JP2000040561A - スライドロック式同軸コネクタ - Google Patents

スライドロック式同軸コネクタ

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JP2000040561A
JP2000040561A JP10207843A JP20784398A JP2000040561A JP 2000040561 A JP2000040561 A JP 2000040561A JP 10207843 A JP10207843 A JP 10207843A JP 20784398 A JP20784398 A JP 20784398A JP 2000040561 A JP2000040561 A JP 2000040561A
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秀之 西岡
Takao Suzuki
隆男 鈴木
Kiyonori Nakamura
清憲 中村
Minoru Takahashi
実 高橋
Teruaki Kitsuki
輝晃 木附
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、軽い操作力によって嵌合離脱
が可能で、しかも、ロック用ばね部材の露出による損傷
が防止可能なスライドロック式同軸コネクタを提供す
る。 【解決手段】 嵌合前の(a)の状態で、プラグ1をレ
セプタクル11に挿入すると、(b)の状態に至り、内
部コンタクト4の複数の板ばね片4Bの各外側凸部4C
は外部コンタクト14の内周面に接触する。次に、カッ
プリング部材6を右方向へスライドすると、その内周面
6Cが外部コンタクト5の複数の板ばね片5Bの各第2
外側凸部5Eを押圧するから、各内側凸部5Cは外部コ
ンタクト14の円周溝14Aにはまる。更に、内周面6
Cが各第1外側凸部5Dに接近して対向するので、
(c)の状態に至り、各内側凸部5Cは円周溝14Aか
ら脱出できず、すなわち、ロックされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽い操作力で嵌合
及び離脱を行うことができるスライドロック式同軸コネ
クタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】実開昭58−118682号公報には、
次の2つの同軸コネクタが記載されている。
【0003】まず、従来の第1の同軸コネクタについて
図3乃至図5を参照して説明する。
【0004】プラグ100において、雄導体121は、
プラスチック材料で形成された絶縁体111に埋設され
ている。この絶縁体111の周縁は、前方に延長して雄
導体121を取り囲む管状胴体118を形成している。
絶縁体111は、同様のプラスチック材料で形成された
端管119にねじ込みによって取り付けられている。コ
イルスプリング127は、その一端は絶縁体111の周
辺に設けられた突出部111Aに、他端はプラスチック
材料製可動リング160の端部160Aにより、圧縮固
定されている。プラスチック材料製結合リング150
は、絶縁体111の後部周辺上及び端管119の前端部
分上を移動し得るように設けられており、図3において
右側への移動を抑制するため絶縁体111の突出部11
1Aと係合する突出部150Aを内周壁に有している。
可動リング160は、結合リング150と絶縁体111
の管状胴体118との間に設けられ、コイルスプリング
127によって常時先端160Bが結合リング150の
先端に設けられた肩部150Bに押し付けられるように
偏倚されている。可動リング160は、更にその先端部
に内斜部160Cを有している。絶縁体111の管状胴
体118の可動リング160に対向する外周部に外溝1
18Cが設けられている。
【0005】一方、ジャック200において、雌端子2
20は、プラスチック材料製絶縁体213に埋設されて
いる。この絶縁体213は、プラグ100の絶縁体11
1の管状胴体118を受入する環状凹部214を前方端
に有しており、その環状凹部214を取り囲んでいる絶
縁体213の周辺部の直径方向において対向する少なく
とも2個所に切出し接続舌片215が形成されている。
これら切出し接続舌片215の前方端には、内突部21
5Aが形成されている。
【0006】このようなプラグ100とジャック200
とを結合させる場合には、プラグ100をジャック20
0へ挿入していくと、接続舌片215の内突部215A
と管状胴体118の斜端118Bが接触するようにな
り、接続舌片215のばね性により接続舌片215の先
端215Bは半径方向へ広げられる。この状態から更
に、プラグ100をジャック200の方へ押し込んでい
