JP2000020723A - モデル製作装置および方法 - Google Patents

モデル製作装置および方法

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JP2000020723A
JP2000020723A JP10190005A JP19000598A JP2000020723A JP 2000020723 A JP2000020723 A JP 2000020723A JP 10190005 A JP10190005 A JP 10190005A JP 19000598 A JP19000598 A JP 19000598A JP 2000020723 A JP2000020723 A JP 2000020723A
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distance data
data
dimensional
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Kazunori Hayashi
和慶 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易にかつ高速に、3次元モデルを製作する
ことができるようにする。 【解決手段】 オブジェクト1は、例えば、人間の顔な
ど、3次元座標(X,Y,Z)により特定することがで
きる立体的な面である。3次元距離センシング部11
は、オブジェクト1を撮像し、その結果得られる画像デ
ータに対して後述する処理を施して、オブジェクト1の
距離データを算出し、オブジェクト1の撮影画像ととも
に、3次元モデルデータ生成部12に出力する。3次元
モデルデータ生成部12は、3次元距離センシング部1
1から供給されるオブジェクト1の距離データに対して
後述する処理を施して、3次元モデルの距離データを生
成し、3次元モデル製作部13に出力する。3次元モデ
ル製作部13は、3次元モデルデータ生成部12から供
給される3次元モデルの距離データに基づいて、容易に
変形させることができる平面上の紙、または薄い樹脂か
らなる加工材料2を加工し、オブジェクト1に類似した
3次元モデル3を製作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モデル製作装置お
よび方法に関し、特に、容易にかつ高速に、立体モデル
を製作することができるようにしたモデル製作装置およ
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、人間の顔(対象物)をカメラで
撮影し、その結果得られた画像と、予め記憶している他
の画像とを合成し、その場でプリントアウトする装置、
通称、プリントクラブ(商標)装置が、現在普及してい
る。この装置は、いわゆる、2次元画像データを処理
し、2次元モデルを製作する装置で、小型化され、容易
にかつ高速に、2次元モデルを製作することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、立体的なモデル
(以下、3次元モデルと称する)を製作する装置は、従
来、対象物を忠実に再現することが目的とされているの
で、3次元スキャナーによりまたは手作業により、詳細
な3次元データをCADに入力しておく必要があり、そ
のデータ入力に時間と手間がかかる課題があった。ま
た、大型な加工装置が必要とされ、さらに加工自体に時
間がかかる課題があった。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、容易にかつ高速に、3次元モデルを製作で
きるようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のモデル
製作装置は、立体対象物の距離データを算出する算出手
段と、算出手段により算出された立体対象物の距離デー
タに基づいて、立体モデルの距離データを生成する生成
手段と、生成手段により生成された立体モデルの距離デ
ータに基づいて、立体モデルを製作する製作手段とを備
えることを特徴とする。
【0006】請求項2に記載のモデル製作方法は、立体
対象物の距離データを算出する算出ステップと、算出ス
