JP2000049799A - Atm交換機及びatmコネクションの品質制御方法 - Google Patents
Atm交換機及びatmコネクションの品質制御方法Info
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L47/00—Traffic control in data switching networks
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】将来の高品質な品質制御に対応可能な拡張性の
あるATM交換機を提供する。 【解決手段】入力ATMセルを出力側のATMコネクシ
ョンにルーティングするスイッチ部11と、ATMコネ
クションの品質を制御する制御装置14と、ATMコネ
クションの設定を要求する発呼信号に含まれるATMコ
ネクションの品質に関する申告情報と、制御装置の能力
を識別する能力識別子とをリンクする品質制御識別子を
記憶するメモリ121とを備え、制御装置は、申告情報
から求めた品質制御識別子によって指定された能力識別
子に対応する能力に基づき、ATMコネクションの品質
制御を行う。将来、勧告内容の変更により、ある申告情
報に要求される品質が変更された場合、変更された品質
に対応して、品質制御識別子の設定変更又は追加などを
行うことによって、別の能力識別子が割り当てられる。
あるATM交換機を提供する。 【解決手段】入力ATMセルを出力側のATMコネクシ
ョンにルーティングするスイッチ部11と、ATMコネ
クションの品質を制御する制御装置14と、ATMコネ
クションの設定を要求する発呼信号に含まれるATMコ
ネクションの品質に関する申告情報と、制御装置の能力
を識別する能力識別子とをリンクする品質制御識別子を
記憶するメモリ121とを備え、制御装置は、申告情報
から求めた品質制御識別子によって指定された能力識別
子に対応する能力に基づき、ATMコネクションの品質
制御を行う。将来、勧告内容の変更により、ある申告情
報に要求される品質が変更された場合、変更された品質
に対応して、品質制御識別子の設定変更又は追加などを
行うことによって、別の能力識別子が割り当てられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(非同期転
送モード)交換機において、音声、動画像及びデータな
どの様々なトラフィック条件の情報の伝送を制御する品
質制御方法に関する。
送モード)交換機において、音声、動画像及びデータな
どの様々なトラフィック条件の情報の伝送を制御する品
質制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】音声、動画像及びデータなどの様々な情
報の通信サービスを統合化した次世代の通信ネットワー
クとして広帯域ISDN(Integrated Services Digital
Network) が開発・研究されている。
報の通信サービスを統合化した次世代の通信ネットワー
クとして広帯域ISDN(Integrated Services Digital
Network) が開発・研究されている。
【0003】ATM(非同期転送モード:Asynchronous
Transfer Mode) は、音声、動画像、データなど、異な
るトラヒック条件の情報の発生状態や、それぞれの通信
速度に依存することなく、それら全ての情報をセルと呼
ばれる固定長パケットに変換し、高速伝送する技術であ
る。
Transfer Mode) は、音声、動画像、データなど、異な
るトラヒック条件の情報の発生状態や、それぞれの通信
速度に依存することなく、それら全ての情報をセルと呼
ばれる固定長パケットに変換し、高速伝送する技術であ
る。
【0004】従って、ATM交換制御においては、伝送
する情報のトラフィック条件に応じて、通信サービルの
品質を制御する必要がある。
する情報のトラフィック条件に応じて、通信サービルの
品質を制御する必要がある。
【0005】現在、ATM交換制御の標準化を検討して
いるITU−T(国際電気通信連合)やATMフォーラ
ム(ATM Forum)などの勧告機関では、ATMネットワー
クの利用者が、その運用状態又は用途に応じて、様々な
品質の申告が可能となるように、申告手順の具体化が進
められている。
いるITU−T(国際電気通信連合)やATMフォーラ
ム(ATM Forum)などの勧告機関では、ATMネットワー
クの利用者が、その運用状態又は用途に応じて、様々な
品質の申告が可能となるように、申告手順の具体化が進
められている。
【0006】そして、上記勧告機関では、ATM交換制
御における品質制御の基本的な機能として、次の5つの
機能とその制御原理を規定している。
御における品質制御の基本的な機能として、次の5つの
機能とその制御原理を規定している。
【0007】(1)コネクション受付制御(CAC:Call A
dmission Control) これは、設定されたコネクションが、発呼信号で申告さ
れた所定の品質で通信することが可能か否かを確認する
ための制御である。
dmission Control) これは、設定されたコネクションが、発呼信号で申告さ
れた所定の品質で通信することが可能か否かを確認する
ための制御である。
【0008】(2)使用量パラメータ制御(UPC:Usage P
arameter Control) これは、発呼信号で申告された伝送容量に基づいて、A
TM交換機に流入するセルの伝送量(トラフィック)を
監視する制御である。
arameter Control) これは、発呼信号で申告された伝送容量に基づいて、A
TM交換機に流入するセルの伝送量(トラフィック)を
監視する制御である。
【0009】(3)シェーピング制御 これは、トラフィックが最大伝送容量を超えたときに、
一旦、セルをバッファメモリに蓄積し、伝送容量を抑え
て平均化する制御である。
一旦、セルをバッファメモリに蓄積し、伝送容量を抑え
て平均化する制御である。
【0010】(4)優先制御 ATMセルを優先セル又は非優先セルに識別し、ATM
セルを廃棄する場合に、非優先セルから廃棄する制御で
ある。
セルを廃棄する場合に、非優先セルから廃棄する制御で
ある。
【0011】(5)輻輳制御 これは、トラヒックが輻輳したときの制御であり、具体
的には、呼の受付を中断したり、輻輳しているコネクシ
ョンを迂回してATMセルを伝送する制御などが行われ
る。
的には、呼の受付を中断したり、輻輳しているコネクシ
ョンを迂回してATMセルを伝送する制御などが行われ
る。
【0012】そして、上記各機能の実現程度及び能力
(精度)は、ATM交換機内において、上記各機能を実
現するハードウェアである制御装置の性能に大きく依存
する。一方、上記各機能の制御はソフトウェア制御によ
って行われる。
(精度)は、ATM交換機内において、上記各機能を実
現するハードウェアである制御装置の性能に大きく依存
する。一方、上記各機能の制御はソフトウェア制御によ
って行われる。
【0013】図18は、ATM交換機における従来の品
質制御のフローチャートを示す図である。コネクション
の設定を要求する発呼信号が、加入者端末からATM交
換機に送出されると、ATM交換機は、その発呼信号に
含まれる品質に関する申告情報を分析する(ステップS
