JP2000036027A - Icカード - Google Patents
IcカードInfo
- Publication number
- JP2000036027A JP2000036027A JP10201477A JP20147798A JP2000036027A JP 2000036027 A JP2000036027 A JP 2000036027A JP 10201477 A JP10201477 A JP 10201477A JP 20147798 A JP20147798 A JP 20147798A JP 2000036027 A JP2000036027 A JP 2000036027A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- fingerprint
- read
- processor
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ICカードの他人の使用を防止できるように
する。 【解決手段】 ICカード本体に指紋読取手段を設ける
とともに、その指紋読取手段を介してそのICカード本
体の所有者を特定する所定の指紋情報が読取られたとき
に、そのICカード本体の駆動をON制御する制御手段
を設ける。
する。 【解決手段】 ICカード本体に指紋読取手段を設ける
とともに、その指紋読取手段を介してそのICカード本
体の所有者を特定する所定の指紋情報が読取られたとき
に、そのICカード本体の駆動をON制御する制御手段
を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はICカードに係り、
特に、ICカードの安全性を高めることができるように
したものに関する。
特に、ICカードの安全性を高めることができるように
したものに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平1−246687号公報
に示されているように、自動改札機の本体と定期券との
間で非接触的にデータの授受を行って、自動改札機の本
体に定期券を挿入することなく自動改札を行うことので
きる非接触式自動改札機が提案されている。
に示されているように、自動改札機の本体と定期券との
間で非接触的にデータの授受を行って、自動改札機の本
体に定期券を挿入することなく自動改札を行うことので
きる非接触式自動改札機が提案されている。
【0003】ここで用いられる定期券は、無線通信機能
を備えたICカードから構成されている。したがって、
ICカードが、利用者によって非接触式自動改札機の本
体(以下、自動改札機という)のトランスミッタのアン
テナにかざされると、ICカードと自動改札機との間で
データの授受が行われて自動改札処理が行われる。
を備えたICカードから構成されている。したがって、
ICカードが、利用者によって非接触式自動改札機の本
体(以下、自動改札機という)のトランスミッタのアン
テナにかざされると、ICカードと自動改札機との間で
データの授受が行われて自動改札処理が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ICカードは、従来の磁気データ記録式の定期券に比べ
て、データの記録容量が格段に大きいので、定期券のデ
ータ以外に、金額データやその他の各種データを記録し
ておいて、乗車料金の精算や各種商品の購入代金の支払
等に利用することが考えられているが、このように価値
の大きいICカードが他人によって使用されると、不測
の損害を被るおそれがある。したがって、定期券をIC
カードにした場合の安全性の確保が要望されていた。
ICカードは、従来の磁気データ記録式の定期券に比べ
て、データの記録容量が格段に大きいので、定期券のデ
ータ以外に、金額データやその他の各種データを記録し
ておいて、乗車料金の精算や各種商品の購入代金の支払
等に利用することが考えられているが、このように価値
の大きいICカードが他人によって使用されると、不測
の損害を被るおそれがある。したがって、定期券をIC
カードにした場合の安全性の確保が要望されていた。
【0005】そこで、本発明は、上記要望に応えるため
になされたものであって、その目的は、安全性に優れた
ICカードを提供することにある。
になされたものであって、その目的は、安全性に優れた
ICカードを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るICカード
は、上記目的を達成するために、ICカード本体に指紋
読取手段を設けるとともに、その指紋読取手段を介して
そのICカード本体の所有者を特定する所定の指紋情報
が読取られたときに、そのICカード本体の駆動をON
制御する制御手段を設けたことを特徴としている。
は、上記目的を達成するために、ICカード本体に指紋
読取手段を設けるとともに、その指紋読取手段を介して
そのICカード本体の所有者を特定する所定の指紋情報
が読取られたときに、そのICカード本体の駆動をON
制御する制御手段を設けたことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は一実施の形態に係るICカ
ードの正面図である。このICカードの本体(以下、I
Cカードの本体も含めて「ICカード」という)1は、
周知のICカードと同様のカード状を呈していて、その
ICカード1を手にしたときの指の位置となる場所に窓
部2が設けられている。
に基づいて説明する。図1は一実施の形態に係るICカ
ードの正面図である。このICカードの本体(以下、I
Cカードの本体も含めて「ICカード」という)1は、
周知のICカードと同様のカード状を呈していて、その
ICカード1を手にしたときの指の位置となる場所に窓
部2が設けられている。
【0008】この窓部2の内側には、周知の指紋読取器
Rが設けられている。この指紋読取器Rとしては、例え
ば、本出願人が特開平7−175005号公報等で提案
