JP2000014659A - Mrイメージング装置 - Google Patents

Mrイメージング装置

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JP2000014659A
JP2000014659A JP10186074A JP18607498A JP2000014659A JP 2000014659 A JP2000014659 A JP 2000014659A JP 10186074 A JP10186074 A JP 10186074A JP 18607498 A JP18607498 A JP 18607498A JP 2000014659 A JP2000014659 A JP 2000014659A
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Japan
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pulse
magnetic field
group
phase encoding
gradient magnetic
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JP10186074A
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Akihiro Ishikawa
亮宏 石川
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GRASE法による積算撮像であっても信号
強度差やうねりに起因する画像ぶれアーティファクトを
抑制することができる。 【解決手段】 先のパルスシーケンスでは、スピンエコ
ー信号群を低周波領域に、かつ、グラジェントエコー信
号群を高周波領域に配置する。次なるパルスシーケンス
では、各グループ内のエコー信号群が、先のパルスシー
ケンスにおける各グループ内の位相エンコード方向の中
心を基準にして反転した配置になるようにする。これら
を積算すると、最大と最小の信号強度を有するエコー信
号S1,S7同士が積算され、同一の信号強度を有する
エコー信号S4同士が積算される。したがって、信号強
度差ΔS5,ΔS6を抑制できて信号強度のプロファイ
ルを滑らかにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、核磁気共鳴(N
MR(Nuclear Magnetic Resonance)) 現象を利用してイ
メージングを行うMRイメージング装置に係り、特にG
RASE(GRadient And Spin Echo)法を用いたパルスシ
ーケンスを複数回実行して収集したエコー信号群の積算
データに基づいて断層像を再構成する積算撮像と呼ばれ
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、NMR現象を利用してイメー
ジングすることができる種々のMRイメージング装置が
実現されているが、高速イメージングが可能な装置とし
ては、例えば、GRASE法と呼ばれる高速イメージン
グのパルスシーケンスを行うMRイメージング装置が知
られている(米国特許第5270654号およびK.Oshi
o and D.A.Feiberg "GRASE(Gradient-and Spin-Echo)Im
aging:A Novel Fast MRITechnique" Mganetic Resonanc
e in Medicine 20,344-349,1991) 。このGRASE法
のパルスシーケンスは、傾斜磁場の極性を切り換えてグ
ラジェントエコー信号を発生させるEPI(Echo Planar Im
aging)法と、励起RF(Radio Frequency)パルスとリフ
ォーカスRFパルスとを用いてスピンエコー信号を生じ
させるRARE(Rapid Acquisition with Relaxation Enhan
cement) 法とを組み合わせたようなパルスシーケンスと
なっている。
【0003】まず、従来行なわれているGRASE法の
パルスシーケンスについて、図9および図10を参照し
て説明する。
【0004】このシーケンスでは、図9(a)に示すよ
うに、1個の励起RFパルス100(プロトンのスピン
位相を90°回転させるので90°パルスとも呼ばれ
る)を印加した後、複数個(ここでは3個)のリフォー
カスRFパルス101〜103(プロトンのスピン位相
を180°回転させるので180°パルスとも呼ばれ
る)を加えるとともに、図9(b)に示すようにこれら
のRFパルスの各々と同時にスライス選択用の傾斜磁場
