JP2000034872A - 引上げ式折畳カーテン - Google Patents

引上げ式折畳カーテン

Info

Publication number
JP2000034872A
JP2000034872A JP10219709A JP21970998A JP2000034872A JP 2000034872 A JP2000034872 A JP 2000034872A JP 10219709 A JP10219709 A JP 10219709A JP 21970998 A JP21970998 A JP 21970998A JP 2000034872 A JP2000034872 A JP 2000034872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curtain
curtain body
pull
pulled
type folding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10219709A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3133293B2 (ja
Inventor
Hideo Mikami
英雄 三上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANKO SENI KYODO KUMIAI
Original Assignee
SANKO SENI KYODO KUMIAI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANKO SENI KYODO KUMIAI filed Critical SANKO SENI KYODO KUMIAI
Priority to JP10219709A priority Critical patent/JP3133293B2/ja
Publication of JP2000034872A publication Critical patent/JP2000034872A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3133293B2 publication Critical patent/JP3133293B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Blinds (AREA)
  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーテン本体の素材の持つ風合いをそのまま
生かした柔らか味のある平面状態のカーテン面を形成で
きる引上げ式折畳カーテンを提供する。 【解決手段】 可撓性シート状をなすカーテン本体2
に、開口9を横方向に並設して形成した屈曲線10を上
下多段に設け、上下の屈曲線間にカーテン片16を形成
する。昇降コード17を引き上げることにより、カーテ
ン本体2は、前記屈曲線10で屈曲してジグザグ状の折
り畳み状態で引き上げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可撓性シート状な
すカーテン本体をジグザグ状の折り畳み状態で引き上げ
可能となされた引上げ式折畳カーテンに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ジグザグ状の折り畳み状態で引き上げ可
能となされた従来の引上げ式折畳カーテンの一例とし
て、図11に示すようなプリーツカーテンが提供されて
いる。このプリーツカーテンaは、横方向に連続する直
線状の折り目bを上下複数段に形成してなるものであ
り、その折り目bは加熱処理により固定的である。従っ
て、プリーツカーテンを下ろした状態においても前記折
り目bが明瞭であり、カーテン面cは、山形の凹凸面を
形成する。そして昇降コードdを引き上げることによ
り、プリーツカーテンaは前記折り目bで屈曲してジグ
ザグ状の折り畳み状態で引き上げられるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のプリーツカーテンによるときには次のような各種の
問題点があった。 プリーツ加工により折り目が形成されていることか
ら、下ろした状態のカーテン面cは完全な平面状態には
なり得ず、折り山が明瞭である風合いの硬い凹凸面を形
成した。加えてプリーツカーテンは、生地全体に樹脂加
工が施されているために、カーテン面が一層硬い風合い
を与えた。又カーテンを引き上げた状態においても、折
り目が鋭角的に現れて風合いが硬かった。このようなこ
とから従来のプリーツカーテンは、ソフト感に欠けて部
屋の雰囲気に合いにくい場合も多かった。
【0004】 又プリーツカーテンを下ろした状態に
おいては、それが太陽光線を一様に遮光することから、
従来のブラインドにおけるように、太陽光線の一部を部
屋に導入させることができず、閉塞感が強かった。
【0005】 更に、部屋の各窓に共生地で引上げ式
の折畳カーテンを取り付けんとしても、小窓用のもの
は、プリーツカーテンも含めてこれまで提供されていな
かった。特にプリーツカーテンについて言えば、カーテ
ン生地の種類の面やカーテンサイズの面で規格に合わな
い小窓用のものを特別注文で製造することは、加工上の
煩雑さがあって製造コストの上昇を招くばかりでなく納
期も長くなる問題があったのである。
【0006】このようなことから、小窓用の引上げ式折
畳カーテンは要望が強かったにも関わらず、これまで殆
ど提供されていなかったのである。ましてや、他の窓に
取りつくカーテンと共生地で構成した小窓用の引上げ式
折畳カーテンは皆無の状態であった。
【0007】本発明は、かかる問題点を解決し得る引上
げ式折畳カーテンの提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は以下の手段を採用する。即ち本発明に係る
