JP2000026241A - 頭皮頭髪用組成物 - Google Patents
頭皮頭髪用組成物Info
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- JP2000026241A JP2000026241A JP18758098A JP18758098A JP2000026241A JP 2000026241 A JP2000026241 A JP 2000026241A JP 18758098 A JP18758098 A JP 18758098A JP 18758098 A JP18758098 A JP 18758098A JP 2000026241 A JP2000026241 A JP 2000026241A
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- scalp
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 優れた養毛効果、脱毛防止効果、フケ・カユ
ミ防止効果を有し、安全性に優れた頭皮頭髪用組成物を
提供すること。 【解決手段】 オレイルジメチルアミンオキシド及び／
又はイソステアリルジメチルアミンオキシドと消炎剤と
を含有することを特徴とする頭皮頭髪用組成物。
ミ防止効果を有し、安全性に優れた頭皮頭髪用組成物を
提供すること。 【解決手段】 オレイルジメチルアミンオキシド及び／
又はイソステアリルジメチルアミンオキシドと消炎剤と
を含有することを特徴とする頭皮頭髪用組成物。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は頭皮頭髪用組成物に
関する。さらに詳しくは、優れた養毛効果、脱毛防止効
果及びフケ・カユミ防止効果を有し、安全性に優れた頭
皮頭髪用組成物に関する。
関する。さらに詳しくは、優れた養毛効果、脱毛防止効
果及びフケ・カユミ防止効果を有し、安全性に優れた頭
皮頭髪用組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】頭皮頭髪用組成物には様々な種類があ
り、様々な頭皮頭髪状態に対応した製品が毛髪化粧料、
育毛剤等として開発されている。例えば、頭皮における
フケやカユミを防止することにより脱毛を防止する製品
が開発されている。
り、様々な頭皮頭髪状態に対応した製品が毛髪化粧料、
育毛剤等として開発されている。例えば、頭皮における
フケやカユミを防止することにより脱毛を防止する製品
が開発されている。
【０００３】頭皮における様々なトラブルは、高齢化社
会を迎えた今日では社会的ストレスの増大も伴って増加
しつつあり、頭皮におけるトラブルに対応した頭皮頭髪
化粧料の需要は急増している。
会を迎えた今日では社会的ストレスの増大も伴って増加
しつつあり、頭皮におけるトラブルに対応した頭皮頭髪
化粧料の需要は急増している。
【０００４】一般に、頭部の禿や脱毛、毛の細り、頭皮
のフケやカユミ等の原因としては、毛根の皮脂腺等の器
官における男性ホルモンの活性化、過剰な皮脂分泌、過
酸化脂質の生成、毛包への血流量の低下及びストレス等
が挙げられる。
のフケやカユミ等の原因としては、毛根の皮脂腺等の器
官における男性ホルモンの活性化、過剰な皮脂分泌、過
酸化脂質の生成、毛包への血流量の低下及びストレス等
が挙げられる。
【０００５】また、丈夫で美しい髪を育てるうえで、十
分な毛包への栄養補給が出来ない場合、細毛ややせ毛の
原因となる。また、毛包への血流量の低下は、栄養不足
や老廃物の排泄の機能の低下を招く結果となる。
分な毛包への栄養補給が出来ない場合、細毛ややせ毛の
原因となる。また、毛包への血流量の低下は、栄養不足
や老廃物の排泄の機能の低下を招く結果となる。
【０００６】このような観点から、頭皮における角質層
のターンオーバーや過剰な皮脂分泌等を改善すること
は、少なくとも頭皮における血流機能の低下を改善する
ことと共に、頭皮及び頭髪のトラブルを解決する上で欠
かせないポイントとなる。
のターンオーバーや過剰な皮脂分泌等を改善すること
は、少なくとも頭皮における血流機能の低下を改善する
ことと共に、頭皮及び頭髪のトラブルを解決する上で欠
かせないポイントとなる。
【０００７】従来の頭皮頭髪用組成物は、一般に、これ
らの禿や脱毛の原因と考えられる要素を取り除いたり軽
