JP2000023083A - デジタルカメラおよび画像信号処理用記憶媒体 - Google Patents

デジタルカメラおよび画像信号処理用記憶媒体

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JP2000023083A
JP2000023083A JP10183918A JP18391898A JP2000023083A JP 2000023083 A JP2000023083 A JP 2000023083A JP 10183918 A JP10183918 A JP 10183918A JP 18391898 A JP18391898 A JP 18391898A JP 2000023083 A JP2000023083 A JP 2000023083A
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道弘 田宗
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浙宏 陳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画素数が多くなってもバッファメモリの容量を
大型化することなく各種信号処理を行う。 【解決手段】CCD26は撮影レンズを通過する被写体
像を撮像し、画像処理回路29は、CCD26から出力
されるN行M列の画像データに対してγ補正、ホワイト
バランスなどの種々の画像前処理を行い、さらにデータ
をフォーマット処理した後、圧縮回路33で圧縮する。
ホワイトバランス調整などは、CCD20の出力に沿っ
た1ラインごとに点順次で信号処理を行うライン処理回
路100でライン順次で行われる。前処理後の画像デー
タに対しては、n×m(N>n,M>m)のブロック単
位で信号処理するブロック処理回路200でJPEG圧
縮前のフォーマット処理が施される。すなわち、ブロッ
ク順次で信号処理される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体を電子的に
圧縮した画像データとして記憶するデジタルカメラおよ
び画像信号処理プログラムが格納された記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、撮影レンズを通過する被写体
像がクイックリターンミラーによって導かれるファイン
ダ装置と、クイックリターンミラーの後段に配置され被
写体像を撮像して画像データを出力するCCDのような
撮像装置と、撮像装置から出力される画像データに対し
てホワイトバランスやγ補正などの画像処理を施す画像
処理回路と、画像処理後のデータをJPEGなどの方式
で圧縮してフラッシュメモリなどの記憶媒体に記憶する
圧縮回路と、画像処理後のデータを表示するモニタとを
備える電子スチルカメラが知られている。画像処理回路
では、撮像装置から出力される画像データに基づいて、
予め定めたアルゴリズムによりホワイトバランス調整用
のRゲインやBゲイン、あるいはγ補正用の階調カーブ
などのパラメータを算出する。また、JPEG方式で圧
縮するために画像データをそれぞれ8×8の輝度データ
Yと色差データCr,Cbに変換する。
【0003】
【発明が解決しようする課題】このような従来の電子ス
チルカメラの撮像装置では、ホワイトバランスやγ補正
などの画像前処理も、画像前処理後のデータをJPEG
圧縮するためにフォーマット化する画像後処理もCCD
の読み出しに沿った1ライン毎に処理している。そのた
め、CCDの画素数が200万画素を越えるような高画
質型の電子スチルカメラでは、パイプライン演算などに
使用されるラインバッファメモリの容量が莫大となり、
高価なカメラとなってしまうという問題がある。この問
題は次のように説明することができる。
【0004】すなわち、従来、固体撮像素子からの出力
を信号処理する場合、撮像素子から出力されるN×Mの
1画面の画像データはライン毎に点順次で出力されるた
め、画素補間処理、フィルタ処理などの信号処理をする
場合、たとえば5×5のフィルタ処理をする場合など4
ライン分のラインバッファメモリが必要である。つま
り、4ライン分の画像データをメモリに蓄積して初めて
処理が可能となる。このラインバッファメモリは、フィ
ルタ処理、補間処理などの各種の処理ごとにそれぞれ4
ライン分必要となる。
【0005】このように、上述したフィルタ処理、補間
処理などの各処理ごとに4ラインづつのラインバッファ
メモリを1チップの処理ICに設けると、メモリの占有
する割合が多くなり、1チップ処理ICのゲート数が増
大し、コスト高になってしまう。とくに200万画素を
越えるような高画素タイプの撮像素子では1ラインの画
素数が多くなり、とくにコストが高くなる。また、ライ
ンバッファメモリを1チップ処理ICの外に設置する場
合、その入力出力ピンが10bitであれば20ピン必
要となり、ラインバッファメモリごとに20ピンの入出
力ピンが必要となって、1チップ処理ICのパッケージ
が大きくなってしまう。
【0006】本発明の目的は、画素数が多くなってもバ
ッファメモリの容量を大型化することなくコストを下げ
るようにしたデジタルカメラを提供することにある。ま
た本発明の他の目的は、画素数の多い撮像素子で撮像さ
れた画像データでもバッファメモリの容量を少なくでき
るような信号処理を行なうプログラムを格納した記憶媒
