JP2000035064A - ブレーキ内蔵モータ - Google Patents

ブレーキ内蔵モータ

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JP2000035064A
JP2000035064A JP10219586A JP21958698A JP2000035064A JP 2000035064 A JP2000035064 A JP 2000035064A JP 10219586 A JP10219586 A JP 10219586A JP 21958698 A JP21958698 A JP 21958698A JP 2000035064 A JP2000035064 A JP 2000035064A
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brake
rotor shaft
motor
winding
motor frame
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Noboru Tabuchi
渕 昇 田
Yoshiaki Yabe
部 義 昭 矢
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TABUCHI TEC KK
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TABUCHI TEC KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキ付けモータにおける容易な組立て性
及び低コスト性を確保する。 【解決手段】 モータフレーム(10)の回転子軸(22)挿通
部分側には外端側を開口した筒状のブレーキカバー部(1
3)を一体に成形し、該ブレーキカバー部内には上記可動
鉄心(34)、ブレーキライニング(32)及びばね部材(35)を
内蔵する。モータフレームの回転子軸挿通部分側の軸受
壁部(11)には捲線収納部(38)を形成し、該捲線収納部に
は固定鉄心の捲線(36)を収納して着脱可能に保持し、モ
ータフレームの回転子軸挿通部分側の軸受壁部を固定鉄
心となす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ブレーキ内蔵モ
ータに関し、特に容易な組立て性及び低コスト性を確保
できるようにしたモータに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、走行クレーンやホールエレベー
タ等では、モータに固定鉄心、可動鉄心及びブレーキラ
イニングからなるブレーキを設け、モータ駆動中は固定
鉄心の捲線に通電して可動鉄心を固定鉄心に吸引してブ
レーキライニングから離脱させる一方、モータ停止時に
は固定鉄心の捲線への通電を停止してばね部材の付勢力
で可動鉄心をブレーキライニングに押付けて制動する方
法が広く採用される。
【0003】ところで、何らかの原因でブレーキライニ
ングや捲線の焼付き等、ブレーキの故障が発生した場
合、モータ全体を取り替えるのはコスト的に好ましくな
い。そこで、モータフレームにブレーキを着脱可能に取
付け、ブレーキのみを交換できるようにした構造が広く
採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のブレー
キ付きモータではブレーキの機構部分を覆うカバーをモ
ータフレームに固定する必要があり、組立工数が増える
とともに、部品点数が多くなってコスト高になるという
問題があった。
【0005】本発明は、かかる問題点に鑑み、部品点数
を少なくして組立ての容易化と低コスト化を図るように
したモータを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本件発明者らは上述の課
題を解決すべく鋭意研究した結果、ブレーキカバーとモ
ータフレームとを一体に成形し、ブレーキをモータフレ
ームに内蔵する一方、モータフレームの一部を利用して
固定鉄心を構成する構造とすればよいことに着目するに
至ったが、ブレーキ故障時に対応できる構造をどのよう
に構築するかが問題であった。
【0007】そこで、本発明に係るブレーキ内蔵モータ
は、軸線方向の両側が軸受壁部となった筒状のモータフ
