JP2000045701A - ガスタービンロータ及びその組立て方法 - Google Patents

ガスタービンロータ及びその組立て方法

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JP2000045701A
JP2000045701A JP10214404A JP21440498A JP2000045701A JP 2000045701 A JP2000045701 A JP 2000045701A JP 10214404 A JP10214404 A JP 10214404A JP 21440498 A JP21440498 A JP 21440498A JP 2000045701 A JP2000045701 A JP 2000045701A
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rotor
intermediate shaft
compressor
stacking
fastening
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JP10214404A
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Manabu Matsumoto
学 松本
Shinya Marushima
信也 圓島
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軸周りの風損を低減して軸の温度上昇を抑制
し、かつロータの強度および信頼性の向上を図ることが
できるガスタービンロータを提供する。 【解決手段】燃焼用の空気を圧縮する圧縮機のロータ7
0と、動力を発生するタービンのロータ50と、前記圧
縮機のロータとタービンのロータとの間に介在され、圧
縮機のロータとタービンのロータとを連結する中間軸6
0とを備え、前記ロータの少なくとも一方のロータが複
数のディスクが積層されて形成され、かつこのロータと
前記中間軸との結合がボルトにて締結されているガスタ
ービンロータにおいて、前記ディスクが積層されて形成
されたロータ50と中間軸60との締結,およびディス
ク積層ロータの積層締結の両者締結を、中間位置に締結
用のチャック55を有するスタッキング54ボルトにて
行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスタービンロータ
及びその組立て方法に係わり、特に圧縮機ロータとター
ビンロータとの間に中間軸が介在されているガスタービ
ンロータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来一般に採用されているこの種のガス
タービンロータは、例えば特開平3−275946号公
報に開示されているように、燃焼用の空気を圧縮する圧
縮機のロータと、動力を発生するタービンのロータが中
間軸を介して連結されており、圧縮に必要な動力をター
ビンロータから供給するようになっている。
【0003】それぞれのロータは、複数のディスクを積
層してスタッキングボルトで締結されており、各ディス
クの外周には動翼が装着されている。ロータを組み立て
るには規模や構成によって種々の手順が考えれられる
が、それぞれのロータを別個に組み立てて、最後に中間
軸で連結するのが最も効率的であり、この組立て方法が
一般には多く採用されている。
【0004】一方、ガスタービンロータは高速回転する
ために、連結後の回転バランス調整だけでは不十分で、
ロータ単体での回転バランスを調整する必要がある。し
たがって、中間軸を介してロータを連結する際に、ロー
タのスタッキングボルトを緩めることはできない。この
ため中間軸は軸方向に2本に分割され、それぞれフラン
ジを有するように構成されており、それぞれを圧縮機ロ
ータとタービンロータの端部に締結し、ロータ単体の回
転バランス調整後に中間軸同士をフランジ結合によって
連結するようにしているのが普通である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した中間軸の外周
には、圧縮空気を用いて燃料を燃やし高温の燃焼ガスを
生成する燃焼器が配置されるのが普通であり、この構成
では、中間軸の連結フランジが外周側に突出するために
燃焼器や圧縮機出口に形成するディフューザの設置スペ
ースが制限されるばかりでなく、フランジ形成に製作費
が余分にかかるほか、結合部が多くなることから剛性が
低下するために高速回転上好ましくない。またフランジ
部が突出していることから、風損によってガスタービン
の出力が低下するばかりでなく、周囲の環境温度を高め
て中間軸の温度上昇を招き、軸の強度に悪影響を及ぼす
恐れがあった。
【0006】本発明はこれに鑑みなされたもので、その
目的とするところは、高速回転に支障を来すことなく,
すなわち軸周りの風損を低減して軸の温度上昇を抑制
し、かつロータの強度および信頼性の向上を図ることが
できるこの種のガスタービンロータを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、燃焼
用の空気を圧縮する圧縮機のロータと、動力を発生する
タービンのロータと、前記圧縮機のロータとタービンの
ロータとの間に介在され、圧縮機のロータとタービンの
