JP2000020435A - 分散ネットワークコンピューティングシステム、情報交換装置、及び情報交換方法 - Google Patents

分散ネットワークコンピューティングシステム、情報交換装置、及び情報交換方法

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JP2000020435A
JP2000020435A JP10190495A JP19049598A JP2000020435A JP 2000020435 A JP2000020435 A JP 2000020435A JP 10190495 A JP10190495 A JP 10190495A JP 19049598 A JP19049598 A JP 19049598A JP 2000020435 A JP2000020435 A JP 2000020435A
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Masaki Uchiumi
正樹 内海
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、端末機器の処理能力や通信インフラ
の通信能力に応じた応用サービスの提供を可能としたセ
キュリティ機能を充実させた情報交換システムを提供す
ることを課題とする。 【解決手段】情報交換装置10は、ネットワーク50を
介して携帯用PC51が接続状態にあり且つ当該端末5
1が所定の条件を満たして業務資源511へのアクセス
要求があった場合、携帯用PC51が特定情報に関し解
読可能となるよう暗号化機構部512へ解読情報を伝送
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の情報端末機
器を結ぶ分散ネットワークコンピューティングシステム
に係わり、特に公衆網や有線LAN(Local Area Netwo
rk)、無線LANなどの複数種類の通信網が混在し、こ
れらの通信網に接続される携帯情報端末、パーソナルコ
ンピュータ(PC)、携帯PCなどの処理能力の異なる
各種情報端末機器に対して、在庫管理サービスなどの各
種アプリケーションソフトウェアの応用サービスを提供
するセキュリティ機能を有する分散ネットワークコンピ
ューティングシステムと、同システムに用いられる情報
交換装置、同システムに用いられる情報交換方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータによる情報の処理
は、1つのメインとなるコンピュータに複数の端末を接
続して利用する集中処理システムが主流であった。これ
に対して、複数のコンピュータがネットワークなどで接
続され、それぞれのコンピュータが所有している資源を
共有し、効率の良い処理ができるように構成されたのが
分散処理システムであり、異機種間で各種アプリケーシ
ョンソフトウェアを分散処理するための環境を分散コン
ピューティング環境と呼ぶ。
【0003】分散コンピューティングを実現したネット
ワーク環境では、ユーザはプログラムやデータがどこに
あるかを意識する必要がない。論理的には、ネットワー
ク全体があたかも1台のコンピュータであるかのように
ふるまうため、ユーザは自分の操作環境から必要な情報
や機能を利用することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うなネットワーク環境において、例えば在庫管理サービ
スなどのアプリケーションソフトウェアの応用サービス
を各情報端末機器に提供するシステムを考えた場合、ユ
ーザが利用する端末機器には、それぞれに処理能力(こ
れを端末属性と呼び、CPUの能力をはじめ、表示画面
サイズやメモリ容量等を含む)に差があり、その差を吸
収/調整するためには、端末側ないしはサーバ側で人為
的な情報操作が必要となる。
【0005】さらに、各端末機器は、例えば公衆網に接
続されていたり、有線や無線のLAN(local area net
work)に接続されているなど、それぞれに利用している
通信網が異なる。したがって、各通信網毎に通信インフ
ラとしてのデータ伝送速度、伝送量、品質等の相対的な
差も存在する。
【0006】一般に、汎用機器としてのパーソナルコン
ピュータ(PC)の処理能力を上のレベルとすると、携
帯情報端末は中のレベル、それ以外の端末機器は下のレ
ベルとなる。また、通信インフラとして、有線或いは無
線のLANは伝送量、品質共に上のレベルであるが、I
SDN(integrated services digital network :総合
ディジタル通信網)は中のレベル、アナログ有線、アナ
ログ或いはデジタルの無線は下のレベルとなる。
【0007】ネットワーク環境には、このような各端末
機器毎の処理能力の差、そして、通信インフラとしての
通信能力の差がある。したがって、このような環境下
で、各種端末機器に応用サービスを共通に提供するのは
非常に困難を要する問題があった。
【0008】また、システム内で利用される端末機器
は、システム設計時にその属性が決定され、その属性に
合わせて応用サービスが提供されるのが一般的である。
このため、新しい属性を持った端末機器が開発されても
容易にはシステム内に導入して利用することはできな
い、という問題があった。
【0009】さらに、このような各端末機器毎の処理能
力の差や、通信インフラとしての通信能力の差を吸収し
てサービス提供を行うためには、繁雑な処理を必要とす
ることから、それ相応の能力を持つ大型のサーバコンピ
ュータが必要となる問題があった。
【0010】また、会社、工場などの事業所では、構内
の内線電話機相互間および内線電話機と加入者伝回線
(局線)の交換接続を行うための交換器を設置する必要
がある。一般に構内交換機或いは構内交換設備をPBX
(Private Branch Exchange )と称しており、特にデジ
タル方式の構内交換機をデジタルPBXと呼んでいる。
デジタルPBXは、音声信号をデジタル信号に変換して
処理するので、構内で使用されているパーソナルコンピ
ュータ、ワードプロセッサ、計算機などのOA機器をデ
ジタルPBXに接続し、これらのデータと音声を1元的
に、且つ効率的に処理することが可能である。さらに、
デジタルPBXに各種ネットワーク機能を付加すること
により、オフィス内通信ネットワークから広域ネットワ
ークを構築することができる。
【0011】また、はじめてLANを構築するときは、
多くの場合、1本のEthernetケーブル(同軸ケ
ーブル)に数題のコンピュータ機器が接続されている。
しかし、ネットワーク化が進み、接続機器が増加してい
くと、ケーブルの物理的な長さの限界に突き当たる。こ
の制約を越えてネットワークを物理的にも論理的にも拡
張する道具として、ルータなどがある。
【0012】ルータは、閉ループを持つようなネットワ
ークを構成でき、必要なパケットだけを最適な道筋を決
定して(ルーティング)通過させる。ルータは、インタ
ネット・プロトコル(ネットワーク層)にあるネットワ
ーク番号により判定し、次にノード番号により判定を行
い、最終到達地を決定する。
【0013】ネットワーク層にあるインタネットプロト
コルは、TCP/IP、OSIなどのプロトコルによっ
て定義の方法が異なるので、ルータは基本的に1種類の
プロトコルをサポートすることになる。換言すれば、複
数のプロトコルが混在するバックボーン・ネットワーク
から特定のプロトコルのネットワークだけを選択するこ
とができ、Ethernetから回線へとスピードによ
る負荷率低下が必要なところでは効果的である。
【0014】しかしながら、このような交換機やルータ
のようなネットワーク接続装置上で、上述したような各
端末機器毎の処理能力の差や、通信インフラとしての通
信能力の差を吸収してサービス提供を行うようなシステ
ムは従来には提案されていなかった。
【0015】そして、ネットワークコンピューティング
環境下では、各種のセキュリティ機能の充実が必要であ
る。データのセキュリティに関しては、従来から暗号化
技術の研究開発が成されている。例えば、通信回線上の
データの暗号化は、認証技術と共に研究開発が進んでい
る。しかしながら、携帯型PC(クライアント)などの
端末が接続されるネットワークコンピューティング環境
を考慮した場合、当該携帯型PCを不用意にどこかに置
き忘れり或いは盗難にあった場合などに於ける上述ネッ
トワークコンピューティング環境特有の対策が要求され
るものであったが、これは単純な回線上の暗号化技術だ
けでは解決されず、何等有効な手段が提供されていない
もので極めて不便なものであった。
【0016】一方、大規模であり、また分散化される可
能性のあるデータを管理する仕組みが必要である。その
ために、現在、インターネット上で広く普及しているW
WW(world wide web)では、HTML(hyper text m
arkup language)と呼ばれる構造化言語(タグ言語)が
使われている。なお、HTML以外の構造化言語につい
ては、CALS(Continuous Acquisition and Lifecyc
le Support)の普及に伴ってSGML(standard gener
alized markup language)が今後普及すると考えられ
る。
【0017】これらの構造化言語で作成された文書を表
示するためには、端末側で構造化言語を解析し、表示さ
せる機能(ブラウザ検索)が必要となる。言い換えれ
ば、ブラウザの機能を持たない端末機器には、構造化言
語で記述された情報を提供できないことになる。
【0018】また、構造化言語で記述された情報をその
ままネットワーク上に送信すると、伝送能力の低い回線
にも大量の情報を流すことになる可能性があり、時間が
かかってしまうという問題がある。これは特に回線品質
が悪い場合には深刻な問題となる。なお、このような問
題は、HTML以外にも、例えばOLE(object linki
ng and embedding)などの部品データ形式でも同様であ
る。
【0019】そこで、本発明は上記事情を考慮して成さ
れたもので、各端末機器が存在するネットワーク環境に
おいて、各端末機器の処理能力に応じた応用サービスの
提供を可能とし、さらに、複数の通信インフラが混在す
る場合でも、その通信インフラの通信能力に応じた応用
サービスの提供を可能としたセキュリティ機能を有する
分散ネットワークコンピューティングシステム、同シス
テムに用いられる情報交換装置、及び同システムに用い
られる情報交換方法を提供することを目的とする。
【0020】また、本発明は各端末機器が存在するネッ
トワーク環境において、大型のサーバコンピュータを必
要とせずに、各端末機器の処理能力に応じた応用サービ
スの提供を可能とし、さらに、複数の通信インフラが混
在する場合でも、その通信インフラの通信能力に応じた
応用サービスの提供を可能としたセキュリティ機能を有
する分散ネットワークコンピューティングシステム、同
システムに用いられる情報交換装置、及び同システムに
用いられる情報交換方法を提供することを目的とする。
【0021】更に本発明は、ネットワークコンピューテ
ィング環境下でのセキュリティ機能を充実させた、分散
ネットワークコンピューティングシステム、同システム
に用いられる情報交換装置、及び同システムに用いられ
る情報交換方法を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、以下の通りとした。 (1)本発明は、各種アプリケーションソフトウェア等
の応用サービスを提供する情報処理装置と、この情報処
理装置から応用サービスの提供を受ける種々の端末機器
と、上記情報処理装置と上記端末機器とを接続する通信
網とからなる分散ネットワークコンピューティングシス
テムにあって、情報交換装置を設けたものである。
【0023】この情報交換装置は、上記端末機器の処理
能力を示す端末属性情報を管理する端末属性情報管理手
段と、この端末属性情報管理手段から通信相手となる端
末機器の端末属性情報を取得し応用サービスとして提供
されるサービス情報を上記端末属性情報に基づいて特定
の形式に変換する変換手段と、この変換手段によって変
換された上記サービス情報を上記通信網を介して送信す
る通信手段とを具備し、さらに上記情報交換装置は、上
記ネットワークを介して上記端末機器が接続状態にあり
且つ該端末機器が所定の条件を満たして特定情報へのア
クセス要求があった場合、該端末機器が特定情報に関し
解読可能とするよう制御する手段と、情報交換装置内で
特定の加工が施されたデータ群に新たなデータが追加さ
れると当該新データにも同様な特定の加工が施される手
段とを設けたことを特徴とする。
【0024】このような構成によれば、ネットワーク上
に複数種類の端末機器が存在する場合において、情報処
理装置によって提供されるサービス情報が各端末機器の
処理能力に応じて情報交換される。この場合の情報交換
とは、通信相手となる端末機器の処理能力に合わせて、
ある情報の形式を変えることである。例えば画像情報
(イメージ)を送る際に、その相手の端末機器に画像処
理能力がなければ、当該画像情報をシンボル情報に変換
して送る。これにより、携帯性に優れているが、情報処
理能力(演算能力)や画面表示/ユーザインタフェース
提供能力が他の端末機器(PCなど)と比較して相対的
に劣っている端末機器(PDA(personaldigital assi
stants )など)を用いて分散ネットワークコンピュー
ティングシステムを構築することができ、端末側では、
形式は変わっても、他の端末機器と同じようなサービス
を受けることができるようになる。特に、このような情
報交換ネットワーク接続手段(回線交換機やルータな
ど)で行うことにより、利用者の端末機器に近いところ
で最終的な形式に情報交換することができる。つまり、
各サブネットワークからネットワークができる場合に、
そのサブネットワークに適した情報交換を行うことがで
きる。しかも、セキュリティ機能の向上も容易に図れ
る。
【0025】(2)本発明は、各種アプリケーションソ
フトウェア等の応用サービスを提供する情報処理装置
と、この情報処理装置から応用サービスの提供を受ける
端末機器と、上記情報処理装置と上記端末機器とを接続
する通信網とからなる分散ネットワークコンピューティ
ングシステムに情報交換装置を設けた。
【0026】この情報交換装置は、上記通信網の通信能
力を示す通信インフラ情報を管理する通信インフラ情報
管理手段と、この通信インフラ情報管理手段から通信相
手となる端末機器が接続されている通信網の通信インフ
ラ情報を取得し応用サービスとして提供されるサービス
情報を上記通信インフラ情報に基づいて特定の形式に変
換する変換手段と、この変換手段によって変換された上
記サービス情報を上記通信網を介して送信する通信手段
とを具備し、さらに上記情報交換装置は、上記ネットワ
ークを介して上記端末機器が接続状態にあり且つ該端末
機器が所定の条件を満たして特定情報へのアクセス要求
があった場合、該端末機器が特定情報に関し解読可能と
するよう制御する手段と、情報交換装置内で特定の加工
が施されたデータ群に新たなデータが追加されると当該
新データにも同様な特定の加工が施される手段とを設け
たことを特徴とする。
【0027】このような構成によれば、ネットワーク上
に複数種類の通信網が混在する場合において、情報処理
装置によって提供されるサービス情報が各通信網の通信
能力に応じた形式に情報交換される。この場合の情報交
換とは、通信相手となる端末機器が接続されている通信
網の通信能力に合わせて、ある情報の形式を変えること
である。例えば通信網のデータ伝送能力が高ければ、マ
ルチメディアデータをそのまま送信し、データ伝送能力
が低ければ、バイナリデータをテキストデータに変換し
たり、センタリングなどの書式情報を空白文字に変えた
り、フォント情報を無視するなどして送信データサイズ
を変更してから送る。なお、データ伝送能力が低い場合
に、端末側に適当な演算能力があれば、データを圧縮し
て送っても良い。これにより、各種の通信インフラが混
在するシステムであっても、通信インフラのデータ伝送
速度/量/品質等の相対的な差を吸収することができ、
端末側では、形式は変わっても、他の端末機器と同じよ
うなサービスを受けることができる。しかも、セキュリ
ティ機能の向上も容易に図れる。
【0028】(3)本発明は、各種アプリケーションソ
フトウェア等の応用サービスを提供する情報処理装置
と、この情報処理装置から応用サービスの提供を受ける
端末機器と、上記情報処理装置と上記端末機器とを接続
する通信網とからなる分散ネットワークコンピューティ
ングシステムに、情報交換装置を設けた。
【0029】この情報交換装置は、上記端末機器の処理
能力を示す端末属性情報を管理する端末属性情報管理手
段と、上記通信網の通信能力を示す通信インフラ情報を
管理する通信インフラ情報管理手段と、上記端末属性情
報管理手段から通信相手となる端末機器の端末属性情報
を取得すると共に上記通信インフラ情報管理手段から同
端末機器が接続されている通信網の通信インフラ情報を
取得し応用サービスとして提供されるサービス情報を上
記端末属性情報および上記通信インフラ情報に基づいて
特定の形式に変換する変換手段と、この変換手段によっ
て変換された上記サービス情報を上記通信網を介して送
信する通信手段とを具備し、さらに上記情報交換装置
は、上記ネットワークを介して上記端末機器が接続状態
にあり且つ該端末機器が所定の条件を満たして特定情報
へのアクセス要求があった場合、該端末機器が特定情報
に関し解読可能とするよう制御する手段と、情報交換装
置内で特定の加工が施されたデータ群に新たなデータが
追加されると当該新データにも同様な特定の加工が施さ
れる手段とを設けたことを特徴とする。
【0030】このような構成によれば、ネットワーク上
に複数種類の端末機器および複数種類の通信網が存在す
る場合において、情報処理装置によって提供されるサー
ビス情報が各端末機器の処理能力および各通信網に応じ
た形式に情報交換される。この場合の情報交換とは、通
信相手となる端末機器の処理能力と同端末機器が接続さ
れている通信網の通信能力に合わせて、ある情報の形式
を変えることである。これにより、各種の通信インフラ
が混在するシステムであっても、通信インフラのデータ
伝送速度/量/品質等の相対的な差を吸収することがで
き、端末側では、形式は変わっても、他の端末機器と同
じようなサービスを受けることができるようになる。し
かも、セキュリティ機能の向上を容易に図れる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は本発明の実施形態に係る分
散ネットワークコンピューティングシステムの構成を示
すブロック図である。
【0032】図1において、1はサーバ計算機であり、
処理能力の高い汎用コンピュータから成る。このサーバ
計算機1は、オフィス内に設置され、応用サービス提供
部20を有し、在庫管理サービスなどの各種応用サービ
ス(アプリケーションソフトウェア)を各情報端末機器
に提供する。
【0033】この応用サービス提供部20によって提供
されるサービスは、後述するイメージリーダ43やプリ
ンタ42を入出力機器として利用することができる。サ
ーバ計算機1には、公衆網30、有線LAN(Local Ar
ea Network)40、無線LAN50といった通信能力の
異なる3種類の通信網(以下、通信インフラと称す)が
接続されている。
【0034】公衆網30には、携帯情報端末(例:PD
A)31、携帯電話32、ポケットベル機器(ページ
ャ)33、ファクシミリ装置(FAX)34、といった
情報端末機器が接続されている。
【0035】公衆網30にはアナログ通信網とデジタル
通信網があり、アナログ通信網はデジタル通信網と比較
するとデータ伝送量並びに信頼性は一般に低い。また、
携帯情報端末31は、公衆網30に包含される移動体通
信網にてサーバ計算機1と接続されている。
【0036】移動体通信については、データ伝送量の低
さのみならず、移動という特性に伴う回線切断やデータ
伝送時のエラー発生などの品質の悪さを持っている。本
実施形態において、この携帯情報端末31は携帯性を重
視した情報機器であり、画面サイズ/制御機能は低く、
テキスト情報のみが使用できるものとする。また、CP
Uの処理能力はパーソナルコンピュータ(PC)と比較
すると低く、外部記憶装置も保持していないものとす
る。
【0037】有線LAN40には、パーソナルコンピュ
ータ41、プリンタ42、イメージリーダ43、といっ
た情報端末機器が接続されている。有線LAN40は、
一般に携帯電話サービスなどの無線通信と比較した場
合、伝送データ量は多く、また、回線品質も安定してい
る。現時点での一般のオフィス向けの分散ネットワーク
応用サービスには、この有線LAN40を対象として設
計されることが多い。
【0038】プリンタ42とイメージリーダ43はオフ
ィスビル内の出力機器/入力機器として設置されてい
る。例えば在庫管理サービスでは、イメージリーダ43
にて在庫伝票を読み取り、そのデータを有線LAN40
を介してサーバ計算機1に送り、その集計結果をプリン
タ42で出力するといった利用となる。
【0039】無線LAN50には、携帯用PC51とい
った情報端末機器が接続されている。無線LAN50と
有線LAN40の通信能力は同程度であるが、この無線
LAN50に接続された携帯用PC51の処理能力は有
線LAN40に接続されたPC41の処理能力よりは劣
る。
【0040】さらに、図示はしないが、上記ネットワー
ク環境には、サーバ計算機1とは別のサーバ計算機も接
続されているものである。このように、ネットワーク環
境には、各端末機器の処理能力の差、そして、通信イン
フラの通信能力の差が存在する。
【0041】そこで、本実施形態では、サーバ計算機1
に情報交換装置10を設け、ネットワーク上に存在する
各種端末機器や通信インフラの属性(情報処理能力の
差、通信能力の差)を吸収/調整するようにしている。
【0042】この情報交換装置10は、情報交換プロセ
ス部11、端末情報管理部12、応用サービスのユーザ
インタフェース情報管理部13、利用者情報管理部1
4、通信インフラ情報管理部15等から成る。
【0043】更に、サーバ計算機1には、バスを介して
フロッピーデイスク装置(FDD)181やハードディ
スク装置(HDD)185、光ディスク記憶装置(CD
−ROM装置183)が接続されている。
【0044】FDD181のディスケット或いはフロッ
ピーディスク182やHDD185の磁気ディスク、及
びCD−ROM装置183のCD184に夫々図7乃び
図8、図10乃至図14、図17乃至図20、図22乃
至図32、図34乃び図35、図37に示すフローチャ
ートで示されるプログラムを記憶可能である。
【0045】以下、図2乃至図6を参照して情報交換装
置10の各部の構成を説明する。図2は情報交換プロセ
ス部11の内部構成を示すブロック図である。情報交換
プロセス部11は、応用サービスとしての情報を各情報
端末機器や通信インフラの属性に合わせて他の情報に形
式交換するための一連の処理を担うところである。
【0046】この情報交換プロセス部11は、情報交換
装置内部通信インタフェース部111、端末種別判断部
112、情報交換実行部113、サーバ内利用者データ
情報管理部114、圧縮/暗号処理部115、情報交換
装置外部通信インタフェース部116、データ変更管理
部1101、データ更新管理部1102、再送管理部1
103、優先度管理部1104、端末監視部1105等
から成る。
【0047】情報交換装置内部通信インタフェース部1
11は、情報交換装置10内の他の構成要素と通信を行
うためのインタフェースである。端末種別判断部112
は、利用者の端末機器がどのような種類(例えば大画面
デスクトップPC、携帯用小画面サブノート型PC、携
帯情報端末等)のものなのかを判断する。
【0048】情報交換実行部113は、実際の情報交換
処理(情報の分解、検索、抽出、再加工)を実行する。
サーバ内利用者データ情報管理部114は、サーバ計算
機1内に登録されている利用者データの情報を管理す
る。
【0049】圧縮/暗号処理部115は、情報交換装置
10内から外部に対して通信を行う場合に、必要に応じ
てその通信データの圧縮化や暗号化の処理を行ったり、
サーバ計算機1内に格納されるデータ等に圧縮化や暗号
化の処理の行う。
【0050】情報交換装置外部通信インタフェース部1
16は、情報交換装置10から外部に対して通信を行う
ためのインタフェースである。データ変更管理部110
1は、サーバ計算機1に管理格納されているデータに変
更があった場合に、当該データに関係する端末機器にデ
ータ変更があった旨を通知し、変更データに対応する措
置を講じる機能を司るところである。
【0051】データ更新管理部1102は、情報交換装
置内部通信インタフェース部111と圧縮/暗号処理部
115に接続され、サーバ計算機1内にて構造化言語を
用いて管理格納された文書データ/ユーザデータなどの
データ更新情報やイメージデータのシンボル情報への置
換えデータ並びに前記データの外部への転送処理の制御
処理を行う。
【0052】再送管理部1103は、後述する再送処理
/回線切断対応部153とともに、端末へのデータ転送
/伝送に失敗した場合にデータの再送制御を行う。即
ち、この再送管理部1103は、送信先端末が回線使用
中(通信中)の場合は、再送間隔を数分後に制御した
り、パケット通信によるパケット落ちなどによる再送処
理の場合は、情報交換実行部113や圧縮/暗号処理部
115による制御のもとで情報交換(再加工など)/デ
ータ圧縮によりデータサイズを小さくしてデータ転送時
間を短縮するよう構成されている。
【0053】優先度管理部1104は、通信データの優
先度/緊急度を判断し当該判断結果に基づく通信データ
の伝送方法を管理制御する。さらに、情報交換プロセス
部11には、端末の状態を監視することにより端末側に
不都合が生じた場合であっても、サービスの継続提供が
可能となるよう対処する機能を有する端末監視部110
5が設けられている。
【0054】図3は端末情報管理部12の内部構成を示
すブロック図である。端末情報管理部12は、サーバ計
算機1に接続される各種端末機器毎の例えばCPU能
力、表示能力、メモリ容量といった処理能力を示す属性
情報を管理する。この端末情報管理部12は、情報交換
装置内部通信インタフェース部121、端末属性交渉部
122、端末属性情報管理実行部123等から成る。
【0055】情報交換装置内部通信インタフェース部1
21は、情報交換装置10内の他の構成要素と通信を行
うためのインタフェースである。端末属性交渉部122
は、端末情報管理部12が端末機器と端末属性について
の各種やりとり/交渉を行うときのインタフェースであ
る。
【0056】端末属性情報管理実行部123は、各端末
機器毎の端末属性情報が登録された端末属性テーブルを
管理/操作するセクションである。図4はユーザインタ
フェース情報管理部13の内部構成を示すブロック図で
ある。
【0057】利用者が応用サービスを利用する場合に、
端末機器上でアイコンを操作したり、ボタンを操作した
り、コマンドを入力するなど、その操作方法は端末機器
毎に異なってくる。
【0058】ユーザインタフェース情報管理部13は、
このような応用サービスを行う際の各端末機器毎に固有
の操作方法を示すユーザインタフェース情報を管理す
る。このユーザインタフェース情報管理部13は、情報
交換装置内部通信インタフェース部131と応用サービ
スインタフェーステーブル管理部132とから成る。
【0059】情報交換装置内部通信インタフェース部1
31は、情報交換装置10内の他の構成要素と通信を行
うためのインタフェースである。応用サービスインタフ
ェーステーブル管理部132は、各応用サービス毎のユ
ーザインタフェースに関する情報を管理している。
【0060】図5は利用者情報管理部14の内部構成を
示すブロック図である。例えば画面表示を例にすると、
利用者が応用サービスを利用する場合に、端末機器上で
グラフなどの表示物は見易い位置に任意に移動させるな
ど、利用者によって色々な好みがある。
【0061】利用者情報管理部14は、このような応用
サービスを利用する際の画面表示嗜好を含む利用者毎に
固有の操作方法を示す利用者情報を管理する。この場
合、利用者情報はあらかじめサーバに登録しておく。こ
の利用者情報管理部14は、情報交換装置内部通信イン
タフェース部141、利用者情報テーブル管理部14
2、利用者認証部143等から成る。
【0062】情報交換装置内部通信インタフェース部1
41は、情報交換装置10内の他の構成要素と通信を行
うためのインタフェースである。利用者情報テーブル管
理部142は、利用者名や、利用者と端末名/アドレス
/通信インフラ種別等の関連情報を管理する。利用者認
証部143は、情報交換装置10において利用者認証を
必要とする場合に動作する。
【0063】図6は通信インフラ情報管理部15の内部
構成を示すブロック図である。通信インフラ情報管理部
15は、データ伝送速度、伝送量、品質といった各通信
網毎の通信能力を示す属性情報を管理する。この通信イ
ンフラ情報管理部15は、情報交換装置内部通信インタ
フェース部151、通信インフラ特徴管理部152、再
送処理/回線切断対応管理部153等から成る。
【0064】情報交換装置内部通信インタフェース部1
51は、情報交換装置10内の他の構成要素と通信を行
うためのインタフェースである。通信インフラ特徴管理
部152は、通信インフラとしての伝送品質や伝送速度
などの特徴情報を管理している。再送処理/回線切断対
応管理部153は、利用者が使用している通信インフラ
に応じて再送処理や回線切断時の処理機能を実装してい
る。
【0065】次に、同実施形態の動作を説明する。ま
ず、情報交換装置10を用いない場合の一般的な応用サ
ービスの処理動作について、在庫管理サービスを例にし
て説明する。
【0066】図7は一般的な応用サービスの処理動作を
示すフローチャートである。サーバ計算機1は、有線L
AN40を介してイメージリーダ43からの入力を受け
付け、在庫伝票などの情報を応用サービス提供部20に
引き渡す(ステップA11)。
【0067】サーバ計算機1において、応用サービス提
供部20はイメージリーダ43によって読み取った伝票
情報の中から必要とされる在庫量を抽出し、例えばPC
41を使用している利用者に対してその内容をPC41
の表示画面に表示出力する(ステップA12)。
【0068】この表示により、利用者はサーバ計算機1
に接続されたPC41を用いて、在庫量を最新情報に更
新するなどの情報加工を行う(ステップA13)。利用
者からの修正情報を受けた応用サービス提供部20は、
その結果を反映させた新規の在庫伝票をプリンタ42に
出力する(ステップA14)。
【0069】これにより、利用者はプリンタ42の出力
結果から新規の在庫伝票を得ることができる。このよう
な一般的な応用サービスでは、利用者がPC41、プリ
ンタ42、及びイメージリーダ43を身近で利用できる
ことが前提である。図1の例では、PC41、プリンタ
42、イメージリーダ43は、オフィス内にてサーバ計
算機1と有線LAN40を介して接続されている。
【0070】次に、オフィス外で携帯情報端末31や携
帯用PC51を使用する利用者に対して、応用サービス
を提供する場合を説明する。図8は情報交換装置10を
用いた場合の応用サービスの処理動作を示すフローチャ
ートである。尚、情報交換装置10は、サーバ計算機1
内にて応用サービス提供部20の外部インタフェース先
に設置されている。
【0071】ある端末機器から要求があると、情報交換
装置10は、応用サービス提供部20からその端末機器
の情報を受信する(ステップB11)。その際、送信先
の端末機器がオフィス内のPC41の場合には、情報交
換装置10を必要としないため(ステップB12の「利
用しない」へ)、サーバ計算機1は図7で説明した通常
の処理を実行することになる(ステップB13)。
【0072】一方、送信先がオフィス外の携帯情報端末
31或いは携帯用PC51の場合には、情報交換装置1
0による情報交換処理を実行するルーチンに入る(ステ
ップB12の「利用する」へ)。
【0073】情報交換装置10は、当該端末機器の端末
属性情報を端末情報管理部12から取得し(ステップB
14)、応用サービス提供部20から渡された情報をそ
の端末属性情報に基づいて情報交換(情報交換処理、端
末属性吸収処理)する(ステップB15,B16)。こ
の場合の情報交換とは、その端末機器の処理能力に合わ
せて、ある情報の形式を変えて、端末属性を吸収/調整
することである。
【0074】例えば画像情報(イメージ)を送る際に、
その相手の端末機器に画像処理能力がなければ、当該画
像情報をシンボル情報に変換して送る。これにより、端
末側では、形式は変わっても、他の端末機器と同じよう
なサービスを受けることができる。
【0075】このようにして、端末属性に応じた情報交
換が行われると、情報交換装置10はその変換後の情報
をサービス情報として当該端末機器に対して送る(ステ
ップB17)。
【0076】ここで、端末属性情報管理部12からの端
末属性の読み取りについて説明する。尚、端末属性に
は、例えば画面サイズ、画面制御情報、画面に表示可能
なデータの種類などが含まれる。
【0077】端末属性の読み取りには、 (A)端末情報管理部12内の端末属性テーブルから入
手する (B)端末機器から端末属性情報を入手する という2つの方法が考えられる。
【0078】本実施形態において、前者(A)の方法
は、端末機器が携帯情報端末31の場合に利用する。ま
た、後者(B)の方法は、端末機器が携帯PC51の場
合に利用する。(A)/(B)の選択は、利用者情報管
理部14において、利用者名と端末アドレスと通信イン
フラとの対応を利用者情報テーブル管理部142から得
て端末属性管理実行部123が判断する。端末側のCP
U能力が十分にあり、通信回線の品質が高い場合には、
端末側と端末属性の交渉を行う後者(B)の方法が採用
される。
【0079】(B)の方法については、端末とサーバ
(情報交換装置10)との間で端末属性を決定するプロ
トコルが決められている。この際のプロトコルシーケン
スの概念を図9に示す。
【0080】このプロトコルシーケンスに示すように、
端末側の制御コード系(改行コード、タブなど)や、ビ
ットマップ、画面サイズ、利用可能なフォント種別(対
応言語を含む)などを、端末とサーバ(情報交換装置1
0)間で確認し合う。
【0081】次に、情報交換の方法について説明する。
情報交換は、端末側で表示能力がない場合や、通信イン
フラの情報の伝送能力が乏しく、サーバで情報の量的/
質的変換が必要な場合などに実行される。
【0082】情報交換としては、具体的には、 ・バイナリデータからテキストデータへの変換 ・画像情報からシンボル情報への変換 ・アイコンデータからシンボル情報への変換 ・音声情報からテキスト情報への変換 ・カラー画像からモノクロ画像への変換 等がある。
【0083】このうちのバイナリデータからテキストデ
ータへの変換について説明すると、例えばPCなどで利
用されている文書作成用アプリケーションソフト、即ち
ワープロソフトでは、作成された文書データはバイナリ
データにて保存されることが多い。これは、テキストデ
ータだけではなく、文書の書式やフォントなどの種々の
付属情報も保存する必要があるためである。
【0084】ところが、一般にこのバイナリデータは、
単純なテキストデータに比べてデータサイズが大きい。
また、そのバイナリデータを表示させるためには、端末
側にはテキスト表示能力のみならず、各種の画像表示能
力が必要である。さらに、端末側の画面サイズは携帯性
を重視して小さく設計されることが多いため、サーバ側
での文書データを加工してから表示する必要があること
が多い。
【0085】このような問題を処理するために、情報交
換が有効となる。即ち、バイナリデータをテキストデー
タに変換して端末機器に送る。これにより、端末側で
は、自身の処理能力に応じた処理を行い得るようにな
る。
【0086】このときの情報交換の処理動作を図10に
示す。図10は端末属性に応じた情報交換の処理動作を
示すフローチャートである。応用サービスとしてワープ
ロソフトを例にすると、情報交換装置10は、まず、文
書データの所在をサーバ内利用者データ情報管理部11
4にて検索し、その文書データがどのような形式で保存
されているのかを調べる(ステップC11)。
【0087】その結果、文書データがバイナリデータで
あれば(ステップC12のYES)、情報交換装置10
は情報交換実行部113にて当該バイナリ文書データを
テキスト、書式、フォントなどの各要素毎に部品展開
(文書分解)する(ステップC13)。
【0088】そして、その各部品要素から必要な情報を
検索、抽出することにより(ステップC14、C1
5)、その情報を端末画面に合わせた情報フォーマット
に再加工する(ステップC16)。再加工された情報つ
まり端末に合わせて情報交換されたワープロソフトのサ
ービス情報は、情報交換装置外部通信インタフェース部
116にて当該端末機器に提供される。
【0089】また、その他の情報交換についても同様で
あり、例えば端末側に画像処理能力がなければ、その画
像部分をシンボルテキスト情報に変換したり、アイコン
をシンボルテキスト情報に変換する。さらに、端末側に
音声処理能力がなければ、音声情報をテキスト情報に変
換して送ることで、それぞれの処理能力に応じたサービ
スの提供が可能となる。
【0090】このように、ネットワーク上に複数種類の
端末機器が存在する場合において、応用サービスとして
提供されるサービス情報を各端末機器の処理能力に合致
させた形式に情報交換して送ることで、携帯性に優れて
いるが情報処理能力(演算能力)や画面表示/ユーザイ
ンタフェース提供能力が他の端末機器(PCなど)と比
較して相対的に劣っている端末機器(PDAなど)を用
いて分散ネットワークコンピューティングシステムを構
築することができ、端末側では形式は変わっても、他の
端末機器と同じようなサービスを受けることができるよ
うになる。
【0091】尚、このような情報交換は、端末機器その
ものの処理能力とは別に、各端末機器毎の操作方法に応
じて実施するようにしても良い。即ち、利用者が応用サ
ービスを利用する場合に、端末機器上でアイコンを操作
したり、ボタンを操作したり、コマンドを入力するな
ど、その操作方法は端末機器毎に異なってくる。このよ
うな各端末機器毎の操作方法をユーザインタフェース情
報としてユーザインタフェース情報管理部13に予め登
録しておき、各端末機器毎に上記ユーザインタフェース
情報に基づいて情報交換を行うようにすれば、常に各端
末機器に応じた操作方法でサービスの提供を受けること
ができる。
【0092】また、その端末機器を扱う利用者の好みに
応じて情報交換を実施するようにしても良い。即ち、利
用者が応用サービスを利用する場合に、端末機器上でグ
ラフ関係は中央に移動させて見たり、テキストはそのま
まの位置で見るなど、利用者によって表示位置の好みが
異なってくる。このような画面表示の好み(画面表示嗜
好情報)を利用者情報として利用者情報管理部14に予
め登録しておき、各利用者毎に上記利用者情報に基づい
て情報交換を行うようにすれば、常に利用者の好みに応
じた表示位置でサービスの提供を受けることができる。
【0093】次に、通信インフラに応じて情報交換する
場合について説明する。情報交換装置10は、通信イン
フラ情報管理部15の中の通信インフラ特徴管理部15
2や、利用者情報管理部14内の利用者情報テーブル管
理部142によって端末利用者が使用している通信イン
フラに関する情報を把握している。また、これらの情報
に基づいてデータの再送処理制御も実施する。
【0094】このときの情報交換の処理動作を図11に
示す。図11は通信インフラに応じた情報交換の処理動
作を示すフローチャートである。例えば利用者が携帯用
PC51を使用している場合には、端末機器としてのC
PU能力は高いと判断できる(ステップD11のN
O)。このとき、通信インフラとしてのデータ伝送能力
が高ければ(ステップD16のNO)、情報交換装置1
0の情報交換プロセス部11では、必要に応じて圧縮/
暗号処理部115を用いてデータの圧縮化や暗号化を行
って(ステップD17)データを送信する。また、通信
インフラとしてのデータ伝送能力が低ければ(ステップ
D16のYES)、例えばバイナリデータをテキストデ
ータに変換したり、センタリングなどの書式情報を空白
文字に変えたり、フォント情報の無視するなどの情報交
換処理を行って(ステップD18)、送信データサイズ
を削減してからデータを送信する。
【0095】一方、CPU能力の低い携帯情報端末31
を使用している場合には(ステップD11のYES)、
通信インフラに関係なく、図10で説明したのと同様に
情報交換処理を行うことになる(ステップD12〜D1
5)。
【0096】このように、まず、端末機器の処理能力を
見て、その能力が高ければ、次に通信インフラの通信能
力を見て、その通信能力に応じた情報交換を行う。一
方、端末機器の処理能力が低い場合には、通信インフラ
の通信能力がいくら高くとも、端末機器の方が対応でき
ないので、その端末機器の処理能力に応じた情報交換を
行う。
【0097】これにより、各種の通信インフラが混在す
るシステムにおいても、通信インフラのデータ伝送速度
/量/品質等の相対的な差を吸収/調整することがで
き、端末側では、形式は変わっても、他の端末機器と同
じようなサービスを受けることができる。
【0098】次に、データの暗号化を行う場合について
説明する。オフィス外にて応用サービスを利用する場合
には、その応用サービスのセキュリティを確保するた
め、データを暗号化して送ることが重要となる。この場
合、端末側には暗号化データを解読する能力が必要であ
るため、全ての端末機器に暗号化データを送るわけには
いかない。また、データを暗号化すると、通常、データ
量が増えるため、通信インフラのデータ伝送能力も高く
なくてはいけない。
【0099】このときの処理動作を図12に示す。図1
2はデータの暗号化を行う場合の処理動作を示すフロー
チャートである。応用サービス提供部20によるアプリ
ケーションソフトの応用サービスの提供に際し、情報交
換装置10は、まず、端末情報管理部12から通信相手
となる端末機器の属性情報を取得し(ステップE1
1)、その属性情報に基づいて端末機器の処理能力を判
断する(ステップE12)。
【0100】その結果、処理能力が高く、暗号化データ
を解読する能力があることが判明すると(ステップE1
2のYES)、情報交換装置10は、次に通信インフラ
情報管理部15から同端末機器が接続されている通信イ
ンフラ情報を取得し(ステップE13)、その通信イン
フラ情報に基づいて通信能力を判断する(ステップE1
4)。
【0101】そして、通信能力が高い場合には(ステッ
プE14のYES)、情報交換装置10は、情報交換プ
ロセス部11にて当該応用サービスの情報に暗号化を施
した後(ステップE15)、その暗号化されたサービス
情報を端末機器に送信する(ステップE16)。これに
より、端末側では、暗号化データを解読してからサービ
スを利用することになる。
【0102】一方、端末機器の処理能力が低く、暗号化
データを解読する能力がない場合には(ステップE12
のNO)、情報交換装置10は当該応用サービスの情報
に暗号化を施すことなく(ステップE17)、そのまま
送信する(ステップE16)。その際、暗号化していな
い旨のメッセージをユーザに通知するようにしても良
い。或いは、暗号化データを解読する能力がない場合は
(ステップE12のNO)、上述のようにそのまま送信
する前に、送信しても良いか否かの判断を端末機器側利
用者に求め、この回答結果によって送信処理を行うよう
にしても良い。
【0103】また、端末機器に処理能力があっても、そ
の端末機器が接続されている通信網の通信能力が低い場
合にも(ステップE14のNO)、情報交換装置10は
当該応用サービスの情報に暗号化を施すことなく(ステ
ップE17)、そのまま送信する(ステップE16)。
或いは、通信網の通信能力が低い場合に(ステップE1
4のNO)、前述同様そのまま送信する前に、送信して
も良いか否かの判断を端末機器側利用者に求め、この回
答結果によって送信処理を行うようにしても良い。
【0104】尚、暗号化処理に当っては、端末機器側が
暗号処理に対応できるレベルの能力があったとしても、
暗号化の要否が利用者により選択可能としても良いもの
である。
【0105】さらに、データの暗号化には、単にスクラ
ンブルをかけるだけのものから高度な暗号処理を施すも
のまで様々なレベルがあり、それぞれに端末機器や通信
インフラにかかる負担も変わってくる。そこで、端末機
器の処理能力や通信インフラの通信能力に応じて暗号化
のレベルを適宜変更することもできる。
【0106】このように、データ暗号化の機能を持たせ
ることで、オフィス外で応用サービスを受ける場合で
も、そのセキュリティを確保することができる。この場
合、端末属性や通信インフラの属性から、どのような種
類の暗号化が可能か、どのような暗号化データ量なら
ば、使用している通信インフラで送信可能かを判断し
て、適正な暗号化を行うことができる。
【0107】次に、データの圧縮化を行う場合について
説明する。データの圧縮化は、画像データなどのデータ
量の多い情報を送る場合に有効な手段となる。この場合
も、上述したデータの暗号化と同様、端末側には圧縮化
データを伸張して処理する能力が必要となる。尚、通信
インフラについては、時間さえかければ、圧縮化データ
を送ることができるため、ここでは通信インフラの通信
能力は問わないものとする。
【0108】このときの処理動作を図13に示す。図1
3はデータの圧縮化を行う場合の処理動作を示すフロー
チャートである。応用サービス提供部20による応用サ
ービスの提供に際し、情報交換装置10は、まず、端末
情報管理部12から通信相手となる端末機器の属性情報
を取得し(ステップF11)、その属性情報に基づいて
端末機器の処理能力を判断する(ステップF12)。
【0109】その結果、処理能力が高く、圧縮化データ
を解読する能力があることが判明すると(ステップF1
2のYES)、情報交換装置10は、情報交換プロセス
部11にて当該応用サービスの情報に圧縮化を施した後
(ステップF13)、その圧縮化されたサービス情報を
端末機器に送信する(ステップF14)。これにより、
端末側では、圧縮化データを伸張してからサービスを利
用することになる。
【0110】一方、端末機器の処理能力が低く、圧縮化
データを伸張する能力がない場合には(ステップF12
のNO)、情報交換装置10は当該応用サービスの情報
に圧縮化を施すことなく(ステップF15)、そのまま
送信する(ステップF14)。その際、圧縮化していな
い旨のメッセージをユーザに通知するようにしても良
い。
【0111】このように、データ圧縮化の機能を持たせ
ることで、データの送信を効率良く行うことができる。
この場合、端末属性から、どのような種類のデータ圧縮
化が可能かを判断して、適正な圧縮化を行うことができ
る。
【0112】尚、図13の例では、端末機器の処理能力
だけでデータ圧縮化が可能か否かを判断したが、その端
末機器が接続されている通信網の通信能力を含めてデー
タ圧縮化が可能か否かを判断するにしても良い。
【0113】更に、端末機器の処理能力や通信インフラ
の通信能力に応じて圧縮化のレベルを適宜変更すること
もできる。次に、入出力機器を用いて応用サービスを利
用する場合について説明する。
【0114】ここで言う入出力機器とは、計算機以外の
ものを指し、図1の例では、携帯電話32、ポケットベ
ル(ページャ)33、FAX34、プリンタ42、イメ
ージリーダ43である。
【0115】図14は入出力機器を用いて応用サービス
を利用する場合の処理動作を示すフローチャートであ
る。利用者から応用サービスの利用を受ける旨の信号を
受信すると(ステップG11)、情報交換装置10は、
利用者情報管理部14を通じて利用者のユーザ認証を行
った後(ステップG12)、その利用者が使用している
機器の種類を判断する(ステップG13)。
【0116】ここで、利用者が入出力機器を使用してい
れば(ステップG13のYES)、情報交換装置10は
その入出力機器に応じた情報交換処理を行い(ステップ
G14)、その情報交換後のサービス情報を送信する
(ステップG15)。
【0117】具体的には、入出力機器が携帯電話32で
あれば、情報交換装置10は、音声処理機能を利用し、
例えばテキストデータを音声データに変え、ボイスメッ
セージとしてサービスの提供を行うことになる。
【0118】また、ポケットベル33であれば、所定文
字数分のメッセージデータに変えて送信したり、FAX
34であれば、テキストデータをイメージデータに変え
て送信するなど、それぞれの入出力機器に応じた特定の
制限範囲内でサービスの提供を行うようにする。
【0119】一方、利用者が使用しているものが入出力
機器ではなく、CPU処理能力を持つ端末機器であれば
(ステップG13のNO)、情報交換装置10は通常の
応用サービスを実行する(ステップG16)。即ち、各
端末機器毎にそれぞれの処理能力に応じた情報交換を行
ってサービスの提供を行う。
【0120】このように、入出力機器に応じた情報交換
を行うことで、例えば利用者がFAXなどを使用してい
る場合でも、それに応じた応用サービスの提供を行うこ
とができる。
【0121】尚、入出力機器と属性と通信インフラの属
性を合わせて、サーバからのサービス情報を情報交換す
ることも可能である。尚、本実施形態では、情報端末機
器として、PCや携帯用PC、携帯情報端末、ポケベ
ル、FAX、携帯電話、プリンタなどを想定して説明し
ているが、ネットワーク接続される他のサーバ計算機で
あっても良い。更に、上述情報交換の方法は、当該処理
方法が記載されたプログラム情報を、サーバ計算機1に
て動作する記憶媒体に格納しても良い。
【0122】即ち、上述した実施形態において記載した
手法は、コンピュータに実行させることのできるプログ
ラムとして、例えばFDD181のフロッピーディスク
や、HDD185のハードディスク等、光ディスク(C
D−ROM装置183、DVD等)、半導体メモリなど
の記録媒体に書き込んで各種装置に適用したり、通信媒
体により伝送して各種装置に適用することも可能であ
る。本装置を実現するコンピュータ(サーバ計算機1)
は、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、この
プログラムによって動作が制御されることにより、上述
した処理を実行する。
【0123】ところで、ネットワークコンピューティン
グ環境下では、各種のセキュリティ機能の充実が必要で
ある。データのセキュリティに関しては、従来から暗号
化技術の研究開発が成されている。例えば、通信回線上
のデータの暗号化は、認証技術とともに研究開発が進ん
でいる。
【0124】しかしながら、携帯型PC(クライアン
ト)などの端末が接続されるネットワークコンピューテ
ィング環境を考察した場合、当該携帯型PCを不用意に
どこかに置き忘れり或いは盗難にあった場合などに於け
る上述ネットワークコンピューティング環境特有の対策
が必要である。
【0125】このような環境を前提としたシステムで利
用する秘密性の高い業務用データなどはサーバ側に存在
する場合と、端末側に存在する場合がある。利用者が端
末を紛失した場合には、端末側に存在する業務用データ
などの漏洩や不正利用を防止する必要がある。
【0126】そこで、本実施形態での端末の利用形態と
しては、ネットワークに接続されている場合にのみ、そ
の端末の業務に関係する資源を使用可能とするものであ
る。この場合には、携帯している端末がネットワークに
接続されている場合にはサーバ/端末を問わず業務資源
(データやプログラムなど)へアクセスでき、端末がネ
ットワークから切り離された場合には端末内に保存され
ている業務資源へのアクセスを不可能とするセキュリテ
ィ機構を設ける。すなわち、本実施の形態のセキュリテ
ィ機能は、端末がネットワークに接続されている場合に
はサーバ/端末内を問わず業務資源などの秘密性の高い
資源にアクセスでき、端末がネットワークから切り離さ
れた場合には保存されている業務資源などが暗号化され
てアクセス(解読)不可能とする機能である。
【0127】図15は端末側の資源構成を示す概念図で
あり。図16はセキュリティ機能の流れを示す図であ
る。すなわち、端末として例えば携帯用PC51を想定
すると、この形態用PC51には図15に示すように秘
密性の高い業務資源511と、それに対応する暗号化機
構部512が存在する。業務資源511は通常は暗号化
されている。
【0128】暗号化機構部512は、利用者が業務資源
511にアクセスした場合(図16のステップY11,
Y12のYES)、情報交換装置10へ認証要求する
(ステップY13)。
【0129】情報交換装置10は、利用者情報管理部1
4或いはユーザインタフェース情報管理部13や端末情
報管理部12を参照して、利用者が業務資源511にア
クセスすることができる権限を持つと判断した場合には
(ステップY14のYES)、情報交換装置10は携帯
用PC51に対し、暗号を複合化するためのキーを送
る。この送られたキーを用いて、携帯用PC51は暗号
化された業務資源を複合化し(ステップY15)、利用
者のアクセスを可能として(ステップY16)、業務資
源を複合化する(ステップY17)。
【0130】上述した判断を詳述すると、暗号化機構部
512と情報交換装置10が通信することにより行う。
要するに、利用者から業務資源511へのアクセス要求
が発生した場合には(図16のステップY11)、暗号
化機構部512はネットワークを経由して情報交換装置
10にアクセスの可否を問合わせる(ステップY1
4)。情報交換装置10には、利用者情報管理部14が
あり、これが利用者の認証を実施することができる。こ
のような機構を用いれば、業務資源が端末内に複数あっ
た場合に、特定の利用者にアクセスを許す資源と、許さ
れない資源を存在させることができる。
【0131】また、情報交換装置10内の情報交換プロ
セス部11には、暗号処理部115が存在する。よっ
て、認証を実施する際のキーを(例えばネットワークが
切断される度に)必要に応じて変更することができる。
この流れを図17に示す。
【0132】端末、例えば携帯用PC51からの認証要
求があり(ステップZ11)、情報交換装置10が認証
可の応答をすると(ステップZ12)、上述したような
暗号複合化処理が行われる。
【0133】暗号複合化処理が完了し所定の業務が実行
されて、携帯用PC51が情報交換装置10との交信が
終了に近づくと、端末たる携帯用PC51より情報交換
装置10に対して認証キー変更要求が発せられる(ステ
ップZ13)。
【0134】これを受けて、情報交換装置10は携帯用
PC51へ新たな認証キーを発行する(ステップZ1
4)。携帯用PC51は新たな認証キーを受信すると、
受信した旨を情報交換装置10に応答する(ステップZ
15)。認証キーとして採用されるのであれば(ステッ
プZ16のYES)、認証キー変更処理は終了する。
【0135】尚、上述した認証キーの変更にあたって
は、タイムスタンプ機能を適用しても良いものである。
ところで、上述した本実施形態の各種処理方法は、当該
処理方法が記載されたプログラム情報を、ハードディス
ク装置(HDD)185やフロッピーディスク装置(F
DD)181、CD−ROM装置183などの記憶媒体
に格納し、この格納されたプログラム情報に基づいてサ
ーバ計算機1が上述処理を実行するようにしても良いの
は勿論である。
【0136】このような機構を採用することにより、例
え認証キーが盗まれた場合でも、時間の経過(例えばネ
ットワークの接続と切断)にともなって、認証キーが更
新されるため秘密性を有する業務資源の安全性を向上を
させることができる。
【0137】ところで、上述したようなセキュリティ機
能については、サーバ計算機1内やPC51内で暗号化
されている一連のファイル群(暗号ファイルグループ)
に、まだ暗号化されていない新たなデータにファイル名
を付して、暗号ファイルグループに投入すると、新たな
データにも自動的に暗号化されるよう構成させても良
い。この場合、容易に暗号化が実現できる。
【0138】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、各
端末機器が存在するネットワーク環境において、各端末
機器の処理能力に応じた応用サービスの提供を可能と
し、さらに、複数の通信インフラが混在する場合でも、
その通信インフラの通信能力に応じた応用サービスの提
供を可能とした分散ネットワークコンピューティングシ
ステム、及び同システムに用いられるセキュリティ機能
を有する情報交換装置、同システムに用いられるセキュ
リティ機能を有する情報交換方法を提供することができ
る。
【0139】また本発明によれば、情報交換装置として
の各機能を分散化することにより、処理能力が相対的に
高くない複数のサーバを組み合せて、高度な情報交換処
理機能を実現することができる。これにより、各種端末
機器が存在するネットワーク環境において、大型のサー
バコンピュータを必要とせずに、各端末機器の処理能力
に応じた応用サービスの提供が可能となり、さらに、複
数の通信インフラが混在する場合でも、その通信インフ
ラの通信能力に応じた応用サービスの提供が可能とな
る。
【0140】その上、本発明によれば、従来のように機
能が局所集中しているためにサーバがダウンしたり、通
信網が使用不可ならばシステム全体が利用できなくな
る、といったような事態を解消でき、障害に強い応用サ
ービスの提供が可能となる。
【0141】また、本発明によれば、ネットワーク上に
複数種類の端末機器が存在する場合において、応用サー
ビスとして提供されるサービス情報を各端末機器の処理
能力に応じた形式に情報交換して送ることで、携帯性に
優れているが、情報処理能力(運算能力)や画面表示/
ユーザインタフェース提供能力が他の端末機器(PCな
ど)と比較して相対的に劣っている端末機器(PDAな
ど)を用いて分散ネットワークコンピューティングシス
テムを構築することができ、端末側では、形式は変わっ
ても、他の端末機器と同じようなサービスを受けること
ができるようになる。
【0142】さらに、複数種類の通信網が混在する場合
に、応用サービスとして提供されるサービス情報を各通
信網の通信能力に応じた形式に情報交換して送ること
で、通信インフラのデータ伝送速度/量/品質等の相対
的な差を吸収することができ、端末側では、形式は変わ
っても、他の端末機器と同じようなサービスを受けるこ
とができるようになる。しかも、本発明によれば、セキ
ュリティ機能の充実を図り、実用的安全性が著しく向上
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係わる分散ネットワー
クコンピューティングシステムの構成を示すブロック
図。
【図2】同実施の形態に係わり、情報交換装置における
情報交換プロセス部の内部構成を示すブロック図。
【図3】同実施の形態に係わり、情報交換装置における
端末情報管理部の内部構成を示すブロック図。
【図4】同実施の形態に係わり、情報交換装置における
ユーザインタフェース情報管理部の内部構成を示すブロ
ック図。
【図5】同実施の形態に係わり、情報交換装置における
利用者情報管理部の内部構成を示すブロック図。
【図6】同実施の形態に係わり、情報交換装置における
通信インフラ情報管理部の内部構成を示すブロック図。
【図7】同実施の形態に係わり、一般的な応用サービス
の処理動作を示すフローチャート。
【図8】同実施の形態に係わり、情報交換装置を用いた
場合の応用サービスの処理動作を示すフローチャート。
【図9】同実施の形態に係わり、端末属性を決定するプ
ロトコルシーケンスを示す図。
【図10】同実施の形態に係わり、端末属性に応じた情
報交換の処理動作を示すフローチャート。
【図11】同実施の形態に係わり、通信インフラに応じ
た情報交換の処理動作を示すフローチャート。
【図12】同実施の形態に係わり、データの暗号化を行
う場合の処理動作を示すフローチャート。
【図13】同実施の形態に係わり、データの圧縮化を行
う場合の処理動作を示すフローチャート。
【図14】同実施の形態に係わり、入出力機器を用いて
応用サービスを利用する場合の処理動作を示すフローチ
ャート。
【図15】同実施の形態に係わり、端末機器側の資源構
成の概要を示す図。
【図16】同実施の形態に係わり、セキュリティ機能の
流れを示すフローチャート。
【図17】同実施の形態に係わり、認証キー変更の情報
交換装置側の流れを示すフローチャート。
【符号の説明】
1…サーバ計算機 10…情報交換装置 11…情報交換プロセス部 12…端末情報管理部 13…ユーザインタフェース情報管理部 14…利用者情報管理部 15…通信インフラ情報管理部 20…応用サービス提供部 30…公衆網 31…携帯情報端末 32…携帯電話 33…ポケットベル 34…FAX 40…有線LAN 41…PC 42…プリンタ 43…イメージリーダ 50…無線LAN 51…携帯用PC 113…情報交換実行部 1101…データ変更管理部 1102…データ更新管理部 1103…再送管理部 1104…優先度管理部 1105…端末監視部 511…業務資源 512…暗号化機構部 513…業務資源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B045 AA00 BB08 BB13 BB18 BB19 BB23 BB42 GG01 5B082 GA01 GA11 5B089 AA14 AA17 AA22 AB01 AB06 AB09 AC05 AD02 AE06 AF02 BB06 CF05 DD07 5K033 AA08 AA09 BA05 CB01 CB02 DA02 DA06 DB10 DB12 DB14 EA07

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションソフトウェア等の応用
    サービスを提供する情報処理装置と、この情報処理装置
    から応用サービスの提供を受ける種々の端末機器と、上
    記情報処理装置と上記端末機器とを接続する通信網とか
    らなる分散ネットワークコンピューティングシステムに
    於いて、 システム内の所定の部位に、 上記端末機器の処理能力を示す端末属性情報を管理する
    端末属性情報管理手段と、この端末属性情報管理手段か
    ら通信相手となる端末機器の端末属性情報を取得し、応
    用サービスとして提供されるサービス情報を上記端末属
    性情報に基づいて特定の形式に変換する変換手段と、こ
    の変換手段によって変換された上記サービス情報を上記
    通信網を介して送信する通信手段とを有するとともに、 上記ネットワークを介して上記端末機器が接続状態にあ
    り且つ該端末機器が所定の条件を満たして特定情報への
    アクセス要求があった場合、該端末機器が特定情報に関
    し解読可能とするよう制御する手段と、情報交換装置内
    で特定の加工が施されたデータ群に、新たなデータが追
    加されると当該新データにも同様の特定の加工を施す手
    段とを有する情報交換装置を設けてなることを特徴とす
    る分散ネットワークコンピューティングシステム。
  2. 【請求項2】 アプリケーションソフトウェア等の応用
    サービスを提供する情報処理装置と、この情報処理装置
    から応用サービスの提供を受ける端末機器と、上記情報
    処理装置と上記端末機器とを接続する通信網とからなる
    分散ネットワークコンピューティングシステムに於い
    て、 システム内の所定の部位に、 上記通信網の通信能力を示す通信インフラ情報を管理す
    る通信インフラ情報管理手段と、この通信インフラ情報
    管理手段から通信相手となる端末機器が接続されている
    通信網の通信インフラ情報を取得し、応用サービスとし
    て提供されるサービス情報を上記通信インフラ情報に基
    づいて特定の形式に変換する変換手段と、この変換手段
    によって変換された上記サービス情報を上記通信網を介
    して送信する通信手段とを有するとともに、 上記ネットワークを介して上記端末機器が接続状態にあ
    り且つ該端末機器が所定の条件を満たして特定情報への
    アクセス要求があった場合、該端末機器が特定情報に関
    し解読可能とするよう制御する手段と、情報交換装置内
    で特定の加工が施されたデータ群に、新たなデータが追
    加されると当該新データにも同様な特定の加工が施され
    る手段とを有する情報交換装置を設けてなることを特徴
    とする分散ネットワークコンピューティングシステム。
  3. 【請求項3】 アプリケーションソフトウェア等の応用
    サービスを提供する情報処理装置と、この情報処理装置
    から応用サービスの提供を受ける端末機器と、上記情報
    処理装置と上記端末機器とを接続する通信網とからなる
    分散ネットワークコンピューティングシステムに於い
    て、 システム内の所定の部位に、 上記端末機器の処理能力を示す端末属性情報を管理する
    端末属性情報管理手段と、上記通信網の通信能力を示す
    通信インフラ情報を管理する通信インフラ情報管理手段
    と、上記端末属性情報管理手段から通信相手となる端末
    機器の端末属性情報を取得すると共に、上記通信インフ
    ラ情報管理手段から同端末機器が接続されている通信網
    の通信インフラ情報を取得し、応用サービスとして提供
    されるサービス情報を上記端末属性情報および上記通信
    インフラ情報に基づいて特定の形式に変換する変換手段
    と、この変換手段によって変換された上記サービス情報
    を上記通信網を介して送信する通信手段とを有するとと
    もに、 上記ネットワークを介して上記端末機器が接続状態にあ
    り且つ該端末機器が所定の条件を満たして特定情報への
    アクセス要求があった場合、該端末機器が特定情報に関
    し解読可能とするよう制御する手段と、情報交換装置内
    で特定の加工が施されたデータ群に、新たなデータが追
    加されると当該新データにも同様の特定の加工を施す手
    段とを有する情報交換装置を設けてなることを特徴とす
    る分散ネットワークコンピューティングシステム。
  4. 【請求項4】 各種アプリケーションソフトウェア等の
    応用サービスを提供する情報処理装置から応用サービス
    の提供を受ける種々の端末機器の処理能力を示す端末属
    性情報を管理する端末属性情報管理手段と、 この端末属性情報管理手段から通信相手となる端末機器
    の端末属性情報を取得し、応用サービスとして提供され
    るサービス情報を上記端末属性情報に基づいて特定の形
    式に変換する変換手段と、 この変換手段によって変換された上記サービス情報を上
    記通信網を介して送信する通信手段と、 ネットワークを介して上記端末機器が接続状態にあり且
    つ当該端末機器が所定の条件を満たして特定情報へのア
    クセス要求があった場合、当該端末機器が特定情報に関
    し解読可能とするよう制御する手段と、 特定の加工が施されたデータ群に、新たなデータが追加
    されると当該新データにも同様な特定の加工が施す制御
    手段とを具備してなることを特徴とする情報交換装置。
  5. 【請求項5】 通信網の通信能力を示す通信インフラ情
    報を管理する通信インフラ情報管理手段と、 この通信インフラ情報管理手段から通信相手となる端末
    機器が接続されている通信網の通信インフラ情報を取得
    し、応用サービスとして提供されるサービス情報を上記
    通信インフラ情報に基づいて特定の形式に変換する変換
    手段と、 この変換手段によって変換された上記サービス情報を上
    記通信網を介して送信する通信手段と、 ネットワークを介して上記端末機器が接続状態にあり且
    つ当該端末機器が所定の条件を満たして特定情報へのア
    クセス要求があった際に、当該端末機器が特定情報に関
    し解読可能とするよう制御する手段と、 特定の加工が施されたデータ群に、新たなデータが追加
    されると当該新データにも同様の特定の加工を施す制御
    手段とを具備してなることを特徴とする情報交換装置。
  6. 【請求項6】 端末機器の処理能力を示す端末属性情報
    を管理する端末属性情報管理手段と、 上記通信網の通信能力を示す通信インフラ情報を管理す
    る通信インフラ情報管理手段と、 上記端末属性情報管理手段から通信相手となる端末機器
    の端末属性情報を取得するとともに、上記通信インフラ
    情報管理手段から同端末機器が接続されている通信網の
    通信インフラ情報を取得し、応用サービスとして提供さ
    れるサービス情報を上記端末属性情報および上記通信イ
    ンフラ情報に基づいて特定の形式に変換する変換手段
    と、 この変換手段によって変換された上記サービス情報を上
    記通信網を介して送信する通信手段と、 ネットワークを介して上記端末機器が接続状態にあり且
    つ当該端末機器が所定の条件を満たして特定情報へのア
    クセス要求があった場合に、当該端末機器が特定情報に
    関し解読可能とするよう制御する手段と、 特定の加工が施されたデータ群に、新たなデータが追加
    されると当該新データにも同様に特定の加工を施す制御
    手段とを具備してなることを特徴とする情報交換装置。
  7. 【請求項7】 上記端末機器毎に固有の操作方法を示す
    ユーザインタフェース情報を管理するユーザインタフェ
    ース情報管理手段を有し、 上記変換手段は、このユーザインタフェース情報管理手
    段から通信相手となる端末機器に対応するユーザインタ
    フェース情報を取得し、応用サービスとして提供される
    サービス情報を上記ユーザインタフェース情報に基づい
    て特定の形式に変換することを特徴とする請求項4又は
    5又は6記載の情報交換装置。
  8. 【請求項8】 利用者毎に固有の操作方法を示す利用者
    情報を管理する利用者情報管理手段を有し、 上記変換手段は、この利用者情報管理手段から通信相手
    となる端末機器に対応する利用者情報を取得し、応用サ
    ービスとして提供されるサービス情報を上記利用者情報
    に基づいて特定の形式に変換することを特徴とする請求
    項4又は5又は6記載の情報交換装置。
  9. 【請求項9】 上記端末属性情報に基づいてデータの暗
    号化が可能か否かを判断する暗号化判断手段と、 この暗号化判断手段によってデータの暗号化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を暗号化する暗号化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項4記載の情報交換装置。
  10. 【請求項10】 上記通信インフラ情報に基づいてデー
    タの暗号化が可能か否かを判断する暗号化判断手段と、 この暗号化判断手段によってデータの暗号化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を暗号化する暗号化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項5記載の情報交換装置。
  11. 【請求項11】 上記端末属性情報および上記通信イン
    フラ情報に基づいてデータの暗号化が可能か否かを判断
    する暗号化判断手段と、 この暗号化判断手段によってデータの暗号化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を暗号化する暗号化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項6記載の情報交換装置。
  12. 【請求項12】 上記暗号化手段は、上記端末機器の処
    理能力に応じて暗号化のレベルを変更可能としたことを
    特徴とする請求項9又は10又は11記載の情報交換装
    置。
  13. 【請求項13】 ネットワークを相互接続するためのネ
    ットワーク接続装置に情報交換機能を設け、 情報処理装置から応用サービスとして提供されるサービ
    ス情報を端末機器に送信する際に、上記ネットワーク接
    続装置側で当該端末機器の処理能力を判断し、その処理
    能力に応じて上記サービス情報を特定の形式に変換し、
    さらに上記ネットワークを介して上記端末機器が接続状
    態にあり且つ該端末機器が所定の条件を満たして特定情
    報へのアクセス要求があった場合に当該端末機器が特定
    情報に関し解読可能とするよう制御し、上記情報処理装
    置内で特定の加工が施されたデータ群に、新たなデータ
    が追加されると当該新データにも同様の特定の加工を施
    さす処理を行なうことを特徴とする情報交換方法。
  14. 【請求項14】 ネットワークを相互接続するためのネ
    ットワーク接続装置に情報交換機能を設け、 情報処理装置から応用サービスとして提供されるサービ
    ス情報を端末機器に送信する際に、上記ネットワーク接
    続装置側で当該端末機器が接続された通信網の通信能力
    を判断し、その通信能力に応じて上記サービス情報を特
    定の形式に変換し、さらに上記ネットワークを介して上
    記端末機器が接続状態にあり且つ当該端末機器が所定の
    条件を満たして特定情報へのアクセス要求があった場合
    に当該端末機器が特定情報に関し解読可能とするよう制
    御し、上記情報処理装置内で特定の加工が施されたデー
    タ群に、新たなデータが追加されると当該新データにも
    同様に特定の加工を施す処理を行なうことを特徴とする
    情報交換方法。
  15. 【請求項15】 ネットワークを相互接続するためのネ
    ットワーク接続装置に情報交換機能を設け、 情報処理装置から応用サービスとして提供されるサービ
    ス情報を端末機器に送信する際に、上記ネットワーク接
    続装置側で当該端末機器の処理能力および当該端末機器
    が接続された通信網の通信能力を判断し、その処理能力
    および通信能力に応じて上記サービス情報を特定の形式
    に変換し、さらに上記ネットワークを介して上記端末機
    器が接続状態にあり且つ該端末機器が所定の条件を満た
    して特定情報へのアクセス要求があった場合に当該端末
    機器が特定情報に関し解読可能とするよう制御し、上記
    情報処理装置内で特定の加工が施されたデータ群に、新
    たなデータが追加されると当該新データにも同様に特定
    の加工を施す処理を行なうことを特徴とする情報交換方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021518680A (ja) * 2018-03-15 2021-08-02 オッポ広東移動通信有限公司Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. データ処理方法、アクセスネットワーク機器およびコアネットワーク機器

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JP2021518680A (ja) * 2018-03-15 2021-08-02 オッポ広東移動通信有限公司Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. データ処理方法、アクセスネットワーク機器およびコアネットワーク機器
JP7296395B2 (ja) 2018-03-15 2023-06-22 オッポ広東移動通信有限公司 データ処理方法、アクセスネットワーク機器およびコアネットワーク機器
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