レーム内に固定子を固定し、該固定子内に回転子を内装
し、該回転子の軸を上記モータフレーム両側の軸受壁部
に回転自在に支承する一方、上記回転子軸の一端側は上
記軸受壁部を外方に挿通し、該挿通部分には上記回転子
軸とともに回転するブレーキライニングを回り止めして
支承し、上記モータフレームには捲線を有する固定鉄心
を固定するとともに、上記固定鉄心と上記ブレーキライ
ニングとの間には可動鉄心を回転子軸の軸線方向に移動
自在に設け、ばね部材によって上記可動鉄心を上記ブレ
ーキライニングに向けて付勢し、上記可動鉄心とブレー
キライニングとの摩擦接触にて上記回転軸の回転を制動
し、上記捲線への通電によって上記可動鉄心を上記ブレ
ーキライニングから離脱する方向に吸引するようにした
モータにおいて、上記モータフレームの回転子軸挿通部
分側には外端側を開口した筒状のブレーキカバー部が一
体に成形されており、該ブレーキカバー部内には上記可
動鉄心、ブレーキライニング及びばね部材が内蔵される
一方、上記モータフレームの回転子軸挿通部分側の軸受
壁部には捲線収納部が形成され、該捲線収納部には上記
固定鉄心の捲線が収納されて着脱可能に保持されること
により、上記モータフレームの回転子軸挿通部分側の軸
受壁部が上記固定鉄心となっていることを特徴とする。
【0008】本発明の特徴の1つはモータフレームにブ
レーキカバー部を一体に成形し、ブレーキをモータフレ
ーム内に内蔵するようにした点にある。これにより、ブ
レーキカバー部の組付工程を省略でき、又部品点数を削
減して低コスト化を実現できる。
【0009】本発明の他の特徴はモータフレームの軸受
壁部に捲線収納部を形成して捲線を収納して着脱可能に
保持するようにした点にある。これにより、ブレーキラ
イニングや捲線の焼付き等、ブレーキの故障が発生した
場合にも捲線、ブレーキライニング、可動鉄心を容易に
交換することができ、モータ全体を取り替える必要がな
い。
【0010】本発明の更に他の特徴はモータフレームの
軸受壁部に捲線を設けて軸受壁部を固定鉄心とするよう
にした点にある。これにより、従来のような固定鉄心は
不要となり、部品点数を更に削減できることとなる。
【0011】ブレーキライニングは1つでもよいが、高
い制動能力を得る上で、複数枚のブレーキライニングを
設けるのがよい。即ち、回転子軸挿通部分には複数のブ
レーキライニングを回転子軸の軸線方向にスライド可能
にかつ回り止めして支持する一方、複数の各ブレーキラ
イニングに挟持されるように複数のブレーキシューを設
け、該複数の各ブレーキシューはモータフレームの回転
子軸挿通部分側の軸受壁部又はブレーキカバー部に回り
止めして支持するのがよい。
【0012】通常、ブレーキライニングは回転子軸に取
付けたハブを利用して支持するが、その場合、ブレーキ
の作動・停止時にブレーキライニングとハブとの間に不
快な金属衝突音が発生することから、その消音対策が必
要となる。
【0013】そこで、回転子軸挿通部分にはハブを固定
し、該ハブには複数のブレーキライニングを回転子軸の
軸線方向にスライド可能に嵌め込むることにより回り止
めして支承される一方、複数の各ブレーキライニングと
ハブとの間には弾性部材をハブの長手方向に延びて介設
してブレーキライニングとハブとの衝突音を消音するよ
うにするのがよい。
【0014】また、可動鉄心はモータフレームから延び
る柱状の支持部に軸方向にスライド可能にかつ回り止め
して支持するが、上述のように複数のブレーキシューを
設ける場合、可動鉄心の支持部を利用して回り止めして
支持してもよく、又後述の実施形態に示されるように、
ブレーキカバー部の内周面に回り止め部材を取付ける一
方、ブレーキシューの外周縁には凹所を形成し、該凹所
に回り止め部材を嵌め込むことにより、ブレーキシュー
をブレーキカバー部に回り止めして支持するようにして
もよい。
【0015】捲線は容易に交換できるように着脱可能に
保持するのが重要である。そこで、モータフレームの回
転子軸挿通部分側の軸受壁部又はブレーキカバー部には
捲線押さえ片を着脱可能に取付け、該捲線押さえ片によ
って捲線を捲線収納部に着脱可能に保持するのがよい。
捲線押さえ片は円周方向に適当な間隔をあけて設けても
よく、環状に形成して捲線の全周を押さえるようにして
もよい。
【0016】非制動時における固定鉄心と可動鉄心との
間の隙間はブレーキの制動機能に密接に影響するので、
