JP2000036966A - 動画像のカット画面グル―プ検出装置 - Google Patents

動画像のカット画面グル―プ検出装置

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動画像の縮小画像を用いた輝度成分の時間的
な変化および色差成分の相関の時間的な変化により、シ
ーンの切り替わりを自動的に検出するカット点検出を高
速かつ高精度に行い、また、カット画面間の色差相関値
により、カット画面のグループ化を行う。 【構成】 縮小画像処理部1は、サンプルされたフレー
ムn+1の縮小画面を出力する。フレーム間輝度差分部
3は、縮小画面n+1とnの輝度信号のフレーム間差分
Dn+1 を求める。色差ヒストグラム相関部4は、縮小画
面n+1とnとの間で色差信号のヒストグラム相関値ρ
n+1 を求める。判定部5は、前記Dn+1 、ρn+1 、さら
にメモリ6から得られるDn 、Dn-1 、ρn 、ρn-1 を
用いてフレームnを非カット画面とカット画面の2つの
種類に分類する。判定部9は、色差ヒストグラム相関部
7の結果に基づいて、グループカット画面を判定し、出
力部10に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は動画像のカット画面グル
ープ検出装置に関し、特に、符号化されていない元のま
まの動画像情報あるいは符号化された動画像情報からな
る動画像の切替わり点を高速かつ高精度で検出でき、か
つ該切替わり点が同じシーンの中の切替わりであるか否
かの検出をすることのできるカット画面グループ検出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、動画像の自動カット点検出装置に
関する技術としては、ブロックごとのカラーヒストグラ
ムの類似度を用いてカット点検出を行う技術がある(例
えば、大辻他、「フィルタを用いた映像カット点検
出」、1993年電子情報通信学会秋期大会 D-264, 19
93)。
【0003】この従来方法においては、各フレーム間で
画素の値があるしきい値(例えば16)以上変化した面
積を求め、その面積値が時間的に突出している場合にカ
ット画面としている。また、高精度な検出を行うため
に、フレーム内のすべての画像データを用い、さらにテ
レビ方式のNTSC方式では、1秒間のフレーム数であ
る30フレーム全てについて、各フレームの類似度を測
定、比較してカット点検出を行っている。
【0004】なお、圧縮符号化された動画像のカット点
検出においては、一度画像を完全に復号化して元の画像
に戻してから、上記の検出作業を行うことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術で
は、前述のように、フレーム内のすべての画像データを
用い、さらに全てのフレームについて、各フレームの類
似度を測定、比較してカット点の検出を行っているた
め、処理速度が遅いという問題があった。この問題を解
決するために、フレーム数を例えば1秒間に2フレーム
程度に間引くことも提案されているが、このようにする
と、急な動きが生じても画素変化面積が突出した形とな
り、誤ってカット点の検出を行ってしまうという問題が
生じた。
【0006】また、圧縮符号化された動画像のカット点
検出においては、画像を完全に復元してからカット点検
出処理を開始するため、動画像再生時間とカット点検出
時間とを合わせた時間が必要となり、大量の動画像デー
タベースなどの検出には、実用上大きな制約を受けると
いう問題があった。
【0007】さらに、多量のカット点が発生している場
合、ほぼ同一内容のカットにもかかわらずアングル等の
違いにより表示されたカット画面が含まれることによ
り、動画像を高速に検索することが困難になる。
【0008】本発明の目的は、前記した従来技術の問題
点を除去し、同じシーン内のカット点であると思われる
カット画面をグループ化することにより、ユーザがカッ
ト画面の検索を能率的に行うことができるカット画面グ
ループ検出装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために、請求項1の発明は、動画像のカット画面グルー
プ検出装置であって、入力された動画像の画面のフレー
ム間輝度差分の時間的な変化と、該色差ヒストグラム相
関値の時間的な変化より、カット画面を判定するカット
画面判定手段と、カット画面間の色差信号ヒストグラム
相関値を求める第2の色差ヒストグラム相関演算手段
と、該カット画面間の色差信号ヒストグラム相関値か
ら、カット画面のグループの判定を行うカット画面グル
ープ判定手段とを具備した点に特徴がある。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、カメラアングルのみ
が変わって、同様な内容を持つカット点についてはグル
ープ化して表示することにより、能率的な動画像検索が
可能になる。
【0011】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説
明する。図1は、本発明の一実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【0012】図示されていないサンプリング部におい
て、連続するフレームから、任意の間隔でサンプリング
されたフレームn+1は、縮小画像処理部1に入力され
る。該縮小画像処理部1では、図3(a) に示されている
ように、フレームn+1を例えば8画素×8ラインのブ
ロックに分割し、分割された各ブロックに対して、同図
(b) 、(c) に示されているように、輝度信号Yおよび色
差信号U、Vの平均値が求められる。これらの平均値に
より構成される画面は縮小画面として、第1のメモリ
2、フレーム間輝度差分部3および色差ヒストグラム作
成部11に出力される。
【0013】第1のメモリ2には、前回縮小画像処理部
1によって処理された縮小画面nが格納されている。フ
レーム間輝度差分部3では、縮小画像処理部1で求めら
れた輝度の縮小画面n+1と、第1のメモリ2から読み
出された輝度の縮小画面nとにより、輝度信号のフレー
ム間差分Dn+1 が求められる。色差ヒストグラム作成部
11では、縮小画面n+1の色差信号のヒストグラムが
求められ、該ヒストグラムは第1のメモリ2に記憶され
ると共に、色差ヒストグラム相関部4に送られる。
【0014】色差ヒストグラム相関部4では、第1のメ
モリ2から読み出された縮小画面nの色差信号のヒスト
グラムと、色差ヒストグラム作成部11から入力された
縮小画面n+1の色差信号のヒストグラムとから、縮小
画面nとn+1の色差ヒストグラム相関値ρn+1 が求め
られる。第1の判定部5では、フレーム間輝度差分部3
で得られたフレーム間輝度差分Dn+1 、色差ヒストグラ
ム相関部4で得られた色差ヒストグラム相関値ρn+1 、
第2のメモリ6から得られるフレーム間輝度差分Dn 、
Dn-1 、および色差ヒストグラム相関値ρn 、ρn-1 を
用いて、フレームnを非カット画面とカット画面の2つ
の種類に分類する。
【0015】色差ヒストグラム相関部7では、第1の判
定部5でカット画面と判定された画面について、その画
面の色差ヒストグラム行列と第3のメモリ8に格納され
ている前カット画面の色差ヒストグラム行列とを用い
て、カット画面間色差ヒストグラム相関値ρc を求め
る。第2の判定部9では、該カット画面間色差ヒストグ
ラム相関値ρc の値により、グループカット画面と独立
カット画面に分類し、出力部10では、グループカット
画面、独立カット画面、あるいはそれを示すデータなど
を出力する。なお、前記第1の判定部5で非カット画面
と判定された時、あるいは第2の判定部9でカット画面
と判定されてグループカット画面や独立カット画面等が
出力部10から出力された後は、次の入力画面の処理に
移る。12は、前記した各処理部の処理を制御する制御
部である。図1では、説明を簡単にするために、該制御
部12の動作の一部である第1〜第3メモリへのデータ
格納制御に必要なラインのみが表記されている。
【0016】図2は、制御部12の第1〜第3メモリへ
のデータ格納制御の動作を主に示すフローチャートであ
る。ステップS1では、制御部12は、フレームnがカ
ット画面であるか否かの判断をする。この判断は、出力
装置10からフレームnがカット画面であるという情報
を得、また第1の判定部5からフレームnが非カット画
面であるという情報を得ることにより行う。ステップS
1の判断が肯定の時にはステップS2に進んで、制御部
12は、第3のメモリ8をクリアし、第1のメモリ2か
らフレームnの色差ヒストグラムデータを転送する。ス
テップS1の判断が否定の時、またはステップS2の処
理が終了すると、ステップS3に進む。
【0017】ステップS3では、第1のメモリ2のフレ
ームn−1の輝度縮小画像をクリアし、縮小画像処理部
1からフレームn+1の輝度縮小画像を転送する。次
に、ステップS4では、第1のメモリ2のフレームn−
1の色差ヒストグラムデータHn-1,j,k をクリアし、色
差ヒストグラム作成部11からフレームn+1の色差ヒ
ストグラムデータHn+1,j,k を転送する。したがって、
この時点で、第1のメモリ2には、フレームnおよびn
+1の輝度縮小画像と色差ヒストグラムデータが格納さ
れていることになる。
【0018】次に、ステップS5では、第2のメモリ6
中のフレームn−1での色差ヒストグラム相関値ρn-1
、フレーム間輝度差分値Dn-1 をクリアし、色差ヒス
トグラム相関部からフレームn+1での色差ヒストグラ
ム相関値ρn+1 を転送し、またフレーム間輝度差分部3
からフレームn+1でのフレーム間輝度差分値Dn+1 を
転送する。したがって、この時点で、第2のメモリ6に
は、フレームn、n+1での色差ヒストグラム相関値と
フレーム間輝度差分値とが格納されていることになる。
【0019】ステップS6では、カット画面検出の処理
が終了したか否かの判断がなされ、この判断が否定の場
合には、ステップS7に進んで、縮小画像処理部1に新
しいサンプルフレームn+2を入力する。そして、ステ
ップS8において、フレームn+1のカット画面検出、
およびカット画面グループ検出の処理が実行される。こ
の処理は、前記第1〜3のメモリに格納されたデータ
と、前記サンプルフレームn+2から得られた輝度縮小
画像と色差ヒストグラムデータを用いて行われる。この
処理の詳細は、後述する。ステップS9では、nが1イ
ンクリメントされる。
【0020】次に、本実施例の動作、特に前記ステップ
S8の動作を詳細に説明する。まず、縮小画像処理1の
動作を図3を参照して説明する。縮小画像処理部1は、
例えば入力フレーム画面を、同図(a) に示されているよ
うに、8画素×8ラインのブロックに分割し、同図(b)
、(c) に示されているように、画面内の各ブロックに
対して、輝度Yおよび色差U、Vの平均値を求める。こ
の平均値の求め方の一例としては、各ブロック内の輝度
および色差データの総和を求め、これをデータ数で割る
方法がある。また、入力情報が、ブロックデータを8×
8の2次元DCT変換した符号化された動画像情報であ
った場合には、前記平均値として、2次元DCT変換の
(0,0)成分を8で割った値などを用いることが可能
である。
【0021】フレーム間輝度差分部3では、縮小画像処
理部1で得られたフレームn+1と第1のメモリ2から
得られるフレームnの輝度の縮小画像を用いて、フレー
ム間輝度差分Dn+1 が求められる。Dn+1 は以下の式を
用いて求めることが可能である。
【0022】 Dn+1 =Σ|DYi,n+1 −DYi,n |, i = 1,...,T …(1) ただし、DYは輝度のブロック平均値を示す。また、T
は総ブロック数、iはブロック番号、n+1、nはフレ
ーム番号を示す。
【0023】色差ヒストグラム作成部11では、色差信
号U, Vの縮小画面においてU, V=128を中心に±
θ範囲を2m 分割し、ヒストグラムHn,j,k をとる。こ
こで、nはフレーム番号、j=1... 2m-1 、k=
1... 2m-1 はそれぞれU, Vの領域番号である。図4
に示されているように、例えば8分割の場合、m=3と
なり、j=1、k=1の場合については、ヒストグラム
Hn,1,1 は、128−θ≦DU<128−3θ/4かつ
128−θ≦DV<128−3θ/4となるブロックの
個数を示す。ただし、DU、DVは色差のブロック平均
値である。このようにして求められたHn,j,k は2m×
2mの色差ヒストグラム行列になる。m=3の場合のH
n,j,k を図5に示す。
【0024】色差ヒストグラム相関部4では、色差ヒス
トグラム作成部11から得られるフレームn+1ヒスト
グラム行列と、第1のメモリ2から得られるフレームn
ヒストグラム行列とから、フレームn+1の色差ヒスト
グラム行列の相関ρn+1 を求める。該色差ヒストグラム
行列の相関ρn+1 は、次の(1)式を用いて計算するこ
とができる。
【0025】 ρn+1 = CCn+1 /(ACn+1 x ACn )1/2 …(1) ただし、
【0026】
【数1】 第1の判定部5では、フレーム間輝度差分部3から得ら
れるフレーム間輝度差分値Dn+1 、第2のメモリ6から