引上げ式折畳カーテンは、可撓性シート状をなすカーテ
ン本体がジグザグ状の折り畳み状態で引き上げ可能とな
された引上げ式折畳カーテンであって、前記カーテン本
体は、その横方向全長に亘って開口が所要間隔で並設さ
れることにより形成された屈曲線が上下複数段に形成さ
れ、各屈曲線の、隣り合う開口間の部分、及び端部の開
口とカーテン本体の側縁との間の部分が前記カーテン本
体の引き上げ時に屈曲することにより、カーテン本体が
ジグザグ状の折り畳み状態で引き上げ可能となされてい
ることを特徴とするものである。
【0009】本発明に係る引上げ式折畳カーテンのより
具体的な態様は、可撓性シート状をなすカーテン本体が
ジグザグ状の折り畳み状態で引き上げ可能となされた引
上げ式折畳カーテンであって、前記カーテン本体は、そ
の横方向全長に亘って開口が所要間隔で並設されること
により形成された屈曲線が上下複数段に形成され、各屈
曲線の、隣り合う開口間の部分、及び端部の開口とカー
テン本体の側縁との間の部分が前記カーテンの引き上げ
時に屈曲する如くなされている。そして、上下の屈曲線
間をなすカーテン片及び最上段の屈曲線の上側をなすカ
ーテン片の、長さ方向(横方向)の少なくとも両端側の
部分に、カーテン本体を引き上げ操作するための昇降コ
ードを挿通させる挿通孔が設けられ、該昇降コードの下
端が、最下段の屈曲線の下側をなすカーテン片に設けた
ウエイト部に固定状態に取り付けられ、該昇降コードの
引き上げに伴う各屈曲線での屈曲によって、カーテン本
体がジグザグ状の折り畳み状態で引き上げ可能となされ
ていることを特徴とするものである。
【0010】前記引上げ式折畳カーテンにおいて、前記
ウエイト部は、下端に位置するカーテン片の上下幅方向
の少なくとも中央部分に位置させて、該カーテン片の略
全長に亘るように設けるのがよい。その一つとしては、
前記ウエイト部を、下端に位置するカーテン片の上下幅
に略等しく且つ該カーテン片の略全長に亘る長さの平板
状に形成し、前記昇降コードの下端を前記平板状ウエイ
ト部の上下幅方向の中央部に固定状態に取り付けるもの
を挙げることができる。
【0011】前記各引上げ式折畳カーテンにおいて、カ
ーテン本体は布帛を以って構成するのがよい。
【0012】前記各引上げ式折畳カーテンにおいて、上
下の屈曲線間をなすカーテン片の所要のものに、透視用
や光線導入用の透孔を設けるのがよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1〜5において本発明に係る引上
げ式折畳カーテン1は、例えば織物製の可撓性シート状
なすカーテン本体2をジグザグ状の折り畳み状態で引き
上げ可能に構成されており、その上端3が、例えば窓開
口部5の上縁に沿って配設された支持バー6に固定され
ると共に、カーテン本体2の下端にはウエイト部7が設
けられてなるものである。
【0014】前記カーテン本体2は、図1〜3に示すよ
うに、例えば横長の開口9が横方向全長に亘って小間隔
を置いて並設されることにより形成された屈曲線10が
上下複数段に平行して形成されている。そして該屈曲線
10の隣り合う開口9,9間の部分11(図2)、及び
端部の開口9aとカーテン本体の側縁12との間の部分
13(図2)が、図6に示すように、前記カーテン本体
2を引き上げる際に屈曲する如くなされている。なお前
記開口9は、例えばレーザー加工により形成されてお
り、その開口の縁15(図3)が融着され、ほつれが防
止されている。
【0015】そして図1〜4に示すように、上下の屈曲
線10,10間をなす横長矩形状のカーテン片16及び
最上段の屈曲線10aの上側をなす横長矩形状のカーテ
ン片16の、例えば長さ方向(横方向)の両端側の部分
及び中央部分において、カーテン本体2を引き上げ操作
するための昇降コード17を挿通させる縦長の挿通孔1
9がカーテン片16の上下方向中央部位に設けられてい
る。該挿通孔19も、レーザー加工により形成され、そ
の縁20(図2)が融着され、ほつれが防止されてい
る。又図5に示すように、カーテン本体2の最下段の屈
曲線10bの下側は、折り返されて横長の袋状部21と
して形成されており、該袋状部21内には、横長の平板
状をなす例えば金属製の前記ウエイト部7が挿入されて
いる。
【0016】なお本実施の形態においては、前記カーテ
ン片16の所要のもの(カーテン片の一つ又は複数)
に、透視用や光線導入用の透孔を、全体が一つのデザイ
ンを形成するように設けることもある。
【0017】そして図6に示すように、前記昇降コード
17の下端部分25が、前記平板状ウエイト部7の上下
幅方向の中央部において、袋状部21とウエイト部7を
挿通し、その下端に抜け止め部26が固定されることに
より、昇降コード17の下端は、ウエイト部22に固定
状態に取り付けられている。該昇降コード17は、図2
〜3に示すように、前記袋状部21を、カーテン本体2
の裏側から表側に向けて挿通し、次いで、該袋状部21
の直上に位置するカーテン片16を表側から裏側に向け
て挿通し、これを順次繰り返して最上段の挿通孔を表側
から裏側に向けて挿通した後、図2、図4に示すように
前記支持バー6に設けたローラ27に案内され、該支持
バー6の一端に固定したロック装置29のガイド部30
に挿通されて下方向に引き出されている。
【0018】然して、かかる構成の引上げ式折畳カーテ
ン1は、それが図1に示すように下ろされた状態(閉じ
た状態)では前記ウエイト部7がカーテン本体2に張力
を付与して、カーテン本体2は平面状に垂れた状態にあ
る。その結果、織物製カーテン本体2は全体として自然
な一枚ものの外観を呈し、従来のプリーツカーテンにお
けるような凹凸感の強いカーテン面とは異なり織物とし
てのソフトな風合いが得られ、室内に柔らかい雰囲気を
醸しだすことができる。
【0019】そしてこの状態で、カーテン本体2が光を
