JP2000027574A - 脚固定装置 - Google Patents

脚固定装置

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JP2000027574A
JP2000027574A JP10192797A JP19279798A JP2000027574A JP 2000027574 A JP2000027574 A JP 2000027574A JP 10192797 A JP10192797 A JP 10192797A JP 19279798 A JP19279798 A JP 19279798A JP 2000027574 A JP2000027574 A JP 2000027574A
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Yasuhiro Murata
安弘 村田
Takayuki Inudo
隆之 犬童
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Hasegawa Kogyo Co Ltd
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Hasegawa Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相対的に回動させられる2つの脚を所定の角
度位置に固定する装置における掛止め部材の変形を防止
する。 【解決手段】 第1の脚に掛止め部材11が設けられ、第
2の脚に係合ピン13が設けられている。掛止め部材11
は、基端部が第1の脚に支持された長方形状の平板部21
と、平板部21の回動端側の部分から脚回動中心軸外方に
張り出すように折り曲げられた折曲げ部23とを備えてい
る。折曲げ部23に、係合ピン13の頭部31が入る大きさの
頭部挿通孔26が設けられ、平板部21の回動端側の部分
に、頭部挿通孔26に連なり係合ピン13の軸部30と係合し
あう軸部係合孔27が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、脚立、梯子兼用脚
立、折畳み自在梯子などにおける脚固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば梯子兼用脚立や折畳み自在脚
立、折畳み自在梯子などは、回動自在に連結された2つ
の脚を備えており、各脚は、1対の支柱と、これらを連
結する複数の踏桟とから構成されている。
【0003】梯子兼用脚立では、これを格納しておくと
きには脚が閉じられて2重に折畳まれ、脚立として使用
するときには脚が少し開かれ、梯子として使用するとき
には脚が一直線状になるように大きく開かれる。そし
て、梯子には、脚立としての使用状態および梯子として
の使用状態にそれぞれ固定するために、次のような脚固
定装置が設けられている。すなわち、第1の脚の支柱の
側面に固定された支持ピンに掛止め部材の基端部が回動
自在に取付けられ、これに対応する第2の脚の支柱の側
面に、脚立としての使用状態に固定するための係合ピン
および梯子としての使用状態に固定するための係合ピン
が固定されている。掛止め部材の回動端側の部分に係合
ピン嵌入用開口部を有する係合凹所が形成され、掛止め
部材を所定の方向に回動させて係合凹所を各係合ピンに
係合させることにより、脚が対応する状態にそれぞれ固
定される。また、掛止め部材を反対方向に回動させるこ
とにより、係合凹所が係合ピンから外れ、脚が自由に回
動しうるようになる。
【0004】折畳み自在梯子には、脚が2重に折畳まれ
た格納状態と脚が一直線状に開かれた使用状態とがあ
り、脚をこれら2つの状態にそれぞれ固定するために、
上記とほぼ同様の脚固定装置が設けられている。また、
折畳み自在脚立には、脚が2重に折畳まれた格納状態と
脚が所定量開かれた使用状態とがあり、脚をこれら2つ
の状態にそれぞれ固定するために、上記とほぼ同様の脚
固定装置が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の脚固定装置
では、使用に伴って、掛止め部材が係合凹所の開口部付
近で変形しやすいという問題があった。
【0006】この発明の目的は、掛止め部材の変形を防
止することができる脚固定装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による脚固定装
置は、相対的に回動させられる2つの脚を所定の角度位
置に固定するための装置であって、第1の脚に、脚回動
中心軸とほぼ平行な軸を中心に回動しうるように掛止め
部材が設けられ、第2の脚に、脚回動中心軸とほぼ平行