くと、外側へ突出するようになった接続舌片215の先
端215Bが、可動リング160の内斜部160Cに当
り、コイルスプリング127が圧縮され、可動リング1
60が図面左方向へ移動されるようになる。この状態を
図4に示している。更に、プラグ100をジャック20
0へ押し込むと、接続舌片215の内突部215Aが管
状胴体118の外溝118Cにそのばね力で落ち込むよ
うになる。すると、接続舌片215の外周と可動リング
160の内辺160Dとの間にわずかな隙間ができ、可
動リング160がコイルスプリング127によって図3
に示したような元の位置へ戻され、内突部215Aが管
状胴体118の外溝118Cに落ち込んだ状態の接続舌
片215の外周が可動リング160の内辺160Dで押
えるようにされる。この状態を図5に示している。この
状態で、雄導体121は、雌導体220内へ挿入接触さ
れていて、プラグ100とジャック200との結合が完
了する。この状態で、プラグ100を単にジャック20
0から後退させるように引っ張っても、内突部215A
が外溝118Cに落ち込んでいて且つ内辺160Dが接
続舌片215を外側から押えるようになっているので、
プラグ100とジャック200との結合を分離すること
はできない。
【0007】分離したときは、コイルスプリング127
が圧縮されるように結合リング150を図5において左
側へ動かしそれにつれて可動リング160を左側へ動か
して可動リング160の内斜部160Cが接続舌片21
5の先端215Bの位置まできたときにプラグ100全
体を図5において左側へ後退させる力を加えると、もは
や接続舌片215の先端215Bは可動リング160の
内辺160Dによって制限されることはないので、内突
部215Aが外溝118Cの右側縁のカム作用により外
方に偏倚させられて外溝118Cから外され、結局、プ
ラグ100はジャック200から分離されることにな
る。
【0008】次に、従来の第2の同軸コネクタについて
図6と図7を参照して説明する。
【0009】プラグ300をジャック200へ挿入して
いくと、ジャック200の接続舌片215の内突部21
5Aと管状胴体318の斜端318Bが接触するように
なり、接続舌片215のばね性により接続舌片215の
先端215Bは半径方向へ広げられる。この状態から更
に、プラグ300をジャック200の方へ押し込んでい
くと、接続舌片215の先端215Bと、結合リング3
50の先端355とが当接し、結合リング350は、そ
の内側に設けられた弾性舌片353の凸部354が絶縁
体310のテーパ部312に当るが、弾性舌片353の
ばね性に対して凸部354がテーパ部312の後方へ移
動すると共に、弾性舌片353の凸部354は半径方向
に広げられ、ばね力は強化される。この状態を図6に示
している。
【0010】更に、プラグ300をジャック200に押
し込むと、接続舌片215の内突部215Aが管状胴体
318の外溝318Cにそのばね力で落ち込むようにな
る。すると、結合リング350の内辺356Aと接続舌
片215の外周との間にわずかな隙間ができ、結合リン
グ350が弾性舌片353のばね力及びテーパ部312
との協働作用によって移動前の元の位置に戻され、内突
部215Aが管状胴体318の外溝318Cに落ち込ん
だ状態で、接続舌片215の外周が結合リング350の
内辺356Aで押えるようにされる。この状態を図7に
示している。この状態で、雄端子340は、雌端子32
0内へ挿入接触されていて、プラグ300を結合リング
350以外の場所をもって単に引っ張ってもプラグ30
0とジャック200との結合を分離することはできな
い。
【0011】プラグ300とジャック200とを分離し
たいときは、図7において、結合リング350を後方
(左側)へ動かして、結合リング350の先端355が
接続舌片215の先端215Bの位置まできたときに、
更にプラグ300全体を左側へ後退させる力を加える
と、もはや接続舌片215の先端215Bは結合リング
350の内辺356Aによって制限されることはないの
で、内突部215Aが外溝318Cの右側縁のカム作用
により外方に偏倚させられて外溝318Cから外され、
プラグ300はジャック200より分離されることにな
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の第1の
同軸コネクタは、構造が複雑で、また、コイルスプリン
グを採用しているため、嵌合離脱に要する操作力が重
く、更に、コストが高価であった。
【0013】また、従来の第2の同軸コネクタには、各
接続舌片が、嵌合前の状態では、結合リングによって覆
われておらず、更に、外側へ(コネクタの軸心から離隔
する方向へ)突出しているから、損傷を被りやすいとい
う欠点がある。
