JP2000021755A - 露光方法及び露光装置 - Google Patents

露光方法及び露光装置

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JP2000021755A JP10201335A JP20133598A JP2000021755A JP 2000021755 A JP2000021755 A JP 2000021755A JP 10201335 A JP10201335 A JP 10201335A JP 20133598 A JP20133598 A JP 20133598A JP 2000021755 A JP2000021755 A JP 2000021755A
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周期パターンの露光と通常のパターン露光の
2重露光によって任意形状の高解像度のパターンが得ら
れる露光方法及び露光装置を得ること。 【解決手段】 互いに異なるパターンを有する複数のマ
スクパターンを用いて感光基板上の同一ショット又は同
一ショットの異なるチップ領域をステップ移動して多重
露光する露光方法であって、該複数のマスクをステップ
方向と垂直方向に配置して該感光基板上を同時に露光し
ていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光方法及び露光
装置に関し、特に微細な回路パターンで感光基板上を露
光し、例えばIC,LSI等の半導体チップ、液晶パネ
ル等の表示素子、磁気ヘッド等の検出素子、CCD等の
撮像素子といった各種デバイスの製造に用いられる際に
好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、IC、LSI、液晶パネル等
のデバイスをフォトリソグラフィー技術を用いて製造す
るときには、フォトマスク又はレチクル等(以下、「マ
スク」と記す。)の面上に形成した回路パターンを投影
光学系によってフォトレジスト等が塗布されたシリコン
ウエハ又はガラスプレート等(以下、「ウエハ」と記
す。)の感光基板上に投影し、そこに転写する(露光す
る)投影露光方法及び投影露光装置が使用されている。
【0003】近年、上記デバイスの高集積化に対応し
て、ウエハに転写するパターンの微細化、即ち高解像度
化とウエハにおける1チップの大面積化とが要求されて
いる。従ってウエハに対する微細加工技術の中心を成す
上記投影露光方法及び投影露光装置においても、現在、
0.5/μm以下の寸法(線幅)の像(回路パターン
像)を広範囲に形成するべく、解像度の向上と露光面積
の拡大が計られている。
【0004】従来の投影露光装置の摸式図を図27に示
す。図27中、191は遠紫外線露光用の光源であるエ
キシマーレーザ、192は照明光学系、193は照明光
学系192から照射される照明光、194はマスク、1
95はマスク194から出て光学系(投影光学系)19
6に入射する物体側露光光、196は縮小型の投影光学
系、197は投影光学系196から出て基板198に入
射する像側露光光、198は感光基板であるウエハ、1
99は感光基板を保持する基板ステージを、示す。
【0005】エキシマレーザ191から出射したレーザ
光は、引き回し光学系(190a,190b)によって
照明光学系192に導光され、照明光学系192により
所定の光強度分布、配光分布、開き角(関口数NA)等
を持つ照明光193となるように調整され、マスク19
4を照明する。マスク194にはウエハ198上に形成
する微細パターンを投影光学系196の投影倍率の逆数
倍(例えば2倍や4倍や5倍)した寸法のパターンがク
ロム等によって石英基板上に形成されており、照明光1
93はマスク194の微細パターンによって透過回折さ
れ、物体側露光光195となる。投影光学系196は、
物体側露光光195を、マスク194の微細パターンを
上記投影倍率で且つ充分小さな収差でウエハ198上に
結像する像側露光光197に変換する。像側露光光19
7は図27の下部の拡大図に示されるように、所定の開
口数NA(=Sin(θ))でウエハ198上に収束
し,ウエハ198上に微細パターンの像を結ぶ。基板ス
テージ199は、ウエハ198の互いに異なる複数の領
域(ショット領域:1個又は複数のチップとなる領域)
に順次、微細パターンを形成する場合に、投影光学系の
像平面に沿ってステップ移動することによりウエハ19
8の投影光学系196に対する位置を変えている。
【0006】現在主流となりつつある上記のエキシマレ
ーザを光源とする投影露光装置は高い投影解像力を有し
ているが、例えば0.15μm以下のパターン像を形成
することが技術的に困難である。
【0007】投影光学系196は、露光(に用いる)波
長に起因する光学的な解像度と焦点深度との間のトレー
ドオフによる解像度の限界がある。投影露光装置による
解像パターンの解像度Rと焦点深度DOFは,次の
(1)式と(2)式の如きレーリーの式によって表され
る。
【0008】R=k1 =(λ/NA) ‥‥‥(1) DOF=k2 =(λ/NA2 ) ‥‥‥(2) ここで、λは露光波長、NAは投影光学系196の明る
さを表す像側の開口数、k1 ,k2 はウエハ198の現
像プロセス特性等によって決まる定数であり、通常0.