ロータとを連結する中間軸とを備え、前記ロータの少な
くとも一方のロータが複数のディスクが積層されて形成
され、かつこのロータと前記中間軸とがボルト結合にて
締結されているガスタービンロータにおいて、前記ディ
スク積層のロータと中間軸との締結,およびディスク積
層のロータの積層締結の締結を、中間位置に締結用のチ
ャックを有するスタッキングボルトにて行うようにし所
期の目的を達成するようにしたものである。
【0008】また本発明は、燃焼用の空気を圧縮する圧
縮機のロータと、動力を発生するタービンのロータと、
前記圧縮機のロータとタービンのロータとの間に介在さ
れ、圧縮機のロータとタービンのロータとを連結する中
間軸とを備え、前記ロータの少なくとも一方のロータが
複数のディスクが積層されて形成され、かつこのロータ
と前記中間軸との結合がスタッキングボルトにて行われ
ているガスタービンロータにおいて、前記スタッキング
ボルトの中間位置に掛止鍔部を設けるとともに、この掛
止鍔部の一方側ボルト部を、前記ディスク積層のロータ
の積層締結に用い、かつ、他方側ボルト部を、このディ
スク積層のロータと前記中間軸との締結に用いるように
したものである。
【0009】また本発明は、燃焼用の空気を圧縮する圧
縮機のロータと、動力を発生するタービンのロータと、
前記圧縮機のロータとタービンのロータとの間に介在さ
れ、圧縮機のロータとタービンのロータとを連結する中
間軸とを備え、前記ロータの少なくとも一方のロータが
複数のディスクが積層されて形成され、かつこのロータ
と前記中間軸との結合がスタッキングボルトにて行われ
ているガスタービンロータの組立て方法において、前記
スタッキングボルトの中間位置に掛止鍔部を設けるとと
もに、この掛止鍔部の一方側ボルト部を、前記ディスク
積層のロータの積層締結に用い、かつ他方側ボルト部
を、このディスク積層のロータと前記中間軸との締結に
用いるとともに、前記中間軸とディスク積層のロータと
を組み立てるに際し、前記スタッキングボルトにて前記
ディスク積層のロータの積層締結を行い、次いでディス
ク積層のロータと前記中間軸との締結を行うとともに、
ディスク積層のロータと前記中間軸との締結力を、前記
ディスク積層のロータの積層締結力よりも大きな締結力
で行うようにしたものである。
【0010】また、燃焼用の空気を圧縮する圧縮機のロ
ータと、動力を発生するタービンのロータと、前記圧縮
機のロータとタービンのロータとの間に介在され、圧縮
機のロータとタービンのロータとを連結する中間軸とを
備え、前記ロータの少なくとも一方のロータが複数のデ
ィスクが積層されて形成され、かつこのロータと前記中
間軸との結合がスタッキングボルトにて行われているガ
スタービンロータの組立て方法において、前記スタッキ
ングボルトの中間位置にチャックを設けるとともに、こ
のチャックの一方側ボルト部を、前記ディスク積層のロ
ータの積層締結に用い、かつ他方側ボルト部を、このデ
ィスク積層のロータと前記中間軸との締結に用いるとと
もに、ガスタービンロータとを組み立てるに際し、前記
スタッキングボルトのチャックと一端のナットでディス
クを積層したロータを締め上げ、次いで動翼を装着して
ロータ単独の回転バランスを調整し、圧縮機ロータ側は
前記中間軸と一体に締結し、回転バランスの調整を行
い、次に圧縮機ロータと一体となっている中間軸と前記
タービンロータとを、前記スタッキングボルトのチャッ
クより外側の延長部分を中間軸のフランジボルト孔に挿
入し、スタッキングボルト両端のナットで締め上げ組み
立てるようにしたものである。
【0011】すなわちこのように形成されたガスタービ
ンロータであると、前記ディスクが積層されて形成され
たロータと中間軸との締結,およびディスク積層ロータ
の積層締結の両者締結が、中間位置に締結用のチャック
を有するスタッキングボルトにて行なわれるので、従来
のように中間軸を軸方向2分割構成とする必要がなく堅
牢なものとなり、かつ軸締結用のフランジが削減される
ため安価に製造することができ、また軸周りの風損を低
減して軸の温度上昇も抑制でき、タービン出力の向上を
図ることができる。さらにこのフランジの削減により複
雑な燃焼器の設置スペースを拡張することも可能となる
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図示した実施例に基づいて本
発明を詳細に説明する。図1は、そのロータを組み入れ
た典型的なガスタービンの上半部の断面構造を示してお
り、ガスタービンは、ケーシング10、その内部に配置
された圧縮機20、燃焼器30、タービン40等で構成
されており、燃焼器30で生成された高温の燃焼ガス
が、タービン40の静翼41と動翼42が交互に配置さ
れたガスパス43を流れることによってタービンロータ
50が回転し、動力が発生するように形成されている。
【0013】タービンロータ50は、外周に動翼41が
装着されたディスク51、スペーサ52および後軸53
で構成され、スタッキングボルト54で中間軸60のフ
ランジ61を介在させて締結されている。
【0014】中間軸60は1軸で構成されており、従来
の2軸で構成された場合に要したフランジ(破線91)
が無く、他端が圧縮機ロータ70に連結されている。燃
焼器点火後は、この中間軸60を経てタービン40で発
