JP2000041956A - 健康管理システム - Google Patents

健康管理システム

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JP2000041956A
JP2000041956A JP10211101A JP21110198A JP2000041956A JP 2000041956 A JP2000041956 A JP 2000041956A JP 10211101 A JP10211101 A JP 10211101A JP 21110198 A JP21110198 A JP 21110198A JP 2000041956 A JP2000041956 A JP 2000041956A
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health
data
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JP10211101A
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English (en)
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Masaru Hashimoto
勝 橋本
Mitsuhide Maeda
光英 前田
Hitoshi Sakakibara
仁 榊原
謙之 ▲土▼井
Kaneyuki Doi
Kazuya Kitayama
和也 喜多山
Keiichi Yoshida
恵一 吉田
Masaki Koyama
正樹 小山
Osamu Nishimura
治 西村
Yoshiko Suzuki
佳子 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信された健康データが不正に送信されたも
のでないかを判断し、健康管理者の正確な健康管理を可
能とする健康管理システムを提供する。 【解決手段】 健康管理者Hの健康状態に関するデータ
を取り込む端末装置2と、端末装置2から送信される健
康データから健康管理者Hの健康状態を管理するセンタ
装置4とを備える健康管理システムであって、センタ装
置4は、日常端末装置2が使用する回線番号と健康管理
者Hを特定する情報と端末装置2が個々に有するID番
号とが登録されており、端末装置2から健康データの受
信要求があった時、健康管理者Hを特定する情報、ID
番号及び回線番号を受信し、これらが登録データと全て
一致し健康管理者Hの確定がなされた場合、一旦該端末
装置2との接続を切断し、センタ装置4から登録データ
を基に端末装置2に対して再接続を行い、接続が確認さ
れた場合に端末装置2から健康データを受信するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、健康管理者の健康
状態を各家庭や病室等に設置される端末装置で一元的に
管理し、そのデータを遠隔地のセンタ装置に送信する事
によって健康管理者の健康状態を把握し、健康管理者に
対して適切な指示を与えることができるようにするため
の健康管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】健康管理者が日々の体温や血圧等の健康
データを端末装置に入力し、そのデータを遠隔地にある
センタ装置に送信することで、専門医から健康維持につ
いての適切なアドバイスを自室にいながら受診すること
ができるという健康管理システムがある。
【0003】このような健康管理システムでは、端末装
置からセンタ装置にデータが送られた際、どの健康管理
者のデータが送られてきたかを識別するために、各健康
管理者の氏名や端末装置固有のID番号、電話番号等を
事前にセンタ装置に登録し、それらを健康データに付加
してセンタ装置に送信するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成の健康管理システムでは、通信回線上に健康管理
者氏名やID番号、電話番号等が送信されるために、第
三者にこれらのデータが漏洩する危険性があるという問
題点を有していた。一旦健康管理者の氏名等が漏洩する
とセンタ装置側では送信元を確認することができないた
め、送信された健康データが本人のものであるか本人の
氏名を悪用した第三者のものであるかを区別することは
不可能になる。従って、上述したデータ等を入手してし
まえば、第三者が本人になりすまして偽の健康データを
送信することも可能になり、健康管理者に対して正確な
健康管理を行えないばかりでなく、誤った健康データか