5〜0.7程度の値である。この(1)式と(2)式か
ら、解像度Rを小さい値とする高解像度化には開口数N
Aを大きくする「高NA化」がある。しかしながら、実
際の露光では投影光学系196の焦点深度DOFをある
程度以上の値にする必要があるため、高NA化をある程
度以上に進めることが難しいこと、この為、高解像度化
には結局、露光波長λを小さくする「短波長化」が必要
となることとが分かる。
【0009】ところが露光波長の短波長化を進めていく
と重大な問題が発生してくる。それは投影光学系196
を構成するレンズの硝材がなくなってしまうことであ
る。殆どの硝材の透過率は遠紫外線領域では0に近く、
特別な製造方法を用いて露光装置用(露光波長約248
nm)に製造された硝材として溶融石英が現存するが、
この溶融石英の透過率も波長193nm以下の露光波長
に対しては急激に低下するし。線幅0.15μm以下の
微細パターンに対応する露光波長150nm以下の領域
では実用的な硝材の開発は非常に困難である。また遠紫
外線領域で使用される硝材は、透過率以外にも、耐久
牲,屈折率均一性,光学的歪み,加工性等の複数条件を
満たす必要があり、この事から、実用的な硝材の存在が
危ぶまれている。
【0010】このように従来の投影露光方法及び投影露
光鼓置では、ウエハ上に線幅0.15μm以下のパター
ンを形成する為には150nm程度以下まで露光波長の
短波長化が必要である。これに対し、現在のところ、こ
の波長領域では実用的な硝材が存在しないので、ウエハ
に線幅0.15μm以下のパターンを形成することがで
きなかった。
【0011】米国特許第5415835号公報は2光束
干渉露光によって敏細パターンを形成する技術を開示し
ており、この2光束干渉露光によれば、ウエハに線幅
0.15μm以下のパターンを形成することができる。
【0012】2光束干渉露光の原理を図28を用いて説
明する。2光束干渉露光は、レーザ151からの可干渉
牲を有し且つ平行光線束であるレーザ光L151をハー
フミラー152によってレーザ光L151a,L151
abの2光束に分割し、分割した2光束を夫々平面ミラ
ー153a,153bによって反射することにより2個
のレーザ光(可干渉性の平行光線束)を0より大きく9
0度末満のある角度を成してウエハ154面上で交差さ
せることにより交差部分に干渉縞を形成している。この
干渉縞(の光強度分布)によってウエハ154を露光し
て感光させることで干渉縞の光強度分布に応じた微細な
周期パターンをウエハ154に形成するものである。
【0013】2光束L151a,L151bがウエハ1
54面の立てた垂線に対して互いに逆方向に同じ角度だ
け傾いた状態でウエハ面で交差する場合、この2光束干
渉露光における解像度Rは次の(3)式で表される。
【0014】 R=λ/(4sinθ) =λ/4NA =0.25(λ/NA) ‥‥‥(3) ここで、RはL&S(ライン・アンド・スペース)の夫
々の幅、即ち干渉縞の明部と暗部の夫々の幅を示してい
る。又βは2光束の夫々の像面に対する入射角度(絶対
値)を表し、NA=Sinθである。
【0015】通常の投影露光における解像度の式である
(l)式と2光束干渉露光における解像度の式である
(3)式とを比較すると、2光束干渉露光の解像度Rは
(1)式においてk1 =0.25とした場合に相当する
から、2光束干渉露光ではk1=0.5〜0.7である
通常の投影露光の解像度より2倍以上の解像度を得るこ
とが可能である。
【0016】上記米国特許には開示されていないが、例
えばλ=0.248nm(KrFエキシマ)でNA=
0.6の時は、R=0.10μmが得られる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】2光束干渉露光は、基
本的に干渉縞の光強度分(露光量分布)に相当する単純
な縞パターンしか得られないので、所望の形状の回路パ
ターンをウエハに形成することが難しい。
【0018】そこで上記米国特許第5415835号公
報は、2光束干渉露光によって単純な縞パターン(周期
パターン)即ち2値的な露光量分布をウエハ(のレジス
ト)に与えた後、露光装置の分解能の範囲内の大きさの
ある開口が形成されたマスクを用いて通常リソグラフィ
ー(露光)を行なって更に別の2値的な露光量分布をウ
エハに与えることにより、孤立の線(パターン)を得る
ことを提案している。
【0019】しかしながら、上記米国特許第54158
35号公報の多重露光の方法は、2光束干渉露光用の露
光装置にウエハを設置して露光した後で、別の通常露光
用の露光装置にウエハを設置し直して露光を行うので、
時間がかかるという問題があった。
【0020】本発明の目的は、比較的短い時間で多重露
光が行える露光方法及び露光装置を提供することにあ
る。
【0021】本発明は、2光束干渉露光に代表される周
期パターン露光と周期パターンを含まない通常パターン
露光(通常露光)の2つの露光を感光基板(ウエハ)面
上の異なった領域で同時に行うことにより、複雑な形状
の回路パターンをウエハに高いスループットで形成する
ことが可能な露光方法及び露光装置の提供を目的とす
る。
【0022】また本発明の他の目的は線幅0.15μm
以下の部分を備える回路パターンを容易に得ることが可
能な露光方法及び露光装置の提供にある。
【0023】また本発明の他の目的は周期パターン露光
と通常露光の2つの露光法が同時に実施できる露光装置
を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の露光方法は、 (1-1) 互いに異なるパターンを有する複数のマスクパタ
ーンを用いて感光基板上の同一ショット又は同一ショッ
トの異なるチップ領域をステップ移動して多重露光する
露光方法であって、該複数のマスクをステップ方向と垂
直方向に配置して該感光基板上を同時に露光しているこ
とを特徴としている。
【0025】特に、 (1-1-1) 前記複数のマスクは互いに異なる照明条件で照
明していることを特徴としている。
【0026】本発明の露光装置は、 (2-1) 構成(1-1) の露光方法を用いて感光性の基板にマ
スク上のパターンを転写していることを特徴としてい
る。
【0027】本発明のデバイスの製造方法は、 (3-1) 構成(1-1) のの露光方法を用いてマスク面上のパ
ターンをウエハ面上に露光した後、該ウエハを現像処理
工程を介してデバイスを製造していることを特徴として
いる。
【0028】(3-2) 構成(1-1) の露光装置を用いてマス
ク面上のパターンをウエハ面上に露光した後、該ウエハ
を現像処理工程を介してデバイスを製造していることを
特徴としている。
【0029】尚、本発明において「多重露光」とは「感
光基板上の同一領域を互いに異なる光パターンで途中に
