JP2000022600A - 時間領域等化器のトレーニング方法及びディジタルデータ伝送装置 - Google Patents

時間領域等化器のトレーニング方法及びディジタルデータ伝送装置

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JP2000022600A
JP2000022600A JP10191134A JP19113498A JP2000022600A JP 2000022600 A JP2000022600 A JP 2000022600A JP 10191134 A JP10191134 A JP 10191134A JP 19113498 A JP19113498 A JP 19113498A JP 2000022600 A JP2000022600 A JP 2000022600A
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tap
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Kazutomo Hasegawa
一知 長谷川
Yutaka Awata
豊 粟田
Seiji Miyoshi
清司 三好
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時間領域等化器のトレーニング方法及びディ
ジタルデータ伝送装置に関し、チャネル目標特性のタッ
プ係数及び時間領域等化器(TEQ)のタップ係数に窓
掛けを行っても、窓掛け後のチャネル目標特性及び時間
領域等化器(TEQ)の特性に直流成分が生じないよう
に補償し、より精度の良い時間領域等化器(TEQ)の
タップ係数を導き出す。 【解決手段】 方形窓を掛ける前のチャネル目標特性の
タップ係数bu [i](i=0,1,・・・,N−1)
の和を求め、メモリに保持し、方形窓1−1内のタップ
係数bw [i]の和を求め、メモリに記憶された方形窓
を掛ける前のタップ係数の和から、方形窓内のタップ係
数の和を差し引き、方形窓内のタップ係数の個数で割っ
た商の値を求め、方形窓内の各タップ係数bw [i]に
前記商の値を加えて各タップ係数bnew [i]とし、直
流成分を0とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルデータ
伝送システムにおける時間領域等化器のトレーニング方
法及びディジタルデータ伝送装置に関する。データ信号
を一つのキャリアで伝送するシングルキャリア伝送シス
テムに対し、データ信号を複数のビット列に分割して符
号化し、複数のキャリアで伝送するマルチキャリア伝送
システムが注目されている。本発明は、これらいずれの
伝送システムにも適用できるが、特にマルチキャリア伝
送システムに適した時間領域等化器のトレーニング方法
及びディジタルデータ伝送装置に関する。
【0002】マルチキャリア伝送システムは、非対称デ
ィジタル加入者線(ADSL:Asymmetric
Digital Subscriber Line)伝
送システム等に適用することができ、その詳細はJoh
n A.C.Bingham“Multicarrie
r Modulation for Data Tta
nsmission:An Idea Whose T
ime Has Come”May 1990−IEE
E Communication Magazineに
記されている。
【0003】図4はマルチキャリア伝送システムの送信
機及び受信機の基本構成を示す図である。4−10は送
信機、4−11はシリアル−パラレル変換(SP)バッ
ファ、4−12はエンコーダ、4−13は逆離散フーリ
エ変換(IDFT)部、4−14はサイクリックプレフ
ィックス付加部、4−15はディジタル−アナログ変換
と低域通過(ローパスフィルタ)の処理を行う送信側A
FE部である。4−16はチャネル(伝送路)を示し、
4−17はチャネルに重畳されるノイズを示している。
【0004】4−20は受信機、4−21は低域通過
(ローパスフィルタ)とアナログ−ディジタル変換の処
理を行うAFE部、4−22は時間領域等化器(TE
Q)、4−23はサイクリックプレフィックス廃棄部、
4−24は離散フーリエ変換(DET)部、4−25は
