JP2000036837A - Arq画像通信方法 - Google Patents

Arq画像通信方法

Info

Publication number
JP2000036837A
JP2000036837A JP20465798A JP20465798A JP2000036837A JP 2000036837 A JP2000036837 A JP 2000036837A JP 20465798 A JP20465798 A JP 20465798A JP 20465798 A JP20465798 A JP 20465798A JP 2000036837 A JP2000036837 A JP 2000036837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intra
data
error detection
detection code
sequence number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20465798A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Inoue
文雄 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP20465798A priority Critical patent/JP2000036837A/ja
Publication of JP2000036837A publication Critical patent/JP2000036837A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 INTRA要求が1次局側に届かなかった場合に
も2次局側は、INTERフレームをINTRAフレームと間違っ
て画像復号化ブロックに入力することなく、再度INTRA
要求を送信出来るようにする。 【解決手段】 送信順序番号に対して割り当てられてい
る本来カウント可能な送信順序番号範囲から1マイナス
した範囲を送信順序番号カウント範囲に割り当て、残り
1つの或る特定の値を最初のINTRAフレームを含むINTRA
要求応答パケット用番号とし、INTRAフレームで通信を
おこなっている場合にはINTRA要求応答パケット用番号
を飛び越して巡回型でカウントし、INTRA要求応答パケ
ット用番号の付いたパケットを受信した場合にはINTRA
フレームの受信を開始したと判定して対応する復号化処
理をおこなうことにより、INTRA要求応答パケット用番
号から受信順序番号のカウントを再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHSなどの無線
通信のように伝送路誤り率の高い通信において、誤り訂
正方法としてARQ(Automatic Repeat Request、自動
再送信要求)を用いた場合の画像通信方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル通信を特徴とした第2世
代移動通信システムが急速に普及しつつある。例えばP
HS(Personal Handy Phone System)は、TDMA/TDD(T
ime Division Multiplex Access/Time Division Duple
x)方式を採用し、1スロットで32kbpsの伝送能力を
有しているため、音声やデータ、静止画だけでなくビデ
オも伝送可能であり、モバイル・マルチメディア・コミ
ュニケーションを実現するインフラストラクチャとして
大きく期待されている。
【0003】従来のARQ画像通信方法を図2、図4、
図5、図6、図7、図8、図9、図10を参照しながら
説明する。図2は従来のARQ画像通信方法でINTRA
(フレーム内符号化)要求が正常に通信されずエラーが
発生した場合のシーケンス図である。図4は従来のAR
Q画像通信方法でINTRA要求が正常に通信された場合の
シーケンス図であり、図5は画像フレームをすべてINTR
Aマクロブロックで符号化した例を示すデータ図、図6
は画像フレームをすべてINTER(フレーム間符号化)マ
クロブロックで符号化した例を示すデータ図、図7は画
像フレームをINTERマクロブロックとINTRAマクロブロッ
クで符号化した例を示すデータ図、図8はARQ画像通
信方法が適用される一般的な画像通信装置を示す全体ブ
ロック図、図9は図8の多重・分離通信ブロックを示す
ブロック図、図10はARQ画像通信方法において順序
番号エラー等によってINTRA要求手順が発生する例を示
すシーケンス図である。
【0004】図8において、1はビデオカメラ、2はA
/Dコンバータ、3は画像符号化ブロック、4は多重・
分離通信ブロック、5は画像復号化ブロック、6はD/
Aコンバータ、7はテレビモニタである。
【0005】図9において、8、17、25、26はス
イッチ、9は送信データ量測定部、10、16は誤り検
出符号演算部、11はパケットサイズ決定部、12は多
重化部、13はベースバンド処理部、14はRFモジュ
ール、15は分離化部、18は再送用データ保存メモ
リ、19は再送用データ検索部、20はローカルタイ
マ、21は送信順序番号カウンタ、22は受信順序番号
カウンタ、23は誤り検出符号比較部、24は受信順序
番号比較部である。
【0006】図8を用いてARQ(Automatic Repeat R
equest)画像通信方法の概略を説明する。
【0007】ビデオカメラ1から出力されるアナログビ
デオ信号をA/Dコンバータ2がデジタルビデオデータ
に変換し、画像符号化ブロック3が符号化して送信デー
タを出力する。画像符号化ブロック3は、図7もしくは
図6のように符号化する。図7は、画像フレームをINTE
RマクロブロックとINTRAマクロブロックで符号化した例
を示し、図6は、画像フレームをすべてINTERマクロブ
ロックで符号化した例を示す。図7では、1つの画像フ
レームを3つのパケットに分割した際、それぞれのパケ
ットの画像データにINTRAマクロブロックとINTERマクロ
ブロックが含まれており、そのパケットをINTERフレー
ムのパケットと称している。図6では、1つの画像フレ
ームを3つのパケットに分割した際、それぞれのパケッ
トの画像データにINTERマクロブロックのみ含まれてお
り、そのパケットをINTERフレームのパケットと称して
いる。すなわち、INTERフレームのパケットとは、INTER
マクロブロックのみを含むパケットと、INTRAマクロブ
ロックとINTERマクロブロックとの両方を含むパケット
とを意味する。多重・分離通信ブロック4は、送信デー
タの多重化及び受信データの分離化を行うとともに、IN
TRA要求を相手端末から受信した場合は、INTRA要求を画
像符号化ブロック3に対して出力する。画像符号化ブロ
ック3はINTRA要求を入力されるとINTRAで画像を符号化
する。画像符号化ブロック3は、図5のように符号化す
る。図5は、画像フレームをすべてINTRAマクロブロッ
クで符号化した例を示す。図5では、1つの画像フレー
ムを3つのパケットに分割した際、それぞれのパケット
の画像データにINTRAマクロブロックのみ含まれてお
り、そのパケットをINTRAフレームのパケットと称して
いる。画像復号化ブロック5は受信データの復号化をお
こない、デジタルビデオデータを出力する。デジタルビ
デオデータはD/Aコンバータ6でアナログビデオ信号
に変換され、テレビモニタ7に表示される。
【0008】図9は図8中の多重・分離通信ブロック4
を詳細に示す。図9を用いて従来のARQ画像通信方法
が適用される多重・分離通信ブロック4の動作を説明す
る。なお、用語の説明として、ここでいう1次局とはデ
ータを送信しようとする局であり、2次局とは1次局か
らのデータを受信して応答を返す局である。
【0009】まず、図9において、通信網上でエラーが
発生していない状態での動作を説明する。この時1次局
において、スイッチ8に再送データ、送信する再送要求
メッセージ及び送信するINTRA要求メッセージが入力さ
れていない場合、スイッチ8は選択された送信データと
して送信データを出力する。スイッチ8から出力された
選択された送信データは、送信データ量測定部9、誤り
検出符号演算部10、多重化部12、再送用データ保存