現像処理工程を介さずに露光すること」を言う。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は本発明の露光装置の実施形
態1の要部概略図である。
【0031】図1は2光束干渉用露光と通常の投影露光
の双方が同時に行える高解像度の露光装置を示してい
る。
【0032】図1において、221はKrF又はArF
エキシマレーザー、222は照明光学系であり、後述す
るようにマスク223面上の互いに異なるパターンより
成るFMマスクとRMマスクを異なった照明条件で照明
している。223はマスク(レチクル)であり、後述す
るように周期的パターン(微細パターン)より成る高密
度のFMマスクと回路パターン(通常パターン)より成
るRMマスクが同一基板上(同一平面上)に設けてい
る。224はマスクステージ、227はマスク223の
回路パターンをウエハ228上に縮小投影する投影光学
系、225はマスク(レチクル)チェンジャであり、ス
テージ224に、通常のレチクルとレベンソン位相シフ
トマスク(レチクル)、エッジシフタ型のマスク(レチ
クル)、位相シフタを有していない周期パターンマスク
(レチクル)等のうち少なくとも2つのマスクが設けら
れたマスク223を選択的に供給する為に設けてある。
【0033】また、マスクステージは微細パターンの方
向と周期パターンの方向と平行にする為に、予めマスク
にバーコード等に描かれてある情報をもとにマスク22
3を回転させる機能を持たせてある。
【0034】図1の229はXYZステージであり、こ
のステージ229は、光学系227の光軸に直交する平
面及びこの光軸方向に移動可能で、レーザー干渉計等を
用いてそのXY方向の位置が正確に制御される。
【0035】また、図1の装置は、不図示のレチクル位
置合わせ光学系、ウエハ位置合わせ光学系(オフアクシ
ス位置合わせ光学系とTTL位置合わせ光学系とTTR
位置合わせ光学系)とを備える。
【0036】図2はマスク(M)の実施形態1の説明図
である。本実施形態のマスク223はFMマスクとRM
マスクの2つのマスクを同一基板223a上又は同一平
面上に設けている。FMマスクは通常の投影露光では改
造できない程度の微細なパターンを周期的に配列した周
期的パターンFMPより成っている。RMマスクは投影
露光で改造できる線幅より成る通常の回路パターン(例
えばゲートパターン等)RMPより成っている。同図の
最下図は断面を示しており、FMパターンは位相型パタ
ーンより成る場合を示している。
【0037】図3はウエハ228面上におけるマスク2
23のFMマスクとRMマスクのパターンF,Mの露光
状態の説明図である。
【0038】同図はマスク基板MP上のFMマスクの投
影パターン像FとRMマスクの投影パターン像Rが感光
基板( ウエハ) W面上に矢印方向にステップ露光されて
いる状態を示している。
【0039】同図は1ショット領域SPが1チップに相
当している。1ショット領域SP内にFMマスクとRM
マスクのパターン像を矢印方向(ステップ方向)STに
順次、ステップ露光し、次に逆方向に1ショット分だけ
ずらして露光し、これにより同一のショット領域を多重
露光(2重露光)している。
【0040】尚、マスク223はステップ方向STと垂
直方向にFMマスクとRMマスクとを配置し、互いに異
なったショット領域SPに各々の同時にパターン像を投
影している。
【0041】本実施形態ではマスクMは通常の大きさの
2倍となっている。このようなステップ露光を繰り返し
て同一ショットSP内を異なったパターンで高いスルー
プットで多重露光(二重露光)している。
【0042】図29は従来のマスクMのパターンをウエ
ハ面上に投影露光するときの投影パターン像とウエハ面
上のショット領域を示す説明図である。従来の方法で多
重露光をしようとすると同図に示すように1ショット領
域内を1つのマスクパターンでステップ露光し、それが
終了したら次の新たなマスクを用いて同様にステップ露
光するようになる。
【0043】これに対して本実施形態では図3に示すよ
うな露光方法を用いることにより高いスループットで多
重露光を行うことができる。
【0044】図4は本実施形態における他の実施形態の
ウエハ面上におけるRMマスクとRRマスクのパターン
F,Mの露光状態の説明図である。
【0045】本実施形態は図3の実施形態に比べてマス
クM面上のFMマスクとRMマスクのステップ方向と垂
直方向の大きさを1/2とし、マスクM全体としての大
きさを通常のマスクと同じ大きさにしている点が異なっ
ている。
【0046】1ショット領域SPに2つのチップ領域C
Pを設けている。FMマスクのパターン像FとRMマス
クによるパターン像Rを1ショットSP内の各チップ領
域CPに同時に投影露光し、これを図3と同様に矢印方
向にステップ露光し、次いで逆方向に1チップ領域だけ
ずらしてステップ露光して同一のチップ領域を異なった
パターンF, Mで多重露光している。
【0047】本実施形態では1チップ領域がスクライブ
ラインも含めて隣り合うショット内のチップと等間隔と
なるようにしている。
【0048】図1の露光装置の照明光学系222は後述
するように部分的コヒーレント照明とがコヒーレント照
明とが同時に行えるように構成してあり、コヒーレント
照明は、ブロック230内の図示した前述した(1a)
又は(1b)の照明光を、レベンソン型位相シフトレチ
クル又はエッジシフタ型レチクル又は位相シフタを有し
ていない周期パターンレチクル等の一方のマスクに供給
し、部分的コヒーレント照明はブロック230内に図示
した(2a)の照明光を他の通常パターンのマスクに供
給する。部分的コヒーレント照明とコヒーレント照明の
同時照明は、後述するように、光学系222が有する複
数のフライアイレンズのうち、中央領域の複数のフライ
アイレンズと周辺領域の複数のフライアイレンズの配置
角度や形状などを調整して、それから出射する光束の出
射角度を変えて行っている。
【0049】本発明の露光方法及び露光装置における2
重露光における露光波長は400nm以下であり、好ま
しくは250nm以下である。250nm以下の露光波
長の光を得るにはKrFエキシマレーザ(約248n
m)やArFエキシマレーザ(約193nm)を用い
る。
【0050】尚、本発明において「投影露光」というの
は、マスクに形成された任意のパターンからの3個以上
の平行光線束が互いに異なる様々な角度で像面に入射し
て露光が行なわれるものである。
【0051】本発明の露光装置はマスクのパターンをウ
エハに投影する投影光学系と、部分的コヒーレント照明
とコヒーレント照明の双方の同時照明が可能なマスク照
明光学系222とを有し、部分的コヒーレント照明によ
ってFMマスクの通常パターンの露光を行い、コヒーレ
ント照明によって2光束干渉露光を行うことにより、R
Mマスクの周期パターン露光を同時に行うことを特徴と
している。「部分的コヒーレント照明」とはσ=(照明
光学系の開口数/投影光学系の開口数)の値がゼロより