ら不適切な処置を健康管理者に指示することで、かえっ
て健康管理者の健康を害することになる可能性がある。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
ものであり、その目的とするところは、受信された健康
データが不正に送信されたものでないかを判断し、健康
管理者の正確な健康管理を可能とする健康管理システム
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
健康管理者の健康状態を示す健康データを取り込み外部
に送信する端末装置と、端末装置から送信される健康デ
ータを受信して健康管理者の健康状態を管理するセンタ
装置と、端末装置とセンタ装置との間でデータをやり取
りを行う通信回線とから構成される健康管理システムで
あって、センタ装置は、日常端末装置が使用する回線番
号と健康管理者を特定する情報と端末装置が個々に有す
るID番号とが予め登録データとして登録されており、
端末装置から健康データの受信要求があった時、健康管
理者を特定する情報、端末装置のID番号及び使用され
る回線番号を受信し、これらが前記登録データと全て一
致し健康管理者の確定がなされた場合、一旦該端末装置
との接続を切断し、センタ装置から登録データを基に端
末装置に対して再接続を行い、接続が確認された場合に
端末装置から健康データを受信するようにしたことを特
徴とするものである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の健
康管理システムにおいて、センタ装置は、端末装置から
健康データの受信要求があった時、該受信要求において
使用される回線番号が登録データと一致しない場合、端
末装置から健康データを受信して仮保存しておき、新た
な受信要求において健康管理者の確定がなされるととも
に、仮保存されている健康データにつき端末装置が有す
る送信履歴とセンタ装置が有する受信履歴とが一致した
場合、仮保存した健康データを健康管理者の正式な健康
データとして処理するようにしたことを特徴とするもの
である。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1記載の健
康管理システムにおいて、センタ装置は、端末装置から
健康データの受信要求があった時、該受信要求において
使用される健康管理者を特定する情報が登録データと一
致しない場合、一旦該端末装置との接続を切断し、セン
タ装置から登録データを基に端末装置に対して再接続を
行い、接続が確認された場合に端末装置から健康データ
を受信して仮保存しておき、新たな受信要求において健
康管理者の確定がなされるとともに、仮保存されている
健康データにつき健康管理者が送信した健康データであ
ることが認証された場合、仮保存した健康データを健康
管理者の正式な健康データとして処理するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1記載の健
康管理システムにおいて、センタ装置は、端末装置から
健康データの受信要求があった時、該受信要求において
使用される健康管理者を特定する情報及び回線番号が登
録データと一致しない場合、端末装置から健康データを
受信して仮保存しておき、新たな受信要求において健康
管理者の確定がなされるとともに、仮保存されている健
康データにつき端末装置が有する送信履歴とセンタ装置
が有する受信履歴とが一致し、仮保存されている健康デ
ータにつき健康管理者が送信した健康データであること
が認証された場合、仮保存した健康データを健康管理者
の正式な健康データとして処理するようにしたことを特
徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図1乃至図5に基づき詳細に説明する。図1は健康
管理システムの概略構成図である。図2は健康管理者が
自宅で自分の端末装置により健康データの測定/送信を
行う際に誰から送信された健康データであるかを認識す
る過程を示す説明図である。図3は健康管理者が外出先
で自分の端末装置により健康データの測定/送信を行う
際に誰から送信された健康データであるかを認識する過
程を示す説明図である。図4は健康管理者が他の健康管
理者宅で他の健康管理者の端末装置により健康データの
測定/送信を行う際に誰から送信された健康データであ
るかを認識する過程を示す説明図である。図5は健康管
理者が外出先で他の健康管理者の端末装置により健康デ
ータの測定/送信を行う際に誰から送信された健康デー
タであるかを認識する過程を示す説明図である。
【0011】図1に示すように、本実施の形態の健康管
理システムは、各家庭や病室に設置されている内部シス
テムYと、病院や保険センタ、介護センタ等のサポート
センタに設置される外部システムZと、内部システムY
と外部システムZとを接続する通信回線3とから構成さ
れる。
【0012】内部システムYは、血圧計や体温計といっ
た健康管理者Hの健康状態を測定する健康測定機器1a
〜1nと、健康測定機器1a〜1nで測定した健康デー
タや健康管理者Hが有する個人情報を入力、管理すると
ともに、外部システムZと健康データの送受信を行う端
末装置2とを有している。また、外部システムZは、通
信回線3を介して端末装置2と接続されたセンタ装置4
を有している。
【0013】健康測定機器1a〜1nとしては、血圧
計、体温計、体重計の他に、心電計、血糖計等があり、
健康管理者Hの健康状態を計測できるものであれば特に
制限はない。また、これらの健康測定機器1a〜1nに
ついて、健康管理者Hの状況に応じて、1つの健康測定
機器1を単独で使用するようにしてもよいし、複数の健
康測定機器1a〜1nを組み合わせて使用するようにし
てもよい。
【0014】端末装置2は、持ち運び可能なものであ
り、端末装置2毎に異なったID番号(識別番号)が付
与されている。また、端末装置2において管理される健
康管理者Hの健康データ等の情報を保護し、健康データ
が第三者に漏洩したり、第三者が無断で端末装置2を使
用できないように、各健康管理者にはそれぞれ固有のパ
スワードが設定されている。なお、パスワードを設定し
ている健康管理者H以外の者が端末装置2を使用する場
合を想定して、ゲスト用のパスワードの設定が可能にな
っている。この場合、ゲスト用のパスワードとして利用
者の電話番号等が用いられる。ゲスト用のパスワードを
用いる場合、他の健康管理者の健康データに対して変更
を行うことはおろか閲覧すらできないようになっている
ことは言うまでもない。
【0015】通信回線3は電話回線やISDN等であ
り、各端末装置2、4間で通信を行うことが可能になっ
ている。なお、本実施の形態では、発信者の電話番号が
自動的に受信者に報知されるようになっている。
【0016】センタ装置4は、通常のパソコンを用いて
構成され、健康管理システムに参加している端末装置2
のID番号とその電話番号及び健康管理者を特定する情
報がそれぞれ対応付けられて登録されている。
【0017】健康測定機器1a〜1nによって測定され
て端末装置2に取り込まれた健康データは、通信回線3
を介してセンタ装置4に送信される。
【0018】次に、上述した健康管理システムの動作に
ついて図2に基づいて説明する。端末装置2aは健康管
理者の自宅に設置されており、その電話番号がセンタ装
置4に登録されている。
【0019】健康管理者Haが健康データを端末装置2
aに入力し、センタ装置4に送信するためには、まず端
末装置2aにログインしなければならない。ここで、ロ
グインとは端末装置2aの使用権限を獲得する動作であ
り、端末装置2aに予め設定されたパスワードを入力す
ることにより行われる。パスワードは端末装置2aの所
有者である健康管理者Haしか知らないので、これから
送信されようとしている健康データがログインした人
物、すなわち健康管理者Haのものであることが特定さ
れることになる。
【0020】そして、健康管理者Haは、センタ装置4
に初期データを送信することになる。初期データとは、
先ほど特定された「健康管理者氏名」と端末装置2aが
固有に有している「ID番号」である。なお、通信回線
3上において氏名が漏洩することを防止するために、初
期データとして「健康管理者氏名」ではなく健康管理者
を特定するために付与されたアカウント名やアカウント
番号等を用いるようにしてもよい。
【0021】センタ装置4は、これら2つの初期データ
とともに、初期データの発信者の電話番号Naを受信す
る。これら、3つのデータを予め登録されたデータと比
較して一致した場合、センタ装置4は一旦通信を切断し
て再度登録された電話番号に電話をかけ直し(コールバ
ック)した後、健康データ等の送受信を行う。すなわ
ち、端末装置2aはセンタ装置4からの通信が正常につ
ながった後に測定された健康データをセンタ装置4に送
信するのである。
【0022】本実施の形態によれば、パスワードは端末
装置2aに入力する際にのみ用いられることになり、通
信回線3にパスワードが送信されることはない。一般
に、パソコン通信におけるパスワードやインターネット
上での売買におけるクレジットカードの暗証番号などが
第三者に漏洩するのは、通信回線3にその情報が流れる
ためであるが、パスワードが通信回線3に流れない本実
施の形態における健康管理システムではその危険性がな
い。また、何らかの原因でパスワードが盗まれたとして
も、パスワード自体がセンタ装置4に健康データを送る
ために用いられていないので、そのパスワードを利用し
てセンタ装置4に健康データを送信することはできな
い。
【0023】また、本実施の形態によれば、センタ装置
4が測定された健康データを受け付けるのは、センタ装
置4からかけ直した後、端末装置2aとつながった場合
である。パソコン通信やインターネット上の売買におい
ては、センタ装置4は使用者から送信されたデータを通
信回線3等から受信するのみである。従って、データを
送信したのが登録者であるか否かを判断し、送信元が正
規の使用者本人であるのか第三者であるのかを確認する
ことが不可能であった。しかし本実施の形態の健康管理
システムでは、センタ装置4が登録された電話番号にか
け直すことによって送信元が本当に登録された健康管理
者Haの端末装置2aであるかを特定することが可能に
なるため、登録外の第三者から送信される健康データを
受け付けることはない。
【0024】さらに、もし何らかの手段を用いて、健康
管理者氏名Ha、ID番号2aが漏洩あるいは偽造さ
れ、別の電話番号Nbを有する端末装置2bから偽造さ
れて電話番号Naが通知されたとしても、センタ装置4
は登録された電話番号Naにかけ直しをするので、自宅
などの登録場所以外とセンタ装置4とは接続することが
できず、偽造された健康データをセンタ装置4に送信す
ることはできない。
【0025】従って、本実施の形態における健康管理シ
ステムによれば、パスワード等が外部に漏洩/偽造され
たとしても、送信された健康データが真の健康管理者か
ら送信されたものであるか否かを区別して、正確な健康
管理を行うことが可能になる。
【0026】次に、端末装置2aが健康管理者Haの出
張等によって外出先に持ち出された場合について図3に
基づいて説明する。この場合、端末装置2aは予めセン
タ装置4に登録されていない電話番号Ncをセンタ装置
4に通知することになる。
【0027】まず健康管理者Haは、端末装置2aにパ
スワードを入力し、ログインを行うことにより、送信さ
れる健康データが健康管理者Haのものであることを特
定してセンタ装置4に初期データを送信する。この時の
初期データは、健康管理者氏名HaとID番号2aであ
り、発信者の電話番号Ncは登録外の電話番号としてセ
ンタ装置4に送信される。センタ装置4がこれらの3つ
のデータを予め登録されたデータと比較すると、電話番
号が予め登録された電話番号Naと異なるため、コール
バックすることができないことになる。しかし、その他
の2つのデータは一致するので電話番号が不一致である
という記録と初期データの後に送られてくる健康デー
タ、受け取った日時やデータの種類などを送信履歴とし
て仮保存しておく。
【0028】後日端末装置2aが自宅(端末装置2aの
電話番号Naがセンタ装置4に登録されている場所)で
新たな健康データを送信する時などセンタ装置4に接続
され、センタ装置4からのコールバックによって正常に
接続されたとき、センタ装置4は端末装置2aに対して
送信履歴を要求する。端末装置2aがセンタ装置4に送
信履歴を送信すると、センタ装置4は受信した送信履歴
と自らが保存している送信履歴とを比較し、一致した場
合のみ前回接続時に一致しなかった電話番号Ncを用い
て送信されたデータは外部からの送信であり、登録され
た端末装置2aから送信された正規の健康データである
こをと確認して、電話番号に対する不一致の記録を削除
して、仮保存していた健康データを正式な健康データと
して受け付けるのである。
【0029】本実施の形態における健康管理システムに
よれば、健康データを外出先から一旦送信しており、送
信済みの健康データを端末装置2aに保存しておく必要
がないので、健康データを保存しておくための記憶容量
が少なくても良いという効果を有している。
【0030】更に、送信履歴を保存し自動的にセンタ装
置4に送信するので、健康管理者Haが履歴を覚えてお
く必要がなく、センタ装置4に対する履歴の記入ミス、
記入漏れ等を防止することが可能になるという効果を有
している。
【0031】また、センタ装置4は、外出先から送信さ
れたデータにより健康管理者氏名HaとID番号2aと
を確認し、再度登録されている電話番号Naにかけ直し
て送信元が確認されたところで送信されたデータを受け
付けるので、センタ装置4において健康管理者と不正の
第三者を明確に区別することが可能になる。
【0032】なお、仮保存されたデータは、予め保存さ
れる期間が定められており、送信元が特定できなかった
り、送信履歴の送信がなければ、保存期間が経過したと
ころで自動的に消去される。
【0033】本実施の形態における健康管理システムに
よれば、端末装置2aが出張等により外部に持ち出され
たとしてもセンタ装置4に対して健康データの送信が可
能であるとともに、送信された健康データが真の健康管
理者から送信されたものであるか否かを区別して、正確
な健康管理を行うことが可能になる。
【0034】次に、健康管理者Haが健康管理者Hbの
家に訪れ、端末装置2bを用いて健康管理者Haが健康
データを送信する場合について図4に基づいて説明す
る。この場合、端末装置2bは予めセンタ装置4に登録
されている電話番号Nbをセンタ装置4に通知すること
になる。
【0035】まず健康管理者Haは、端末装置2bにゲ
スト用のパスワードとして自分の電話番号Naによりロ
グインを行う。なお、自分の電話番号Naはセンタ装置
4に登録されているものとする。その後、センタ装置4
に初期データを送信する。初期データには、電話番号N
aとID番号2bであり、発信元の電話番号Nbと共に
センタ装置4に送信される。センタ装置4がこれら3つ
のデータを予め登録されたデータと比較すると健康管理
者氏名が対応するものと異なっている。しかし、ID番
号2b及び電話番号Nbは登録されているものと一致す
るため、センタ装置4は端末装置2bにコールバックを
行い、端末装置2bから健康データを受信するととも
に、健康管理者名が不一致であるという記録、受け取っ
た日時やデータの種類等を送信履歴として仮保存してお
く。
【0036】後日端末装置2aが自宅(端末装置2aの
電話番号Naがセンタ装置4に登録されている場所)で
新たな健康データを送信する時などセンタ装置4に接続
され、センタ装置4からのコールバックによって正常に
接続されたとき、センタ装置4は端末装置2aに対して
仮保存データの確認を行う。ここで健康管理者Haによ
って仮保存されているデータが自分の送信した者である
と認証した場合のみ、前回送信したデータは他人の端末
装置2bから送信されたものであり、健康管理者Ha自
身が送信した正規のデータであるとして、健康管理者名
に対する不一致の記録を削除して仮保存していたデータ
を正式なデータとして受け付けるのである。
【0037】本実施の形態における健康管理システムに
よれば、健康データを外出先から一旦送信しており、送
信済みの健康データを端末装置2aに保存しておく必要
がないので、健康データを保存しておくための記憶容量
が少なくても良いという効果を有している。
【0038】更に、センタ装置4から自動的に認証の要
求が行われるため、健康管理者Haは認証を行うために
他人の端末装置2bから健康データを送信したことを覚
えておくだけでよく、端末装置2bに蓄積された健康管
理者Haの健康データは直ぐにセンタ装置4に送信され
るため、端末装置2bにおける健康データの保持誤り、
保持忘れ等を防止することが可能になるという効果を有
している。
【0039】また、センタ装置4は、外出先から送信さ
れたデータによりID番号2bと電話番号Nbとを確認
し、再度登録されている電話番号Nbにかけ直して送信
元が確認されたところで送信されたデータを受け付ける
とともに、後日端末装置2bに対して認証を行うので、
センタ装置4において健康管理者と不正の第三者を明確
に区別することが可能になる。
【0040】なお、仮保存されたデータは、予め保存さ
れる期間が定められており、送信元が特定できなかった
り、認証が行われなければ、保存期間が経過したところ
で自動的に消去される。
【0041】本実施の形態における健康管理システムに
よれば、健康管理者Haが他人の端末装置2bを用いて
健康データを送ることが可能であるとともに、送信され
た健康データが真の健康管理者から送信されたものであ
るか否かを区別して、正確な健康管理を行うことが可能
になる。
【0042】次に、健康管理者Haが健康管理者Hbの
端末装置2bを持って出張等により外出し、センタ装置
4に登録されていない電話番号Ncを有する外出先から
健康データを送信する場合について図5に基づいて説明
する。
【0043】まず健康管理者Haは、端末装置2bに自
らの電話番号Naをパスワードとして入力し、ログイン
を行うことにより、送信される健康データが健康管理者
Haのものであることを特定してセンタ装置4に初期デ
ータを送信する。この時の初期データは、電話番号Na
とID番号2bであり、発信者の電話番号Ncは登録外
の電話番号としてセンタ装置4に送信される。センタ装
置4がこれらの3つのデータを予め登録されたデータと
比較すると、健康管理者氏名(従来なら健康管理者氏名
はHbとなるがここでは電話番号Naが送られている)
及び電話番号Ncが予め登録されたものと一致しない。
この時、センタ装置4は、健康管理者氏名及び電話番号
の不一致の記録と、初期データの後に受信した健康デー
タと、健康データを受け取った日時やデータの種類など
を送信履歴として仮保存しておく。同時に端末装置2b
にもデータを送信した日時、データの種類などを送信履
歴として保存しておく。
【0044】後日端末装置2bが自宅(端末装置2bの
電話番号Nbがセンタ装置4に登録されている場所)で
新たな健康データを送信する時などセンタ装置4に接続
され、センタ装置4からのコールバックによって正常に
接続されたとき、センタ装置4は端末装置2bに対して
送信履歴を要求する。端末装置2bがセンタ装置4に送
信履歴を送信すると、センタ装置4は受信した送信履歴
と自らが保存している送信履歴とを比較し、一致した場
合のみ前回接続時に一致しなかった電話番号Ncを用い
て送信されたデータは外部からの送信であり、登録され
た端末装置2bから送信された正規の健康データである
こをと確認して、電話番号に対する不一致の記録を削除
する。
【0045】その後、センタ装置4は、健康管理者氏名
の代わりに受け付けた電話番号Naに電話をかけて正常
につながった時、端末装置2aに対して仮保存されてい
るデータの確認を行う。ここで健康管理者Haがセンタ
装置4において仮保存されているデータを自分の送信し
たものであると認証した場合、センタ装置4では健康管
理者氏名に対する不一致の記録を削除する。以上によ
り、健康管理者氏名及び電話番号に対する不一致の記録
は全て削除されたことになるので、仮保存していた健康
データを正式な健康データとして受け付けるのである。
【0046】本実施の形態における健康管理システムに
よれば、健康データを外出先から一旦送信しており、送
信済みの健康データを端末装置2bに保存しておく必要
がないので、健康データを保存しておくための記憶容量
が少なくても良いという効果を有している。
【0047】更に、送信履歴を保存し自動的にセンタ装
置4に送信するので、端末装置2bを貸した健康管理者
Hbが送信履歴を送信しなければならないことを覚えて
おく必要がなく、センタ装置4に対する履歴の記入ミ
ス、記入漏れ等を防止することが可能になるという効果
を有している。
【0048】また、センタ装置4は、端末装置2bが誰
のものであるか、また端末装置2bを使用したのが誰で
あるのかを確認し、正規のデータであることが確認され
たところで送信されたデータを受け付けるので、センタ
装置4において健康管理者と不正の第三者を明確に区別
することが可能になる。
【0049】なお、仮保存されたデータは、予め保存さ
れる期間が定められており、送信元が特定できなかった
り、送信履歴の送信がなかったり、認証が行われなけれ
ば、保存期間が経過したところで自動的に消去される。
【0050】本実施の形態における健康管理システムに
よれば、他人の端末装置2bを借りて外出先から健康管
理者Haがセンタ装置4に対して健康データの送信が可
能であるとともに、送信された健康データが真の健康管
理者から送信されたものであるか否かを区別して、正確
な健康管理を行うことが可能になる。
【0051】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明にあ
っては、健康管理者の健康状態を示す健康データを取り
込み外部に送信する端末装置と、端末装置から送信され
る健康データを受信して健康管理者の健康状態を管理す
るセンタ装置と、端末装置とセンタ装置との間でデータ
をやり取りを行う通信回線とから構成される健康管理シ
ステムであって、センタ装置は、日常端末装置が使用す
る回線番号と健康管理者を特定する情報と端末装置が個
々に有するID番号とが予め登録データとして登録され
ており、端末装置から健康データの受信要求があった
時、健康管理者を特定する情報、端末装置のID番号及
び使用される回線番号を受信し、これらが前記登録デー
タと全て一致し健康管理者の確定がなされた場合、一旦
該端末装置との接続を切断し、センタ装置から登録デー
タを基に端末装置に対して再接続を行い、接続が確認さ
れた場合に端末装置から健康データを受信するようにし
たので、端末装置からの再接続によって受信要求を行っ
たのが健康管理者本人であるかを確認することができる
ため、受信された健康データが不正に送信されたもので
ないかを判断し、健康管理者の正確な健康管理を可能と
する健康管理システムを提供することができるという効
果を奏する。
【0052】請求項2記載の発明は、請求項1記載の健
康管理システムにおいて、センタ装置は、端末装置から
健康データの受信要求があった時、該受信要求において
使用される回線番号が登録データと一致しない場合、端
末装置から健康データを受信して仮保存しておき、新た
な受信要求において健康管理者の確定がなされるととも
に、仮保存されている健康データにつき端末装置が有す
る送信履歴とセンタ装置が有する受信履歴とが一致した
場合、仮保存した健康データを健康管理者の正式な健康
データとして処理するようにしたので、日々健康データ
の測定が必要な健康管理者が出張等に出かけた場合で
も、端末装置を出張先に持ち込んで健康データの送信が
できるとともに、センタ装置にあっては不正に送信され
たものでないかを判断することが可能になるという効果
を奏する。また、センタ装置に送信してしまった健康デ
ータを保存しておく必要がないため、端末装置は健康デ
ータを保存するためのメモリ容量を多く備えておく必要
がなく、送信された健康データが不正のものであるか否
かを自動的に送信履歴及び受信履歴の照合することで判
断するので、健康管理者自身が送信したことを意識する
必要がない。
【0053】請求項3記載の発明は、請求項1記載の健
康管理システムにおいて、センタ装置は、端末装置から
健康データの受信要求があった時、該受信要求において
使用される健康管理者を特定する情報が登録データと一
致しない場合、一旦該端末装置との接続を切断し、セン
タ装置から登録データを基に端末装置に対して再接続を
行い、接続が確認された場合に端末装置から健康データ
を受信して仮保存しておき、新たな受信要求において健
康管理者の確定がなされるとともに、仮保存されている
健康データにつき健康管理者が送信した健康データであ
ることが認証された場合、仮保存した健康データを健康
管理者の正式な健康データとして処理するようにしたの
で、健康管理者が他人の端末装置を用いて健康データの
送信ができるとともに、センタ装置にあっては不正に送
信されたものでないかを判断することが可能になるとい
う効果を奏する。
【0054】請求項4記載の発明は、請求項1記載の健
康管理システムにおいて、センタ装置は、端末装置から
健康データの受信要求があった時、該受信要求において
使用される健康管理者を特定する情報及び回線番号が登
録データと一致しない場合、端末装置から健康データを
受信して仮保存しておき、新たな受信要求において健康
管理者の確定がなされるとともに、仮保存されている健
康データにつき端末装置が有する送信履歴とセンタ装置
が有する受信履歴とが一致し、仮保存されている健康デ
ータにつき健康管理者が送信した健康データであること
が認証された場合、仮保存した健康データを健康管理者
の正式な健康データとして処理するようにしたので、日
々健康データの測定が必要な健康管理者が出張等に出か
けた場合でも、他人の端末装置を出張先に持ち込んで健
康データの送信ができるとともに、センタ装置にあって
は不正に送信されたものでないかを判断することが可能
になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】健康管理システムの概略構成図である。
【図2】健康管理者が自宅で自分の端末装置により健康
データの測定/送信を行う際に誰から送信された健康デ
ータであるかを認識する過程を示す説明図である。
【図3】健康管理者が外出先で自分の端末装置により健
康データの測定/送信を行う際に誰から送信された健康
データであるかを認識する過程を示す説明図である。
【図4】健康管理者が他の健康管理者宅で他の健康管理
者の端末装置により健康データの測定/送信を行う際に
誰から送信された健康データであるかを認識する過程を
示す説明図である。
【図5】健康管理者が外出先で他の健康管理者の端末装
置により健康データの測定/送信を行う際に誰から送信
された健康データであるかを認識する過程を示す説明図
である。
【符号の説明】
H 健康管理者 1 健康測定機器 2 端末装置 3 通信回線 4 センタ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榊原 仁 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 ▲土▼井 謙之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 喜多山 和也 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 吉田 恵一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 小山 正樹 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 西村 治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 鈴木 佳子 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5K048 AA06 BA34 DA02 DC07 EA16 EB01 EB10 HA01 HA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 健康管理者の健康状態を示す健康データ
