JP2000048500A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2000048500A
JP2000048500A JP10212746A JP21274698A JP2000048500A JP 2000048500 A JP2000048500 A JP 2000048500A JP 10212746 A JP10212746 A JP 10212746A JP 21274698 A JP21274698 A JP 21274698A JP 2000048500 A JP2000048500 A JP 2000048500A
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Japan
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servo
data
sector
signal
head
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JP10212746A
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English (en)
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Hitoshi Ogawa
仁 小川
Takuji Nishitani
卓史 西谷
Masatoshi Nishina
昌俊 仁科
Katsumi Yamamoto
克己 山本
Soichi Isono
聡一 磯野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーボセクタを信頼性高く検出できるように
する。 【解決手段】 予め設定したアサート禁止期間にサーボ
信号が発生されないことを監視する手段と、それに続く
アサート許可期間にサーボ信号が発生することを監視す
る手段とを備える。 【効果】 サーボ信号のタイミングの異常を検出できる
ので、サーボセクタを信頼性高く検出でき、誤ったデー
タの読み出しや誤った位置へのデータの書き込みを防止
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク装置に関
し、さらに詳しくは、サーボセクタを信頼性高く検出す
ることが出来るディスク装置、データセクタパルスを正
確に生成することが出来るディスク装置およびReadGa
te信号とWriteGate信号の異常を検出することが出来
るディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12に、データ面サーボ方式の場合の
媒体721のデータ格納フォーマットを示す。1つの円
周状のデータ記録領域をトラック204と呼ぶ。1つの
トラック204には、複数のサーボセクタ202があ
る。先頭のサーボセクタをインデックスサーボセクタと
いう。サーボセクタ202間には、データセクタ203
がある。前記サーボセクタ202には、データセクタ2
03を特定するための情報を記録する。また、データセ
クタ203には、ユーザデータを記録する。
【0003】図13に、サーボセクタ202に記録され
る情報を例示する。この例では、サーボセクタ202
に、当該サーボセクタがインデックスサーボセクタであ
るかそれ以外の通常のサーボセクタであるかを示すイン
デックス/セクタマーク205と、サーボセクタ番号2
06(Servo Sector Adress=SSA)とを記録す
る。なお、サーボセクタ番号206にエラー検出コード
を付ける場合もある。
【0004】指定されたデータセクタ203にユーザデ
ータを書き込み/読み出しする場合、前記サーボセクタ
番号206を基に、データセクタ203のID情報を算
出する。そして、そのID情報を基にデータセクタパル
ス(Data Sector Pulse)を生成し、そのデータセクタ
パルスにより指定のデータセクタ203の位置を特定
し、ヘッドを位置決めする。
【0005】なお、関連する従来技術は、特開平5−1
74498号公報や特開平6−267213号公報など
に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、サーボ
セクタ202の情報からデータセクタ203のID情報
を算出するようにしている理由つまりデータセクタ20