メモリ18及び送信順序番号カウンタ21に入力され
る。再送用データ保存メモリ18は、入力される選択さ
れた送信データを再送要求時に再送データとして出力す
るために保存する。送信データ量測定部9は、入力され
る選択された送信データのデータ量を測定し、測定結果
を送信データ量として出力する。誤り検出符号演算部1
0は、入力される選択された送信データの誤り検出符号
を演算し、これを出力する。パケットサイズ決定部11
は、送信データ量及び受信した再送要求メッセージに基
づいてパケットサイズを決定する。送信順序番号カウン
タ21は、送信順序番号を出力し、その後カウント値を
1カウントアップする。この時、カウンタ値範囲の最大
値に達していた場合には、カウンタ値範囲の最小値に戻
って、以降カウントアップを続けていく。多重化部12
は、入力されるパケットサイズに基づいて、選択された
送信データ及び誤り検出符号を多重化及びパケット化
し、送信多重化データを出力する。この時多重化部12
は、送信するINTRA要求メッセージ又は送信する再送要
求メッセージではなく通常の送信データを送信しようと
しているため、タイマ起動コマンドは出力しない。ベー
スバンド処理部13は、送信多重化データをベースバン
ドデータに変換し、RFモジュール14に対して出力す
る。RFモジュール14は、ベースバンドデータを電波
に変換して無線伝送路に対し送信する。
【0010】2次局において、RFモジュール14は、
無線伝送路からの電波を受信し、ベースバンドデータに
変換する。RFモジュール14からベースバンドデータ
を入力されたベースバンド処理部13は、ベースバンド
データを受信多重化データに変換する。分離化部15
は、入力された受信多重化データを、受信した誤り検出
符号、受信データ及び受信した受信順序番号に分離して
出力する。受信データは誤り検出符号演算部16及びス
イッチ17に入力される。誤り検出符号演算部16は、
入力される受信データの誤り検出符号を演算し、誤り検
出符号比較部23に対し誤り検出符号を出力する。誤り
検出符号比較部23は、受信した誤り検出符号と誤り検
出符号演算部16から出力された誤り検出符号とを比較
し、誤り検出符号比較結果を出力する。誤り検出符号比
較結果は、受信順序番号比較部24とスイッチ17に入
力される。受信順序番号比較部24は、誤り検出符号比
較結果として「一致」が入力されている場合のみ動作
し、受信順序番号カウンタ22から出力されるカウンタ
出力の受信順序番号と分離化部15から出力される受信
した受信順序番号とを比較する。受信順序番号比較部2
4は、比較結果が「一致」であるならば、タイマ停止コ
マンドを出力し、受信順序番号比較結果として「一致」
を出力し、比較結果が「不一致」であるならば、送信す
る再送要求メッセージを出力し、受信順序番号比較結果
として「不一致」を出力する。スイッチ17は、入力さ
れる誤り検出符号比較結果及び受信順序番号比較結果が
「一致」で、受信した再送要求メッセージが入力されて
いない場合のみオンとなり、受信データを出力する。そ
れ以外の場合はオフとなり、受信データを出力しない。
スイッチ17から受信データが出力された場合、受信順
序番号カウンタ22は1カウンタアップする。この時、
カウンタ値範囲の最大値に達していた場合には、カウン
タ値範囲の最小値に戻って、以降カウントアップを続け
ていく。
【0011】次に、通信網上でエラーが発生した場合
で、再送が機能している状態での動作を説明する。2次
局において、誤り検出符号演算部16は、分離化部15
から出力された受信データの誤り検出符号を演算し、出
力する。誤り検出符号比較部23は、分離化部15から
出力される受信した誤り検出符号と誤り検出符号演算部
16から出力される誤り検出符号とを比較し、「不一
致」ならば、誤り検出符号比較結果として「不一致」を
出力する。受信順序番号比較部24は、誤り検出符号比
較結果として「不一致」が入力された場合、動作しな
い。スイッチ17は、誤り検出符号比較結果として「不
一致」が入力された場合、その他の入力に関係なくオフ
となり、スイッチ17から受信データは出力されず、こ
の時の受信データは破棄される。このため、この時の受
信順序番号のデータは欠落することになる。以後、次の
受信多重化データを受信し続けていくが、誤り検出符号
比較結果が「不一致」の間は上記の処理が繰り返され
る。そして以降の受信データで誤りのない受信データを
受信できた時、つまり誤り検出符号比較部23から「一
致」の誤り検出符号比較結果が出力された場合に、受信
順序番号比較部24は動作する。この時、エラー発生中
カウンタ出力の受信順序番号はカウントアップしていな
いため、受信順序番号の「不一致」が発生する。受信順
序番号比較部24は送信する再送要求メッセージ及び受
信順序番号比較結果として「不一致」を出力するととも
に、送信する再送要求メッセージを出力する。受信順序
番号比較結果として「不一致」が入力されたスイッチ1
7はオフとなり、スイッチ17から受信データは出力さ
れず、この時の受信データは破棄される。送信する再送
要求メッセージを入力されたスイッチ8は切り換わり、
送信する再送要求メッセージを選択された送信データと
して出力する。この時、送信順序番号カウンタ21は送
信順序番号を出力しない。誤り検出符号演算部10は、
この選択された送信データ(つまり送信する再送要求メ
ッセージ)の誤り検出符号を演算し、誤り検出符号を出
力する。送信データ量測定部9は、入力された選択され
た送信データのデータ量を測定し、送信データ量として
出力する。パケットサイズ決定部11は、入力された送
信データ量に基づいてパケットサイズを決定し、パケッ
トサイズを出力する。多重化部12は、入力されたパケ
ットサイズに基づいて、選択された送信データと誤り検
出符号を多重化し、送信多重化データとして出力する。
同時に多重化部12は、再送要求メッセージを送信しよ
うとしているため、タイマ起動コマンドを出力する。ロ
ーカルタイマ20は、タイマ起動コマンドが入力された
ためタイマを起動する。このローカルタイマ20は、動
画のリアルタイム性を確保するために、一定時間内に再
送データが再送されてこなかった場合に現在の画像を破
棄し、INTRA画像による画像更新を実現するために利用
される。ベースバンド処理部13は、送信多重化データ
をベースバンドデータに変換し、RFモジュール14に
対して出力する。RFモジュール14は、ベースバンド
データを電波に変換して無線伝送路に対し送信する。
【0012】1次局において、RFモジュール14は無
線伝送路からの電波を受信し、ベースバンドデータに変
換する。RFモジュール14からベースバンドデータを
入力されたベースバンド処理部13は、ベースバンドデ
ータを受信多重化データに変換する。分離化部15は、
入力された受信多重化データを、受信した誤り検出符号
及び受信した再送要求メッセージに分離して出力する。
誤り検出符号演算部16は、入力された受信した再送要
求メッセージの誤り検出符号を演算し、誤り検出符号を
出力する。誤り検出符号比較部23は、誤り検出符号演
算部16から出力された誤り検出符号と受信した誤り検
出符号とを比較し、誤り検出符号比較結果を出力する。
誤り検出符号比較結果が「一致」の場合、スイッチ25
はオンとなり、分離化部15から出力された受信した再
送要求メッセージはスイッチ25を通過し、再送用デー
タ検索部19に入力される。再送用データ検索部19
は、受信した再送要求メッセージの中から再送要求され
た順序番号を抽出し、対応するデータを再送用データ保
存メモリ18から検索し、再送データを取得する。そし
て、再送データをスイッチ8に対して出力する。再送デ
ータを入力されたスイッチ8は切り換わり、再送データ
を選択された送信データとして出力する。この時、送信
順序番号カウンタ21は送信順序番号を出力しない。誤
り検出符号演算部10は、この選択された送信データの
誤り検出符号を演算し、誤り検出符号を出力する。送信
データ量測定部9は、入力された選択された送信データ
(つまり再送データ)のデータ量を測定し、送信データ
量として出力する。パケットサイズ決定部11は、入力
された送信データ量及び受信した再送要求メッセージに
基づいてパケットサイズを決定し、パケットサイズを出
力する。多重化部12は、入力されたパケットサイズに
基づいて、選択された送信データ、再送要求された順序