大きく1より小さい照明であり、「コヒーレント照明」
とは、σの値がゼロまたはそれに近い値であり、部分的
コヒーレント照明のσに比べて相当小さい値である。
【0052】周期パターン露光でのコヒーレント照明で
はσを0.3以下にする。通常露光を行う際の部分的コ
ヒーレント照明はσを0.6以上にする。σ=0.8が
望ましい。さらに照度分布が外側に比べて内側が低い輪
帯照明にすると、なお効果的である。
【0053】図5,図6は本発明の実施形態における、
マスク照明光学系222として部分的コヒーレント照明
とコヒーレント照明とを同時に行える光学系の説明図で
ある。
【0054】同図において、51はフライアイレンズ
(オプティカルインテグレータ)であり、出射面に複数
の2次光源を形成している。フライアイレンズ51は中
央領域の複数のフライアイレンズ51aからの光束の出
射角度と、周辺領域の複数のフライアイレンズ51bか
らの光束の出射角度が互いに異なるようにフライアイレ
ンズ51aと51bの傾き、形状などを設定している。
フライアイレンズ51a( 51b) の出射面の2次光源
からの光束は絞り52を通過し、コンデンサーレンズ5
3によって絞り54面上の一方の面54a(54b)を
重ね合わせるようにしている。
【0055】55は集光レンズであり、絞り54の開口
54a(54b)を通過した光束でマスクMのFMマス
ク( RMマスク) を照明している。ここで図5の小σ照
明系を構成し、図6は大σ(輪帯)照明系を構成してい
る。
【0056】尚、図5,図6の光学系においてはFMマ
スクとRMマスクの照明強度を調整する為の光量調整手
段( NDフィルター等) を一方の光路中に設けるのが良
い。
【0057】図7は図5,図6の照明系における有効光
源とマスクとの関係を示す説明図である。図7(A)は
図5の小σ照明系の場合を示し、図7( B) は図6の大
σ照明系の場合を示している。
【0058】本発明の露光装置は2光束干渉露光装置と
通常(投影)露光装置を両装置で共用される被露光基板
(感光基板)を保持する移動ステージとを有している。
【0059】以上説明した露光方法及び露光装置を用い
てIC,LSI等の半導体チップ、液晶パネル等の表示
素子、磁気ヘッド等の検出素子、CCD等の撮像素子と
いった各種デバイスの製造が可能である。
【0060】本発明は以上説明した実施形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲におい
て種々に変更することが可能である。特に2光束干渉露
光及び通常露光の各ステップでの露光回数や露光量の段
数は適宜選択することが可能であり、更に露光の重ね合
わせもずらして行なう等適宜調整することが可能であ
る。このような調整を行うことで形成可能な回路パター
ンにバリエーションが増える。
【0061】図5の照明系によって照明されたFMマス
クのパターンの投影状態を図8〜図10を用いて説明す
る。
【0062】図8中、161はマスク、162はマスク
161から出て光学系163に入射する物体側露光光、
163は投影光学系、164は開口絞り、165は投影
光学系163から出てウエハ166に入射する像側露光
光、166は感光基板であるウエハを示し、167は絞
り164の円形開口に相当する瞳面での光束の位置を一
対の黒点で示した説明図である。図8は2光束干渉露光
を行っている状態の摸式図であり、物体側露光光162
と像側露光光165は双方とも、図17の通常の投影露
光とは異なり、2つの平行光線束だけから成っている。
【0063】図8に示すような通常の投影露光装置にお
いて2光束干渉露光(周期パターン露光)を行う為に
は、マスク161とその照明方法を図9又は図10のよ
うに設定すれば良い。以下これら3種の例について説明
する。
【0064】図9(A)はレベンソン型の位相シフトマ
スク173を示しており、クロムより成る遮光部171
のピッチPOが(4)式で0、位相シフタ172のピッ
チPOSが(5)式で表されるマスクである。
【0065】 P0 =MP=2MR=Mλ/(2NA) ‥‥‥(4) POS=2P0 =Mλ/(NA) ‥‥‥(5) ここで、Mは投影光学系163の投影倍率、λは露光波
長、NAは投影光学系163の像側の開口数を示す。
【0066】一方、図9(B)が示すマスク174はク
ロムより成る遮光部のないシフタエッジ型の位相シフト
マスクであり、レベンソン型と同様に位相シフタ175
のピッチPOSを上記(5)式を満たすように構成した
ものである。
【0067】図9(A),(B)の夫々の位相シフトマ
スクを用いて2光束干渉露光を行うには、これらのマス
クをσ=0(又は0に近い値)所謂コヒーレント照明を
行う。具体的には図9に示すようにマスク面170に対
して垂直な方向(光軸に平行な方向)から平行光線束を
マスク170に照射する。
【0068】ここで、σ=照明光学系の開口数/投影光
学系の開口数 である。
【0069】このような照明を行うと、マスク170か
ら上記垂直な方向に出る0次透過回折光に関しては、位
相シフタ172(175)により隣り合う透過光の位相
差がπとなって打ち消し合い存在しなくなり、±1次の
透過回折光の2平行光線束はマスク170から投影光学
系163の光軸に対して対称に発生し、図8の2個の物
体側露光165がウエハ166上で干渉する。また2次
以上の高次の回折光は投影光学系163の開口絞り16
4の開口に入射しないので結像には寄与しない。
【0070】図10に示したマスク180は、クロムよ
り成る遮光部181のピッチPOが(4)式と同様の
(6)式で表されるマスクである。
【0071】 P0 =MP=2MR=Mλ/(2NA) ‥‥‥(6) ここで、Mは投影光学系163の投影倍率、λは露光波
長、NAは投影光学系163の像側の開口数を示す。
【0072】図10の位相シフタを有していないマスク
には、1個又は2個の平行光線束による斜入射照明とす
る。この場合の平行光線束のマスク180への入射角θ
0 は(7)式を満たすように設定される。2個の平行光
線束を用いる場合が、光軸を基準にして互いに逆方向に
θ0 傾いた平行光線束によりマスクを照明する。
【0073】sinθ0 =M/NA ‥‥‥(7) ここでも、Mは投影光学系163の投影倍率、NAは投
影光学系163の像側の開口数を示す。
【0074】図10が示す位相シフタを有していないマ
スクを上記(7)式を満たす平行光線束により斜入射照
明を行うと、マスク180からは、光軸に対して角度θ
0 で直進する0次透過回折光とこの0次透過回折光の光
路と投影光学系の光軸に関して対称な光路に沿って進む
(光軸に対して角度−θ0 で進む)−1次透過回折光の
2光束が図16の2個の物体側露光光162として生
じ、この2光束が投影光学系163の開口絞り164の
開口部に入射し、結像が行われる。