減する作用を持つ物質を配合したものである。例えば、
ビタミンＢ、ビタミンＥ等のビタミン類、セリン、メチ
オニン等のアミノ酸類、センブリエキス、アセチルコリ
ン誘導体などの血管拡張剤、紫根エキス等の抗炎症剤、
エストラジオール等の女性用ホルモン剤、セファランチ
ンなどの皮膚機能亢進剤等が配合され、禿や脱毛、髪の
細りの予防および治療に用いられている。
らの禿や脱毛の原因と考えられる要素を取り除いたり軽
減する作用を持つ物質を配合したものである。例えば、
ビタミンＢ、ビタミンＥ等のビタミン類、セリン、メチ
オニン等のアミノ酸類、センブリエキス、アセチルコリ
ン誘導体などの血管拡張剤、紫根エキス等の抗炎症剤、
エストラジオール等の女性用ホルモン剤、セファランチ
ンなどの皮膚機能亢進剤等が配合され、禿や脱毛、髪の
細りの予防および治療に用いられている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
に成分を少量のみ頭皮頭髪用組成物中に配合しても十分
な効果を得ることは難しく、逆に多量に配合すると使用
部分およびその周辺に深いな刺激感や発赤を伴う傾向が
強まるためその配合量には制限があり、必ずしも所望の
効果が充分に得られないといった問題点があった。
に成分を少量のみ頭皮頭髪用組成物中に配合しても十分
な効果を得ることは難しく、逆に多量に配合すると使用
部分およびその周辺に深いな刺激感や発赤を伴う傾向が
強まるためその配合量には制限があり、必ずしも所望の
効果が充分に得られないといった問題点があった。
【０００９】本発明者等は上述の観点に鑑み鋭意研究を
重ねた結果、オレイルジメチルアミンオキシド及び／又
はイソステアリルジメチルアミンオキシドと消炎剤とを
組み合わせて配合することにより、優れた養毛効果、脱
毛防止効果、頭皮のフケ・カユミ防止効果を有しかつ安
全性にも優れる頭皮頭髪用組成物が得られることを見出
し本発明を完成するに至った。
重ねた結果、オレイルジメチルアミンオキシド及び／又
はイソステアリルジメチルアミンオキシドと消炎剤とを
組み合わせて配合することにより、優れた養毛効果、脱
毛防止効果、頭皮のフケ・カユミ防止効果を有しかつ安
全性にも優れる頭皮頭髪用組成物が得られることを見出
し本発明を完成するに至った。
【００１０】本発明は、優れた養毛効果、脱毛防止効
果、頭皮のフケ・カユミ防止効果を有しかつ安全性にも
優れる頭皮頭髪用組成物を提供することを目的とする。
果、頭皮のフケ・カユミ防止効果を有しかつ安全性にも
優れる頭皮頭髪用組成物を提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、オ
レイルジメチルアミンオキシド及び／又はイソステアリ
ルジメチルアミンオキシドの一種又は二種以上と、消炎
剤とを含有することを特徴とする前記の頭皮頭髪用組成
物を提供するものである。
レイルジメチルアミンオキシド及び／又はイソステアリ
ルジメチルアミンオキシドの一種又は二種以上と、消炎
剤とを含有することを特徴とする前記の頭皮頭髪用組成
物を提供するものである。
【００１２】また、本発明は、前記消炎剤が、アラント
イン、イクタモール、グアイアズレン、イプシロンアミ
ノカプロン酸、塩化リゾチウム、塩酸ジフェンヒドラミ
ン及びメントール類より選ばれた一種または二種以上か
らなることを特徴とする前記の頭皮頭髪用組成物を提供
するものである。
イン、イクタモール、グアイアズレン、イプシロンアミ
ノカプロン酸、塩化リゾチウム、塩酸ジフェンヒドラミ
ン及びメントール類より選ばれた一種または二種以上か
らなることを特徴とする前記の頭皮頭髪用組成物を提供
するものである。
【００１３】さらに、本発明は、前記消炎剤を頭皮頭髪
用組成物全量に対して０．００１〜５重量％含有するこ
とを特徴とする頭皮頭髪用組成物を提供するものであ
る。
用組成物全量に対して０．００１〜５重量％含有するこ
とを特徴とする頭皮頭髪用組成物を提供するものであ
る。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳述
する。
する。
【００１５】本発明に用いるオレイルジメチルアミンオ
キシドは、
キシドは、
【化１】 で表され、イソステアリルジメチルアミンオキシドは、
【化２】 で表される公知化合物であり、これらは市販品を用いる
ことができる。
ことができる。