1)。そして、その申告情報から得られる要求品質に対
応する、ATM交換機内でコネクションの品質制御を行
う制御装置の能力識別子QCPを決定する(ステップS
2)。QCPは、制御装置の品質制御の能力を識別する
能力識別子であって、例えば12段階(QCP1〜1
2)に分けられている。そして、ステップS3におい
て、能力識別子QCPに対応する品質制御を実行可能か
否かの整合性が判定された後、制御装置(ハードウェ
ア)は、決定した能力識別子QCPに応じたコネクショ
ンの品質制御を行う(ステップS4)。このように、従
来は、要求品質に対して能力識別子QCPが一対一で設
定されている。
質制御のフローチャートを示す図である。コネクション
の設定を要求する発呼信号が、加入者端末からATM交
換機に送出されると、ATM交換機は、その発呼信号に
含まれる品質に関する申告情報を分析する(ステップS
1)。そして、その申告情報から得られる要求品質に対
応する、ATM交換機内でコネクションの品質制御を行
う制御装置の能力識別子QCPを決定する(ステップS
2)。QCPは、制御装置の品質制御の能力を識別する
能力識別子であって、例えば12段階(QCP1〜1
2)に分けられている。そして、ステップS3におい
て、能力識別子QCPに対応する品質制御を実行可能か
否かの整合性が判定された後、制御装置(ハードウェ
ア)は、決定した能力識別子QCPに応じたコネクショ
ンの品質制御を行う(ステップS4)。このように、従
来は、要求品質に対して能力識別子QCPが一対一で設
定されている。
【0014】このような状況において、上記勧告機関に
よる勧告内容又は利用者の運用内容が変化し、より高い
品質による通信サービスが要求される場合や、将来、ハ
ードウェアの性能向上により、より高い品質の通信サー
ビスが実現可能になる場合が想定される。このような場
合において、従来のソフトウェア制御は、上述のよう
に、要求品質と能力識別子QCPとを一対一に対応付け
ているため、より高品質な通信サービスを実現するに
は、新たなATM交換機の導入又はATMネットワーク
構成の見直し(例えば、既存のネットワークへの入口に
高品質制御が可能なATM交換機を設置するなどの対
策)が必要である。
よる勧告内容又は利用者の運用内容が変化し、より高い
品質による通信サービスが要求される場合や、将来、ハ
ードウェアの性能向上により、より高い品質の通信サー
ビスが実現可能になる場合が想定される。このような場
合において、従来のソフトウェア制御は、上述のよう
に、要求品質と能力識別子QCPとを一対一に対応付け
ているため、より高品質な通信サービスを実現するに
は、新たなATM交換機の導入又はATMネットワーク
構成の見直し(例えば、既存のネットワークへの入口に
高品質制御が可能なATM交換機を設置するなどの対
策)が必要である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ATM
交換機の導入及びネットワークの見直しには、ATM交
換機のコスト及びネットワークの運用コストが膨大とな
り、ATMネットワークの運用者に大きな負担を与え、
ATMネットワークの普及を損ねる要因となる。ひいて
は、ネットワーク利用者へのサービス低下を招くおそれ
がある。このように、従来、ATM交換機は、ATM交
換制御における品質制御に関して拡張性に乏しかった。
交換機の導入及びネットワークの見直しには、ATM交
換機のコスト及びネットワークの運用コストが膨大とな
り、ATMネットワークの運用者に大きな負担を与え、
ATMネットワークの普及を損ねる要因となる。ひいて
は、ネットワーク利用者へのサービス低下を招くおそれ
がある。このように、従来、ATM交換機は、ATM交
換制御における品質制御に関して拡張性に乏しかった。
【0016】そこで、本発明の目的は、上記問題点に鑑
み、将来の高品質な品質制御に対応可能な拡張性のある
ATM交換機及びATMコネクションにおける品質制御
方法を提供することにある。
み、将来の高品質な品質制御に対応可能な拡張性のある
ATM交換機及びATMコネクションにおける品質制御
方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のATM交換機は、入力側のATMコネクショ
ンから入力されたATMセルを出力側のATMコネクシ
ョンにルーティングするスイッチ部と、ATMコネクシ
ョンの品質を制御する制御装置と、ATMコネクション
の設定を要求する発呼信号に含まれる該ATMコネクシ
ョンの品質に関する申告情報と、該制御装置の能力を識
別する能力識別子とをリンクする品質制御識別子を記憶
するメモリとを備え、制御装置は、該申告情報から求め
られる該品質制御識別子によって指定された能力識別子
に対応する能力に基づいて、該ATMコネクションの品
質制御を行うことを特徴とする。
の本発明のATM交換機は、入力側のATMコネクショ
ンから入力されたATMセルを出力側のATMコネクシ
ョンにルーティングするスイッチ部と、ATMコネクシ
ョンの品質を制御する制御装置と、ATMコネクション
の設定を要求する発呼信号に含まれる該ATMコネクシ
ョンの品質に関する申告情報と、該制御装置の能力を識
別する能力識別子とをリンクする品質制御識別子を記憶
するメモリとを備え、制御装置は、該申告情報から求め
られる該品質制御識別子によって指定された能力識別子
に対応する能力に基づいて、該ATMコネクションの品
質制御を行うことを特徴とする。
【0018】本構成によれば、発呼信号に含まれる申告
情報と、ATMコネクションの品質を制御する制御装置
の能力を識別する能力識別子をリンクする品質制御識別
子が導入される。これにより、将来、勧告機関による勧
告内容の変更により、ある申告情報に要求される品質が
変更された場合、変更された品質に対応して、品質制御
識別子の設定変更又は追加などを行うことによって、別
の能力識別子が割り当てられる。従って、その申告情報
に対する品質制御を、容易に別の品質制御に変更するこ
とができ、ATM交換機の拡張性を高めることができ
る。
情報と、ATMコネクションの品質を制御する制御装置
の能力を識別する能力識別子をリンクする品質制御識別
子が導入される。これにより、将来、勧告機関による勧
告内容の変更により、ある申告情報に要求される品質が
変更された場合、変更された品質に対応して、品質制御
識別子の設定変更又は追加などを行うことによって、別
の能力識別子が割り当てられる。従って、その申告情報
に対する品質制御を、容易に別の品質制御に変更するこ
とができ、ATM交換機の拡張性を高めることができ
る。
【0019】また、上記目的を達成する本発明の品質制
御方法は、入力側のATMコネクションから入力された
ATMセルを出力側のATMコネクションにルーティン
グするATM交換機における該ATMコネクションの品
質制御方法において、ATMコネクションの設定を要求
する発呼信号に含まれるATMコネクションの品質に関
する申告情報から、申告情報とATMコネクションの品
質を制御する制御装置の能力を識別する能力識別子とを
リンクする品質制御識別子を取得する第一の取得ステッ
プと、品質制御識別子から能力識別子を取得する第二の
取得ステップと、能力識別子に対応する能力に基づい
て、ATMコネクションの品質制御を行う制御ステップ
