JP2000036678A - 箱体の冷却構造及び冷却方法 - Google Patents

箱体の冷却構造及び冷却方法

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JP2000036678A
JP2000036678A JP10202186A JP20218698A JP2000036678A JP 2000036678 A JP2000036678 A JP 2000036678A JP 10202186 A JP10202186 A JP 10202186A JP 20218698 A JP20218698 A JP 20218698A JP 2000036678 A JP2000036678 A JP 2000036678A
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heat
wall
cooling
cooling element
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JP10202186A
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Hidetoshi Sato
秀俊 佐藤
Masahito Kitamura
雅人 北村
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防水性や防塵性を損なうことなく箱体内の温
度上昇を防ぐとともに、部品類の劣化防止や電気的特性
の向上を図ることのできる箱体の冷却構造及び冷却方法
を提供する。 【解決手段】 箱体としての電気接続箱21の冷却構造
は、熱電冷却素子43を電気接続箱21の下カバー24
の外側に設け、熱電冷却素子43の吸熱側に、下カバー
24を貫通して電気接続箱21内部に生じる熱を伝導す
る吸熱用金属板44を接合することにより電気接続箱2
1を冷却する構造を採用している。また、吸熱用金属板
44は下カバー24を貫通して装着される基板部54
と、電気接続箱21の内部側の基板部54に連成される
基板拡張部56とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、箱体の冷却構造及
び冷却方法に関し、特に、内部に発熱源を有する箱体を
熱電冷却素子を用いて冷却する箱体の冷却構造及び冷却
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の冷却構造としては、特開平7−
241017号公報(特願平6−53165号:平成6
年2月25日出願)に開示された電気接続箱に関する冷
却構造が知られている。
【0003】この開示技術について説明すると、電気接
続箱1は自動車等の車両に搭載されるものであって、図
4に示される如く、本体部2とその本体部2に被着する
防水、防塵用の上カバー3及び下カバー4とから構成さ
れており、本体部2にはヒューズ5、リレー6及びその
他の図示しない電気部品が搭載されている。また、本体
部2には、上記部品類に所定の回路を形成するための入
出力用の電線7が直接又は図示しないバスバーやコネク
タを介して接続されている。
【0004】上カバー3には、熱電冷却素子8がその上
カバー3を貫通して一体に設けられており、熱電冷却素
子8の吸熱側が上カバー3の内側に面し、放熱側が上カ
バー3の外側に面するように配置されている。
【0005】尚、上記開示技術には、図5に示される如
く、上記熱電冷却素子8を本体部2′の側壁に一体に組
み込んだ例も開示されている。上記熱電冷却素子8は、
2つの異種金属の接合部を通って電流を流したときに、
熱が吸収されるというペルチェ効果に基づいて作られ
た、熱エネルギーを輸送する電子熱ポンプである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
は、図4及び図5に示される如く、熱電冷却素子8に対
して通電することによって、ヒューズ5やリレー6など
の発熱源により電気接続箱1及び1′の内部に生じる熱
を強制的に外部へ放出することができるという効果を奏
するものである。
【0007】しかし、電気接続箱1及び1′は、熱電冷
却素子8を単体で組み込んでいるため、十分な吸熱、放