得られるそれぞれフレームn、フレームn−1のフレー
ム間輝度差分値Dn 、Dn-1 、およびヒストグラム相関
値ρn 、ρn-1、ならびに、色差ヒストグラム相関部4
から得られる色差ヒストグラム相関値ρn+1 から、フレ
ームn−1、n、n+1の時間的な変化を調べ、フレー
ムnがカット画面であるか非カット画面であるかの識別
をする。なお、この時、第2のメモリ6に、フレーム
n、フレームn−1のフレーム間輝度差分値Dn 、Dn-
1 、およびヒストグラム相関値ρn 、ρn-1 が記憶され
ていることは、図2の説明から明らかである。
【0027】カット画面の判定はまずカット点検出に関
連のない雑音除去のために、 Dn >T0…(5) となる画面に対して、以下の3つの場合に分けて判定を
行う。判定の順序は、まず(1)の判定を行い、この判
定で非カット点と判定されたものについては、さらに
(2)、(3)の判定を行う。(2)、(3)の判定の
順序は、いずれが先でもよい。
【0028】(1)フレーム間輝度差分値と色差ヒスト
グラム相関値の時間変化によるカット点検出 急なズーミングなどでは、フレーム間輝度差分値は大き
なピークとなり、カット点と誤検出する。このような誤
検出を避けるために、フレーム間輝度差分値が時間的に
上に凸なピークを持ち、かつ色差ヒストグラム相関値が
時間的に下に凸なピークを持つ場合、図6(a)、
(b)のように、フレーム間輝度差分値と色差ヒストグ
ラム相関値が、下記の式(6)と(7)を満足する場
合、カット点と判定する。
【0029】 βDn >Dn-1 かつβDn >Dn+1 …(6) かつ ρn +γ<ρn-1 かつρn +γ<ρn+1 …(7) (2)フレーム間輝度差分の時間変化によるカット点検
出 カメラのアングルが異なる場合等でのシーン切り替わり
点では、背景はあまり変わらないが、フレーム間輝度差
分Dn は時間的に大きなピークを持つ。このため、フレ
ーム間輝度差分が下記の式(8)または(9)を満足す
る場合、カット点と判定する。
【0030】 Dn − T1 >Dn-1 、かつDn − T1 >Dn+1 …(8) または Dn >αDn-1 、かつDn >αDn+1 …(9) ここに、0<α<1 (3)色差ヒストグラム相関値によるカット点検出 短い周期でシーンが変化する場合、サンプルされた画面
が連続的にカット点となり、フレーム間輝度差分値も連
続的に高い値となり、大きなピークとはならない。しか
しながら、色差ヒストグラム相関値はカット点で非常に
小さな値となる。このため、色差ヒストグラム相関値が
下記の式(10)を満足する場合、カット点と判定す
る。 ρn < T2…(10) なお、上記(1)〜(3)の判定時に、第2のメモリ6
には、フレームn、n−1でのフレーム間輝度差分値D
n 、Dn-1 、色差ヒストグラム相関値ρn 、ρn-1 が格
納されていることは、前記図2の説明により明らかであ
る。
【0031】色差ヒストグラム相関部7では、第3のメ
モリ8に格納されている、前カット画面での色差ヒスト
グラム行列Hc,j,k と、第1のメモリ2に格納されてい
るフレームnの色差ヒストグラム行列Hn,j,k から、カ
ット画面間色差ヒストグラム行列の相関値ρc を以下の
式を用いて計算する。
【0032】 ρc =CCc /(ACn x ACc )1/2 …(11) ただし、
【0033】
【数2】 なお、この時、第3のメモリ8には、フレームn−1の
前カット画面での色差ヒストグラム行列Hc,j,k が格納
されていることは、前記図2の説明から明らかである。
【0034】第2の判定部9では、色差ヒストグラム相
関部7で得られた相関値ρc により、カット画面間のグ
ループ判定を行う。背景がほぼ同様な場合、色差信号の
カット画面間での相関値は高いため、式(15)が満足
される時、同一グループのカット点と判定する。 ρc >T3…(15) 出力部10では、カット画面と判定された画面のみを図
7(a)のようにディスプレー上に表示することができ
る。また、同一グループと判定されたカット画面につい
ては、同図(b)のように、同一グループ内で最初に検
出されたカット画面の下に子画面の形式で表示すること
により、カット画面のグループを判別することができ
る。また、この表示形式によれば、1画面内に、多数の
カット画面を表示することができるので、ユーザはカッ
ト画面の検索が容易になると共に、その検索速度を向上
することができる。なお、図中の(1)〜(n)は、カ
ット画面の番号を示している。
【0035】本発明の実施にあたっては、種々の変形形
態が可能である。例えば、縮小画面を求める際の平均値
計算については、8画素×8ラインのブロックに限ら
ず、16画素×16ラインや4画素×4ラインなど種々
のサイズが適応可能である。
【0036】さらに、高速性が要求される場合には、上
記条件式(6)〜(10)のうちのいくつかを選択して
用いて高速化を図ることが可能である。ただし、この場
合、カット画面の未検出や誤検出が多くなることが予想
される。
【0037】また、カット画面と判定された画面をカッ
ト検出ファイルとして蓄積することにより、後でファイ
ルからカット画面のみを復元、出力することも可能であ
る。
【0038】また、同一グル―プを示すフラグを付加す
ることにより、同一グル―プ内のカット画面かどうかを
識別して表示することも可能である。
【0039】また、種々のパラメータT0〜T3, α、
β、γ、θ、m、を変更することにより、未検出や過剰
検出の割合を制御することが可能である。
【0040】なお、各パラメータの一例として、以下の
値を用いることができる。T0=10T、T1=22
T、T2=0. 6、T3=0. 85、α=0. 2、β=
0. 75、γ=0、θ=32、m=3。ただし、Tは画
面中の輝度信号の総ブロック数である。
【0041】
【発明の効果】請求項1〜3の発明によれば、カメラア
ングルのみが変わって、同様な内容を持つカット点につ
いては、同じシーンのカット点であると判断できる効
果、これらのカット画面をグループ化して表示すること
ができる効果、および該表示により、能率的な動画像検
索が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の動画像のカット画面グル
ープ検出装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の制御装置の動作の一部を示すフローチ
ャートである。
【図3】 図1の縮小画像処理部の動作の説明図であ
る。
【図4】 色差ヒストグラム行列Hn,j,k の説明図であ
る。
【図5】 色差ヒストグラム行列Hn,j,k の説明図であ
る。
【図6】 図1の第1の判定部の動作の一部を示す説明
図である。
【図7】 図1の出力部の画面に表示される表示例を示
す図である。
【符号の説明】
1…縮小画像処理部、2…第1のメモリ、3…フレーム
間輝度差分部、4…色差ヒストグラム相関部、5…第1
の判定部、6…第2のメモリ、7…色差ヒストグラム相
関部、8…第3のメモリ、9…第2の判定部、10…出
力部、11…色差ヒストグラム作成部、12…制御部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像のカット画面グループ検出装置に
    おいて、 入力された動画像の画面のフレーム間輝度差分の時間的
    な変化と、該色差ヒストグラム相関値の時間的な変化よ
    り、カット画面を判定するカット画面判定手段と、 カット画面間の色差信号ヒストグラム相関値を求める第
    2の色差ヒストグラム相関演算手段と、 該カット画面間の色差信号ヒストグラム相関値から、カ
    ット画面のグループの判定を行うカット画面グループ判
    定手段とを具備したことを特徴とする動画像のカット画
    面グループ検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の動画像のカット画面グループ
    検出装置において、 前記カット画面グループ判定手段は、前記第2の色差ヒ
    ストグラム相関演算手段手段によって求められたカット
    画面間の色差信号ヒストグラム相関値が予め定められた
    値より大きい時に、同一グループのカット画面と判定す
    ることを特徴とする動画像のカット画面グループ検出装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1の動画像のカット画面グループ
    検出装置において、 同一グループと判定されたカット画面は、同一グループ
    内で最初に検出されたカット画面と連結して、またはそ
    の近辺に子画面の形式で表示するようにしたことを特徴
    とする動画像のカット画面グループ検出装置。
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