とを備えることを特徴とする。
御方法は、入力側のATMコネクションから入力された
ATMセルを出力側のATMコネクションにルーティン
グするATM交換機における該ATMコネクションの品
質制御方法において、ATMコネクションの設定を要求
する発呼信号に含まれるATMコネクションの品質に関
する申告情報から、申告情報とATMコネクションの品
質を制御する制御装置の能力を識別する能力識別子とを
リンクする品質制御識別子を取得する第一の取得ステッ
プと、品質制御識別子から能力識別子を取得する第二の
取得ステップと、能力識別子に対応する能力に基づい
て、ATMコネクションの品質制御を行う制御ステップ
とを備えることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲がこの
実施の形態に限定されるものではない。
て説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲がこの
実施の形態に限定されるものではない。
【0021】図1は、本発明の実施の形態におけるAT
M交換機の構成図である。図1において、加入者端末2
Aから加入者端末2Bにデータを送信する場合について
説明する。ATMスイッチ11は、加入者端末2Aから
加入者端末2Bに送出されるデータセルをハードウェア
スイッチングによりルーティングする。
M交換機の構成図である。図1において、加入者端末2
Aから加入者端末2Bにデータを送信する場合について
説明する。ATMスイッチ11は、加入者端末2Aから
加入者端末2Bに送出されるデータセルをハードウェア
スイッチングによりルーティングする。
【0022】入力回線装置12及び出力回線装置17
は、それらに接続している伝送路を終端する装置であ
る。従って、これらは、ATM交換機1に接続される伝
送路毎に設けられる。各伝送路には、仮想パス識別子
(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)により識
別されるATMコネクションが設定される。加入者端末
2Aと入力回線装置12との間のATMコネクションを
入力側のATMコネクションといい、加入者端末2Bと
出力回線装置17との間のATMコネクションを出力側
のATMコネクションという。
は、それらに接続している伝送路を終端する装置であ
る。従って、これらは、ATM交換機1に接続される伝
送路毎に設けられる。各伝送路には、仮想パス識別子
(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)により識
別されるATMコネクションが設定される。加入者端末
2Aと入力回線装置12との間のATMコネクションを
入力側のATMコネクションといい、加入者端末2Bと
出力回線装置17との間のATMコネクションを出力側
のATMコネクションという。
【0023】そして、例えば、入力側のATMコネクシ
ョンを介して、加入者端末2Aからのデータセルを受信
した入力回線装置12は、データセルにタグ付けを行
い、タグ付けされたデータセルをATMスイッチ11に
送出する。ATMスイッチ11によりルーティングされ
たデータセルを受信した出力回線装置17は、タグを取
り除いてデータセルを、出力側のATMコネクションを
介して加入者端末2Bに送出する。
ョンを介して、加入者端末2Aからのデータセルを受信
した入力回線装置12は、データセルにタグ付けを行
い、タグ付けされたデータセルをATMスイッチ11に
送出する。ATMスイッチ11によりルーティングされ
たデータセルを受信した出力回線装置17は、タグを取
り除いてデータセルを、出力側のATMコネクションを
介して加入者端末2Bに送出する。
【0024】また、入力回線装置12は、入力されるA
TMセルの流量を監視するUPC(UPC:Usage Parameter
Control) 装置121を有する。UPC装置121は、
さらに、バッファメモリを有し、流れ込むATMセルを
一時的に記憶し、申告された伝送速度(Bit Rate) で読
み出される。この伝送速度より多くのATMセルがバッ
ファメモリに流入する場合、申告されたセル廃棄率に基
づいてATMセルは廃棄される。このUPC装置121
は、上述の従来技術において説明した品質制御を行う制
御装置(ハードウェア)の一つである。
TMセルの流量を監視するUPC(UPC:Usage Parameter
Control) 装置121を有する。UPC装置121は、
さらに、バッファメモリを有し、流れ込むATMセルを
一時的に記憶し、申告された伝送速度(Bit Rate) で読
み出される。この伝送速度より多くのATMセルがバッ
ファメモリに流入する場合、申告されたセル廃棄率に基
づいてATMセルは廃棄される。このUPC装置121
は、上述の従来技術において説明した品質制御を行う制
御装置(ハードウェア)の一つである。
【0025】入力回線装置12とATMスイッチ11と
の間には、複数の入力回線装置12から出力されるAT
Mセルを多重化して、ATMスイッチ11に供給する多
重化装置18が設けられる。また、出力回線装置17と
ATMスイッチとの間には、ATMスイッチ11から出
力される多重化されたATMセルを分離する分離装置1
9が設けられる。この多重化装置18及び分離装置19
は、共にバッファメモリを有し、これらを通過するAT
Mセルの流量を制御する機能を有する。従って、多重化
装置18及び分離装置19も制御装置(ハードウェア)
の一つである。
の間には、複数の入力回線装置12から出力されるAT
Mセルを多重化して、ATMスイッチ11に供給する多
重化装置18が設けられる。また、出力回線装置17と
ATMスイッチとの間には、ATMスイッチ11から出
力される多重化されたATMセルを分離する分離装置1
9が設けられる。この多重化装置18及び分離装置19
は、共にバッファメモリを有し、これらを通過するAT
Mセルの流量を制御する機能を有する。従って、多重化
装置18及び分離装置19も制御装置(ハードウェア)
の一つである。
【0026】信号処理装置13は、ATMコネクション
を設定するための発呼信号などの制御信号を分析処理す
るための装置である。
を設定するための発呼信号などの制御信号を分析処理す
るための装置である。
【0027】呼処理装置14は、発呼信号に基づいて呼
の受付制御(CAC(Call Admission Control) 制御)
を行ったり、呼解放信号に基づいて呼解放制御を行う装
置である。また、この呼処理装置14は、ある回線が輻
輳すると、その回線に対応する呼の受付を中断する。即
ち、発呼信号内の品質に関する申告情報であるトラフィ
ック情報、ベアラ情報などから求められる伝送速度によ
り、回線がオーバートラフィック状態になる場合は、そ
の呼に対するATMコネクションの設定が拒否される。
また、呼処理装置14は、呼処理データ、加入者データ
など各種データを格納したメモリ16に接続されてい
る。この呼処理装置14は、上述の従来技術において説
明した品質制御を行う制御装置(ハードウェア)の一つ
である。
の受付制御(CAC(Call Admission Control) 制御)
を行ったり、呼解放信号に基づいて呼解放制御を行う装
置である。また、この呼処理装置14は、ある回線が輻