Gsのパルス110〜113を加える。そして、図9
(c)に示すようにプロトンの位相をばらばらにするデ
ィフェーズ用の傾斜磁場Grのパルス120を加え、こ
れに続いて読み出し用および周波数エンコード用の傾斜
磁場Grのパルス121〜123を上記のRFパルスの
各間隔内で加える。
【0005】さらに、図9(c)に示すように、これら
のGrパルス121〜123を180°パルスと次の1
80°パルスとの間(101と102,102と10
3,103以降)で複数回(ここでは各々3回)スイッ
チングさせて、スピンエコーの信号S2(SE1)、S
5(SE2)、S8(SE3)に加えてグラジェントエ
コーの信号S1(GE1)、S3(GE2)、S4(G
E3)、S6(GE4)、S7(GE5)、S9(GE
6)を発生させる。
【0006】そして、図9(d)に示すように、これら
のエコー信号S1〜S9の発生直前に位相エンコード用
の傾斜磁場Gpのパルスをそれぞれ加えるが、その各々
のGpパルスの印加量は、各エコー信号S1〜S9から
得られたデータがkスペース(生データ空間とも呼ばれ
る)上での図10(a)に示すように配置されるものと
なるような位相エンコード量に対応させられる。
【0007】すなわち、まずスピンエコー信号SE1〜
SE3から得られたデータがkスペースの中心の領域
(低周波領域)に、グラジェントエコー信号GE1,
GE3,GE5とグラジェントエコー信号GE2,GE
4,GE6がkスペースの周辺の領域(高周波領域)
とにそれぞれ配置され、かつ領域,,のそれぞ
れの中では各エコー信号の発生順位に従って上から下へ
と並ぶような位相エンコード量の積算量となるように、
各エコー信号に対する位相エンコード用の傾斜磁場Gp
のパルス印加量が定められている。
【0008】このようにkスペースの中央部の領域
(中央部の領域は、低周波領域でありkスペースを2
次元フーリエ変換して画像再構成する際に画像のコント
ラストに大きな影響を及ぼす)に、静磁場の不均一によ
る位相誤差がなく、かつ、ケミカルシフトによる位相誤
差がないスピンエコー信号から得られたデータが配置さ
れるような位相エンコード量の積算量となるようにして
いるので、位相誤差によってkスペース上での位相エン
コード量が不連続となることに起因する偽像(アーティ
ファクト)の一種である画像ぶれが再構成画像に生じに
くいという利点がある。また、180°パルスの各間隔
内におけるエコー信号の発生順位が同一の各エコー信号
をグループ化(図10(a)のSGE1,SSE,SG
E2)しているので、グループ内の各エコー信号の境界
での位相誤差がなくなって画像ぶれが生じにくいという
利点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のパルスシーケンスでは、グループ化され
ているエコー信号群から得られたデータ群の境界(SG
E1とSSEおよびSSEとSGE2)で急激な信号強
度差ΔSが発生する。すなわち、各エコー信号S1〜S
9の信号強度は図10(b)に示すようになる。これは
図9(e)に示すように、各エコー信号S1〜S9の信
号強度が最初の90°パルス100以降徐々に時定数T
2 および時定数T2 * に応じて減衰してくることに起因
している(なお、時定数T2 はスピンエコー信号に生じ
る横緩和時間(スピン−スピン緩和時間とも呼ばれる)
を示し、時定数T2 * は静磁場の不均一によって時定数
2よりも速く減衰する、グラジェントエコー信号に生
じる横緩和時間を示す)。すなわち、エコー信号S1〜
S9の各々の信号強度はその発生順位にしたがって順に
小さいものとなる。
【0010】このようにしてkスペース内に配置された
データを2次元フーリエ変換して画像を再構成すると、
その再構成された画像に、信号強度差が大なることに起
因して画像ぶれアーティファクトが発生するという問題
点がある。特に、S/Nを高めるために複数回のパルス
シーケンスを実行して得られたエコー信号群を積算した
積算データに基づいて断層像を再構成する『積算撮像』
においては、積算によって信号強度差がより強調される
関係上、S/Nを向上した断層像が得られる一方で上記
のような画像ぶれアーティファクトが顕著になる。ま
た、信号強度が波打つように変位している『うねり』
は、信号強度差に比較して影響力が小さいもののやはり
再構成画像に画像ぶれアーティファクトを生じさせる。
【0011】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、kスペース上におけるエコー信号の
配置を工夫することによってGRASE法による積算撮
像であっても信号強度差やうねりに起因する画像ぶれア
ーティファクトを抑制することができるMRイメージン