3毎にID情報を入れないようにしている理由は、デー
タセクタ203にユーザデータをなるべく多く記録でき
るようにするためである。また、書き込みヘッドと読み
出しヘッドを分離したMRヘッドを採用した場合に、デ
ータセクタ203毎にID情報をチェックするのが困難
になったためである。このようにデータセクタ203毎
にID情報を入れず、サーボセクタ202の情報からデ
ータセクタ203のID情報を算出するフォーマットの
ディスク装置では、サーボセクタ202を信頼性高く検
出することが重要になる。しかし、従来のディスク装置
では、かかる考慮がなされていなかった。そこで、本発
明の第1の目的は、サーボセクタを信頼性高く検出する
ことが出来るディスク装置を提供することにある。
【0007】また、サーボセクタ202の情報を基にデ
ータセクタパルスを生成する際、従来はバイトクロック
を基準にしていた。このバイトクロックは、データ読み
出し中の場合、ユーザの読み出し周波数に追従するよう
にPLLで同期がとられている。しかし、高密度記録に
よりユーザデータの読み出しの信頼性が低下しユーザデ
ータの読み出し周波数が変動した場合、PLLの同期が
外れ、バイトクロックが大幅に遅くなり、データセクタ
パルスのタイミングがずれ、これ以降のデータセクタ2
03の読み出し位置がずれてしまう問題点があった。そ
こで、本発明の第2の目的は、データセクタパルスを正
確に生成することが出来るディスク装置を提供すること
にある。
【0008】また、データセクタからデータを読み出す
タイミング信号となるReadGate信号や、データセクタ
にデータを書き込むタイミング信号となるWriteGate
信号は、前記バイトクロックを基準にしている。このた
め、前述のようにユーザデータの読み出し周波数が変動
した場合、タイミングがずれてしまい、誤ったデータの
読み出しや書き込みを行う問題点があった。そこで、本
発明の第3の目的は、ReadGate信号やWriteGate信
号の異常を検出することが出来るディスク装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、データを記録する媒体と、該媒体に対してデータの
読み出し及び書き込みの少なくとも一方を行なうヘッド
と、前記媒体の回転と前記ヘッドの移動を行う機構部
と、前記媒体に対するデータの読み出し及び書き込みの
処理のうち少なくとも一方の処理を行うデータ処理部と
を有するディスク装置において、前記媒体に記録された
データの位置に関する情報を格納したサーボセクタを示
すサーボ信号の検出から所定の期間までのサーボ信号の
発生の有無を確認するサーボタイミング確認手段を具備
したことを特徴とするディスク装置を提供する。サーボ
信号はサーボセクタを検出した時に生成されるが、サー
ボセクタが無いのに検出したと誤認してサーボ信号を生
成したり(これを「湧き出し」という)、サーボセクタ
を検出してもサーボ信号を生成しなかったり(これを
「歯抜け」という)、サーボセクタを検出してサーボ信
号を生成してもそのタイミングがずれていたり(これを
「ずれ」という)するエラーが起りうる。上記第1の観
点によるディスク装置では、所定の期間、例えばサーボ
信号のアサートが禁止される期間(以下、アサート禁止
期間という)あるいはサーボ信号のアサートが許可され
る期間(以下、アサート許可期間という)中にサーボパ
ルスが発生するか否かを確認するので、上記「湧き出
し」,「ずれ」及び「歯抜け」を検出できる。このよう
に、サーボ信号のエラーを看過することがないため、サ
ーボセクタを信頼性高く検出することが出来る。
【0010】第2の観点では、本発明は、上記第1の観
点のディスク装置において、前記サーボタイミング確認
手段は、前記サーボ信号の検出から次のサーボ信号の検
出までの時間をカウントするカウンタと、前記所定の期
間の値を保持するレジスタと、前記カウンタによってカ
ウントされた時間と前記レジスタに保持された前記所定
の期間の値とを比較する比較器とを有することを特徴と
するディスク装置を提供する。上記第2の観点によるデ
ィスク装置では、カウンタのカウント値と前記レジスタ
に保持された所定の期間の値との比較により、サーボ信
号の「湧き出し」,「ずれ」及び「歯抜け」を判定でき
る。なお、アサート禁止期間およびアサート許可期間の
それぞれに対してカウンタと比較器の組を設けてもよい
が、セレクタで切り替えるようにすれば、カウンタと比
