JP2000047197A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

Info

Publication number
JP2000047197A
JP2000047197A JP10218190A JP21819098A JP2000047197A JP 2000047197 A JP2000047197 A JP 2000047197A JP 10218190 A JP10218190 A JP 10218190A JP 21819098 A JP21819098 A JP 21819098A JP 2000047197 A JP2000047197 A JP 2000047197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
display device
display
light
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10218190A
Other languages
English (en)
Inventor
泰樹 ▲らい▼
Yasuki Rai
Hisao Uehara
久夫 上原
Yutaka Marushita
裕 丸下
Tokuo Koma
徳夫 小間
Makoto Shimizu
真 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP10218190A priority Critical patent/JP2000047197A/ja
Publication of JP2000047197A publication Critical patent/JP2000047197A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲が暗くても明るい表示が得られるととも
に、視差に起因する表示ずれのない液晶表示装置を提供
する。 【解決手段】 絶縁性基板10上に、ゲート電極11、
ゲート絶縁膜12、ソース14s及びドレイン14dを
備えた能動層14、層間絶縁膜15、及び平坦化絶縁膜
17を順に積層し、ソース14sに接続した表示電極1
8を平坦化絶縁膜17上に設ける。その表示電極18は
半透明膜からなっており、周囲が明るいときには外部か
らの自然光40を反射させて表示を得、周囲が暗い場合
には背面側光源41を点灯させて表示電極18を透過し
た光によって表示を得る。液晶材料30は偏光板を必要
としない動作モードの液晶を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射型液晶表示装
置に背面側光源を備えた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、観察方向から入射した光を反
射させて表示を見るいわゆる反射型の液晶表示装置が提
案されている。
【0003】図4に、従来の反射型液晶表示装置の断面
図を示す。
【0004】同図に示す如く、従来の反射型液晶表示装
置は、薄膜トランジスタ(Thin Film T ransistor:以
下、「TFT」と称する。)等のスイッチング素子(図
示せず)に接続されたITO(Indium Tin Oxide)等の
透明導電性材料からなる表示電極51、配向膜22が形
成された絶縁性基板10と、対向電極21及び配向膜2
2が形成された対向電極基板20とが対向して接着され
た空隙に液晶材料であるツイステッドネマチック液晶
(TN液晶)31が充填されてなる。
【0005】また、液晶表示装置の外部の観察者100
側には偏光板24が1枚設けられており、その観察者1
00の反対側には観察者100側から入射した光を反射
する反射板50が設けられている。
【0006】外部から入射される自然光40は、観察者
100側の偏光板24から入射し、対向電極基板20、
対向電極21、配向膜22、TN液晶31、TFT基板
10上の配向膜22、表示電極51、ガラス基板10を
透過して、反射板50にて反射され、その後入射と逆の
方向に各層を透過して対向電極基板20上の偏光板24
から出射し観察者の目100に入る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、入射した光4
0は表示電極51aを透過し、反射板50にて反射した
後、その反射した光は、表示電極51bとの間を透過し
て観察者の目100に入る。即ち、反射した光は表示電
極51aに出射しないため、視差が生じ表示電極51a
の表示が本来の表示に見えず、ずれを生じてしまうとい
う欠点があった。カラー液晶表示装置の場合においては
本来の表示電極の色が視差によって色ずれとして現れる
ことになる。
【0008】また、従来の反射型液晶表示装置は、液晶
材料としてTN液晶を用いるため偏光板24を配置する
必要があり、周囲が暗い場合には明るい表示を見ること
がきわめて困難であるという欠点もあった。
【0009】そこで本発明は、上記の従来の欠点に鑑み
て為されたものであり、周囲が暗くても明るくかつ視差