番号及び誤り検出符号を多重化し、送信多重化データと
して出力する。ベースバンド処理部13は、送信多重化
データをベースバンドデータに変換し、RFモジュール
14に対して出力する。RFモジュール14は、ベース
バンドデータを電波に変換して無線伝送路に対し送信す
る。
【0013】2次局において、RFモジュール14は無
線伝送路からの電波を受信し、ベースバンドデータに変
換する。RFモジュール14からベースバンドデータを
入力されたベースバンド処理部13は、ベースバンドデ
ータを受信多重化データに変換する。分離化部15は、
入力された受信多重化データを、受信した誤り検出符
号、受信データ及び受信した受信順序番号に分離して出
力する。受信データは誤り検出符号演算部16及びスイ
ッチ17に入力される。誤り検出符号演算部16は、入
力される受信データの誤り検出符号を演算し、誤り検出
符号比較部23に対し誤り検出符号を出力する。誤り検
出符号比較部23は、受信した誤り検出符号と誤り検出
符号演算部16から出力された誤り検出符号とを比較
し、誤り検出符号比較結果を出力する。誤り検出符号比
較結果は、受信順序番号比較部24とスイッチ17に入
力される。受信順序番号比較部24は、誤り検出符号比
較結果として「一致」が入力されている場合のみ動作
し、受信順序番号カウンタ22から出力されるカウンタ
出力の受信順序番号と分離化部15から出力される受信
した受信順序番号とを比較する。受信順序番号比較部2
4は、比較結果が「一致」であるならば、タイマ停止コ
マンドを出力する。スイッチ17は、入力される誤り検
出符号比較結果が「一致」で、受信した再送要求メッセ
ージ及び送信する再送要求メッセージが入力されていな
い場合のみオンとなり、受信データを出力する。スイッ
チ17から受信データが出力された場合、受信順序番号
カウンタ22は1カウンタアップする。この時、カウン
タ値範囲の最大値に達していた場合には、カウンタ値範
囲の最小値に戻って、以降カウントアップを続けてい
く。
【0014】以上のように再送機能が動作し、通信網で
エラーが発生した場合にもエラーを修復することができ
る。
【0015】次に、通信網上でエラーが発生した場合
で、再送が間に合わずINTRA要求手順が発生する場合の
動作について説明する。
【0016】上記のような方法で再送要求を送信した2
次局は、受信され続ける受信多重化データの処理を続け
る。誤り検出符号演算部16は、分離化部15から出力
される受信データの誤り検出符号を演算し、誤り検出符
号を出力する。誤り検出符号比較部23は、受信した誤
り検出符号と誤り検出符号演算部16から出力される誤
り検出符号とを比較し、「不一致」であるならば、受信
順序番号比較部24は動作しない。また、「一致」であ
っても、受信順序番号比較部24は、受信した受信順序
番号とカウンタ出力の受信順序番号とを比較して「不一
致」であるならば、タイマ停止コマンドを出力しない。
このため、一定期間、誤り検出符号又は受信順序番号の
「不一致」の状態が続くとローカルタイマ20がタイム
アウトし、送信するINTRA要求メッセージが出力され
る。受信順序番号カウンタ22は、送信するINTRA要求
メッセージが入力された場合、カウントアップ動作をお
こなわず、INTRA要求後の受信データ入力待ち状態とな
る。受信順序番号比較部24も、送信するINTRA要求メ
ッセージが入力された場合、INTRA要求後の受信データ
入力待ち状態となる。送信するINTRA要求メッセージが
入力されるとスイッチ8は切り換わり、送信するINTRA
要求メッセージを選択された送信データとして出力す
る。選択された送信データ(つまりINTRA要求メッセー
ジ)は送信データ量測定部9に入力され、送信データ量
が測定され出力される。パケットサイズ決定部11は送
信データ量に基づいてパケットサイズを決定し、パケッ
トサイズを出力する。また送信データ量は誤り検出符号
演算部10に入力され、誤り検出符号が演算され出力さ
れる。この時送信順序番号カウンタ21は動作しない。
多重化部12は、入力されるパケットサイズに基づい
て、選択された送信データ及び誤り検出符号を多重化
し、送信多重化データとして出力する。同時に多重化部
12は、ローカルタイマ20に対しタイマ起動コマンド
を出力する。ローカルタイマ20は、或る一定期間内に
INTRAフレームが再送されてこない場合に再度INTRA要求
メッセージを送信するために、タイマを起動する。ベー
スバンド処理部13は、送信多重化データをベースバン
ドデータに変換し、RFモジュール14に対して出力す
る。RFモジュール14は、ベースバンドデータを電波
に変換して無線伝送路に対し送信する。ここで図8の画
像復号化ブロック5は、受信データが途中までしか受信
できなかったために1画像フレームとして完成しなかっ
たデータについては破棄する。
【0017】このようなINTRA要求が発生する例につい
て、1次局側と2次局側のデータの流れを表したのが図
10である。図10では、2次局側は、1次局側からの
通常のINTERフレームを受信できなかったために、次の
パケットを受信した段階で受信順序番号エラーを検出
し、再送要求メッセージにより再送要求をおこなう。し
かし、この再送要求メッセージを1次局側が受信できな
かったために、1次局側が対応する再送パケットを送信
することができず、2次局側で順序番号エラーが多発
し、2次局側でローカルタイマタイムアウトが発生し、
INTRA要求が発生する。
【0018】2次局側のINTRA要求メッセージの送信に
対し、1次局側では、RFモジュール14は、無線伝送
路からの電波を受信し、ベースバンドデータに変換す
る。RFモジュール14からベースバンドデータを入力
されたベースバンド処理部13は、ベースバンドデータ
を受信多重化データに変換する。分離化部15は、入力
された受信多重化データを、受信した誤り検出符号、IN
TRA要求メッセージに分離する。INTRA要求メッセージは
誤り検出符号演算部16に入力され、誤り検出符号が演
算され出力される。誤り検出符号比較部23は、受信し
た誤り検出符号と誤り検出符号演算部16から出力され
た誤り検出符号とを比較し、誤り検出符号比較結果を出
力する。誤り検出符号比較結果が「一致」ならばスイッ
チ26はオンとなり、INTRA要求メッセージが図8の画
像符号化ブロック3に対し出力される。画像符号化ブロ
ック3はINTRAで画像を符号化し、多重・分離通信ブロ
ック4の中のスイッチ8に対し、送信データとして出力
する。送信データはスイッチ8を通過し、再送用データ
保存メモリ18、送信データ量測定部9、送信順序番号
カウンタ21、誤り検出符号演算部10及び多重化部1
2に入力される。再送用データ保存メモリ18は、入力
される選択された送信データ(つまりINTRAフレーム)
を再送要求時に再送データとして出力するために保存す
る。送信データ量測定部9は、入力される選択された送
信データのデータ量を測定し、測定結果を送信データ量
として出力する。誤り検出符号演算部10は、入力され
る選択された送信データの誤り検出符号を演算し、これ
を出力する。パケットサイズ決定部11は、送信データ
量及び受信した再送要求メッセージに基づいてパケット
サイズを決定する。送信順序番号カウンタ21は、送信
順序番号を出力し、その後カウンタ値を1カウントアッ
プする。この時、カウンタ値範囲の最大値に達していた
場合には、カウンタ値範囲の最小値に戻って、以降カウ
ントアップを続けていく。多重化部12は、入力される
パケットサイズに基づいて、選択された送信データ及び
誤り検出符号を多重化及びパケット化し、送信多重化デ
ータを出力する。この時多重化部12は、送信するINTR
A要求メッセージ又は送信する再送要求メッセージでは
なく通常の送信データを送信しようとしているため、タ
イマ起動コマンドは出力しない。ベースバンド処理部1
3は、送信多重化データをベースバンドデータに変換
し、RFモジュール14に対して出力する。RFモジュ
ール14は、ベースバンドデータを電波に変換して無線
伝送路に対し送信する。
【0019】2次局側のRFモジュール14は、無線伝
送路からの電波を受信し、ベースバンドデータに変換す
る。RFモジュール14からベースバンドデータを入力
されたベースバンド処理部13は、ベースバンドデータ
を受信多重化データに変換する。分離化部15は、入力