体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1
および図2を参照して本発明を説明する。 (1)請求項1の発明は、撮影レンズ91を通過する被
写体像を撮像して画像データを出力する撮像装置73
(26)と、画像データを記録処理する記録処理回路3
3と、撮像装置26から出力される画像データに対して
前処理を行なった後、記録処理に適したフォーマット処
理を行なう画像処理回路29とを備えたデジタルカメラ
に適用される。そして、前処理では、N行M列の画像デ
ータに対して各行ごとにライン順次の信号処理を行な
い、フォーマット処理では、前処理を終えた画像データ
に対してn行m列(N>n,M>m)のブロックごとに
ブロック順次で信号処理を行なうことにより、上述した
目的を達成する。 (2)請求項2の発明は、請求項1のデジタルカメラに
おいて、記録処理回路を画像データを圧縮する圧縮回路
としたものである。 (3)請求項3の発明は、請求項1のデジタルカメラに
おいて、前処理はγ補正、ホワイトバランス補正を含
み、フォーマット処理は補間処理、LPF処理、BPF
処理および色差信号算出処理を含むものである。 (4)請求項4の画像信号処理用記憶媒体には、撮像装
置73(26)で撮像された画像データを記録するため
にその画像データをフォーマット化するフォーマット処
理と、フォーマット処理に先立って行なわれる各種の信
号前処理と、フォーマット処理を終えた画像データを記
録する記録処理とを実行するプログラムが格納され、前
処理では、画像データに対して各行ごとにライン順次の
信号処理を行ない、フォーマット処理では、前処理を終
えた画像データに対してn行m列(N>n,M>m)の
ブロックごとにブロック順次で信号処理を行なうことに
より、上述した目的を達成する。 (5)請求項5の発明は、請求項4の画像信号処理用記
憶媒体において、記録処理を画像データを圧縮する圧縮
処理としたものである。 (6)請求項6の発明は、請求項4または5の画像信号
処理用記憶媒体において、前処理はγ補正、ホワイトバ
ランス補正を含み、前記フォーマット処理は補間処理、
LPF処理、BPF処理および色差信号算出処理を含む
ことを特徴とする。
【0008】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が
実施の形態に限定されるものではない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 図1に示すように、この実施の
形態による一眼レフ電子スチルカメラは、カメラ本体7
0と、カメラ本体70に着脱されるファインダ装置80
と、撮影レンズ91と絞り92を内蔵してカメラ本体7
0に着脱される交換レンズ90とを備える。被写体光は
交換レンズ90を通ってカメラ本体70に入射し、レリ
ーズ前は点線で示す位置にあるクイックリターンミラー
71でファインダ装置80に導かれてファインダマット
81に結像する。その被写体像はさらにペンタプリズム
82で接眼レンズ83に導かれる。レリーズ後はクイッ
クリターンミラー71が実線で示す位置に回動し、被写
体光はシャッタ72を介して撮像装置73上に結像す
る。レリーズ前に、プリズム84と結像レンズ85を通
って被写体像がホワイトバランスセンサ86に入射し
て、被写体像の色温度を検出する。
【0010】図2は実施の形態の回路ブロック図であ
る。CPU21にはレリーズ釦に連動する半押しスイッ
チ22と全押しスイッチ23から半押し信号と全押し信
号がそれぞれ入力される。CPU21からの指令によ
り、タイミングジェネレータ24とドライバ25を介し
て撮像装置73のCCD26が駆動制御される。また、
タイミングジェネレータ24によりアナログ処理回路2
7とA/D変換回路28の動作タイミングが制御され
る。さらに、CPU21からの信号によりホワイトバラ
ンス検出処理回路35が駆動を開始する。
【0011】半押しスイッチ22のオン操作に引続いて
全押しスイッチ23がオン操作されるとクイックリター
ンミラー71が上方に回動し、交換レンズ90からの被
写体光はCCD26の受光面上で結像し、CCD26に
は被写体像の明るさに応じた信号電荷が蓄積される。C
CD26に蓄積された信号電荷はドライバ25により吐
き出され、AGC回路やCDS回路などを含むアナログ
信号処理回路27に入力される。アナログ信号処理回路
27でアナログ画像信号に対してゲインコントロール、
雑音除去等のアナログ処理が施された後、A/D変換回
路28によってデジタル信号に変換される。デジタル変
換された信号はたとえばASICとして構成される画像
処理回路29に導かれ、そこでホワイトバランス調整、
輪郭補償、ガンマ補正等の画像前処理が行われる。
【0012】ホワイトバランス検出処理回路35は、色
温度センサであるホワイトバランスセンサ35A(図1
のホワイトバランスセンサ86)と、ホワイトバランス
センサ35Aからのアナログ信号をデジタル信号とする
A/D変換回路35Bと、デジタル色温度信号に基づい
てホワイトバランス調整信号を生成するCPU35Cと
を含む。ホワイトバランスセンサ35Aはたとえば赤色
Rと青色Bと緑色Gとにそれぞれ感度を有する複数の光
電変換素子からなり、被写界全体の光像を受光する。C
PU35Cは、複数の光電変換素子の出力に基づいてR
ゲインとBゲインを算出する。これらのゲインはCPU