輳すると、その回線に対応する呼の受付を中断する。即
ち、発呼信号内の品質に関する申告情報であるトラフィ
ック情報、ベアラ情報などから求められる伝送速度によ
り、回線がオーバートラフィック状態になる場合は、そ
の呼に対するATMコネクションの設定が拒否される。
また、呼処理装置14は、呼処理データ、加入者データ
など各種データを格納したメモリ16に接続されてい
る。この呼処理装置14は、上述の従来技術において説
明した品質制御を行う制御装置(ハードウェア)の一つ
である。
【0028】通話路制御装置15は、呼処理装置14に
よる呼受付制御及び呼解放制御に基づいて、コネクショ
ンの設定及び解放制御を行う装置である。
よる呼受付制御及び呼解放制御に基づいて、コネクショ
ンの設定及び解放制御を行う装置である。
【0029】図2は、このような構成のATM交換機1
における本発明の第一の実施の形態における品質制御の
フローチャートを示す図である。加入者端末2Aから発
呼信号(Setup Message) が送出されると、発呼信号は、
入力回線装置12を介して信号処理装置13に入力され
る。そして、ステップS11において、信号処理装置1
3は、発呼信号が正しいプロトコルにより構成されてい
るか否かの分析処理を行う。
における本発明の第一の実施の形態における品質制御の
フローチャートを示す図である。加入者端末2Aから発
呼信号(Setup Message) が送出されると、発呼信号は、
入力回線装置12を介して信号処理装置13に入力され
る。そして、ステップS11において、信号処理装置1
3は、発呼信号が正しいプロトコルにより構成されてい
るか否かの分析処理を行う。
【0030】その後、ステップS12において、呼処理
装置14は、発呼信号に含まれる各種申告情報の妥当性
制御処理を行い、申告情報に基づいて、ASC(ATM
サービスカテゴリ:ATM Service Category)を判定する。
ASCは、伝送速度の形態であって、例えば固定伝送速
度CBR(Constant Bit Rate)又は可変伝送速度VBR(Variab
le Bit Rate)などに分類される。申告情報は、例えば、
品質制御情報、トラヒック制御情報、ベアラ制御情報で
ある。これらは、勧告機関ITU−TやATMフォーラ
ムなどにより詳細に規定されている。
装置14は、発呼信号に含まれる各種申告情報の妥当性
制御処理を行い、申告情報に基づいて、ASC(ATM
サービスカテゴリ:ATM Service Category)を判定する。
ASCは、伝送速度の形態であって、例えば固定伝送速
度CBR(Constant Bit Rate)又は可変伝送速度VBR(Variab
le Bit Rate)などに分類される。申告情報は、例えば、
品質制御情報、トラヒック制御情報、ベアラ制御情報で
ある。これらは、勧告機関ITU−TやATMフォーラ
ムなどにより詳細に規定されている。
【0031】従って、複数の加入者端末2Aからの発呼
信号が準拠する勧告が異なる場合、ステップS12にお
いて、発呼信号がいずれの勧告機関の勧告に準拠した申
告情報を含んでいるかを識別する必要がある。
信号が準拠する勧告が異なる場合、ステップS12にお
いて、発呼信号がいずれの勧告機関の勧告に準拠した申
告情報を含んでいるかを識別する必要がある。
【0032】図3は、複数の勧告に対応したステップS
12の詳細を示す図である。ステップS121におい
て、申告された各制御情報の正常性が判定される。そし
て、ステップS122において、発呼信号を送出した加
入者端末2Aが準拠する勧告情報がメモリ16から読み
出される。メモリ16には、全ての加入者端末2Aが準
拠する勧告の識別情報が格納されている。そして、ステ
ップS123a又はステップS123bにおいて、識別
された勧告に基づいて、制御情報が組み合わせられ、そ
の組み合わせられた情報からASCが判定される。
12の詳細を示す図である。ステップS121におい
て、申告された各制御情報の正常性が判定される。そし
て、ステップS122において、発呼信号を送出した加
入者端末2Aが準拠する勧告情報がメモリ16から読み
出される。メモリ16には、全ての加入者端末2Aが準
拠する勧告の識別情報が格納されている。そして、ステ
ップS123a又はステップS123bにおいて、識別
された勧告に基づいて、制御情報が組み合わせられ、そ
の組み合わせられた情報からASCが判定される。
【0033】図4は、複数の勧告に対応したステップS
12の更なる詳細を示す図である。図4においては、図
3における複数の勧告の識別に加えて、加入者端末2A
が独自仕様を有しているか否かを判定するステップS1
24が設けられる。そして、メモリ16は、加入者端末
2Aごとの独自仕様有無情報を格納し、ステップS12
4において、独自仕様がある場合は、その独自仕様に基
づいて制御情報が組み合わせられ、その組み合わせられ
た情報からASCが判定される(ステップS125)。
12の更なる詳細を示す図である。図4においては、図
3における複数の勧告の識別に加えて、加入者端末2A
が独自仕様を有しているか否かを判定するステップS1
24が設けられる。そして、メモリ16は、加入者端末
2Aごとの独自仕様有無情報を格納し、ステップS12
4において、独自仕様がある場合は、その独自仕様に基
づいて制御情報が組み合わせられ、その組み合わせられ
た情報からASCが判定される(ステップS125)。
【0034】図5は、申告情報とASCの対応関係を示
すテーブルの例である。呼処理装置14は、申告情報の
うち、ベアラ制御情報であるBC(ベアラクラス:Beare
r Class)(b)及びATC(ATM伝送能力:ATM Trans
fer Capability) (c)と、トラヒック制御情報である
BEI(ベストエフォート情報:Best Effort Informati
on) (d)に基づいて、ASC(a)を判定する。
すテーブルの例である。呼処理装置14は、申告情報の
うち、ベアラ制御情報であるBC(ベアラクラス:Beare
r Class)(b)及びATC(ATM伝送能力:ATM Trans
fer Capability) (c)と、トラヒック制御情報である
BEI(ベストエフォート情報:Best Effort Informati
on) (d)に基づいて、ASC(a)を判定する。
【0035】ステップS12においてASCが求められ
ると、ステップS13において、品質制御識別子QSC
抽出処理が行われる。具体的には、ステップS12で求
められたASCと申告情報に含まれる品質制御情報QO
S(要求通信品質:Quality Of Service)に基づいて、品
質制御識別子(QSC)が求められる。品質制御識別子
QSCは、本発明の実施の形態における特徴的な識別子
であって、品質に関する申告情報と、制御装置の能力を
識別する能力識別子QCPとをリンクする識別子であ
る。
ると、ステップS13において、品質制御識別子QSC
抽出処理が行われる。具体的には、ステップS12で求
められたASCと申告情報に含まれる品質制御情報QO
S(要求通信品質:Quality Of Service)に基づいて、品
質制御識別子(QSC)が求められる。品質制御識別子
QSCは、本発明の実施の形態における特徴的な識別子
であって、品質に関する申告情報と、制御装置の能力を