熱効果が得られていないということができる。即ち、熱
電冷却素子8の周縁部が上カバー3又は本体部2′の側
壁によって保持されることになるため、その部分が実質
的に機能しておらず、真の吸熱、放熱効果が小さくなっ
てしまっている。
【0008】これに対し、熱電冷却素子8の周縁部の保
持範囲を狭めれば、防水、防塵性及び組み付け強度等が
懸念され、電気接続箱1及び1′に対する信頼性を著し
く低下させることになってしまう。
【0009】従って、上記開示技術では、電気接続箱1
及び1′の内部に生じる熱を十分に外部へ放出すること
ができず、上述の他に、上記部品類の劣化や電気的特性
の低下も問題となってくる。
【0010】本発明は、上述した事情に鑑み、防水性や
防塵性を損なうことなく箱体内の温度上昇を防ぐととも
に、部品類の劣化防止や電気的特性の向上を図ることの
できる箱体の冷却構造及び冷却方法を提供することを課
題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明の箱体の冷却構造は、内
部に発熱源を有する箱体を熱電冷却素子を用いて冷却す
る箱体の冷却構造であって、前記熱電冷却素子を前記箱
体の外壁外側に設け、前記熱電冷却素子の吸熱側に前記
外壁を貫通して前記内部に生じる熱を伝導する吸熱用金
属板を接合することを特徴としている。
【0012】上記構成において、箱体の冷却構造は、熱
電冷却素子を箱体の外壁外側に設け、熱電冷却素子の吸
熱側に外壁を貫通して箱体内部に生じる熱を伝導する吸
熱用金属板を接合することにより箱体を冷却する構造を
採用している。このような冷却構造を採用すると、従来
の熱電冷却素子において実質的に機能していなかった部
分を機能させることができるようになり、十分な吸熱、
放熱効果が得られる。これにより箱体に設けられる部品
類の劣化防止や電気的特性の向上が図れる。また、吸熱
用金属板を外壁に水密に設ければ、防水性、防塵性及び
組み付け強度等に影響を来すことはない。従って、防水
性や防塵性を損なうことなく箱体内の温度上昇を防ぐと
ともに、部品類の劣化防止や電気的特性の向上を図るこ
とのできる箱体の冷却構造を提供することができる。
尚、上記熱電冷却素子は、2つの異種金属の接合部を通
って電流を流したときに、熱が吸収されるというペルチ
ェ効果に基づいて作られた、熱エネルギーを輸送する電
子熱ポンプであり、半導体と金属の接合部における同様
の効果を利用したものも含まれる(以下同様)。
【0013】請求項2記載の本発明の箱体の冷却構造
は、請求項1に記載の箱体の冷却構造において、前記吸
熱用金属板は前記外壁を貫通して装着される基板部と、
前記箱体の前記内部側の前記基板部に連成される基板拡
張部とから成ることを特徴としている。
【0014】上記構成において、吸熱用金属板は箱体の
外壁を貫通して装着される基板部と、箱体の内部側の基
板部に連成される基板拡張部とから構成されるので、熱
電冷却素子の吸熱側の表面積が拡大し、吸熱効果が向上
することになる。従って、吸熱効果が高まり、より箱体
に設けられる部品類の劣化防止や電気的特性の向上を図
ることができる。
【0015】請求項3記載の本発明の箱体の冷却構造
は、請求項2に記載の箱体の冷却構造において、前記基
板拡張部は薄板状かつ前記外壁に沿って形成配置される
ことを特徴としている。
【0016】上記構成において、基板拡張部は薄板状か
つ箱体の外壁に沿って形成配置されるので、僅かなスペ
ースで効率よく箱体内部の熱を吸熱することができる。
【0017】請求項4記載の本発明の箱体の冷却構造
は、請求項1ないし請求項3いずれか記載の箱体の冷却
構造において、前記外壁は前記箱体を構成する上カバー
又は/及び下カバーの壁であることを特徴としている。
【0018】上記構成において、吸熱用金属板が貫通す
る外壁は箱体を構成する上カバー又は/及び下カバーの
壁であるので、その上カバー又は/及び下カバーを被着
することによって、容易に組み付けをすることができ
る。また、上カバー又は/及び下カバーは、通常取り外
しをすることが可能であることから、メンテナンス性も
高めることができる。さらには、他の箱体との共用化を
図ることもできる。
【0019】請求項5記載の本発明の箱体の冷却構造
は、請求項1ないし請求項4いずれか記載の箱体の冷却
構造において、前記箱体は自動車等の車両に搭載される