【００１６】オレイルジメチルアミンオキシド及び／又
はイソステアリルジメチルアミンオキシドの配合量は特
に限定されないが、好ましくは頭皮頭髪用組成物全量に
対して０．０００１〜２０重量％であり、さらに好まし
くは０．０５％〜５％重量％である。０．０００１重量
％未満では十分な養毛効果、脱毛防止効果や頭皮のフケ
・カユミ防止効果が得られず、２０重量％を超えると使
用上頭皮に不快なべたつき感や刺激感を与え好ましくな
い。
はイソステアリルジメチルアミンオキシドの配合量は特
に限定されないが、好ましくは頭皮頭髪用組成物全量に
対して０．０００１〜２０重量％であり、さらに好まし
くは０．０５％〜５％重量％である。０．０００１重量
％未満では十分な養毛効果、脱毛防止効果や頭皮のフケ
・カユミ防止効果が得られず、２０重量％を超えると使
用上頭皮に不快なべたつき感や刺激感を与え好ましくな
い。
【００１７】本発明に用いる消炎剤としては、アラント
イン、イクタモール、グアイアズレン、イプシロンアミ
ノカプロン酸、塩化リゾチウム、塩酸ジフェンヒドラミ
ン及びメントール類より選ばれた一種または二種以上か
らなるものを好ましく用いることができる。
イン、イクタモール、グアイアズレン、イプシロンアミ
ノカプロン酸、塩化リゾチウム、塩酸ジフェンヒドラミ
ン及びメントール類より選ばれた一種または二種以上か
らなるものを好ましく用いることができる。
【００１８】消炎剤の配合量は特に限定されないが、好
ましくは頭皮頭髪用組成物全量に対して０．００１〜５
重量％である。０．００１重量％未満では十分な養毛効
果、脱毛防止効果や頭皮のフケ・カユミ防止効果が得ら
れず、５重量％を超えると製剤上或いは頭皮に不快なべ
たつき感や刺激感を与える等の問題があり、好ましくな
い。
ましくは頭皮頭髪用組成物全量に対して０．００１〜５
重量％である。０．００１重量％未満では十分な養毛効
果、脱毛防止効果や頭皮のフケ・カユミ防止効果が得ら
れず、５重量％を超えると製剤上或いは頭皮に不快なべ
たつき感や刺激感を与える等の問題があり、好ましくな
い。
【００１９】本発明の頭皮頭髪用組成物は、上記した必
須成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲で、通常
化粧料に用いられる他の成分、例えば、油分、界面活性
剤、保湿剤、増粘剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐
剤、香料、色素、水、アルコール等の溶媒を必要に応じ
て適宜配合し目的とする剤形に応じて常法により製造す
ることができる。
須成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲で、通常
化粧料に用いられる他の成分、例えば、油分、界面活性
剤、保湿剤、増粘剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐
剤、香料、色素、水、アルコール等の溶媒を必要に応じ
て適宜配合し目的とする剤形に応じて常法により製造す
ることができる。
【００２０】本発明の頭皮頭髪用組成物とは、化粧料、
医薬品、医薬部外品として頭皮または頭髪に適用する外
用剤で、その剤型は任意であり、例えば、液状、乳液、
軟膏、クリーム、ゲル、エアゾールなど外用に適用可能
な剤型のものであればいずれでもよく、例えば、トニッ
ク、スカルプトリートメント等の形態で用いられる。
医薬品、医薬部外品として頭皮または頭髪に適用する外
用剤で、その剤型は任意であり、例えば、液状、乳液、
軟膏、クリーム、ゲル、エアゾールなど外用に適用可能
な剤型のものであればいずれでもよく、例えば、トニッ
ク、スカルプトリートメント等の形態で用いられる。
【００２１】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるも
のではない。以下の実施例において、配合量は重量％で
ある。
明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるも
のではない。以下の実施例において、配合量は重量％で
ある。
【００２２】「表１」及び「表２」に示す実施例１〜１
１及び比較例１〜１０について、下記の試験及び評価方
法により、養毛効果、脱毛防止効果及びフケ・カユミ防
止効果について検討した。その結果を「表３」「表４」