21の所定のレジスタに転送されて格納される。また、
図1のホワイトバランスセンサ86は、24列×20行
の2次元CCDで構成することもでき、その場合、CC
Dを16の領域に分割し、各領域にRGBに感度を有す
る素子を複数個配列する。
【0013】画像前処理が行なわれた画像データに対し
てはさらに、JPEG圧縮のためのフォーマット処理
(画像後処理)が行なわれ、その後、その画像データは
バッファメモリ30に一時的に格納される。
【0014】バッファメモリ30に記憶された画像デー
タは、表示画像作成回路31により表示用の画像データ
に処理され、LCD等の外部モニタ32に撮影結果とし
て表示される。また、バッファメモリ30に記憶された
画像データは、圧縮回路33によりJPEG方式で所定
の比率にデータ圧縮を受け、フラッシュメモリ等の記憶
媒体(PCカード)34に記録される。
【0015】図3および図4は画像処理回路29の詳細
を示すブロック図である。図3はCCD26からの画像
データに対してラインごとに信号処理するライン処理回
路100であり、上述した画像前処理を行う。図4は、
ライン処理回路100で信号処理された画像データを2
0×20画素領域、16×16画素領域、12×12画
素領域、あるいは8×8画素領域のブロック単位で信号
処理するブロック処理回路200であり、上述した画像
後処理を行う。なお、画像処理回路29は複数のプロセ
ッサを用いてソフトウエアとして実現されるが、この明
細書では便宜上、ハードウエアとして説明する。
【0016】図3のライン処理回路100は、A/D変
換回路28から出力される12ビットのR,G,B信号
に対して後述する各種の信号処理を行なうものであり、
欠陥補正回路101と、デジタルクランプ回路102
と、ゲイン回路103と、ホワイトバランス回路104
と、黒レベル回路105と、γ補正回路106と、平均
値およびヒストグラム算出回路107とを有する。
【0017】欠陥補正回路101は、CCD26の出力
に対して1ラインごとに点順次で、欠陥のある画素(予
め特定されてそのアドレスがレジスタにセットされてい
る)からのデータを補正するものである。デジタルクラ
ンプ回路102は、CCD26の出力に対して1ライン
ごとに点順次で、いわゆるオプティカルブラックとして
使用する複数の画素データの加重平均をそのラインの各
画素データから減算するものである。ゲイン回路103
は、CCD26の出力に対して1ラインごとに点順次
で、CCD26から出力されるR,G,B信号の各々に
対して一律に所定のゲインをかけるとともに、CCD2
6の感度のばらつき補正をG信号に対して行ない、さら
に、CCD26の感度比のばらつきをR,B信号に対し
て行なう。
【0018】ホワイトバランス回路104は、CCD2
6の出力に対して1ラインごとに点順次で、上述したよ
うにあらかじめ決定されてCPU21のレジスタに格納
されているホワイトバランス調整係数であるRゲインと
BゲインをR,B信号に掛合わせる。本発明では後述す
るように、このホワイトバランス回路104で補正され
た画像データに基づいて、さらにホワイトバランス微調
整のゲインを算出してホワイトバランスを微調整する。
黒レベル回路105は、CCD26の出力に対して1ラ
インごとに点順次で、あらかじめ決定されてCPU21
のレジスタに格納されている値をR,G,B信号に対し
て加算する。γ補正回路106は、CCD26の出力に
対して1ラインごとに点順次で、階調ルックアップテー
ブルを用いてγ補正を行なう。なお、γ補正によりそれ
ぞれ12ビットのR,G,B信号は8ビットのデータに
変換される。
【0019】平均値およびヒストグラム算出回路107
は、たとえばγ補正後の画像データのなかから、焦点検
出領域の中央部を中心とした512×512の領域の画
像データを抽出して、R信号用のホワイトバランス微調
整用ゲインRFgainとB信号用のホワイトバランス微調
整用ゲインBFgainをたとえば、次式(1),(2)に
より算出する。このゲインRFgainとBFgainはレジス
タに格納される。たとえば、512×512の画素領域
上に図5に示すようにカラーフィルタが配置されている
場合、R,G,B信号の平均値を(3)〜(5)式で算
出し、(1),(2)式に示すように、G信号の平均値
GaveとR信号の平均値Raveとの比およびG信号の平均
値GaveとB信号の平均値Baveとの比からホワイトバラ
ンス微調整用ゲインRFgainとBFgainを算出する。
【0020】
【数1】RFgain=Gave/Rave (1) BFgain=Gave/Bave (2) ただし、Rave=Rsum/Rpixel数 (3) Gave=Gsum/Gpixel数 (4) Bave=Bsum/Bpixel数 (5) このような平均値方式によると、画像データのRGBの
各信号の階調の平均値を求めたことになり、経験的にホ
ワイトバランスの調整結果(全体的なホワイトバラン
ス)が良好となる。
【0021】平均値およびヒストグラム算出回路107
で算出したR,G,Bの各信号の輝度レベルのヒストグ
ラムに基づいて、ホワイトバランス微調整用RFgainと
BFgainを次のように算出してもよい。平均値およびヒ
ストグラム算出回路107は、R,G,Bの各信号の輝
度レベルのヒストグラムを算出する。すなわち、各色の
輝度レベルごとの個数を算出して図6(a)〜図6
(c)に示すようなヒストグラムを算出する。ここで、