電気接続箱であることを特徴としている。
【0020】上記構成において、箱体は自動車等の車両
に搭載される電気接続箱であり、例えば高温雰囲気中に
曝されるエンジンルーム内で使用したとしても、十分に
温度上昇を抑えることができる。従って、よりよい電気
接続箱を提供することができる。
【0021】請求項6記載の本発明の箱体の冷却構造
は、請求項1ないし請求項5いずれか記載の箱体の冷却
構造において、前記熱電冷却素子の放熱側に放熱用のフ
ィンを設けることを特徴としている。
【0022】上記構成において、熱電冷却素子の放熱側
に放熱用のフィンを設けるので、放熱側の表面積が広が
り、放熱効果を高めることができる。
【0023】請求項7記載の本発明の箱体の冷却構造
は、請求項5に記載の箱体の冷却構造において、前記車
両のボディに前記熱電冷却素子の放熱側を密着させるこ
とを特徴としている。
【0024】上記構成において、車両のボディに熱電冷
却素子の放熱側を密着させるので、放熱側の表面積が大
幅に広がり、放熱効果をさらに高めることができる。
【0025】請求項8記載の本発明の箱体の冷却構造
は、請求項7に記載の箱体の冷却構造において、前記ボ
ディと前記熱電冷却素子の前記放熱側との間隙に熱伝導
性を有するグリス等を介在させることを特徴としてい
る。
【0026】上記構成において、ボディと熱電冷却素子
の放熱側との間隙に熱伝導性を有するグリス等を介在さ
せるので、熱電冷却素子の放熱側からボディへの熱伝導
性が向上し、放熱効果を高めることができる。
【0027】上記課題を解決するためなされた請求項9
記載の本発明の箱体の冷却方法は、内部に発熱源を有す
る箱体を熱電冷却素子を用いて冷却する箱体の冷却方法
であって、前記熱電冷却素子を前記箱体の外壁外側に設
け、前記熱電冷却素子の吸熱側に前記外壁を貫通して前
記内部に生じる熱を伝導する吸熱用金属板を接合するこ
とによって前記箱体を冷却することを特徴としている。
【0028】上記構成において、箱体の冷却方法は、熱
電冷却素子を箱体の外壁外側に設け、熱電冷却素子の吸
熱側に外壁を貫通して箱体内部に生じる熱を伝導する吸
熱用金属板を接合することによって箱体を冷却する方法
を採用している。このような冷却方法を採用することに
より、上述同様の作用効果が得られることになる。即
ち、従来の熱電冷却素子において実質的に機能していな
かった部分を機能させることができるようになり、十分
な吸熱、放熱効果が得られる。これにより箱体に設けら
れる部品類の劣化防止や電気的特性の向上が図れる。ま
た、吸熱用金属板を外壁に水密に設ければ、防水性、防
塵性及び組み付け強度等に影響を来すことはない。従っ
て、防水性や防塵性を損なうことなく箱体内の温度上昇
を防ぐとともに、部品類の劣化防止や電気的特性の向上
を図ることのできる箱体の冷却方法を提供することがで
きる。
【0029】請求項10記載の本発明の箱体の冷却方法
は、請求項9に記載の箱体の冷却方法において、前記吸
熱用金属板は前記外壁を貫通して装着される基板部と、
前記箱体の前記内部側の前記基板部に連成される基板拡
張部とから成り、少なくとも前記熱電冷却素子の前記吸
熱側の表面積よりも前記内部側の前記吸熱用金属板の表
面積の方が大きくなるようにすることを特徴としてい
る。
【0030】上記構成において、吸熱用金属板は外壁を
貫通して装着される基板部と、箱体の内部側の基板部に
連成される基板拡張部とから成り、少なくとも熱電冷却
素子の吸熱側の表面積よりも内部側の基板部及び基板拡
張部の併せた表面積の方が大きくなるので、上述同様
に、熱電冷却素子の吸熱側の表面積が拡大し、吸熱効果
が向上することになる。従って、吸熱効果が高まり、よ
り箱体に設けられる部品類の劣化防止や電気的特性の向
上を図ることができる。
【0031】請求項11記載の本発明の箱体の冷却方法
は、請求項9又は請求項10に記載の箱体の冷却方法に
おいて、前記熱電冷却素子の放熱側に該放熱側の表面積
よりも大きな表面積を有する放熱手段を接合することを
特徴としている。
【0032】上記構成において、熱電冷却素子の放熱側
にその放熱側の表面積よりも大きな表面積を有する放熱
手段を接合するので、その放熱手段により放熱側の表面
積が広がり、放熱効果を高めることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。図1は本発明の箱体の冷却構造