しているプレーナー型ガルバノミラーを利用することが
できる。すなわち、このプレーナー型ガルバノミラーを
利用して指紋読取器Rを構成したときは、窓部2に位置
する指イに光線を走査させて指紋を読取ることができ
る。
Rが設けられている。この指紋読取器Rとしては、例え
ば、本出願人が特開平7−175005号公報等で提案
しているプレーナー型ガルバノミラーを利用することが
できる。すなわち、このプレーナー型ガルバノミラーを
利用して指紋読取器Rを構成したときは、窓部2に位置
する指イに光線を走査させて指紋を読取ることができ
る。
【0009】次に、ICカード1の電気的構成につい
て、図2のブロック図を用いて説明する。このICカー
ド1は、無線通信機能を有する通常のICカードと同様
に、受信用アンテナ10aと、ICカード1から非接触
型自動改札機等のカード処理機Gに送出するデータで位
相変調して反射信号を生成する反射用アンテナ10b
と、受信用アンテナ10aの受信した信号を処理する受
信部11と、乗車区間等の所定のデータ(カードデー
タ)を記憶するとともに、そのICカード1の所持者の
指紋情報(指紋データ)を記憶するメモリを有するCP
U12と、カードデータでCPU12からの副搬送波を
変調処理し反射信号の位相を変調するため位相変調部1
3と、指紋読取器Rと、駆動電源の電池Eが設けられて
いる。
て、図2のブロック図を用いて説明する。このICカー
ド1は、無線通信機能を有する通常のICカードと同様
に、受信用アンテナ10aと、ICカード1から非接触
型自動改札機等のカード処理機Gに送出するデータで位
相変調して反射信号を生成する反射用アンテナ10b
と、受信用アンテナ10aの受信した信号を処理する受
信部11と、乗車区間等の所定のデータ(カードデー
タ)を記憶するとともに、そのICカード1の所持者の
指紋情報(指紋データ)を記憶するメモリを有するCP
U12と、カードデータでCPU12からの副搬送波を
変調処理し反射信号の位相を変調するため位相変調部1
3と、指紋読取器Rと、駆動電源の電池Eが設けられて
いる。
【0010】電池Eは、ICカード1がカード処理機G
から電力波を受けてICカード1の駆動電源とするとき
は省略することができる。また、ICカード1が非接触
型でなく、カード処理機Gに接続して使用されるとき
に、そのカード処理機Gから駆動電源を得るときも電池
Eを省略することができる。
から電力波を受けてICカード1の駆動電源とするとき
は省略することができる。また、ICカード1が非接触
型でなく、カード処理機Gに接続して使用されるとき
に、そのカード処理機Gから駆動電源を得るときも電池
Eを省略することができる。
【0011】図2中、Cは、カード処理機Gを統括的に
制御するCPUを中心に構成された制御器であり、T
は、アンテナaを介してICカード1側と交信するため
のトランスミッタである。
制御するCPUを中心に構成された制御器であり、T
は、アンテナaを介してICカード1側と交信するため
のトランスミッタである。
【0012】次に、図3のフローチャートを用いて制御
動作を説明する。なお、ICカード1のメモリには、I
Cカード1が発行されるときに、そのICカード1の所
持者の所定の指(例えば、親指)の指紋データが予め記
憶されているものとする。
動作を説明する。なお、ICカード1のメモリには、I
Cカード1が発行されるときに、そのICカード1の所
持者の所定の指(例えば、親指)の指紋データが予め記
憶されているものとする。
【0013】今、ICカード1の窓部2に指イが当てら
れると、指紋読取器Rにより窓部2に当てられた指イの
指紋が読取られる(ステップ100肯定。以下、ステッ
プを「S」とする。)。読取られた指紋は、予めメモリ
に記憶されている指紋と照合される(S102)。
れると、指紋読取器Rにより窓部2に当てられた指イの
指紋が読取られる(ステップ100肯定。以下、ステッ
プを「S」とする。)。読取られた指紋は、予めメモリ
に記憶されている指紋と照合される(S102)。
【0014】照合一致が得られたとき(S104肯
定)、すなわち、ICカード1の使用者とICカード1
の真の所持者とが一致し、かつ、ICカード1がカード
処理機Gの交信範囲内であれば、ICカード1とカード
処理機Gとの間でデータ授受が行われる(S106肯
定、S108肯定)。したがって、カード処理機Gは、
ICカード1から得たデータを基に自動改札処理等の所
定の処理を行うことができる。
定)、すなわち、ICカード1の使用者とICカード1
の真の所持者とが一致し、かつ、ICカード1がカード
処理機Gの交信範囲内であれば、ICカード1とカード
処理機Gとの間でデータ授受が行われる(S106肯
定、S108肯定)。したがって、カード処理機Gは、
ICカード1から得たデータを基に自動改札処理等の所
定の処理を行うことができる。
【0015】もし、ICカード1の窓部2に当てられた
指イの指紋とメモリに記憶されている指紋とが一致して
いなければ(S104否定)、ICカード1は、真の所
持者でないと判定されてICカード1とカード処理機G
との間でデータ授受は開始されず、ICカード1の使用
は禁止される。
指イの指紋とメモリに記憶されている指紋とが一致して
いなければ(S104否定)、ICカード1は、真の所
持者でないと判定されてICカード1とカード処理機G
との間でデータ授受は開始されず、ICカード1の使用
は禁止される。
【0016】なお、上述の例では、ICカード1の窓部
2に当てられた指イの指紋の読取りが、カード処理機G
の交信範囲外でも行われるようにしたが、指紋の読取り
は、ICカード1がカード処理機Gの交信範囲内にある
ときのみ行われるようにしてもよい。
2に当てられた指イの指紋の読取りが、カード処理機G
の交信範囲外でも行われるようにしたが、指紋の読取り
は、ICカード1がカード処理機Gの交信範囲内にある
ときのみ行われるようにしてもよい。
【0017】上述のように、ICカード1は、真の所有