及び「表５」に示す。
１及び比較例１〜１０について、下記の試験及び評価方
法により、養毛効果、脱毛防止効果及びフケ・カユミ防
止効果について検討した。その結果を「表３」「表４」
及び「表５」に示す。
【００２３】「養毛効果試験」頭皮頭髪用組成物の養毛
効果作用を調べるため、トリコグラム試験を実施した。
被験者は男性で、実施例及び比較例の各群１０名とし
た。試験期間は４ヵ月間とし、試料塗布期間には、試料
を１日２回、１回につき２〜４ｍｌを頭皮に塗布した。
塗布開始直前及び４ヵ月塗布終了後に、被験者１名につ
き頭頂部から無作為に終毛をそれぞれ５０本ずつ抜去
し、抜去毛の毛根を顕微鏡下で観察し、毛根の状態か
ら、毛根休止期率（％）を計算した。試料塗布前後にお
ける休止期率の増減の割合を以下の基準で判定した。 （判定基準） 顕著な効果：毛根休止期率が３０％以上減少 効果あり ：毛根休止期率が２０％以上減少 弱い効果 ：毛根休止期率が１０％以上減少 効果なし ：毛根休止期率が１０未満の減少、あるいは
増加 （養毛効果評価基準）養毛効果の評価としては、顕著な
効果と効果ありの被験者が５０％を超えた場合を有効と
し、その他は無効とした。
効果作用を調べるため、トリコグラム試験を実施した。
被験者は男性で、実施例及び比較例の各群１０名とし
た。試験期間は４ヵ月間とし、試料塗布期間には、試料
を１日２回、１回につき２〜４ｍｌを頭皮に塗布した。
塗布開始直前及び４ヵ月塗布終了後に、被験者１名につ
き頭頂部から無作為に終毛をそれぞれ５０本ずつ抜去
し、抜去毛の毛根を顕微鏡下で観察し、毛根の状態か
ら、毛根休止期率（％）を計算した。試料塗布前後にお
ける休止期率の増減の割合を以下の基準で判定した。 （判定基準） 顕著な効果：毛根休止期率が３０％以上減少 効果あり ：毛根休止期率が２０％以上減少 弱い効果 ：毛根休止期率が１０％以上減少 効果なし ：毛根休止期率が１０未満の減少、あるいは
増加 （養毛効果評価基準）養毛効果の評価としては、顕著な
効果と効果ありの被験者が５０％を超えた場合を有効と
し、その他は無効とした。
【００２４】「脱毛防止効果試験」頭皮頭髪用組成物の
脱毛防止効果を調べるため、実施例及び比較例の試料使
用前後の洗髪による脱毛本数の変化を測定した。被験者
は男性で、比較例および実施例の各群１０名とした。試
験期間は６ヶ月間とし、前期の２ヶ月間は試料無塗布の
期間、後期４ヶ月間を試料塗布期間とした。試料塗布期
間には、試料を１日２回、１回につき２〜４ｍｌを頭皮
に塗布した。試験期間中には、１日おきに洗髪して抜け
毛を回収し、１週間分をまとめてその終毛の本数を数え
た。抜け毛数の評価は、試料塗布期間の洗髪１回あたり
の抜け毛本数を用い、前期最終週平均値と後期最終週平
均値を比較した。この結果を以下の基準により判定し
た。 （判定基準） ＋＋：抜け毛本数が７０本以上減少しており著しい効果
を認めた。 ＋：抜け毛本数が４０本以上減少しておりかなり効果を
認めた。 ±：抜け毛本数が１０本以上減少しておりやや効果を認
めた。 −：抜け毛本数が１０本未満の減少または抜け毛数の増
加であり効果は認められなかった。 （評価基準）脱毛防止効果の評価としては、＋＋と＋の
被験者の割合が５０％以上の場合を有効とし、その他は
無効とした。
脱毛防止効果を調べるため、実施例及び比較例の試料使
用前後の洗髪による脱毛本数の変化を測定した。被験者
は男性で、比較例および実施例の各群１０名とした。試
験期間は６ヶ月間とし、前期の２ヶ月間は試料無塗布の
期間、後期４ヶ月間を試料塗布期間とした。試料塗布期
間には、試料を１日２回、１回につき２〜４ｍｌを頭皮
に塗布した。試験期間中には、１日おきに洗髪して抜け
毛を回収し、１週間分をまとめてその終毛の本数を数え
た。抜け毛数の評価は、試料塗布期間の洗髪１回あたり
の抜け毛本数を用い、前期最終週平均値と後期最終週平
均値を比較した。この結果を以下の基準により判定し
た。 （判定基準） ＋＋：抜け毛本数が７０本以上減少しており著しい効果
を認めた。 ＋：抜け毛本数が４０本以上減少しておりかなり効果を
認めた。 ±：抜け毛本数が１０本以上減少しておりやや効果を認
めた。 −：抜け毛本数が１０本未満の減少または抜け毛数の増
加であり効果は認められなかった。 （評価基準）脱毛防止効果の評価としては、＋＋と＋の
被験者の割合が５０％以上の場合を有効とし、その他は
無効とした。