生した動力の一部が圧縮機の駆動動力として該中間軸6
0を介して圧縮機ロータ70に供給される。
【0015】図2は図1のA部の拡大図であり、スタッ
キングボルト54には、中間軸60のフランジ61と初
段ディスク51aの接合部に、チャック(掛止鍔部)5
5が形成されている。ロータを組立てる手順としては、
先ず、スタッキングボルト54のチャック55と後軸側
のナット56でタービンロータ50を、スタッキングボ
ルト71で圧縮機ロータ70と中間軸60を一体に締結
し、それぞれのロータを別個に組み立てる。そして個々
のロータの外周に動翼を装着し、それぞれのロータの回
転バランスを調整する。
【0016】次に、中間軸フランジ61のボルト孔62
にスタッキングボルト54のロータの外側に露出した延
長部57を挿入し、同スタッキングボルト54両端のナ
ット56とナット58で締め上げて、タービンロータ5
0と圧縮機ロータ70を連結する。連結後、ロータ全体
としての回転バランスを調整する。
【0017】スタッキングボルト54には、チャック5
5とナット56間と、同チャック55とナット57間に
異なった張力が作用する。このため回転に対するタービ
ンロータのバネ剛性がロータ中間部で変化し、高速回転
上好ましく無い。そこで、連結時にナット56とナット
57で締める際の締結力を、タービンロータ50を組み
立てる際にチャック55とナット56で締める締結力よ
りも大きくすることにより、スタッキングボルト54が
延びてチャック55と初段ディスク51aの接触面が離
れて間隙59が形成される。このため、スタッキングボ
ルトに作用する張力が全長に渡って均一となり、円滑な
回転が得られるようになる。
【0018】すなわち本発明のロータによれば、タービ
ンロータ自身の締結ボルトとタービンロータと中間軸の
締結ボルトを共用でき、中間軸を一本化して連結のため
のフランジを省略できる。締結ボルトを共用しても回転
に悪影響を及ぼすことなく、従来と同様に、タービンと
圧縮機ロータ単独の回転バランス調整ができることにも
なんら変りは無い。むしろ軸一本化による剛性の均一化
とフランジ偏肉除去による回転性能向上への効果が大き
い。
【0019】中間軸を一本化して中間軸のフランジを省
略することにより、軸外周部のケーシングの形状をシン
プルに形成でき、燃焼器内のスペースを有効に活用でき
るほか、同ケーシングや軸自身の加工工数を含む製造原
価を低減できるとともに、高速回転するフランジの壁面
摩擦による動力損出を排除できる。
【0020】中間軸の外周にはシール11からリークし
た圧縮機の吐出空気がホイルスペース12を経てガスパ
ス41に向かって流れる。従来に要したフランジの摩擦
動力は熱エネルギー変換されるため、フランジのみなら
ず、ホイルスペース周りのロータディスクの温度上昇を
来す。これらの部材を形成している材料の許容応力は、
特に高温、高効率化を目指すガスタービンの圧縮機吐出
空気温度レベル(450℃〜500℃)で、温度に大き
く影響される。したがって中間軸フランジの省略は、高
効率ガスタービンを開発する上での強度信頼性向上に対
しても極めて有効である。
【0021】なお、上述した実施例ではタービンロータ
用のスタッキングボルトにチャックを設けて、回転バラ
ンス調整後のロータの連結をタービンロータ側で実施し
たが、ロータの組み立て作業性と回転に対するバランス
調整効果を考慮して、圧縮機ロータ用のスタッキングボ
ルトにチャックを設けて圧縮機側で連結しても、上述と
全く同様の効果が得られる.また、特に圧縮機ロータの
場合は段数が多いので、設置半径位置を違えた2種類も
しくはそれ以上のスタッキングボルトを用いてロータを
締結する場合があるが、この場合は高段側のスタッキン
グボルトにチャックを設けることにより、上述した中間
軸一本化でフランジ無しのガスタービンロータの構成が
適用でき、同様の効果が得られる。
【0022】以上説明してきたようにこのように形成さ
れたスタービンロータであると、ディスクが積層されて
形成されたロータ,すなわちタービンロータ50と中間
軸60との締結,およびタービンロータ50の積層締結
の両者締結が、中間位置に締結用のチャック55を有す
るスタッキングボルト54にて行なわれるので、中間軸
を2分割構成とする必要がなく軸締結用のフランジ91
が削減されるために、ガスタービンロータの製造原価を
低減できるほか、燃焼器の設置スペースを拡張して有効
に活用できる。また、軸周りの風損を低減して軸の温度
上昇を抑制することによってロータの強度、信頼性を向
上し、延いてはガスタービンの出力を向上させることが
できるのである。
【0023】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、高速回転に支障を来すことなく,すなわち軸周りの
風損を低減して軸の温度上昇を抑制し、かつロータの強
度および信頼性の向上を図ることができるこの種のガス
タービンロータを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスタービンロータの一実施例を示す
上半断面図である。
【図2】図1のA部詳細図である。
【符号の説明】 10…ケーシング、11…シール、12…ホイルスペー
ス、20…圧縮機、30…燃焼器、40…タービン、4
1…静翼、42…動翼、43…ガスパス、50…タービ
ンロータ、51…ディスク、52…スペーサ、53…後