の一実施の形態を示す電気接続箱の分解斜視図である。
また、図2は図1の縦断面図、図3は図1の冷却手段を
説明するための模式図である。
【0034】尚、上記の通り、特許請求の範囲に記載し
た箱体の一例として、自動車等の車両に搭載される電気
接続箱を用いることとし、先ず、その電気接続箱の構成
について説明する。
【0035】図1において、図中引用符号21は電気接
続箱を示しており、その電気接続箱21は箱本体部22
と箱本体部22に対して上下方向から各々被着する上カ
バー23及び下カバー24とを備えて構成されている。
【0036】箱本体部22は、合成樹脂製で上下が開放
された矩形枠体状の外壁25を有し、その外壁25によ
って囲まれた内部には、図2に示される如くの配線板2
6が一体に設けられている(これに限らず、配線板26
を別体にしてはめ込み等による取り付けでもよい)。
【0037】その配線板26の一方の面側には、複数の
リレー27、ヒューズ28(共に特許請求の範囲に記載
した発熱源に相当)、場合によっては図示しない他の電
気部品及び電子ユニット等がキャビティ26a、26b
等を介して配設されており、また、前記一方に対する他
方の面側には、それらから導出される複数の電線29a
によって電線束29が形成されている。
【0038】そして、その電線束29は、外壁25の一
側壁25aに形成された開口30を介して箱本体部22
の外側へ引き出されている。
【0039】外壁25には、図1に示される如く、上カ
バー23に対する防水防塵部31と、前記車両のボディ
32に対する4つ(図1では3つ図示してある)の取り
付け脚部33とが形成されており、さらに、前記一側壁
25aの開口30に対して上カバー23側の縁部には、
水の浸入を防止する鍔部34が電線束29の引き出し方
向に延在するよう設けられている。尚、開口30に対し
ては、当然の如く、図示しない既知のグロメット等を用
いて水密にすることができる。
【0040】また、外壁25の前記一側壁25aに直交
する側壁25b、25bには、上カバー23側と下カバ
ー24側とに各側壁25b当たりそれぞれ2つずつ略爪
状に形成された2種類の係止突起35、35及び36、
36が設けられている。
【0041】上記防水防塵部31は、挿着されるパッキ
ン37(図2参照)が当接する段部31aと、その段部
31aによって外壁25の外周面よりも内側に配設され
る薄肉の枠部31bとから構成されており、上カバー2
3が被着してからの水等の浸入を防止するようになって
いる。また、上カバー23に対する案内の役目も果たし
ている。
【0042】上記取り付け脚部33は、正面視略短冊
状、側面視略L字状に形成された板部材であって、その
取り付け脚部33の一端が前記一側壁25aとその一側
壁25aに対向する側壁25cとにそれぞれ2ずつ一体
に形成されており、前記一端に対する他端側には、固定
ボルト38に対する貫通孔33aが穿設されている。
【0043】一方、上カバー23は合成樹脂製であっ
て、一方を開放した浅底箱状に形成されており、前記段
部31a及び枠部31bに嵌合する側壁の先端部分が防
水用のパッキン37(図2参照)に当接するようになっ
ている。
【0044】また、前記2種類の係止突起35、35及
び36、36に対応する位置の側壁23a、23aに
は、略短冊片状の可撓係止片39、39が形成されてお
り、その可撓係止片39、39に形成された矩形の係合
孔39a、39aに係止突起35、35が係合するよう
になっている。
【0045】他方、下カバー24は上カバー23と同
様、合成樹脂製であって、一方を開放した浅底箱状に形
成されており、その側壁には、外壁25の下側端部と嵌
合する段部24a及び枠部24bが形成されている。ま
た、枠部24bの先端部分で防水用のパッキン40(図
2参照)を圧縮するようになっている。
【0046】また、前記2種類の係止突起35、35及
び36、36に対応する位置の側壁24c、24cに
は、略短冊片状の可撓係止片41、41が形成されてお
り、その可撓係止片41、41に形成された矩形の係合
孔41a、41aに係止突起36、36が係合するよう
になっている。
【0047】さらにまた、下カバー24の底壁24d
(特許請求の範囲に記載した外壁及び壁に相当)には、
電気接続箱21の冷却を行うための冷却手段42が設け