【００２５】「フケ・カユミ防止効果試験」特にフケ・
カユミを訴える男性を対象とし、比較例および実施例の
各群１０名について試験終了後のフケ・カユミについて
調査し、フケ中のタンパク質量とカユミの程度によって
評価した。試料塗布期間は３ヶ月、この間薬剤無添加の
シャンプーで１日１回洗髪し、試料を１日２回、１回に
つき２〜４ｍｌを頭皮に塗布した。試験終了時に、被験
者より洗髪前に吸引装置により頭部フケを採取し、フケ
中タンパク質量を測定した。また各被験者に対し頭皮の
カユミについて調査し、その程度を以下の基準に従い評
価した。 ３：強いカユミがある ２：カユミがある １：ややカユミがある ０：カユミはない
カユミを訴える男性を対象とし、比較例および実施例の
各群１０名について試験終了後のフケ・カユミについて
調査し、フケ中のタンパク質量とカユミの程度によって
評価した。試料塗布期間は３ヶ月、この間薬剤無添加の
シャンプーで１日１回洗髪し、試料を１日２回、１回に
つき２〜４ｍｌを頭皮に塗布した。試験終了時に、被験
者より洗髪前に吸引装置により頭部フケを採取し、フケ
中タンパク質量を測定した。また各被験者に対し頭皮の
カユミについて調査し、その程度を以下の基準に従い評
価した。 ３：強いカユミがある ２：カユミがある １：ややカユミがある ０：カユミはない
【００２６】「製造方法」95％エタノールに、オレイル
ジメチルアミンオキシド及び／又はイソステアリルジメ
チルアミンオキシド、消炎剤（アラントイン、イクタモ
ール、グアイアズレン、イプシロンアミノカプロン酸、
塩化リゾチウム、塩酸ジフェンヒドラミン、ｌ−メント
ール、ｄｌ−メントール）、ジプロピレングリコール、
硬化ヒマシ油エチレンオキシド（６０モル）付加物、コ
ハク酸、香料を溶解させた。一方、精製水に色素を添加
後溶解し、これをエタノール部に加えた後、攪拌するこ
とにより、透明液状のローションを得た。
ジメチルアミンオキシド及び／又はイソステアリルジメ
チルアミンオキシド、消炎剤（アラントイン、イクタモ
ール、グアイアズレン、イプシロンアミノカプロン酸、
塩化リゾチウム、塩酸ジフェンヒドラミン、ｌ−メント
ール、ｄｌ−メントール）、ジプロピレングリコール、
硬化ヒマシ油エチレンオキシド（６０モル）付加物、コ
ハク酸、香料を溶解させた。一方、精製水に色素を添加
後溶解し、これをエタノール部に加えた後、攪拌するこ
とにより、透明液状のローションを得た。
【００２７】
【表１】
【００２８】
【表２】
【００２９】
【表３】
【００３０】
【表４】
【００３１】
【表５】
【００３２】「表３」、「表４」、「表５」から明らか
なように、本発明の頭皮頭髪用組成物は、養毛効果、脱
毛防止効果に優れ、かつフケ・カユミ防止効果に優れて
いる。
なように、本発明の頭皮頭髪用組成物は、養毛効果、脱
毛防止効果に優れ、かつフケ・カユミ防止効果に優れて
いる。
【００３３】「実施例１２」以下の組成からなるローシ
ョンを調整した。 配合成分 重量％ ９５％エタノール ５５．０ イソステアリルアミンオキシド ３．０ アラントイン ０．５ グリセリン １．０ 硬化ヒマシ油エチレンオキシド（４０モル）付加物 ０．５ リンゴ酸 適量 香料および色素 適量 精製水 残部 製造方法：９５％エタノールにイソステアリルアミンオ
キシド、アラントイン、グリセリン、硬化ヒマシ油エチ
レンオキシド（４０モル）付加物、リンゴ酸及び香料を
溶解させた。一方、精製水に色素を溶解させた後、これ
をエタノール部に加えた後、攪拌・溶解させることによ
って、透明液状のローションを得た。
ョンを調整した。 配合成分 重量％ ９５％エタノール ５５．０ イソステアリルアミンオキシド ３．０ アラントイン ０．５ グリセリン １．０ 硬化ヒマシ油エチレンオキシド（４０モル）付加物 ０．５ リンゴ酸 適量 香料および色素 適量 精製水 残部 製造方法：９５％エタノールにイソステアリルアミンオ
キシド、アラントイン、グリセリン、硬化ヒマシ油エチ
レンオキシド（４０モル）付加物、リンゴ酸及び香料を
溶解させた。一方、精製水に色素を溶解させた後、これ
をエタノール部に加えた後、攪拌・溶解させることによ
って、透明液状のローションを得た。
【００３４】「実施例１３」以下の組成からなるローシ