グ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載のMRイメージング装置は、1個の
励起RFパルスとこれに続く複数個のリフォーカスRF
パルスとからなるRFパルスと、スライスを選択するた
めのスライス選択用傾斜磁場パルスと、前記各RFパル
ス間で極性を正負に切り換えられる読み出し用傾斜磁場
パルスと、発生する複数個のエコー信号の各々に対して
唯一の位相エンコードを施すための位相エンコード用傾
斜磁場パルスとからなるパルス群を静磁場中の撮影領域
空間に照射し、これらのパルス群からなるパルスシーケ
ンスによって撮影領域空間中の被検体から発生するスピ
ンエコー信号とこの前後に発生するグラジェントエコー
信号とを収集し、各エコー信号群に基づいて断層像を再
構成するMRイメージング装置において、前記各RFパ
ルス間隔内における発生順位が同一のエコー信号をグル
ープとして扱い、同一グループのエコー信号群のうち、
スピンエコー信号群についてはkスペース上の低周波領
域に、かつ、グラジェントエコー信号群については前記
スピンエコー信号群の周辺にあたるkスペース上の高周
波領域に位置する位相エンコード量の積算量となるよう
にパルスシーケンス内で位相エンコード用傾斜磁場パル
スを発生させ、次なるパルスシーケンス内では、先のパ
ルスシーケンスにおけるkスペース上での各グループの
配置が同一で、かつ、各グループ内のエコー信号群が、
先のパルスシーケンスにおける各グループ内の位相エン
コード方向の中心を基準にして、位相エンコード方向に
反転した配置になるように位相エンコード用傾斜磁場パ
ルスを発生させる位相エンコード用傾斜磁場パルス発生
手段と、少なくとも前記二つパルスシーケンスを実行し
て得られる各エコー信号群の積算データに基づいて断層
像を再構成するデータ処理手段と、を備えていることを
特徴とするものである。
【0013】〔作用〕この発明の作用は次のとおりであ
る。まず、最初のパルスシーケンスでは、位相エンコー
ド用傾斜磁場パルス発生手段が、エコー信号群の発生順
位が同一のものがグループ化されるようにし、そのうち
のスピンエコー信号群にはこれらがkスペース上の低周
波領域に配置されるように、その一方、グラジェントエ
コー信号群にはこれらがkスペース上の高周波領域に配
置されるような位相エンコード量の積算量となるように
位相エンコードを施す。
【0014】次なるパルスシーケンスでは、先のパルス
シーケンスと同様にグループ化を行うが、先のパルスシ
ーケンスにおける各グループ内の位相エンコード方向の
中心を基準とし、位相エンコード方向に各エコー信号が
反転して配置されるような位相エンコード量の積算量と
なるように位相エンコードを施す。
【0015】そして、データ処理手段が少なくとも上記
のパルスシーケンスを実行して得られる各エコー信号群
を積算すると、各グループ内において大小あるいはほぼ
同一の信号強度を有する信号同士が積算されて、信号強
度のプロファイルを滑らかにすることができる。このよ
うな積算データに基づいて断層像を再構成すると、信号
強度差やうねりの影響が抑制された画像を得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施例を説明する。まず、図1を参照してMRイメー
ジング装置の構成について説明する。図中、符号1は、
撮影領域空間にほぼ均一な静磁場を発生するための主マ
グネットであり、主マグネット1にはこの静磁場に重畳
するように傾斜磁場を印加する3つの傾斜磁場コイル2
(2x,2y,2z)が付設されている。傾斜磁場コイ
ル2は、主マグネット1による均一な静磁場に、磁場強
度が直交する3次元方向(X,Y,Z)にそれぞれ変化
する3つの傾斜磁場Gr,Gp,Gsのパルス(読み出
し用傾斜磁場パルス、位相エンコード用傾斜磁場パル
ス、スライス選択用傾斜磁場パルス)を重畳する3組の
傾斜磁場コイル2x,2y,2zから構成されている。
この静磁場及び傾斜磁場が加えられる撮影領域空間(静
磁場空間)には図示しない被検体(患者)が配置され、
その被検体にはRFコイル3が取り付けられるようにな
っている。
【0017】傾斜磁場コイル2には傾斜磁場電源4が接
続され、傾斜磁場Gx,Gy,Gzの各傾斜磁場発生用
電力が供給される。この傾斜磁場電源4には波形発生器
5からの波形信号が入力されて傾斜磁場Gx,Gy,G
zの各傾斜磁場波形が制御される。RFコイル3にはR
Fパワーアンプ6からRF信号が供給され、これにより
図示しない被検体へのRF信号照射が行なわれる。この
RF信号は、RF信号発生器7より発生させられた所定
のキャリア周波数のRF信号を、変調器8で、波形発生
器5から送られてきた波形に応じて振幅変調したものと