較器は1組で済む。さらに、カウンタをインクリメント
カウンタにすれば、比較器での判断までに時間的余裕が
生れ、セレクタの切り替えをMPUで行えるようにな
る。
【0011】第3の観点では、本発明は、上記第2の観
点のディスク装置において、前記所定の期間の値とし
て、前記ヘッドがヘッドチェンジをしない場合とヘッド
チェンジをする場合で異なった値を使用することを特徴
とするディスク装置を提供する。ヘッドチェンジをしな
い場合とヘッドチェンジをする場合では、その所定の期
間は、具体的にはアサート禁止期間およびアサート許可
期間の値は、ヘッド倒れがあると異なった値となる。従
って、ヘッドチェンジをしない場合の所定の期間の値だ
けを使用すると、本来はエラーでないのにヘッドチェン
ジをした時にエラーが検出され、サーボセクタの再検出
といったオーバヘッドが発生する。上記第3の観点によ
るディスク装置では、ヘッドチェンジをしない場合の所
定の期間の値とヘッドチェンジを行う場合の所定期間の
値という2種類の値を持つため、ヘッドチェンジをして
もエラーとならず、オーバヘッドの発生を防止できる。
【0012】第4の観点では、本発明は、サーボセクタ
の位置を基準としてデータセクタの先頭位置を示すデー
タセクタパルスを生成するディスク装置において、媒体
からのデータ読み出し周波数に依存しないクロックに基
づくタイミングで前記データセクタパルスを生成するこ
とを特徴とするディスク装置を提供する。上記第4の観
点によるディスク装置では、媒体からのデータ読み出し
周波数に依存するバイトクロックを使わず、媒体からの
データ読み出し周波数に依存しないクロックを使ってデ
ータセクタパルスを生成するため、媒体からのデータ読
み出し周波数が変動しても、データセクタパルスを正確
なタイミングで生成することが出来る。
【0013】第5の観点では、本発明は、データを記録
する媒体と、該媒体に対してデータの読み出し及び書き
込みの少なくとも一方を行なうヘッドと、前記媒体の回
転と前記ヘッドの移動を行う機構部と、前記媒体に対す
るデータの読み出し及び書き込みの処理のうち少なくと
も一方を行うための処理を行うデータ処理部とを有する
ディスク装置において、データセクタパルスとReadGa
te信号のタイミングが重なった時またはデータセクタパ
ルスとWriteGate信号のタイミングが重なった時に異
常検出信号を出力する異常検出手段を具備したことを特
徴とするディスク装置を提供する。上記第5の観点によ
るディスク装置では、データセクタパルスを基準にして
ReadGate信号やWriteGate信号のタイミングを監視
することにより、ReadGate信号やWriteGate信号の
タイミングの異常を検出できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を磁気ディスク装置
に適用した一実施形態について説明する。なお、これに
より本発明が限定されるものではない。
【0015】図1に、本発明の一実施形態の磁気ディス
ク装置の構成を示す。この磁気ディスク装置712を標
準的なデータリード時の動作を例にとって説明する。デ
ィスク装置712には、ホストコンピュータ713より
データリード指示が送られてくる。ディスク装置712
のデータ処理部702にあるホストI/Fコントロール
部710は、前記データリード指示を受け取り、MPU
I/Fコントロール部704を介してMPU705に
送る。MPU705は、データリード指示を解釈し、媒
体721の指定されたデータセクタ203のデータを読
み出すようにメカ制御部711に指示を出す。
【0016】メカ制御部711は、R/W回路701か
らの位置信号に基づいて、機構部714に指示を出し、
ヘッド722を駆動するためのVCM(Voice Coil Mot
or)715を制御して、スピンドルモータ716で回転
する媒体721のトラック204に、ヘッド722を位
置づける。
【0017】R/W回路701は、媒体721のトラッ
ク204から読み出したサーボセクタ202の情報をシ
リアルパルスデータとしてServo ID処理部723に送
る。Servo ID処理部723は、バイトシンク検出を行
い、これを基にシリパラ変換を行ってサーボセクタ番号
206を得て、そのサーボセクタ番号206からデータ
セクタ203の物理セクタ番号を算出し、デフェクト処
理後の論理を行い、論理セクタ番号を算出してドライブ
I/Fコントロール部703に渡す。