られている。
【0048】その冷却手段42は、図3に示される如
く、熱電冷却素子(Thermoelectriccooling element)
43と、熱電冷却素子43の吸熱側に設けられる金属製
の吸熱用金属板44とを備えて構成されている。
【0049】上記熱電冷却素子43は、2つの異種金属
の接合部を通って電流を流したときに、熱が吸収される
というペルチェ効果に基づいて作られた、熱エネルギー
を輸送する電子熱ポンプであり、本形態においては、半
導体(例えばBi2Te3、Sb2Te3など)と金属(例えば銅)
との接合部における同様の効果を利用したものを用いて
いる。
【0050】即ち、銅製の正電極45及び負電極46
と、同じく銅製の吸熱側中間電極47、47と、同じく
銅製の放熱側中間電極48と、n形半導体49、49
と、p形半導体50、50と、これらを挟み込むような
状態で設けられるセラミック板51、51とで構成され
ており、正電極45及び負電極46は、電線52、52
を介して電源53に接続されている。
【0051】そして、この熱電冷却素子43は、通電が
なされることにより、吸熱側中間電極47、47が吸熱
源、正電極45及び負電極46の両電極と放熱側中間電
極48とが発熱源となって熱ポンプとしての機能を有す
るようになっている。
【0052】上記吸熱用金属板44は、前記下カバー2
4の底壁24d(図2参照)を貫通するように底壁24
d(図2参照)に一体成形された略直方体状の基板部5
4と、その基板部54に対して前記下カバー24の内側
となる一端面に4つボルト55(図1参照。これに限ら
ず溶接などの固定手段を用いてもよい)を介して固定さ
れる基板拡張部56とから構成されており、基板部54
の側面中間部分には切り欠き54aが形成されている。
【0053】尚、切り欠き54aは、基板部54が一体
成形された際に、底壁24d(図2参照)がその基板部
54を保持するに足りる深さを有している。
【0054】また、基板部54の前記一端面に対する他
端面は、前記吸熱側のセラミック板51が接着剤などの
適宜固定手段により固定されるようになっている。そし
て、その他端面は、少なくともセラミック板51よりも
大きな表面積を有し、熱電冷却素子43への熱の伝達効
率を高めるようになっている。
【0055】上記基板拡張部56は、前記下カバー24
の底壁24dと側壁24e、24eに沿うような状態
(図1参照)で正面視略凹字状に形成されており、基板
部54に対して十分に薄肉となっている。
【0056】尚、吸熱用金属板44は、はめ込みや圧入
により前記下カバー24に対して装着することも可能で
あり、また、基板部54と基板拡張部56とを一体もの
として形成することも可能である。
【0057】上記構成において、図2を参照しながら電
気接続箱21の組み立てについて説明する。
【0058】先ず、箱本体部22の配線板26に複数の
リレー27及びヒューズ28等を搭載し、その配線板2
6の下方から開口30を介して電線束29を引き出す。
【0059】次に、下カバー24に一体成形された基板
部54の前記一端面に基板拡張部56を締め付け固定す
るとともに、基板部54の前記他端面に予め組み立てて
おいた熱電冷却素子43の吸熱側のセラミック板51を
接着剤などの適宜固定手段を用いて固定する。
【0060】続いて、箱本体部22に上カバー23と上
述のように組み立てた下カバー24とをそれぞれ被着す
る。また、電線52、52と電線束29とを共にテープ
57で巻回する。この時、可撓係止片39及び41(図
1参照)と、係止突起35及び36(図1参照)とが係
合し、パッキン37及び40が圧縮されることにより、
電気接続箱21に対する防水、防塵性が確保される。
【0061】そして最後に、取り付け脚部33をボディ
32に締め付け固定するとともに、放熱側のセラミック
板51をボディ32に当接させて、電気接続箱21の組
み立てと取り付けを完了する。
【0062】尚、セラミック板46とボディ59との間
に、熱伝導性を有する前述のグリス等を介在させること
が好ましい。また、上述の組み立て手順は一例であり、
これに限られるものではない。
【0063】次に、上述の組み立てと同様に図2を参照
しながら電気接続箱21に対する冷却作用について説明
する。
【0064】熱電冷却素子43が通電状態になると、吸