なっている。なお、傾斜磁場コイル2yおよび傾斜磁場
電源4は、この発明の位相エンコード用傾斜磁場パルス
発生手段に相当する。
【0018】被検体で発生したエコー信号はRFコイル
3により受信され、プリアンプ9を経て位相検波器10
に送られる。受信信号は、位相検波器10においてRF
信号発生器7からのRF信号をリファレンス周波数とし
て位相検波され、検波出力がA/D変換器11に送られ
る。このA/D変換器11にはサンプリングパルス発生
器12からサンプリングパルスが入力されており、この
サンプリングパルスに応じて検波出力のデジタルデータ
への変換が行なわれる。そのデジタルデータはホストコ
ンピュータ20に取り込まれる。
【0019】データ処理手段に相当するホストコンピュ
ータ20は、取り込まれたデータを処理して画像を再構
成するとともに、シーケンサー23を介してシーケンス
全体のタイミングを定める。すなわち、シーケンサー2
3は、ホストコンピュータ20の制御の下に、波形発生
器5、RF信号発生器7、サンプリングパルス発生器1
2等にタイミング信号を送り、波形発生器5から各波形
信号が出力されるタイミングを定めるとともに、RF信
号発生器7からのRF信号発生タイミングを定め、さら
にサンプリングパルス発生器12からのサンプリングパ
ルス発生タイミングを定める。また、ホストコンピュー
タ20は、波形発生器5に波形情報を送り、Gx,G
y,Gzの各傾斜磁場パルスの波形、強度等を制御する
とともに、RFコイル3から被検体に照射するRF信号
のエンベロープを定め、さらにRF信号発生器7に信号
を送ってRF信号のキャリア周波数を制御する。このホ
ストコンピュータ20によって、後述するようなGRA
SE法に基づくパルスシーケンス全体の制御がなされ、
複数回のパルスシーケンスによって収集されたデータが
積算されて断層像の再構成が行われるようになってい
る。
【0020】このようなMRイメージング装置におい
て、コンピュータ20及びシーケンサー23の制御の下
に図2および図4に示すようなパルスシーケンスが行な
われる。これらの図に示すパルスシーケンスは、基本的
には上述したGRASE法によるものである。
【0021】なお、各リフォーカスRFパルス101お
よび102と、102および103と、103以降の各
パルス間隔内において、各エコー信号が発生した順序が
同一であるグループの各エコー信号群S1,S4,S7
と、S2,S5,S8と、S3,S6,S9の各エコー
信号群内における記載順は、各グループ内における発生
順位を示している。
【0022】<第1回目のパルスシーケンス>まず、以
下のようなパルスシーケンスを実行して、第1回目のデ
ータ収集を行う。
【0023】図2(a),(b)に示すように、RFコ
イル3を介して1個の90°パルス(励起RFパルスと
も呼ばれる)100を印加するのと同時に、傾斜磁場コ
イル2zを介してスライス選択用傾斜磁場Gsのパルス
110を加える。次いで1個の180°パルス(リフォ
ーカスRFパルスとも呼ばれる)101を、90°パル
ス100の照射時点を時間原点として所定時間後に照射
し、さらに所定時間の2倍の時間が経過した時点で18
0°パルス102を照射する。このようにして180°
パルス101,102,103をスライス選択用傾斜磁
場Gsのパルス111,112,113とともに順次照
射していく。
【0024】このように各RFパルスを照射した場合、
図2(e)に示すように、最初のスピンエコー信号S2
(SE1)は、90°パルス100と180°パルス1
01の間の時間間隔と同じ時間間隔だけ最初の180°
パルス101から経過した時点を中心にして生じる。同
様にして、第2の180°パルス102から上記時間間
隔の時点にて第2のスピンエコー信号S5(SE2)が
発生し、第3の180°パルス103から上記時間間隔
の時点にて第3のスピンエコー信号S8(SE3)が発
生する。
【0025】図2(c)を参照する。傾斜磁場コイル2
xを介して、ディフェーズ用グラジェントパルス120
を、最初の180°パルス101の前に印加した後、1
80°パルス101と102の間隔内において、Grパ
ルスの極性を例えば3回切り換える(121a,121
b,121c)ことにより、その間隔内においてエコー
信号S1〜S3を発生させる。第2番目の180°パル
ス102と第3番目の180°パルス103の間隔内お
よび第3番目の180°パルス103以降においても同
様にGrパルスの極性を切り換えることにより、それぞ
れのパルス間隔内において3個のエコー信号S4〜S6
およびエコー信号S7〜S9を発生させる。これらの各
エコー信号S1〜S9のうち各パルス間隔内における中
央で発生したエコー信号S2,S5,S8は、主マグネ