ョンを調整した。 配合成分 重量％ ９５％エタノール ６５．０ オレイルジメチルアミンオキシド １．０ イクタモール ２．０ 塩酸ジフェンヒドラミン ０．０１ ｌ−メントール ０．２ プロピレングリコール ５．０ 硬化ヒマシ油エチレンオキシド（４０モル）付加物 ０．５ コハク酸 適量 香料および色素 適量 精製水 残部 製造方法：９５％エタノールにオレイルジメチルアミン
オキシド、イクタモール、塩酸ジフェンヒドラミン、ｌ
−メントール、プロピレングリコール、硬化ヒマシ油エ
チレンオキシド（４０モル）付加物、コハク酸及び香料
を溶解させる。一方、精製水に色素を溶解させた後、こ
れをエタノール部に添加し、攪拌・溶解させることによ
って、透明液状のローションを得た。
ョンを調整した。 配合成分 重量％ ９５％エタノール ６５．０ オレイルジメチルアミンオキシド １．０ イクタモール ２．０ 塩酸ジフェンヒドラミン ０．０１ ｌ−メントール ０．２ プロピレングリコール ５．０ 硬化ヒマシ油エチレンオキシド（４０モル）付加物 ０．５ コハク酸 適量 香料および色素 適量 精製水 残部 製造方法：９５％エタノールにオレイルジメチルアミン
オキシド、イクタモール、塩酸ジフェンヒドラミン、ｌ
−メントール、プロピレングリコール、硬化ヒマシ油エ
チレンオキシド（４０モル）付加物、コハク酸及び香料
を溶解させる。一方、精製水に色素を溶解させた後、こ
れをエタノール部に添加し、攪拌・溶解させることによ
って、透明液状のローションを得た。
【００３５】「実施例１４」以下の組成からなるローシ
ョンを調整した。 配合成分 重量％ ９５％エタノール ５０．０ オレイルジメチルアミンオキシド ２．０ イソステアリルジメチルアミンオキシド ２．０ イプシロンアミノカプロン酸 ０．１ 塩酸ジフェンヒドラミン ０．００１ ｄｌ−メントール ０．５ １，３−ブチレングリコール ２．０ 硬化ヒマシ油エチレンオキシド（６０モル）付加物 ０．７ コハク酸 適量 香料および色素 適量 精製水 残部 製造方法：９５％エタノールに、オレイルジメチルアミ
ンオキシド、イソステアリルジメチルアミンオキシド、
イプシロンアミノカプロン酸、塩酸ジフェンヒドラミ
ン、ｄｌ−メントール、１，３−ブチレングリコール、
硬化ヒマシ油エチレンオキシド（６０モル）付加物、コ
ハク酸及び香料を溶解させる。一方、精製水に色素を溶
解させた後、これをエタノール部に添加し、攪拌・溶解
させることによって、透明液状のローションを得た。
ョンを調整した。 配合成分 重量％ ９５％エタノール ５０．０ オレイルジメチルアミンオキシド ２．０ イソステアリルジメチルアミンオキシド ２．０ イプシロンアミノカプロン酸 ０．１ 塩酸ジフェンヒドラミン ０．００１ ｄｌ−メントール ０．５ １，３−ブチレングリコール ２．０ 硬化ヒマシ油エチレンオキシド（６０モル）付加物 ０．７ コハク酸 適量 香料および色素 適量 精製水 残部 製造方法：９５％エタノールに、オレイルジメチルアミ
ンオキシド、イソステアリルジメチルアミンオキシド、
イプシロンアミノカプロン酸、塩酸ジフェンヒドラミ
ン、ｄｌ−メントール、１，３−ブチレングリコール、
硬化ヒマシ油エチレンオキシド（６０モル）付加物、コ
ハク酸及び香料を溶解させる。一方、精製水に色素を溶
解させた後、これをエタノール部に添加し、攪拌・溶解
させることによって、透明液状のローションを得た。
【００３６】「実施例１５」以下の組成からなる乳液を
調整した。 配合成分 重量％ (１)セタノール １．５ (２)ステアリン酸 １．６ (３)パルミチン酸 ０．６ (４)液状ラノリン １．０ (５)スクワラン １．８ (６)モノステアリン酸グリセリル １．６ (７)ＰＯＥソルビタンモノステアレート ０．５ (８)イソステアリルジメチルアミンオキシド ０．５ (９)オレイルジメチルアミンオキシド ０．５ (10)アラントイン ０．６ (11)グアイアズレン ０．４ (12)ポリエチレングリコール ５．０ (13)トリエタノールアミン １．０ (14)精製水 残部 製造方法：(１)〜(11)の各成分を混合して混合物を得
た。別に、(12)〜(14)の各成分を混合して混合物を得
た。各混合物を別々に７０℃に加熱し、溶解後、乳化機
により混合乳化した後、熱交換冷却にて乳液を得た。