識別する能力識別子QCPとをリンクする識別子であ
る。
【0036】図6は、ASC及びQOSに対応するQS
C決定用テーブルの例である。図6に示されるように、
QOSはレベル0(ゼロ)からレベル4までの5段階に
レベル分けされている。そして、対象外(NA)部分を
除いて、求められたASC(CBR,rt(real time)-VBR,nr
t(non real time)-VBR,ABR(Avairable Bit Rate),UBR(U
nspecified Bit Rate)) に対して、QOSの各レベル毎
に品質制御識別子QSCが設定されている。
C決定用テーブルの例である。図6に示されるように、
QOSはレベル0(ゼロ)からレベル4までの5段階に
レベル分けされている。そして、対象外(NA)部分を
除いて、求められたASC(CBR,rt(real time)-VBR,nr
t(non real time)-VBR,ABR(Avairable Bit Rate),UBR(U
nspecified Bit Rate)) に対して、QOSの各レベル毎
に品質制御識別子QSCが設定されている。
【0037】ステップS13において、品質制御識別子
QSCが求められる(抽出される)と、ステップS14
において、その品質制御識別子QSCに対応する能力識
別子QCPが求められる(抽出される)。
QSCが求められる(抽出される)と、ステップS14
において、その品質制御識別子QSCに対応する能力識
別子QCPが求められる(抽出される)。
【0038】図7は、ステップS13において求められ
た品質制御識別子QSCと、この能力識別子QCPとの
対応テーブルの例を示す図である。図7において、品質
制御識別子QSCに対応した制御装置の能力識別子QC
Pが設定されている。そして、呼処理装置14は、制御
装置毎に、ステップS14で図7のテーブルから求めた
能力識別子QCPに対応する品質制御を実行可能か否か
の整合性を判定する(ステップS15)。なお、個別装
置とは、上記図1におけるUPC装置121のように各
回線毎に設けられる装置であって、共通装置とは、上記
図1における多重化装置18のようにATM交換機内で
共通的に用いられる制御装置をいう。
た品質制御識別子QSCと、この能力識別子QCPとの
対応テーブルの例を示す図である。図7において、品質
制御識別子QSCに対応した制御装置の能力識別子QC
Pが設定されている。そして、呼処理装置14は、制御
装置毎に、ステップS14で図7のテーブルから求めた
能力識別子QCPに対応する品質制御を実行可能か否か
の整合性を判定する(ステップS15)。なお、個別装
置とは、上記図1におけるUPC装置121のように各
回線毎に設けられる装置であって、共通装置とは、上記
図1における多重化装置18のようにATM交換機内で
共通的に用いられる制御装置をいう。
【0039】そして、ステップS16において、制御装
置によって、求められた能力識別子QCPに対応したコ
ネクションの品質制御が行われる。
置によって、求められた能力識別子QCPに対応したコ
ネクションの品質制御が行われる。
【0040】このように、第一の実施の形態において
は、発呼信号に含まれる申告情報に基づいた品質制御識
別子QCSが導入される。そして、上記図5に示したよ
うに、ATMサービスカテゴリASCと品質制御情報Q
OSとに対応した品質制御識別子QCSのテーブルが設
けられる。
は、発呼信号に含まれる申告情報に基づいた品質制御識
別子QCSが導入される。そして、上記図5に示したよ
うに、ATMサービスカテゴリASCと品質制御情報Q
OSとに対応した品質制御識別子QCSのテーブルが設
けられる。
【0041】そして、将来、勧告機関による勧告内容の
変更により、例えば、あるASC又はQOSに要求され
る品質が変更された場合、変更された品質に対応して、
品質制御識別子QSCの数値を設定変更又は追加などを
行うことによって、別の能力識別子QCPを割り当てる
ことができる。
変更により、例えば、あるASC又はQOSに要求され
る品質が変更された場合、変更された品質に対応して、
品質制御識別子QSCの数値を設定変更又は追加などを
行うことによって、別の能力識別子QCPを割り当てる
ことができる。
【0042】また、例えば、制御装置の性能の進歩によ
り、より高い品質制御が可能になったとき、QSCの数
値を変更することによって、QSCをより高い品質制御
を行うQCPに割り当てることよって、制御装置の交換
のみで、ATMコネクションの品質向上が達成され、拡
張性のある品質制御が容易に実現される。
り、より高い品質制御が可能になったとき、QSCの数
値を変更することによって、QSCをより高い品質制御
を行うQCPに割り当てることよって、制御装置の交換
のみで、ATMコネクションの品質向上が達成され、拡
張性のある品質制御が容易に実現される。
【0043】即ち、新規の制御装置がより高い品質制御
を実現できるようになったとき、その新規の制御装置
と、既存のATM交換機内の既存の制御装置とを交換す
るだけで、即ち、ATM交換機自体のの取り替えを行う
ことなく、要求される品質によるコネクション制御を行
うことができるようになり、ATM交換機の拡張性が高
まる。
を実現できるようになったとき、その新規の制御装置
と、既存のATM交換機内の既存の制御装置とを交換す
るだけで、即ち、ATM交換機自体のの取り替えを行う
ことなく、要求される品質によるコネクション制御を行
うことができるようになり、ATM交換機の拡張性が高
まる。
【0044】図8は、品質制御情報QOS及びATMサ
ービスカテゴリASCの値によらず、同じQSCが与え
られた対応テーブルの例である。例えば、ATMネット
ワークをインターネットのみで使用される場合、あまり
高い品質を必要としない。従って、どの申告情報に対し
ても、同じQSC値を与えることにより、制御装置が、
同じQCPによる統一的な品質制御を行い、簡易なネッ
トワーク運用が実現される。
ービスカテゴリASCの値によらず、同じQSCが与え
られた対応テーブルの例である。例えば、ATMネット
ワークをインターネットのみで使用される場合、あまり
高い品質を必要としない。従って、どの申告情報に対し
ても、同じQSC値を与えることにより、制御装置が、
同じQCPによる統一的な品質制御を行い、簡易なネッ
トワーク運用が実現される。
【0045】図9は、ATMサービスカテゴリASCと
品質制御識別子QCSとの対応テーブルの例である。図
9に示されるように、品質制御識別子QCSは、品質識
別情報QOSの値によらず、ASCによってのみ決定さ
れてもよい。
品質制御識別子QCSとの対応テーブルの例である。図
9に示されるように、品質制御識別子QCSは、品質識
別情報QOSの値によらず、ASCによってのみ決定さ
れてもよい。
【0046】図10は、品質制御識別子に対応して、装
置能力毎に複数の能力識別子QCPが設定された対応テ
ーブルの例を示す図である。例えば、新旧の勧告に対応
する制御装置が混在しているような場合、図10に基づ
いて、呼処理装置14が、それぞれの制御装置に対応す
る勧告に従ったQCPが選択する。具体的には、制御装
置が準拠する勧告の版数情報に基づいて、QCPが特定
される。これらの版数情報は、メモリ16に格納され
る。
置能力毎に複数の能力識別子QCPが設定された対応テ