    を取り込み外部に送信する端末装置と、端末装置から送
    信される健康データを受信して健康管理者の健康状態を
    管理するセンタ装置と、端末装置とセンタ装置との間で
    データをやり取りを行う通信回線とから構成される健康
    管理システムであって、 センタ装置は、日常端末装置が使用する回線番号と健康
    管理者を特定する情報と端末装置が個々に有するID番
    号とが予め登録データとして登録されており、端末装置
    から健康データの受信要求があった時、健康管理者を特
    定する情報、端末装置のID番号及び使用される回線番
    号を受信し、これらが前記登録データと全て一致し健康
    管理者の確定がなされた場合、一旦該端末装置との接続
    を切断し、センタ装置から登録データを基に端末装置に
    対して再接続を行い、接続が確認された場合に端末装置
    から健康データを受信するようにしたことを特徴とする
    健康管理システム。
  2. 【請求項2】 センタ装置は、端末装置から健康データ
    の受信要求があった時、該受信要求において使用される
    回線番号が登録データと一致しない場合、端末装置から
    健康データを受信して仮保存しておき、新たな受信要求
    において健康管理者の確定がなされるとともに、仮保存
    されている健康データにつき端末装置が有する送信履歴
    とセンタ装置が有する受信履歴とが一致した場合、仮保
    存した健康データを健康管理者の正式な健康データとし
    て処理するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    健康管理システム。
  3. 【請求項3】 センタ装置は、端末装置から健康データ
    の受信要求があった時、該受信要求において使用される
    健康管理者を特定する情報が登録データと一致しない場
    合、一旦該端末装置との接続を切断し、センタ装置から
    登録データを基に端末装置に対して再接続を行い、接続
    が確認された場合に端末装置から健康データを受信して
    仮保存しておき、新たな受信要求において健康管理者の
    確定がなされるとともに、仮保存されている健康データ
    につき健康管理者が送信した健康データであることが認
    証された場合、仮保存した健康データを健康管理者の正
    式な健康データとして処理するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の健康管理システム。
  4. 【請求項4】 センタ装置は、端末装置から健康データ
    の受信要求があった時、該受信要求において使用される
    健康管理者を特定する情報及び回線番号が登録データと
    一致しない場合、端末装置から健康データを受信して仮
    保存しておき、新たな受信要求において健康管理者の確
    定がなされるとともに、仮保存されている健康データに
    つき端末装置が有する送信履歴とセンタ装置が有する受
    信履歴とが一致し、仮保存されている健康データにつき
    健康管理者が送信した健康データであることが認証され
    た場合、仮保存した健康データを健康管理者の正式な健
    康データとして処理するようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の健康管理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002065615A (ja) * 2000-08-31 2002-03-05 Toto Ltd 生体情報管理システム
JP2010022520A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Hitachi Ltd 情報管理サーバ、プログラム、通信システム及び情報管理方法

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