熱側中間電極47、47が吸熱源となり、吸熱側のセラ
ミック板51及び吸熱用金属板44を介して電気接続箱
21内部に生じる熱の吸熱を行う。この時、吸熱用金属
板44の基板部54は、下カバー24に一体成形されて
いることから、その下カバー24に伝達された熱も一緒
に吸熱することになる。
【0065】そして、熱電冷却素子43の発熱源となる
正電極45及び負電極46の両電極並びに放熱側中間電
極48と、放熱側のセラミック板51とを介して上述の
吸熱した熱をボディ59に伝達して放熱する。
【0066】電気接続箱21は以上のような作用により
冷却され、内部温度が上昇することはない。
【0067】以上図1ないし図3を用いて説明したよう
に、熱電冷却素子43を下カバー24の外側に設け、そ
の熱電冷却素子43の吸熱側に、下カバー24の底壁2
4dを貫通して電気接続箱21内部に生じる熱を伝導す
る吸熱用金属板44を接合することにより電気接続箱2
1の冷却をする冷却構造及び冷却方法を採用しているの
で、従来の熱電冷却素子8(図4及び図5参照)におい
て実質的に機能していなかった部分を機能させることが
できるようになり、十分な吸熱、放熱効果が得られる。
【0068】これにより電気接続箱21に設けられる部
品類の劣化防止や電気的特性の向上を図ることができ
る。
【0069】また、上述のように吸熱用金属板44を水
密に設ければ、防水性、防塵性及び組み付け強度等に影
響を来すことはない。
【0070】さらにまた、吸熱用金属板44は、上述の
ように基板部54と基板拡張部56とで構成されている
ので、熱電冷却素子43の吸熱側の表面積が従来よりも
拡大し、その結果、従来よりも吸熱効果を高めることが
できる。
【0071】従って、防水性や防塵性を損なうことなく
電気接続箱21内の温度上昇を防ぐとともに、搭載され
る部品類の劣化防止や電気的特性の向上を図ることので
きる冷却構造及び冷却方法を提供することができる。
【0072】その他、本発明は本発明の主旨を変えない
範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。即ち、上
述した冷却手段42を上カバー23に設けることも可能
であり、当然に、上カバー23と下カバー24との両方
に冷却手段42を設けることも可能である。
【0073】また、熱電冷却素子43の放熱側のセラミ
ック板51をボディ32に当接させて放熱する他に、例
えば取り付け脚部33の長さを長くして、放熱側のセラ
ミック板51とボディ32とを十分に離間し、そのセラ
ミック板51に放熱用のフィン(特許請求の範囲に記載
した放熱手段に相当。上記ボディ32も含まれる。)を
設けて冷却することも可能である。その際、そのフィン
を例えば車両におけるラジエターの近傍や十分に外気が
当たる部分に配設すれば、さらに効率よく放熱させるこ
とができる。
【0074】尚、箱体は電気接続箱21に限るものでは
ない。例えば車両において他を挙げるのならば、インス
トルメントパネルに装備されるメータユニットにも上述
した冷却構造及び方法を適用することができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、箱体の冷却構造は、熱電冷却素子
を箱体の外壁外側に設け、熱電冷却素子の吸熱側に外壁
を貫通して箱体内部に生じる熱を伝導する吸熱用金属板
を接合することにより箱体を冷却する構造を採用してい
る。このような冷却構造を採用すると、従来の熱電冷却
素子において実質的に機能していなかった部分を機能さ
せることができるようになり、十分な吸熱、放熱効果が
得られる。これにより箱体に設けられる部品類の劣化防
止や電気的特性の向上が図れる。また、吸熱用金属板を
外壁に水密に設ければ、防水性、防塵性及び組み付け強
度等に影響を来すことはない。従って、防水性や防塵性
を損なうことなく箱体内の温度上昇を防ぐとともに、部
品類の劣化防止や電気的特性の向上を図ることのできる
箱体の冷却構造を提供することができるという効果を奏
する。
【0076】請求項2に記載された本発明によれば、吸
熱用金属板は箱体の外壁を貫通して装着される基板部
と、箱体の内部側の基板部に連成される基板拡張部とか
ら構成されるので、熱電冷却素子の吸熱側の表面積が拡
大し、吸熱効果が向上することになる。従って、吸熱効
果が高まり、より箱体に設けられる部品類の劣化防止や