R,G,Bの各色の95%レベル値をたとえば、R=1
80、B=200、G=190とすると、RFgainとB
Fgainは、RFgain=190/180、ホワイトバラン
ス微調整用BFgain=190/200として算出するこ
とができる。なお、95%レベル値とは、最も多いドッ
ト数の95%のドット数の輝度レベル値である。このよ
うなヒストグラム方式によると、ヒストグラムが画像デ
ータのRGBの各信号の階調分布の分散を含む形状とな
り、その形状からホワイトバランス微調整ゲインを求め
れば、所定の部分(白点部分)に集中してホワイトバラ
ンスを合せることができ、経験的にホワイトバランスの
調整結果が良好となる。なお、平均値方式とヒストグラ
ム方式を組合せてもよい。
【0022】図4のブロック処理回路200は、ホワイ
トバランス微調整回路210と補間/輪郭処理回路22
0とから構成され、n×m画素データごとに、すなわち
ブロックごとに各種信号処理を行なう。ホワイトバラン
ス微調整回路210は、γ補正回路106までの処理が
施されてバッファメモリ30に格納されているR信号お
よびB信号に対して、20×20画素領域の各R,B信
号ごとに、平均値回路107で算出されたホワイトバラ
ンス微調整用ゲインRFgainとBFgainをそれぞれ掛け
合せてホワイトバランスの微調整を行なう。
【0023】補間/輪郭処理回路220は、G補間回路
221と、バンドパスフィルタ(BPF)222と、ク
リップ回路223と、ゲイン回路224と、ローパスフ
ィルタ(LPF)225と、色差信号生成回路226
と、補間/ローパスフィルタ(LPF)回路228と、
マトリックス回路229と、加算器230と、メディア
ン回路232とを備え、ホワイトバランス微調整後の画
像データに対して20×20画素領域のブロックデータ
ごとにJPEG方式のデータ圧縮のためのフォーマット
処理を行なって16×8画素領域のY信号と、8×8画
素領域のCb信号,Cr信号を生成する。輝度信号Y
は、後述するようにG信号の低周波数成分の輝度信号Y
1と高周波数成分の輪郭信号Y2とを含むものである。
【0024】G補間回路221にはホワイトバランス調
整回路210から20×20画素領域のブロック信号が
入力され、その中心の16×16画素領域のデータにつ
いて、R信号あるいはB信号の画素領域に対してG成分
を補間演算で算出する。すなわち、図7に示すように、
20×20画素領域の入力データD20について、5×
5画素領域データD51(1行1列〜5行5列)の中央
の空格子点(3行3列の画素であり、B信号が得られ
る)のG成分を算出し、この値を16×16画素領域の
出力データD16の3行3列の画素(Bを○で囲ったも
の)のG成分として置換する。
【0025】次いで、20×20画素領域の入力データ
D20について、5×5画素領域データD52(2行2
列〜6行6列)の中央の空格子点(4行4列の画素であ
り、R信号が得られる)のG成分を算出し、この値を1
6×16画素領域の出力データD16の4行4列の画素
(Rを○で囲ったもの)のG成分に置換する。このよう
な処理を繰り返し行なうことにより、16×16画素領
域のすべての空格子点についてG補間処理が行われ、出
力データD16を得る。そして、そのうちの12×12
画素領域の出力データD12をバンドパスフィルタ22
2とローパスフィルタ225にそれぞれ出力する一方、
16×16画素領域の出力データD16を色差信号生成
回路226に出力する。
【0026】バンドパスフィルタ222は、G補間回路
221から出力される12×12画素領域のG信号のう
ち中間周波数成分(ただし、被写体の輪郭が抽出できる
程度に高い周波数成分であり、便宜上、高周波数成分と
呼ぶ)を取り出す。すなわち、図8に示すように、12
×12画素領域の入力データD12について、5×5画
素領域データD5(5行5列〜9行9列)にバンドパス
フィルタ係数を掛け合せてBPF出力データを得、その
値を8×8画素領域の出力データD8の7行7列のデー
タ(太字G)として置換する。このような処理を繰り返
すことで8×8画素領域のすべての画素データをBPF
後のGデータに置換し、出力データD8を生成する。
【0027】クリップ回路223は、バンドパスフィル
タ222から出力される8×8画素領域データD8のそ
れぞれを、設定したレベルでクリップおよびカットす
る。ゲイン回路224は、クリップ回路223の出力に
あらかじめ定められたゲインを掛ける。
【0028】ローパスフィルタ225は、G補間回路2
21から出力される12×12画素領域のG信号のうち
低周波数成分を取り出す。すなわち、図9に示すよう
に、12×12画素領域の入力データD12について、
5×5画素領域データD5(5行5列〜9行9列)にロ
ーパスフィルタ係数を掛け合せてLPF出力データを
得、その値を8×8画素領域の出力データD8の7行7
列のデータ(ハッチング領域)として置換する。このよ
うな処理を繰り返すことで8×8画素領域のすべての画
素データをLPF後のGデータに置換し、出力データD
8を生成する。
【0029】色差信号生成回路226は、図10に示す
ように、ホワイトバランス微調整回路210の出力であ
る16×16画素領域のRGB信号入力データD16−
1およびG補間回路221の出力である16×16画素
領域のG信号入力データD16−2に基づいて(B−
G)信号と(R−G)信号を含む中間データD16−3
を生成する。さらに、中間データD16−3を(B−