その隙間を調整できるようにするのが好ましい。この場
合、ブレーキカバーに支持板を設け、該支持板にねじを
進退自在に螺合してねじの先端をブレーキライニングに
当接させ、ねじを螺進退させることによって可動鉄心と
固定鉄心との間の隙間を調整する構造が採用できるが、
上述のブレーキカバーの構造上、ブレーキカバー部の開
口周縁には蓋体を回転子軸の軸線方向に進退しうるよう
に螺合し、該蓋体の進退によって可動鉄心と固定鉄心と
の間の隙間を調整する構造が採用できる。具体的には蓋
体を1又は複数のうちの最外側のブレーキライニングに
摺接させ、蓋体を螺進退させることにより隙間を調整す
ることができる。
【0017】特に、後者の構造では蓋体を回転させて後
退させることにより、可動鉄心とブレーキライニングと
の間の摩擦接触を解除できるので、停電時において固定
鉄心の捲線への通電が停止されてモータが制動された状
態となった時にも必要に応じてモータの制動を手動で解
除できることとなる。ブレーキカバー部の蓋体は板状で
もよく、又筒状とし、ブレーキカバー部とともに可動鉄
心及びブレーキライニングを覆う構造としてもよい。
【0018】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、モータフレー
ムにブレーキカバー部を一体に成形し、ブレーキをモー
タフレーム内に内蔵するようにしたので、ブレーキカバ
ーの組付工程を省略でき、又部品点数を削減できる。
【0019】また、モータフレームの軸受壁部に捲線収
納部を形成して捲線を収納し、軸受壁部を固定鉄心とす
るようにしたので、従来のような固定鉄心は不要とな
り、部品点数を更に削減できる。その結果、部品点数を
削減して低コスト化を実現できる。
【0020】また、モータフレームの軸受壁部に捲線収
納部を形成して捲線を収納して着脱可能に保持するよう
にしたので、ブレーキライニングや捲線の焼付き等、ブ
レーキの故障が発生した場合にも捲線、ブレーキライニ
ング及び/又は可動鉄心を容易に交換することができ、
モータ全体を取り替える必要がない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す具体例
に基づいて詳細に説明する。図1ないし図4は本発明に
係るブレーキ内蔵モータの好ましい実施形態を示す。図
において、モータフレーム10は有底筒状をなし、その
底部は厚肉の軸受壁面11となっており、又モータフレ
ーム10の開放端には図示していなが他方の軸受壁面が
嵌合されて固定されるようになっている。
【0022】モータフレーム10の内周面には固定子2
0が固定され、該固定子20内には回転子21が内装さ
れ、該回転子21には軸22が挿通して固定される一
方、軸受壁部11には軸受12、12が取付けられ、該
軸受12、12には上記回転子軸22が回転自在に支承
され、又回転子軸22の他端側は軸受壁部11を挿通さ
れており、固定子20の捲線への通電によって回転子2
1が回転されるように構成されている。
【0023】モータフレーム11の回転子軸22の挿通
部分側には外端側が開口した筒状のブレーキカバー部1
3が一体に成形されており、該ブレーキカバー部13内
には回転軸22の挿通部分を制動するブレーキ30が内
蔵されている。
【0024】このブレーキ30において、回転子軸22
の挿通部分には十字形状をなすハブ31が嵌め込まれて
キー(又はスプライン係合)によって回り止めされると
ともに、C形止め輪で抜け止めされている。このハブ3
1は引抜き加工又は押出加工によって高精度に製作さ
れ、該ハブ31には図3に示されるように弾性部材31
4が長手方向に延びて固定されるとともに、3枚のブレ
ーキライニング32・・・が軸線方向に移動可能にかつ
回り止めして支承され、該ブレーキライニング32・・
・のハブ31の嵌入穴には凹所322が形成されて上記
弾性部材314が嵌め込まれており、これによりブレー
キライニング32・・・とハブ31との間の消音対策が
なされている。なお、凹所322を複数形成し、各凹所
322に弾性部材314を嵌め込むようにしてもよい。
【0025】また、モータフレーム10の軸受壁部11
には複数の支持ボルト33(但し、図1には1本のみが
現れている)が円周上の等角度位置に植設され、該複数
の各支持ボルト33には可動鉄心34が軸線方向に移動
可能にかつ回り止めして支承されている。