【0018】R/W回路701は、渡された論理セクタ
番号から指定されたデータセクタ203か否かを判断
し、指定されたデータセクタ203ならデータを読み出
し、アナログ信号をNRZ信号に変換し、ドライブI/
Fコントロール部703に送る。ドライブI/Fコント
ロール部703は、NRZ信号として得られたデータを
ECC処理部706に送ると共にバッファコントロール
部707を経由してデータバッファ709に送る。
【0019】ホストインタフェースコントロール部71
0は、ECC処理部706でエラー無しと判断される
と、データバッファ709に格納されていたデータをホ
ストコンピュータ713に転送する。
【0020】前記R/W回路701は、データ読み出し
時には、媒体721から読み出した信号に同期してバイ
トクロックを生成し、データ処理部702に供給する。
また、データ書き込み時には、予め設定された周波数を
基にバイトクロックを生成し、データ処理部702に供
給する。従って、データ読み出し時のバイトクロック
は、媒体721の回転の変動に追従して変動する。
【0021】図2に、前記SERVO ID処理部723の構成
を示す。SERVO ID処理部723は、Servo信号生成部8
01と、データセクタ番号生成部802とを具備してな
る。前記Servo信号生成部801は、R/W回路701
から取り込んだサーボセクタ202の情報を基に、イン
デックスサーボセクタであることを知らせる信号である
INDEX PLUSE101と、サーボセクタであることを知ら
せる信号であるSERVO_PULSE106と、サーボ期間であ
ることを知らせる信号であるSERVO_GATE102と、異常
を知らせる信号であるDRV FLT803とを生成する。な
お、Servo信号生成部801で検出される異常には、サ
ーボの位置ずれが規定範囲を超えた異常やショックセン
サの出力が検知された等の異常がある。
【0022】前記データセクタ番号生成部802は、R
/W回路701から取り込んだサーボセクタ202の情
報を基にサーボセクタ番号206を得て、このサーボセ
クタ番号206を基にデータセクタ203のセクタ番号
を生成すると共に、サーボタイミングの確認などを行
う。サーボタイミングの確認方法を図3〜図5に示す。
【0023】図3は、INDEX_PULSE101のタイミング
の確認方法の説明図である。INDEX_PULSE101は、1
回転周期ごとに生成される。そこで、INDEX_PULSE10
1のタイミングを監視するために、INDEX_PULSE101
が本来アサートされるはずのないアサート禁止期間とし
てIPWC1(INDEX_PULSE Wait Counter 1)を設定す
ると共に、INDEX_PULSE101が本来アサートされるは
ずのアサート許可期間としてIPWC2(INDEX_PULSE
Wait Counter 2)を設定する。これらアサート禁止期間
IPWC1およびアサート許可期間IPWC2を設ける
ことにより、INDEX_PULSE101が生成されるべきでな
いのに生成される「湧き出し」やINDEX_PULSE101が
生成されるべきなのに生成されない「歯抜け」を監視で
きる。なお、SRV SECTORはサーボセクタを示す。
【0024】図4は、SERVO_PULSE106のタイミング
の確認方法の説明図である。SERVO_PULSE106は、1
サーボ周期ごとに生成される。そこで、SERVO_PULSE1
06のタイミングを監視するために、SERVO_PULSE10
6が本来アサートされるはずのないアサート禁止期間と
してSPWC1(SERVO_PULSE Wait Counter 1)を設定
すると共に、SERVO_PULSE106が本来アサートされる
はずのアサート許可期間としてSPWC2(SERVO_PULS
E Wait Counter 2)を設定する。これらアサート禁止期
間SPWC1およびアサート許可期間SPWC2を設け
ることにより、SERVO_PULSE106が生成されるべきで
ないのに生成される「湧き出し」やSERVO_PULSE106
が生成されるべきなのに生成されない「歯抜け」を監視
できる。なお、SRV SECTORはサーボセクタを示し、Data
SECTORはデータセクタ203を示す。
【0025】図5は、SERVO_GATE102のタイミングの
確認方法の説明図である。SERVO_GATE102は、1サー
ボ周期ごとに生成される。そこで、SERVO_GATE102の
