなわちシート状部
11と同一の材料でそれと一体に形成される。尚、別材
料で形成することもできる。
【0009】ここで、研磨シート長手方向を横断するよ
うに配置された一列状の、相互に所定間隔空けられたフ
ックステム15をフックステム列と呼ぶとすると、フッ
クステム列は、研磨シート長手方向に相互に所定間隔空
けて多数形成されている。各フックステム15は、丸棒
状の支柱部15aと、支柱部上端部から支柱部軸線に略
直角に突出した膨出部分を有する頭部15b、とから成
る。
【0010】図示フックステム15は、側方から見る
と、T字形状を呈しているが、本発明は、この図示フッ
クステムに限定されるものではなく、他の様々な頭部形
状、例えば、半球状、球状、立方体、マッシュルーム形
状、円筒状、円錐状、ピラミッド状、ディスク状、矢じ
り状等を有したフックステムを採用することができる。
ところで、本実施態様のディスペンサ1は、上述したよ
うに左右対称的な構造から成るので、説明を簡略化する
べく、右手側部分の構造(図2)のみにつき以下説明す
る。
【0011】ディスペンサ本体を構成するケース(筺
体)21は、金属製(鋼やステンレス鋼)の薄板を略C
形に折り曲げ成形し、成形後(あるいは成形前)に表面
に塗装やメッキ処理が施されて成り、その両側下部に
は、安定を良くするためにフランジ部23が設けられ
る。当該ケースは、プラスチック材質を用いて一体成形
的に、もしくは組立式に作製されたものであっても良
い。
【0012】ケース21には、ケース両側面にロール支
持部位、例えば、好ましくは当該両側面を橋渡しするよ
うに支持シャフト25が設けられ、当該支持部位には、
ロールRが回転可能に装着(セット)される。装着され
るロールRの上側には、研磨シートSの引き出しのため
の矩形の開口が設けられる。
【0013】研磨シートSの引き出される側の上面部分
は、他の上面部よりも一段低くなっており、この上面部
分には、研磨シートSを仮固定するための仮固定部材3
1が取付けられている。仮固定部材31は、研磨シート
Sが実際に取付けられる手工具や自動機の工具面に設け
られる研磨シート固定用の固定部材に外ならない。
【0014】固定部材(仮固定部材31)は、研磨シー
ト固定時にそのフックステム15が引っ掛かった(フッ
ク係合した)ときに研磨シートを所定保持力で保持し得
るようにする輪状の繊維ループを多数具えた層を有して
いる。更に詳細には、繊維ループは、フィラメント(糸
など)単独又は一群のフィラメントで構成されトリコッ
ト編やスティッチドループ状に形成されて成る。材質
(糸)としては、多少弾性を有して切れにくいもの、例
えば、80デニールの太さを有する、例えば、ナイロン
66やポリエステル等を採用できる。
【0015】前記ディスペンサ上面部分に対する仮固定
部材31の取付けは、例えば、接着剤や両面テープによ
って行われる。仮固定部材(固定部材)31は、研磨シ
ートSの仮固定に必要な大きさとして、好ましくは、ロ
ール幅の2分の1程度もしくは其れ以上の幅寸法と、研
磨シート引き出し方向の長さとして4〜5mm程度もし
くは其れ以上の長さ寸法を有することができる。
【0016】仮固定部材31の前方側には、引き出され
る研磨シートSを切断するための工具鋼製のカッターC
が取付けられており、カッターCの上縁部には、鋸歯状
の多数の歯(例えば、ピッチ1.5mm、厚さ0.7m
m、歯の高さ1mm)が形成されている。カッターC
は、カッター上縁部が概ね水平であるように且つ仮固定
部材31の上面位置と同等若しくはそれよりも僅かに高
い位置に位置するように取付け固定される。
【0017】また、研磨シートSの切断作業性や切り口
の良好さ等の観点から、カッターCと仮固定部材31と
の間の寸法としては、5mm程度もしくは其れ以下の値
に設定される。以上の構成を有する本実施態様のディス
ペンサ1においては、ロール状に巻回された研磨シート
Sを簡単にセットでき、セットした研磨シートSを簡単
に引き出すことができる。そして、所望長さだけ引き出
した研磨シートSを下方側に僅かに押し付けることで、
研磨シート自体が有するフックステム15が仮固定部材
(固定部材)31にフック係合して、研磨シートSを簡
単・確実に仮固定できる。この状態の下、研磨シートS
を容易に切断することができる。すなわち、一般に切り
にくいポリマー製のシート状部分(ベース部材)を切り
口良く、変色させることもなく、切り取ることができ
る。
【0018】切断後にあっては、研磨シート先端部分が
仮固定部材31によってその係合状態のまま保持され、
整然としているので、整理整頓の面や外観の面で好まし
い。ところで、図4に示す第2実施態様のディスペンサ
41のように、研磨シートを巻回して成るロールRを2
つ、その軸線が概ね一直線上にあるように配置構成する
こともできる。この第2実施態様における他の構成は、
上記実施態様と基本的に同じであるので、重複する説明
を省略することにするが、第2実施態様の場合も上記第
1実施態様の場合と同様に、研磨シートSの引き出し及
び切断作業を容易迅速に行うことができ、作業性等が飛
躍的に改善される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、研
磨(布紙)シートの引き出し及び切断を非常に能率・効
率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施態様のディスペンサの斜視図
である。
【図2】図1のディスペンサの右手側部分の側面図であ
る。
【図3】研磨シートの一例の横断面図である。
【図4】第2実施態様のディスペンサの斜視図である。
【符号の説明】
1、41…ディスペンサ 11…シート状部 13…研磨層 15…フックステム 15a…支柱部 15b…頭部 21…ケース 23…フランジ部 25…支持シャフト 31…仮固定部材 C…カッター S…研磨シート R…ロール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面が研磨層から成り、反対面がフック
    ステムを具えた自己取付け面から成る研磨シートを巻回
    したロールを収納自在なディスペンサであって、 研磨シートの引き出しを許容するようにロールを回転自
    在に支持するための部位と、 研磨シートの引き出し側に設けた開口部と、 開口部の研磨シート引き出し方向下流側に設けられる研
    磨シート仮固定のための仮固定部材と、 仮固定部材の下流側に設けられるカッター、 とを含むことを特徴とするディスペンサ。
  2. 【請求項2】 前記仮固定部材は、研磨シートの自己取
    付け面が取付く相手側に設けられるべき部材であって、
    所定結合力を生じさせるようにフックステムが係合し得
    る繊維ループを具えた固定部材であることを特徴とする
    請求項1記載のディスペンサ。
JP10217514A 1998-07-31 1998-07-31 ディスペンサ Pending JP2000052256A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108890515A (zh) * 2018-08-01 2018-11-27 安徽海蚨祥橡胶有限公司 一种替换式砂光机滚筒

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108890515A (zh) * 2018-08-01 2018-11-27 安徽海蚨祥橡胶有限公司 一种替换式砂光机滚筒
CN108890515B (zh) * 2018-08-01 2019-12-31 安徽海蚨祥橡胶有限公司 一种替换式砂光机滚筒

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