G)色差信号の出力データD16−4と(R−G)色差
信号の出力データD16−5とに分離する。
【0030】補間/LPF回路228は、色差信号生成
回路226から16×16画素領域の8ビットの(B−
G)信号と(R−G)信号をそれぞれ入力して、5×5
画素領域ごとに(B−G)信号と(R−G)信号をそれ
ぞれ補間演算するとともに、同時に低帯域信号を取り出
すローパスフィルタリング処理も行ない、その結果であ
る12×12画素領域の(B−G)信号と(R−G)信
号をマトリックス回路229のCb,Crマトリックス
部へ出力する。また、8×8画素領域の(B−G)信号
と(R−G)信号をマトリックス回路229のYマトリ
ックス部へ出力する。
【0031】5×5画素領域の(R−G)データを図1
1のように表わすとき、上記補間演算とローパスフィル
タリング処理演算は次式(6)で表わされる。
【数2】
【0032】一般に、補間フィルタと帯域制限のLPF
を同時にかける場合には次のようなフィルタ係数の制限
がある。簡単のために1次元で説明する。補間後のサン
プル点のうち、N周期で実サンプル点がある場合を考え
る。たとえば、a,a,b,b,a,a,b,b,・・
・・・・・・(ただし、aは実サンプル点、bは補間す
るサンプル点とする。なお、この例では4周期であ
る)。これを(2n+1)次(ただし、(2n+1)は
Nよりも大きい)の奇数次対称型デジタルフィルタで補
間する場合、実サンプル点が一様であれば、補間後のサ
ンプル点も一様でなければいけないので、以下のような
フィルタ係数の制限がある。
【0033】C(k)をk番目のフィルタ係数とする
と、以下のようにN個存在する係数の組の和が互に等し
くなくてはならい。
【数3】 ただし、iはフィルタ係数が(2n+1)以下に収まる
0以上の整数 kはn未満の0以上の整数
【0034】2次元の場合は、水平方向と垂直方向に同
様の制限のフィルタを掛合わせて2次元フィルタを構成
すればよい。この実施の形態では、図5と図11に示す
ように2画素周期のサンプル点を補間するので、N=2
であり、フィルタ係数は偶数次の和と奇数次の和が等し
くなければならない。すなわち、 ΣC(2*i)=ΣC(2*i+1) 2次元で上記(6)式のような5次×5次の対称型フィ
ルタの場合は、 4*kc1+2*kc3+4*kc5+2*kc7+k
c9=4*kc2+4*kc4+2*kc6+2*kc
8 となる。
【0035】たとえば、図12を参照して(R−G)信
号の補間/LPF処理について説明する。16×16画
素領域の入力データD16の(R−G)信号について、
5×5画素領域データD5(3行3列〜7行7列)に補
間/LPFフィルタ係数を掛け合せ、その中央領域(5
行5列)の(R−G)データを算出し、これを12×1
2画素領域の出力データD12の5行5列のデータとし
て置換する。このような処理を繰り返すことで(R−
G)信号について12×12画素領域のすべての画素デ
ータを補間/LPF処理し、出力データD12を得る。
(B−G)信号についても同様な処理を行なって、12
×12画素領域の出力データを生成する。
【0036】マトリックス回路229は、Yマトリック
ス部と、Cbマトリックス部と、Crマトリックス部と
から構成される。Yマトリックス部は、補間/LPF回
路228から8×8画素領域の(B−G)信号と(R−
G)信号を入力するとともに、ローパスフィルタ225
から8×8画素領域のG信号を入力し、次式(7)によ
り8×8画素領域の低周波数成分の輝度信号Y1を生成
する。
【数4】 Y1(i,j)=[Mkg×G(i,j)+Mkr1×R-G(i,j)+Mkb1×B-G(i,j)] (7) ただし、Mkg、Mkr1、Mkb1はマトリックス係
【0037】Cbマトリックス部およびCrマトリック
ス部はそれぞれ、補間/LPF回路228から12×1
2画素領域の(B−G)信号と(R−G)信号を各々入
力し、次式(8),(9)により12×12画素領域の
Cb信号とCr信号を生成する。
【数5】 Cr(i,j)=[Mkr2×R-G(i,j)+Mkb2×B-G(i,j)] (8) Cb(i,j)=[Mkr3×R-G(i,j)+Mkb3×B-G(i,j)] (9) ただし、Mkr2、Mkr3、Mkb2、Mkb3はマ
トリックス係数
【0038】加算器230は、マトリックス回路229
から出力される8×8画素領域の低周波数成分の輝度信
号Y1とゲイン回路224から出力される8×8画素領
域の高周波数成分の輪郭抽出信号Y2を加算する。ゲイ
ン回路224から出力される輪郭抽出信号Y2は、G補
間された16×16画素領域のG信号から高周波数成分
を抽出したもの、すなわち輪郭を抽出したものである。
したがって、加算器230で式(7)で算出される輝度
信号Y1とゲイン回路224で算出された輪郭抽出信号
Y2を加算することにより、画像全体の輝度/輪郭抽出
信号Y(Y1+Y2)が算出される。この加算結果はバ
ッファメモリ30に格納される。
【0039】メディアン回路233は、マトリックス回
路229からの12×12画素領域のCb信号とCr信
号を入力し、5×5画素領域に含まれる3×3画素の9
点を利用したメディアン処理を行ない、8×8画素のC
r信号とCb信号を出力する。
【0040】この実施の形態のメディアン処理では、図
13に示すように、12×12画素のデータD12(デ
ータは黒点印)のうち、5×5画素領域に含まれる3×