された受信多重化データを、受信した誤り検出符号、受
信データ及び受信した受信順序番号に分離して出力す
る。受信データは誤り検出符号演算部16及びスイッチ
17に入力される。誤り検出符号演算部16は、入力さ
れる受信データの誤り検出符号を演算し、誤り検出符号
比較部23に対し誤り検出符号を出力する。誤り検出符
号比較部23は、受信した誤り検出符号と誤り検出符号
演算部16から出力された誤り検出符号とを比較し、誤
り検出符号比較結果を出力する。誤り検出符号比較結果
は、受信順序番号比較部24とスイッチ17に入力され
る。受信順序番号比較部24は、以前INTRA要求メッセ
ージが入力された時にINTRAフレームの受信待ちの状態
になっており、誤り検出符号比較結果として「一致」が
入力されたならば、受信した受信順序番号にかかわらず
(受信順序番号カウンタ22出力の受信順序番号と比較
を行わず)、受信順序番号比較結果として「一致」を出
力する。同時に受信順序番号比較部24は、タイマ停止
コマンドを出力し、ローカルタイマ20を停止させる。
スイッチ17は、入力される誤り検出符号比較結果及び
受信順序番号比較結果が「一致」で、受信した再送要求
メッセージ及び送信する再送要求メッセージが入力され
ていないためオンとなり、受信データがスイッチ17を
通過し、図8の画像復号化ブロック5に入力される。受
信データは画像復号化ブロック5でINTRAフレームの最
初のデータとして復号化処理される。同時に受信データ
は受信順序番号カウンタ22にも入力される。以前INTR
A要求メッセージを入力されていた受信順序番号カウン
タ22は、INTRAフレームの受信待ちの状態になってお
り、受信データが入力されるとINTRAフレームが入力さ
れたと判定して、保持していた受信順序番号を破棄し、
受信した受信順序番号を1カウントアップした値を次の
カウント出力の受信順序番号として保持する。この時、
カウンタ値範囲の最大値に達していた場合には、カウン
タ値範囲の最小値に戻って、以降カウントアップを続け
ていく。
【0020】以上のようなINTRA要求手順のシーケンス
を図4に示す。図4は、従来のARQ画像通信方法でIN
TRA要求が正常に通信された場合のシーケンスを示して
いる。
【0021】2次局側から送信されたINTRA要求メッセ
ージは1次局側で受信され、1次局はINTRAフレームの
先頭パケットを送信する。2次局側は、受信したデータ
を格納し、INTRAフレームの先頭パケットとして処理す
る。同時に、INTRA要求メッセージを送信した時に起動
したローカルタイマ20を停止する。その後も順次、送
信されてくるパケットのデータを処理していく。
【0022】以上のようにINTRA要求手順が実行される
ことにより、通信網でエラーが発生してタイマタイムア
ウトが発生した場合にもINTRAフレームにより画像通信
を再開することができる。
【0023】ARQ画像通信方法は、このようにして誤
り検出、再送要求、タイマタイムアウトの場合のINTRA
要求、そして受信したINTRAフレームによる画像復号化
再開をおこなっていた。
【0024】次に、通信網上でエラーが発生したが再送
が間に合わずINTRA要求手順が発生する場合のうち、2
次局側からのINTRA要求メッセージが1次局側に届かな
かった場合について説明する。
【0025】図2は従来のARQ画像通信方法でINTRA
要求が正常に通信されずエラーが発生した場合のシーケ
ンス図で、2次局側はINTRA要求を送信すると同時にロ
ーカルタイマ20を起動する。しかし、この時のINTRA
要求メッセージは、通信網でエラーが発生したために、
1次局側では受信することができず、1次局側は通常の
INTERフレームのパケットを送信する。これを受信した
2次局側は、ローカルタイマ20を停止し、INTERフレ
ームのパケットをINTRAフレームの先頭パケットと間違
えてデータを格納してしまう。
【0026】同様の動作を図9を用いて、INTRA要求を
送信してINTRAフレーム待ちになっていた2次局の動作
から説明する。2次局側のRFモジュール14は無線伝
送路からの電波を受信してベースバンドデータに変換す
る。RFモジュール14からベースバンドデータを入力
されたベースバンド処理部13は、ベースバンドデータ
を受信多重化データに変換する。分離化部15は、入力
された受信多重化データを、受信した誤り検出符号、受
信データ(INTERフレーム)及び受信した受信順序番号
に分離して出力する。受信データ(INTERフレーム)は
誤り検出符号演算部16及びスイッチ17に入力され
る。誤り検出符号演算部16は、入力される受信データ
(INTERフレーム)の誤り検出符号を演算し、誤り検出
符号比較部23に対し誤り検出符号を出力する。誤り検
出符号比較部23は、受信した誤り検出符号と誤り検出
符号演算部16から出力された誤り検出符号とを比較
し、誤り検出符号比較結果を出力する。誤り検出符号比
較結果は、受信順序番号比較部24とスイッチ17に入
力される。受信順序番号比較部24は、以前INTRA要求
メッセージが入力された時にINTRAフレームの受信待ち
の状態になっており、誤り検出符号比較結果として「一
致」が入力されたならば、受信した受信順序番号にかか
わらず(受信順序番号カウンタ22出力の受信順序番号
と比較をおこなわず)、受信順序番号比較結果として
「一致」を出力する。同時に受信順序番号比較部24
は、タイマ停止コマンドを出力し、ローカルタイマ20
を停止させる。スイッチ17は、入力される誤り検出符
号比較結果及び受信順序番号比較結果が「一致」で、受
信した再送要求メッセージ及び送信する再送要求メッセ
ージが入力されていないためオンとなり、受信データが
スイッチ17を通過し、図8の画像復号化ブロック5に
入力される。受信データ(INTERフレーム)は画像復号
化ブロック5でINTERフレームであるにもかかわらず間
違ってINTRAフレームの最初のデータとして復号化処理
される。同時に受信データ(INTERフレーム)は受信順
序番号カウンタ22にも入力される。以前INTRA要求を
入力されていた受信順序番号カウンタ22は、INTRAフ
レームの受信待ちの状態になっており、受信データ(IN
TERフレーム)が入力されるとINTRAフレームが入力され
たと判定して、保持していた受信順序番号を破棄し、受
信した受信順序番号を1カウントアップした値を次のカ
ウント出力の受信順序番号として保持する。この時、カ
ウンタ値範囲の最大値に達していた場合には、カウンタ
値範囲の最小値に戻って、以降カウントアップを続けて
いく。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のA
RQ画像通信方法では、INTERフレームがINTRAフレーム
と間違って画像復号化ブロック5に入力されるため、不
正な画像が表示されてしまったり、この不正な画像を引
きずって不正な画像の表示が続いてしまう可能性がある
という問題点を有していた。
【0028】このARQ画像通信方法では、INTRA要求
メッセージが1次局側に届かなかった場合にも2次局側
は、INTERフレームをINTRAフレームと間違って画像復号
化ブロックに入力することなく、再度INTRA要求メッセ
ージを送信することが要求されている。
【0029】本発明は、INTRA要求メッセージが1次局
側に届かなかった場合にも2次局側は、INTERフレーム
をINTRAフレームと間違って画像復号化ブロックに入力
することなく、再度INTRA要求メッセージを送信するA
RQ画像通信方法を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明のARQ画像通信方法は、送信順序番号
に対して割り当てられている本来カウント可能な送信順
序番号範囲から1マイナスした範囲を送信順序番号カウ
ント範囲に割り当て、残り1つの或る特定の値を最初の
INTRAフレームを含むINTRA要求応答パケット用番号と
し、INTERフレームや再送要求応答ではないINTRAフレー
ムで通信をおこなっている場合にはINTRA要求応答パケ
ット用番号を飛び越して巡回型でカウントし、INTRA要
求応答パケット用番号の付いたパケットを受信した場合
にはINTRAフレームの受信を開始したと判定して対応す
る復号化処理をおこない、INTRA要求応答パケット用番