者の指紋が読取られないと駆動しないので、他人の使用
を効果的に防止することができる。しかも、ICカード
1が非接触式の場合は、ICカード1をカード処理機G
に直接装着する必要がないので、他人の使用を容易にす
る傾向があるが、このような他人の使用も効果的に阻止
することができる。
者の指紋が読取られないと駆動しないので、他人の使用
を効果的に防止することができる。しかも、ICカード
1が非接触式の場合は、ICカード1をカード処理機G
に直接装着する必要がないので、他人の使用を容易にす
る傾向があるが、このような他人の使用も効果的に阻止
することができる。
【0018】なお、上述の例では、ICカード1を非接
触式としたが、カード処理機に装着して使用する装着型
のICカードであってもよいことはもちろんである。
触式としたが、カード処理機に装着して使用する装着型
のICカードであってもよいことはもちろんである。
【0019】
【発明の効果】本発明に係るICカードは、ICカード
に指紋読取手段を設けるとともに、その指紋読取手段を
介してそのICカードの所有者を特定する所定の指紋情
報が読取られたときに、そのICカードの駆動をON制
御する制御手段を設けたので、他人の使用を効果的に防
止することができる。
に指紋読取手段を設けるとともに、その指紋読取手段を
介してそのICカードの所有者を特定する所定の指紋情
報が読取られたときに、そのICカードの駆動をON制
御する制御手段を設けたので、他人の使用を効果的に防
止することができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係るICカードの正面
図である。
図である。
【図2】カード処理機及びICカードの電気的構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】制御動作を示すフローチャートである。
G カード処理機 a アンテナ C 制御器 T トランスミッタ 1 ICカード(ICカード本体) R 指紋読取器 E 電池 10a 受信用アンテナ 10b 反射用アンテナ 11 受信部 12 CPU 13 位相変調部
Claims (1)
- 【請求項1】 ICカード本体に指紋読取手段を設ける
とともに、その指紋読取手段を介してそのICカード本
体の所有者を特定する所定の指紋情報が読取られたとき
に、そのICカード本体の駆動をON制御する制御手段
を設けたことを特徴とするICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10201477A JP2000036027A (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | Icカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10201477A JP2000036027A (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | Icカード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000036027A true JP2000036027A (ja) | 2000-02-02 |
Family
ID=16441728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10201477A Pending JP2000036027A (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | Icカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000036027A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003523586A (ja) * | 2000-02-16 | 2003-08-05 | オング、ヨン・キン | 電子クレジットカード |
US7221961B1 (en) | 1999-06-14 | 2007-05-22 | Ntt Docomo, Inc. | Wireless telecommunications unit attachable to and detachable from an external unit |
US11829830B2 (en) | 2019-09-03 | 2023-11-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Reader/writer |
-
1998
- 1998-07-16 JP JP10201477A patent/JP2000036027A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7221961B1 (en) | 1999-06-14 | 2007-05-22 | Ntt Docomo, Inc. | Wireless telecommunications unit attachable to and detachable from an external unit |
JP2003523586A (ja) * | 2000-02-16 | 2003-08-05 | オング、ヨン・キン | 電子クレジットカード |
JP4833481B2 (ja) * | 2000-02-16 | 2011-12-07 | オング、ヨン・キン | 電子クレジットカード |
US11829830B2 (en) | 2019-09-03 | 2023-11-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Reader/writer |
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