柔らかく遮光すると共に、前記各開口9を通して太陽光
線が室内に進入し、横方向及び上下方向に並設された開
口9が全体として一つの光の模様を形成する。このよう
に室内に進入する光は、あたかも、ブラインドから室内
に光が洩れるような状態を作り出し、カーテンを下ろし
たことによる閉塞感が緩和されることとなる。なお、前
記のように透視用の透孔を設けるときは、閉塞感をより
一層緩和できる、
【0020】又カーテン片の所要のものに設ける該透孔
は、全体として一つの光のデザインを構成すると共に、
これらを通して屋外を覗くこともでき、あたかも、ブラ
インドのスラット間を通して外を覗いたり、スラット間
を部分的に拡げて外を覗くと同様の作用効果をもたら
す。
【0021】一方前記昇降コード17を引き上げること
により、カーテン本体2は一枚のシート状態でありなが
ら、前記屈曲線10における屈曲を伴って、図6に示す
ように、前記平板状をなすウエイト部7に載った状態で
ジグザグ状の折り畳み状態を呈して引き上げられる。そ
の引き上げ状態28は、図7に実線で示し又図8に示す
ような、完全に引き上げられた状態の他、図7に一点鎖
線で示す所要の引き上げ状態等、任意に設定できる。
【0022】カーテン本体2は、前記のように屈曲線1
0で屈曲された引き上げ状態を形成するものであるが、
その屈曲状態は、図8に示すように柔らかい湾曲面31
を形成してのものであり、従来のプリーツカーテンにお
けるような鋭角的なものではなく、ソフトな外観を呈す
る。
【0023】又この湾曲面31を呈する屈曲により、前
記開口9が例えば図8に示すように、中央部分が稍開い
た楕円形状を呈して横方向及び上下方向に並設された状
態となり、プリーツカーテンでは達成できない独特のデ
ザインを構成できる。
【0024】[その他の実施の形態] 図9は、カーテン本体2の下端に設けるウエイト部
7を、細幅のアルミバー等の金属杆を以って形成し、こ
れを、最下段に位置するカーテン片16の上下幅方向の
中央部分に配置した場合を示すものである。このように
ウエイト部を構成したときは、カーテン本体の引き上げ
に伴い、図10に示すように、ジグザグ状の折り畳み部
分32をウエイト部7の前後で下方に稍垂れた状態にな
し得、引き上げ状態を変化させ得る。なお図9におい
て、ウエイト部7としては円形パイプや線材を使用して
もよい。
【0025】又昇降コードを挿通させる挿通孔19をカ
ーテン片の縁に寄せて設けるときは、ジグザグ状の折り
畳み状態にあるカーテン片を前に垂れた状態等となし得
る。
【0026】又カーテン本体の引き上げは、カーテン片
に設けた挿通孔に昇降コードを通して行うものには特定
されず、カーテン本体の裏面に突設した挿通部に昇降コ
ードを挿通させることによっても行うことができる。要
は、各屈曲線の隣り合う開口部間の部分及び端部の開口
とカーテン本体の側縁との間の部分をカーテン本体の引
き上げ時に屈曲させることができる引き上げ態様を形成
できれば、従来公知の各種手段を用いて行うことができ
る。
【0027】 カーテン本体は、可撓性シート状をな
すものであれば、前記織物の他、編物や不織布、樹脂シ
ート等であってもよい。又、前記屈曲線における屈曲に
よってカーテン本体をジグザグ状の折り畳み状態で引き
上げることができるものであれば、該カーテン本体は厚
手のものであってもよい。
【0028】 又、屈曲線を構成する開口や昇降コー
ドを挿通させるための挿通孔の形態は、これらを通して
進入する光の模様等を考慮し、各種のものに形成でき
る。
【0029】 前記屈曲線を構成する開口9は、ナイ
フカッターで形成した線状のものでもよい。
【0030】 カーテン片の幅は前記のように同一で
あることの他、異なる場合もある。又、屈曲線を構成す
る開口は、水平方向の他、斜め方向に並設されることも
ある。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以下の如き優れた効果を奏す
る。 本発明に係る引上げ式折畳カーテンは、可撓性シー
ト状をなすカーテン本体を、開口の並設によって形成し
た屈曲線で屈曲可能としてジグザグ状の折り畳み状態で
引き上げできるように構成している。そのためカーテン
が下りた状態(閉じた状態)では、樹脂加工が施され且
つ屈曲線が明瞭に現れる従来のプリーツカーテンにおけ
るような凹凸感のある風合いの硬いカーテン面ではな
く、布地等からなるカーテン本体の素材の持つ柔らかい
風合いをそのまま生かした自然な平面状態のカーテン面
を形成できる。
【0032】 そしてカーテンが閉じた状態において
は、カーテン本体の屈曲線を構成する開口から光が室内
に洩れ、室内に明るさが得られる。又この洩れる光が模
様を構成する。更にこの開口を通して外を見ることもで
き、このようなことから本発明によるときは、従来のプ
リーツカーテンにおけるような閉塞感を緩和できる利点
がある。
【0033】 又カーテン本体を引き上げたときは、
屈曲線でカーテン本体が湾曲面を呈して屈曲することに
なり、従来のプリーツカーテンにおけるような鋭角的な
屈曲線は現れず、引き上げ状態がソフトになる。更にこ
の引き上げ状態において、屈曲部分が湾曲面を呈するこ
とから、開口がよく開いて目立つことになり、これが横
方向及び縦方向に並設された状態となる。従って、この
開いた開口は独特の模様を形成することにもなり、引き
上げ状態の見栄えを向上できる。
【0034】 本発明の引上げ式折畳カーテンを構成
するカーテン本体としては、それが可撓性シート状をな
し且つジグザグ状の折り畳み状態で引き上げ可能のもの
である限り、その素材としては各種の織物や編物、不織
布、樹脂シート等を使用でき、又その厚さの自由度も大
きい。このようなことから本発明によるときは、従来の
プリーツカーテンに比べて装飾性の多様化を図ることが
できる。これに加えて、前記のように開口から洩れる光
の模様が付加されるため、装飾効果を上げることができ
る。そして、開口の大きさや形状を変化させることによ