【0014】そこで、本発明は、前述した従来の両同軸
コネクタの欠点を改良し、構造が簡単で、軽い操作力に
よって嵌合離脱することができ、しかも、ロック用ばね
部材の露出による損傷を防止することができるスライド
ロック式同軸コネクタを提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0016】1.第1インシュレータ、前記第1インシ
ュレータの中央の軸方向に設けられた第1中心コンタク
ト、前記第1インシュレータの外側に設けられた内部コ
ンタクト、前記内部コンタクトの外側に設けられた第1
外部コンタクト、及び、前記第1外部コンタクトの外側
に設けられて前記第1外部コンタクトに対してスライド
可能なカップリング部材を有するプラグと、第2インシ
ュレータ、前記第2インシュレータの中央の軸方向に設
けられた第2中心コンタクト、及び、前記第2インシュ
レータの外側に設けられた第2外部コンタクトを有する
レセプタクルとから構成される同軸コネクタにおいて、
前記第1外部コンタクトは円筒部と前記円筒部に一体に
形成された少なくとも一つの板ばね片とから構成され、
前記各板ばね片は先端に内側凸部及び第1外側凸部、中
程に第2外側凸部をそれぞれ有し、前記第2外部コンタ
クトは外側表面に少なくとも1個の凹部を有し、前記カ
ップリング部材がスライドするとき、前記カップリング
部材が前記第2外側凸部を押圧することによって、前記
内側凸部は前記凹部にはまり、前記カップリング部材が
前記第1外側凸部に接近して対向することによって、前
記内側凸部の前記凹部からの脱出が阻止されるスライド
ロック式同軸コネクタ。
【0017】2.前記カップリング部材は、先端の内側
に前記第1外側凸部がはまる深い凹部と、前記深い凹部
に続き、かつ、前記第2外側凸部が嵌合前にはまる浅い
直線溝と、前記浅い直線溝に続き、かつ、前記第2外側
凸部及び前記第1外側凸部を押圧する内周面と、後端に
スライドのストロークを制限する内側折曲部とを有し、
前記第1外部コンタクトは前記カップリング部材の嵌合
ストロークのストッパとなる段部を有し、前記内部コン
タクトは前記カップリング部材の離脱ストロークのスト
ッパとなる段部を有する前記1記載のスライドロック式
同軸コネクタ。
【0018】3.前記第2外部コンタクトの前記凹部は
円周溝である前記1記載のスライドロック式同軸コネク
タ。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態例について
図1と図2を参照して説明する。
【0020】プラグ1は、円柱状のインシュレータ2
と、インシュレータ2の中央の軸方向に設けられた中心
コンタクト3と、インシュレータ2の外側に設けられた
内部コンタクト4と、内部コンタクト4の外側に設けら
れた外部コンタクト5と、外部コンタクト5の外側に設
けられた円筒状のカップリング部材6とから構成され
る。中心コンタクト3、内部コンタクト4及び外部コン
タクト5の先端側の所定の部分は、インシュレータ2の
先端2Aより突出している。また、中心コンタクト3、
インシュレータ2、内部コンタクト4、外部コンタクト
5及びカップリング部材6は、同心円的に配設されてい
る。
【0021】内部コンタクト4は、円筒部4Aと円筒部
4Aに一体に形成された複数本の板ばね片4Bとから構
成される。各板ばね片4Bの先端には外側凸部4Cが設
けられ、円筒部4Aの第1段部4Dの内側と第2段部4
Eの内側は、それぞれインシュレータ2の先端2Aと段
部2Bに当接している。
【0022】外部コンタクト5は、円筒部5Aと円筒部
5Aに一体に形成された複数本の板ばね片5Bとから構
成される。各板ばね片5Bの先端には、内側凸部5Cと
第1外側凸部5Dが設けられ、各板ばね片5Bの中程に
は、第2外側凸部5Eが設けられる。円筒部5Aの先端
側には、段部5Fが設けられ、円筒部5Aの後端は内部
コンタクト4の第2段部4Eの外側に当接している。
【0023】カップリング部材6には、先端の内側に各
板ばね片5Bの第1外側凸部5Dがはまる深い凹部6A
が設けられ、また、深い凹部6Aに続く浅い直線溝6B
が設けられ、更に、後端に内部コンタクト4の第2段部
4Eの外側に当接する内側折曲部6Dが設けられてい
る。
【0024】レセプタクル11は、円柱状のインシュレ
ータ12(図2参照)と、インシュレータ12の中央の
軸方向に設けられた中心コンタクト13と、インシュレ
ータ12の外側に設けられた円筒状の外部コンタクト1
4とから構成される。中心コンタクト13の先端部に
は、孔13Aが設けられ、また、外部コンタクト14の
外側表面には、円周溝14Aが設けられている。中心コ
ンタクト13及び外部コンタクト14の先端側の所定の