【0075】尚、本発明においてはこのような1個又は
2個の平行光線束による斜入射照明も「コヒーレント照
明」として取り扱う。
【0076】以上が通常の投影露光装置を用いて2光束
干渉露光を行う技術であり、図19に示したような通常
の投影露光装置の照明光学系を前述の如く構成してある
ので、図10の照明光学系の0<σ<1に対応する不図
示の開口絞りをσ≒0に対応する特殊開口絞りに交換可
能にする等して、投影露光装置において実質的にコヒー
レント照明を行うよう構成することができる。
【0077】図11〜図19は本発明の露光方法の実施
形態1の説明図である。図11は本発明の露光方法を示
すフローチャートである。図11には本発明の露光方法
を構成するFMマスクによる周期パターン露光ステッ
プ、RMマスクによる投影露光ステップ(通常パターン
露光ステップ)、現像ステップの各ブロックとその流れ
が示してある。
【0078】同図において(1ショット内を多重露光す
るときの)周期パターン露光ステップと投影露光ステッ
プの順序は、逆でも良い。また、各露光ステップ間に
は.精密な位置合わせを行なうステップ等があるが、こ
こでは図示を略した。
【0079】本発明の露光方法及び露光装置は、被露光
基板(感光基板)の各チップ領域に対して周期パターン
露光と通常の露光を同時に行い、これを前述したように
ステップ方向に繰り返すことにより二重露光を行うこと
を特徴としている。
【0080】ここで通常パターン露光とは周期パターン
露光より解像度が低いが任意のパターンで露光が行える
露光である。
【0081】通常パターン露光によって露光されるパタ
ーン(通常パターン)は解像度以下の微細なパターンを
含み、周期パターン露光はこの微細なパターンと略同線
幅の周期パターンを形成するようにする。通常パターン
露光の解像度以上の大きなパターンは、周期パターン露
光の線幅に限定されないが整数倍が効果的である。
【0082】通常パターン露光は任意の形状をしている
のでいろいろな方向を向いていてもよい。一般にICパ
ターンでは、方向がある方向とそれに直行する方向の2
方向を向いている場合が多く、最も微細なパターンはあ
る特定の1方向のみに限定される場合が多い。
【0083】二重露光で周期パターン露光をする際、そ
の通常パターンの最も微細なパターンの方向に、周期パ
ターンの方向を合致させることが重要である。
【0084】また、周期パターンのピークの中心は、通
常パターンにおける解像度以下の微細なパターンの中心
に合致するように露光する。
【0085】本発明における二重露光とは周期パターン
露光と通常パターン露光の二重露光という意味であっ
て、周期パターン露光は、通常パターン露光の最も微細
なパターンの方向に平行にして何回繰り返して露光して
も良い。
【0086】本発明の露光方法及び露光装置の周期パタ
ーン露光と通常パターン露光のそれぞれは、1回また
は、複数回の露光段階よりなり、複数回の露光段階を取
る場合は、各露光階ごとに異なる露光量分布を感光基板
に与えている。
【0087】図11のフローに従って露光を行なう場
合、まず周期パターンによりウエハ(感光基板)を図1
2に示すような周期パターンで露光する。図12中の数
字は露光量を表しており、図12(A)の斜線部は露光
量1(実際は任意)で白色部は露光量0である。
【0088】このような周期パターンのみを露光後現像
する場合、通常,感光基板のレジストの露光しきい値E
thは図12(B)の下部のグラフに示す通り露光量0
と1の間に設定する。尚、図12(B)の上部は最終的
に得られるリソグラフィーパターン(凹凸パターン)を
示している。
【0089】図13に、この場合の感光基板のレジスト
に関して、現像後の膜厚の露光量依存性と露光しきい値
とをポジ型レジスト(以下、「ポジ型」と記す。)とネ
ガ型レジスト(以下、「ネガ型」配す。)の各々につい
て示す。ポジ型の場合は露光しきい値Eth以上の場合
に、ネガ型の場合は露光しきい値Eth以下の場合に、
現像後の膜厚が0となる。
【0090】図14はこのような露光を行った場合の現
像とエッチングプロセスを経てリソグラフィーパターン
が形成される様子を、ネガ型とポジ型の場合に関して示
した摸式図である。
【0091】本実施形態においては、この通常の露光感
度設定とは異なり、図15(図12(A)と同じ)及び
図16に示す通り、周期パターン露光での中心露光量を
1としたとき、露光基板のレジストの露光しきい値Et
hを1よりも大きく設定している。この感光基板は図1
2に示す下地パターン露光のみ行った露光パターン(露
光量分布)を現像した場合は露光量が不足するので、多
少の膜厚変動はあるものの現像によって膜厚が0となる
部分は生じず、エッチングによってリソグラフィーパタ
ーンは形成されない。これは即ち周期パターンの消失と
見做すことができる。(尚、ここではネガ型を用いた場
合の例を用いて本発明の説明を行うが、本発明はポジ型
の場合も実施できる。)尚、図16において、上部はリ
ソグラフィーパターンを示し(何もできない)、下部の
グラフは露光量分布と露光しきい値の関係を示す。尚、
下部に記載のE1 は周期パターン露光における露光量
を、E2 は通常の投影露光における露光量を表してい
る。
【0092】本実施形態の特徴は、周期パターン露光の
みでは一見消失する高解像度の露光パターンを通常の投
影露光による露光装置の分解能以下の大きさのパターン
を含む任意の形状の露光パターンと融合して所望の領域
のみ選択的にレジストの露光しきい値以上の露光をし、
最終的に所望のリソグラフィーパターンを形成できると
ころにある。
【0093】図17(A)は通常の投影露光(通常パタ
ーン露光)による露光パターンであり、微細なパターン
である為、解像できずに被露光物体上での強度分布はぼ
けて広がっている。本実施形態では通常の投影露光の解
像度の約半分の紙幅の微細パターンとしている。
【0094】図17(A)の露光パターンを作る投影露
光を、図15の周期パターン露光の後に、現像工程なし
で、同一レジストの同一領域に重ねて行ったとすると、
このレジスト面上への合計の露光量分布は図17(B)
の下部のグラフのようになる。尚、ここでは周期パター
ン露光の露光量E1 と投影露光の露光量E2 の比が1:
1、レジストの露光しきい値Ethが露光量E1 (=
1)と露光量E1 と投影露光の露光量E2 の和(=2)
の間に設定されている為、図17(B)の上部に示した
リソグラフィーパターンが形成される。
【0095】その際、通常パターンの中心が周期パター
ンのピークと合致させておく。又、通常パターンの方向
と周期パターンの方向とを合致させている。
【0096】図17(B)の上部に示す孤立線パターン
は、解像度が周期パターン露光のものであり且つ単純な
周期パターンもない。従って通常の投影露光で実現でき
る解像度以上の高解像度のパターンが得られたことにな
る。
