JP2000014302A - 牛の削蹄枠 - Google Patents

牛の削蹄枠

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JP2000014302A
JP2000014302A JP10225148A JP22514898A JP2000014302A JP 2000014302 A JP2000014302 A JP 2000014302A JP 10225148 A JP10225148 A JP 10225148A JP 22514898 A JP22514898 A JP 22514898A JP 2000014302 A JP2000014302 A JP 2000014302A
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JP
Japan
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frame
cow
forefoot
pipe
plate
Prior art date
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Pending
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JP10225148A
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English (en)
Inventor
Katsuto Oka
勝人 岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は牛の削蹄にあたり,足の保定
及び作業を安全かつ容易に行うための,牛を入れる削蹄
枠に関するものである。 【解決手段】 前足の保定のために, イ,支柱にとり付けたパイプ1に一周り大きいパイプ2
をはめ込む。 ロ,パイプ2にロープを通すための孔3と前足を乗せる
ための板4をとり付ける。 ハ,板4に,支持棒7を装着するためのフック5と板4
をこねて回転させるための突起6をとり付ける。 ニ,枠の床の側面に,支持棒7がもどらなくするための
しきり8を設ける。以上のように構成された前足の保定
装置図2を枠に設ける。 後足の保定のために, イ,後部の支柱に心棒9をとり付ける。 ロ,一端に,心棒9にさし込むためのパイプ10をとり
付けたL字型のバー図13を作成する。 イ.ロで構成された後足の保定装置を枠に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,牛の削蹄に際し,足
の動きを制御し,適当な位置に保定するために使う,牛
を入れる枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,削蹄に使う器具及び方法はある
が,いずれも次のような欠点がある。 1.ロープ等,簡単な道具を使った,主に人力だけで行
う場合は,牛及び足の動きが激しいため,足の充分な保
定ができず,作業する人及び牛の危険を伴い,作業者の
負担が大きすぎる。 2.既存の,削蹄のための枠が色々考案されているが,
いずれも次のような欠点がある。 イ.牛及び足の充分な保定ができにくく,牛及び作業者
の危険と負担が大きい。 ロ.牛全体を吊り上げたり,倒したりする方法もある
が,牛への負担も大きく,装置が大規模すぎて,価格的
にも移動するにも使用が限られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本削蹄枠は,以上のよ
うな欠点をなくして,安全かつ容易に牛の削蹄をするた
めの枠を開発しようとするものである。
【0004】
【問題を解決するための手段】イ.前足を削蹄する際
に,丁度良い位置に前足が保定されるように,枠に取り
付けた支持棒の先端の位置に,ロープを通す孔をも
うける。 ロ.後足を吊り上げ保定するために.回転する支持バー
を枠に取り付ける。
【0005】
【発明の実施の形態】まず,牛を本発明の枠に入れる。 イ.前足の保定は,前足の繋(手首にあたる)に輪にし
たロープを結び,一方の端を孔に通しておく。図3。
これに,上部に取り付けてある滑車を連結し,孔のと
ころまで繋部分を引き上げ,滑車のヒモで足と支持棒を
縛り前足を保定する。図4。 ロ.後足の保定は,まず回転する支持バーを飛関接の
前方に移動さす。これと後足を輪になったロープで縛
び、その一方の端を上部に取り付けた,滑車を利用して
吊り上げる。図5。後足が適当に上がった時点で,滑車
の引きヒモの端でバーを縛ぶと,後足は上がったままで
保定される。図6。なお,回転する支持バーはスライド
させたり,取り外しが出来る。枠のサイズを変えること
により,大きさの異なる牛にも使用出来る。
【0006】
【発明の効果】イ.前足の削蹄に際し,本発明の孔と
滑車を利用することにより,容易に足を吊り上げ,適当
な位置に確実に保定することが出来る。 ロ.後肢の削蹄に際し,本発明の回転する支持バーと
滑車を利用することにより,ロープのみで足を縛り,吊
り上げるのと比べ,足の動きも制御出来,容易に吊り上
げ,確実に後足を保定することが出来る。また,バーの
上に足を乗せる形になるので,足への影響も少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の枠の斜後面図。
【図2】 前足を保定するための支持棒を下から見た
図。
【図3】 本発明の枠の後面図。
【図4】 前足の繋部分に輪にしたロープを結び,一方
の端を孔に通した状態の側面図。
【図5】 前足の繋部分を孔のところまで引き上げ,
滑車のヒモを巻き付け,保定した状態の側面図。
【図6】 回転する支持バーを,後足の飛間接の前に
移動させ,バーと後足を輪にしたロープで結び,その端
を,上部に取り付けた滑車に連結した状態の後面図。
【図7】 後足を吊り上げ保定した状態の側面図。
【図8】 後足を吊り上げ保定した状態の後面図。
【符号の説明】 は,枠に取り付けた前足の支持棒 は,支持棒の先にもうけたロープを通す孔 は,回転する支持バー
【手続補正書】
【提出日】平成10年10月19日(1998.10.