周波数領域等化器(FEQ)、4−26はデコーダ、4
−27はパラレル−シリアル変換(PS)バッファであ
る。
【0005】送信データのビット列がシリアル−パラレ
ル変換(SP)バッファ4−11に入力され、シリアル
−パラレル変換(SP)バッファ4−11は、送信デー
タの直列ビット列を並列ビット列に変換し、エンコーダ
4−12に送出する。
【0006】エンコーダ4−12は、シリアル−パラレ
ル変換(SP)バッファ4−11から入力される並列ビ
ット列を、複数の並列ビット列群(n個)に分割し、該
ビット列群毎に符号化し、その符号化情報を逆離散フー
リエ変換(IDFT)部4−13に送出する。
【0007】n個の符号化情報はそれぞれn個のキャリ
アに割り当てられ、それぞれシンボルとして伝送され
る。逆離散フーリエ変換(IDFT)部4−13は、該
n個の符号化情報を逆離散フーリエ変換(IDFT)
し、該n個の符号化情報を周波数軸上の信号から時間軸
上の信号に変換して出力する。なお、逆離散フーリエ変
換(IDFT)の演算は、処理の高速化を図るため実際
には逆高速フーリエ変換(IFFT)処理の技術が用い
られる。
【0008】前記逆離散フーリエ変換(IDFT)部4
−13により時間軸上に変換された信号は、サイクリッ
クプレフィックス付加部4−14に送出され、サイクリ
ックプレフィックス処理が行われる。図5はサイクリッ
クプレフィックス処理の説明図である。サイクリックプ
レフィックス処理は、図5に示すように、長さNの情報
シンボルブロックの後部のL個のサンプルを、情報シン
ボルブロックの先頭に複写して付加する。従って、送信
シンボルは(N+L)の長さの信号として伝送される。
【0009】サイクリックプレフィックス処理を行う
と、サイクリックプレフィックス処理を行わない場合に
比べて、伝送容量はN/(N+L)倍に減少する。しか
し、後に述べるように、遅延を伴うチャネル(伝送路)
4−17の応答特性による生じるシンボル間干渉(IS
I:Inter−Symbol Interferen
ce)を、受信側においてサイクリックプレフィックス
廃棄部4−23及び時間領域等化器(TEQ:Time
Domain Equalizer)4−22の処理
により、除去することが可能となる。
【0010】サイクリックプレフィックス処理を旋され
た信号は、送信側AFE部4−15に送られる。送信側
AFE部4−15は、ディジタル信号をアナログ信号に
変換し、該信号をローパスフィルタを通してチャネル4
−16に送出する。
【0011】データ伝送に使用する周波数帯域内におい
て、チャネル特性の振幅特性(利得)が一定かつ群遅延
特性も一定であれば、信号はチャネルによる歪みの影響
を受けない。しかし、実際のチャネルではそれらの周波
数特性は一定ではない。したがって、信号はチャネルに
よる歪みの影響を受けてしまう。
【0012】この歪みが特に大きいと信号に与える影響
が大きくなり、それらはチャネル間干渉(ICI:In
ter−Channel Interference)
及びシンボル間干渉(ISI)となって、受信信号に歪
みを与える。
【0013】チャネル4−16を経由し、歪んだ信号
は、受信側AFE部4−21において、ローパスフィル
タにより高域の雑音成分が除去され、ディジタル信号に
変換され、時間領域等化器(TEQ)4−22に出力さ
れる。
【0014】図6は時間領域等化器(TEQ)で用いら
れるトランスバーサルフィルタの説明図である。同図は
タップ長Mのトランスバーサルフィルタを示し、サンプ
リング周期の遅延量を有するM−1個の遅延素子(T)
6−1を縦続接続し、該遅延素子(T)6−1に入力信
号(TEQInput)を入力し、各遅延素子6−1の
出力にそれぞれ係数Ww[0],Ww[1],・・・,
Ww[M−1]を乗算器6−2により掛け合わせ、その
各出力を加算器6−3により合成して出力信号(TEQ
Output)が出力される。
【0015】時間領域等化器(TEQ)は、理想的には
長さ無限大のチャネル特性(インパルス応答特性)のタ
ップ数を、所定の長さL以内に短くする機能を有する。
この機能により、受信信号におけるシンボル間干渉(I
SI)の影響を、長さLのサイクリックプレフィックス
の範囲内のみに抑制することができる。この様子を図7
を参照して説明する。