り、このような装飾効果を多彩に変化させることができ
る。
【0035】 本発明に係る引上げ式折畳カーテンの
製造は、屈曲線を構成する開口を並設する単純な加工を
施すだけで済み、従来のプリーツカーテンにおけるよう
に樹脂加工やプリーツ加工などの特別な工程を必要しな
い。又、カーテン本体の加工上の制約も殆どない。この
ようなことから本発明によるときは、引上げ式折畳カー
テンの製造の容易化、能率化及び製造コストの低減を達
成できる。又、引上げ式折畳カーテンの幅が小さい場合
であってもその製造が容易であることから、窓の大小に
よらず、窓全体を共生地で統一することが容易である。
【0036】 開口や昇降コードの挿通孔をレーザー
加工機で形成することが可能であるため、これにより、
開口を形成すると同時に縁部を溶着でき、縁部のほつれ
防止を図り得ることとなる。
【0037】 特に、カーテン本体に透視用や光線導
入用の透光を設けるときは、該透光の大きさや形状、配
置により、光の模様を形成してカーテンの意匠効果を向
上させ得ると共に、従来のブラインドにおいてスラット
間を通して外を覗いたり、スラット間を部分的に拡げて
外を覗くのと同様に、これらの透光を通して外を覗くこ
とも可能であり、閉塞感の一層の緩和に寄与できること
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る折畳カーテンを下ろした状態で示
す正面図である。
【図2】その部分拡大図である。
【図3】その上側部分を示す斜視図である。
【図4】その上側部分を示す一部欠切斜視図である。
【図5】その下側部分を示す一部欠切斜視図である。
【図6】折畳カーテンの引き上げた状態を示す側面図で
ある。
【図7】折畳カーテンを引き上げた状態を示す正面図で
ある。
【図8】その部分斜視図である。
【図9】折畳カーテンの他の態様を示す部分斜視図であ
る。
【図10】その引き上げ状態を示す側面図である。
【図11】従来の折畳みカーテンを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 折畳カーテン 2 カーテン本体 7 ウエイト部 9 開口 10 屈曲線 16 カーテン片 17 昇降コード 19 挿通孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月7日(1999.6.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 引上げ式折畳カーテン
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可撓性シート状な
すカーテン本体をジグザグ状の折り畳み状態で引き上げ
可能となされた引上げ式折畳カーテンに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ジグザグ状の折り畳み状態で引き上げ可
能となされた従来の引上げ式折畳カーテンの一例とし
て、図11に示すようなプリーツカーテンが提供されて
いる。このプリーツカーテンaは、横方向に連続する直
線状の折り目bを上下複数段に形成してなるものであ
り、その折り目bは加熱処理により固定的である。従っ
て、プリーツカーテンを下ろした状態においても前記折
り目bが明瞭であり、カーテン面cは、山形の凹凸面を
形成する。そして昇降コードdを引き上げることによ
り、プリーツカーテンaは前記折り目bで屈曲してジグ
ザグ状の折り畳み状態で引き上げられるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のプリーツカーテンによるときには次のような各種の
問題点があった。 プリーツ加工により折り目が形成されていることか
ら、下ろした状態のカーテン面cは完全な平面状態には
なり得ず、折り山が明瞭である風合いの硬い凹凸面を形
成した。加えてプリーツカーテンは、生地全体に樹脂加
工が施されているために、カーテン面が一層硬い風合い
を与えた。又カーテンを引き上げた状態においても、折
り目が鋭角的に現れて風合いが硬かった。このようなこ
とから従来のプリーツカーテンは、ソフト感に欠けて部
屋の雰囲気に合いにくい場合も多かった。
【0004】 又プリーツカーテンを下ろした状態に
おいては、それが太陽光線を一様に遮光することから、
従来のブラインドにおけるように、太陽光線の一部を部
屋に導入させることができず、閉塞感が強かった。
【0005】 更に、部屋の各窓に共生地で引上げ式
の折畳カーテンを取り付けんとしても、小窓用のもの
は、プリーツカーテンも含めてこれまで提供されていな
かった。特にプリーツカーテンについて言えば、カーテ
ン生地の種類の面やカーテンサイズの面で規格に合わな
い小窓用のものを特別注文で製造することは、加工上の
煩雑さがあって製造コストの上昇を招くばかりでなく納
期も長くなる問題があったのである。
【0006】このようなことから、小窓用の引上げ式折
畳カーテンは要望が強かったにも関わらず、これまで殆
ど提供されていなかったのである。ましてや、他の窓に
取りつくカーテンと共生地で構成した小窓用の引上げ式
折畳カーテンは皆無の状態であった。
【0007】本発明は、かかる問題点を解決し得る引上
げ式折畳カーテンの提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は以下の手段を採用する。即ち本発明に係る
引上げ式折畳カーテンは、可撓性シート状をなす一枚も
ののカーテン本体がジグザグ状の折り畳み状態で引き上
げ可能となされた引上げ式折畳カーテンであって、前記
カーテン本体は、その横方向全長に亘って開口が所要間
隔で並設されることにより形成された屈曲線が上下複数
段に形成され、該開口は横長のもので、前記カーテン本
体を貫通して設けられており、各屈曲線の、隣り合う開
口間の部分、及び端部の開口とカーテン本体の側縁との