ーブルの例を示す図である。例えば、新旧の勧告に対応
する制御装置が混在しているような場合、図10に基づ
いて、呼処理装置14が、それぞれの制御装置に対応す
る勧告に従ったQCPが選択する。具体的には、制御装
置が準拠する勧告の版数情報に基づいて、QCPが特定
される。これらの版数情報は、メモリ16に格納され
る。
【0047】図11は、本発明の第二の実施の形態にお
ける品質制御のフローチャートを示す図である。第二の
実施の形態のフローチャートは、上記第一の実施の形態
と同じステップS11乃至ステップS16を備え、さら
に、ステップS13とステップS14の間に、ステップ
S20の処理が設けられる。
ける品質制御のフローチャートを示す図である。第二の
実施の形態のフローチャートは、上記第一の実施の形態
と同じステップS11乃至ステップS16を備え、さら
に、ステップS13とステップS14の間に、ステップ
S20の処理が設けられる。
【0048】ステップS20において、品質制御識別子
補正処理が行われる。通常、例えば、申告情報に含まれ
る詳細品質情報で申告された品質が、ステップS12で
求められたASCとステップS13で求められたQSC
とによって決定される品質と比較して妥当でない場合
(品質が高すぎる場合)に、通常であれば、呼処理装置
14は、品質制御によるATMコネクションの設定を拒
否する。
補正処理が行われる。通常、例えば、申告情報に含まれ
る詳細品質情報で申告された品質が、ステップS12で
求められたASCとステップS13で求められたQSC
とによって決定される品質と比較して妥当でない場合
(品質が高すぎる場合)に、通常であれば、呼処理装置
14は、品質制御によるATMコネクションの設定を拒
否する。
【0049】図12は、ASCとQOSとにより決定さ
れるセル廃棄率の管理テーブルである。図12におい
て、例えば、ASCがnrt-VBR で、QOS6と判定され
た場合、セル廃棄率は10-7である。このとき、詳細品
質情報として、より品質が高いセル廃棄率10-10 が申
告されると、呼処理装置14は、通常、ATM接続要求
を拒否する。
れるセル廃棄率の管理テーブルである。図12におい
て、例えば、ASCがnrt-VBR で、QOS6と判定され
た場合、セル廃棄率は10-7である。このとき、詳細品
質情報として、より品質が高いセル廃棄率10-10 が申
告されると、呼処理装置14は、通常、ATM接続要求
を拒否する。
【0050】そこで、この品質制御識別子補正処理で
は、このような場合でも、ATMコネクション接続要求
が拒否されないように、QSC値の補正処理が行われ
る。
は、このような場合でも、ATMコネクション接続要求
が拒否されないように、QSC値の補正処理が行われ
る。
【0051】図13は、セル廃棄率に対応するQSCの
補正テーブルである。図13によれば、ASCがnrt-VB
R であるときに、セル廃棄率10-10 が申告されたと
き、QOS5が与えられる。QSC5は、上記図9に示
されるように、セル廃棄率10 -10 の品質制御識別子で
ある。従って、この場合、ASCがnrt-VBR であって
も、rt-VBRと同じ品質による制御が実現される。
補正テーブルである。図13によれば、ASCがnrt-VB
R であるときに、セル廃棄率10-10 が申告されたと
き、QOS5が与えられる。QSC5は、上記図9に示
されるように、セル廃棄率10 -10 の品質制御識別子で
ある。従って、この場合、ASCがnrt-VBR であって
も、rt-VBRと同じ品質による制御が実現される。
【0052】図14は、本発明の第三の実施の形態にお
ける品質制御のフローチャートを示す図である。第三の
実施の形態のフローチャートは、上記第一の実施の形態
と同じステップS11乃至ステップS16を備え、さら
に、ステップS13とステップS14の間に、ステップ
S30の処理が設けられる。
ける品質制御のフローチャートを示す図である。第三の
実施の形態のフローチャートは、上記第一の実施の形態
と同じステップS11乃至ステップS16を備え、さら
に、ステップS13とステップS14の間に、ステップ
S30の処理が設けられる。
【0053】ステップS12では、上述のように、申告
情報に含まれるベアラ制御情報やトラヒック制御情報な
どに基づいてASCが求められる。このとき、その申告
情報の一部が誤って、別のASCに対応する情報である
場合が想定される。
情報に含まれるベアラ制御情報やトラヒック制御情報な
どに基づいてASCが求められる。このとき、その申告
情報の一部が誤って、別のASCに対応する情報である
場合が想定される。
【0054】図15は、ASCとトラフィック制御情報
の関係を示す図である。図15においては、各ASCに
対して、丸印のトラフィック制御情報が申告される必要
がある。いま、例えば、ステップS12で求められたA
SCがnrt-VBR であるときに、トラフィック制御情報と
して、ピークセルレートPCR(peak cell rate)(CLP=0)と
PCR(CLP=0+1)が申告されるとする。図12によれば、nr
t-VBR では、PCR(CLP=0)は必要なく、代わりに、SCR(su
stainable cell rate)(CLP=0) と最大バースト長MBS(ma
ximum burst size)(CLP=0)、又はSCR(CLP=0+1)とMBS(CL
P=0+1)が必要である。
の関係を示す図である。図15においては、各ASCに
対して、丸印のトラフィック制御情報が申告される必要
がある。いま、例えば、ステップS12で求められたA
SCがnrt-VBR であるときに、トラフィック制御情報と
して、ピークセルレートPCR(peak cell rate)(CLP=0)と
PCR(CLP=0+1)が申告されるとする。図12によれば、nr
t-VBR では、PCR(CLP=0)は必要なく、代わりに、SCR(su
stainable cell rate)(CLP=0) と最大バースト長MBS(ma
ximum burst size)(CLP=0)、又はSCR(CLP=0+1)とMBS(CL
P=0+1)が必要である。
【0055】従って、ステップS11において、呼処理
装置14は、申告されたPCR(CLP=0)をSCR(CLP=0)として
扱い、さらにMBS(CLP=0)を新たに生成する。これによ
り、ASCがnrt-VBR であるとして、正常な品質制御が
可能となる。
装置14は、申告されたPCR(CLP=0)をSCR(CLP=0)として
扱い、さらにMBS(CLP=0)を新たに生成する。これによ
り、ASCがnrt-VBR であるとして、正常な品質制御が
可能となる。
【0056】図16は、本発明の第四の実施の形態にお
ける品質制御のフローチャートを示す図である。第四の
実施の形態のフローチャートは、上記第一の実施の形態
と同じステップS11乃至ステップS16を備え、さら
に、ステップS14とステップS15の間に、ステップ
S40の能力識別子QCP補正処理が設けられる。
ける品質制御のフローチャートを示す図である。第四の
実施の形態のフローチャートは、上記第一の実施の形態
と同じステップS11乃至ステップS16を備え、さら
に、ステップS14とステップS15の間に、ステップ
S40の能力識別子QCP補正処理が設けられる。