【0016】図7は、受信シンボルとサイクリックプレ
フィックス廃棄処理の説明図である。図の(A)は送信
シンボルを示し、図の(B)は受信シンボルを示してい
る。受信シンボルは伝送歪みを受け、図の(B)に示す
ようにシンボル間の境界付近で干渉を生じる。
【0017】そこで、時間領域等化器(TEQ)4−2
2により、チャネルのインパルス応答が最小の時間幅の
ものとなるように補償し、図の(C)の斜線部に示すよ
うに、シンボル間干渉(ISI)により歪みが生ずる区
間を、サイクリックプレフィックスの長さL以内に抑え
る。
【0018】そして、時間領域等化器(TEQ)4−2
2から出力された受信シンボルは、サイクリックプレフ
ィックス廃棄部4−23により、長さLのサイクリック
プレフィックスを破棄し、図の(D)に示すように、シ
ンボル間干渉(ISI)のない長さNの情報シンボルを
抽出することができる。
【0019】サイクリックプレフィックス廃棄部4−2
3から出力される長さNの情報シンボルは、離散フーリ
エ変換処理(DFT)部4−24により、時間軸上の信
号から周波数軸上の各キャリア毎のシンボルデータに変
換される。離散フーリエ変換処理(DFT)部4−24
は、処理の高速化を図るために実際には高遠フーリエ変
換(FFT)の技術が用いられる。
【0020】この後、周波数軸上に変換されたキャリア
対応のシンボルデータは、周波数領域等化器(FEQ)
4−25により、周波数軸上での等化処理が行われ、各
シンボルデータは、デコーダ4−26により並列ビット
列のデータに復号化され、該並列ビット列のデータは、
パラレル−シリアル変換(PS)バッファ4−27によ
り直列ビット列のデータに変換され、該直列ビット列の
データが受信機4−20から出力される。
【0021】
【従来の技術】
【発明が解決しようとする課題】理想的には長さ無限大
のチャネル特性(インパルス応答特性)のタップ数を、
所定の長さL以内に短くする時間領域等化器(TEQ)
4−22のトレーニング手段は、米国特許第5,28
5,474号明細書(Jacky Chow,John
M.Chioffi “METHOD FOR EQ
UALIZINGA MULTICARRIER SI
GNAL IN A MULTICARRIER CO
MMUNICATION SYSTEM”)に記されて
いる。
【0022】図8は時間領域等化器(TEQ)のトレー
ニングの原理説明図である。同図において、8−1は送
信側のデータ発生器、8−2はチャネル、8−3はチャ
ネルに重畳されるノイズ、8−4は時間領域等化器(T
EQ)、8−5は受信側のデータ発生器、8−6はチャ
ネル目標特性(チャネルターゲット)回路、8−7は減
算器である。なお、以下において、小文字のアルファベ
ットに(D)を付して示した信号は時間領域の信号を表
し、大文字のアルファベットで示した信号は周波数領域
の信号を表している。
【0023】時間領域等化器(TEQ)8−4のトレー
ニングは、送信側のデータ発生器8−1と受信側のデー
タ発生器8−5との双方から同一の疑似ランダム信号x
(D),x′(D)を発生させ、送信機のデータ発生器
8−1からチャネル8−2を経由し、ノイズ8−3が重
畳され、時間領域等化器(TEQ)8−4を通過した信
号z(D)と、受信機のデータ発生器8−5からチャネ
ル目標特性回路8−6を通した信号z′(D)との誤差
eが0に近づくように、チャネル目標特性回路8−6の
タップ係数と時間領域等化器(TEQ)8−4のタップ
係数とを相互に更新して調整する。
【0024】その結果、タップ長Mの時間領域等化器
(TEQ)8−4のタップ係数でタップ長Lのチャネル
目標特性回路8−6を実現することができる。トレーニ
ング手段については、周波数領域において割り算を用い
る方法、推計傾斜法(stochasticgradi
ent)、LMS(Least Mean Squar
e)アルゴリズムを用いる方法、又はそれらの組合せを
用いる方法等がある。
【0025】図9は時間領域等化器(TEQ)の係数の
更新のための構成を示す図である。同図において、9−
1は送信機、9−2はチャネル、9−3は受信機、9−
31は低域通過とアナログ−ディジタル変換の処理を行
うAFE部、9−32は疑似ランダム信号発生器、9−
33はエンコーダ、9−34はチャネル目標特性Bの更