な軸部およびこれより大径の頭部を有し掛止め部材の回
動端側の部分と係合し合う係合ピンが設けられている脚
固定装置において、掛止め部材が、基端部が第1の脚に
支持された長方形状の平板部と、平板部の回動端側の部
分から脚回動中心軸外方に張り出すように折り曲げられ
た折曲げ部とを備え、折曲げ部に、係合ピンの頭部が入
る大きさの頭部挿通孔が設けられ、平板部の回動端側の
部分に、頭部挿通孔に連なり係合ピンの軸部と係合しあ
う軸部係合孔が設けられていることを特徴とするもので
ある。
【0008】掛止め部材の回動端側の部分を各係合ピン
に係合させるべく掛止め部材を所定の方向に回動させる
と、まず、掛止め部材の折曲げ部の頭部挿通孔に係合ピ
ンの頭部が入り、頭部挿通孔と係合ピンとは係合しない
から、引き続いて掛止め部材を回動することができ、そ
して、掛止め部材の平板部の軸部係合孔と係合ピンの軸
部とが係合したときに、掛止め部材の回動が阻止され
る。こうして、脚が対応する状態にそれぞれ固定され
る。また、掛止め部材を反対方向に回動させることによ
り、まず、軸部係合孔から係合ピンの軸部が外れ、次い
で、頭部挿通孔から係合ピンの頭部が外れる。こうし
て、掛止め部材の回動端側の部分が係合ピンから外れ、
脚が自由に回動しうるようになる。
【0009】掛止め部材の回動端側の部分に設けられた
頭部挿通孔および軸部係合孔は、開口部分を持たない閉
じた孔であるから、掛止め部材の回動端側の部分におけ
る変形が小さく抑えられ、この部分の耐久性が向上す
る。
【0010】掛止め部材の頭部挿通孔および軸部係合孔
の縁部に、補強用リブが設けられていることが好まし
い。このようにすると、掛止め部材の回動端側の部分に
おける変形が補強用リブによっても抑えられ、この部分
の耐久性がより向上する。
【0011】また、掛止め部材が、中間部で折り畳み可
能とされていることが好ましい。このようにすると、梯
子兼用脚立において、掛止め部材をその中間部で折り畳
むことにより、掛止め部材を外すことなく、脚立状態か
ら折畳み状態とすることができ、また、掛止め部材をそ
の中間部で伸長することにより、掛止め部材を外すこと
なく、折畳み状態から脚立状態とすることができ、脚立
としての使用が楽になる。この場合、梯子状態と脚立状
態または折畳み状態との切り換え時には、掛止め部材を
一旦外してから、その回動端側の部分をそれぞれの状態
に対応する係合ピンに係合させる必要がある。
【0012】また、掛止め部材の回動端側の部分に、弾
性部材に付勢されておりかつ掛止め部材の軸部係合孔の
一部を塞いで軸部係合孔からの係合ピンの抜けを防止す
るロック部材が設けられていることが好ましい。このよ
うにすると、軸部係合孔から係合ピンが外れる方向の力
が掛止め部材の回動端側の部分に働いた場合でも、軸部
係合孔からの係合ピンの抜けが防止されるので、梯子状
態および脚立状態のそれぞれの状態が確実に保持され
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明する。
【0014】図1から図5までは、この発明を梯子兼用
脚立に適用した1実施形態を示している。以下の説明に
おいて、前とは図2の左側を、後とは同図の右側をい
い、左右は後方に向かっていい、上下は、同図の上下を
いうものとする。
【0015】図1に示すように、梯子兼用脚立は、互い
に回動しうるように上端部同士が連結された2つの前後
一対の脚(1a)(1b)と、この回動を阻止している左右一対
の脚固定装置(2) とを備えている。
【0016】各脚(1a)(1b)は、横断面コ字状の1対の支
柱(3) と、これらの間に互いに平行になるように固定さ
れた複数の踏桟(4) とから構成されている。2つの脚(1
a)(1b)の右支柱(3) の上端部(連結端部)同士および同
左支柱(3) の上端部同士は、同一形状の2つの鋼製板状
連結部材(5) を介して回動自在に連結されている。連結
部材(5) は、支柱(3) 外側面に固定された方形部(5a)
と、方形部(5a)が固定された支柱(3) に対応する支柱
(3) に向かって突出した突出部(5b)とよりなる。方形部
(5a)は、支柱(3) 外側面にリベットで固定されており、
連結部材(5) の突出部(5b)同士がリベット状の連結ピン
(6) により連結されている。こうして、2つの脚(1a)(1
b)は、左右にのびる連結ピン(6) の中心軸(脚回動中心
軸)を中心に相互に回動しうるようになっている。
【0017】図1において、脚固定装置(2) は、2つの
脚(1a)(1b)を脚立状態で固定しており、脚固定装置(2)
を解除することにより、2つの脚(1a)(1b)は自由に回動
し、図1に実線で示す脚立状態から、後脚(1b)を回動さ