部分は、インシュレータ12の先端12Aより突出して
いる。また、中心コンタクト13、インシュレータ12
及び外部コンタクト14は、同心円的に配設されてい
る。
【0025】プラグ1とレセプタクル11との嵌合及び
ロックは、次の過程で行われる。
【0026】1.図1(a)に示される嵌合前の状態に
おいて、プラグ1をレセプタクル11に挿入すると、図
1(b)の状態に至る。この状態では、中心コンタクト
3の先端部は中心コンタクト13の孔13Aに挿入さ
れ、内部コンタクト4の各板ばね片4Bの外側凸部4C
は外部コンタクト14の内周面に接触し、また、内部コ
ンタクト4の第1段部4Dの外側は外部コンタクト14
の先端に当接する。
【0027】2.カップリング部材6のローレット6E
を手指で把持して、カップリング部材6をその内側折曲
部6Dが外部コンタクト5の段部5Fの外側(ストッ
パ)に当接するまでレセプタクル11側にスライドさせ
る。
【0028】3.この際、まず、各板ばね片5Bの第2
外側凸部5Eは浅い直線溝6Bから脱出し、カップリン
グ部材6の内周面6Cに変位して押圧されるので、各第
1外側凸部5Dは深い凹部6Aから脱出すると共に、各
内側凸部5Cは外部コンタクト14の円周溝14Aには
まる。ただし、ロックされていない。
【0029】4.次に、カップリング部材6の内周面6
Cが各第1外側凸部5Dに接近して対向すると、各内側
凸部5Cは円周溝14Aから脱出できず、すなわち、ロ
ックされ、図1(c)の状態に至る。この状態では、プ
ラグ1とレセプタクル11との嵌合は完了し、プラグ1
はレセプタクル11にロックされているから、プラグ1
をレセプタクル11から抜去しようとしても、阻止され
る。
【0030】プラグ1とレセプタクル11とのロック解
除及び離脱は、次の過程で行われる。
【0031】1.図1(c)に示される状態において、
カップリング部材6のローレット6Eを手指で把持し
て、カップリング部材6をその内側折曲部6Dが内部コ
ンタクト4の第2段部4Eの外側(ストッパ)に当接す
るまでプラグ1側にスライドさせる。
【0032】2.この際、まず、カップリング部材6の
内周面6Cが各板ばね片5Bの第1外側凸部5Dに対向
しなくなるので、ロックは解除される。ただし、各内側
凸部5Cは外部コンタクト14の円周溝14Aにはまっ
ている。
【0033】3.次に、各第2外側凸部5Eが内周面6
Cから浅い直線溝6Bに変位すると、各内側凸部5Cは
円周溝14Aから脱出すると共に、各第1外側凸部5D
は深い凹部6Aにはまり、図1(b)の状態に至る。
【0034】4.この状態では、プラグ1はレセプタク
ル11にロックされていないので、プラグ1をレセプタ
クル11から抜去すると、図1(a)の離脱状態に至
る。
【0035】図2は、本発明の一実施の形態例のスライ
ドロック式同軸コネクタにおけるプラグ1を収縮チュー
ブ21に接続し、レセプタクル11を収縮チューブ31
に接続した状態を示す全体の概略図である。
【0036】嵌合前の(a)の状態において、プラグ1
をレセプタクル11に挿入し、カップリング部材6をレ
セプタクル11側へスライドすると、(b)の嵌合過程
の途中の状態と、(c)の嵌合後であるがロック前の状
態を経て、(d)の嵌合後でしかもロック後の状態に至
る。
【0037】前述した本実施の形態例においては、板ば
ね片5Bを複数本採用したが、1本に設計変更すること
ができる。また、円周溝14Aを単純な凹部に設計変更
することもできる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
【0039】1.プラグにおける外部コンタクトの板ば
ね片の中程と先端に、それぞれカップリング部材の内周
面に押圧される第2外側凸部と、接近して対向する第1
外側凸部が設けられている。したがって、プラグの外部
コンタクトの先端の内側凸部が大きく変位して、レセプ
タクルの外部コンタクトの凹部(円周溝)に確実にはま
っても、プラグの外部コンタクトの第2外側凸部は小さ
く変位するので、スライドロック式同軸コネクタをコン
パクトに、しかも、簡単な構造に構成することができ
る。
【0040】2.カップリング部材を軽い操作力でプラ
グの外部コンタクトに対してスライドさせるだけで、プ
ラグはレセプタクルに対して、ロックされ、また、ロッ
クを解除されるから、操作性が良好である。
【0041】3.嵌合前の状態でも、外部コンタクトと
内部コンタクトの各板ばね片は、カップリング部材の中
に配設されているので、損傷を被り難い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例のスライドロック式同
軸コネクタの要部の断面図と正面図であり、(a)は嵌
合前の状態、(b)は嵌合後であるがロック前の状態、