新部、9−35はチャネル目標特性Bの窓掛け部、9−
36は時間領域等化器(TEQ)の特性Wの更新部、9
−37は時間領域等化器(TEQ)の特性Wの窓掛け部
である。
【0026】送信機9−1からの時間軸上の出力信号
は、チャネル9−2を通過する際に、外部からのノイズ
の影響やシンボル間干渉(ISI)の影響を受けて受信
機9−3に受信される。受信機9−3ではAFE部9−
31を通った受信信号y(D)は、チャネル目標特性B
の更新部9−34及び時間領域等化器(TEQ)の特性
Wの更新部9−36に入力される。
【0027】一方、疑似ランダム信号発生器9−32か
らの出力信号が、エンコーダ9−33により符号化され
て周波数軸上の信号X′として出力され、チャネル目標
特性Bの更新部9−34及び時間領域等化器(TEQ)
の特性Wの更新部9−36に入力される。
【0028】チャネル目標特性Bの更新部9−34は、
前記信号y(D)及び信号X′と、窓掛けを行った時間
領域等化器(TEQ)の特性ww (D)とを基に、チャ
ネル目標特性Bを更新し、更新した特性Bu を出力す
る。チャネル目標特性Bの窓掛け部9−35は、更新し
た特性Bu に窓掛けを行い、窓掛け後の特性Bw を出力
する。
【0029】時間領域等化器(TEQ)の特性Wの更新
部9−36は、前記信号y(D)、信号X′及び窓掛け
後のチャネル目標特性Bw を基に、信号y(D)の周波
数領域の信号Yと時間領域等化器(TEQ)の特性Wと
の積(Y・W)と、前述の信号X′と窓掛け後のチャネ
ル目標特性の特性Bw との積(X′・Bw )との誤差E
が最小となるように、時間領域等化器(TEQ)の特性
Wを更新し、更新した特性Wu を出力する。時間領域等
化器(TEQ)の特性Wの窓掛け部9−37は、更新さ
れた時間領域等化器(TEQ)の特性Wu に窓掛けを行
い、窓掛け後の特性Ww を出力する。
【0030】そして、チャネル目標特性Bの更新とその
窓掛け、及び時間領域等化器(TEQ)の特性Wの更新
とその窓掛けの処理を、誤差Eが予め決められた値以下
になるまで繰り返す。
【0031】このように、時間領域等化器(TEQ)の
トレーニングにおいて、チャネル目標特性Bに方形窓を
掛け、チャネル目標特性Bを所定の有限の個数に制限す
る処理が含まれる。そして、チャネル目標特性Bu に方
形窓を掛けた後のチャネル目標特性Bw は、その直流成
分が必ずしも0になるとは限らない。
【0032】ところが、実際のチャネルにはトランスや
キャパシタンスが介在し、それらは直流成分を通さない
ため、チャネル目標特性Bの直流成分は常に0である必
要がある。即ち、もし、チャネル目標特性Bに直流成分
が含まれていたら、そのチャネル目標特性は、少なくと
も直流成分に関してはチャネル目標特性になり得ない。
【0033】その結果、チャネル目標特性Bの更新とそ
の窓掛け、及び時間領域等化器(TEQ)の特性Wの更
新とその窓掛けを行って、誤差Eを0へ収束させる処理
において、窓掛けによる直流成分の出現が、前記誤差E
を0へ収束させて時間領域等化器(TEQ)の特性Ww
を求める処理の妨げになっている。
【0034】本発明は、チャネル目標特性Bのタップ係
数及び時間領域等化器(TEQ)の特性Wのタップ係数
に窓掛けを行っても、それらの窓掛け後のチャネル目標
特性Bw 及び時間領域等化器(TEQ)の特性Ww に直
流成分が生じないように補償し、より精度の良い時間領
域等化器(TEQ)のタップ係数を導き出すことを目的
とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の時間領域等化器のトレーニング方法は、
(1)ディジタルデータ伝送システムの時間領域等化器
のタップ係数をチャネル目標特性との誤差が最小になる
ように更新するトレーニング方法において、方形窓を掛
ける前のチャネル目標特性のタップ係数の和を求め、メ
モリに保持する過程と、チャネル目標特性のタップ係数
に方形窓を掛け、該方形窓の窓枠内のタップ係数の和を
求める過程と、前記メモリに記憶された方形窓を掛ける
前のチャネル目標特性のタップ係数の和から、前記窓枠
内のタップ係数の和を差し引き、窓枠内のタップ係数の
個数で割った商の値を求める過程と、前記窓枠内の各タ
ップ係数に前記商の値を加えてチャネル目標特性の各タ
