JP2000028107A - 復水(ドレン)識別装置 - Google Patents
復水(ドレン)識別装置Info
- Publication number
- JP2000028107A JP2000028107A JP10227498A JP22749898A JP2000028107A JP 2000028107 A JP2000028107 A JP 2000028107A JP 10227498 A JP10227498 A JP 10227498A JP 22749898 A JP22749898 A JP 22749898A JP 2000028107 A JP2000028107 A JP 2000028107A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain
- condensate
- water
- exchange resin
- ion exchange
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ボイラー水に悪影響を及ぼす復水(ドレン)の
混入を未然に防ぐ。 【解決手段】復水(ドレン)配管6の途中にサンプル用
の取り出し口を設け、復水(ドレン)を新しい強酸性1
及び強塩基性のイオン交換樹脂2が入ったカートリッジ
に通し、その水の電気伝導率を測定し異常反応があれば
警告する。
混入を未然に防ぐ。 【解決手段】復水(ドレン)配管6の途中にサンプル用
の取り出し口を設け、復水(ドレン)を新しい強酸性1
及び強塩基性のイオン交換樹脂2が入ったカートリッジ
に通し、その水の電気伝導率を測定し異常反応があれば
警告する。
Description
【発明の詳細な説明】 一般に、ボイラーの熱効率を上げるためには復水(ドレ
ン)の回収は欠かせないものですが、一度使用した蒸気
を復水(ドレン)として回収した時、不純物を含んでい
ることがあります。物質によってはボイラー缶水のpH
が急激に低下することがあり、復水(ドレン)には厳重
な水質管理が必要です。しかし、コスト面や技術面での
問題があり、電気伝導率計を使って不純物の有無を判定
するだけです。この計器はボイラー水に悪影響を与えな
い物質にも与える物質にも反応するので無駄に復水(ド
レン)を捨てたり、また、逆に反応しない物質によりボ
イラー水全体に悪い影響を与えることも多いようです。
今回、考案した識別装置は、電気伝導率計の前に新しい
強酸性・強塩基性イオン交換樹脂を入れたカートリッジ
を取り付けることによりイオン物質が除去され、ボイラ
ー水に影響を与える有機物だけに反応して警告を出すの
で、ボイラー水として使用可能か不可能かの判断が容易
になります。ただし、100ppm以上の混入・3
ヶ月に一度のイオン樹脂の交換が条件です。
ン)の回収は欠かせないものですが、一度使用した蒸気
を復水(ドレン)として回収した時、不純物を含んでい
ることがあります。物質によってはボイラー缶水のpH
が急激に低下することがあり、復水(ドレン)には厳重
な水質管理が必要です。しかし、コスト面や技術面での
問題があり、電気伝導率計を使って不純物の有無を判定
するだけです。この計器はボイラー水に悪影響を与えな
い物質にも与える物質にも反応するので無駄に復水(ド
レン)を捨てたり、また、逆に反応しない物質によりボ
イラー水全体に悪い影響を与えることも多いようです。
今回、考案した識別装置は、電気伝導率計の前に新しい
強酸性・強塩基性イオン交換樹脂を入れたカートリッジ
を取り付けることによりイオン物質が除去され、ボイラ
ー水に影響を与える有機物だけに反応して警告を出すの
で、ボイラー水として使用可能か不可能かの判断が容易
になります。ただし、100ppm以上の混入・3
ヶ月に一度のイオン樹脂の交換が条件です。
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【手続補正書】
【提出日】平成10年9月28日(1998.9.2
8)
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】・電気伝導度計を設置した通常のドレンの配管
に今回、特許出願した「復水(ドレン)識別装置」を組
み込んだ状態を平面的に書き表した図です。 ・復水(ドレン)を強酸性イオン交換樹脂・強塩基性イ
オン交換樹脂の入った2つのカートリッジに通して電気
伝導度計に導き、その値を測定し記録します。
に今回、特許出願した「復水(ドレン)識別装置」を組
み込んだ状態を平面的に書き表した図です。 ・復水(ドレン)を強酸性イオン交換樹脂・強塩基性イ
オン交換樹脂の入った2つのカートリッジに通して電気
伝導度計に導き、その値を測定し記録します。
【符号の説明】 強酸性イオン交換樹脂の入ったカートリッジ容器
(500ml) 例:三菱化学(株)のSK1B(それと同等な陽イオン
交換樹脂を使用すること) 強塩基性イオン交換樹脂の入ったカートリッジ容器
(500ml) 例:三菱化学(株)のSA12(それと同等な陰イオン
交換樹脂を使用すること) 電気伝導度計は、測定範囲が0〜1.0μS・cm
スパンのもの 電気伝導度計は、測定範囲が0〜2.0μS・cm
スパンのもの 記録計は、電気伝導度計の電気信号を読みとって記
録できるもの ※ ドレンの温度は50℃以下・流速は200ml/分
(500ml) 例:三菱化学(株)のSK1B(それと同等な陽イオン
交換樹脂を使用すること) 強塩基性イオン交換樹脂の入ったカートリッジ容器
(500ml) 例:三菱化学(株)のSA12(それと同等な陰イオン
交換樹脂を使用すること) 電気伝導度計は、測定範囲が0〜1.0μS・cm
スパンのもの 電気伝導度計は、測定範囲が0〜2.0μS・cm
スパンのもの 記録計は、電気伝導度計の電気信号を読みとって記
録できるもの ※ ドレンの温度は50℃以下・流速は200ml/分
【図2】・図1の立面図です。
Claims (1)
- 【請求項】イ)復水(ドレン)配管の途中にサンプル水
の取り出し口を設ける。 ロ)サンプル水を新しい強酸性・強塩基性のイオン交換
樹脂が入ったカートリッジに通す。 ハ)ロの水の電気伝導率を測定し異常反応があれば警告
する。 上記の処理を付加することにより、復水(ドレン)を回
収しボイラーの補給水として使用する際の識別に威力を
発揮します。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10227498A JP2000028107A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 復水(ドレン)識別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10227498A JP2000028107A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 復水(ドレン)識別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000028107A true JP2000028107A (ja) | 2000-01-25 |
Family
ID=16861841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10227498A Pending JP2000028107A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 復水(ドレン)識別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000028107A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019058779A1 (ja) * | 2017-09-25 | 2019-03-28 | オルガノ株式会社 | 脱陽イオン水の導電率の測定方法及び測定システム |
-
1998
- 1998-07-07 JP JP10227498A patent/JP2000028107A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019058779A1 (ja) * | 2017-09-25 | 2019-03-28 | オルガノ株式会社 | 脱陽イオン水の導電率の測定方法及び測定システム |
US12105042B2 (en) | 2017-09-25 | 2024-10-01 | Organo Corporation | Method and system for measuring conductivity of decationized water |
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