電気的特性の向上を図ることができるという効果を奏す
る。
【0077】請求項3に記載された本発明によれば、基
板拡張部は薄板状かつ箱体の外壁に沿って形成配置され
るので、僅かなスペースで効率よく箱体内部の熱を吸熱
することができるという効果を奏する。
【0078】請求項4に記載された本発明によれば、吸
熱用金属板が貫通する外壁は箱体を構成する上カバー又
は/及び下カバーの壁であるので、その上カバー又は/
及び下カバーを被着することによって、容易に組み付け
をすることができるという効果を奏する。また、上カバ
ー又は/及び下カバーは、通常取り外しをすることが可
能であることから、メンテナンス性も高めることができ
るという効果を奏する。さらには、他の箱体との共用化
を図ることもできるという効果を奏する。
【0079】請求項5に記載された本発明によれば、箱
体は自動車等の車両に搭載される電気接続箱であり、例
えば高温雰囲気中に曝されるエンジンルーム内で使用し
たとしても、十分に温度上昇を抑えることができる。従
って、よりよい電気接続箱を提供することができるとい
う効果を奏する。
【0080】請求項6に記載された本発明によれば、熱
電冷却素子の放熱側に放熱用のフィンを設けるので、放
熱側の表面積が広がり、放熱効果を高めることができる
という効果を奏する。
【0081】請求項7に記載された本発明によれば、車
両のボディに熱電冷却素子の放熱側を密着させるので、
放熱側の表面積が大幅に広がり、放熱効果をさらに高め
ることができるという効果を奏する。
【0082】請求項8に記載された本発明によれば、ボ
ディと熱電冷却素子の放熱側との間隙に熱伝導性を有す
るグリス等を介在させるので、熱電冷却素子の放熱側か
らボディへの熱伝導性が向上し、放熱効果を高めること
ができるという効果を奏する。
【0083】請求項9に記載された本発明によれば、箱
体の冷却方法は、熱電冷却素子を箱体の外壁外側に設
け、熱電冷却素子の吸熱側に外壁を貫通して箱体内部に
生じる熱を伝導する吸熱用金属板を接合することによっ
て箱体を冷却する方法を採用している。このような冷却
方法を採用することにより、上述同様の作用効果が得ら
れることになる。即ち、従来の熱電冷却素子において実
質的に機能していなかった部分を機能させることができ
るようになり、十分な吸熱、放熱効果が得られる。これ
により箱体に設けられる部品類の劣化防止や電気的特性
の向上が図れる。また、吸熱用金属板を外壁に水密に設
ければ、防水性、防塵性及び組み付け強度等に影響を来
すことはない。従って、防水性や防塵性を損なうことな
く箱体内の温度上昇を防ぐとともに、部品類の劣化防止
や電気的特性の向上を図ることのできる箱体の冷却方法
を提供することができるという効果を奏する。
【0084】請求項10に記載された本発明によれば、
吸熱用金属板は外壁を貫通して装着される基板部と、箱
体の内部側の基板部に連成される基板拡張部とから成
り、少なくとも熱電冷却素子の吸熱側の表面積よりも内
部側の基板部及び基板拡張部の併せた表面積の方が大き
くなるので、上述同様に、熱電冷却素子の吸熱側の表面
積が拡大し、吸熱効果が向上することになる。従って、
吸熱効果が高まり、より箱体に設けられる部品類の劣化
防止や電気的特性の向上を図ることができるという効果
を奏する。
【0085】請求項11に記載された本発明によれ
ば、、熱電冷却素子の放熱側にその放熱側の表面積より
も大きな表面積を有する放熱手段を接合するので、その
放熱手段により放熱側の表面積が広がり、放熱効果を高
めることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による箱体の冷却構造の一実施の形態を
示す電気接続箱の分解斜視図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図1の冷却手段を説明するための模式図であ
る。
【図4】従来例の電気接続箱の分解斜視図である。
【図5】図4の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