ップ係数とする過程とを含むものである。
【0036】又、(2)ディジタルデータ伝送システム
の時間領域等化器のタップ係数をチャネル目標特性との
誤差が最小になるように更新するトレーニング方法にお
いて、方形窓を掛ける前の時間領域等化器のタップ係数
の和を求め、メモリに保持する過程と、時間領域等化器
のタップ係数に方形窓を掛け、該方形窓の窓枠内のタッ
プ係数の和を求める過程と、前記メモリに記憶された方
形窓を掛ける前の時間領域等化器のタップ係数の和か
ら、前記窓枠内のタップ係数の和を差し引き、窓枠内の
タップ係数の個数で割った商の値を求める過程と、前記
窓枠内の各タップ係数に前記商の値を加えて時間領域等
化器の各タップ係数とする過程とを含むものである。
【0037】又、(3)前記ディジタルデータ伝送シス
テムは、マルチキャリア伝送システムとすることができ
る。又、(4)前記ディジタルデータ伝送システムは、
シングルキャリア伝送システムとすることができる。
【0038】又、本発明のディジタルデータ伝送装置
は、(5)時間領域等化器のタップ係数をチャネル目標
特性との誤差が最小になるように更新するトレーニング
処理部を備えたディジタルデータ伝送装置において、該
トレーニング処理部は、方形窓を掛ける前のチャネル目
標特性のタップ係数の和を求め、メモリに保持する手段
と、チャネル目標特性のタップ係数に方形窓を掛け、該
方形窓の窓枠内のタップ係数の和を求める手段と、前記
メモリに記憶された方形窓を掛ける前のチャネル目標特
性のタップ係数の和から、前記窓枠内のタップ係数の和
を差し引き、窓枠内のタップ係数の個数で割った商の値
を求める手段と、前記窓枠内の各タップ係数に前記商の
値を加えてチャネル目標特性の各タップ係数とする手段
とを有するものである。
【0039】又、(6)時間領域等化器のタップ係数を
チャネル目標特性との誤差が最小になるように更新する
トレーニング処理部を備えたディジタルデータ伝送装置
において、該トレーニング処理部は、方形窓を掛ける前
の時間領域等化器のタップ係数の和を求め、メモリに保
持する手段と、時間領域等化器のタップ係数に方形窓を
掛け、該方形窓の窓枠内のタップ係数の和を求める手段
と、前記メモリに記憶された方形窓を掛ける前の時間領
域等化器のタップ係数の和から、前記窓枠内のタップ係
数の和を差し引き、窓枠内のタップ係数の個数で割った
商の値を求める手段と、前記窓枠内の各タップ係数に前
記商の値を加えて時間領域等化器の各タップ係数とする
手段とを有するものである。
【0040】又、(7)前記ディジタルデータ伝送装置
は、マルチキャリア伝送システムにおけるディジタルデ
ータ伝送装置としたものである。又、(8)前記ディジ
タルデータ伝送装置は、シングルキャリア伝送システム
におけるディジタルデータ伝送装置としたものである。
【0041】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるチャネル目標
特性の直流成分を補償する処理の説明図である。図の
(A)は方形窓を掛ける前のチャネル目標特性の時間領
域の特性(インパルス応答特性)を示し、bu [i]
(i=0,1,・・・,N−1)は、そのサンプリング
周期T毎のタップ係数である。図の(B)は方形窓を掛
けた後のチャネル目標特性の時間領域の特性bw [i]
(i=0,1,・・・,N−1)を示し、図の(C)は
直流成分を補償した後の新しいタップ係数bnew [i]
を示している。
【0042】周波数領域のチャネル目標特性B[ω]
は、係数b[i](i=0,1,・・・,N−1)を用
いて、以下の式(1)で表される。 B[ω]=Σi=0 i=N-1 {b[i]exp(−jωiT)}・・・(1) なお、Σi=0 i=N-1 { }の記号は、iの値を0からN
−1まで変化させて、{ }内の値を累計することを意
味する。
【0043】式(1)においてω=0を代入すると、チ
ャネル目標特性の直流成分B[0]が求められる。即
ち、 B[0]=Σi=0 i=N-1 {b[i]} ・・・(2)
【0044】方形窓を掛ける前のチャネル目標特性Bの
直流成分をBu [0]とし、又、同じく方形窓を掛ける
前のチャネル目標特性のインパルス応答をbu [i]
(i=0,1,・・・,N−l)とすると、方形窓を掛