軸、54、71…スタッキングボルト、55…チャッ
ク、57…ボルト延長部、58…ナット、59…間隙、
60…中間軸、61…フランジ、62…ボルト孔、70
…圧縮機ロータ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼用の空気を圧縮する圧縮機のロータ
    と、動力を発生するタービンのロータと、前記圧縮機の
    ロータとタービンのロータとの間に介在され、圧縮機の
    ロータとタービンのロータとを連結する中間軸とを備
    え、前記ロータの少なくとも一方のロータが複数のディ
    スクが積層されて形成され、かつこのロータと前記中間
    軸とがボルト結合にて締結されているガスタービンロー
    タにおいて、 前記ディスク積層のロータと中間軸との締結,およびデ
    ィスク積層のロータの積層締結の締結を、中間位置に締
    結用のチャックを有するスタッキングボルトにて行うよ
    うにしたことを特徴とするガスタービンロータ。
  2. 【請求項2】 燃焼用の空気を圧縮する圧縮機のロータ
    と、動力を発生するタービンのロータと、前記圧縮機の
    ロータとタービンのロータとの間に介在され、圧縮機の
    ロータとタービンのロータとを連結する中間軸とを備
    え、前記ロータの少なくとも一方のロータが複数のディ
    スクが積層されて形成され、かつこのロータと前記中間
    軸との結合がスタッキングボルトにて行われているガス
    タービンロータにおいて、 前記スタッキングボルトの中間位置に掛止鍔部を設ける
    とともに、この掛止鍔部の一方側ボルト部を、前記ディ
    スク積層のロータの積層締結に用い、かつ、他方側ボル
    ト部を、このディスク積層のロータと前記中間軸との締
    結に用いるようにしたことを特徴とするガスタービンロ
    ータ。
  3. 【請求項3】 燃焼用の空気を圧縮する圧縮機のロータ
    と、動力を発生するタービンのロータと、前記圧縮機の
    ロータとタービンのロータとの間に介在され、圧縮機の
    ロータとタービンのロータとを連結する中間軸とを備
    え、前記ロータの少なくとも一方のロータが複数のディ
    スクが積層されて形成され、かつこのロータと前記中間
    軸との結合がスタッキングボルトにて行われているガス
    タービンロータの組立て方法において、 前記スタッキングボルトの中間位置に掛止鍔部を設ける
    とともに、この掛止鍔部の一方側ボルト部を、前記ディ
    スク積層のロータの積層締結に用い、かつ他方側ボルト
    部を、このディスク積層のロータと前記中間軸との締結
    に用いるとともに、前記中間軸とディスク積層のロータ
    とを組み立てるに際し、前記スタッキングボルトにて前
    記ディスク積層のロータの積層締結を行い、次いでディ
    スク積層のロータと前記中間軸との締結を行うととも
    に、ディスク積層のロータと前記中間軸との締結力を、
    前記ディスク積層のロータの積層締結力よりも大きな締
    結力で行うようにしたことを特徴とするガスタービンロ
    ータの組立て方法。
  4. 【請求項4】 燃焼用の空気を圧縮する圧縮機のロータ
    と、動力を発生するタービンのロータと、前記圧縮機の
    ロータとタービンのロータとの間に介在され、圧縮機の
    ロータとタービンのロータとを連結する中間軸とを備
    え、前記ロータの少なくとも一方のロータが複数のディ
    スクが積層されて形成され、かつこのロータと前記中間
    軸との結合がスタッキングボルトにて行われているガス
    タービンロータの組立て方法において、 前記スタッキングボルトの中間位置にチャックを設ける
    とともに、このチャックの一方側ボルト部を、前記ディ
    スク積層のロータの積層締結に用い、かつ他方側ボルト
    部を、このディスク積層のロータと前記中間軸との締結
    に用いるとともに、ガスタービンロータとを組み立てる
    に際し、前記スタッキングボルトのチャックと一端のナ
    ットでディスクを積層したロータを締め上げ、次いで動
    翼を装着してロータ単独の回転バランスを調整し、圧縮
    機ロータ側は前記中間軸と一体に締結し、回転バランス
    の調整を行い、次に圧縮機ロータと一体となっている中
    間軸と前記タービンロータとを、前記スタッキングボル
    トのチャックより外側の延長部分を中間軸のフランジボ
    ルト孔に挿入し、スタッキングボルト両端のナットで締
    め上げ組み立てるようにしたことを特徴とするガスター
    ビンロータの組立て方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008157230A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 General Electric Co <Ge> 回転部材をバランスさせるためのシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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