3画素(5行5列〜9行9列)のデータD3−5の9個
のデータ(×印)に対してメディアンフィルタ処理を行
なう。すなわち、9個のデータを昇順もしくは降順にソ
ートして中央値をメディアン処理データとする。そし
て、得られたメディアン処理データを、8×8画素の出
力データD8の7行7列のデータとして置換する。この
ような演算を繰り返して行なうことにより、Cb,Cr
信号のそれぞれについて8×8画素の出力データD8を
生成する。Cr信号とCb信号の出力データD8はバッ
ファメモリ30に格納される。
【0041】JPEG圧縮回路33は、上述したように
ブロック処理回路200に入力された20×20画素領
域ごとの入力データに対して、加算回路230により生
成された16×8画素のY信号と、メディアン回路23
2により生成された8×8画素のCr信号とCb信号と
に基づいて、JPEG圧縮方式の8×8画素にフォーマ
ット化されたYCrCb信号を1単位として抽出し、周
知の手順により圧縮することを繰り返し行ってすべての
画像を圧縮する。圧縮された画像データはCPU21を
経由してPCカード34に記憶される。
【0042】このように構成された電子スチルカメラの
動作について説明する。全押しスイッチ23が操作され
ると、クイックリターンミラーが跳ね上がり、図14に
示す撮影シーケンスのプログラムが起動される。ステッ
プS21では、CCD26の各画素が受光信号を蓄積
し、蓄積終了後、全画素の蓄積電荷を順次に吐き出す。
ステップS22において、吐き出された画像データはア
ナログ信号処理回路27で処理された後、A/D変換回
路28でデジタル画像データに変換され、画像処理回路
29に入力される。次にステップS23に進み、ホワイ
トバランス調整、γ階調補正、JPEGフォーマット化
処理などが画像処理回路29で行なわれる。画像処理が
終了するとステップS24に進み、画像処理後の画像デ
ータをいったんバッファメモリ30に記憶する。ステッ
プS25において、バッファメモリ30から画像データ
を読み込んでJPEG圧縮回路33でデータを圧縮す
る。ステップS26では、圧縮した画像データをPCカ
ード34に記憶する。
【0043】この実施の形態の作用効果についてさらに
詳細に説明する。 (1)画素単位およびライン単位で行なうことが可能な
信号処理については図3に示したライン処理回路100
が担当する。すなわち、ライン処理回路100はCCD
26から出力されるデータに沿ってラインごとにデータ
を点順次で出力処理する。そしてライン処理後のデータ
をいったんバッファメモリ30に格納し、その後の信号
処理は、ブロック処理回路200において、n×m
(n,m=20,16,12,8)画素を1つのブロッ
ク単位で行なうようにした。したがって、200万画素
を越えるような高画質タイプの電子スチルカメラの場合
でも、ラインバッファが大型化することがない。すなわ
ち、この実施の形態のようにブロック単位で信号処理を
行わない場合には、図15に示すように、G補間処理、
BPF処理、補間/LPF処理およびメディアン処理回
路のそれぞれに4ライン分のバッファメモリBM1〜B
M4が必要となり、回路規模が大型化するのは明らかで
ある。また、画素単位およびライン単位で行なうパイプ
ライン演算についてはブロックごとの処理ではなくライ
ン処理なので、パイプライン演算時間も従来と同様に高
速にできる。
【0044】(2)あらかじめ決定したホワイトバラン
ス調整係数RゲインおよびBゲインを用いてホワイトバ
ランスを行なった画像に基づいて、上式(1),(2)
のようなホワイトバランス微調整用RFゲインおよびホ
ワイトバランス微調整用BFゲインを算出し、ホワイト
バランス後の画像データに対してそのRFゲイン,BF
ゲインによりホワイトバランス微調整を行なうようにし
たので、あらかじめ決定されているホワイトバランス調
整係数の調整不良が発生しても、色かぶり画像が発生す
ることが防止される。
【0045】(3)補間/LPF回路228により、
(B−G)信号と(R−G)信号をそれぞれ補間演算す
るとともに、同時に低周波数成分を取り出すローパスフ
ィルタリング処理も行なうようにしたので、補間処理、
マトリッックス処理、LPF処理の順番で信号を処理し
て偽色や色モアレ抑制する方式に比べて、処理時間が短
縮される。また、ハードウエアを省略することができる
うえに、トータルの周波数応答を一箇所でコントロール
できるので制御しやすい。
【0046】(4)JPEG方式で圧縮する前に8×8
画素のCr画像データとCb画像データに対してメディ
アン処理を行なうようにしたので、従来のようにローパ
スフィルタリングだけで偽色や色モアレを抑制する場合
に比べて、偽色や色モアレをより短時間で一層抑制する
ことができる。また、JPEG圧縮フォーマット処理に
より8×8画素のCr,Cb信号を生成する際、補間/
LPF処理、マトリックス処理された12×12画素デ
ータに対して、5×5画素領域のCb信号とCr信号を
水平方向と垂直方向ともに1画素ごとに3×3画素の9
個のデータを抽出してメディアン処理するようにしたの
で、5×5画素の25個のデータの全てに対してメディ
アン処理する場合に比べて、メディアン処理時間を短縮
できる。
【0047】以上の実施の形態では電子スチルカメラに
ついて説明したが、ライン処理回路100あるいはブロ
ック処理回路200をソフトウエハエアの形態でCD−
ROMやフロッピデイスクなどの記憶媒体に画像処理プ