ける前のチャネル目標特性Buは直流成分が0であるの
で、以下の式(3)が成り立つ。 Bu [0]=Σi=0 i=N-1 {bu [i]}=0 ・・・(3)
【0045】ここで、図の(B)に示すようにチャネル
目標特性のタップ係数bu [i]に方形窓1−1を掛け
た後のタップ係数をbw [i]とし、方形窓1−1内に
存在するタップの係数(図示した例の場合、bw [1]
及びbw [2])の合計をb inSUM とし、又、方形窓を
掛ける前に方形窓の外側にあったタップの係数(図示し
た例の場合、bu [0],bu [N−2],bu [N−
1])の合計をboutSUM とすると、式(3)は式
(4)のように書き直すことができる。 Bu [0]=binSUM +bout SUM =0 ・・・(4)
【0046】ここで、binSUM は、方形窓を掛けた後の
チャネル目標特性の直流成分Bw [0]を表している
が、これはほとんどの場合0とはならない。そこで、b
out SUM を方形窓内のタップ数Lで割った商の値を、方
形窓内の各タップ係数に加えて補償することにより、方
形窓を掛けた後のチャネル目標特性の直流成分B
w [0]を0とすることができる。
【0047】方形窓内のL個のタップ係数が、b
u [k],bu [k+1],・・・,bu[k+L−
1]であるとすると、上記のチャネル目標特性の直流成
分Bw [0]を0とするための、方形窓内のタップ係数
の補償の処理は、以下の式(5)のように表される。 Bw [0]=Σi=k i=k+L-1 {bu [i]+bout SUM /L}=0・・・(5)
【0048】即ち、チャネル目標特性Bu に方形窓を掛
けた後に、方形窓内の各タップ係数に対して下記の式
(6)で表される処理を実行し、その結果を新しいタッ
プ係数bnew [i]とすることにより、チャネル目標特
性の直流成分を0とする補償を行うことができる。 bnew [i]=bu [i]+bout SUM /L ・・・(6) (i=k,k+1,・・・,k+L−1) 上記式(6)による直流成分を補償した後の新しいタッ
プ係数bnew [i]は、図1の(C)に示すようなもの
となる。
【0049】図2は本発明によるチャネル目標特性の直
流成分を補償する処理のフローチャートである。同図に
示すように、先ずステップ2−1においてチャネル目標
特性Bを更新し、Bu とする。次にステップ2−2にお
いてBu の係数の和を求め、メモリに保存する。
【0050】次にステップ2−3においてBu に方形窓
を掛け、Bw とする。次にステップ2−4においてBw
の係数の和を求め、binSUM とする。次にステップ2−
5においてメモリに保存されたBu の係数の和からbin
SUM を差し引き、bout SUMとする。
【0051】次にステップ2−5においてbout SUM を
方形窓内のBw の係数の個数Lで割り、その商の値をB
w の各係数に加え、新しいタップ係数bnew [i]とす
る。このようにして、直流成分の無いチャネル目標特性
を得ることができる。
【0052】以上、窓関数として方形窓を用いた場合に
ついて説明したが、他の窓関数についても同様の手法に
より直流成分を0に補償することができる。又、これま
でチャネル目標特性について説明してきたが、時間領域
等化器(TEQ)のタップ係数についても同様に補償
し、直流成分を0とすることができる。
【0053】チャネル目標特性又は時間領域等化器(T
EQ)の係数を補償し、直流成分を取り除く手段は、図
9に示したチャネル目標特性Bの更新部9−34、チャ
ネル目標特性Bの窓掛け部9−35、時間領域等化器
(TEQ)の特性Wの更新部9−36、時間領域等化器
(TEQ)の特性Wの窓掛け部9−37による更新及び
窓掛けの操り返し処理の最初から適用してもよいし、途
中から適用してもよい。
【0054】図3は本発明のディジタルデータ伝送装置
の説明図である。3−1は送信側のデータ発生器、3−
2はチャネル(伝送路)、3−3はチャネルの重畳され
るノイズ、3−4は受信側のディジタルデータ伝送装
置、3−5は時間領域等化器(TEQ)、3−6は受信
側のデータ発生器、3−7はチャネル目標特性(ターゲ
ット)回路、3−8は減算器、3−9はタップ係数のト
レーニング処理部、3−10は係数更新部、3−11は