【0097】ここで仮に、図18の露光パターンを作る
投影露光(図15の露光パターンの2倍の線幅で露光し
きい値以上(ここではしきい値の2倍の露光量)の投影
露光)を、図5の周期パターン露光の後に、現像工程な
しで、同一レジストの同一領域に重ねる。この際、通常
パターンの中心が周期パターン露光のピーク位置と合致
させることで重ね合わせたパターンの対称性が良く、良
好なるパターン像が得られる。
【0098】このレジストの合計の露光量分布は図18
(B)のようになり、2光束干渉露光(周期パターン露
光)の露光パターンは消失して最終的に投影露光による
リソグラフィーパターンのみが形成される。
【0099】また、図19に示すように、図5の露光パ
ターンの3倍の線幅で行う場合も理屈は同様であり、4
倍以上の線幅の露光パターンでは、基本的に2倍の線幅
の露光パターンと3倍の線幅の露光パターンの組み合わ
せから、最終的に得られるリソグラフィーパターンの線
幅は自明でであり、投影露光で実現できるリソグラフィ
ーパターンは全て、本実施形態でも、形成可能である。
【0100】以上簡潔に説明した周期パターン露光と投
影露光の夫々による露光量分布(絶対値及び分布)と感
光基板のレジストのしきい値の調整を行うことにより、
図16,図17(B),図18(B),及び図19
(B)で示したような多種のパターンの組み合わせより
成り且つ最小線幅が周期パターン露光の解像度(図17
(B)のパターンとなる回路パターンを形成することが
できる。
【0101】以上の露光方法の原理をまとめると、 (ア-1) 投影露光(通常パターン露光)をしないパターン
領域即ちレジストの露光しきい値以下の周期露光パター
ンは現像により消失する。
【0102】(ア-2) レジストの露光しきい値以下の露光
量で行った投影露光のパターン領域に関しては投影露光
と周期パターン露光のパターンの組み合わせにより決ま
る周期パターン露光の解像度を持つ露光パターンが形成
される。
【0103】(ア-3) 露光しきい値以上の露光量で行った
投影露光のパターン領域は投影露光のみでは解像しなか
った微細パターンも同様に(マスクに対応する)形成す
る。ということになる。更に露光方法の利点として、最
も解像力の高い周期パターン露光を2光束干渉露光で行
えば、通常の露光に比してはるかに大きい焦点深度が得
られることが挙げられる。
【0104】以上の説明では周期パターン露光と投影露
光の順番は周期パターン露光を先としたが、この順番に
限定されない。
【0105】次に本発明の実施形態2を説明する。
【0106】本実施形態は露光により得られる回路パタ
ーン(リソグラフィーパターン)として、図20に示す
所謂ゲート型のパターンを対象としている。
【0107】図20のゲートパターンは横方向の即ち図
中A−A’方向の最小線幅が0.1μmであるのに対し
て、縦方向では0.2μm以上である。本発明によれ
ば、このような1次元方向のみ高解像度を求められる2
次元パターンに対しては2光束干渉露光(周期パターン
露光)をかかる高解像度の必要な1次元方向のみで行え
ばいい。
【0108】本実施形態では、図21を用いて1次元方
向のみの2光束干渉露光と通常の投影露光の組み合わせ
の一例を示す。
【0109】図21において、図21(A)は1次元方
向のみの2光束干渉露光による周期的な露光パターンを
示す。この露光パターンの周期は0.2μmであり、こ
の露光パターンは線幅0.1μmL&Sパターンに相当
する。図21の下部における数値は露光量を表すもので
ある。このような2光束干渉露光を前述の露光装置で行
っている。。
【0110】本実施形態では2光束干渉露光(周期パタ
ーン露光)の次に行う通常の投影露光(通常パターン露
光)によって図21(B)が示すゲートパターンの露光
を行う。図21(C)の上部には2光束干渉露光による
露光パターンとの相対的位置関係と通常の投影露光の露
光パターンの領域での露光量を示し、同図の下部は、通
常の投影露光によるウエハのレジストに対する露光量を
縦横を最小線幅のピッチの分解能でマップ化したもので
ある。
【0111】図21の下部に示す露光量分布は、マスク
から入射される光強度を1としてウエハに露光される強
度分布を示したものである。
【0112】図21(A)の周期パターンの露光による
露光量分布は、理想的には1と0の矩形波であるはずだ
が、2光束干渉露光の解像限界付近の線幅を用いている
ので、0次光と1次光のみで形成されるsin 波となって
いる。そのsin 波の最大値をIo、最小値をI1とあらわ
す。このとき、照明条件のσによって、I0とI1の値が定
まる。
【0113】図21(B) の通常の投影露光による露光量
分布は、各部分での代表的な値を示している。この投影
露光による露光パターンの最小線幅の部分は、解像せず
ぼけて広がり、光強度の各店の値は下がる。露光量は、
大まかにパターン中心部をb,両サイドをd,両側から
のぼけ像がくる中心部をcとする。最小線幅の2倍の線
幅は、b,c,d の値よりも大きいが、投影露光の解像限界
付近の線幅であるため、少しぼけてa の値をとる。これ
ら、a,b,c,d の値は、照明条件によって変化する。
【0114】図21(C) の露光量分布は、図21(A) の
露光パターンと図21(B) の露光パターンの露光量の加
算した結果生じたものである。
【0115】2光束干渉露光と投影露光の各露光での光
量比は、それぞれの露光の照明条件により異なる。加算
における各露光での光量比は、照明系の照度比として、 2光束干渉露光:投影露光=1:k とし、kの値は次のようにして求める。
【0116】図21(C) の露光量分布は、上記の露光量
分布、光量比を用いて、以下の式で表せる。
【0117】a' = k×a + I0 a" = k×a + I1 b' = k ×b + I0 c' = k×c+ I1 d' = k×d + I1 所望のゲートパターンを得るためには、レジストの感光
のしきい値Icとの関係式を得る。たとえば、レジストが
ネガ型の場合、以下のようになる。
【0118】a' >IC a" >IC b' >IC c' <IC d' <IC a',a",b'は差が小さい方が望ましく、c'と特にb'との差
がある方が望ましい。これらの式を解くことにより、各
照明条件での最適光量比が求められる。特に微細パター
ンの関係する以下の2式は重要である。 レジストがネガ型の場合、 k×b+I0>IC k×c+I1<IC レジストがポジ型の場合、 k×b+I1<IC k×c+I0>IC レジストがポジ型の場合、露光量分布の大小関係が反転
し、レジストしきい値Icとの不等号が逆になるが、同様
に最適光量比が求められる。
【0119】以上説明した2光束干渉露光と通常の投影
露光の照明方法の異なった2つを組み合わせによって図
22の微細回路パターンが形成される様子について述べ
る。本実施形態においては2光束干渉露光と通常の投影