号から受信順序番号のカウントを再開する構成を備えて
いる。
【0031】これにより、INTRA要求メッセージが1次
局側に届かなかった場合にも2次局側は、INTERフレー
ムをINTRAフレームと間違って画像復号化ブロックに入
力することなく、再度INTRA要求メッセージを送信する
ARQ画像通信方法が得られる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のARQ
画像通信方法は、送信順序番号に対して割り当てられて
いる本来カウント可能な送信順序番号範囲から1マイナ
スした範囲を送信順序番号カウント範囲に割り当て、残
り1つの或る特定の値を最初のINTRAフレームを含むINT
RA要求応答パケット用番号とし、INTERフレームや再送
要求応答ではないINTRAフレームで通信をおこなってい
る場合にはINTRA要求応答パケット用番号を飛び越して
巡回型でカウントし、INTRA要求応答パケット用番号の
付いたパケットを受信した場合にはINTRAフレームの受
信を開始したと判定して対応する復号化処理をおこな
い、INTRA要求応答パケット用番号から受信順序番号の
カウントを再開することとしたものであり、INTRA要求
メッセージが1次局側に届かなかった場合にも、2次局
側でINTERフレームとINTRAフレームを識別することによ
り、INTERフレームがINTRAフレームと間違って画像復号
化ブロックに入力されることなく、再度INTRA要求が送
信されるという作用を有する。
【0033】以下、本発明の実施の形態について、図
1、図3、図5〜図10を用いて説明する。
【0034】(実施の形態1)本発明の実施の形態1に
よるARQ画像通信方法が適用される画像通信装置は従
来と同様に図8、図9に示す装置である。以下に、本実
施の形態によるARQ画像通信方法について、図1、図
3、図5〜図10を用いて説明する。図1は本実施の形
態によるARQ画像通信方法を示すシーケンス図であ
り、INTRA要求メッセージが正常に通信されずエラーが
発生した場合を示す。図3は同じく本実施の形態による
ARQ画像通信方法を示すシーケンス図であり、INTRA
要求メッセージが正常に通信された場合を示す。
【0035】まず、本実施の形態によるARQ(Automa
tic Repeat Request)画像通信方法が適用される多重・
分離通信ブロック4について、図9を用いて説明する。
【0036】図9において、通信網上でエラーが発生し
ていない状態での動作を説明する。これは従来の動作と
同様であるが、送信順序番号カウンタ21と受信順序番
号カウンタ22のカウント値の範囲のみが異なる。順序
番号カウンタ21、22が本来カウント可能な範囲から
1マイナスした値を送信順序番号の値の範囲とし、残り
の1つの或る特定の値をINTRA要求応答パケット用の番
号として予約しておく。通常、INTERフレームで通信を
おこなっている場合、INTRA要求応答パケット用番号を
飛び越してカウントし、INTRA要求応答パケット用番号
は使用しない。
【0037】例えば、順序番号のために7ビット割り当
てられているのならば、順序番号は0から127の値を
表現することが可能である。このうち127をINTRA要
求応答パケット用番号として予約しておき、126の次
は0というようなラウンドロビンでカウンタを動かして
いくというような方法をとる。
【0038】通信網上でエラーが発生した場合で、再送
が機能している状態での動作も従来の動作と同様である
が、送信順序番号カウンタ21と受信順序番号カウンタ
22のカウント値の範囲のみが異なる。
【0039】次に、通信網上でエラーが発生した場合
で、再送が間に合わずINTRA要求手順が発生する場合の
動作について説明する。従来の方法と同様の方法で再送
要求を送信した2次局は、受信され続ける受信多重化デ
ータの処理を続ける。誤り検出符号演算部16は、分離
化部15から出力される受信データの誤り検出符号を演
算し、誤り検出符号を出力する。誤り検出符号比較部2
3が、受信した誤り検出符号と誤り検出符号演算部16
から出力される誤り検出符号とを比較し、「不一致」で
あるならば、受信順序番号比較部24は動作しない。ま
た、「一致」であっても、受信順序番号比較部24が、
受信した受信順序番号と受信順序番号カウンタ22出力
の受信順序番号とを比較して「不一致」であるならば、
受信順序番号比較部24からタイマ停止コマンドは出力
されない。このため、一定期間、誤り検出符号又は受信
順序番号の「不一致」の状態が続くとローカルタイマ2
0がタイムアウトし、ローカルタイマ20から、送信す
るINTRA要求メッセージが出力される。受信順序番号カ
ウンタ22は、送信するINTRA要求メッセージが入力さ
れた場合はカウントアップ動作をおこなわず、現在の受
信順序番号のカウント値を破棄して、INTRA要求応答パ
ケット用番号を保持して出力するようにする。
【0040】受信順序番号比較部24は送信するINTRA
要求メッセージが入力された場合でも、特に状態の変更
はない。送信するINTRA要求メッセージが入力されると
スイッチ8は切り換わり、送信するINTRA要求メッセー
ジを選択された送信データとして出力する。選択された
送信データは送信データ量測定部9に入力され、送信デ
ータ量が測定され出力される。パケットサイズ決定部1
1は送信データ量に基づいてパケットサイズを決定し、
パケットサイズを出力する。また送信データ量は誤り検
出符号演算部10に入力され、誤り検出符号が演算され
出力される。この時送信順序番号カウンタ21は動作し
ない。多重化部12は、入力されるパケットサイズに基
づいて、選択された送信データ及び誤り検出符号を多重
化し、送信多重化データとして出力する。同時に多重化
部12は、ローカルタイマ20に対しタイマ起動コマン
ドを出力する。ローカルタイマ20は、或る一定期間内
にINTRAフレームが再送されてこない場合に再度INTRA要
求メッセージを送信するために、タイマを起動する。ベ
ースバンド処理部13は、送信多重化データをベースバ
ンドデータに変換し、RFモジュール14に対して出力
する。RFモジュール14は、ベースバンドデータを電
波に変換して無線伝送路に対し送信する。ここで図8の
画像復号化ブロック5は、受信データが途中までしか受
信できなかったために1画像フレームとして完成しなか
ったデータについては破棄する。
【0041】このようなINTRA要求が発生する例につい
て、1次局側と2次局側のデータの流れを表したのが図
10である。図10では、2次局側が、1次局側からの
通常のINTERフレームを受信できなかったために、次の
パケットを受信した段階で受信順序番号エラーを検出
し、再送要求メッセージにより再送要求をおこなう。し
かし、この再送要求メッセージを1次局側が受信できな
かったために、1次局側が対応する再送パケットを送信
することができず、2次局側で順序番号エラーが多発
し、2次局側でローカルタイマ20のタイムアウトが発
生し、INTRA要求が発生する。
【0042】2次局側からINTRA要求メッセージが送信
された場合、1次局側では、RFモジュール14は無線
伝送路からの電波を受信し、ベースバンドデータに変換
する。
【0043】RFモジュール14からベースバンドデー
タを入力されたベースバンド処理部13は、ベースバン
ドデータを受信多重化データに変換する。分離化部15
は、入力された受信多重化データを、受信した誤り検出
符号、INTRA要求メッセージに分離する。INTRA要求メッ
セージは誤り検出符号演算部16に入力され、誤り検出
符号が演算され出力される。誤り検出符号比較部23
は、受信した誤り検出符号と誤り検出符号演算部16か
ら出力された誤り検出符号とを比較し、誤り検出符号比
較結果を出力する。誤り検出符号比較結果が「一致」な
らばスイッチ26はオンとなり、INTRA要求メッセージ
が図8の画像符号化ブロック3に対し出力される。画像
符号化ブロック3はINTRAで画像を符号化し、多重・分
離通信ブロック4の中のスイッチ8に対し、送信データ
として出力する。送信データはスイッチ8を通過し、再
送用データ保存メモリ18、送信データ量測定部9、送
信順序番号カウンタ21、誤り検出符号演算部10及び
多重化部12に入力される。再送用データ保存メモリ1
8は、入力される選択された送信データ(つまりINTRA