係数窓掛け部、3−12は直流成分補償部である。
【0055】図3に示したタップ係数のトレーニング処
理部3−9内の構成以外は、図8に示した構成と同様で
あるので、重複した説明は省略する。タップ係数のトレ
ーニング処理部3−9は、係数更新部3−10により時
間領域等化器(TEQ)3−5のタップ係数をチャネル
目標特性との誤差が最小になるように更新するトレーニ
ング処理を行う。
【0056】タップ係数のトレーニング処理部3−9
は、更に係数窓掛け部3−11及び直流成分補償部3−
12により、方形窓を掛ける前のチャネル目標特性のタ
ップ係数の和を求め、メモリに保持し、チャネル目標特
性のタップ係数に方形窓を掛け、該方形窓内のタップ係
数の和を求め、前記メモリに記憶された方形窓を掛ける
前のチャネル目標特性のタップ係数の和から、前記方形
窓内のタップ係数の和を差し引き、方形窓内のタップ係
数の個数で割った商の値を求め、前記方形窓内の各タッ
プ係数に前記商の値を加えてチャネル目標特性の各タッ
プ係数とする手段を備え、窓掛け後のチャネル目標特性
の直流成分が0に成るように補償する。
【0057】又、タップ係数のトレーニング処理部3−
9は、同様に、係数窓掛け部3−11及び直流成分補償
部3−12により、方形窓を掛ける前の時間領域等化器
のタップ係数の和を求め、メモリに保持し、時間領域等
化器のタップ係数に方形窓を掛け、該方形窓内のタップ
係数の和を求め、前記メモリに記憶された方形窓を掛け
る前の時間領域等化器のタップ係数の和から、前記方形
窓内のタップ係数の和を差し引き、方形窓内のタップ係
数の個数で割った商の値を求め、前記方形窓内の各タッ
プ係数に前記商の値を加えて時間領域等化器の各タップ
係数とする手段とを備え、窓掛け後の時間領域等化器の
直流成分が0に成るように補償する。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
チャネル目標特性B及び時間領域等化器(TEQ)の特
性Wに窓掛けを行った係数を、直流成分が生じないよう
に補償することにより、チャネル目標特性Bの直流成分
を0とすることができ、チャネル目標特性Bと時間領域
等化器(TEQ)の特性Wとの誤差eを0に収束させ、
より精度の良いTEQ係数を導き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるチャネル目標特性の直流成分を補
償する処理の説明図である。
【図2】本発明によるチャネル目標特性の直流成分を補
償する処理のフローチャートである。
【図3】本発明のディジタルデータ伝送装置の説明図で
ある。
【図4】マルチキャリア伝送システムの送信機及び受信
機の基本構成を示す図である。
【図5】サイクリックプレフィックス処理の説明図であ
る。
【図6】時間領域等化器(TEQ)で用いられるトラン
スバーサルフィルタの説明図である。
【図7】受信シンボルとサイクリックプレフィックス廃
棄処理の説明図である。
【図8】時間領域等化器(TEQ)のトレーニングの原
理説明図である。
【図9】時間領域等化器(TEQ)の係数の更新のため
の構成を示す図である。
【符号の説明】
1−1 方形窓 bu [i](i=0,1,・・・,N−1) 方形窓を
掛ける前のチャネル目標特性のタップ係数 bw [i](i=0,1,・・・,N−1) 方形窓を
掛けた後のチャネル目標特性のタップ係数 bnew [i](i=1,2) 直流成分を補償した後の
チャネル目標特性の新しいタップ係数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三好 清司 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5J023 AA01 AB03 AB09 AC09 AD03 5K035 BB01 DD01 KK01 5K046 EE02 EE06 EF02 EF13 EF21 EF23 EF55

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルデータ伝送システムの時間領
    域等化器のタップ係数をチャネル目標特性との誤差が最
    小になるように更新するトレーニング方法において、 方形窓を掛ける前のチャネル目標特性のタップ係数の和