【0057】具体的には、ある制御装置が複数のATM
コネクションの品質制御を行う場合、その品質制御が同
一のQCPに集中し、トラフィックが輻輳するおそれが
ある。そして、このような輻輳状態になると、制御装置
において、そのQCPで品質制御するために割り当てら
れたバッファメモリ(UPC装置121や多重化装置1
8内)の容量が超え、ATMコネクションの設定ができ
なくなる場合が想定される。
コネクションの品質制御を行う場合、その品質制御が同
一のQCPに集中し、トラフィックが輻輳するおそれが
ある。そして、このような輻輳状態になると、制御装置
において、そのQCPで品質制御するために割り当てら
れたバッファメモリ(UPC装置121や多重化装置1
8内)の容量が超え、ATMコネクションの設定ができ
なくなる場合が想定される。
【0058】そこで、本第四の実施の形態では、このよ
うな場合であっても、ATMコネクションの設定を可能
とするために、呼処理装置14は、ステップS14で求
められたQCPを別のQCPに補正する(ステップS4
0)。即ち、制御装置のバッファメモリにおいて、別の
QCPのために割り当てられ、且つ、まだ十分容量に余
裕のあるバッファ領域が利用される。
うな場合であっても、ATMコネクションの設定を可能
とするために、呼処理装置14は、ステップS14で求
められたQCPを別のQCPに補正する(ステップS4
0)。即ち、制御装置のバッファメモリにおいて、別の
QCPのために割り当てられ、且つ、まだ十分容量に余
裕のあるバッファ領域が利用される。
【0059】図17は、バッファ領域の利用頻度に応じ
て補正されたQCPとQSCの対応テーブルである。図
17によれば、通常、QSC6に対応してQCP4が設
定されているが、QCP4のバッファ領域がこれ以上使
用できないとして、QCP1のバッファ領域を使って、
QCP1による品質制御が行われる。
て補正されたQCPとQSCの対応テーブルである。図
17によれば、通常、QSC6に対応してQCP4が設
定されているが、QCP4のバッファ領域がこれ以上使
用できないとして、QCP1のバッファ領域を使って、
QCP1による品質制御が行われる。
【0060】また、QCS7に対応してQCP4が設定
されているが、この場合は、QCP5のバッファ領域を
使って、QCP5による品質制御が行われる。
されているが、この場合は、QCP5のバッファ領域を
使って、QCP5による品質制御が行われる。
【0061】また、求められたQCPに対応するバッフ
ァ領域が何らかの障害により利用できない場合も、上述
のように、別のQCPに補正することによって、そのQ
CPに対応するバッファ領域を利用することにより、A
TMコネクションの設定が可能となる。
ァ領域が何らかの障害により利用できない場合も、上述
のように、別のQCPに補正することによって、そのQ
CPに対応するバッファ領域を利用することにより、A
TMコネクションの設定が可能となる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
発呼信号に含まれる申告情報と、ATMコネクションの
品質を制御する制御装置の能力を識別する能力識別子Q
CPをリンクする品質制御識別子QCSが導入される。
発呼信号に含まれる申告情報と、ATMコネクションの
品質を制御する制御装置の能力を識別する能力識別子Q
CPをリンクする品質制御識別子QCSが導入される。
【0063】これにより、将来、勧告機関による勧告内
容の変更により、ある申告情報に要求される品質が変更
された場合、変更された品質に対応して、品質制御識別
子QSCの数値を設定変更又は追加などを行うことによ
って、別の能力識別子QCPを割り当てることができ
る。
容の変更により、ある申告情報に要求される品質が変更
された場合、変更された品質に対応して、品質制御識別
子QSCの数値を設定変更又は追加などを行うことによ
って、別の能力識別子QCPを割り当てることができ
る。
【0064】また、例えば、制御装置の性能の進歩によ
り、より高い品質制御が可能になったとき、品質制御識
別子QSCの数値を変更することによって、QSCをよ
り高い品質制御を行う能力識別子QCPに割り当てるこ
とよって、制御装置の交換のみで、ATMコネクション
の品質向上が達成され、拡張性のある品質制御が容易に
実現される。
り、より高い品質制御が可能になったとき、品質制御識
別子QSCの数値を変更することによって、QSCをよ
り高い品質制御を行う能力識別子QCPに割り当てるこ
とよって、制御装置の交換のみで、ATMコネクション
の品質向上が達成され、拡張性のある品質制御が容易に
実現される。
【0065】このように、新規の制御装置がより高い品
質制御を実現できるようになったとき、その新規の制御
装置と、既存のATM交換機内の既存の制御装置とを交
換するだけで、即ち、ATM交換機自体の取り替えを行
うことなく、要求される品質によるATMコネクション
制御を行うことができるようになり、ATM交換機の拡
張性が高まる。
質制御を実現できるようになったとき、その新規の制御
装置と、既存のATM交換機内の既存の制御装置とを交
換するだけで、即ち、ATM交換機自体の取り替えを行
うことなく、要求される品質によるATMコネクション
制御を行うことができるようになり、ATM交換機の拡
張性が高まる。
【図1】本発明の実施の形態におけるATM交換機の構
成図である。
成図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態における品質制御フ
ローチャートを示す図である。
ローチャートを示す図である。
【図3】複数の勧告に対応したステップS12の詳細を
示す図である。
示す図である。
【図4】複数の勧告に対応したステップS12の更なる
詳細を示す図である。
詳細を示す図である。
【図5】申告情報とASCの対応関係を示すテーブルで
ある。
ある。
【図6】ASC及びQOSに対応するQSC決定用テー
ブルの例である。
ブルの例である。
【図7】品質制御識別子QSCと能力識別子QCPとの
対応テーブルを示す図である。
対応テーブルを示す図である。
【図8】品質制御情報QOS及びATMサービスカテゴ
リASCに対して、同一の品質制御識別子QSCが与え
られた対応テーブルの例である。
リASCに対して、同一の品質制御識別子QSCが与え
られた対応テーブルの例である。
【図9】ATMサービスカテゴリASCと品質制御識別
子QCSとの対応テーブルの例である。
子QCSとの対応テーブルの例である。
【図10】品質制御識別子QSCに対応して複数の能力
識別子QCPが設定された対応テーブルの例を示す図で
ある。
識別子QCPが設定された対応テーブルの例を示す図で
ある。
【図11】本発明の第二の実施の形態における品質制御
フローチャートを示す図である。
フローチャートを示す図である。
【図12】ASCとQOSとにより決定されるセル廃棄
率の管理テーブルである。
率の管理テーブルである。
【図13】セル廃棄率に対応するQOSの補正テーブル
である。
である。
【図14】本発明の第三の実施の形態における品質制御
フローチャートを示す図である。
フローチャートを示す図である。
【図15】ASCとトラフィック制御情報の関係を示す
図である。
図である。
【図16】本発明の第四の実施の形態における品質制御