ット1による静磁場の不均一やケミカルシフトに起因す
る位相誤差のないスピンエコー信号SE1〜SE3であ
り、その他のエコー信号はグラジェントエコー信号GE
1〜GE6である。
【0026】なお、これらのエコー信号S1〜S9は、
図2(e)に示すようにその発生順に次第に信号強度が
減衰する。この減衰の時定数は、横緩和時間T2 および
2 * であり、正確には静磁場の不均一の影響を受けな
いスピンエコー信号SE1〜SE3が横緩和時間T
2 (スピン間でエネルギー交換を行なうことからスピン
−スピン緩和時間とも呼ばれる)で減衰し、静磁場の不
均一の影響を受けるグラジェントエコー信号GE1〜G
E6が静磁場の不均一の影響で横緩和時間T2 よりも速
く減衰するT2 * で減衰する。
【0027】そして、傾斜磁場コイル2yを介して、エ
コー信号S1〜S9のそれぞれに唯一の位相エンコード
量の積算量となるような位相エンコード用の傾斜磁場パ
ルスGpが印加される。
【0028】すなわち、図2(d)に示すように、これ
らのエコー信号S1〜S9の発生直前に位相エンコード
用の傾斜磁場Gpのパルスをそれぞれ加えるが、その各
々のGpパルスの印加量は、各エコー信号S1〜S9か
ら得られたデータがkスペース上での図3(a)に示す
ように配置されるものとなるような位相エンコード量に
対応させられる。なお、この第1回目のパルスシーケン
スにおける位相エンコードの施し方は、以下に詳述する
が従来例と同じである。
【0029】まず、スピンエコー信号SE1〜SE3か
ら得られたデータがkスペースの中心の領域(低周波領
域)に、グラジェントエコー信号GE1,GE3,G
E5とグラジェントエコー信号GE2,GE4,GE6
がkスペースの周辺の領域(高周波領域)とにそれ
ぞれ配置され、かつ領域,,のそれぞれの中では
各エコー信号の発生順位に従って上から下へと、つまり
正の高周波領域から低周波域を経て負の高周波領域に向
かう方向へと並ぶような位相エンコード量の積算量とな
るように、各エコー信号に対する位相エンコード用の傾
斜磁場Gpのパルス印加量が定められている。
【0030】このような位相エンコード量を与えるため
に、図2(d)および図3(b)に示すように、最初の
180°パルス101の直後であって、最初のグラジェ
ントエコー信号S1(GE1)の直前の位相エンコード
用の傾斜磁場Gpのパルス121aの印加量が最も大き
くされる。これによりグラジェントエコー信号S1(G
E1)から得られたデータがkスペース内で最も上側
(正側)に配置される。エコー信号S2(SE1),S
3(GE2)の各々の直前の位相エンコード用の傾斜磁
場Gpパルス201b,201cは、極性が傾斜磁場パ
ルスGp201aとは逆で、各パルス201b,201
cの大きさは同じで、かつ、傾斜磁場Gpパルス201
aよりも絶対値が小さい。これにより各エコー信号S
2,S3から得られたデータは、図3(a)に示すよう
にKスペース内において信号S1のデータ位置から下側
に等間隔だけ離れた位置に配置される。なお、図3
(b)では各Gpパルスの積算量を各Gpパルスの矢印
部分とkスペースのKr軸との間隔で示している。
【0031】その後に加えられる位相エンコード用の傾
斜磁場Gpパルス201dはリワインド用であって、次
の180°パルス102が加わる前に、それまでに積算
された位相エンコード量を一旦零に戻すためのものであ
る。
【0032】2番目の180°パルス102の後で加え
られる位相エンコード用の傾斜磁場Gpパルス202a
の大きさは傾斜磁場Gpパルス201aの大きさよりも
やや小さいものとされる。これによりエコー信号S4
(GE3)は、エコー信号S1(GE1)から得られた
データのkスペース上での配置場所に隣接した下側の場
所に配置されるような位相エンコード量となる。エコー
信号S5,S6の各々の直前に加えられる傾斜磁場Gp
パルス202b,202cの大きさおよび極性は先の傾
斜磁場Gpパルス201b,201cと同じである。そ
のためエコー信号S5(SE2),S6(GE4)から
得られたデータのkスペース上での配置場所は、上記の
エコー信号S1,S2,S3のそれぞれの配置間隔と同
じ間隔だけ、エコー信号S4のデータの配置場所より離
れた下側となり、信号S5,S6から得られたデータの
kスペース上での配置位置はそれぞれ信号S2,S3か
ら得られたデータの下側に隣接したものとなる。その後
リワインド用の傾斜磁場Gpパルス202dが加えられ
る。
【0033】3番目の180°パルス103の後で加え
られる傾斜磁場Gpのパルス203aの大きさは傾斜磁
場Gpパルス202aよりもさらにやや小さいものとさ
れる。傾斜磁場Gpのパルス203b,203cの大き
さおよび極性は傾斜磁場のGpパルス202b,202
cと同じである。そのため、信号S7(GE5),S8
(SE3),S9(GE6)から得られたデータは、エ
コー信号S4,S5,S6から得られたデータの下側に
隣接したものとなる。
【0034】上記のような第1回目のパルスシーケンス
を、kスペースの位相エンコード方向の空間分解能(例
えば、252ラインや504ラインなど)に応じた回数
だけ繰り返して実行する。例えば、位相エンコード方向
の空間分解能が252ラインである場合には、252ラ
イン/9エコー=28回であるので、あと27回繰り返
す。これらの合計28回のパルスシーケンスが第1回目
のパルスシーケンスである。
【0035】<第2回目のパルスシーケンス>次に、図
4に示すようなパルスシーケンスを実行して、第2回目
のデータ収集を行う。なお、図4では、位相エンコード
用傾斜磁場のパルスGpとエコー信号のみを示している
が、その他のRFパルスやその照射タイミングは図2と
同様である。
【0036】図4(a)に示すように、位相エンコード
用の傾斜磁場Gpのパルスの各々の印加量は、各エコー
信号S1〜S9から得られたデータがkスペース上での
図5(a)に示すように配置されるものとなるような位
相エンコード量に対応させられる。
【0037】すなわち、スピンエコー信号SE1〜SE
3から得られたデータがkスペースの低周波領域に、
グラジェントエコー信号GE1,GE3,GE5とグラ
ジェントエコー信号GE2,GE4,GE6がkスペー
スの高周波領域とにそれぞれ配置される。しかし、
各領域,,のそれぞれの中では各エコー信号の発
生順位が大きい順に従って上から下へと並ぶような位相
エンコード量の積算量となるように、各エコー信号に対
する位相エンコード用の傾斜磁場Gpのパルス印加量が
定められている。つまり、各グループSGE1,SS
E,SGE2の配置は上述した第1回目のパルスシーケ
ンスと同じであるが、各グループ内におけるエコー信号
群の配置の仕方が相違し、第1回目のパルスシーケンス
における各グループ内の位相エンコード方向の中心のエ
コー信号S4,S5,S6を基準にして、位相エンコー
ド方向に反転させてある。
【0038】このような位相エンコード量を与えるため
に、図4(a)および図5(b)に示すように、最初の
180°パルス101の直後であって、最初のグラジェ
ントエコー信号S1(GE1)の直前の位相エンコード
用の傾斜磁場Gpのパルス301aの印加量が、正極性
のパルスのうち最も小さくされる。これによりグラジェ
ントエコー信号S1(GE1)から得られたデータがk
スペース内の領域で最も下側に配置される。エコー信
号S2(SE1),S3(GE2)の各々の直前の位相
エンコード用の傾斜磁場Gpパルス301b,301c
は、負極性で各パルス301b,301cの大きさは同
じで、かつ、傾斜磁場Gpパルス301aよりも絶対値
が大きい。これにより各エコー信号S2,S3から得ら
れたデータは、図5(a)に示すようにkスペース内に
おいて信号S1のデータ位置から下側に等間隔だけ離れ
た位置に配置される。
【0039】位相エンコード用の傾斜磁場Gpパルス3
02aの大きさは傾斜磁場Gpパルス301aの大きさ
よりもやや大きいものとされる。これによりエコー信号
S4(GE3)は、エコー信号S1(GE1)から得ら
れたデータのkスペース上での配置場所に隣接した上側
の場所に配置されるような位相エンコード量となる。エ
コー信号S5,S6の各々の直前に加えられる傾斜磁場
Gpパルス302b,302cの大きさおよび極性は先
の傾斜磁場Gpパルス301b,301cと同じであ
る。そのためエコー信号S5(SE2),S6(GE
4)から得られたデータのkスペース上での配置場所
は、エコー信号S1,S2,S3のそれぞれの配置間隔
と同じ間隔だけ、エコー信号S4のデータの配置場所よ
り離れた下側となり、信号S5,S6から得られたデー
タのkスペース上での配置位置はそれぞれ信号S2,S
3から得られたデータの上側に隣接したものとなる。
【0040】傾斜磁場Gpのパルス303aの大きさは
傾斜磁場Gpパルス302aよりもさらにやや大きいも
のとされる。傾斜磁場Gpのパルス303b,303c
の大きさおよび極性は傾斜磁場のGpパルス302b,
302cと同じである。そのため、信号S7(GE
5),S8(SE3),S9(GE6)から得られたデ
ータは、エコー信号S4,S5,S6から得られたデー
タの上側に隣接したものとなる。
【0041】この第2回目のパルスシーケンスも第1回
目と同様に所定回数だけ繰り返してkスペースを全てエ
コー信号から得られたデータで埋める。
【0042】次に、第1回目と第2回目のパルスシーケ