(c)は嵌合後でしかもロック後の状態を、それぞれ示
す。
【図2】本発明の一実施の形態例のスライドロック式同
軸コネクタの全体の概略的断面図と正面図であり、
(a)は嵌合前の状態、(b)は嵌合過程の途中の状
態、(c)は嵌合後であるがロック前の状態、(d)は
嵌合後でしかもロック後の状態を、それぞれ示す。
【図3】従来の第1の同軸コネクタの嵌合前の状態を示
す断面図である。
【図4】従来の第1の同軸コネクタの嵌合直前の状態を
示す断面図である。
【図5】従来の第1の同軸コネクタの嵌合後の状態を示
す断面図である。
【図6】従来の第2の同軸コネクタの嵌合直前の状態を
示す断面図である。
【図7】従来の第2の同軸コネクタの嵌合後の状態を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 プラグ 2 インシュレータ 2A 先端 2B 段部 3 中心コンタクト 4 内部コンタクト 4A 円筒部 4B 板ばね片 4C 外側凸部 4D 第1段部 4E 第2段部 5 外部コンタクト 5A 円筒部 5B 板ばね片 5C 内側凸部 5D 第1外側凸部 5E 第2外側凸部 5F 段部 6 カップリング部材 6A 深い凹部 6B 浅い直線溝 6C 内周面 6D 内側折曲部 6E ローレット 11 レセプタクル 12 インシュレータ 12A 先端 13 中心コンタクト 13A 孔 14 外部コンタクト 14A 円周溝 21 収縮チューブ 31 収縮チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 隆男 東京都渋谷区道玄坂1丁目21番2号 日本 航空電子工業株式会社内 (72)発明者 中村 清憲 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 高橋 実 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 木附 輝晃 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1インシュレータ、前記第1インシュ
    レータの中央の軸方向に設けられた第1中心コンタク
    ト、前記第1インシュレータの外側に設けられた内部コ
    ンタクト、前記内部コンタクトの外側に設けられた第1
    外部コンタクト、及び、前記第1外部コンタクトの外側
    に設けられて前記第1外部コンタクトに対してスライド
    可能なカップリング部材を有するプラグと、 第2インシュレータ、前記第2インシュレータの中央の
    軸方向に設けられた第2中心コンタクト、及び、前記第
    2インシュレータの外側に設けられた第2外部コンタク
    トを有するレセプタクルとから構成される同軸コネクタ
    において、 前記第1外部コンタクトは円筒部と前記円筒部に一体に
    形成された少なくとも一つの板ばね片とから構成され、
    前記各板ばね片は先端に内側凸部及び第1外側凸部、中
    程に第2外側凸部をそれぞれ有し、 前記第2外部コンタクトは外側表面に少なくとも1個の
    凹部を有し、 前記カップリング部材がスライドするとき、前記カップ
    リング部材が前記第2外側凸部を押圧することによっ
    て、前記内側凸部は前記凹部にはまり、前記カップリン
    グ部材が前記第1外側凸部に接近して対向することによ
    って、前記内側凸部の前記凹部からの脱出が阻止される
    ことを特徴とするスライドロック式同軸コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記カップリング部材は、先端の内側に
    前記第1外側凸部がはまる深い凹部と、前記深い凹部に
    続き、かつ、前記第2外側凸部が嵌合前にはまる浅い直
    線溝と、前記浅い直線溝に続き、かつ、前記第2外側凸
    部及び前記第1外側凸部を押圧する内周面と、後端にス
    ライドのストロークを制限する内側折曲部とを有し、 前記第1外部コンタクトは前記カップリング部材の嵌合
    ストロークのストッパとなる段部を有し、 前記内部コンタクトは前記カップリング部材の離脱スト
    ロークのストッパとなる段部を有することを特徴とする
    請求項1記載のスライドロック式同軸コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記第2外部コンタクトの前記凹部は円
    周溝であることを特徴とする請求項1記載のスライドロ
    ック式同軸コネクタ。
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