せて同図に鎖線で示す梯子状態に切り換えることができ
る。そして、脚固定装置(2) により2つの脚(1a)(1b)を
この梯子状態で固定することができる。
【0018】左右の脚固定装置(2) は同じ構造のもので
あるから、以下、右側のものについて図1から図5まで
を参照して説明する。
【0019】右側の脚固定装置(2) は、前脚(1a)の右支
柱(3) に掛止め部材支持ピン(12)により回動自在に取り
付けられた鋼製掛止め部材(11)と、脚立状態で固定する
ための第1係合ピン(13)と、梯子状態で固定するための
第2係合ピン(14)とを備えている。
【0020】第1係合ピン(13)は、後脚(1b)の右支柱
(3) の掛止め部材支持ピン(12)と同高さの位置に設けら
れている。また、第2係合ピン(14)は、後脚(1b)の右支
柱(3)の上端部に設けられている。この第2係合ピン(1
4)は、連結部材(5) の方形部(5a)を支柱(3) 外側面に固
定するリベットを兼ねている。なお、前脚(1a)の右支柱
(3) の掛止め部材支持ピン(12)の下方位置には、折畳み
状態で掛止め部材(11)を収納しておくための第3係合ピ
ン(15)が設けられている。
【0021】掛止め部材支持ピン(12)は、鋼製でなべリ
ベットと類似の形状を有し、前脚(1a)の右支柱(3) に固
定されている。
【0022】掛止め部材(11)は、図2に示すように、基
端部が第1の脚(1a)の右支柱(3) に支持された細長い長
方形状の平板部(21)と、平板部(21)の上縁に沿って右方
(脚回動中心軸方向外方)に張り出すように折り曲げら
れた上部折曲げ部(22)と、平板部(21)の回動端側の下縁
から右方に張り出すように折り曲げられた下部折曲げ部
(23)と、平板部(21)の後端(回動端)から右方に張り出
すように折り曲げられた後部折曲げ部(24)とを備えてい
る。掛止め部材(11)に設けられた支持ピン挿通孔(25)
は、前後に長い長孔とされており、掛止め部材(11)は、
支持ピン(12)に対して若干移動することができる。
【0023】上部折曲げ部(22)および後部折曲げ部(24)
と平板部(21)とのなす角は、ほぼ直角であり、下部折曲
げ部(23)と平板部(21)とのなす角は、図4に示すよう
に、140°程度の鈍角とされている。
【0024】第1係合ピン(13)は、鋼製で、図4に示す
ように、支柱(3) の外側面より所定長さ突出している円
柱状軸部(30)と、軸部(30)の先端に一体に設けられた頭
部(31)とを備えており、その基端部が支柱(3) の外側壁
を貫通しリベット締めされている。第2係合ピン(14)お
よび第3係合ピン(15)は、第1係合ピン(13)と同一形状
とされている。
【0025】図3に拡大して示すように、掛止め部材(1
1)の下部折曲げ部(23)に、第1係合ピン(13)の頭部(31)
の径より大きい前後幅を有する略方形の頭部挿通孔(26)
が設けられ、平板部(21)の後端部(回動端側の部分)
に、頭部挿通孔(26)に連なり第1係合ピン(13)の軸部(3
0)の径より大きい径を有する半円より大きい円弧形の軸
部係合孔(27)が設けられている。軸部係合孔(27)が第1
係合ピン(13)の軸部(30)と係合することにより、掛止め
部材(11)の回動が阻止されており、これにより、安定な
脚立状態が確保されている。頭部挿通孔(26)は、掛止め
部材(11)を回動させる途中に、第1係合ピン(13)の頭部
(31)を挿通させるためものである。頭部挿通孔(26)と軸
部係合孔(27)との間には、係合ピン(13)の軸部(30)の径
より若干大きい幅を有する軸部案内孔(28)が設けられて
いる。第1係合ピン(13)の軸部(30)は、軸部案内孔(28)
を通過して軸部係合孔(27)内に納まり、一旦軸部係合孔
(27)に納まった第1係合ピン(13)は軸部案内孔(28)を通
過しにくいようになされている。
【0026】掛止め部材(11)の平板部(21)の後端部に
は、軸部係合孔(27)より若干前方にあって後述するロッ
ク部材(16)と係合する略台形状のロック部材係合孔(29)
が設けられている。
【0027】脚固定装置(2) は、掛止め部材(11)が第1
係合ピン(13)から外れるのを防止するロック部材(16)
と、ロック部材(16)を反時計方向(ロック側)に付勢す
る弾性部材(17)とをさらに備えている。
【0028】ロック部材(16)は、板状であり、掛止め部
材(11)の軸部係合孔(27)の上方に位置するロック部材支
持ピン(18)により、掛止め部材(11)の平板部(21)の後端
部に回動自在に取り付けられている。
【0029】弾性部材(17)により反時計方向に付勢され
た状態で、ロック部材(16)は、第1係合ピン(13)の軸部
(30)に斜め下から当接する凹円弧状部(32)と、凹円弧状
部(32)に連なり頭部挿通孔(26)の前上の部分を塞いでい
る凸円弧状部(33)と、掛止め部材(11)の平板部(21)に設
けられたロック部材係合孔(29)の下縁部に上から当接し
ている外方折曲げ部(34)とを備えている。ロック部材(1
6)は、掛止め部材(11)と支柱(3) 外側面との間にあり、
その左右方向の移動が制限されている。
【0030】弾性部材(17)は、略U字状に形成されたば
ねであり、中央部(17a) がロック部材支持ピン(18)に巻
き掛けられており、一方の半部(17b) の端部が掛止め部
材(11)の上縁部に下から当接させられており、くの字状
の他方の半部(17c) の端部がロック部材(16)の外方折曲
げ部(34)に上からそれぞれ当接させられている。
【0031】次に、脚(1a)(1b)の固定および固定解除の
操作について図5を参照して説明する。掛止め部材(11)
の後端部を第1係合ピン(13)に係合させるべく掛止め部
材(11)を所定の方向に回動させると、まず、掛止め部材
(11)の下部折曲げ部(23)の頭部挿通孔(26)に第1係合ピ
ン(13)の頭部(31)が入る。頭部挿通孔(26)と第1係合ピ
ン(13)とは係合しないから、引き続いて掛止め部材(11)
を回動することができる。このとき、ロック部材(16)
は、凸円弧状部(33)が第1係合ピン(13)の軸部(30)に押
されることにより、弾性部材(17)の付勢力に抗して時計
方向に回動させられる。したがって、掛止め部材(11)
は、ロック部材(16)に妨げられることなく回動し、その
軸部係合孔(27)と第1係合ピン(13)の軸部(30)とが係合
するまで回動を続け、係合した時点でその回動が阻止さ
れる。こうして、脚(1a)(1b)が脚立状態に固定される。
また、ロック部材(16)を弾性部材(17)の付勢力に抗して
手で時計方向に回動させた状態で、掛止め部材(11)を反
対方向に回動させることにより、まず、軸部係合孔(27)
から第1係合ピン(13)の軸部(30)が外れ、次いで、頭部
挿通孔(26)から第1係合ピン(13)の頭部(31)が外れ、脚
(1a)(1b)が自由に回動しうるようになる。梯子状態およ
び折畳み状態における脚(1a)(1b)の固定および固定解除
についても、上記と同様である。
【0032】図6は、脚固定装置の他の実施形態を示し
ている。同図において、掛止め部材(41)は、その中間部
で折り畳み可能とされている。すなわち、掛止め部材(4
1)は、互いに回動自在に連結された長方形板状の第1部
材(42)および長方形板状の第2部材(43)よりなり、全体
として逆V字状に変形することができる。以下の説明に
おいて、第1実施形態と同じ構成のものには同じ符号を
付して説明を省略する。
【0033】第2部材(43)は、第1の実施形態の掛止め
部材(11)の前半部を削除したものとほぼ同様の形状とさ
れており、第2部材(43)と略同じ長さとされた第1部材
(42)の前端部が前脚(1a)の支柱(3) に回動自在に支持さ
れている。第1部材(42)と第2部材(43)とは、突合わせ
部の下寄りの部分で連結ピン(44)により連結されてお
り、第1部材(42)の上縁部が、第2部材(43)の上部折曲
げ部(22)に下から当接することにより、全体として逆V
字状になることが阻止されている。したがって、この梯
子兼用脚立が脚立状態にあるときに、掛止め部材(41)を
その中間部で折り畳むことにより、掛止め部材(41)を第
1係合ピン(13)から外すことなく、脚立状態から折畳み
状態とすることができる。また、掛止め部材(41)をその
中間部で伸長することにより、掛止め部材(41)を第1係
合ピン(13)から外すことなく、折畳み状態から脚立状態
とすることができる。これにより、脚立としての使用が
楽になる。なお、脚立状態から梯子状態に切り換える時
には、掛止め部材(41)を第1係合ピン(13)から一旦外し
てから、その後端部を梯子状態に対応する第2係合ピン
(14)に係合させる必要がある。
【0034】図7および図8は、脚固定装置のさらに他
の実施形態を示している。同図において、掛止め部材(1
1)の後端部の頭部挿通孔(26)および軸部係合孔(27)の周
縁部に、前後一対の補強用リブ(45)が設けられている。
リブ(45)は、プレス成形により内側に突出するように設
けられている。このようにすると、掛止め部材(11)の後
端部における変形が補強用リブ(45)によっても抑えら
れ、この部分の耐久性がより向上する。補強用リブ(45)
の形状や位置については、掛止め部材(11)の回動端側の
部分を補強するという目的の範囲内で適宜変更できる。
【0035】なお、この発明による脚固定装置は、折畳
み梯子や折畳み脚立にも適用することもできる。その場
合、脚を格納状態に固定するための係合ピンと使用状態
に固定するための係合ピンだけが設けられればよい。さ
らに、この発明による脚固定装置は、折畳みのできない
梯子、たとえば長さが固定されている1連梯子、伸縮自
在な2連梯子、3連梯子などにも適用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の脚固定装置が使用されている梯子兼
用脚立を示す斜視図である。
【図2】脚固定装置の側面図である。
【図3】同要部の拡大側面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】脚固定装置の固定時の操作を示す斜視図であ
る。
【図6】脚固定装置の他の実施形態を示す側面図であ
る。
【図7】脚固定装置のさらに他の実施形態を示す図3に
相当する図である。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【符号の説明】
(1a)(1b) 脚 (2) 脚固定装置 (11) 掛止め部材 (13)(14) 係合ピン (16) ロック部材 (17) 弾性部材 (21) 平板部 (23) 下部折曲げ部 (26) 頭部挿通孔 (27) 軸部係合孔 (30) 軸部 (31) 頭部 (41) 掛止め部材 (45) 補強用リブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対的に回動させられる2つの脚(1a)(1b)
    を所定の角度位置に固定するための装置であって、第1
    の脚(1a)に、脚回動中心軸とほぼ平行な軸を中心に回動
    しうるように掛止め部材(11)が設けられ、第2の脚(1b)
    に、脚回動中心軸とほぼ平行な軸部(30)およびこれより
    大径の頭部(31)を有し掛止め部材(11)の回動端側の部分
    と係合し合う係合ピン(13)(14)が設けられている脚固定
    装置において、掛止め部材(11)が、基端部が第1の脚(1
    a)に支持された長方形状の平板部(21)と、平板部(21)の
    回動端側の部分から脚回動中心軸外方に張り出すように
    折り曲げられた折曲げ部(23)とを備え、折曲げ部(23)
    に、係合ピン(13)(14)の頭部(31)が入る大きさの頭部挿
    通孔(26)が設けられ、平板部(21)の回動端側の部分に、
    頭部挿通孔(26)に連なり係合ピン(13)(14)の軸部(30)と
    係合しあう軸部係合孔(27)が設けられていることを特徴
    とする脚固定装置。
  2. 【請求項2】掛止め部材(11)の頭部挿通孔(26)および軸
    部係合孔(27)の縁部に、補強用リブ(45)が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1の脚固定装置。
  3. 【請求項3】掛止め部材(41)が、中間部で折り畳み可能
    とされていることを特徴とする請求項1または2の脚固
    定装置。
  4. 【請求項4】掛止め部材(11)の回動端側の部分に、弾性
    部材(17)に付勢されておりかつ掛止め部材(11)の軸部係
    合孔(27)の一部を塞いで軸部係合孔(27)からの係合ピン
    (13)(14)の抜けを防止するロック部材(16)が設けられて
    いる請求項1、2または3の脚固定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010090564A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Alinco Inc 脚立の開き止め装置
KR200457430Y1 (ko) 2009-06-03 2011-12-20 주식회사 서진인스텍 수위전송기의 체인과 오퍼레이팅 로드 조립체의 연결장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010090564A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Alinco Inc 脚立の開き止め装置
KR200457430Y1 (ko) 2009-06-03 2011-12-20 주식회사 서진인스텍 수위전송기의 체인과 오퍼레이팅 로드 조립체의 연결장치

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