ンスによって収集されたエコー信号群のデータの積算を
行う。なお、この積算は、図1に示したブロック図のA
/D変換器11の後段に積算加算器を配置してハードウ
ェア的に行ってもよく、以下のようにホストコンピュー
タ20によってソフトウェア的に行ってもよい。また、
ソフトウェア的に行う場合には、位相補正を行うことに
よって位相誤差の除去が可能なためフーリエ変換による
再構成中に積算を行うようにしてもよい。
【0043】上述したように第1回目のパルスシーケン
スによるkスペース上のエコー信号群の配置は図3
(a)のようになる一方、第2回目のパルスシーケンス
によるkスペース上のエコー信号群の配置は図5(a)
のようになる。また、第1回目のパルスシーケンスで
は、kスペース上のエコー信号群の信号強度分布が図3
(c)のようになり、第2回目のパルスシーケンスでは
図5(c)のようになる。第1回目のパルスシーケンス
は、エコー信号群の配置が従来例と同じであるから、従
来例と同じように各グループ間に大きな信号強度差ΔS
1,ΔS2(それぞれ図10(b)に示した従来例の信
号強度差ΔSに等しい)が存在している。その一方、第
2回目のパルスシーケンスは、エコー信号群の配置が各
グループ内で第1回目における配置を位相エンコード方
向に反転したものであるため、各グループ間でエコー番
号が大きなもの同士が隣接することになって、より大き
な信号強度差ΔS3,ΔS4が各グループ間に生じてい
る。
【0044】ホストコンピュータ20は、第1回目のパ
ルスシーケンスと第2回目のパルスシーケンスの両エコ
ー信号群(図3(a)と図5(a))を積算する。その
結果、kスペース上でのエコー信号群の配置は図6
(a)のようになり、信号強度プロファイルは図6
(b)のようになる。図6(a)から明らかなように、
各グループにおいてエコー番号が最大と最小のエコー信
号同士が積算されるとともに、各グループにおいてエコ
ー番号が中間のエコー信号同士が積算されることにな
り、各グループ内における信号強度が最大と最小のエコ
ー信号同士が積算され、同一信号強度のエコー信号同士
が積算される。したがって、各グループSGE1,SS
E,SGE2において信号強度差およびうねりを生じさ
せている最大と最小の信号強度が相殺され、信号強度の
プロファイルを滑らかにすることができる。このような
積算によって、信号強度分布における各グループ間の信
号強度差をΔS5,ΔS6にすることができる。したが
って、積算撮像により全体の信号強度を大きくしている
一方で信号強度差を抑制しているので、信号強度差に起
因する画像ぶれアーティファクトを抑制できる。また、
信号強度差だけでなく『うねり』も抑制することができ
る。このような積算データに基づいて断層像を再構成す
ると、積算撮像によってS/Nを高めつつも、信号強度
差やうねりの影響が抑制された高画質の断層画像を得る
ことができる。
【0045】なお、上記の説明においては、2回のパル
スシーケンスを行って収集したデータを積算したが、3
回以上の奇数回あるいは4回以上の偶数回パルスシーケ
ンスを行ってデータを積算するようにしてもよい。例え
ば、3回の場合には、図3(c)と図5(c)に、さら
に図3(c)の信号を積算するようになる。
【0046】また、図7および図8の変形例のようにし
ても上記同様の作用効果を得ることができる。まず、第
1回目のパルスシーケンスでは、図7(a)に示すよう
に、グループSGE1,SGE2のグラジェントエコー
信号を上から発生順位にしたがって配置する一方、グル
ープSSEについては上述した配置とは反転してスピン
エコー信号を『下』から発生順位にしたがって配置す
る。このような配置では、図7(b)に示すように、各
グループの境界で隣接するエコー信号の番号が近いもの
となっているため各グループ間での信号強度差が小さく
なっているが、信号強度分布に『うねり』が生じている
ためやはり画像ぶれアーティファクトが生じる。そこ
で、図8(a)に示すように、第1回目のパルスシーケ
ンスの配置を各グループ間で反転させて第2回目のパル
スシーケンスを実行し、図7(b)と図8(b)の信号
強度分布を有するデータ同士を積算する。すると上述し
た図6(b)のような信号強度分布となり、『うねり』
を大幅に抑制して画像ぶれアーティファクトを抑制する
ことができる。
【0047】なお、上記の実施例では、1パルスシーケ
ンスにて合計9個のエコー信号を発生させるようにして
いるが、リフォーカスRFパルスの数を増減してエコー
数を変えてもよい。また、読み出し用傾斜磁場パルスの
スイッチング回数を変えて、各RFパルス間で発生させ
るエコー数を増減するようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、位相エンコード用傾斜磁場パ
ルス発生手段によってkスペース上におけるエコー信号
の配置が反転されるように位相エンコードを施し、デー
タ処理手段によって信号強度のプロファイルが滑らかに
された積算データに基づいて断層像を再構成するので、
信号強度差やうねりの影響を受けにくくすることができ
る。したがって、再構成画像に画像ぶれアーティファク
トが発生することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るMRイメージング装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】第1回目のパルスシーケンスを示すタイムチャ
ートである。
【図3】第1回目のパルスシーケンスにおける位相エン
コードの施し方およびkスペース上におけるエコー信号
の配置並びに信号強度分布を示す模式図である。
【図4】第2回目のパルスシーケンスを示すタイムチャ
ートである。
【図5】第2回目のパルスシーケンスにおける位相エン
コードの施し方およびkスペース上におけるエコー信号
の配置並びに信号強度分布を示す模式図である。
【図6】積算後のkスペース上のエコー信号の配置およ
び信号強度分布を示す模式図である。
【図7】変形例によるkスペース上の配置および信号強
度分布を示す模式図である。
【図8】変形例によるkスペース上の配置および信号強
度分布を示す模式図である。
【図9】従来例に係るパルスシーケンスを示すタイムチ
ャートである。
【図10】従来例に係るパルスシーケンスによるkスペ
ース上の配置および信号強度分布を示す模式図である。
【符号の説明】
1 … 主マグネット 2 … 傾斜磁場コイル 3 … RFコイル 4 … 傾斜磁場電源 5 … 波形発生器 7 … RF信号発生器 20 … ホストコンピュータ 23 … シーケンサー Gs … スライス選択用傾斜磁場パルス Gr … 読み出し用傾斜磁場パルス Gp … 位相エンコード用傾斜磁場パルス S1〜S9 … エコー信号 SE1〜SE3 … スピンエコー信号 GE1〜GE3 … グラジェントエコー信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個の励起RFパルスとこれに続く複数
    個のリフォーカスRFパルスとからなるRFパルスと、
    スライスを選択するためのスライス選択用傾斜磁場パル
    スと、前記各RFパルス間で極性を正負に切り換えられ
    る読み出し用傾斜磁場パルスと、発生する複数個のエコ
    ー信号の各々に対して唯一の位相エンコードを施すため
    の位相エンコード用傾斜磁場パルスとからなるパルス群
    を静磁場中の撮影領域空間に照射し、これらのパルス群
    からなるパルスシーケンスによって撮影領域空間中の被
    検体から発生するスピンエコー信号とこの前後に発生す
    るグラジェントエコー信号とを収集し、各エコー信号群
    に基づいて断層像を再構成するMRイメージング装置に
    おいて、前記各RFパルス間隔内における発生順位が同
    一のエコー信号をグループとして扱い、同一グループの
    エコー信号群のうち、スピンエコー信号群についてはk
    スペース上の低周波領域に、かつ、グラジェントエコー
    信号群については前記スピンエコー信号群の周辺にあた
    るkスペース上の高周波領域に位置する位相エンコード
    量の積算量となるようにパルスシーケンス内で位相エン
    コード用傾斜磁場パルスを発生させ、次なるパルスシー
    ケンス内では、先のパルスシーケンスにおけるkスペー
    ス上での各グループの配置が同一で、かつ、各グループ
    内のエコー信号群が、先のパルスシーケンスにおける各
    グループ内の位相エンコード方向の中心を基準にして、
    位相エンコード方向に反転した配置になるように位相エ
    ンコード用傾斜磁場パルスを発生させる位相エンコード
    用傾斜磁場パルス発生手段と、少なくとも前記二つパル
    スシーケンスを実行して得られる各エコー信号群の積算
    データに基づいて断層像を再構成するデータ処理手段
    と、を備えていることを特徴とするMRイメージング装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013147542A1 (ko) * 2012-03-29 2013-10-03 고려대학교 산학협력단 자기공명영상 장치 및 이를 이용하여 영상을 생성하는 방법.

Cited By (2)

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