フローチャートを示す図である。
フローチャートを示す図である。
【図17】バッファ領域の利用頻度に応じて補正された
QCPとQSCの対応テーブルである。
QCPとQSCの対応テーブルである。
【図18】ATM交換機における従来の品質制御のフロ
ーチャートを示す図である。
ーチャートを示す図である。
11 ATMスイッチ 12 入力回線装置 13 信号処理装置 14 呼処理装置 15 通話路制御装置 16 メモリ 17 出力回線装置 18 多重化装置 19 分離装置 121 UPC装置
Claims (20)
- 【請求項1】入力側のATMコネクションから入力され
たATMセルを出力側のATMコネクションにルーティ
ングするスイッチ部と、 該ATMコネクションの品質を制御する制御装置と、 該ATMコネクションの設定を要求する発呼信号に含ま
れる該ATMコネクションの品質に関する申告情報と、
該制御装置の能力を識別する能力識別子とをリンクする
品質制御識別子を記憶するメモリとを備え、 該制御装置は、該申告情報から求められる該品質制御識
別子によって指定された能力識別子に対応する能力に基
づいて、該ATMコネクションの品質制御を行うことを
特徴とするATM交換機。 - 【請求項2】請求項1において、 さらに、前記申告情報に基づいて、前記品質制御識別子
を求める呼処理装置を備えることを特徴とするATM交
換機。 - 【請求項3】請求項2において、 前記呼処理装置は、複数の勧告機関による複数の勧告の
うち、前記申告情報が準拠する勧告を識別し、該識別さ
れた勧告に基づいて、前記申告情報を分析し、前記品質
制御識別子を求めることを特徴とするATM交換機。 - 【請求項4】請求項2において、 前記呼処理装置は、前記申告情報が勧告機関による勧告
に準拠するか、或いは、独自の仕様に準拠するかを識別
し、該識別された勧告又は仕様に基づいて、前記申告情
報を分析し、前記品質制御識別子を求めることを特徴と
するATM交換機。 - 【請求項5】請求項2において、 前記呼処理装置は、前記申告情報に含まれるベアラ制御
情報及びトラフィック制御情報とに基づいて、前記品質
制御識別子を求めることを特徴とするATM交換機。 - 【請求項6】請求項2において、 前記呼処理装置は、前記申告情報に含まれるベアラ制御
情報、トラフィック制御情報及び品質制御情報に基づい
て、前記品質制御識別子を求めることを特徴とするAT
M交換機。 - 【請求項7】請求項5において、 前記呼処理装置は、前記ベアラ制御情報と前記トラフィ
ック制御情報との組み合わせに基づいてATMサービス
カテゴリを求め、該ATMサービスカテゴリと前記申告
情報に含まれる詳細品質情報とに基づいて前記品質制御
識別子を求めることを特徴とするATM交換機。 - 【請求項8】請求項7において、 前記詳細品質情報は、ATMセル廃棄率であることを特
徴とするATM交換機。 - 【請求項9】請求項2において、 前記呼処理装置は、前記申告情報に含まれるベアラ制御
情報とトラフィック制御情報との組み合わせに基づい
て、ATMサービスカテゴリを求め、さらに、該ATM
サービスカテゴリに基づいて、前記品質制御識別子を求
めることを特徴とするATM交換機。 - 【請求項10】請求項9において、 前記ベアラ制御情報と前記トラフィック制御情報との組
み合わせから前記ATMサービスカテゴリが求められな
い場合、 前記呼処理装置は、前記ベアラ制御情報と前記トラフィ
ック制御情報のいずれか一方に基づいて、前記ATMサ
ービスカテゴリを求め、他方を、求められたATMサー
ビスカテゴリに対応するように補正することを特徴とす
るATM交換機。 - 【請求項11】請求項1において、 前記メモリは、前記品質制御識別子に対して、前記制御
装置の能力が準拠する勧告の版数に応じて複数の前記能
力識別子を記憶することを特徴とするATM交換機。 - 【請求項12】請求項1において、 前記メモリは、複数の異なる前記申告情報に対して同一
の前記品質制御識別子を記憶することを特徴とするAT
M交換機。 - 【請求項13】請求項1において、 前記制御装置は、前記指定された能力識別子に対応する
能力に基づいた品質制御ができないとき、前記品質制御
識別子に対応する能力識別子を別の能力識別子に補正
し、該別の能力識別子に対応する能力に基づいて品質制
御を行うことを特徴とするATM交換機。 - 【請求項14】入力側のATMコネクションから入力さ
れたATMセルを出力側のATMコネクションにルーテ
ィングするATM交換機における該ATMコネクション
の品質制御方法において、 該ATMコネクションの設定を要求する発呼信号に含ま
れる該ATMコネクションの品質に関する申告情報か
ら、該申告情報と該ATMコネクションの品質を制御す
る制御装置の能力を識別する能力識別子とをリンクする
品質制御識別子を取得する第一の取得ステップと、 該品質制御識別子から該能力識別子を取得する第二の取
得ステップと、 能力識別子に対応する能力に基づいて、該ATMコネク
ションの品質制御を行う制御ステップとを備えることを
特徴とするATMコネクションの品質制御方法。 - 【請求項15】請求項14において、 前記第一の取得ステップにおいて、前記申告情報に含ま
れるベアラ制御情報及びトラフィック制御情報とに基づ
いて、前記品質制御識別子を取得することを特徴とする
ATMコネクションの品質制御方法。 - 【請求項16】請求項14において、 前記第一の取得ステップにおいて、前記申告情報に含ま
れるベアラ制御情報、トラフィック制御情報及び品質制
御情報に基づいて、前記品質制御識別子を求めることを
特徴とするATMコネクションの品質制御方法。 - 【請求項17】請求項14において、 前記第一の取得ステップにおいて、前記ベアラ制御情報
と前記トラフィック制御情報との組み合わせに基づいて
ATMサービスカテゴリを求め、該ATMサービスカテ
ゴリと前記申告情報に含まれる詳細品質情報とに基づい
て前記品質制御識別子を求めることを特徴とするATM
コネクションの品質制御方法。 - 【請求項18】請求項14において、 前記第一の取得ステップにおいて、前記申告情報に含ま
れるベアラ制御情報とトラフィック制御情報との組み合
わせに基づいて、ATMサービスカテゴリを求め、さら
に、該ATMサービスカテゴリに基づいて、前記品質制
御識別子を求めることを特徴とするATM交換機。 - 【請求項19】請求項18において、 前記ベアラ制御情報と前記トラフィック制御情報との組
み合わせから前記ATMサービスカテゴリが求められな
い場合、 前記ベアラ制御情報と前記トラフィック制御情報のいず
れか一方に基づいてATMサービスカテゴリを求め、他
方を、求められたATMサービスカテゴリに対応するよ
うに補正する補正ステップをさらに備えることを特徴と
するATMコネクションの品質制御方法。 - 【請求項20】請求項14において、 前記指定された能力識別子に対応する能力に基づいた品
質制御ができないとき、前記品質制御識別子に対応する
能力識別子を別の能力識別子に補正する第二の補正ステ
ップをさらに備え、 前記制御ステップは、該別の能力識別子に対応する能力
に基づいて品質制御を行うことを特徴とするATMコネ
クションの品質制御方法。
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