ログラムとして格納し、パソコンで画像処理する際に使
用することもできる。この場合、CCDで撮像してデジ
タル化された画像データを大容量の画像データ用記憶媒
体に記憶し、この記憶媒体をパソコンにセットして画像
データを取込んだ上で、上記画像処理プログラムにより
上述のようなライン処理やブロック処理を行うようにす
る。たとえば図3において、黒レベル回路105の出力
データを生データとしてPCカード34に記憶し、その
PCカード34をパソコンにセットして生データの画像
処理を行なうことができる。
【0048】上述したようにパソコン上で画像処理する
際、上記画像データ用記憶媒体に記憶された画像データ
が既にホワイトバランス調整を施されている場合には、
ホワイトバランス微調整処理だけを行なうようにプログ
ラムを作成する。一方、上記画像データ用記憶媒体に記
憶された画像データがホワイトバランス調整を施されて
いない場合には、ホワイトバランス調整処理とホワイト
バランス微調整処理を行なうようにプログラムを作成す
る。その場合、画像データ用記憶媒体にはCCDからの
撮像データのみならず、ホワイトバランスセンサ86
(35A)で検出した被写体の色温度情報も合せて記憶
しておき、そのデータに基づいてホワイトバランス調整
を行なう。
【0049】なお以上では、一眼レフ電子スチルカメラ
について説明したが、レンズ交換ができない電子スチル
カメラ、動画像も取込めるデジタルビデオカメラにも本
発明を適用できる。また、以上では、JPEG圧縮方式
について説明したがその他の圧縮方式にも本発明を適用
できる。その他の圧縮方式としては、TIFF方式によ
る圧縮、フラクタル方式による圧縮、MPEG方式によ
る圧縮などがあげられる。なお、この明細書でのフォー
マット処理は上記各種の圧縮処理に先立って行なうフォ
ーマット処理に限定されず、非圧縮のTIFFフォーマ
ット処理も含むものである。
【0050】以上の実施の形態における回路構成は一例
を示すに過ぎず、たとえば次のような態様を含むもので
ある。 (1)ブロック処理回路200のG補間処理、BPF処
理、LPF処理、補間/LPF処理では、20×20、
16×16、12×12、8×8のいずれかのブロック
を1単位として画像処理するものとして説明した。しか
しながら、各処理において、5×5の画像データを1単
位として画像処理すれば足りる。 (2)ホワイトバランス微調整用ゲインRFgainとBF
gainを算出する際、焦点検出領域の中央部を中心とした
512×512の領域の画像データを抽出するようにし
たが、全画像のデータを利用してもよいし、撮影領域の
中央部の所定領域のデータを使用したり、焦点検出領域
が複数ある場合には選択された焦点検出領域の所定領域
の画像データを利用してもよい。測光領域として利用さ
れた領域のデータに基づいてホワイトバランス微調整係
数を算出してもよい。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、撮像装置から出力される画像データに対してγ補
正、ホワイトバランス補正などの前処理を各行ごとにラ
イン順次で行ない、前処理を終えた画像データに対して
n行m列のブロックごとにブロック順次で記録処理や圧
縮処理前のフォーマット処理を行なうようにしたので、
とくに、画素数が200万を越えるような撮影装置で撮
像する高画質タイプの画像を処理する場合にバッファメ
モリの容量を大型化することなくコスト低減を図ること
が可能となる。また、処理チップをハードウエアで作成
する場合にも小型課、低コスト化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一眼レフ電子スチルカメラの一実施の形態の構
成を示す図
【図2】一眼レフ電子スチルカメラの信号処理系統の一
実施の形態のブロック図
【図3】図2に示した信号処理系統のうちライン処理を
行なう回路を説明するブロック図
【図4】図2に示した信号処理系統のうちブロック処理
を行なう回路を説明するブロック図
【図5】カラーフィルタの配列を示す図
【図6】R,G,Bのヒストグラムを説明する図
【図7】G補間回路の処理内容を説明する図
【図8】バンドパスフィルタの処理内容を説明する図
【図9】ローパスフィルタの処理内容を説明する図
【図10】色差信号生成回路の処理内容を説明する図
【図11】補間/LPF回路で処理されるデータ例を示
す図
【図12】補間/LPF回路の処理内容を説明する図
【図13】メディアン回路の処理内容を説明する図
【図14】全押しスイッチで起動されるプログラムを示
すフローチャート
【図15】JPEGフォーマット処理をブロック処理で
はなくライン処理で行なう場合のブロック図
【符号の説明】
21…CPU、22…半押しスイッチ、23…全押しス
イッチ、26…CCD、29…画像処理回路、33…J
PEG圧縮回路、35…ホワイトバランス検出処理回
路、35A…ホワイトバランスセンサ、73…CCD、
100…ライン処理回路、104…ホワイトバランス回
路、107…平均値算出/ヒストグラム算出回路、20
0…ブロック処理回路、210…ホワイトバランス微調
整回路、228…補間/LPF回路、229…マトリッ