フレーム)を再送要求時に再送データとして出力するた
めに保存する。送信データ量測定部9は、入力される選
択された送信データのデータ量を測定し、測定結果を送
信データ量として出力する。誤り検出符号演算部10
は、入力される選択された送信データの誤り検出符号を
演算し、これを出力する。パケットサイズ決定部11
は、送信データ量及び受信した再送要求メッセージに基
づいてパケットサイズを決定する。送信順序番号カウン
タ21は、INTRAフレームの最初のパケットを送信する
ことから、現在保持している送信順序番号のカウンタ値
を破棄し、専用のINTRA要求応答パケット用番号を出力
し、その後カウンタ値を1カウントアップする。この
時、カウンタ値の範囲の最大値に達していた場合には、
カウンタ値範囲の最小値に戻って、以降カウントアップ
を続けていく。多重化部12は、入力されるパケットサ
イズに基づいて選択された送信データ及び誤り検出符号
を多重化及びパケット化し、送信多重化データを出力す
る。この時多重化部12は、送信するINTRA要求メッセ
ージ又は送信する再送要求メッセージではなく通常の送
信データを送信しようとしているため、タイマ起動コマ
ンドは出力しない。ベースバンド処理部13は、送信多
重化データをベースバンドデータに変換し、RFモジュ
ール14に対して出力する。RFモジュール14は、ベ
ースバンドデータを電波に変換して無線伝送路に対し送
信する。
【0044】2次局側のRFモジュール14は、無線伝
送路からの電波を受信し、ベースバンドデータに変換す
る。RFモジュール14からベースバンドデータを入力
されたベースバンド処理部13は、ベースバンドデータ
を受信多重化データに変換する。
【0045】分離化部15は、入力された受信多重化デ
ータを、受信した誤り検出符号、受信データ及び受信し
た受信順序番号に分離して出力する。受信データは誤り
検出符号演算部16及びスイッチ17に入力される。誤
り検出符号演算部16は、入力される受信データの誤り
検出符号を演算し、誤り検出符号比較部23に対し誤り
検出符号を出力する。誤り検出符号比較部23は、受信
した誤り検出符号と誤り検出符号演算部16から出力さ
れた誤り検出符号とを比較し、誤り検出符号比較結果を
出力する。誤り検出符号比較結果は、受信順序番号比較
部24とスイッチ17に入力される。受信順序番号比較
部24は、誤り検出符号比較結果として「一致」が入力
されたならば動作し、受信順序番号カウンタ22から出
力される受信順序番号(INTRA要求応答パケット用番
号)と受信した受信順序番号とを比較して、受信順序番
号比較結果を出力する。同時に受信順序番号比較部24
は、受信順序番号比較結果が「一致」ならば、タイマ停
止コマンドを出力し、ローカルタイマ20を停止させ
る。スイッチ17は、入力される誤り検出符号比較結果
及び受信順序番号比較結果とが「一致」で、受信した再
送要求メッセージ及び送信する再送要求メッセージが入
力されていないためオンとなり、受信データがスイッチ
17を通過し、図8の画像復号化ブロック5に入力され
る。受信データは画像復号化ブロック5でINTRA画像フ
レームの最初のデータとして復号化処理される。同時に
受信データは受信順序番号カウンタ22にも入力され、
受信順序番号カウンタ22は1カウンタアップする。こ
の時、カウンタ値の範囲の最大値に達していた場合に
は、カウンタ値範囲の最小値に戻って、以降カウントア
ップを続けていく。
【0046】以上のようなINTRA要求手順のシーケンス
を図3に示す。図3は、本実施の形態によるARQ画像
通信方法を示し、INTRA要求が正常に通信された場合の
シーケンスを示している。2次局側から送信されたINTR
A要求メッセージは1次局側で受信され、1次局はINTRA
フレームの先頭パケットを送信する。1次局側は、受信
したデータを格納し、INTRAフレームの先頭パケットと
して処理する。同時に、INTRA要求を送信した時に起動
したローカルタイマ20を停止する。その後も順次、送
信されてくるパケットのデータを処理していく。
【0047】最後に、通信網上でエラーが発生したが再
送が間に合わずINTRA要求手順が発生する場合のうち、I
NTRA要求メッセージが1次局側に届かなかった場合につ
いて説明する。
【0048】図1は本実施の形態によるARQ画像通信
方法を示し、INTRA要求が正常に通信されずエラーが発
生した場合のシーケンスを示している。2次局側はINTR
A要求メッセージを送信すると同時にローカルタイマ2
0を起動する。しかしこの時のINTRA要求メッセージ
は、通信網でエラーが発生したために、1次局側は受信
することができず、1次局側は通常の送信順序番号のIN
TERフレームのパケットを送信する。これを受信した2
次局側は、送信順序番号がINTRA要求応答パケット用番
号ではなく通常パケット用番号であることから、受信し
たデータを破棄する。その後、2次局側のローカルタイ
マ20がタイムアウトするまでに送信順序番号がINTRA
要求応答パケット用番号のパケットが送信されてこなか
ったならば、ローカルタイマ20のタイムアウトが発生
し、再度INTRA要求メッセージが1次局側に送信され
る。INTRA要求メッセージが1次局側に受信されると、
1次局はINTRAフレームの先頭パケットをINTRA要求応答
パケット用番号の送信順序番号で送信する。これを受信
した2次局側は、送信順序番号がINTRA要求応答パケッ
ト用番号であることから、受信したデータがINTRA要求
メッセージに対する応答パケットであると判定してデー
タを格納する。そしてINTRAフレームの先頭パケットと
して処理する。同時に、INTRA要求メッセージを再送信
した時に起動したローカルタイマ20を停止する。その
後も順次、送信されてくるパケットのデータを処理して
いく。
【0049】同様の動作を図9を用いて、INTRA要求を
送信しINTRAフレーム待ちになっていた2次局の動作か
ら説明する。2次局側のRFモジュール14は、無線伝
送路からの電波を受信し、ベースバンドデータに変換す
る。RFモジュール14からベースバンドデータを入力
されたベースバンド処理部13は、ベースバンドデータ
を受信多重化データに変換する。分離化部15は、入力
された受信多重化データを、受信した誤り検出符号、受
信データ(INTERフレーム)及び受信した受信順序番号
に分離して出力する。受信データ(INTERフレーム)は
誤り検出符号演算部16及びスイッチ17に入力され
る。誤り検出符号演算部16は、入力される受信データ
(INTERフレーム)の誤り検出符号を演算し、誤り検出
符号比較部23に対し誤り検出符号を出力する。誤り検
出符号比較部23は、受信した誤り検出符号と誤り検出
符号演算部16から出力された誤り検出符号とを比較
し、誤り検出符号比較結果を出力する。誤り検出符号比
較結果は、受信順序番号比較部24とスイッチ17に入
力される。受信順序番号比較部24は、誤り検出符号比
較結果として「一致」が入力されたならば、受信順序番
号カウンタ22から出力される受信順序番号と受信した
受信順序番号とを比較し、受信順序番号比較結果を出力
する。この時の受信順序番号比較結果は、受信データと
してINTERフレームが入力されているため、「不一致」
が出力される。スイッチ17は、受信順序番号比較結果
として「不一致」が入力された場合オフとなり、スイッ
チ17から受信データは出力されず、この時の受信デー
タは破棄される。以後、次の受信多重化データを受信し
続けていくが、受信順序番号比較結果が「不一致」の間
は上記の処理が繰り返される。しかし、INTRA要求メッ
セージが1次局側に届いていないため、順序番号として
INTRA要求応答パケット用番号を持つパケットは送信さ
れてこず、一定期間後、必ずローカルタイマ20でタイ
ムアウトが発生する。そして再度ローカルタイマ20か
ら、送信するINTRA要求メッセージが出力される。受信
順序番号カウンタ22は、送信するINTRA要求メッセー
ジが入力された場合はカウントアップ動作を行わず、現
在の受信順序番号のカウント値を破棄し、INTRA要求応
答パケット用番号を保持して出力するようにする。受信
順序番号比較部24は送信するINTRA要求メッセージが
入力された場合でも、特に状態の変更はない。送信する
INTRA要求メッセージが入力されるとスイッチ8は切り
換わり、送信するINTRA要求メッセージを選択された送
信データとして出力する。選択された送信データは送信
データ量測定部9に入力され、送信データ量が測定され
出力される。パケットサイズ決定部11は送信データ量
に基づいてパケットサイズを決定し、パケットサイズを
出力する。また送信データ量は誤り検出符号演算部10
に入力され、誤り検出符号が演算され出力される。この
時送信順序番号カウンタ21は動作しない。多重化部1
2は、入力されるパケットサイズに基づいて、選択され
た送信データ及び誤り検出符号を多重化し、送信多重化
データとして出力する。同時に多重化部12は、ローカ
ルタイマ20に対しタイマ起動コマンドを出力する。ロ
ーカルタイマ20は、或る一定期間内にINTRAフレーム
が再送されてこない場合に再度INTRA要求メッセージを
送信するために、タイマを起動する。ベースバンド処理
部13は、送信多重化データをベースバンドデータに変
換し、RFモジュール14に対して出力する。RFモジ
ュール14は、ベースバンドデータを電波に変換して無
線伝送路に対し送信する。
【0050】1次局側では、RFモジュール14は無線
伝送路からの電波を受信してベースバンドデータに変換
する。RFモジュール14からベースバンドデータを入
力されたベースバンド処理部13は、ベースバンドデー
タを受信多重化データに変換する。分離化部15は、入
力された受信多重化データを、受信した誤り検出符号、
INTRA要求メッセージに分離する。INTRA要求メッセージ
は誤り検出符号演算部16に入力され、誤り検出符号が
演算され出力される。誤り検出符号比較部23は、受信
した誤り検出符号と誤り検出符号演算部16から出力さ
れた誤り検出符号とを比較し、誤り検出符号比較結果を
出力する。誤り検出符号比較結果が「一致」ならばスイ
ッチ26はオンとなり、INTRA要求が図8の画像符号化
ブロック3に対し出力される。画像符号化ブロック3は
INTRAで画像を符号化し、多重・分離通信ブロック4の
中のスイッチ8に対し、送信データとして出力する。送
信データはスイッチ8を通過し、再送用データ保存メモ
リ18、送信データ量測定部9、送信順序番号カウンタ
21、誤り検出符号演算部10及び多重化部12に入力
される。再送用データ保存メモリ18は、入力される選
択された送信データを再送要求時に再送データとして出
力するために保存する。送信データ量測定部9は、入力
される選択された送信データのデータ量を測定し、測定
結果を送信データ量として出力する。誤り検出符号演算
部10は、入力される選択された送信データの誤り検出
符号を演算し、これを出力する。パケットサイズ決定部
11は、送信データ量及び受信した再送要求メッセージ
に基づいてパケットサイズを決定する。送信順序番号カ
ウンタ21は、INTRAフレームの最初のパケットを送信
することから、現在保持している送信順序番号のカウン
タ値を破棄し、専用のINTRA要求応答パケット用番号を
出力し、その後カウンタ値を1カウントアップする。こ
の時、カウンタ値の範囲の最大値に達していた場合に
は、カウンタ値範囲の最小値に戻って、以降カウントア
ップを続けていく。多重化部12は、入力されるパケッ
トサイズに基づいて、選択された送信データ及び誤り検
出符号を多重化及びパケット化し、送信多重化データを
出力する。この時多重化部12は、送信するINTRA要求
メッセージ又は送信する再送要求メッセージではなく通
常の送信データを送信しようとしているため、タイマ起
動コマンドは出力しない。ベースバンド処理部13は、
送信多重化データをベースバンドデータに変換し、RF
モジュール14に対して出力する。RFモジュール14
は、ベースバンドデータを電波に変換して無線伝送路に
対し送信する。
【0051】2次局側のRFモジュール14は無線伝送
路からの電波を受信してベースバンドデータに変換す
る。RFモジュール14からベースバンドデータを入力
されたベースバンド処理部13は、ベースバンドデータ
を受信多重化データに変換する。分離化部15は、入力
された受信多重化データを、受信した誤り検出符号、受
信データ及び受信した受信順序番号に分離して出力す
る。受信データは誤り検出符号演算部16及びスイッチ
17に入力される。誤り検出符号演算部16は、入力さ
れる受信データの誤り検出符号を演算し、誤り検出符号
比較部23に対し誤り検出符号を出力する。誤り検出符
号比較部23は、受信した誤り検出符号と誤り検出符号
演算部16から出力された誤り検出符号とを比較し、誤
り検出符号比較結果を出力する。誤り検出符号比較結果
は、受信順序番号比較部24とスイッチ17に入力され
る。受信順序番号比較部24は、誤り検出符号比較結果
として「一致」が入力されたならば動作し、受信順序番
号カウンタ22から出力される受信順序番号(INTRA要
求応答パケット用番号)と受信した受信順序番号とを比
較して、受信順序番号比較結果を出力する。同時に受信
順序番号比較部24は、受信順序番号比較結果が「一
致」ならば、タイマ停止コマンドを出力し、ローカルタ
イマ20を停止させる。スイッチ17は、入力される誤
り検出符号比較結果及び受信順序番号比較結果が「一
致」で、受信した再送要求メッセージ及び送信する再送
要求メッセージが入力されていないためオンとなり、受
信データがスイッチ17を通過し、図8の画像復号化ブ
ロック5に入力される。受信データは画像復号化ブロッ
ク5でINTRAフレームの最初のデータとして復号化処理
される。同時に受信データは受信順序番号カウンタ22
にも入力され、受信順序番号カウンタ22は1カウンタ
アップする。この時、カウンタ値の範囲の最大値に達し
ていた場合には、カウンタ値範囲の最小値に戻って、以
降カウントアップを続けていく。
【0052】以上のように本実施の形態によれば、INTR
A要求応答パケット用番号として特定の値を予約したこ
とにより、INTRA要求メッセージが1次局側に届かなか
った場合にも、2次局側ではINTERフレームが拒絶され
るので、INTERフレームがINTRAフレームと間違って画像
復号化ブロックに入力されることがなくなり、ローカル
タイマ20のタイムアウトにより再度INTRA要求メッセ
ージを送信することができる。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
ARQ画像通信方法によれば、送信順序番号に対して割
り当てられている本来カウント可能な送信順序番号範囲
から1マイナスした範囲を送信順序番号カウント範囲に
割り当て、残り1つの或る特定の値を最初のINTRAフレ
ームを含むINTRA要求応答パケット用番号とし、INTERフ
レームや再送要求応答ではないINTRAフレームで通信を
おこなっている場合にはINTRA要求応答パケット用番号
を飛び越して巡回型でカウントし、INTRA要求応答パケ
ット用番号の付いたパケットを受信した場合にはINTRA
フレームの受信を開始したと判定して対応する復号化処
理をおこない、INTRA要求応答パケット用番号から受信
順序番号のカウントを再開することにより、INTRA要求
メッセージが1次局側に届かなかった場合にも、2次局
側でINTRA要求応答パケット用番号に基づいてINTERフレ
ームとINTRAフレームを識別して、INTERフレームがINTR
Aフレームと間違って画像復号化ブロックに入力される
ことが阻止され、再度INTRA要求メッセージを送信する
ことができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるARQ画像通信方
法を示すシーケンス図
【図2】従来のARQ画像通信方法でINTRA(フレーム
内符号化)要求が正常に通信されずエラーが発生した場
合のシーケンス図
【図3】本発明の実施の形態1によるARQ画像通信方
法を示すシーケンス図
【図4】従来のARQ画像通信方法でINTRA要求が正常
に通信された場合のシーケンス図
【図5】画像フレームをすべてINTRAマクロブロックで
符号化した例を示すデータ図
【図6】画像フレームをすべてINTER(フレーム間符号
化)マクロブロックで符号化した例を示すデータ図
【図7】画像フレームをINTERマクロブロックとINTRAマ
クロブロックで符号化した例を示すデータ図
【図8】ARQ画像通信方法が適用される一般的な画像
通信装置を示す全体ブロック図