間の部分が前記カーテン本体の引き上げ時に湾曲状態に
屈曲することにより、カーテン本体がジグザグ状の折り
畳み状態で引き上げ可能となされていることを特徴とす
るものである。
【0009】本発明に係る引上げ式折畳カーテンのより
具体的な態様は、可撓性シート状をなす一枚もののカー
テン本体がジグザグ状の折り畳み状態で引き上げ可能と
なされた引上げ式折畳カーテンであって、前記カーテン
本体は、その横方向全長に亘って開口が所要間隔で並設
されることにより形成された屈曲線が上下複数段に形成
され、該開口は横長のもので、前記カーテン本体を貫通
して設けられており、各屈曲線の、隣り合う開口間の部
分、及び端部の開口とカーテン本体の側縁との間の部分
が前記カーテンの引き上げ時に湾曲状態に屈曲する如く
なされている。そして、上下の屈曲線間をなすカーテン
片及び最上段の屈曲線の上側をなすカーテン片の、長さ
方向(横方向)の少なくとも両端側の部分に、カーテン
本体を引き上げ操作するための昇降コードを挿通させる
挿通孔が設けられ、該昇降コードの下端が、最下段の屈
曲線の下側をなすカーテン片に設けたウエイト部に固定
状態に取り付けられ、該昇降コードの引き上げに伴う各
屈曲線での屈曲によって、カーテン本体がジグザグ状の
折り畳み状態で引き上げ可能となされていることを特徴
とするものである。
【0010】前記引上げ式折畳カーテンにおいて、前記
ウエイト部は、下端に位置するカーテン片の上下幅方向
の少なくとも中央部分に位置させて、該カーテン片の略
全長に亘るように設けるのがよい。その一つとしては、
前記ウエイト部を、下端に位置するカーテン片の上下幅
に略等しく且つ該カーテン片の略全長に亘る長さの平板
状に形成し、前記昇降コードの下端を前記平板状ウエイ
ト部の上下幅方向の中央部に固定状態に取り付けるもの
を挙げることができる。
【0011】前記各引上げ式折畳カーテンにおいて、カ
ーテン本体は布帛を以って構成するのがよい。
【0012】前記各引上げ式折畳カーテンにおいて、上
下の屈曲線間をなすカーテン片の所要のものに、透視用
や光線導入用の透孔を設けるのがよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1〜5において本発明に係る引上
げ式折畳カーテン1は、例えば織物製の可撓性シート状
なすカーテン本体2をジグザグ状の折り畳み状態で引き
上げ可能に構成されており、その上端3が、例えば窓開
口部5の上縁に沿って配設された支持バー6に固定され
ると共に、カーテン本体2の下端にはウエイト部7が設
けられてなるものである。
【0014】前記カーテン本体2は、図1〜3に示すよ
うに、例えば横長の開口9が横方向全長に亘って小間隔
を置いて並設されることにより形成された屈曲線10が
上下複数段に平行して形成されている。そして該屈曲線
10の隣り合う開口9,9間の部分11(図2)、及び
端部の開口9aとカーテン本体の側縁12との間の部分
13(図2)が、図6に示すように、前記カーテン本体
2を引き上げる際に屈曲する如くなされている。なお前
記開口9は、例えばレーザー加工により形成されてお
り、その開口の縁15(図3)が融着され、ほつれが防
止されている。
【0015】そして図1〜4に示すように、上下の屈曲
線10,10間をなす横長矩形状のカーテン片16及び
最上段の屈曲線10aの上側をなす横長矩形状のカーテ
ン片16の、例えば長さ方向(横方向)の両端側の部分
及び中央部分において、カーテン本体2を引き上げ操作
するための昇降コード17を挿通させる縦長の挿通孔1
9がカーテン片16の上下方向中央部位に設けられてい
る。該挿通孔19も、レーザー加工により形成され、そ
の縁20(図2)が融着され、ほつれが防止されてい
る。又図5に示すように、カーテン本体2の最下段の屈
曲線10bの下側は、折り返されて横長の袋状部21と
して形成されており、該袋状部21内には、横長の平板
状をなす例えば金属製の前記ウエイト部7が挿入されて
いる。
【0016】なお本実施の形態においては、前記カーテ
ン片16の所要のもの(カーテン片の一つ又は複数)
に、透視用や光線導入用の透孔を、全体が一つのデザイ
ンを形成するように設けることもある。
【0017】そして図6に示すように、前記昇降コード
17の下端部分25が、前記平板状ウエイト部7の上下
幅方向の中央部において、袋状部21とウエイト部7を
挿通し、その下端に抜け止め部26が固定されることに
より、昇降コード17の下端は、ウエイト部22に固定
状態に取り付けられている。該昇降コード17は、図2
〜3に示すように、前記袋状部21を、カーテン本体2
の裏側から表側に向けて挿通し、次いで、該袋状部21
の直上に位置するカーテン片16を表側から裏側に向け
て挿通し、これを順次繰り返して最上段の挿通孔を表側
から裏側に向けて挿通した後、図2、図4に示すように
前記支持バー6に設けたローラ27に案内され、該支持
バー6の一端に固定したロック装置29のガイド部30
に挿通されて下方向に引き出されている。
【0018】然して、かかる構成の引上げ式折畳カーテ
ン1は、それが図1に示すように下ろされた状態(閉じ
た状態)では前記ウエイト部7がカーテン本体2に張力
を付与して、カーテン本体2は平面状に垂れた状態にあ
る。その結果、織物製カーテン本体2は全体として自然
な一枚ものの外観を呈し、従来のプリーツカーテンにお
けるような凹凸感の強いカーテン面とは異なり織物とし
てのソフトな風合いが得られ、室内に柔らかい雰囲気を
醸しだすことができる。
【0019】そしてこの状態で、カーテン本体2が光を
柔らかく遮光すると共に、前記各開口9を通して太陽光
線が室内に進入し、横方向及び上下方向に並設された開
口9が全体として一つの光の模様を形成する。このよう
に室内に進入する光は、あたかも、ブラインドから室内
に光が洩れるような状態を作り出し、カーテンを下ろし
たことによる閉塞感が緩和されることとなる。なお、前
記のように透視用の透孔を設けるときは、閉塞感をより