    を求め、メモリに保持する過程と、 チャネル目標特性のタップ係数に方形窓を掛け、該方形
    窓の窓枠内のタップ係数の和を求める過程と、 前記メモリに記憶された方形窓を掛ける前のチャネル目
    標特性のタップ係数の和から、前記窓枠内のタップ係数
    の和を差し引き、窓枠内のタップ係数の個数で割った商
    の値を求める過程と、 前記窓枠内の各タップ係数に前記商の値を加えてチャネ
    ル目標特性の各タップ係数とする過程とを含むことを特
    徴とする時間領域等化器のトレーニング方法。
  2. 【請求項2】 ディジタルデータ伝送システムの時間領
    域等化器のタップ係数をチャネル目標特性との誤差が最
    小になるように更新するトレーニング方法において、 方形窓を掛ける前の時間領域等化器のタップ係数の和を
    求め、メモリに保持する過程と、 時間領域等化器のタップ係数に方形窓を掛け、該方形窓
    の窓枠内のタップ係数の和を求める過程と、 前記メモリに記憶された方形窓を掛ける前の時間領域等
    化器のタップ係数の和から、前記窓枠内のタップ係数の
    和を差し引き、窓枠内のタップ係数の個数で割った商の
    値を求める過程と、 前記窓枠内の各タップ係数に前記商の値を加えて時間領
    域等化器の各タップ係数とする過程とを含むことを特徴
    とする時間領域等化器のトレーニング方法。
  3. 【請求項3】 前記ディジタルデータ伝送システムは、
    マルチキャリア伝送システムであることを特徴とする請
    求項1又は2記載の時間領域等化器のトレーニング方
    法。
  4. 【請求項4】 前記ディジタルデータ伝送システムは、
    シングルキャリア伝送システムであることを特徴とする
    請求項1又は2記載の時間領域等化器のトレーニング方
    法。
  5. 【請求項5】 時間領域等化器のタップ係数をチャネル
    目標特性との誤差が最小になるように更新するトレーニ
    ング処理部を備えたディジタルデータ伝送装置におい
    て、該トレーニング処理部は、 方形窓を掛ける前のチャネル目標特性のタップ係数の和
    を求め、メモリに保持する手段と、 チャネル目標特性のタップ係数に方形窓を掛け、該方形
    窓の窓枠内のタップ係数の和を求める手段と、 前記メモリに記憶された方形窓を掛ける前のチャネル目
    標特性のタップ係数の和から、前記窓枠内のタップ係数
    の和を差し引き、窓枠内のタップ係数の個数で割った商
    の値を求める手段と、 前記窓枠内の各タップ係数に前記商の値を加えてチャネ
    ル目標特性の各タップ係数とする手段とを有することを
    特徴とするディジタルデータ伝送装置。
  6. 【請求項6】 時間領域等化器のタップ係数をチャネル
    目標特性との誤差が最小になるように更新するトレーニ
    ング処理部を備えたディジタルデータ伝送装置におい
    て、該トレーニング処理部は、 方形窓を掛ける前の時間領域等化器のタップ係数の和を
    求め、メモリに保持する手段と、 時間領域等化器のタップ係数に方形窓を掛け、該方形窓
    の窓枠内のタップ係数の和を求める手段と、 前記メモリに記憶された方形窓を掛ける前の時間領域等
    化器のタップ係数の和から、前記窓枠内のタップ係数の
    和を差し引き、窓枠内のタップ係数の個数で割った商の
    値を求める手段と、 前記窓枠内の各タップ係数に前記商の値を加えて時間領
    域等化器の各タップ係数とする手段とを有することを特
    徴とするディジタルデータ伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記ディジタルデータ伝送装置は、マル
    チキャリア伝送システムにおけるディジタルデータ伝送
    装置であることを特徴とする請求項5又は6記載のディ
    ジタルデータ伝送装置。
  8. 【請求項8】 前記ディジタルデータ伝送装置は、シン
    グルキャリア伝送システムにおけるディジタルデータ伝
    送装置であることを特徴とする請求項5又は6記載のデ
    ィジタルデータ伝送装置。
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