【0026】更に、モータフレーム10の軸受壁部11
には円周方向に適当な間隔をあけて凹所が形成され、該
凹所内にはコイルばね(ばね部材)35が縮装され、該
コイルばね35は可動鉄心34をブレーキライニング3
2に向けて付勢するようになっている。
【0027】また、モータフレーム10の軸受壁部11
には捲線収納凹溝(捲線収納部)38が環状に形成さ
れ、該捲線収納凹溝38内には捲線36が収納されてい
る。他方、上記複数の各支持ボルト33には捲線押さえ
片37が取付けられ、該捲線押さえ片37によって捲線
36が収納状態に保持されており、こうしてモータフレ
ーム10の軸受壁部11によって固定鉄心が構成されて
いる。
【0028】上記ブレーキライニング32・・・の間に
は2枚のブレーキシュー39、39が介設されている。
このブレーキシュー39は鉄板を用いて製作され、図2
に示されるように所定幅の環状をなし、該ブレーキシュ
ー39の周縁には凹所310が90°間隔(任意の角度
間隔でもよい)ごとに形成される一方、ブレーキカバー
部13には六角ボルト(回り止め部材)311が内方か
ら外方に向けて螺挿されてナットに螺合され、該六角ボ
ルト311の頭部はブレーキシュー39の凹所310に
嵌め込まれており、これによってブレーキシュー39は
広い接触面積でもって六角ボルト311の頭部に接触し
て確実に回り止めされている。なお、ブレーキシュー3
9は上述の支持ボルト33を延長してその延長部分に回
り止めして支持してもよい。
【0029】ブレーキカバー部13の開口内周縁部には
ねじが刻設され、該ねじには蓋体316の外周縁部のね
じが螺合され、該蓋体316の外周部には環状の段部が
形成されて最外側のブレーキライニング32と摺接され
ており、蓋体316を螺進退させることによってブレー
キライニング32を回転子軸22の軸線方向に進退させ
て可動鉄心34と固定鉄心との間の隙間を調整できるよ
うになっている。
【0030】また、蓋体316にはこれを適当な治具で
回転操作するための2本のボルト317、317が植設
され、又ブレーキカバー部13には蓋体316の回り止
めを行うためのねじ318が取付けられている。
【0031】モータを作動させる場合、まず固定鉄心の
捲線36に通電すると、可動鉄心34がコイルばね35
の付勢力に抗して吸引されてブレーキライニング32か
ら離れ、同時にブレーキライニング32とブレーキシュ
ー39とが相互に離れてブレーキが解除される。こうし
てブレーキが解除され、固定子20に通電すると、回転
子21が回転することとなる。
【0032】モータを停止する場合には固定子20への
通電を停止するとともに、固定鉄心の捲線36への通電
を停止すると、コイルばね35の付勢力によって可動鉄
心34がブレーキライニング32、ブレーキライニング
32がブレーキシュー39に押し付けられ、その摩擦接
触によって回転子21が制動されて停止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るブレーキ内蔵モータの好ましい
実施形態を示す要部断面構成図である。
【図2】 上記実施形態におけるブレーキシューの正面
を示す図である。
【図3】 上記実施形態におけるブレーキライニングの
正面形状(a) 、側面断面形状(b) 及びハブ(c) を示す図
である。
【図4】 上記実施形態におけるブレーキ部分の構造を
示す図である。
【符号の説明】
10 モータフレーム 11 軸受壁部 13 ブレーキカバー部 20 固定子 21 回転子 22 回転子軸 30 ブレーキ 32 ブレーキライニング 34 可動鉄心 35 コイルばね(ばね部材) 36 捲線 37 捲線押さえ片 38 捲線収納凹溝(捲線収納部) 39 ブレーキシュー 310 凹所 311 六角ボルト(回り止め部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J058 AA44 AA48 AA53 AA58 AA78 AA88 BA21 BA62 BA64 BA67 BA70 CC07 CC72 CC77 CD24 FA37 FA39 FA42 5H607 AA12 BB01 BB14 DD03 DD08 DD19 EE06 GG01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線方向の両側が軸受壁部となった筒状