調整した。 配合成分 重量％ (１)セタノール １．５ (２)ステアリン酸 １．６ (３)パルミチン酸 ０．６ (４)液状ラノリン １．０ (５)スクワラン １．８ (６)モノステアリン酸グリセリル １．６ (７)ＰＯＥソルビタンモノステアレート ０．５ (８)イソステアリルジメチルアミンオキシド ０．５ (９)オレイルジメチルアミンオキシド ０．５ (10)アラントイン ０．６ (11)グアイアズレン ０．４ (12)ポリエチレングリコール ５．０ (13)トリエタノールアミン １．０ (14)精製水 残部 製造方法：(１)〜(11)の各成分を混合して混合物を得
た。別に、(12)〜(14)の各成分を混合して混合物を得
た。各混合物を別々に７０℃に加熱し、溶解後、乳化機
により混合乳化した後、熱交換冷却にて乳液を得た。
【００３７】
【発明の効果】本発明によれば、優れた養毛効果、脱毛
防止効果、フケ・カユミ防止効果を有し、安全性に優れ
た頭皮頭髪用組成物を提供できる。
防止効果、フケ・カユミ防止効果を有し、安全性に優れ
た頭皮頭髪用組成物を提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 俊祐 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内 Ｆターム(参考） 4C083 AC032 AC072 AC122 AC242 AC292 AC422 AC432 AC442 AC532 AC542 AC561 AC562 AC622 AC691 AC692 AC761 AC762 AD112 AD472 AD512 CC31 EE22 EE23
Claims (3)
- 【請求項１】 オレイルジメチルアミンオキシド及び／
又はイソステアリルジメチルアミンオキシドの一種又は
二種以上と、消炎剤とを含有することを特徴とする頭皮
頭髪用組成物。 - 【請求項２】 前記消炎剤が、アラントイン、イクタモ
ール、グアイアズレン、イプシロンアミノカプロン酸、
塩化リゾチウム、塩酸ジフェンヒドラミン及びメントー
ル類より選ばれた一種または二種以上からなることを特
徴とする請求項１記載の頭皮頭髪用組成物。 - 【請求項３】 前記消炎剤を頭皮頭髪用組成物全量に対
して０．００１〜５重量％含有することを特徴とする請
求項１または２記載の頭皮頭髪用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18758098A JP2000026241A (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 頭皮頭髪用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18758098A JP2000026241A (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 頭皮頭髪用組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000026241A true JP2000026241A (ja) | 2000-01-25 |
Family
ID=16208602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18758098A Withdrawn JP2000026241A (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 頭皮頭髪用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000026241A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009216656A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Kao Corp | 髪質改善剤の評価方法 |
-
1998
- 1998-07-02 JP JP18758098A patent/JP2000026241A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009216656A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Kao Corp | 髪質改善剤の評価方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |