JP2000020209A - 対面式透明液晶表示装置 - Google Patents
対面式透明液晶表示装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示面を選択するときの使い勝手が悪く、情
報が鮮明に表示できない。 【解決手段】 カメラ102a,102b,102c,
102dの出力から人の位置や動作を認識する位置・身
振り認識手段108と、その認識結果から動作表示制御
情報を出力する位置・身振り操作手段105と、マイク
103a,103bの出力から音声を認識する音声認識
部109と、その認識結果から音声表示制御情報を出力
する音声操作手段106と、位置・身振り操作手段10
5と音声操作手段106からの各表示制御情報を受け
て、液晶板101a,101bへの情報の表示を制御す
る表示制御手段107とを備える。
報が鮮明に表示できない。 【解決手段】 カメラ102a,102b,102c,
102dの出力から人の位置や動作を認識する位置・身
振り認識手段108と、その認識結果から動作表示制御
情報を出力する位置・身振り操作手段105と、マイク
103a,103bの出力から音声を認識する音声認識
部109と、その認識結果から音声表示制御情報を出力
する音声操作手段106と、位置・身振り操作手段10
5と音声操作手段106からの各表示制御情報を受け
て、液晶板101a,101bへの情報の表示を制御す
る表示制御手段107とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面に表示部を有
する液晶表示装置に関するものである。
する液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、人口の増加や家庭の核家族化に伴
い、一世帯当りの居住空間がだんだんと狭くなってきて
いることもあり、家電製品などの省スペース化が強く求
められている。
い、一世帯当りの居住空間がだんだんと狭くなってきて
いることもあり、家電製品などの省スペース化が強く求
められている。
【0003】そこで、テレビやパーソナルコンピュータ
のモニタは従来のCRTにかわり、設置場所を選ばない
薄型の液晶ディスプレイやプラズマディスプレイの需要
が高まりつつある。
のモニタは従来のCRTにかわり、設置場所を選ばない
薄型の液晶ディスプレイやプラズマディスプレイの需要
が高まりつつある。
【0004】一方、蓋部とキーボード部とを有する携帯
情報端末などでは蓋部の両面に透明液晶板を有する表示
部を備え、必要に応じて表示される面を切り替えること
により、蓋部の開閉時のどちらであっても表示情報を確
認できるものなどがある。尚、両面に表示部を有する表
示装置については、2つの液晶ディスプレイの背面同士
を張り合わせたものや(例えば、実開平6−8929、
特開平9−160881)、1つのバックライトの両側
を液晶パネルで挟み込んだもの(例えば、特開平6−2
89384)などがある。
情報端末などでは蓋部の両面に透明液晶板を有する表示
部を備え、必要に応じて表示される面を切り替えること
により、蓋部の開閉時のどちらであっても表示情報を確
認できるものなどがある。尚、両面に表示部を有する表
示装置については、2つの液晶ディスプレイの背面同士
を張り合わせたものや(例えば、実開平6−8929、
特開平9−160881)、1つのバックライトの両側
を液晶パネルで挟み込んだもの(例えば、特開平6−2
89384)などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、表示部
を両面に設けたものについては、ユーザの必要に応じて
表示面を任意に選択しなくてはならず、使い勝手におい
て今一歩であるという課題がある。
を両面に設けたものについては、ユーザの必要に応じて
表示面を任意に選択しなくてはならず、使い勝手におい
て今一歩であるという課題がある。
【0006】また、液晶を透過表示にして両方から同時
に情報を見ることができるものについては、表示部の手
前側も奥側も明るい状態になってしまうので情報が鮮明
に表示できないという課題がある。
に情報を見ることができるものについては、表示部の手
前側も奥側も明るい状態になってしまうので情報が鮮明
に表示できないという課題がある。
【0007】本発明は、従来のこのような課題を考慮
し、表示面を自動的に選択して使い勝手が良く、情報の
表示されていない部分を透過表示することができ、情報
が表示されている部分の背後の液晶を不透過として鮮明
な画像を表示できる対面式透明液晶表示装置を提供する
ことを目的とするものである。
し、表示面を自動的に選択して使い勝手が良く、情報の
表示されていない部分を透過表示することができ、情報
が表示されている部分の背後の液晶を不透過として鮮明
な画像を表示できる対面式透明液晶表示装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、両面に情報を
表示可能な透明液晶板と、その透明液晶板の一方又は両
方の面の少なくとも一部分に情報を表示させるととも
に、透明液晶板の情報が表示されていない部分の一部ま
たは全部を透過表示させる表示制御手段とを備えた対面
式透明液晶表示装置である。
表示可能な透明液晶板と、その透明液晶板の一方又は両
方の面の少なくとも一部分に情報を表示させるととも
に、透明液晶板の情報が表示されていない部分の一部ま
たは全部を透過表示させる表示制御手段とを備えた対面
式透明液晶表示装置である。
【0009】本発明は、両面に情報を表示可能な透明液
晶板と、その透明液晶板の一方又は両方の面の少なくと
も一部分に情報を表示させ、情報が表示されていない部
分を透過表示させる表示制御手段とを備えた対面式透明
液晶表示装置である。
晶板と、その透明液晶板の一方又は両方の面の少なくと
も一部分に情報を表示させ、情報が表示されていない部
分を透過表示させる表示制御手段とを備えた対面式透明
液晶表示装置である。
【0010】この構成により、鮮明な画像で両側から情
報の表示を行うことができ、情報の表示されていない部
分を透過表示することができる。
報の表示を行うことができ、情報の表示されていない部
分を透過表示することができる。
【0011】また、異なる空間の境界に設置して液晶表
示板の一部分に情報を表示し、他の部分を透過表示する
ことや、液晶表示板全体を透過、不透過に切り替えるこ
ともできるので、どのような空間であってもユーザに圧
迫感を感じさせず、空間を有効活用することができる。
示板の一部分に情報を表示し、他の部分を透過表示する
ことや、液晶表示板全体を透過、不透過に切り替えるこ
ともできるので、どのような空間であってもユーザに圧
迫感を感じさせず、空間を有効活用することができる。
【0012】また、本発明は、上記請求項1の構成にお
いて更に、人体の存在位置を検出する位置検出手段を備
え、表示制御手段が、検出された人体の存在位置に基づ
いて、透明液晶板の少なくとも人体が存在する側の面に
情報を表示させる対面式透明液晶表示装置である。
いて更に、人体の存在位置を検出する位置検出手段を備
え、表示制御手段が、検出された人体の存在位置に基づ
いて、透明液晶板の少なくとも人体が存在する側の面に
情報を表示させる対面式透明液晶表示装置である。
【0013】この構成により、人の存在する位置を検出
して表示面を自動選択できる。このときに、表示部のう
ち必要な情報が表示されている部分以外は透過表示する
ことにより、情報のみが浮かび上がったような表現効果
が得られ、狭い場所においてもユーザに圧迫感を感じさ
せることなく空間を有効活用することができる。
して表示面を自動選択できる。このときに、表示部のう
ち必要な情報が表示されている部分以外は透過表示する
ことにより、情報のみが浮かび上がったような表現効果
が得られ、狭い場所においてもユーザに圧迫感を感じさ
せることなく空間を有効活用することができる。
【0014】また、本発明は、上記請求項1の構成にお
いて更に、人体の動作を検出する動作検出手段と、予め
決められた人体の所定の動作に対応した表示制御情報を
格納し、動作検出手段により検出された人体の動作が所
定の動作に合った場合は、その動作に対応する表示制御
情報を表示制御手段に出力する動作制御手段とを備え、
表示制御手段が、透明液晶板に表示される情報を表示制
御情報に従って表示させる対面式透明液晶表示装置であ
る。
いて更に、人体の動作を検出する動作検出手段と、予め
決められた人体の所定の動作に対応した表示制御情報を
格納し、動作検出手段により検出された人体の動作が所
定の動作に合った場合は、その動作に対応する表示制御
情報を表示制御手段に出力する動作制御手段とを備え、
表示制御手段が、透明液晶板に表示される情報を表示制
御情報に従って表示させる対面式透明液晶表示装置であ
る。
【0015】また、本発明は、上記請求項1の構成にお
いて更に、人体の動作を検出する動作検出手段と、予め
人体の各種の所定の動作に対応付られた動作表示制御情
報を格納しており、動作検出手段により検出された人体
の動作が各種の所定の動作の1つに合った場合は、その
動作に対応付られた動作表示制御情報を表示制御手段に
出力する動作制御手段とを備え、表示制御手段が、透明
液晶板に表示される情報を動作表示制御情報に従って表
示させる対面式透明液晶表示装置である。
いて更に、人体の動作を検出する動作検出手段と、予め
人体の各種の所定の動作に対応付られた動作表示制御情
報を格納しており、動作検出手段により検出された人体
の動作が各種の所定の動作の1つに合った場合は、その
動作に対応付られた動作表示制御情報を表示制御手段に
出力する動作制御手段とを備え、表示制御手段が、透明
液晶板に表示される情報を動作表示制御情報に従って表
示させる対面式透明液晶表示装置である。
【0016】また、本発明は、上記請求項1の構成にお
いて更に、人体の音声を認識する音声認識手段と、予め
各種の所定の音声に対応付られた音声表示制御情報を格
納しており、音声認識手段により認識された音声が各種
の所定の音声の1つに合った場合は、その音声に対応付
られた音声表示制御情報を表示制御手段に出力する音声
制御手段とを備え、表示制御手段が、透明液晶板に表示
される情報を音声表示制御情報に従って表示させる対面
式透明液晶表示装置である。
いて更に、人体の音声を認識する音声認識手段と、予め
各種の所定の音声に対応付られた音声表示制御情報を格
納しており、音声認識手段により認識された音声が各種
の所定の音声の1つに合った場合は、その音声に対応付
られた音声表示制御情報を表示制御手段に出力する音声
制御手段とを備え、表示制御手段が、透明液晶板に表示
される情報を音声表示制御情報に従って表示させる対面
式透明液晶表示装置である。
【0017】以上の構成によれば、表示情報をユーザが
操作する際に、タッチパネル方式のように表示面に触れ
る必要がなく、身振りや手振り、あるいは音声による操
作で情報の表示制御を行うことができる。
操作する際に、タッチパネル方式のように表示面に触れ
る必要がなく、身振りや手振り、あるいは音声による操
作で情報の表示制御を行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明にかかる第1の実
施の形態の対面式透明液晶表示装置の構成図である。本
実施の形態の対面式透明液晶表示装置は、2枚の液晶板
101a,101bからなる透明液晶板101と、各液
晶板101a,101bの各々の表面側に設置された、
2対のカメラ102a,102b,102c,102d
及び2個のマイク103a,103b及び2対のスピー
カ104a,104b,104c,104dと、カメラ
102a,102b,102c,102dの出力信号か
ら人の存在位置や身振りや手振りなどの人の動作を認識
する位置・身振り認識手段108と、その位置・身振り
認識手段108の認識結果に基づいて動作表示制御情報
を出力する位置・身振り操作手段105と、マイク10
3a,103bの出力信号から人の音声を認識する音声
認識部109と、その音声認識部109の認識結果に基
づいて、音声表示制御情報を出力する音声操作手段10
6と、位置・身振り操作手段105及び音声操作手段1
06から出力される各表示制御情報を受けて、各液晶板
101a,101bへの情報の表示を制御する表示制御
手段107により構成されている。
を示す図面に基づいて説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明にかかる第1の実
施の形態の対面式透明液晶表示装置の構成図である。本
実施の形態の対面式透明液晶表示装置は、2枚の液晶板
101a,101bからなる透明液晶板101と、各液
晶板101a,101bの各々の表面側に設置された、
2対のカメラ102a,102b,102c,102d
及び2個のマイク103a,103b及び2対のスピー
カ104a,104b,104c,104dと、カメラ
102a,102b,102c,102dの出力信号か
ら人の存在位置や身振りや手振りなどの人の動作を認識
する位置・身振り認識手段108と、その位置・身振り
認識手段108の認識結果に基づいて動作表示制御情報
を出力する位置・身振り操作手段105と、マイク10
3a,103bの出力信号から人の音声を認識する音声
認識部109と、その音声認識部109の認識結果に基
づいて、音声表示制御情報を出力する音声操作手段10
6と、位置・身振り操作手段105及び音声操作手段1
06から出力される各表示制御情報を受けて、各液晶板
101a,101bへの情報の表示を制御する表示制御
手段107により構成されている。
【0019】また、スピーカ104a,104b,10
4c,104dは、図示しない音声出力手段に接続さ
れ、透明液晶板101の各々の面側にステレオ音声を出
力するように構成され、また、カメラ102a,102
b,102c,102dは、透明液晶板101の各面側
に配置されたそれぞれの組がステレオ画像を得るように
構成されている。
4c,104dは、図示しない音声出力手段に接続さ
れ、透明液晶板101の各々の面側にステレオ音声を出
力するように構成され、また、カメラ102a,102
b,102c,102dは、透明液晶板101の各面側
に配置されたそれぞれの組がステレオ画像を得るように
構成されている。
【0020】ここで、カメラ102a,102b,10
2c,102d及び位置・身振り認識手段108が位置
検出手段及び動作検出手段を構成し、位置・身振り操作
手段105が動作制御手段を構成している。また、マイ
ク103a,103b及び音声認識部109が音声認識
手段を構成し、音声操作手段106が音声制御手段を構
成している。
2c,102d及び位置・身振り認識手段108が位置
検出手段及び動作検出手段を構成し、位置・身振り操作
手段105が動作制御手段を構成している。また、マイ
ク103a,103b及び音声認識部109が音声認識
手段を構成し、音声操作手段106が音声制御手段を構
成している。
【0021】上述の透明液晶板101は、図2の断面図
に示すように、2枚の液晶セル201と3枚の透明電極
203とを交互に並べて構成し、それらの両側を2枚の
透明支持板である透明ガラス板202で挟んだ構成であ
る。液晶セルとしては、透明液晶であれば、TN型、S
TN型、強誘電性型、反強誘電性型、高分子分散型等ど
のタイプのものを用いてもよい。
に示すように、2枚の液晶セル201と3枚の透明電極
203とを交互に並べて構成し、それらの両側を2枚の
透明支持板である透明ガラス板202で挟んだ構成であ
る。液晶セルとしては、透明液晶であれば、TN型、S
TN型、強誘電性型、反強誘電性型、高分子分散型等ど
のタイプのものを用いてもよい。
【0022】図3は、図1の対面式透明液晶表示装置の
一方の側から見たときの外観図である。液晶板101a
の上側に1対のカメラ102a,102b及びマイク1
03a及び1対のスピーカ104a,104bが設けら
れ、マイク103aは中央部、カメラ102a,102
b及びスピーカ104a,104bは両端部にそれぞれ
配置されている。他方の側も図3と同様の配置である。
一方の側から見たときの外観図である。液晶板101a
の上側に1対のカメラ102a,102b及びマイク1
03a及び1対のスピーカ104a,104bが設けら
れ、マイク103aは中央部、カメラ102a,102
b及びスピーカ104a,104bは両端部にそれぞれ
配置されている。他方の側も図3と同様の配置である。
【0023】次に、上記第1の実施の形態の対面式透明
液晶表示装置の動作について、図面を参照しながら説明
する。
液晶表示装置の動作について、図面を参照しながら説明
する。
【0024】まず、1対のカメラ102a,102b、
あるいは102c,102dは、透明液晶板101の各
液晶板101a,101b側の各々の空間を撮影し、位
置・身振り認識手段108にその信号を出力する。次
に、位置・身振り認識手段108は、得られたステレオ
画像から人がどの場所に存在するか、動きがあるかの認
識結果を位置・身振り操作手段105に出力する。そう
すると、位置・身振り操作手段105は、人が存在して
いる場合は、情報をどちらの液晶に表示したらよいかの
制御情報を表示制御手段107に出力する。表示制御手
段107は、受けた制御情報に従って、人が存在する方
の液晶板101a又は101bに、既に所望されている
TVの画像、あるいは文字情報等の情報を表示する。こ
の場合に、見やすいように人の位置に応じて、表示領域
の画面上の位置や大きさを変化させてもよい。両方に人
が居る場合は、両方の液晶板101a,101bが表示
される。このとき、両側の人がそれぞれ所望する情報を
別々に選択しておけば、表示内容は各々に異なっていて
ももちろんよい。また、人が移動した場合は、人の移動
に応じて表示画面を切り替えたり、表示領域の大きさを
変化させたりすることも可能である。
あるいは102c,102dは、透明液晶板101の各
液晶板101a,101b側の各々の空間を撮影し、位
置・身振り認識手段108にその信号を出力する。次
に、位置・身振り認識手段108は、得られたステレオ
画像から人がどの場所に存在するか、動きがあるかの認
識結果を位置・身振り操作手段105に出力する。そう
すると、位置・身振り操作手段105は、人が存在して
いる場合は、情報をどちらの液晶に表示したらよいかの
制御情報を表示制御手段107に出力する。表示制御手
段107は、受けた制御情報に従って、人が存在する方
の液晶板101a又は101bに、既に所望されている
TVの画像、あるいは文字情報等の情報を表示する。こ
の場合に、見やすいように人の位置に応じて、表示領域
の画面上の位置や大きさを変化させてもよい。両方に人
が居る場合は、両方の液晶板101a,101bが表示
される。このとき、両側の人がそれぞれ所望する情報を
別々に選択しておけば、表示内容は各々に異なっていて
ももちろんよい。また、人が移動した場合は、人の移動
に応じて表示画面を切り替えたり、表示領域の大きさを
変化させたりすることも可能である。
【0025】また、一方の面にしか画像などを表示しな
い場合は、表示部分の背面にあたる他方の液晶をシャッ
ター動作させることにより背景からの光を遮断でき、表
示が見やすくなる。この場合、液晶板全体をシャッター
動作させてもよいし、表示部分のみシャッター動作させ
てもよい。また、背景が単調・単色な壁面などであれ
ば、逆に表示部分以外の部分を透明表示とし、画像など
が空間に浮かんだような表示を行えば、より鮮明な画像
表示も可能である。
い場合は、表示部分の背面にあたる他方の液晶をシャッ
ター動作させることにより背景からの光を遮断でき、表
示が見やすくなる。この場合、液晶板全体をシャッター
動作させてもよいし、表示部分のみシャッター動作させ
てもよい。また、背景が単調・単色な壁面などであれ
ば、逆に表示部分以外の部分を透明表示とし、画像など
が空間に浮かんだような表示を行えば、より鮮明な画像
表示も可能である。
【0026】次に、人が移動しないで表示領域の大きさ
を変えたい場合は、図4に示すように、手振り操作によ
り行うことができる。これは、位置・身振り操作手段1
05に、予め決められた各種の動作に対応付けされた身
振り操作識別子(動作表示制御情報)を格納しておき、
位置・身振り認識手段108により認識される手振りや
身振りの動作情報に基づいて、表示制御を行うものであ
る。図4の場合、手前に手振り動作を行うと、表示領域
が大きくなる(手前に来る)操作を実現できるように構
成している。逆に手を向こう側へ振ったときは、表示画
面の面積が小さくなる操作を行うことができる。このよ
うに、人の所定の動作に対してどのような表示操作を行
うかを予め対応付けて格納しておけば、認識された動作
に従って表示操作が行える。この動作としては、直感的
に分かりやすいものを選んでおけば利用しやすくなる。
動作のその他には、例えば画面の表示位置を左右に移動
させたいときは、手を移動させたい方向へ動かすなどが
考えられる。あるいは指の本数や簡単な動作を組み合わ
せてTVのチャンネルの選択やどの情報を指定するか等
の操作も可能である。
を変えたい場合は、図4に示すように、手振り操作によ
り行うことができる。これは、位置・身振り操作手段1
05に、予め決められた各種の動作に対応付けされた身
振り操作識別子(動作表示制御情報)を格納しておき、
位置・身振り認識手段108により認識される手振りや
身振りの動作情報に基づいて、表示制御を行うものであ
る。図4の場合、手前に手振り動作を行うと、表示領域
が大きくなる(手前に来る)操作を実現できるように構
成している。逆に手を向こう側へ振ったときは、表示画
面の面積が小さくなる操作を行うことができる。このよ
うに、人の所定の動作に対してどのような表示操作を行
うかを予め対応付けて格納しておけば、認識された動作
に従って表示操作が行える。この動作としては、直感的
に分かりやすいものを選んでおけば利用しやすくなる。
動作のその他には、例えば画面の表示位置を左右に移動
させたいときは、手を移動させたい方向へ動かすなどが
考えられる。あるいは指の本数や簡単な動作を組み合わ
せてTVのチャンネルの選択やどの情報を指定するか等
の操作も可能である。
【0027】次に、音声により表示操作を行う場合につ
いて説明する。マイク103a,103bで得られた音
声信号は音声認識部109で認識され、その認識結果が
音声操作手段106に送られる。音声操作手段106で
は、認識された音声に基づいて、予め格納されている各
種の所定の音声に対応付けられた音声操作識別子(音声
表示制御情報)を表示制御手段107に送る。表示制御
手段107はその音声表示制御情報に従って表示を制御
する。これによって、マイク103aあるいは103b
で検出した音声に基づいて、表示操作(TV、スケジュ
ール等のアプリケーションのON/OFFなど)を行う
ことができる。例えば、「TV]と言えばTVオブジェ
クトが表示される等である。
いて説明する。マイク103a,103bで得られた音
声信号は音声認識部109で認識され、その認識結果が
音声操作手段106に送られる。音声操作手段106で
は、認識された音声に基づいて、予め格納されている各
種の所定の音声に対応付けられた音声操作識別子(音声
表示制御情報)を表示制御手段107に送る。表示制御
手段107はその音声表示制御情報に従って表示を制御
する。これによって、マイク103aあるいは103b
で検出した音声に基づいて、表示操作(TV、スケジュ
ール等のアプリケーションのON/OFFなど)を行う
ことができる。例えば、「TV]と言えばTVオブジェ
クトが表示される等である。
【0028】ここで、透明液晶板101は、部屋などの
居住空間の任意の場所に設置してもよいが、異なる2つ
の部屋などの居住空間の間に設置することで、それぞれ
の空間の窓口として機能させる構成とすれば、互いの居
住空間の必要性に応じた情報の表示が可能となる。これ
は、コミュニケーションの手段としての機能を実現でき
ると同時に、各々の居住空間の位置づけを明確にするこ
とができる。例えば、キッチンとダイニングとの境界付
近に設置すれば、キッチンとダイニングとの間での情報
のやり取りを行うことができる。キッチン内で母親がメ
モや伝言などの情報を管理する中で、必要に応じてダイ
ニング内の子供に掲示すれば、子供は伝言を受取り、ま
た、母親に宛てたメール等を掲示すれば、キッチン側で
母親がメールを受け取るというような使用方法も可能で
ある。
居住空間の任意の場所に設置してもよいが、異なる2つ
の部屋などの居住空間の間に設置することで、それぞれ
の空間の窓口として機能させる構成とすれば、互いの居
住空間の必要性に応じた情報の表示が可能となる。これ
は、コミュニケーションの手段としての機能を実現でき
ると同時に、各々の居住空間の位置づけを明確にするこ
とができる。例えば、キッチンとダイニングとの境界付
近に設置すれば、キッチンとダイニングとの間での情報
のやり取りを行うことができる。キッチン内で母親がメ
モや伝言などの情報を管理する中で、必要に応じてダイ
ニング内の子供に掲示すれば、子供は伝言を受取り、ま
た、母親に宛てたメール等を掲示すれば、キッチン側で
母親がメールを受け取るというような使用方法も可能で
ある。
【0029】また、キッチンでの使用の場合、キッチン
での作業を考慮すると、濡れた手であったり、手が離せ
ないなどのときに、音声や身振りにより表示情報の操作
が簡単に行える。
での作業を考慮すると、濡れた手であったり、手が離せ
ないなどのときに、音声や身振りにより表示情報の操作
が簡単に行える。
【0030】なお、上記実施の形態では、透明液晶板に
二層の液晶セルの構成のものを用いたが、これに代え
て、一層の液晶セルからなる透明液晶板を用いてもよ
い。この透明液晶板の構成は、液晶セルの両面に透明電
極が設けられ、それら液晶セルと透明電極とを透明支持
板である透明ガラス板で両側から挟んだものである。
又、この場合は、観察する側の面に応じて表示を反転す
る必要があるが、この技術は既知のものでありそれを利
用すればよいので説明を省略する。
二層の液晶セルの構成のものを用いたが、これに代え
て、一層の液晶セルからなる透明液晶板を用いてもよ
い。この透明液晶板の構成は、液晶セルの両面に透明電
極が設けられ、それら液晶セルと透明電極とを透明支持
板である透明ガラス板で両側から挟んだものである。
又、この場合は、観察する側の面に応じて表示を反転す
る必要があるが、この技術は既知のものでありそれを利
用すればよいので説明を省略する。
【0031】また、上記実施の形態では、透明支持板と
してガラス板を用いたが、これに限らず、透明で液晶セ
ルを支持できる強度があれば、例えば透明アクリル板等
を用いてもよい。
してガラス板を用いたが、これに限らず、透明で液晶セ
ルを支持できる強度があれば、例えば透明アクリル板等
を用いてもよい。
【0032】また、上記実施の形態では、人体の位置と
動作及び音声を認識して表示を制御する構成としたが、
これに限らず、忍耐の位置と動作のみ、人体の動作及び
音声のみ、あるいは音声のみを認識する構成としてもよ
い。その場合には、その構成に合わせてカメラやマイク
などを設置すればよい。
動作及び音声を認識して表示を制御する構成としたが、
これに限らず、忍耐の位置と動作のみ、人体の動作及び
音声のみ、あるいは音声のみを認識する構成としてもよ
い。その場合には、その構成に合わせてカメラやマイク
などを設置すればよい。
【0033】また、上記実施の形態では、カメラを2組
で4個、マイクを2個、スピーカを4個の構成とした
が、各々の個数はこれに限定されるものではない。ま
た、カメラ、マイク、スピーカの設置位置も上記実施の
形態で示した位置に限定されないことは言うまでもな
い。
で4個、マイクを2個、スピーカを4個の構成とした
が、各々の個数はこれに限定されるものではない。ま
た、カメラ、マイク、スピーカの設置位置も上記実施の
形態で示した位置に限定されないことは言うまでもな
い。
【0034】また、上記実施の形態では、人の位置認識
と動作認識の両方をカメラの画像を用いて同時に行う構
成としたが、これに限らず、動作認識のみをカメラ画像
で行い、位置認識は他の人体センサを別に設けて行う構
成としてもよい。
と動作認識の両方をカメラの画像を用いて同時に行う構
成としたが、これに限らず、動作認識のみをカメラ画像
で行い、位置認識は他の人体センサを別に設けて行う構
成としてもよい。
【0035】また、上記実施の形態では、透明液晶板を
キッチンとダイニングとの境界付近に設置する例を示し
たが、これに限らず、例えば、会社、病院などの受付カ
ウンターや各種の展示場の必要な箇所等に設置してもよ
い。更に、1つの部屋内の適当な場所に設置しても勿論
よい。 (第2の実施の形態)図5は、本発明にかかる第2の実
施の形態の対面式透明液晶表示装置の構成図である。本
実施の形態の対面式透明液晶表示装置は、両面表示が可
能な透明液晶板501と、その透明液晶板101の両側
に設置された2個の赤外線センサ502a,502b
と、その赤外線センサ502a,502bの出力信号に
より人の存在位置を認識する位置認識手段504と、そ
の認識結果に応じて、透明液晶板501への表示を制御
する表示制御手段503により構成されている。ここ
で、赤外線センサ502a,502b及び位置認識手段
504が位置検出手段を構成している。上述の透明液晶
板501は、1層の液晶セルと、その液晶セルの両面に
設けられた透明電極と、それら液晶セル及び透明電極を
両面から挟み込む透明ガラス板から構成されている。
キッチンとダイニングとの境界付近に設置する例を示し
たが、これに限らず、例えば、会社、病院などの受付カ
ウンターや各種の展示場の必要な箇所等に設置してもよ
い。更に、1つの部屋内の適当な場所に設置しても勿論
よい。 (第2の実施の形態)図5は、本発明にかかる第2の実
施の形態の対面式透明液晶表示装置の構成図である。本
実施の形態の対面式透明液晶表示装置は、両面表示が可
能な透明液晶板501と、その透明液晶板101の両側
に設置された2個の赤外線センサ502a,502b
と、その赤外線センサ502a,502bの出力信号に
より人の存在位置を認識する位置認識手段504と、そ
の認識結果に応じて、透明液晶板501への表示を制御
する表示制御手段503により構成されている。ここ
で、赤外線センサ502a,502b及び位置認識手段
504が位置検出手段を構成している。上述の透明液晶
板501は、1層の液晶セルと、その液晶セルの両面に
設けられた透明電極と、それら液晶セル及び透明電極を
両面から挟み込む透明ガラス板から構成されている。
【0036】次に、上記第2の実施の形態の対面式透明
液晶表示装置の動作について、図面を参照しながら説明
する。
液晶表示装置の動作について、図面を参照しながら説明
する。
【0037】まず、赤外線センサ502a,502bに
より得られた信号が位置認識手段504に入力される。
位置認識手段504は入力信号に基づいて、人が透明液
晶板501のどちらの表示面側に存在するかを判断し、
その結果情報を表示制御手段503に送る。そうする
と、表示制御手段503は、人の存在する側の表示面に
所望された情報を表示すると同時に、情報が表示されて
いない部分の液晶を透明表示にする。このとき、1つの
液晶セルで両面表示を行う場合、一方の表示画像は裏返
しになるので、表示する面に応じて表示情報の信号を反
転する必要があるが、この技術は既知のものでありそれ
を利用すればよい。
より得られた信号が位置認識手段504に入力される。
位置認識手段504は入力信号に基づいて、人が透明液
晶板501のどちらの表示面側に存在するかを判断し、
その結果情報を表示制御手段503に送る。そうする
と、表示制御手段503は、人の存在する側の表示面に
所望された情報を表示すると同時に、情報が表示されて
いない部分の液晶を透明表示にする。このとき、1つの
液晶セルで両面表示を行う場合、一方の表示画像は裏返
しになるので、表示する面に応じて表示情報の信号を反
転する必要があるが、この技術は既知のものでありそれ
を利用すればよい。
【0038】以上の構成によれば、空中に情報のみが浮
き上がっているかのような表現が可能となり、ユーザの
操作に混乱を生じさせることがなくなる。又、狭い場所
においては、情報のみが浮かび上がり、情報以外の部分
を透明にすることで圧迫感をなくし、空間を有効活用す
ることができる。
き上がっているかのような表現が可能となり、ユーザの
操作に混乱を生じさせることがなくなる。又、狭い場所
においては、情報のみが浮かび上がり、情報以外の部分
を透明にすることで圧迫感をなくし、空間を有効活用す
ることができる。
【0039】なお、上記実施の形態では、液晶セル及び
透明電極を支持するのに、透明ガラス板を用いたが、こ
れに代えて、ハーフミラーを用いてもよい。この場合の
ハーフミラーの構成としては、例えば、ハーフミラー板
に発色制御が可能な液晶セルが設けられたもので、更
に、ミラー部と透明部がそれぞれ隣接しないでドットマ
トリックス状(いわゆる市松模様状)に配置されている
もの、あるいは、ミラー部と透明部が隣接しないでスト
ライプ状に配置されているものなどであってもよい。こ
のような発色制御が可能なハーフミラーを用いた場合
は、好みの色の背景上に表示された画像や文字などの情
報が空中に浮かび上がり、単調さの緩和などが期待でき
る。
透明電極を支持するのに、透明ガラス板を用いたが、こ
れに代えて、ハーフミラーを用いてもよい。この場合の
ハーフミラーの構成としては、例えば、ハーフミラー板
に発色制御が可能な液晶セルが設けられたもので、更
に、ミラー部と透明部がそれぞれ隣接しないでドットマ
トリックス状(いわゆる市松模様状)に配置されている
もの、あるいは、ミラー部と透明部が隣接しないでスト
ライプ状に配置されているものなどであってもよい。こ
のような発色制御が可能なハーフミラーを用いた場合
は、好みの色の背景上に表示された画像や文字などの情
報が空中に浮かび上がり、単調さの緩和などが期待でき
る。
【0040】また、上記実施の形態では、透明支持板と
してガラス板を用いたが、これに限らず、透明で液晶セ
ルを支持できる強度があれば、例えば透明アクリル板等
を用いてもよい。
してガラス板を用いたが、これに限らず、透明で液晶セ
ルを支持できる強度があれば、例えば透明アクリル板等
を用いてもよい。
【0041】また、上記実施の形態では、人体の検出に
赤外線センサを用いたが、これに限らず、人体の検出を
有効に行うことができれば、超音波センサ、接近センサ
など他のセンサを用いても勿論よい。
赤外線センサを用いたが、これに限らず、人体の検出を
有効に行うことができれば、超音波センサ、接近センサ
など他のセンサを用いても勿論よい。
【0042】また、上記実施の形態では、透明液晶板に
一層の液晶セルからなるものを用いたが、これに代え
て、二層の液晶セルからなる透明液晶板を用いてもよ
い。この場合は、前述の第1の実施の形態と同様、人が
両側に存在しても各々の人に合わせた表示が可能とな
る。又、このとき、一方の面のみに表示を行う場合は、
背景となるもう一方の液晶セルをシャッター動作させ
て、液晶セルを不透過とし背後からの光を遮閉して表示
を見やすくするようにしてもよい。あるいは、両面とも
表示を行う場合でも、両面で表示領域が重ならないよう
に表示画面の一部分を用いて表示すれば、表示された部
分のみ、それぞれ互いに裏側をシャッター動作させるこ
とができ、両者とも背景光が遮断された見やすい画像が
得られる。
一層の液晶セルからなるものを用いたが、これに代え
て、二層の液晶セルからなる透明液晶板を用いてもよ
い。この場合は、前述の第1の実施の形態と同様、人が
両側に存在しても各々の人に合わせた表示が可能とな
る。又、このとき、一方の面のみに表示を行う場合は、
背景となるもう一方の液晶セルをシャッター動作させ
て、液晶セルを不透過とし背後からの光を遮閉して表示
を見やすくするようにしてもよい。あるいは、両面とも
表示を行う場合でも、両面で表示領域が重ならないよう
に表示画面の一部分を用いて表示すれば、表示された部
分のみ、それぞれ互いに裏側をシャッター動作させるこ
とができ、両者とも背景光が遮断された見やすい画像が
得られる。
【0043】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、表示面を自動的に選択して使い勝手が良く、情
報の表示されていない部分を透過表示することができ、
情報が表示されている部分の背後の液晶を不透過として
鮮明な画像を表示できるという長所を有する。
発明は、表示面を自動的に選択して使い勝手が良く、情
報の表示されていない部分を透過表示することができ、
情報が表示されている部分の背後の液晶を不透過として
鮮明な画像を表示できるという長所を有する。
【図1】本発明にかかる第1の実施の形態の対面式透明
液晶表示装置の構成図である。
液晶表示装置の構成図である。
【図2】同第1の実施の形態における透明液晶板の断面
図である。
図である。
【図3】同第1の実施の形態の対面式透明液晶表示装置
の一方の側から見た外観図である。
の一方の側から見た外観図である。
【図4】同第1の実施の形態における動作の例を説明す
る図である。
る図である。
【図5】本発明にかかる第2の実施の形態の対面式透明
液晶表示装置の構成図である。
液晶表示装置の構成図である。
101、501 透明液晶板 102a、102b、102c、102d カメラ 103a、103b マイク 105 位置・身振り操作手段 106 音声操作手段 107、503 表示制御手段 108 位置・身振り認識手段 109 音声認識部 201 液晶セル 202 ガラス板 203 透明電極 402、403 カメラ 502a、502b 赤外線センサ 504 位置認識手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/66 102 H04N 5/66 102Z (72)発明者 中川 文子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 長谷川 錦哉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 久保 俊樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H088 EA02 GA10 HA21 HA22 JA05 JA13 JA17 JA20 MA20 5C006 AB05 AF61 BB08 BF38 EC02 EC08 5C058 AA07 AA08 BA35 BB25
Claims (10)
- 【請求項1】 両面に情報を表示可能な透明液晶板と、
その透明液晶板の一方又は両方の面の少なくとも一部分
に情報を表示させるとともに、前記透明液晶板の前記情
報が表示されていない部分の一部または全部を透過表示
させる表示制御手段とを備えたことを特徴とする対面式
透明液晶表示装置。 - 【請求項2】 人体の存在位置を検出する位置検出手段
を備え、前記表示制御手段は、前記検出された人体の存
在位置に基づいて、前記透明液晶板の少なくとも前記人
体が存在する側の面に情報を表示することを特徴とする
請求項1記載の対面式透明液晶表示装置。 - 【請求項3】 人体の動作を検出する動作検出手段と、
予め人体の各種の所定の動作に対応付られた動作表示制
御情報を格納しており、前記動作検出手段により検出さ
れた人体の動作が前記各種の所定の動作の1つに合った
場合は、その動作に対応付られた前記動作表示制御情報
を前記表示制御手段に出力する動作制御手段とを備え、
前記表示制御手段は、前記透明液晶板に表示される情報
を前記動作表示制御情報に従って表示させることを特徴
とする請求項1、または2に記載の対面式透明液晶表示
装置。 - 【請求項4】 人体の音声を認識する音声認識手段と、
予め各種の所定の音声に対応付られた音声表示制御情報
を格納しており、前記音声認識手段により認識された音
声が前記各種の所定の音声の1つに合った場合は、その
音声に対応付られた前記音声表示制御情報を前記表示制
御手段に出力する音声制御手段とを備え、前記表示制御
手段は、前記透明液晶板に表示される情報を前記音声表
示制御情報に従って表示させることを特徴とする請求項
1、2、または3に記載の対面式透明液晶表示装置。 - 【請求項5】 前記透明液晶板は、一層の液晶セルと、
その液晶セルの両面に設けられた透明電極と、それら液
晶セル及び透明電極を支持する透明支持板とを有するこ
とを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の
対面式透明液晶表示装置。 - 【請求項6】 前記透明液晶板は、一層の液晶セルと、
その液晶セルの両面に設けられた透明電極と、それら液
晶セル及び透明電極を支持するハーフミラーとを有する
ものであって、前記ハーフミラーは発色制御可能な液晶
セルが設けられていることを特徴とする請求項1から4
までのいずれかに記載の対面式透明液晶表示装置。 - 【請求項7】 前記ハーフミラーはミラー部と透明部に
より形成されたものであって、前記ミラー部及び前記透
明部がそれぞれ隣接しないでドットマトリックス状に配
置されていることを特徴とする請求項6に記載の対面式
透明液晶表示装置。 - 【請求項8】 前記ハーフミラーはミラー部と透明部に
より形成されたものであって、前記ミラー部及び前記透
明部がそれぞれ隣接しないでストライプ状に配置されて
いることを特徴とする請求項6に記載の対面式透明液晶
表示装置。 - 【請求項9】 前記透明液晶板は、二層の液晶セルと、
その二層の液晶セル間及び両外側面に設けられた透明電
極と、それら液晶セル及び透明電極を支持する透明支持
板とを有するものであって、前記表示制御手段は、一方
の液晶セルに情報を表示する場合には、もう一方の液晶
セルの少なくとも前記表示された部分に対応する領域を
液晶シャッターとなるように不透過表示することを特徴
とする請求項1から4までのいずれかに記載の対面式透
明液晶表示装置。 - 【請求項10】 少なくとも前記透明液晶板が、2つの
居住空間の境界部分に設置されていることを特徴とする
請求項1から9までのいずれかに記載の対面式透明液晶
表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10189097A JP2000020209A (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | 対面式透明液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10189097A JP2000020209A (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | 対面式透明液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000020209A true JP2000020209A (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=16235307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10189097A Pending JP2000020209A (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | 対面式透明液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000020209A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002186388A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-07-02 | Shimano Inc | 釣り用リール |
JP2005315796A (ja) * | 2004-04-30 | 2005-11-10 | Teraoka Seiko Co Ltd | 対面式計量装置 |
US7460091B2 (en) | 2003-09-24 | 2008-12-02 | Seiko Epson Corporation | Display apparatus and electronic apparatus |
US20130271378A1 (en) * | 2011-09-30 | 2013-10-17 | Tim Hulford | Convertible computing device |
JP2020042358A (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-19 | 株式会社デンソーウェーブ | 情報コード読取装置 |
-
1998
- 1998-07-03 JP JP10189097A patent/JP2000020209A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002186388A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-07-02 | Shimano Inc | 釣り用リール |
JP4500438B2 (ja) * | 2000-12-18 | 2010-07-14 | 株式会社シマノ | 釣り用リール |
US7460091B2 (en) | 2003-09-24 | 2008-12-02 | Seiko Epson Corporation | Display apparatus and electronic apparatus |
JP2005315796A (ja) * | 2004-04-30 | 2005-11-10 | Teraoka Seiko Co Ltd | 対面式計量装置 |
JP4525160B2 (ja) * | 2004-04-30 | 2010-08-18 | 株式会社寺岡精工 | 対面式計量装置 |
US20130271378A1 (en) * | 2011-09-30 | 2013-10-17 | Tim Hulford | Convertible computing device |
US9791943B2 (en) * | 2011-09-30 | 2017-10-17 | Intel Corporation | Convertible computing device |
JP2020042358A (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-19 | 株式会社デンソーウェーブ | 情報コード読取装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070109 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070710 |