テップで算出された立体対象物の距離データに基づい
て、立体モデルの距離データを生成する生成ステップ
と、生成ステップで生成された立体モデルの距離データ
に基づいて、立体モデルを製作する製作ステップとを含
むことを特徴とする。
【0007】請求項1に記載のモデル製作装置および請
求項に記載のモデル製作方法においては、立体対象物の
距離データが算出され、算出された立体対象物の距離デ
ータに基づいて、立体モデルの距離データが生成され、
生成された立体モデルの距離データに基づいて、立体モ
デルが製作される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0009】請求項1に記載のモデル製作装置は、立体
対象物の距離データを算出する算出手段(例えば、図1
の3次元距離センシング部11)と、算出手段により算
出された立体対象物の距離データに基づいて、立体モデ
ルの距離データを生成する生成手段(例えば、図1の3
次元モデルデータ生成部12)と、生成手段により生成
された立体モデルの距離データに基づいて、立体モデル
を製作する製作手段(例えば、図1の3次元モデル製作
部13)とを備えることを特徴とする。
【0010】図1は、本発明を適用した3次元モデル製
作装置10の構成例を表している。この例において、オ
ブジェクト1は、例えば、人間の顔など、3次元座標
(X,Y,Z)により特定することができる立体的な面
である。3次元距離センシング部11は、オブジェクト
1を撮像し、その結果得られる画像データに対して後述
する処理を施して、オブジェクト1の距離データを算出
し、オブジェクト1の撮影画像とともに、3次元モデル
データ生成部12に出力するようになされている。
【0011】3次元モデルデータ生成部12は、3次元
距離センシング部11から供給されるオブジェクト1の
距離データに対して後述する処理を施して、3次元モデ
ルの距離データを生成し、3次元モデル製作部13に出
力するようになされている。
【0012】3次元モデル製作部13は、3次元モデル
データ生成部12から供給される3次元モデルの距離デ
ータに基づいて、容易に変形させることができる平面上
の紙、または薄い樹脂からなる加工材料2を加工し、オ
ブジェクト1に類似した3次元モデル3を製作するよう
になされている。
【0013】制御部14は、各部を制御し、各種の処理
を実行するようになされている。
【0014】以上のような各部から構成される3次元モ
デル製作装置10は、加工材料2を加工し、人間が見て
オブジェクト1に似ていると感じる程度の3次元モデル
3を、容易にかつ高速に、製作することができる小型の
装置である。
【0015】図2は、3次元距離センシング部11、3
次元モデルデータ生成部12、および3次元モデル製作
部13の内部の構成例を表している。
【0016】3次元距離センシング部11のN個のビデ
オカメラ21−1乃至21−N(以下、個々に区別する
必要がない場合、単に、ビデオカメラ21と称する。他
の装置についても同様である)は、所定の位置関係を保
って固定されており、この例の場合、ビデオカメラ21
−1が基準とされ、オブジェクト1の正面に配置され、
そしてそれを中心にして、他のビデオカメラ21−2乃
至21−Nがオブジェクト1の周りを囲むように配置さ
れている。ビデオカメラ21−1乃至21−Nはまた、
同期を取りつつ、オブジェクト1を撮像し、その撮像結
果であるディジタルビデオ信号101−1乃至101−
Nを視差計算部22に出力する。
【0017】視差計算部22は、基準とされたビデオカ
メラ21−1により供給されるディジタルビデオ信号1
01−1に対応する画像(以下、オブジェクト基準画像
と称する)と、他のビデオカメラ21−2乃至21−N
から供給されるディジタルビデオ信号101−2乃至1
01−Nのそれぞれに対応する各画像(以下、オブジェ
クト画像と称する)との視差102−1乃至102−M
を算出し、ステレオ距離変換部23に出力する。なお、
この処理は、具体的には、ビデオカメラ21により供給
されるディジタルビデオ信号101を、視差計算部22
に内蔵されるフレームメモリに描画することで行われ
る。
【0018】すなわち、視差計算部22は、ビデオカメ
ラ21−1により出力されるオブジェクト基準画像から
複数の画素を含む小領域を切り出し、この切り出した領
域と最も画素値の一致度が高い領域を、ビデオカメラ2
1−2乃至21−Nから出力されるオブジェクト画像の
それぞれにおいて検索する。そして、小領域から、検出
された一致度が最も高い領域までの変位量を、切り出し
領域の中心画素における視差102とする。
【0019】3次元距離センシング部11のステレオ距
離変換部23は、制御部14から供給される、ビデオカ
メラ21のオブジェクト1に対する位置やビデオカメラ
21(具体的には、内蔵するレンズ)のオブジェクト1
に対する角度などのビデオカメラ21の位置情報および
レンズパラメータに基づいて、視差計算部22により計
算された視差102を、オブジェクト1の表面の各点P
Mまでの距離データ103−1乃至103−Mに変換
し、3次元モデルデータ生成部12の3次元モデルデー
タ変換部31に出力する。
【0020】なお、オブジェクト1の全周の3次元モデ
ルを製作する場合、オブジェクト1の全周を撮像するこ
とができるように、ビデオカメラ21を移動させるか、
またはビデオカメラ21をオブジェクト1の全周に配置
する。
【0021】また、以上のように複数のビデオカメラか
らの画像を用いて距離データを算出するのは、統計的な
処理により測定精度を向上させるためであるので、当
然、1つのビデオカメラからの画像を用いて距離データ
を算出することもできる。この場合、算出された距離デ
ータは、3次元モデルデータ生成部12に供給されず、
3次元モデル製作部13に直接供給される。
【0022】また、ビデオカメラにより供給される画像
から、カラー画像データを抽出し、抽出したカラー画像
データと上述した距離データとを組み合わせて用い、新
たにより詳細な距離データを生成することもできる。
【0023】図2の3次元モデルデータ生成部12の3
次元モデルデータ変換部31は、制御部14から供給さ
れる各ビデオカメラ21の位置情報およびレンズパラメ
ータに基づいて、3次元距離センシング部11のステレ
オ距離変換部23から供給される距離データ103を、
3次元モデル3の状態(3次元モデル3の大きさ、位
置)に対応する座標データ(XM,YM,ZM)201−
1乃至201−Mに変換し、3次元モデルデータ生成部
12の合成部32に出力する。
【0024】3次元モデルデータ生成部12の合成部3
2は、3次元モデルデータ変換部31から出力される座
標データ201を、ビデオカメラ21−1から出力され
るディジタルビデオ信号101−1に対応するフォーマ
ットのディジタル距離信号202に変換し、3次元モデ
ル製作部13のソレノイド制御部41に出力する。
【0025】なお、合成部32は、3次元モデルデータ
変換部31からの座標データ201と、予め記憶してい
る他の画像データとを合成したり、またその差分を検出
し、検出した差分を強調するような、ディジタル距離信
号202を生成することもできる。
【0026】3次元モデル製作部13のソレノイド制御
部41は、3次元モデルデータ生成部12の合成部32
から供給されるディジタル距離信号202に基づいて、
ソレノイド加工部42を制御する。
【0027】図3は、ソレノイド加工部42の断面を表
している。ソレノイド61−1乃至61−R、加圧ピン
62−1乃至62−R、および位置センサ63−1乃至
63−Rが、挿入されている加工材料2に対して、上下
に配置されている。なお、実際には、X軸方向と同様
に、Y軸方向にもソレノイド61、加圧ピン62、およ
び位置センサ63が配置されている。
【0028】ソレノイド61は、後述する電流ドライバ
54(図4)から供給される電流に対応して、加圧ピン
62を上下の一方向に移動させるリニアモータである。
加圧ピン62は、ソレノイド61に上下させられ、その
結果決定される高さHに対応する圧力で、加工材料2を
加圧し、変形させる。位置センサ63は、その可動部が
加圧ピン62に連動され、加圧ピン62の高さHに対応
した抵抗値を出力する可変抵抗器である。
【0029】図4は、ソレノイド制御部41の内部の構
成例を表している。加圧ピン高さ計算部51は、ディジ
タル距離信号202に対応した3次元モデルの面の各点
(XM,YM)の高さZMに基づいて、ソレノイド加工部
42の加圧ピン62の高さHを算出する。抵抗値計算部
52は、加圧ピン62が加圧ピン高さ計算部51により
算出された高さHに設定されたとき、位置センサ63が
出力する抵抗値を計算する。
【0030】抵抗値比較部53は、抵抗値計算部52に
より計算された抵抗値と、ソレノイド加工部42の位置
センサ63から出力される現在の抵抗値を比較して、そ
の差を検出し、電流ドライバ54に出力する。電流ドラ
イバ54は、抵抗値比較部53において検出される抵抗
値の差に対応して、ソレノイド加工部42のソレノイド
61に電流を供給する。すなわち、ソレノイド加工部4
2の加圧ピン62は、ソレノイド制御部41の加圧ピン
高さ計算部51により計算された高さHに位置するよう
に、ソレノイド61により上下される。
【0031】次に、以上の実施の形態の動作について説
明する。この場合、図5に示す人間Aの顔面Bをオブジ
ェクトとし、図6に示すようなキーホルダの飾りCの3
次元モデルを製作するものとする。
【0032】人間Aが顔面Bをビデオカメラ21−1に
向くように頭を固定させ、撮影処理を開始すると、図2
の3次元距離センシング部11を構成するN個のビデオ
カメラ21−1乃至21−Nは、それぞれのアングルか
ら被写体(人間Aの顔面B)を撮像し、得られたディジ
タルビデオ信号101−1乃至101−Nを出力する。
【0033】3次元距離センシング部11のビデオカメ
ラ21から出力されたディジタルビデオ信号101は、
視差計算部22に供給され、そこで、視差計算部22に
内蔵されているフレームメモリに書き込まれ、以降、オ
ブジェクト基準画像およびオブジェクト画像として処理
される。視差計算部22は、ビデオカメラ21−1によ
り出力されたオブジェクト基準画像から所定の小領域を
切り出し、この小領域と最も一致度が高い領域を、ビデ
オカメラ21−2乃至21−Nから出力されたオブジェ
クト画像のそれぞれにおいて検索する。そして、検索の
結果得られた最も一致度が高い小領域に対する変位量を
求め、得られた変位量を、オブジェクト基準画像の切り
出し領域の中心画素における視差とする。視差計算部2
2は、このような処理を繰り返すことにより、オブジェ
クト基準画像の各画素(IM,JM)について、視差10
2−1乃至102−Mを計算し、ステレオ距離変換部2
3に出力する。
【0034】3次元距離センシング部11のステレオ距
離変換部23は、制御部14から供給された各ビデオカ
メラ21の位置情報やレンズパラメータに基づいて、視
差102を顔面Bの表面の各点PMまでの距離データ1
03に変換する。
【0035】ステレオ距離変換部23から出力された距
離データ103は、3次元モデルデータ生成部12の3
次元モデルデータ変換部31に供給され、そこで、3次
元モデル3の形状に対応する座標データ(XM,YM,Z
M)201に変換され、合成部32に供給される。すな
わち、顔面Bの各部の位置関係が、3次元モデル3であ
るキーホルダの飾りCにおける位置関係に変換される。
合成部32は、3次元モデルデータ変換部31から供給
された座標データ201を、ビデオカメラ21−1から
供給されるディジタルビデオ信号101−1に対応する
フォーマットのディジタル距離信号202に変換し、出
力する。
【0036】3次元モデル製作部13のソレノイド制御
部41は、ディジタル距離信号202に対応して、ソレ
ノイド加工部42を制御する。すなわち、レノイド制御
部41の加圧ピン高さ計算部51が、ディジタル距離信
号202に基づいて、加圧ピン62の高さHを算出し、
抵抗値計算部52が、加圧ピン2が加圧ピン高さ計算部
51により算出された高さHに位置するとき、位置セン
サ63が出力すべき抵抗値を算出する。さらに、抵抗値
比較部53が、抵抗値計算部52により算出された抵抗
値と、位置センサ63が現在出力する抵抗値との差を検
出し、そして電流ドライバ54が、その差に対応する電
流値の電流をソレノイド加工部42のソレノイド61に
供給する。その結果、図7に示すように、加圧ピン62
は、算出された高さHになるように移動され、その高さ
Hに対応する圧力で、加工材料2を、加圧し、変形させ
る。
【0037】最後に、変形された加工材料2に、図6に
示すような、顔面Bの絵柄が印刷される。この場合、イ
ンクが吹き付けられたまたは転写塗装された熱収縮チュ
ーブが、変形した加工材料2に巻き付けられたり、ま
た、変形した加工材料2に直接インクが吹き付けられ、
顔面Bの絵柄が印刷され、図6に示すキーホルダが完成
される。また、図8に示すように、加工される前の加工
材料2に顔面Bの絵柄を予め印刷しておくこともでき
る。このようにすることより、オブジェクトに、より類
似した3次元モデルを製作することができる。
【0038】以上においては、3次元距離センシング部
11が、ステレオ法に基づいてオブジェクト1の距離デ
ータを取得する場合を例として説明したが、図9に示す
ように、投影光70とその反射光80の飛行時間差に基
づいて、オブジェクト1の距離データを取得することも
できる。
【0039】図9の変調器71は、光源72から出射さ
れる投影光70の位相を変調する。光源72は、変調器
71により位相変調された投影光70を、ダイクロック
ミラ73に出射する。ダイクロックミラ73に出射され
た投影光70は、そこで反射され、レンズ74およびス
キャニングミラ75を介してオブジェクト1に投光され
る。オブジェクト1により反射された反射光80は、ス
キャニングミラ75、レンズ74、およびダイクロック
ミラ73を介して、受光センサ76に入射される。受光
センサ76は、入射された反射光80の位相を検出し、
位相差検出器77に出力する。
【0040】位相差検出器77には、変調器71が投影
光70に設定した位相のデータも供給されるので、そこ
で位相差検出器77は、投影光70の位相と反射光80
の位相との差を検出し、位相差距離変換器78に出力す
る。
【0041】位相差距離変換器78は、位相差検出器7
7により検出された位相差に基づいて、投影光70と反
射光80の飛行時間差を算出し、その算出結果に基づい
てオブジェクト1の表面の所定の点までの距離を計算す
る。スキャニングミラ75が移動され、投影光70がオ
ブジェクト1の各部に投光されることにより、図2の3
次元距離センシング部11が出力する距離データ103
−1乃至103−Mと同様の距離データを生成すること
ができる。
【0042】以上において、変調器71は、投影光70
の位相を変調するようにしたが、投影光70の輝度を変
調することもできる。
【0043】図10は、三角測量の原理を利用して、オ
ブジェクト1の距離データを取得する場合の3次元距離
センシング部11の他の構成例を表している。
【0044】光源91から出射された光95は、ミラー
92により2次元投影され、オブジェクト1に照射され
る。オブジェクト1による反射光96は、センサ93に
撮影される。光源91、ミラー92の位置、ミラー92
の角度、およびセンサ93の位置が予め決定されていれ
ば、センサ93により撮影された光95の位置によっ
て、三角測量の原理により、オブジェクト1の距離デー
タが計算される。
【0045】なお、光源91が点光源である場合、ミラ
ー92を2次元にスキャン(移動)し、また、光源91
がスリット光源である場合、ミラー92を1次元にスキ
ャンすることにより、オブジェクト1の表面の各点の距
離データを算出することができる。
【0046】以上においては、3次元モデル製作部13
が、ソレノイドにより制御される加圧ピンにより加工材
料を変形させ、3次元モデルを製作する場合を例として
説明したが、光造形法を用い、3次元モデルを製作する
こともできる。例えば、図11(A)に示すような想定
する3次元モデル501の複数の断面の輪郭データに基
づいて、図11(B)に示すような複数の輪郭枠502
を作製し、作製した輪郭枠を、図12に示すような、例
えば、エポキシ系、ウレタン系、およびアクリル系から
なる液体紫外線硬化樹脂漕に浸水させ、レーザから出射
される紫外線を、照射させ、それを硬化させながら、漕
から引き上げるようにして、3次元モデルを製作するこ
ともできる。
【0047】このように、オブジェクトの距離データを
取得する3次元距離センシング部11、オブジェクトの
距離データを3次元モデルの距離データに変換する3次
元モデルデータ生成部12、および3次元モデルの距離
データに基づいて3次元モデルを製作する3次元モデル
製作部13から、3次元モデル製作装置を構成すること
より、3次元モデルを、容易にかつ高速に、製作するこ
とができる。
【0048】なお、上記したような処理を行うコンピュ
ータプログラムをユーザに提供する提供媒体としては、
磁気ディスク、CD-ROM、固体メモリなどの記録媒体の
他、ネットワーク、衛星などの通信媒体を利用すること
ができる。
【0049】
【発明の効果】請求項1に記載のモデル製作装置および
請求項2に記載のモデル製作方法によれば、立体対象物
の距離データを算出し、算出した立体対象物の距離デー
タに基づいて、立体モデルの距離データを生成し、生成
した立体モデルの距離データに基づいて、立体モデルを
製作するようにしたので、容易にかつ高速に、立体モデ
ルを製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した3次元モデル製作装置の構成
例を表す図である。
【図2】図1の3次元距離センシング部11、3次元モ
デルデータ生成部12、および3次元モデル製作部13
の構成例を表す図である。
【図3】図2のソレノイド加工部42の断面を表す図で
ある。
【図4】図2のソレノイド制御部41の構成例を表す図
である。
【図5】オブジェクト1の例を表す図である。
【図6】3次元モデル3の例を表す図である。
【図7】図2のソレノイド加工部42の加工時状態を表
す図である。
【図8】加工材料2の例を表す図である。
【図9】図1の3次元距離センシング部11の他の構成
例を表す図である。
【図10】図1の3次元距離センシング部11の他の構
成例を表す図である。
【図11】図1の2次元モデル製作部13の他の構成例
を表す図である。
【図12】図11の構成例を説明する図である。
【符号の説明】
1 オブジェクト, 2 加工材料, 3 3次元モデ
ル, 11 3次元距離センシング部, 12 3次元
モデルデータ生成部, 13 3次元モデル製作部,
14 制御部, 21 ビデオカメラ, 22 視差計
算部, 23ステレオ距離変換部, 31 3次元モデ
ルデータ変換部, 32 合成部,41 ソレノイド制
御部, 42 ソレノイド加工部, 51 加圧ピン高
さ計算部, 52 抵抗値計算部, 53 抵抗値比較
部, 54 電流ドライバ,61 ソレノイド, 62
加圧ピン, 63 位置センサ, 71 変調器,
72 光源, 73 ダイクロックミラ, 74 レン
ズ, 75 スキャニングミラ, 76 受光センサ,
77 位相差検出器, 78 位相差距離変換器,
91 光源, 92 ミラ, 93 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA04 AA53 BB05 CC16 DD00 DD06 FF01 FF05 FF09 FF13 GG12 HH05 JJ26 LL20 NN05 NN08 QQ31 4F213 AH81 WA25 WA97 WB01 5B057 AA01 BA02 CA01 CA08 CA13 CB01 CB08 CB13 CC01 DA07 DB03 DB06 DB09 DC02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体対象物に類似した立体モデルを製作
    するモデル製作装置において、 前記立体対象物の距離データを算出する算出手段と、 前記算出手段により算出された前記立体対象物の距離デ
    ータに基づいて、前記立体モデルの距離データを生成す
    る生成手段と、 前記生成手段により生成された前記立体モデルの距離デ
    ータに基づいて、前記立体モデルを製作する製作手段と
    を備えることを特徴とするモデル製作装置。
  2. 【請求項2】 立体対象物に類似した立体モデルを製作
    するモデル製作方法において、 前記立体対象物の距離データを算出する算出ステップ
    と、 前記算出ステップで算出された前記立体対象物の距離デ
    ータに基づいて、前記立体モデルの距離データを生成す
    る生成ステップと、 前記生成ステップで生成された前記立体モデルの距離デ
    ータに基づいて、前記立体モデルを製作する製作ステッ
    プとを含むことを特徴とするモデル製作方法。
JP10190005A 1998-07-06 1998-07-06 モデル製作装置および方法 Withdrawn JP2000020723A (ja)

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