タイミングを監視するために、SERVO_GATE102が本来
アサートされるはずのないアサート禁止期間としてSG
WC1(SERVO_GATE Wait Counter 1)を設定すると共
に、SERVO_GATE102が本来アサートされるはずのアサ
ート許可期間としてSGWC2(SERVO_GATE Wait Coun
ter 2)を設定する。これらアサート禁止期間SGWC
1およびアサート許可期間SGWC2を設けることによ
り、SERVO_GATE102が生成されるべきでないのに生成
される「ずれ」やSERVO_GATE102が生成されるべきな
のに生成されない「歯抜け」を監視できる。なお、SRV
SECTORはサーボセクタを示し、Data SECTORはデータセ
クタ203を示す。
【0026】なお、SERVO_GATE102はサーボクロック
を基準に作られているため、SERVO_GATE102のチェッ
クを行う前記回路の基本動作クロックをサーボクロック
と異なる水晶発振器のクロックとするのが好ましい。こ
れにより、サーボクロックの異常によるSERVO_GATE異常
を別発振器で動く回路で正しく検出することが出来る。
【0027】さて、磁気ディスク装置712では、複数
の媒体721とそれら媒体721の各表面に対応した複
数のヘッド722が用意されている。これら複数のヘッ
ド間の位置ずれは、組立精度や温度等の影響で不可避で
ある。いま、図6に示すように、面αのヘッドHaと面
βのヘッドHbの間でヘッド間の位置ずれ(ヘッド倒
れ)があったとする。ヘッドHaのみ又はヘッドHbの
みを使っている場合(同一面のデータを読み書きしてい
る場合)は、サーボセクタ間隔はAである。なお、A
は、INDEX_PULSE101に対しては約1回転周期であ
り、SERVO_PULSE106およびSERVO_GATE102に対し
て約1サーボ周期である。ところが、ヘッドHaからヘ
ッドHbへのヘッドチェンジを行う場合(面αから面β
へデータを読み書きする面を変える場合)、サーボセク
タ間の間隔は1回だけAからA’に変化してしまう。な
お、サーボセクタ202の位置ではヘッドチェンジは行
われないため、サーボセクタ期間Bは変化しない。
【0028】上記のように、サーボチェンジ時にサーボ
セクタ間隔が1回だけ変化してしまうため、上記IPW
C1、SPWC1、SGWC1をAに固定していると、
サーボチェンジ毎にタイミング異常が検出され、サーボ
セクタの再検出といったオーバヘッドが発生し、効率が
低下する。そこで、ヘッドチェンジ時には、上記IPW
C1、SPWC1、SGWC1をAからA’に切り替え
るようにすると、タイミング異常とならず、オーバヘッ
ドが発生せず、効率の低下を防止できる。
【0029】図7は、上述のようにIPWC1、SPW
C1、SGWC1の値をヘッドチェンジ時にAからA’
に切り替えるようにしたサーボタイミング確認回路の回
路図である。このサーボタイミング確認回路400は、
図2のデータセクタ番号生成部802に含まれており、
比較器402によりリセットされシステムクロックをカ
ウントアップするインクリメントカウンタ401と、同
一ヘッドを用いた時のアサート禁止期間に相当する期待
値A(IPWC1、SPWC1またはSGWC1の値)
を保持する期待値レジスタ4041と、ヘッドチェンジ
を行った時のアサート禁止期間に相当する期待値A’
(IPWC1、SPWC1またはSGWC1の値)を保
持する期待値レジスタ4042と、アサート許可期間に
相当する期待値B(IPWC2、SPWC2またはSG
WC2の値)を保持する期待値レジスタ4043と、前
記期待値レジスタ4041の期待値Aと前記期待値レジ
スタ4042の期待値A’のいずれか一方をMPU(図
1の705)の指示によって切り替えるセレクタ403
と、そのセレクタ403で選択した期待値A又はA’と
前記期待値レジスタ4043の期待値Bのいずれか一方
を比較器402の指示によって切り替えるセレクタ40
5と、そのセレクタ403で選択した期待値A又はA’
又はBと前記インクリメントカウンタ401のカウント
値を比較する比較器402とを具備している。
【0030】前記サーボタイミング確認回路400は、
次のように動作する。 (0)前提として、セレクタ403,405で期待値Aを
選択しており、インクリメントカウンタ401がカウン
トアップ中であるとする。 (1)比較器402は、インクリメントカウンタ401の