露光を同時に行うので、その間には現像過程はない。従
って各露光の露光パターンが重なる領域での露光量は加
算され、加算後の露光量(分布)により新たな露光パタ
ーンが生じることと成る。
【0120】図22,図23,図24は波長248nm のK
rFエキシマステッパーを用いたときの具体的な実施例
である。
【0121】図22に示すような、最小線幅0.12μmの
ゲートパターンを通常露光し、重ねてレベンソンタイプ
の位相シフトマスクで、その最小線幅と重なるように周
期パターンを露光したものである。
【0122】投影レンズのNAは0.6 、照明系のσは、レ
ベンソンマスクによる露光では、0.3 とした。通常マス
ク露光時では、σ=0.3,0.6,0.8,輪帯照明とした。
【0123】位相シフトマスクなどの2光束干渉により
周期パターンを露光する場合の、コヒーレント照明はσ
の値がゼロまたは、それに近い値であるが、あまり小さ
くすると単位時間当たりの露光量が小さくなり、露光に
要する時間が長くなるので実際的でない。
【0124】周期パターン露光のときはσが0.3 以下で
あることが望ましく、レベンソンマスクによる露光では
その最大であるσ=0.3 とした。
【0125】通常露光では、一般的に部分的コヒーレン
ト照明にするが、σを大きくすると複雑な形状の再現性
はよくなり、かつ深度は広がる。照度分布が外側に比べ
て内側が低いいわゆる輪帯照明では、この傾向は顕著に
なるが、コントラストは落ちるという欠点がある。
【0126】図23(A)に示すように、通常露光のσ
を周期パターン露光のσと同じ0.3にして同じ照明条件
で二重露光を行うと、ゲートパターンがデフォーカス0
±0.2 μmの範囲で解像されるが、線パターンの部分が
うねっており、くびれた部分が断線の原因となるため好
ましくない。
【0127】又、通常パターン露光のときはσ=0.6
以上にするのが良い。図23(B)に示すように、通常
露光のσを0.6 にするとデフォーカス0±0.4 μmの範
囲でゲートパターンが解像されるようになり、線パター
ンの部分がうねりは解消されている。通常露光と周期パ
ターン露光の露光量比を 通常露光:周期パターン露光=
1.5 :1とした。
【0128】図24(A)に示すように、通常露光のσ
が0.8 と大きくなると、複雑な形状の再現性は若干よく
なる。通常露光と周期パターン露光の露光量比を通常パ
ターン露光:周期パターン露光=2 :1とした。通常パ
ターン露光のときは周期パターン露光に比べて2倍以上
の露光量とするのが良い。
【0129】図24(B)では、通常露光を輪帯照明と
し、リング内側の0.6 から外側の0.8 までの照度を1、
リング内側の0.6 以下を照度0とした場合の二次元強度
分布である。通常露光と周期パターン露光の露光量比を
通常露光:周期パターン露光=2.5:1とした。
【0130】輪帯照明では、σが0.8 の時よりも、複雑
な形状の再現性はよくなり、かつ深度は広がる。デフォ
ーカス±0.4 μm以下で良好な像が得られた。
【0131】このように微細な回路パターンは、周期パ
ターン露光との二重露光によって形成される。通常露光
パターンの微細なパターンは光強度が低くコントラスト
も低いので、通常は解像されないが、コントラストが高
い周期パターン露光と二重に露光し重ね合わせることに
よって、微細なパターンはコントラストが増強され解像
されるようになる。
【0132】一方、通常露光パターンの解像度以上の大
きなパターンも、周期パターン露光の強度と重ね合わさ
れコントラストが増強されるので、周期パターン露光の
線幅の整数倍にするとエッジがシャープな像となる。本
発明の露光方法によって、0.12μmといった微細な線幅
を有する回路パターンが、例えばσや照度の光量比を可
変とする照明条件の切り替え可能な照明光学系を有する
投影露光装置を用いて形成可能としている。
【0133】周期パターン露光と通常パターン露光の光
量比は、照明条件の組み合わせによる最適値を前述の計
算式によって求めた。
【0134】照明条件1 周期パターンの露光はσ=0.
3、通常パターン露光はσ=0.3 図21(A) の下部に示した周期パターンの露光による露
光量分布と、図21(B)の下部に示した通常の投影露光
による露光量分布(ベストフォーカス)を以下に示す。
【0135】I0 = 0.80 I1 = 0.23 a = 1.31 b = 0.34 c = 0.61 d = 0.09 k = 1.0 のとき最適であり、 a' = 2.11 a" = 1.54 b'= 1.21 c'= 0.89 d'= 0.32 となり、後の比較のため、最大値のa'を1で規格化する
と次のようになる。
【0136】a' = 1.0 a" = 0.73 b'= 0.57 c'= 0.42
d'= 0.15 I0 = 0.38 照明条件2 周期パターンの露光はσ=0.3、通常パター
ン露光はσ=0.6 I0 = 0.80 I1 = 0.23 a = 1.25 b = 0.44 c = 0.53 d = 0.13 k = 1.5 のとき最適であり、 a' = 2.68 a" = 2.11 b'= 1.46 c'= 1.03 d'= 0.43 となり、後の比較のため、最大値のa'を1で規格化する
と次のようになる。
【0137】a' = 1.0 a" = 0.79 b'= 0.55 c'= 0.38
d'= 0.16 I0 = 0.30 照明条件3 周期パターンの露光はσ=0.3、通常パター
ン露光はσ=0. 8 I0 = 0.80 I1 = 0.23 a = 1.20 b = 0.48 c = 0.47 d = 0.16 k = 2.0 のとき最適であり、 a' = 3.20 a" = 2.63 b'= 1.76 c'= 1.17 d'= 0.55 となり、最大値のa'を1で規格化すると次のようにな
る。
【0138】a' = 1.0 a" = 0.82 b'= 0.55 c'= 0.37
d'= 0.17 I0 = 0.25 照明条件4 周期パターンの露光はσ=0.3、通常パター
ン露光はσ=0. 8で輪帯照明とし、内側(輪帯内側)σ
0.6以下の照度分布をゼロとした。
【0139】I0 = 0.80 I1 = 0.23 a = 1.10 b = 0.47 c = 0.36 d = 0.19 k = 2.5 のとき最適であり、 a' = 3.55 a" = 2.98 b'= 1.98 c'= 1.13 d'=0.71 となり、最大値のa'を1で規格化すると次のようにな
る。
【0140】a' = 1.0 a" = 0.84 b'= 0.56 c'= 0.32
d'=0.20 I0 = 0.23 今までの議論で、レジストしきい値は、最大露光量3の
とき1.5 だったので、最大露光量で規格化するとレジス
トしきい値は0.5 となる。この規格化された露光量分布
を見ると、a',a",b'は規格化されたレジストしきい値0.
5 より大きく、c',d',I0 はしきい値より小さい。
【0141】現像によって露光量がレジストしきい値よ
り大きい部分がのこるから、露光量がa',a",b'のみパタ
ーンとして現像後残ることになる。従って、図21(C)
の下部で灰色に示された部分が、現像後の形状である。
【0142】一般に、通常露光パターンを露光するとき
は、周期パターンを露光するときの約2倍の露光量が適
切で、通常露光パターンを露光するときの照明条件と、
周期パターンを露光するときの照明条件の組合わせによ
って最適な露光量比があり、前述の計算式で求められ
る。
【0143】前述の計算式から、種々の照明条件の組合
わせを計算した結果、次のことが示された。周期パター
ン露光のときσ=0.3で通常パターン露光の照明条件
σが0.8 より小さいときは、通常パターンを露光すると
きの露光量を周期パターンを露光するときの露光量より
2倍以下にするとよい。
【0144】周期パターンのときσ=0.3で通常パタ
ーンを露光するときの照明条件が輪帯照明のときは、輪
帯の巾が小さいときは、通常パターンを露光する露光量
が周期パターンを露光するときの露光量より2倍以上に
するとよい。
【0145】周期パターンを露光するときの照明条件σ
が0.3 より小さいときは、通常パターンを露光する露光
量は、周期パターンを露光するときの露光量より2倍以
上にするとよい。
【0146】尚、本発明において (a)照明光学系の照明方法としては、KrFエキシマ
レーザー、ArFエキシマレーザー又はF2エキシマレ
ーザーから光でマスクパターンを照明することが適用可
能である。
【0147】(b)露光装置においては屈折系、反射−
屈折系、又は反射系のいずれかより成る投影光学系によ
って前記マスクパターンを投影することが適用可能であ
る。
【0148】(c)露光装置としては本発明の露光方法
を露光モードとして有するステップアンドリピート型縮
小投影露光装置や本発明の露光方法を露光モードとして
有するステップアンドスキャン型縮小投影露光装置等が
適用可能である。
【0149】次に上記説明した投影露光装置を利用した
半導体デバイスの製造方法の実施形態を説明する。
【0150】図25は半導体デバイス(ICやLSI等
の半導体チップ、或いは液晶パネルやCCD等)の製造
のフローを示す。
【0151】ステップ1(回路設計)では半導体デバイ
スの回路設計を行なう。ステップ2(マスク製作)では
設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。
【0152】一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリ
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、前記用意したマ
スクとウエハを用いてリソグラフィ技術によってウエハ
上に実際の回路を形成する。
【0153】次のステップ5(組立)は後工程と呼ば
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。
【0154】ステップ6(検査)ではステップ5で作製
された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト
等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイス
が完成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0155】図26は上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶
縁膜を形成する。
【0156】ステップ13(電極形成)ではウエハ上に
電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打
込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では前記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。
【0157】ステップ17(現像)では露光したウエハ
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト以外の部分を削り取る。ステップ19(レジス
ト剥離)ではエッチングがすんで不要となったレジスト
を取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことに
よってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
【0158】本実施形態の製造方法を用いれば、従来は
製造が難しかった高集積度の半導体デバイスを容易に製
造することができる。
【0159】
【発明の効果】本発明は以上のように、 (イ-1) 2光束干渉露光に代表される周期パターン露光と
周期パターンを含まない通常パターン露光(通常露光)
の2つの露光方法を用いることにより、複雑な形状の回
路パターンをウエハに形成することが可能な露光方法及
び露光装置。
【0160】(イ-2) 線幅0.15μm以下の部分を備え
る回路パターンを容易に得ることが可能な露光方法及び
露光装置。
【0161】(イ-3) 周期パターン露光と通常露光の2つ
の露光法が同時に実施できる露光装置。を、達成するこ
とができる。
【0162】特に、本発明によれば、 (イ-4) 2光束干渉露光と通常の露光を融合して例えば
0.15μm以下の微細な線幅を有する複雑なパターン
を得ることができる。
【0163】(イ-5) 又本発明によれば、周期的なパタ
ーンを有するFRマスクと通常パターンを施したRRマ
スクをステップ方向に垂直方向に配置して、FRマスク
の周期的パターンとRRマスクの通常パターンを投影光
学系を介して同時に感光基板(ウエハ)面上の異なった
ショット領域又は同一ショット領域の異なったチップ領
域に投影露光し、これをステップ方向及びその逆方向に
繰り返すことにより1チップ領域内を異なったパターン
で高いスループットで多重露光することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の露光装置の実施形態1 の要部概略図
【図2】図1のマスクの説明図
【図3】図1のウエハ面上の投影マスクパターンの説明
【図4】図1のウエハ面上の投影マスクパターンの他の
実施形態の説明図
【図5】図1の照明光学系の説明図
【図6】図1の照明光学系の説明図
【図7】図1の露光装置の露光条件の説明図
【図8】図1の露光装置の一部分の説明図
【図9】図1の露光装置の一部分の説明図
【図10】図1の露光装置の一部分の説明図
【図11】本発明の露光方法のフローチャート
【図12】2光束干渉露光による露光パターンを示す説
明図
【図13】レジストの露光感度特性を示す説明図
【図14】現像によるパターン形成を示す説明図
【図15】通常の2光束干渉露光による露光パターンを
示す説明図
【図16】本発明における2光束干渉露光による露光パ
ターンを示す説明図
【図17】本発明の実施形態1において形成できる露光
パターン(リソグラフィーパターン)の一例を示す説明
【図18】本発明の実施形態1において形成できる露光
パターン(リソグラフィーパターン)の他の一例を示す
説明図
【図19】本発明の実施形態1において形成できる露光
パターン(リソグラフィーパターン)の他の一例を示す
説明図
【図20】本発明の実施形態2に係るゲートパターンを
示す説明図
【図21】本発明の実施形態2を示す説明図
【図22】ゲートパターンを説明する図
【図23】形成されたゲートパターンの説明図
【図24】形成されたゲートパターンの説明図
【図25】本発明のデバイスの製造方法のフローチャー
【図26】本発明のデバイスの製造方法のフローチャー
【図27】従来の投影露光装置を示す概略図
【図28】従来の2光束干渉用露光装置の一例を示す概
略図
【図29】従来の露光シーケンスの説明図
【符号の説明】
221 エキシマレーザ 222 照明光学系 223 マスク(レチクル) 224 マスク(レチクル)ステージ 225 2光束干渉用マスクと通常投影露光用のマスク 226 マスク(レチクル)チェンジャ 227 投影光学系 228 ウエハ 229 XYZステージ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なるパターンを有する複数のマ
    スクパターンを用いて感光基板上の同一ショット又は同
    一ショットの異なるチップ領域をステップ移動して多重
    露光する露光方法であって、該複数のマスクをステップ
    方向と垂直方向に配置して該感光基板上を同時に露光し
    ていることを特徴とする露光方法。
  2. 【請求項2】 前記複数のマスクは互いに異なる照明条
    件で照明していることを特徴とする請求項1の露光方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の露光方法を用いて感光
    性の基板にマスク上のパターンを転写していることを特
    徴とする露光装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2の露光方法を用いてマス
    ク面上のパターンをウエハ面上に露光した後、該ウエハ
    を現像処理工程を介してデバイスを製造していることを
    特徴とするデバイスの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3の露光装置を用いてマスク面上
    のパターンをウエハ面上に露光した後、該ウエハを現像
    処理工程を介してデバイスを製造していることを特徴と
    するデバイスの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2008262997A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Nikon Corp 露光方法及び装置、並びにデバイス製造方法

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