クス回路、232…メディアン回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 9/79 H04N 9/79 G (72)発明者 陳 浙宏 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 (72)発明者 壽圓 正博 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 Fターム(参考) 5C053 FA08 FA17 FA27 GA11 GB01 GB15 GB36 GB37 GB40 HA18 HA33 HB02 KA03 KA12 KA14 KA21 KA22 KA24 KA25 KA30 LA06 LA11 5C055 AA06 BA03 BA05 BA06 BA07 CA01 CA07 DA00 EA02 EA04 FA03 FA22 GA01 GA29 HA18 HA31 HA36 HA37 JA03 5C065 AA03 BB02 BB12 BB23 CC02 CC03 CC07 CC08 CC09 DD02 FF03 FF11 GG02 GG08 GG13 GG15 GG18 GG20 GG22 GG30 GG32 GG44 GG49 GG50 HH04 5C066 AA01 AA11 AA18 BA06 BA13 BA17 CA01 CA05 CA17 DA01 DB01 DC06 DD07 EA03 EA08 EA14 EA19 EC02 EC04 EC05 EC12 EE05 GA02 GA05 GA31 GB01 HA02 HA06 JA01 KA09 KA12 KB05 KC02 KC04 KE01 KE02 KE04 KE07 KE11 KE17 KE19 KE21 KL04 KM02 KM11 KP05 LA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影レンズを通過する被写体像を撮像して
    画像データを出力する撮像装置と、 前記画像データを記録処理する記録処理回路と、 前記撮像装置から出力される画像データに対して前処理
    を行なった後、前記記録に適したフォーマット処理を行
    なう画像処理回路とを備えたデジタルカメラにおいて、 前記前処理では、N行M列の画像データに対して各行ご
    とにライン順次の信号処理を行ない、前記フォーマット
    処理では、前記前処理を終えた画像データに対してn行
    m列(N>n,M>m)のブロックごとにブロック順次
    で信号処理を行なうことを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】請求項1のデジタルカメラにおいて、 前記記録処理回路は前記画像データを圧縮する圧縮回路
    であることを特徴とするデジタルカメラ。
  3. 【請求項3】請求項1または2のデジタルカメラにおい
    て、 前記前処理はγ補正、ホワイトバランス補正を含み、前
    記フォーマット処理は補間処理、LPF処理、BPF処
    理および色差信号算出処理を含むことを特徴とするデジ
    タルカメラ。
  4. 【請求項4】撮像装置で撮像された画像データを記録す
    るためにその画像データをフォーマット化するフォーマ
    ット処理と、 前記フォーマット処理に先立って行なわれる各種の信号
    前処理と、 前記フォーマット処理を終えた画像データを記録する記
    録処理とを含み、 前記前処理では、N行M列の画像データに対して各行ご
    とにライン順次の信号処理を行ない、前記フォーマット
    処理では、前記前処理を終えた画像データに対してn行
    m列(N>n,M>m)のブロックごとにブロック順次
    で信号処理を行なうプログラムが格納されていることを
    特徴とする画像信号処理用記憶媒体。
  5. 【請求項5】請求項1の画像信号処理用記憶媒体におい
    て、 前記記録処理は前記画像データを圧縮する圧縮処理であ
    ることを特徴とする画像信号処理用記憶媒体。
  6. 【請求項6】請求項4または5の画像信号処理用記憶媒
    体において、 前記前処理はγ補正、ホワイトバランス補正を含み、前
    記フォーマット処理は補間処理、LPF処理、BPF処
    理および色差信号算出処理を含むことを特徴とする画像
    信号処理用記憶媒体。
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US11/819,666 US20070268379A1 (en) 1998-06-30 2007-06-28 Digital camera, storage medium for image signal processing, carrier wave and electronic camera
US11/819,994 US7808533B2 (en) 1998-06-30 2007-06-29 Electronic camera having signal processing units that perform signal processing on image data
US13/067,811 US20110261224A1 (en) 1998-06-30 2011-06-28 Digital camera and storage medium for image signal processing for white balance control
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