一層緩和できる、
【0020】又カーテン片の所要のものに設ける該透孔
は、全体として一つの光のデザインを構成すると共に、
これらを通して屋外を覗くこともでき、あたかも、ブラ
インドのスラット間を通して外を覗いたり、スラット間
を部分的に拡げて外を覗くと同様の作用効果をもたら
す。
【0021】一方前記昇降コード17を引き上げること
により、カーテン本体2は一枚のシート状態でありなが
ら、前記屈曲線10における屈曲を伴って、図6に示す
ように、前記平板状をなすウエイト部7に載った状態で
ジグザグ状の折り畳み状態を呈して引き上げられる。そ
の引き上げ状態28は、図7に実線で示し又図8に示す
ような、完全に引き上げられた状態の他、図7に一点鎖
線で示す所要の引き上げ状態等、任意に設定できる。
【0022】カーテン本体2は、前記のように屈曲線1
0で屈曲された引き上げ状態を形成するものであるが、
その屈曲状態は、図8に示すように柔らかい湾曲面31
を形成してのものであり、従来のプリーツカーテンにお
けるような鋭角的なものではなく、ソフトな外観を呈す
る。
【0023】又この湾曲面31を呈する屈曲により、前
記開口9が例えば図8に示すように、中央部分が稍開い
た楕円形状を呈して横方向及び上下方向に並設された状
態となり、プリーツカーテンでは達成できない独特のデ
ザインを構成できる。
【0024】〔その他の実施の形態〕 図9は、カーテン本体2の下端に設けるウエイト部
7を、細幅のアルミバー等の金属杆を以って形成し、こ
れを、最下段に位置するカーテン片16の上下幅方向の
中央部分に配置した場合を示すものである。このように
ウエイト部を構成したときは、カーテン本体の引き上げ
に伴い、図10に示すように、ジグザグ状の折り畳み部
分32をウエイト部7の前後で下方に稍垂れた状態にな
し得、引き上げ状態を変化させ得る。なお図9におい
て、ウエイト部7としては円形パイプや線材を使用して
もよい。
【0025】又昇降コードを挿通させる挿通孔19をカ
ーテン片の縁に寄せて設けるときは、ジグザグ状の折り
畳み状態にあるカーテン片を前に垂れた状態等となし得
る。
【0026】又カーテン本体の引き上げは、カーテン片
に設けた挿通孔に昇降コードを通して行うものには特定
されず、カーテン本体の裏面に突設した挿通部に昇降コ
ードを挿通させることによっても行うことができる。要
は、各屈曲線の隣り合う開口部間の部分及び端部の開口
とカーテン本体の側縁との間の部分をカーテン本体の引
き上げ時に屈曲させることができる引き上げ態様を形成
できれば、従来公知の各種手段を用いて行うことができ
る。
【0027】 カーテン本体は、可撓性シート状をな
すものであれば、前記織物の他、編物や不織布、樹脂シ
ート等であってもよい。又、前記屈曲線における屈曲に
よってカーテン本体をジグザグ状の折り畳み状態で引き
上げることができるものであれば、該カーテン本体は厚
手のものであってもよい。
【0028】 又、屈曲線を構成する開口や昇降コー
ドを挿通させるための挿通孔の形態は、これらを通して
進入する光の模様等を考慮し、各種のものに形成でき
る。
【0029】 カーテン片の幅は前記のように同一で
あることの他、異なる場合もある。又、屈曲線を構成す
る開口は、水平方向の他、斜め方向に並設されることも
ある。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以下の如き優れた効果を奏す
る。 本発明に係る引上げ式折畳カーテンは、可撓性シー
ト状をなすカーテン本体を、開口の並設によって形成し
た屈曲線で屈曲可能としてジグザグ状の折り畳み状態で
引き上げできるように構成している。そのためカーテン
が下りた状態(閉じた状態)では、樹脂加工が施され且
つ屈曲線が明瞭に現れる従来のプリーツカーテンにおけ
るような凹凸感のある風合いの硬いカーテン面ではな
く、布地等からなるカーテン本体の素材の持つ柔らかい
風合いをそのまま生かした自然な平面状態のカーテン面
を形成できる。
【0031】 そしてカーテンが閉じた状態において
は、カーテン本体の屈曲線を構成する開口から光が室内
に洩れ、室内に明るさが得られる。又この洩れる光が模
様を構成する。更にこの開口を通して外を見ることもで
き、このようなことから本発明によるときは、従来のプ
リーツカーテンにおけるような閉塞感を緩和できる利点
がある。
【0032】 又カーテン本体を引き上げたときは、
屈曲線でカーテン本体が湾曲面を呈して屈曲することに
なり、従来のプリーツカーテンにおけるような鋭角的な
屈曲線は現れず、引き上げ状態がソフトになる。更にこ
の引き上げ状態において、屈曲部分が湾曲面を呈するこ
とから、開口がよく開いて目立つことになり、これが横
方向及び縦方向に並設された状態となる。従って、この
開いた開口は独特の模様を形成することにもなり、引き
上げ状態の見栄えを向上できる。
【0033】 本発明の引上げ式折畳カーテンを構成
するカーテン本体としては、それが可撓性シート状をな
し且つジグザグ状の折り畳み状態で引き上げ可能のもの
である限り、その素材としては各種の織物や編物、不織
布、樹脂シート等を使用でき、又その厚さの自由度も大
きい。このようなことから本発明によるときは、従来の
プリーツカーテンに比べて装飾性の多様化を図ることが
できる。これに加えて、前記のように開口から洩れる光
の模様が付加されるため、装飾効果を上げることができ
る。そして、開口の大きさや形状を変化させることによ
り、このような装飾効果を多彩に変化させることができ
る。
【0034】 本発明に係る引上げ式折畳カーテンの
製造は、屈曲線を構成する開口を並設する単純な加工を
施すだけで済み、従来のプリーツカーテンにおけるよう
に樹脂加工やプリーツ加工などの特別な工程を必要しな
い。又、カーテン本体の加工上の制約も殆どない。この
ようなことから本発明によるときは、引上げ式折畳カー
テンの製造の容易化、能率化及び製造コストの低減を達