【図9】図8の多重・分離通信ブロックを示すブロック
【図10】ARQ画像通信方法において順序番号エラー
等によってINTRA要求手順が発生する例を示すシーケン
ス図
【符号の説明】
1 ビデオカメラ 2 A/Dコンバータ 3 画像符号化ブロック 4 多重・分離通信ブロック 5 画像復号化ブロック 6 D/Aコンバータ 7 テレビモニタ 8、17、25、26 スイッチ 9 送信データ量測定部 10、16 誤り検出符号演算部 11 パケットサイズ決定部 12 多重化部 13 ベースバンド処理部 14 RFモジュール 15 分離化部 18 再送用データ保存メモリ 19 再送用データ検索部 20 ローカルタイマ 21 送信順序番号カウンタ 22 受信順序番号カウンタ 23 誤り検出符号比較部 24 受信順序番号比較部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK40 MA05 PP05 RB02 RC22 RF02 RF04 RF14 RF15 SS10 TA25 TA74 TC21 TC22 TC45 TD11 UA02 UA05 5K030 GA12 HB02 HC09 JL01 LA01 MB13 5K034 AA06 CC02 EE03 MM03 MM18 5K067 BB04 BB21 CC08 DD23 DD24 DD52 EE02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信順序番号に対して割り当てられている
    本来カウント可能な送信順序番号範囲から1マイナスし
    た範囲を送信順序番号カウント範囲に割り当て、残り1
    つの或る特定の値を最初のINTRAフレームを含むINTRA要
    求応答パケット用番号とし、INTERフレームや再送要求
    応答ではないINTRAフレームで通信をおこなっている場
    合には前記INTRA要求応答パケット用番号を飛び越して
    巡回型でカウントし、前記INTRA要求応答パケット用番
    号の付いたパケットを受信した場合にはINTRAフレーム
    の受信を開始したと判定して対応する復号化処理をおこ
    ない、前記INTRA要求応答パケット用番号から受信順序
    番号のカウントを再開することを特徴とするARQ画像
    通信方法。
JP20465798A 1998-07-21 1998-07-21 Arq画像通信方法 Pending JP2000036837A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20465798A JP2000036837A (ja) 1998-07-21 1998-07-21 Arq画像通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20465798A JP2000036837A (ja) 1998-07-21 1998-07-21 Arq画像通信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000036837A true JP2000036837A (ja) 2000-02-02

Family

ID=16494136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20465798A Pending JP2000036837A (ja) 1998-07-21 1998-07-21 Arq画像通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000036837A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013507826A (ja) * 2009-10-07 2013-03-04 トムソン ライセンシング ネットワークにおける信頼性の高いリアルタイム・データストリーミングのための効率的なアプリケーションレイヤの自動再送要求の再送信方法
US9306708B2 (en) 2009-10-07 2016-04-05 Thomson Licensing Method and apparatus for retransmission decision making

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013507826A (ja) * 2009-10-07 2013-03-04 トムソン ライセンシング ネットワークにおける信頼性の高いリアルタイム・データストリーミングのための効率的なアプリケーションレイヤの自動再送要求の再送信方法
US9306708B2 (en) 2009-10-07 2016-04-05 Thomson Licensing Method and apparatus for retransmission decision making

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1006689B1 (en) Packet retransmission control using priority information
AU616858B2 (en) High throughout communication method and system for a digital mobile station when crossing a zone boundary during a session
UA77047C2 (en) Method of moving a receiving window in a wireless mobile communication system
KR20060111036A (ko) 약전계 상황을 고려한 이동 통신 단말기에서의 화상 통화서비스 제공 방법
JPH11215192A (ja) 可変長パケット通信方法およびパケット通信装置
KR100988874B1 (ko) 무선통신시스템에서 상태변수 또는 패킷 시퀀스넘버를비교하는 방법 및 장치
CN110830818A (zh) 视频传输方法和装置
KR100640487B1 (ko) 이동 통신 단말기의 화상 통화 서비스 수행 방법
JP2000036837A (ja) Arq画像通信方法
CN102065372A (zh) 以广播方式传输数据的方法及相关装置
JPH09214474A (ja) デジタル通信方法及び受信装置
CN114584264B (zh) 具有物理层重传和实时传输功能的视频传输系统
US20060077929A1 (en) Apparatus and method for receiving LLC packet data of mobile communications system
CN110572721A (zh) 视频传输方法和装置
US20030177436A1 (en) Transmission of encoded data packets with determination of the coding through explicit signalling by the receiver
JPH09200745A (ja) フレーム間圧縮符号化された情報の伝送方法およびそれを実現するための装置
KR100304606B1 (ko) 선택적양방향무선호출시스템에서의데이터재전송방법
JP2000253380A (ja) データ伝送装置
KR20010093234A (ko) 통신 장치, 통신 단말 장치, 기지국 장치 및 통신 방법
KR100938067B1 (ko) 복합 자동 재전송 방식 이동통신 시스템에서 트래픽데이터 재전송 장치 및 방법
KR100464489B1 (ko) 고속무선 패킷 데이터 시스템에서 패킷 데이터의 호 충돌방지방법
CN114915919B (zh) 无线通信的连接方法、装置、电子设备及存储介质
JPH11186994A (ja) Arq通信方法およびarq通信装置
RU2364051C2 (ru) Установление вызова в видеотелефонной сети
KR20080023066A (ko) 데이터 무선통신 시스템에서 손실 패킷 보고와 재전송 요구방법 및 그 장치