21 電気接続箱 22 箱本体部 23 上カバー 24 下カバー 25 外壁 26 配線板 27 リレー(発熱源) 28 ヒューズ(発熱源) 29 電線束 29a 電線 30 開口 31 防水防塵部 32 ボディ(放熱手段) 33 取り付け脚部 34 鍔部 35、36 係止突起 37、40 パッキン 38 固定ボルト 39、41 可撓係止片 39a、41a 係合孔 42 冷却手段 43 熱電冷却素子 44 吸熱用金属板 45 正電極 46 負電極 47 吸熱側中間電極 48 放熱側中間電極 49 n形半導体 50 p形半導体 51 セラミック板 54 基板部 54a 切り欠き 55 ボルト 56 基板拡張部 57 テープ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に発熱源を有する箱体を熱電冷却素
    子を用いて冷却する箱体の冷却構造であって、 前記熱電冷却素子を前記箱体の外壁外側に設け、前記熱
    電冷却素子の吸熱側に前記外壁を貫通して前記内部に生
    じる熱を伝導する吸熱用金属板を接合することを特徴と
    する箱体の冷却構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の箱体の冷却構造におい
    て、 前記吸熱用金属板は前記外壁を貫通して装着される基板
    部と、前記箱体の前記内部側の前記基板部に連成される
    基板拡張部とから成ることを特徴とする箱体の冷却構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の箱体の冷却構造におい
    て、 前記基板拡張部は薄板状かつ前記外壁に沿って形成配置
    されることを特徴とする箱体の冷却構造。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3いずれか記載の
    箱体の冷却構造において、 前記外壁は前記箱体を構成する上カバー又は/及び下カ
    バーの壁であることを特徴とする箱体の冷却構造。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4いずれか記載の
    箱体の冷却構造において、 前記箱体は自動車等の車両に搭載される電気接続箱であ
    ることを特徴とする箱体の冷却構造。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5いずれか記載の
    箱体の冷却構造において、 前記熱電冷却素子の放熱側に放熱用のフィンを設けるこ
    とを特徴とする箱体の冷却構造。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の箱体の冷却構造におい
    て、 前記車両のボディに前記熱電冷却素子の放熱側を密着さ
    せることを特徴とする箱体の冷却構造。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の箱体の冷却構造におい
    て、 前記ボディと前記熱電冷却素子の前記放熱側との間隙に
    熱伝導性を有するグリス等を介在させることを特徴とす
    る箱体の冷却構造。
  9. 【請求項9】 内部に発熱源を有する箱体を熱電冷却素
    子を用いて冷却する箱体の冷却方法であって、 前記熱電冷却素子を前記箱体の外壁外側に設け、前記熱
    電冷却素子の吸熱側に前記外壁を貫通して前記内部に生
    じる熱を伝導する吸熱用金属板を接合することによって
    前記箱体を冷却することを特徴とする箱体の冷却方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の箱体の冷却方法にお
    いて、 前記吸熱用金属板は前記外壁を貫通して装着される基板
    部と、前記箱体の前記内部側の前記基板部に連成される
    基板拡張部とから成り、少なくとも前記熱電冷却素子の
    前記吸熱側の表面積よりも前記内部側の前記吸熱用金属
    板の表面積の方が大きくなるようにすることを特徴とす
    る箱体の冷却方法。
  11. 【請求項11】 請求項9又は請求項10に記載の箱体
    の冷却方法において、 前記熱電冷却素子の放熱側に該放熱側の表面積よりも大
    きな表面積を有する放熱手段を接合することを特徴とす
    る箱体の冷却方法。
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