    のモータフレーム内に固定子を固定し、該固定子内に回
    転子を内装し、該回転子の軸を上記モータフレーム両側
    の軸受壁部に回転自在に支承する一方、上記回転子軸の
    一端側は上記軸受壁部を外方に挿通し、該挿通部分には
    上記回転子軸とともに回転するブレーキライニングを回
    り止めして支承し、上記モータフレームには捲線を有す
    る固定鉄心を固定するとともに、上記固定鉄心と上記ブ
    レーキライニングとの間には可動鉄心を回転子軸の軸線
    方向に移動自在に設け、ばね部材によって上記可動鉄心
    を上記ブレーキライニングに向けて付勢し、上記可動鉄
    心とブレーキライニングとの摩擦接触にて上記回転軸の
    回転を制動し、上記捲線への通電によって上記可動鉄心
    を上記ブレーキライニングから離脱する方向に吸引する
    ようにしたモータにおいて、 上記モータフレームの回転子軸挿通部分側には外端側を
    開口した筒状のブレーキカバー部が一体に成形されてお
    り、該ブレーキカバー部内には上記可動鉄心、ブレーキ
    ライニング及びばね部材が内蔵される一方、 上記モータフレームの回転子軸挿通部分側の軸受壁部に
    は捲線収納部が形成され、該捲線収納部には上記固定鉄
    心の捲線が収納されて着脱可能に保持されることによ
    り、上記モータフレームの回転子軸挿通部分側の軸受壁
    部が上記固定鉄心となっていることを特徴とするブレー
    キ内蔵モータ。
  2. 【請求項2】 上記回転子軸挿通部分には複数の上記ブ
    レーキライニングが回転子軸の軸線方向にスライド可能
    にかつ回り止めして支承される一方、上記複数の各ブレ
    ーキライニングに挟持されるように複数のブレーキシュ
    ーが設けられ、該複数の各ブレーキシューは上記モータ
    フレームの回転子軸挿通部分側の軸受壁部又はブレーキ
    カバー部に回り止めして支持されている請求項1記載の
    ブレーキ内蔵モータ。
  3. 【請求項3】 上記回転子軸挿通部分にはハブが固定さ
    れ、該ハブには上記複数のブレーキライニングが回転子
    軸の軸線方向にスライド可能に嵌め込まれることにより
    回り止めして支承される一方、上記複数の各ブレーキラ
    イニングとハブとの間には弾性部材がハブの長手方向に
    延びて介設されてブレーキライニングとハブとの衝突音
    を消音するようにした請求項2記載のブレーキ内蔵モー
    タ。
  4. 【請求項4】 上記ブレーキカバー部の内周面には回り
    止め部材が取付けられる一方、上記ブレーキシューの外
    周縁には凹所が形成され、該凹所に上記回り止め部材が
    嵌め込まれることにより、上記ブレーキシューが上記ブ
    レーキカバー部に回り止めして支持されている請求項2
    記載のブレーキ内蔵モータ。
  5. 【請求項5】 上記モータフレームの回転子軸挿通部分
    側の軸受壁部又はブレーキカバー部には捲線押さえ片が
    着脱可能に取付けられ、該捲線押さえ片によって上記捲
    線が上記捲線収納部に着脱可能に保持されている請求項
    1ないし4のいずれかに記載のブレーキ内蔵モータ。
  6. 【請求項6】 上記ブレーキカバー部の開口内周縁部又
    は外周縁部には板状又は筒状の蓋体が上記回転子軸の軸
    線方向に進退しうるように螺合され、該蓋体の進退によ
    って上記可動鉄心と固定鉄心との間の隙間を調整可能と
    なした請求項1記載のブレーキ内蔵モータ。
  7. 【請求項7】 上記蓋体が上記1又は複数のうちの最外
    側のブレーキライニングに摺接されるようになした請求
    項6記載のブレーキ内蔵モータ。
  8. 【請求項8】 上記ブレーキライニング又はブレーキシ
    ューの外周部分には段部が所定角度間隔で順次表裏逆方
    向にプレスによって形成され、該各段部にはブレーキ材
    料が嵌め込まれ又は接着されている請求項1ないし3の
    いずれかに記載のブレーキ内蔵モータ。
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Cited By (4)

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