成できる。又、引上げ式折畳カーテンの幅が小さい場合
であってもその製造が容易であることから、窓の大小に
よらず、窓全体を共生地で統一することが容易である。
【0035】 開口や昇降コードの挿通孔をレーザー
加工機で形成することが可能であるため、これにより、
開口を形成すると同時に縁部を溶着でき、縁部のほつれ
防止を図り得ることとなる。
【0036】 特に、カーテン本体に透視用や光線導
入用の透光を設けるときは、該透光の大きさや形状、配
置により、光の模様を形成してカーテンの意匠効果を向
上させ得ると共に、従来のブラインドにおいてスラット
間を通して外を覗いたり、スラット間を部分的に拡げて
外を覗くのと同様に、これらの透光を通して外を覗くこ
とも可能であり、閉塞感の一層の緩和に寄与できること
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る折畳カーテンを下ろした状態で示
す正面図である。
【図2】その部分拡大図である。
【図3】その上側部分を示す斜視図である。
【図4】その上側部分を示す一部欠切斜視図である。
【図5】その下側部分を示す一部欠切斜視図である。
【図6】折畳カーテンの引き上げ状態を示す側面図であ
る。
【図7】折畳カーテンの引き上げ状態を示す正面図であ
る。
【図8】その部分斜視図である。
【図9】折畳カーテンの他の態様を示す部分斜視図であ
る。
【図10】その引き上げ状態を示す側面図である。
【図11】従来の折畳みカーテンを示す斜視図である。
【符号の説明】 1 折畳カーテン 2 カーテン本体 7 ウエイト部 9 開口 10 屈曲線 16 カーテン片 17 昇降コード 19 挿通孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性シート状をなすカーテン本体がジ
    グザグ状の折り畳み状態で引き上げ可能となされた引上
    げ式折畳カーテンであって、 前記カーテン本体は、その横方向全長に亘って開口が所
    要間隔で並設されることにより形成された屈曲線が上下
    複数段に形成され、各屈曲線の、隣り合う開口間の部
    分、及び端部の開口とカーテン本体の側縁との間の部分
    が前記カーテン本体の引き上げ時に屈曲することによ
    り、カーテン本体がジグザグ状の折り畳み状態で引き上
    げ可能となされていることを特徴とする引上げ式折畳カ
    ーテン。
  2. 【請求項2】 可撓性シート状をなすカーテン本体がジ
    グザグ状の折り畳み状態で引き上げ可能となされた引上
    げ式折畳カーテンであって、 前記カーテン本体は、その横方向全長に亘って開口が所
    要間隔で並設されることにより形成された屈曲線が上下
    複数段に形成され、各屈曲線の、隣り合う開口間の部
    分、及び端部の開口とカーテン本体の側縁との間の部分
    が前記カーテンの引き上げ時に屈曲する如くなされ、又
    上下の屈曲線間をなすカーテン片及び最上段の屈曲線の
    上側をなすカーテン片の、長さ方向の少なくとも両端側
    の部分に、カーテン本体を引き上げ操作するための昇降
    コードを挿通させる挿通孔が設けられ、該昇降コードの
    下端が、最下段の屈曲線の下側をなすカーテン片に設け
    たウエイト部に固定状態に取り付けられ、該昇降コード
    の引き上げに伴う各屈曲線での屈曲によって、カーテン
    本体がジグザグ状の折り畳み状態で引き上げ可能となさ
    れていることを特徴とする引上げ式折畳カーテン。
  3. 【請求項3】 前記ウエイト部は、下端に位置するカー
    テン片の上下幅方向の少なくとも中央部分に位置させ
    て、該カーテン片の略全長に亘るように設けられている
    ことを特徴とする請求項2記載の引上げ式折畳カーテ
    ン。
  4. 【請求項4】 前記ウエイト部は、下端に位置するカー
    テン片の上下幅に略等しく且つ該カーテン片の略全長に
    亘る長さの平板状に形成されており、前記昇降コードの
    下端が前記平板状ウエイト部の上下幅方向の中央部に固
    定状態に取り付けられていることを特徴とする請求項2
    記載の引上げ式折畳カーテン。
  5. 【請求項5】 カーテン本体は布帛を以って構成されて
    いることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    引上げ式折畳カーテン。
  6. 【請求項6】 上下の屈曲線間をなすカーテン片の所要
    のものに、透視用や光線導入用の透孔を設けたことを特
    徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の引上げ式折畳
    カーテン。
JP10219709A 1998-07-16 1998-07-16 引上げ式折畳カーテン Expired - Fee Related JP3133293B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10219709A JP3133293B2 (ja) 1998-07-16 1998-07-16 引上げ式折畳カーテン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10219709A JP3133293B2 (ja) 1998-07-16 1998-07-16 引上げ式折畳カーテン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000034872A true JP2000034872A (ja) 2000-02-02
JP3133293B2 JP3133293B2 (ja) 2001-02-05

Family