の生じない表示が得られる液晶表示装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、偏光板が不用である動作モードの液晶、該液晶に電
圧を印加して駆動させる表示電極、及び背面側光源を備
え、前記表示電極が入射側からの光を反射し前記背面側
光源からの光を透過する機能を有する半透明膜からなる
ものである。
【0011】また、前記背面側光源からの光が前記表示
電極及び該表示電極に設けられた開口部を介して前記液
晶に供給されるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】<第1の実施の形態>本発明の液
晶表示装置について以下に説明する。
【0013】図1に本発明の液晶表示装置の全体概略断
面図を示す。
【0014】同図に示すように、液晶表示装置は、TF
T(図示せず)に接続された表示電極18、配向膜22
が形成された絶縁性基板10と、対向電極21及び配向
膜22が形成された対向電極基板20とが対向して接着
された空隙に液晶材料30が充填されてなる。そして、
その液晶表示装置の観察者100側とは反対側、即ち背
面側には背面側光源41が設けられている。
【0015】図1中、点線で示すように、外部から入射
される自然光40は、観察者100側の対向電極基板2
0から入射し、対向電極21、配向膜22、液晶31、
TFT基板10上の配向膜22、半透明膜からなる表示
電極51、ガラス基板10を透過して、反射板50にて
反射され、その後入射と逆の方向に各層を透過して対向
電極基板20のガラス基板から出射し観察者の目100
に入る経路をたどる。
【0016】また、背面側光源41からの光は実線で示
すようにガラス基板10、半透明膜からなる表示電極1
8、配向膜22、液晶30、配向膜22、対向電極2
1、対向電極基板20のガラス基板から出射し観察者の
目100に入る経路をたどる。
【0017】背面側光源41としては、例えば有機材料
からなる発光素子である有機EL(Electro Luminescen
ce)を採用することができる。
【0018】図2に本発明の液晶表示装置の1画素を示
す断面図である。
【0019】ガラスなどの絶縁性基板10上に、ゲート
電極11を形成し、そのゲート電極11上に設けた絶縁
膜12を介して多結晶シリコンから成る能動層14を形
成する。その能動層14の上には絶縁膜からなるストッ
パ13を形成し、このストッパ13をマスクとして、能
動層14に不純物を注入したソース14s及びドレイン
14dを設ける。その上には層間絶縁膜15が形成され
ており、一方のソース領域14sは層間絶縁膜15に形
成されたコンタクトホールを介して、表示電極(ソース
電極)18と接続されている。他方のドレイン領域14
dは層間絶縁膜15に形成されたコンタクトホールを介
してドレイン電極16に接続されている。こうしてTF
Tが形成された絶縁性基板10、即ちTFT基板10が
完成する。
【0020】ここで、ソース14sに接続された表示電
極18について説明する。
【0021】表示電極18を形成する材料は、アルミニ
ウム(Al)、白金(Pt)、銀(Ag)等を用いるこ
とができる。このため外部からの光を反射して正面側、
即ち観察者100側に出射することができる。
【0022】また、この表示電極18は反射の機能のみ
を有するのではなく、同時に光を透過する機能も併せて
有している。即ち、表示電極18を反射材料である例え
ばAlで形成する場合には、その厚みを例えば約100
オングストローム程度とすることにより透過の機能を持
たせている。このため、図中の実線で示すように、表示
電極18は背面側光源41からの光を透過して正面側に
出射することができる。
【0023】従って、図2に示すように、通常は外部か
らの自然光40は対向基板20のガラス基板、配向膜2
1、対向電極22と、液晶30と、TFT基板10の配
向膜22を透過し、そして表示電極18によって反射さ
れ、入射と逆に各層を透過して外部に出射され観察者1
00の目に入る(図中、点線で示す)。
【0024】しかし周囲が暗い場合にはこのような自然
光による反射にて表示を観察することができないため、
背面側に設けた背面側光源41を点灯させる。そうする
と、背面側光源41からの光はTFT基板10のガラス
基板、ゲート絶縁膜12、層間絶縁膜15、平坦化絶縁
膜17を透過し、半透明膜である表示電極18を透過す
る。そしてさらに、液晶30、対向基板20の配向膜2
2、対向電極21及びガラス基板20を透過して外部に
出射し観察者の目100に入る。
【0025】このように、周囲が暗い場合でも、背面側
光源41を点灯し、半透明膜である表示電極18を介し
て出射することにより、全面において明るい表示が得ら
れる液晶表示装置を得ることができる。なお、偏光板を
必要としないことから周囲が明るい場合にも、偏光板を
用いた従来の液晶表示装置に比べ明るい表示を得ること
ができるが、周囲が暗いときに特に有効である。
【0026】また、反射機能を表示電極に備えているこ
とから、従来のように反射板と表示電極との間に間隔が
ないため、視差が生じることもないため、表示がずれる
ということも解消できる。
【0027】また、本発明の液晶表示装置に用いる液晶
材料としては、偏光板を必要としない相転移型ゲストホ
スト(PCGH)モード液晶、あるいは高分子分散型液
晶(PDLC)モード液晶を用いる。
【0028】このように、偏光板を必要としないことか
ら、コスト低減が図れるとともに、製造工程の低減も図
れ、更に偏光板による液晶表示装置の明るさ低下が防止
できる。
【0029】なお、本実施の形態においては、表示電極
18を構成する材料をAlとしその厚みを約100オン
グストロームとしたが、光の反射の度合いを大きくする
のであれば厚みを厚くすればよく、逆に更に透過量を大
きくするのであれば厚みを薄くして所望の反射量と透過
量に調整すればよい。 <第2の実施の形態>図3に、本実施の形態の有機EL
素子を背面側光源として備えた液晶表示装置の1つの画
素を示す断面図である。
【0030】同図に示す如く、前述の第1の実施の形態
を示す図1及び図2の液晶表示装置と異なる点は、背面
側光源41からの光が表示電極18及びこの表示電極1
8に設けた開口部19を介して液晶30に供給される点
である。
【0031】なお、絶縁性基板10上に順に形成するT
FTの構造は、表示電極18の開口部19を設ける以外
は第1の実施の形態と同様であるので省略する。
【0032】半透明膜からなる表示電極18は平坦化絶
縁膜17上に形成する。この半透明膜は、Al、Pt,
Ag等を例えば100オングストローム程度に薄く形成
することにより実現できる。この表示電極18にフォト
リソ工程を施すことにより開口部19を形成することが
できる。
【0033】こうして形成した表示電極18及びその開
口部19を、背面側光源41である有機ELから発せら
れた光が通過して液晶30に達し、更に透過して対向電
極基板20を透過して観察者の目100に入る(図中、
実線で示す)。
【0034】従って、液晶表示装置の周辺が暗いときに
表示を観察する場合には、有機EL素子41を発光さ
せ、この発光した光は半透明膜からなる表示電極18及
びこの表示電極18に設けた開口部19を介して、液晶
8及び対向基板16を透過して出射し観察者の目100
に入るので、明るい表示を観察することができる。
【0035】また、液晶材料も第1の実施の形態と同様
に、PCGHモード液晶あるいはPDLCモード液晶等
の偏光板を必要としない液晶を用いるため、偏光板によ
る輝度の低下がないので明るい表示が得られるととも
に、コストの低減も図れる。
【0036】また、背面側光源41は、他の基板10,
20から成る液晶表示装置とは別体にもできるし、基板
10に接着して用いることもできるが、必要に応じて選
択すればよい。
【0037】なお、上述の各実施の形態においては背面
側光源として有機ELを用いた場合について示したが、
本発明はそれに限定されるものではなく背面側光源とし
て、有機材料からなる発光素子である有機EL以外にも
LED(Light Emitting Diode)、あるいは蛍光体を用
いることも可能である。
【0038】また、各実施の形態においては、TFTの
ゲート電極を能動層の下に設けるいわゆるボトムゲート
型TFTについて示したが、本発明はゲート電極を能動
層の上に設けるいわゆるトップゲート型TFTへの採用
も可能である。
【0039】更に、表示電極18に設けた開口部19の
数及び大きさは、必要とする明るさに応じて決定すれば
良い。
【0040】また、入射される光は表示装置の正面外部
からの光のみならず、表示装置の側面側から光を取り入
れた場合にも、本発明は採用が可能である。
【0041】また、表示電極18を構成する材料をAl
としその厚みを約100オングストロームとしたが、光
の反射の度合いを大きくするのであれば厚みを厚くすれ
ばよく、逆に更に透過量を大きくするのであれば厚みを
薄くして所望の反射量と透過量に調整すればよい。
【0042】
【発明の効果】本発明の液晶表示装置によれば、周囲が
暗くても明るくかつ視差の生じない表示が得られる液晶
表示装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す液晶表示装置の全
体概略断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す液晶表示装置の一
画素断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態を示す液晶表示装置の断
面図である。
【図4】従来の液晶表示装置の全体概略断面図である。
【符号の説明】
10 TFT基板 18 表示電極 19 開口部 20 対向電極基板 30 液晶 40 自然光 41 背面側光源 100 観察者
フロントページの続き (72)発明者 丸下 裕 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 小間 徳夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 清水 真 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2H091 FA15Y FA44Z FA45Z FB08 GA03 GA07 GA13 HA08 HA11 JA02 LA16 LA19

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏光板が不用である動作モードの液晶、
    該液晶に電圧を印加して駆動させる表示電極、及び背面
    側光源を備え、前記表示電極が入射側からの光を反射し
    前記背面側光源からの光を透過する機能を有する半透明
    膜からなることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記背面側光源からの光が前記表示電極
    及び該表示電極に設けられた開口部を介して前記液晶に
    供給されることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示
    装置。
JP10218190A 1998-07-31 1998-07-31 液晶表示装置 Pending JP2000047197A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10218190A JP2000047197A (ja) 1998-07-31 1998-07-31 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10218190A JP2000047197A (ja) 1998-07-31 1998-07-31 液晶表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000047197A true JP2000047197A (ja) 2000-02-18

Family

ID=16716034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10218190A Pending JP2000047197A (ja) 1998-07-31 1998-07-31 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000047197A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107329312A (zh) * 2017-08-14 2017-11-07 京东方科技集团股份有限公司 一种阵列基板的制备方法、阵列基板及显示器件

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107329312A (zh) * 2017-08-14 2017-11-07 京东方科技集团股份有限公司 一种阵列基板的制备方法、阵列基板及显示器件

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6859480B2 (ja) 液晶表示装置
JP3898012B2 (ja) 表示装置
EP1324109B1 (en) Reflective or transflective liquid crystal display and manufacturing method therefor
KR101517034B1 (ko) 반사투과형 액정표시장치용 어레이 기판
JP3993221B2 (ja) 表示装置
US7952663B2 (en) Liquid crystal display device
JP2000002875A (ja) 電気光学表示装置
JP2003322850A (ja) 表示装置及びその駆動方法
JP2000002872A (ja) 液晶表示装置およびその作製方法
JPH11242226A (ja) 液晶表示装置
WO1999040480A1 (fr) Afficheur a cristaux liquides et dispositif electronique
JP2001318377A (ja) 液晶表示装置
JP2007264443A (ja) 半透過型液晶表示パネル、半透過型液晶表示装置および半透過型液晶表示システム
KR20060134289A (ko) 어레이 기판과, 이를 갖는 표시장치 및 이의 제조방법
JP3244055B2 (ja) 反射型液晶表示装置
JP4608768B2 (ja) 液晶表示装置
JP3405935B2 (ja) カラー液晶表示装置
US6833889B2 (en) Cholesteric liquid crystal display device with reflectors and manufacturing method for the same
US20060001806A1 (en) Liquid crystal display device
JP3953338B2 (ja) 液晶表示装置
JPH09211493A (ja) 反射型液晶表示装置
JP2000047197A (ja) 液晶表示装置
JP4409650B2 (ja) 時計
JP2007025228A (ja) 液晶表示装置
JP2000047239A (ja) 液晶表示装置