カウント値と前記セレクタ403,405で選択した期
待値Aとを比較し、一致した時、インクリメントカウン
タ401をリセットすると共に期待値Bを選択するよう
にセレクタ405を切り替える。 (2)比較器402は、インクリメントカウンタ401の
カウント値と前記セレクタ405で選択した期待値Bと
を比較し、一致する前にチェックしたい信号(INDEX_PU
LSE101,SERVO_PULSE106またはSERVO_GATE10
2)の後エッジを検出した時、インクリメントカウンタ
401をリセットすると共に期待値A又はA’を選択す
るようにセレクタ405を切り替える。 (3)ヘッドチェンジしない時は前記(1)に戻る。 (4)ヘッドチェンジした時は、MPU705は、セレク
タ403で期待値A’を選択する。比較器402は、イ
ンクリメントカウンタ401のカウント値と前記セレク
タ403,405で選択した期待値A’とを比較し、一
致した時、インクリメントカウンタ401をリセットす
ると共に期待値Bを選択するようにセレクタ405を切
り替える。そして、前記(2)に戻る。なお、MPU70
5は、セレクタ403を切り替えて期待値Aに戻す。 (5)比較器402は、インクリメントカウンタ401の
カウント値が前記セレクタ403,405で選択した期
待値A又はA’に一致する前に、チェックしたい信号
(Index Pulse101,Servo Pulse106,Servo Gate
102)の後エッジを検出した時、「湧き出し」(チェ
ックしたい信号がINDEX_PULSE101またはSERVO_PULSE
106のとき)または「ずれ」(チェックしたい信号が
SERVO_GATE102のとき)の検出をMPU705に通知
する。 (6)比較器402は、インクリメントカウンタ401の
カウント値が前記セレクタ405で選択した期待値Bに
一致した時、「歯抜け」の検出をMPU705に通知す
る。
【0031】上記サーボタイミング確認回路400は、
チェックしたい信号であるINDEX_PULSE101,SERVO_P
ULSE106およびSERVO_GATE102のそれぞれについて
設ける。
【0032】以上のサーボタイミング確認回路400に
よれば、サーボ信号が正しいタイミングで生成されたか
否かを確認できるため、サーボセクタを信頼性高く検出
することが出来る。また、ヘッドチェンジ時にオーバヘ
ッドが発生することを防止でき、効率を向上できる。
【0033】なお、インクリメントカウンタ401を用
いることにより、MPU705でセレクタ403を切り
替えるようにしてもタイミング的に支障は生じないが、
比較器402でセレクタ403を切り替えるようにして
もよい。また、磁気ディスク装置によっては、期待値レ
ジスタをA,A’,A”というように複数個持たせても
よい。
【0034】上記サーボタイミング確認回路400によ
れば、サーボ信号が正しいタイミングで生成されたか否
かを確認できるが、異常を1回検出する毎にMPU70
5に報告していたのでは、MPU705における割り込
みが増えて、オーバヘッドが増加してしまう。そこで、
異常の検出回数をカウントし、そのカウント値が既定値
を超えたならば初めてMPU705に報告するようにし
た方がオーバヘッドを小さく出来る。
【0035】すなわち、図8に示すように、INDEX_PULS
E101の「湧き出し」の検出回数を異常カウンタ60
2でカウントし、そのカウント値と既定値とを比較器6
03で比較し、カウント値が既定値を超えたならば、M
PU705に報告する。また、図9に示すように、SERV
O_PULSE106の「歯抜け」の検出回数を異常カウンタ
605でカウントし、そのカウント値と既定値とを比較
器606で比較し、カウント値が既定値を超えたなら
ば、MPU705に報告する。図示していないが、SERV
O_GATE102の場合も同様である。以上により、MPU
705での頻繁な割り込みを防止でき、オーバヘッドを
小さく出来る。
【0036】なお、異常検出後に正常にサーボ信号を検
出しなかったら又は正常にサーボ信号を検出したら異常
カウンタ602,605をクリアするようにしてもよ
い。
【0037】図10に、データセクタパルスの生成タイ
ミングを示す。ssa[7:0]は、ヘッド722が通過
したサーボセクタ202のサーボセクタ番号206を示
す信号であり、SERVO ID処理部723で生成される。SE
RVO_GATE102は、サーボ期間を示す信号であり、SERV