ID=16739746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10219709A Expired - Fee Related JP3133293B2 (ja) 1998-07-16 1998-07-16 引上げ式折畳カーテン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3133293B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018204188A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 立川ブラインド工業株式会社 生地及び遮蔽装置
JP2019027172A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 立川ブラインド工業株式会社 プリーツスクリーン
JP2020059261A (ja) * 2018-10-12 2020-04-16 立川ブラインド工業株式会社 生地および遮蔽装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101942802B1 (ko) * 2018-01-04 2019-01-29 주식회사 경동기업 곡선형 방화스크린 셔터 장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018204188A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 立川ブラインド工業株式会社 生地及び遮蔽装置
JP2019027172A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 立川ブラインド工業株式会社 プリーツスクリーン
JP2020059261A (ja) * 2018-10-12 2020-04-16 立川ブラインド工業株式会社 生地および遮蔽装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3133293B2 (ja) 2001-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103314175B (zh) 具有至少两个蜂窝状列的蜂窝状遮光帘
GB2221944A (en) Foldable roman blind.
US20110120661A1 (en) Integrated weaving type three-dimensional curtain sheet fabric having bands and manufacturing method thereof
CA2583659C (en) Frayless frangible connection for fabric and vertical blind system incorporating same
KR100988591B1 (ko) 일측면 띠를 갖는 입체커튼지 원단 및 그 제조방법
IE20010759A1 (en) Fabric Blinds
EP2363568A2 (en) Blind and manufacturing method thereof
US7757743B2 (en) Frayless frangible connection for fabric and vertical blind system and vertical drapery system incorporating the same
US5753338A (en) Honeycomb and method of making same
KR20140015178A (ko) 이중 로만쉐이드 커튼 및 이를 이용한 이중 로만쉐이드
US7347245B2 (en) Frayless frangible connection for fabric and vertical blind system incorporating same
JP3133293B2 (ja) 引上げ式折畳カーテン
CA2470330C (en) Fabric blind slat for window blind
EP1561896A2 (en) Slat
CN109750405B (zh) 用于建筑特征的多层织物和覆盖物和制造方法
KR101318073B1 (ko) 블라인드형 이중직물 커튼
KR101390723B1 (ko) 로만쉐이드 타입 블라인드지 및 이를 이용한 블라인드
KR101915616B1 (ko) 블라인드용 겹문양 직물의 제조방법과 그 방법에 의하여 제조된 직물 및 블라인드
JPH10148073A (ja) 引上げ式折畳カーテンに用いるピッチ保持コード及びそれを用いる引上げ式折畳カーテン装置
US7730927B2 (en) Frayless frangible connection for fabric and vertical blind system incorporating the same
KR100939277B1 (ko) 접힘형 블라인드
KR101012866B1 (ko) 종방실로 개폐작동되는 입체커튼지 및 그 롤브라인드
KR101527414B1 (ko) 횡 방향 각도조절형 블라인드지 및 이를 이용한 블라인드
KR20220015263A (ko) 광차단성이 향상된 우드 블라인드
GB2235006A (en) A louvre blind for a window

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000215

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001024

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees