JP2000018530A - ガス化焼却設備における廃棄物供給方法および装置 - Google Patents
ガス化焼却設備における廃棄物供給方法および装置Info
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- Y02E20/12—Heat utilisation in combustion or incineration of waste
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- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】炉の焼却温度を低下させることなく、均等な含
水率の廃棄物を安定供給する。 【解決手段】廃棄物を熱分解するガス化炉１と、この熱
分解ガスを燃焼して同伴された灰やチャーなどを溶融す
る燃焼溶融炉２とを具備したガス化焼却設備における廃
棄物供給装置３であって、ごみホッパー４から供給され
る廃棄物を粗破砕する破砕機５と、破砕機５から排出さ
れたごみを圧縮する脱水機能および脱水後の廃棄物を定
量ずつ送り出す定量供給機能を有するスクリュー式脱水
定量供給装置６を設けた。
水率の廃棄物を安定供給する。 【解決手段】廃棄物を熱分解するガス化炉１と、この熱
分解ガスを燃焼して同伴された灰やチャーなどを溶融す
る燃焼溶融炉２とを具備したガス化焼却設備における廃
棄物供給装置３であって、ごみホッパー４から供給され
る廃棄物を粗破砕する破砕機５と、破砕機５から排出さ
れたごみを圧縮する脱水機能および脱水後の廃棄物を定
量ずつ送り出す定量供給機能を有するスクリュー式脱水
定量供給装置６を設けた。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物を熱分解す
るガス化炉とこの熱分解ガスを燃焼して同伴された灰や
チャーなどを溶融する燃焼溶融炉とを具備したガス化焼
却設備において、ガス化炉に廃棄物を安定供給する廃棄
物供給方法および装置に関する。
るガス化炉とこの熱分解ガスを燃焼して同伴された灰や
チャーなどを溶融する燃焼溶融炉とを具備したガス化焼
却設備において、ガス化炉に廃棄物を安定供給する廃棄
物供給方法および装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のガス化焼却設備は、廃棄物を熱分
解するガス化炉と、この熱分解ガスを燃焼して同伴され
た灰やチャーなどを溶融する燃焼溶融炉とを具備し、ガ
ス化炉に供給される廃棄物の水分を調整するために、破
砕装置と定量供給装置との間に廃棄物の乾燥装置を設け
たものがある。
解するガス化炉と、この熱分解ガスを燃焼して同伴され
た灰やチャーなどを溶融する燃焼溶融炉とを具備し、ガ
ス化炉に供給される廃棄物の水分を調整するために、破
砕装置と定量供給装置との間に廃棄物の乾燥装置を設け
たものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は特願平９
−３５５９４２号で、溶融炉出口の排ガスの一部を乾燥
装置に導入し、乾燥後の排ガスを燃焼溶融炉の二次燃焼
部に戻すものを提案した。ところで、乾燥装置で特に水
分の高い廃棄物を乾燥した場合、水分蒸発と乾燥装置に
おける熱ロスなどにより、乾燥排ガスが大幅に冷却され
ることがあり、この乾燥排ガスを燃焼溶融炉の二次燃焼
部に戻すことで、燃焼溶融炉の二次燃焼部の燃焼温度が
著しく低下し、悪臭成分の分解やダイオキシンの熱分解
に必要な８５０℃以上の温度が保持できなくなるという
問題があった。
−３５５９４２号で、溶融炉出口の排ガスの一部を乾燥
装置に導入し、乾燥後の排ガスを燃焼溶融炉の二次燃焼
部に戻すものを提案した。ところで、乾燥装置で特に水
分の高い廃棄物を乾燥した場合、水分蒸発と乾燥装置に
おける熱ロスなどにより、乾燥排ガスが大幅に冷却され
ることがあり、この乾燥排ガスを燃焼溶融炉の二次燃焼
部に戻すことで、燃焼溶融炉の二次燃焼部の燃焼温度が
著しく低下し、悪臭成分の分解やダイオキシンの熱分解
に必要な８５０℃以上の温度が保持できなくなるという
問題があった。
【０００４】本発明は、上記問題点を解決して、炉の焼
却温度を低下させることなく、安定した水分量の廃棄物
を安定供給できるガス化焼却設備における廃棄物供給方
法および装置を提供することを目的とする。
却温度を低下させることなく、安定した水分量の廃棄物
を安定供給できるガス化焼却設備における廃棄物供給方
法および装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のガス化焼却設備における廃棄物供給方法は、
廃棄物を熱分解するガス化炉と、この熱分解ガスを燃焼
して同伴された灰やチャーなどを溶融する燃焼溶融炉と
を具備したガス化焼却設備における廃棄物供給方法であ
って、ガス化炉に廃棄物を供給するに際し、破砕後の廃
棄物を脱水手段により機械的に水分を脱水した後、ガス
化炉に投入する廃棄物を加熱して圧縮することにより脱
水し、脱水後に廃棄物を解砕するものである。
に本発明のガス化焼却設備における廃棄物供給方法は、
廃棄物を熱分解するガス化炉と、この熱分解ガスを燃焼
して同伴された灰やチャーなどを溶融する燃焼溶融炉と
を具備したガス化焼却設備における廃棄物供給方法であ
って、ガス化炉に廃棄物を供給するに際し、破砕後の廃
棄物を脱水手段により機械的に水分を脱水した後、ガス
化炉に投入する廃棄物を加熱して圧縮することにより脱
水し、脱水後に廃棄物を解砕するものである。
【０００６】上記各構成によれば、廃棄物を圧縮して脱
水するので、投入前の廃棄物の含水状態に関係なく含水
率が低くほぼ均等な水分を含む廃棄物をガス化炉に供給
することができる。したがって、乾燥装置を必要としな
いので、燃焼溶融炉の燃焼に悪影響を及ぼすことがな
い。
水するので、投入前の廃棄物の含水状態に関係なく含水
率が低くほぼ均等な水分を含む廃棄物をガス化炉に供給
することができる。したがって、乾燥装置を必要としな
いので、燃焼溶融炉の燃焼に悪影響を及ぼすことがな
い。
【０００７】請求項２記載の発明は、上記方法におい
て、廃棄物を加熱して圧縮することにより脱水し、脱水
後に廃棄物を解砕するものである。これによれば、加熱
しつつ圧縮することにより、水分を効率よく脱水するこ
とができる。
て、廃棄物を加熱して圧縮することにより脱水し、脱水
後に廃棄物を解砕するものである。これによれば、加熱
しつつ圧縮することにより、水分を効率よく脱水するこ
とができる。
【０００８】さらに、請求項３記載の発明は、廃棄物を
熱分解するガス化炉と、この熱分解ガスを燃焼して同伴
された灰やチャーなどを溶融する燃焼溶融炉とを具備し
たガス化焼却設備における廃棄物供給方法であって、ガ
ス化炉に廃棄物を供給するに際し、廃棄物を破砕した
後、廃棄物を乾燥廃棄物と湿潤廃棄物とに選別し、この
湿潤廃棄物のみを圧縮して脱水し、脱水後の湿潤廃棄物
に前記乾燥廃棄物を混合してガス化炉に供給するもので
ある。上記構成によれば、湿潤廃棄物のみを加熱、圧縮
脱水するので、廃棄物からより効率よく水分を除去する
ことができる。
熱分解するガス化炉と、この熱分解ガスを燃焼して同伴
された灰やチャーなどを溶融する燃焼溶融炉とを具備し
たガス化焼却設備における廃棄物供給方法であって、ガ
ス化炉に廃棄物を供給するに際し、廃棄物を破砕した
後、廃棄物を乾燥廃棄物と湿潤廃棄物とに選別し、この
湿潤廃棄物のみを圧縮して脱水し、脱水後の湿潤廃棄物
に前記乾燥廃棄物を混合してガス化炉に供給するもので
ある。上記構成によれば、湿潤廃棄物のみを加熱、圧縮
脱水するので、廃棄物からより効率よく水分を除去する
ことができる。
【０００９】さらにまた請求項４記載のガス化焼却設備
における廃棄物供給装置は、廃棄物を熱分解するガス化
炉と、この熱分解ガスを燃焼して同伴された灰やチャー
などを溶融する燃焼溶融炉とを具備したガス化焼却設備
における廃棄物供給装置であって、ごみホッパーから供
給される廃棄物を破砕する破砕手段と、破砕機から排出
されたごみを機械的に脱水する脱水手段と、脱水後の廃
棄物をガス化炉に定量ずつ廃棄物を送り出す定量供給手
段とを具備したものである。上記構成によれば、廃棄物
を圧縮動作や遠心動作などにより機械的に脱水すると同
時に、投入前の廃棄物の含水率をほぼ均等にして廃棄物
をガス化炉に供給することができ、燃焼溶融炉の燃焼に
悪影響を及ぼすことがない。
における廃棄物供給装置は、廃棄物を熱分解するガス化
炉と、この熱分解ガスを燃焼して同伴された灰やチャー
などを溶融する燃焼溶融炉とを具備したガス化焼却設備
における廃棄物供給装置であって、ごみホッパーから供
給される廃棄物を破砕する破砕手段と、破砕機から排出
されたごみを機械的に脱水する脱水手段と、脱水後の廃
棄物をガス化炉に定量ずつ廃棄物を送り出す定量供給手
段とを具備したものである。上記構成によれば、廃棄物
を圧縮動作や遠心動作などにより機械的に脱水すると同
時に、投入前の廃棄物の含水率をほぼ均等にして廃棄物
をガス化炉に供給することができ、燃焼溶融炉の燃焼に
悪影響を及ぼすことがない。
【００１０】また、請求項５記載の発明は、上記構成に
おいて、脱水手段は廃棄物を加圧して圧搾脱水するよう
に構成されたものである。上記構成によれば、簡単な構
造で確実に破砕後の廃棄物を脱水し、含水率をほぼ均等
することができる。
おいて、脱水手段は廃棄物を加圧して圧搾脱水するよう
に構成されたものである。上記構成によれば、簡単な構
造で確実に破砕後の廃棄物を脱水し、含水率をほぼ均等
することができる。
【００１１】さらに請求項６記載の発明は、上記構成に
おいて、脱水手段および定量供給手段は、入口側で直状
の掻き込み部と出口側で先窄まり円錐状の脱水部とを有
するケーシング内に、螺旋状スクリュー羽根が回転自在
に配設されたスクリュー式脱水定量供給装置により構成
されたものである。上記構成によれば、脱水定量供給装
置により、圧縮脱水しつつ連続して定量供給することが
できるので、定量供給と、脱水の２つの機能を１つの装
置で行うことができ、設備をコンパクトに構成できると
ともに、設備コストの削減に寄与できる。
おいて、脱水手段および定量供給手段は、入口側で直状
の掻き込み部と出口側で先窄まり円錐状の脱水部とを有
するケーシング内に、螺旋状スクリュー羽根が回転自在
に配設されたスクリュー式脱水定量供給装置により構成
されたものである。上記構成によれば、脱水定量供給装
置により、圧縮脱水しつつ連続して定量供給することが
できるので、定量供給と、脱水の２つの機能を１つの装
置で行うことができ、設備をコンパクトに構成できると
ともに、設備コストの削減に寄与できる。
【００１２】さらにまた請求項７記載の発明は、上記構
成において、掻き込み部のケーシングおよびスクリュー
羽根の少なくとも一方に、加熱流体を供給する加熱流体
通路が形成されたものである。上記構成によれば、廃棄
物を加熱しつつ脱水するので、効率良く脱水することが
できる。
成において、掻き込み部のケーシングおよびスクリュー
羽根の少なくとも一方に、加熱流体を供給する加熱流体
通路が形成されたものである。上記構成によれば、廃棄
物を加熱しつつ脱水するので、効率良く脱水することが
できる。
【００１３】また請求項８記載の発明は、ケーシングの
出口に、圧縮脱水された廃棄物を解砕する解砕装置を設
けたものである。上記構成によれば、圧縮脱水された廃
棄物を解砕してガス化炉に供給するので、効率よく燃焼
させることができる。
出口に、圧縮脱水された廃棄物を解砕する解砕装置を設
けたものである。上記構成によれば、圧縮脱水された廃
棄物を解砕してガス化炉に供給するので、効率よく燃焼
させることができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係るガス化焼却
設備における廃棄物供給装置の実施の形態を図１〜図４
に基づいて説明する。
設備における廃棄物供給装置の実施の形態を図１〜図４
に基づいて説明する。
【００１５】図１に示すように、ガス化焼却設備は、廃
棄物を熱分解するガス化炉１と、この熱分解ガスを溶融
部２ａで燃焼させ、同伴された灰やチャーなどを溶融ス
ラグとして捕捉回収し、さらに排ガスを完全燃焼させる
二次燃焼部２ｂとで構成される燃焼溶融炉２とを具備し
ている。廃棄物である生ごみをガス化炉１に供給する廃
棄物供給装置３は、ごみホッパー４と、生ごみを粗破砕
する破砕手段である破砕機５と、生ごみを攪拌しつつ加
熱し圧縮して脱水する脱水手段および定量ずつ送り出す
定量供給手段を具備した脱水定量供給装置６とが設けら
れている。また燃焼溶融炉２の二次燃焼部２ｂの下流側
には熱回収器８が配置され、熱回収後の排ガスは、排ガ
ス処理装置９で無害化されて煙突１０から排出される。
熱回収器８で加熱された蒸気は、蒸気供給管１１により
発電設備１３の蒸気タービン１４に導入され発電機１５
が駆動されて発電され、一部が分岐蒸気管１２を介して
生ごみを加熱するために脱水定量供給装置６に送られ
る。
棄物を熱分解するガス化炉１と、この熱分解ガスを溶融
部２ａで燃焼させ、同伴された灰やチャーなどを溶融ス
ラグとして捕捉回収し、さらに排ガスを完全燃焼させる
二次燃焼部２ｂとで構成される燃焼溶融炉２とを具備し
ている。廃棄物である生ごみをガス化炉１に供給する廃
棄物供給装置３は、ごみホッパー４と、生ごみを粗破砕
する破砕手段である破砕機５と、生ごみを攪拌しつつ加
熱し圧縮して脱水する脱水手段および定量ずつ送り出す
定量供給手段を具備した脱水定量供給装置６とが設けら
れている。また燃焼溶融炉２の二次燃焼部２ｂの下流側
には熱回収器８が配置され、熱回収後の排ガスは、排ガ
ス処理装置９で無害化されて煙突１０から排出される。
熱回収器８で加熱された蒸気は、蒸気供給管１１により
発電設備１３の蒸気タービン１４に導入され発電機１５
が駆動されて発電され、一部が分岐蒸気管１２を介して
生ごみを加熱するために脱水定量供給装置６に送られ
る。
【００１６】前記脱水定量供給装置６は、図２〜図４に
示すように、基本形状が筒状ケーシング２１内に回転自
在な螺旋状のスクリュー羽根２２を内蔵したスクリュー
フィーダにより構成されている。すなわち、このケーシ
ング２１は、入口側でごみ投入ダクト２０が接続された
円筒直状の掻き込み部２１ａと、出口側で先窄まりの円
錐状の脱水部２１ｂとで構成されている。また、軸受２
３を介してケーシング２１の基端側から軸心部に沿って
配置され片持ち状に支持された駆動軸２４には、掻き込
み部２１ａに対応して同一外径の等径部２２ａと、脱水
部２１ｂに対応して先端側の径が絞られた縮径部２２ｂ
からなるスクリュー羽根２２が設けられ、図示しない圧
縮兼用の送りモータにより回転駆動される。この駆動軸
２４は中空状で加熱流体通路である加熱用蒸気通路２４
ａが形成され、基端部に分岐蒸気管１２が接続されると
ともにドレン管２５が配設され、駆動軸２４およびスク
リュー羽根２２を介して生ごみを加熱するように構成さ
れている。
示すように、基本形状が筒状ケーシング２１内に回転自
在な螺旋状のスクリュー羽根２２を内蔵したスクリュー
フィーダにより構成されている。すなわち、このケーシ
ング２１は、入口側でごみ投入ダクト２０が接続された
円筒直状の掻き込み部２１ａと、出口側で先窄まりの円
錐状の脱水部２１ｂとで構成されている。また、軸受２
３を介してケーシング２１の基端側から軸心部に沿って
配置され片持ち状に支持された駆動軸２４には、掻き込
み部２１ａに対応して同一外径の等径部２２ａと、脱水
部２１ｂに対応して先端側の径が絞られた縮径部２２ｂ
からなるスクリュー羽根２２が設けられ、図示しない圧
縮兼用の送りモータにより回転駆動される。この駆動軸
２４は中空状で加熱流体通路である加熱用蒸気通路２４
ａが形成され、基端部に分岐蒸気管１２が接続されると
ともにドレン管２５が配設され、駆動軸２４およびスク
リュー羽根２２を介して生ごみを加熱するように構成さ
れている。
【００１７】またケーシング２１の掻き込み部２１ａの
周囲には、加熱流体通路である加熱蒸気通路２６を形成
する加熱通路カバー２７が取付けられている。そして、
この加熱通路カバー２７の供給ポート２７ａに分岐蒸気
管１２が接続されて、ケーシング２１を介して生ごみを
加熱し効果的に圧縮脱水が行われるように構成される。
また加熱通路２６の排出ポート２７ｂにはドレン管２８
が接続される。
周囲には、加熱流体通路である加熱蒸気通路２６を形成
する加熱通路カバー２７が取付けられている。そして、
この加熱通路カバー２７の供給ポート２７ａに分岐蒸気
管１２が接続されて、ケーシング２１を介して生ごみを
加熱し効果的に圧縮脱水が行われるように構成される。
また加熱通路２６の排出ポート２７ｂにはドレン管２８
が接続される。
【００１８】ケーシング２１の脱水部２１ｂには複数の
脱水穴２９が形成され、脱水部２１ｂとの間に排水脱気
通路３１を形成する排出用カバー３２が取り付けられて
いる。そして、この排出用カバー３２の下部に形成され
た排水ポート３２ａに汚水排出管３３が接続され、排水
ポート３２ａから排水することができ、また上部に形成
された脱気ポート３２ｂに脱気管３４が接続されて排気
される。
脱水穴２９が形成され、脱水部２１ｂとの間に排水脱気
通路３１を形成する排出用カバー３２が取り付けられて
いる。そして、この排出用カバー３２の下部に形成され
た排水ポート３２ａに汚水排出管３３が接続され、排水
ポート３２ａから排水することができ、また上部に形成
された脱気ポート３２ｂに脱気管３４が接続されて排気
される。
【００１９】ケーシング２１の出口２１ｃには、ケーシ
ング２１のごみをシールして内圧を調整し脱水を促進さ
せるとともに圧縮された生ごみを解砕する圧力調整兼用
の解砕装置４１が設けられている。この解砕装置４１
は、ケーシング２１の出口２１ｃに取付けられて下部に
排出口４２ａが形成されたボックス４２と、出口２１ｃ
に対向する対向側壁４２ｂに貫設されてケーシング２１
と同一軸心上に突出され解砕用モータ（図示せず）に回
転駆動される回転軸４３と、この回転軸４３の先端部に
取付けられた解砕シールヘッド４４と、この解砕シール
ヘッド４４と対向壁４２ｂとの間の回転軸４３に介装さ
れ解砕シールヘッド４４をケーシング２１の出口２１ａ
側に押し付ける押圧力を調整可能な付勢手段である圧密
調整用ばね４５とで構成されている。また解砕シールヘ
ッド４４は、図 に示すように、円形の面板４４ａの表
面に、たとえば中心から外径方向に９０度ごとに配置さ
れて中心側が突出する解砕刃４４ｂが取り付けられ、出
口２１ｃから圧縮されて押出されてくる生ごみの抵抗と
なってケーシング２１の内圧を保持して圧縮、かつガス
化炉１から逆流するガスからシールし、さらに出口２１
ｃから押出される生ごみの圧縮塊を小さな切片に切除解
砕しつつ排出することができる。なお、解砕刃４４ｂは
これに限るものではなく、１〜３本、またはそれ以上の
解砕刃を設けてもよい。
ング２１のごみをシールして内圧を調整し脱水を促進さ
せるとともに圧縮された生ごみを解砕する圧力調整兼用
の解砕装置４１が設けられている。この解砕装置４１
は、ケーシング２１の出口２１ｃに取付けられて下部に
排出口４２ａが形成されたボックス４２と、出口２１ｃ
に対向する対向側壁４２ｂに貫設されてケーシング２１
と同一軸心上に突出され解砕用モータ（図示せず）に回
転駆動される回転軸４３と、この回転軸４３の先端部に
取付けられた解砕シールヘッド４４と、この解砕シール
ヘッド４４と対向壁４２ｂとの間の回転軸４３に介装さ
れ解砕シールヘッド４４をケーシング２１の出口２１ａ
側に押し付ける押圧力を調整可能な付勢手段である圧密
調整用ばね４５とで構成されている。また解砕シールヘ
ッド４４は、図 に示すように、円形の面板４４ａの表
面に、たとえば中心から外径方向に９０度ごとに配置さ
れて中心側が突出する解砕刃４４ｂが取り付けられ、出
口２１ｃから圧縮されて押出されてくる生ごみの抵抗と
なってケーシング２１の内圧を保持して圧縮、かつガス
化炉１から逆流するガスからシールし、さらに出口２１
ｃから押出される生ごみの圧縮塊を小さな切片に切除解
砕しつつ排出することができる。なお、解砕刃４４ｂは
これに限るものではなく、１〜３本、またはそれ以上の
解砕刃を設けてもよい。
【００２０】したがって、この解砕装置４１により、ケ
ーシング２１内を適度な圧力に保持して生ごみを圧密化
し良好に圧搾脱水するとともに、ガス化炉１側からのガ
スの逆流を防止し、さらに出口２１ｃから押出される時
に生ごみが解砕シールヘッド４４により細かく解砕され
て定量ずつ安定して排出され、圧縮脱水されてほぼ均等
な水分を含む生ごみがガス化炉１に安定して定量供給さ
れる。
ーシング２１内を適度な圧力に保持して生ごみを圧密化
し良好に圧搾脱水するとともに、ガス化炉１側からのガ
スの逆流を防止し、さらに出口２１ｃから押出される時
に生ごみが解砕シールヘッド４４により細かく解砕され
て定量ずつ安定して排出され、圧縮脱水されてほぼ均等
な水分を含む生ごみがガス化炉１に安定して定量供給さ
れる。
【００２１】上記構成において、ごみホッパー４から供
給された生ごみは、破砕機５により粗破砕され、次いで
脱水定量供給装置６からガス化炉１に定量供給される。
この時、脱水定量供給装置６では、攪拌されるとともに
分岐蒸気管１２から供給された加熱用蒸気が駆動軸２４
の加熱蒸気通路２４ａおよび加熱通路カバー２７内の加
熱蒸気通路２６に供給されて生ごみが加熱され、さらに
縮径される脱水部２１ｂおよび排出抵抗となる解砕シー
ルヘッド４４により圧縮されて脱水され、脱水穴２９か
ら汚水排出管３３に排水される。ついで出口２１ｃでは
解砕装置４１の解砕シールヘッド４４が回転駆動されて
解砕刃４４ｂにより生ごみの圧縮塊が解砕されて定量ず
つガス化炉１に供給される。
給された生ごみは、破砕機５により粗破砕され、次いで
脱水定量供給装置６からガス化炉１に定量供給される。
この時、脱水定量供給装置６では、攪拌されるとともに
分岐蒸気管１２から供給された加熱用蒸気が駆動軸２４
の加熱蒸気通路２４ａおよび加熱通路カバー２７内の加
熱蒸気通路２６に供給されて生ごみが加熱され、さらに
縮径される脱水部２１ｂおよび排出抵抗となる解砕シー
ルヘッド４４により圧縮されて脱水され、脱水穴２９か
ら汚水排出管３３に排水される。ついで出口２１ｃでは
解砕装置４１の解砕シールヘッド４４が回転駆動されて
解砕刃４４ｂにより生ごみの圧縮塊が解砕されて定量ず
つガス化炉１に供給される。
【００２２】ガス化炉１では、空気不足の状態で加熱さ
れて熱分解（乾溜）され、この未燃分やチャーを含む熱
分解ガスが燃焼溶融炉２の溶融部２ａに送られて高温で
燃焼され、同伴された溶融状態の灰（溶融スラグ）など
が捕捉される。この燃焼排ガスは熱回収用の熱交換器８
に送られ、排ガス処理装置９により集塵、無害化された
後、煙突１０から排出される。熱交換器８で加熱された
蒸気は、発電設備１３の蒸気タービン１４に送られて発
電に利用される。また蒸気の一部は分岐蒸気管１２によ
り脱水定量供給装置６に送られて生ごみの加熱脱水用に
使用される。
れて熱分解（乾溜）され、この未燃分やチャーを含む熱
分解ガスが燃焼溶融炉２の溶融部２ａに送られて高温で
燃焼され、同伴された溶融状態の灰（溶融スラグ）など
が捕捉される。この燃焼排ガスは熱回収用の熱交換器８
に送られ、排ガス処理装置９により集塵、無害化された
後、煙突１０から排出される。熱交換器８で加熱された
蒸気は、発電設備１３の蒸気タービン１４に送られて発
電に利用される。また蒸気の一部は分岐蒸気管１２によ
り脱水定量供給装置６に送られて生ごみの加熱脱水用に
使用される。
【００２３】上記実施の形態によれば、排ガスの一部を
利用して乾燥し、燃焼溶融炉２の二次燃焼部に戻してい
た従来例に比べて、破砕された生ごみを圧搾脱水して生
ごみの含水率の均等化を図るので、燃焼溶融炉２の溶融
部２ａの燃焼状態や燃焼温度を安定させることができ、
スラグの安定排出に寄与することができる。また燃焼溶
融炉２の二次燃焼部２ｂの温度を高くすることができ、
悪臭成分の分解やダイオキシンの熱分解に必要な８５０
℃も容易に確保することができる。さらに排ガス中の水
分量も低減することができるので、排ガス量も軽減で
き、排ガス処理装置の負担を軽減できる。さらにまた生
ごみの水分量が安定し、ガス化炉における燃焼損失が低
減され、ごみ燃焼カロリーを安定させることができる。
したがって、ガス化溶融運転や発電運転の安定化や発電
効率の向上に寄与できる。
利用して乾燥し、燃焼溶融炉２の二次燃焼部に戻してい
た従来例に比べて、破砕された生ごみを圧搾脱水して生
ごみの含水率の均等化を図るので、燃焼溶融炉２の溶融
部２ａの燃焼状態や燃焼温度を安定させることができ、
スラグの安定排出に寄与することができる。また燃焼溶
融炉２の二次燃焼部２ｂの温度を高くすることができ、
悪臭成分の分解やダイオキシンの熱分解に必要な８５０
℃も容易に確保することができる。さらに排ガス中の水
分量も低減することができるので、排ガス量も軽減で
き、排ガス処理装置の負担を軽減できる。さらにまた生
ごみの水分量が安定し、ガス化炉における燃焼損失が低
減され、ごみ燃焼カロリーを安定させることができる。
したがって、ガス化溶融運転や発電運転の安定化や発電
効率の向上に寄与できる。
【００２４】また、スクリューフィーダを基本構成とし
て生ごみを加熱し、圧縮脱水する脱水定量供給装置６を
設けたので、従来の乾燥装置が不要となり、設備のコン
パクト化、設備コストの低減をはかることができ、ガス
化炉１からのガスの逆流を防止するシール性および安定
した定量供給性能に優れ、解砕装置４１により生ごみの
燃焼状態を改善できる。
て生ごみを加熱し、圧縮脱水する脱水定量供給装置６を
設けたので、従来の乾燥装置が不要となり、設備のコン
パクト化、設備コストの低減をはかることができ、ガス
化炉１からのガスの逆流を防止するシール性および安定
した定量供給性能に優れ、解砕装置４１により生ごみの
燃焼状態を改善できる。
【００２５】図５は廃棄物供給装置の他の実施の形態を
示す構成図で、先の実施の形態と同一部材には同一符号
を付して説明を省略する。先の実施の形態では、破砕し
た全てのごみを圧縮脱水したが、この実施の形態では、
破砕装置５により破砕された生ごみを重量選別手段であ
る風力選別機５１に導入して、乾燥ごみと湿潤ごみとに
分離し、湿潤ごみを金属選別機５２により金属類を除去
した後、脱水定量供給装置６に導入するように構成され
ている。また脱水定量供給装置６から排出された脱水ご
みは、ミキサー５３に導入されて乾燥ごみと混合攪拌さ
れ、低水分ごみとされてガス化炉１に供給される。
示す構成図で、先の実施の形態と同一部材には同一符号
を付して説明を省略する。先の実施の形態では、破砕し
た全てのごみを圧縮脱水したが、この実施の形態では、
破砕装置５により破砕された生ごみを重量選別手段であ
る風力選別機５１に導入して、乾燥ごみと湿潤ごみとに
分離し、湿潤ごみを金属選別機５２により金属類を除去
した後、脱水定量供給装置６に導入するように構成され
ている。また脱水定量供給装置６から排出された脱水ご
みは、ミキサー５３に導入されて乾燥ごみと混合攪拌さ
れ、低水分ごみとされてガス化炉１に供給される。
【００２６】この実施の形態によれば、湿潤ごみのみを
圧縮脱水するように構成したので、さらに効率よく生ご
みの脱水を行うことができ、生ごみ全体の水分量を低減
できて、運転の安定化をはかることができる。
圧縮脱水するように構成したので、さらに効率よく生ご
みの脱水を行うことができ、生ごみ全体の水分量を低減
できて、運転の安定化をはかることができる。
【００２７】上記各実施の形態では、生ごみを脱水する
脱水手段に、スクリュー式による圧縮脱水方式を採用し
たが、これに代えて、ローラーミル式や円板プレス式、
ピストンプレス式、ベルトプレス式などの圧縮脱水方式
であってもよいし、遠心脱水式を採用してもよい。
脱水手段に、スクリュー式による圧縮脱水方式を採用し
たが、これに代えて、ローラーミル式や円板プレス式、
ピストンプレス式、ベルトプレス式などの圧縮脱水方式
であってもよいし、遠心脱水式を採用してもよい。
【００２８】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明の請求項１記
載のガス化焼却設備における廃棄物供給方法によれば、
廃棄物を圧縮して脱水するので、投入前の廃棄物の含水
状態に関係なく含水率が低くほぼ均等に水分を含む廃棄
物をガス化炉に供給することができる。したがって、乾
燥装置を必要としないので、燃焼溶融炉の燃焼に悪影響
を及ぼすことがない。
載のガス化焼却設備における廃棄物供給方法によれば、
廃棄物を圧縮して脱水するので、投入前の廃棄物の含水
状態に関係なく含水率が低くほぼ均等に水分を含む廃棄
物をガス化炉に供給することができる。したがって、乾
燥装置を必要としないので、燃焼溶融炉の燃焼に悪影響
を及ぼすことがない。
【００２９】また請求項２記載の発明によれば、加熱し
つつ圧縮することにより、水分を効率よく脱水すること
ができる。
つつ圧縮することにより、水分を効率よく脱水すること
ができる。
【００３０】さらに請求項３記載の発明によれば、湿潤
廃棄物のみを加熱、圧縮脱水するので、廃棄物からより
効率よく水分を除去することができる。
廃棄物のみを加熱、圧縮脱水するので、廃棄物からより
効率よく水分を除去することができる。
【００３１】さらにまた請求項４記載のガス化焼却設備
における廃棄物供給装置によれば、廃棄物を圧縮動作や
遠心動作などにより機械的に脱水するので、投入前の廃
棄物の含水率をほぼ均等にして廃棄物をガス化炉に供給
することができ、燃焼溶融炉の燃焼に悪影響を及ぼすこ
とがない。
における廃棄物供給装置によれば、廃棄物を圧縮動作や
遠心動作などにより機械的に脱水するので、投入前の廃
棄物の含水率をほぼ均等にして廃棄物をガス化炉に供給
することができ、燃焼溶融炉の燃焼に悪影響を及ぼすこ
とがない。
【００３２】また、請求項５記載の発明によれば、簡単
な構造で確実に破砕後の廃棄物を均等に脱水することが
できる。
な構造で確実に破砕後の廃棄物を均等に脱水することが
できる。
【００３３】さらに請求項６記載の発明によれば、脱水
定量供給装置により、圧縮脱水しつつ連続して定量供給
することができるので、定量供給と、脱水の２つの機能
を１つの装置で行うことができ、設備をコンパクトに構
成できるとともに、設備コストの削減に寄与できる。
定量供給装置により、圧縮脱水しつつ連続して定量供給
することができるので、定量供給と、脱水の２つの機能
を１つの装置で行うことができ、設備をコンパクトに構
成できるとともに、設備コストの削減に寄与できる。
【００３４】さらにまた請求項７記載の発明によれば、
廃棄物を加熱しつつ脱水するので、効率良く脱水するこ
とができる。
廃棄物を加熱しつつ脱水するので、効率良く脱水するこ
とができる。
【００３５】また請求項８記載の発明によれば、圧縮脱
水された廃棄物を解砕してガス化炉に供給するので、効
率よく燃焼させることができる。
水された廃棄物を解砕してガス化炉に供給するので、効
率よく燃焼させることができる。
【図１】本発明に係るガス化焼却設備における廃棄物供
給装置の実施の形態を示す構成図である。
給装置の実施の形態を示す構成図である。
【図２】同廃棄物供給装置の脱水定量供給装置を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図３】図２に示すＡ−Ａ断面図である。
【図４】同脱水定量供給装置の解砕シールヘッドを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図５】本発明に係る他の廃棄物供給装置の実施の形態
を示す構成図である。
を示す構成図である。
１ ガス化炉 ２ 燃焼溶融炉 ２ａ 溶融部 ２ｂ 二次燃焼部 ３ 廃棄物供給装置 ４ ごみホッパ ５ 破砕機 ６ 脱水定量供給装置 ８ 熱交換器 １２ 分岐蒸気管 ２１ ケーシング ２１ａ 掻き込み部 ２１ｂ 脱水部 ２２ スクリュー羽根 ２４ 駆動軸 ２４ａ 加熱蒸気通路 ２６ 加熱蒸気通路 ２９ 脱水孔 ４１ 解砕装置 ４４ 解砕シールヘッド ４５ 圧密調整用ばね ５１ 風力分別装置 ５３ ミキサー
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｆ２３Ｇ 5/033 ＺＡＢ Ｆ２３Ｇ 5/033 ＺＡＢＡ 5/14 ＺＡＢ 5/14 ＺＡＢＦ 5/44 ＺＡＢ 5/44 ＺＡＢＢ (72)発明者 関口 善利 大阪府大阪市住之江区南港北１丁目７番89 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 西山 健治 大阪府大阪市住之江区南港北１丁目７番89 号 日立造船株式会社内 Ｆターム(参考） 3K061 AA24 AB02 AB03 AC01 DA02 DA04 DA17 DA19 DB06 FA03 FA10 3K065 AA24 AB02 AB03 AC01 CA01 CA02 CA10 CA13 HA01 3K078 BA03 CA21
Claims (8)
- 【請求項１】廃棄物を熱分解するガス化炉と、この熱分
解ガスを燃焼して同伴された灰やチャーなどを溶融する
燃焼溶融炉とを具備したガス化焼却設備における廃棄物
供給方法であって、ガス化炉に廃棄物を供給するに際
し、 破砕後の廃棄物を脱水手段により機械的に水分を脱水し
た後、ガス化炉に投入することを特徴とするガス化焼却
設備における廃棄物供給方法。 - 【請求項２】廃棄物を加熱して圧縮することにより脱水
し、脱水後に廃棄物を解砕することを特徴とする請求項
１記載のガス化焼却設備における廃棄物供給方法。 - 【請求項３】廃棄物を熱分解するガス化炉と、この熱分
解ガスを燃焼して同伴された灰やチャーなどを溶融する
燃焼溶融炉とを具備したガス化焼却設備における廃棄物
供給方法であって、ガス化炉に廃棄物を供給するに際
し、 廃棄物を破砕した後、廃棄物を乾燥廃棄物と湿潤廃棄物
とに選別し、 この湿潤廃棄物のみを圧縮して脱水し、脱水後の湿潤廃
棄物に前記乾燥廃棄物を混合してガス化炉に供給するこ
とを特徴とするガス化焼却設備における廃棄物供給方
法。 - 【請求項４】廃棄物を熱分解するガス化炉と、この熱分
解ガスを燃焼して同伴された灰やチャーなどを溶融する
燃焼溶融炉とを具備したガス化焼却設備における廃棄物
供給装置であって、 ごみホッパーから供給される廃棄物を破砕する破砕手段
と、破砕機から排出されたごみを機械的に脱水する脱水
手段と、脱水後の廃棄物をガス化炉に定量ずつ廃棄物を
送り出す定量供給手段とを具備したことを特徴とするガ
ス化焼却設備における廃棄物供給装置。 - 【請求項５】脱水手段は廃棄物を加圧して圧搾脱水する
ように構成されたことを特徴とする請求項４記載のガス
化焼却設備における廃棄物供給装置。 - 【請求項６】脱水手段および定量供給手段は、入口側で
直状の掻き込み部と出口側で先窄まり円錐状の脱水部と
を有するケーシング内に、螺旋状スクリュー羽根が回転
自在に配設されたスクリュー式脱水定量供給装置により
構成されたことを特徴とする請求項４または５記載のガ
ス化焼却設備における廃棄物供給装置。 - 【請求項７】掻き込み部のケーシングおよびスクリュー
羽根の少なくとも一方に、加熱流体を供給する加熱流体
通路が形成されたことを特徴とする請求項６記載のガス
化焼却設備における廃棄物供給装置。 - 【請求項８】ケーシングの出口に、圧縮脱水された廃棄
物を解砕する解砕装置を設けたことを特徴とする請求項
６または７記載のガス化焼却設備における廃棄物供給装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18797698A JP3818778B2 (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | ガス化焼却設備における廃棄物供給装置および廃棄物供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18797698A JP3818778B2 (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | ガス化焼却設備における廃棄物供給装置および廃棄物供給方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000018530A true JP2000018530A (ja) | 2000-01-18 |
| JP3818778B2 JP3818778B2 (ja) | 2006-09-06 |
Family
ID=16215442
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18797698A Expired - Fee Related JP3818778B2 (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | ガス化焼却設備における廃棄物供給装置および廃棄物供給方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3818778B2 (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002048319A (ja) * | 2000-08-04 | 2002-02-15 | Hiroisa Koizumi | 水蒸気／燃焼ガス燃焼炉システム |
| KR100502826B1 (ko) * | 2002-04-11 | 2005-07-25 | 주식회사 지앤씨 | 폐기물 소각 장치 |
| KR20050119968A (ko) * | 2004-06-17 | 2005-12-22 | 조병완 | 고체연료의 가열 분쇄 연소방법 및 장치 |
| KR20060029737A (ko) * | 2004-10-01 | 2006-04-07 | 주식회사 피.케이.지 | 의료폐기물 소각방법 및 장치 |
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| CN109160756A (zh) * | 2018-11-13 | 2019-01-08 | 北京建筑材料科学研究总院有限公司 | 一种将废弃物分质后用于水泥生产的方法及其系统 |
| KR101968187B1 (ko) * | 2018-12-07 | 2019-04-11 | (주)넥스트가스이노베이션 | 폐가축 처리용 소각기의 분리 처리장치 |
| CN110319445A (zh) * | 2019-05-13 | 2019-10-11 | 杭州桥遇文化传播有限公司 | 一种中药炮制方法 |
| CN111578285A (zh) * | 2020-05-25 | 2020-08-25 | 重庆知翔科技有限公司 | 一种垃圾焚烧处理装置 |
| CN111578286A (zh) * | 2020-05-25 | 2020-08-25 | 重庆知翔科技有限公司 | 一种垃圾焚烧装置 |
| CN111578287A (zh) * | 2020-05-25 | 2020-08-25 | 重庆知翔科技有限公司 | 一种垃圾焚烧设备 |
| CN114699992A (zh) * | 2022-02-17 | 2022-07-05 | 四川马边龙泰磷电有限责任公司 | 一种硝酸钙热解装置 |
-
1998
- 1998-07-03 JP JP18797698A patent/JP3818778B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN110319445A (zh) * | 2019-05-13 | 2019-10-11 | 杭州桥遇文化传播有限公司 | 一种中药炮制方法 |
| CN111578287A (zh) * | 2020-05-25 | 2020-08-25 | 重庆知翔科技有限公司 | 一种垃圾焚烧设备 |
| CN111578285B (zh) * | 2020-05-25 | 2022-04-19 | 宁夏中科国通新能源有限公司 | 一种垃圾焚烧处理装置 |
| CN111578287B (zh) * | 2020-05-25 | 2022-07-12 | 广州环投永兴集团股份有限公司 | 一种垃圾焚烧设备 |
| CN111578286B (zh) * | 2020-05-25 | 2022-10-21 | 西安聚源信息科技有限公司 | 一种垃圾焚烧装置 |
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| CN114699992A (zh) * | 2022-02-17 | 2022-07-05 | 四川马边龙泰磷电有限责任公司 | 一种硝酸钙热解装置 |
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