O ID処理部723で生成され、R/W回路701に与え
られる。このSERVO_GATE102がアサートされているサ
ーボ期間中、R/W回路701は、媒体721からサー
ボ信号を読み出すモードになる。ReadGate信号は、デ
ータ読み出し期間を示す信号であり、R/W回路701
から供給されるバイトクロックを基にドライブI/Fコ
ントロール部703で生成され、R/W回路701に与
えられる。このReadGate信号がアサートされているデ
ータ読み出し期間中、R/W回路701は、媒体721
からデータを読み出すモードになる。データセクタパル
スは、データセクタ203の先頭位置を示す信号であ
り、SERVO ID処理部723で生成され、ドライブI/F
コントロール部703等に与えられる。すなわち、SERV
O ID処理部723は、サーボセクタ202から読み出さ
れた情報に含まれている基点(サーボアドレスマーク)
から所定期間Cを、水晶発振器で生成されたシステムク
ロックを基にカウントし、その所定期間C後にアサート
される。このデータセクタパルスを基準として、ドライ
ブI/Fコントロール部703等の媒体721の位置に
依存する回路が動作する。
【0038】以上のように、バイトクロックを基準にせ
ず、水晶発振器で生成されたシステムクロックを基に正
確にデータセクタパルスを生成するため、読み出しデー
タの読み出し周波数が変動してもそれに影響されて読み
出しデータの位置がずれてしまうことがなく、正しい位
置でデータを正しく読み出すことが出来る。
【0039】図11は、ReadGate信号やWriteGate
信号の異常を検出する異常検出回路の回路図である。こ
の異常検出回路900は、R/W回路701に含まれ、
ReadGate信号とデータセクタパルスのANDをとるA
ND回路901と、WriteGate信号とデータセクタパ
ルスのANDをとるAND回路902と、AND回路9
01と902の出力のORをとるOR回路903とを具
備してなる。データ読み出し時にバイトクロックが変動
すれば、ReadGate信号とデータセレクタパルスが重な
るため、OR回路903から異常検出信号が出力され
る。そして、異常検出信号が出力されると、R/W回路
701は、フォーマットテーブルを読み出すフォーマッ
タの動作を停止する。フォーマットテーブルを読み出す
の動作については、例えば特開平9−82038号公報
に記載されている。WriteGate信号の異常も同様に検
出できる。
【0040】以上の異常検出回路900によれば、誤ま
ったデータをホストコンピュータ713に転送してしま
うことを防止でき、信頼性の高いディスク装置を実現で
きる。
【0041】なお、本発明は、ハード,ソフトのいずれ
で実現してもよいし、これらの組合わせで実現してもよ
い。また、本発明は、フロッピーディスク装置,光磁気
ディスク装置,MD装置等のディスク装置全般に適用可
能である。
【0042】
【発明の効果】本発明のディスク装置によれば、次の効
果が得られる。 (1)サーボセクタを信頼性高く検出することが出来る
ので、誤ったデータの読み出しや誤った位置へのデータ
の書き込みを防止できる。 (2)カウンタのカウント値と期待値レジスタの期待値
との比較により、サーボ信号の「湧き出し」「歯抜け」
「ずれ」を判定できる。 (3)ヘッドチェンジ時にオーバヘッドが発生すること
を防止でき、効率を向上できる。 (4)媒体からのデータ読み出し周波数の変動の影響を
受けずに、データセクタパルスを正確なタイミングで生
成することが出来るので、データセクタ位置を特定する
信頼性を向上できる。 (5)ReadGate信号やWriteGate信号のタイミング
の異常を検出できるので、誤まったデータをホストコン
ピュータに転送してしまうことを防止でき、信頼性を向
上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の磁気ディスク装置712
の構成図である。
【図2】SERVO ID処理部723のブロック図である。
【図3】INDEX_PULSE101の説明図である。
【図4】SERVO_PULSE106の説明図である。
【図5】SERVO_GATE102の説明図である。
【図6】ヘッドチェンジ時のサーボセクタ間隔の変化の
説明図である。
【図7】サーボタイミング確認回路400の回路図であ
る。
【図8】INDEX_PULSE101の異常検出時のMPUへの
報告の説明図である。
【図9】SERVO_PULSE106の異常検出時のMPUへの
報告の説明図である。
【図10】データセクタパルスの生成タイミングの説明
図である。
【図11】異常検出回路900の回路図である。
【図12】データ面サーボ方式の場合の媒体721のデ
ータ格納フォーマットの説明図である。
【図13】トラックフォーマットの説明図である。
【符号の説明】
400 サーボタイミング確認回路 401 インクリメントカウンタ 402 比較器 403,405 セレクタ 4041〜4043 期待値レジスタ 602,605 異常カウンタ 603,606 比較器 701 R/W回路 705 MPU 712 磁気ディスク装置 723 Servo ID処理部 900 異常検出回路 902,902 AND回路 903 OR回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仁科 昌俊 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 山本 克己 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 磯野 聡一 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 Fターム(参考) 5D044 AB01 BC01 CC04 GL43 GM04 GM26 5D096 AA03 CC01 DD01 DD02 DD09 EE03 GG05 KK05 KK11 KK13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記録する媒体と、該媒体に対し
    てデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を行
    なうヘッドと、前記媒体の回転と前記ヘッドの移動を行
    う機構部と、前記媒体に対するデータの読み出し及び書
    き込みの処理のうち少なくとも一方の処理を行うデータ
    処理部とを有するディスク装置において、 前記媒体に記録されたデータの位置に関する情報を格納
    したサーボセクタを示すサーボ信号の検出から所定の期
    間までのサーボ信号の発生の有無を確認するサーボタイ
    ミング確認手段を具備したことを特徴とするディスク装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のディスク装置におい
    て、前記サーボタイミング確認手段は、前記サーボ信号
    の検出から次のサーボ信号の検出までの時間をカウント
    するカウンタと、前記所定の期間の値を保持するレジス
    タと、前記カウンタによってカウントされた時間と前記
    レジスタに保持された前記所定の期間の値とを比較する
    比較器とを有することを特徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のディスク装置におい
    て、前記所定の期間の値として、前記ヘッドがヘッドチ
    ェンジをしない場合とヘッドチェンジをする場合で異な
    った値を使用することを特徴とするディスク装置。
  4. 【請求項4】 サーボセクタの位置を基準としてデータ
    セクタの先頭位置を示すデータセクタパルスを生成する
    ディスク装置において、 媒体からのデータ読み出し周波数に依存しないクロック
    に基づくタイミングで前記データセクタパルスを生成す
    ることを特徴とするディスク装置。
  5. 【請求項5】 データを記録する媒体と、該媒体に対し
    てデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を行
    なうヘッドと、前記媒体の回転と前記ヘッドの移動を行
    う機構部と、前記媒体に対するデータの読み出し及び書
    き込みの処理のうち少なくとも一方を行うための処理を
    行うデータ処理部とを有するディスク装置において、 データセクタパルスとReadGate信号のタイミングが重
    なった時またはデータセクタパルスとWriteGate信号
    のタイミングが重なった時に異常検出信号を出力する異
    常検出手段を具備したことを特徴とするディスク装置。
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