19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項2】後足を吊り上げ保定するための,回転する
支持バーを取り付けた牛の削蹄枠。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月26日(1999.3.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 牛の削蹄枠
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,牛の削蹄に際
し,足の動きを制御し,適当な位置に保定するための,
牛を入れる枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,削蹄をするための方法および枠は
あるが,いずれも次のような欠点がある。 1.ロープ等簡単な道具を使った,主に人力だけで行う
場合は,牛および足の動きが激しいため,足の充分な保
定ができにくく,作業する人の危険と負担が大きい。 2.削蹄をするために牛を入れる枠が種々考案されてい
るが,いずれも次のような欠点がある。 イ,多くの枠は牛を枠に入れて,激しく動く足をロープ
等を使って枠に縛り付けたり,吊り上げたりする方法が
とられているが,危険な重労働であり,ロープが食い込
んだり,牛の足に与える障害も多く,牛の重さと動きに
よってロープがゆるんで激しく足を振ったり,転倒をし
たりと充分な保定ができにくかった。 ロ,牛全体を横転させたり,吊り上げたりして保定する
装置もあるが,牛への負担も大きく,装置が大規模すぎ
て,価格的にも移動するにも使用が限られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって,本発明は
以上のような欠点をなくして,牛にも人にもより安全か
つ容易に,足の保定及び削蹄作業を行うための,牛を入
れる枠の開発に関するものである。
【0004】
【問題を解決するための手段】いまその発明の構成を説
明すると, A,前足の保定に関し, イ.枠の前部の支柱にとり付けたパイプ1に,一周り大
きいパイプ2をはめ込む。 ロ,このパイプ2に前足を吊り上げるロープを通す孔3
と,前足を乗せる板4をとり付ける。 ハ,この板4に前足を乗せたまま水平に支えておく支持
棒7を装着するためのフック5と,こねて板を回転させ
るための突起6を設ける。 ニ,また枠の床の側面に,板4を水平に支えたまま支持
棒7がもどらなくするためのしきり8を設ける。 以上のように構成された,前足の保定装置図2を枠に設
ける。B,後足の保定に関し,枠の後部の支柱の側面
に,心棒9をとり付け,さらに心棒9に差し込むため,
パイプ10を一端にとり付けたL字型のバー図13を作
成する。
【0005】
【発明の実施の形態】前足の保定装置の仕組みを簡単に
説明すると,まず,支持棒7をフック5に装着し,6の
突起を手あるいは長いパイプを接続してF側にこねる
と,板4が内側に反転していくと同時に,支持棒7が板
4にひかれて動き(図6〜図7),しきり8を越えた時
点で図7のように支持棒7が元にもどらなくなり,板は
水平のまま保たれる。実施に当たっては,まず,牛を枠
に入れ,図8の輪にしたロープを前足の繋(足首)に結
び,一方の端を孔3の内より外に出し,上部にとり付け
てある滑車に連結する図9。次に支持棒7をフック5に
装着する。滑車の引きヒモを引いて繋が孔の所まであが
った時点で図10,突起6をもって板4を内側に反転さ
すと,前足はヒザから繋(足首)まで,水平になった板
の上に乗ったまま保たれる。ここで引きヒモの端で繋を
2〜3回縛ると,前足は作業に丁度良い位置に固く保定
される図11,図12。後足の保定は,L字型のバー図
13のパイプ10を心棒9に差し込み,バーを足の飛関
節の前方に移動させ,これと後足を輪にしたロープ図8
で結び,一方の端を上部にとり付けた滑車に連結する。
図15滑車を引き上げて後足が適当な高さに上がった時
点で図16,滑車の引きヒモでバーを結ぶと,後足はバ
ーに乗った形で保持される図17。
【0006】
【発明の効果】したがって,前足の保定に際し,本発明
の装置と滑車を利用することにより,容易に足を吊り上
げ,板にワンタッチで足を乗せることができ,しかも牛
は前足を板に乗せたまましっかり体重をかけられるの
で,動揺することもなく,長時間の作業にも耐えられ
る。また蹄は作業に丁度良い角度に保定される。後肢の
保定に際し,本発明のL字型のバーと滑車を利用するこ
とにより,容易に吊り上げることができ,またロープの
みで吊り上げるのと比べ,バーの存在により足の動きが
制御され,足への影響も少ない。さらに蹄は,作業に丁
度良い位置と角度に保定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の削蹄枠の斜後面図。
【図2】 前足を保定すめための装置の側面図。
【図3】 前足の保定装置を上から見た図。
【図4】 前足の保定装置の前面図。
【図5】 板を支える支持棒7。
【図6】 フック5に支持棒7を装着し,突起6を下方
におし下げる状態の前面図。
【図7】 支持棒7がしきり8を越え,板4を水平に保
っている状態の前面図。
【図8】 足首を結び,吊り上げるための輪にしたロー
プ。
【図9】 輪にしたロープで足首を結び,一方の端を孔
3に通し上部の滑車に連結した状態の側面図。
【図10】 足首を孔3のところまで吊り上げた状態の
側面図。(フック5と支持棒7としきり8をあえて省い
てある)
【図11】 水平にした板4に前足を乗せて支持棒7で
支えている状態の側面図。
【図12】 片方の前足を板4に乗せた状態の前面図。
【図13】 L字型のバー
【図14】 パイプ10を心棒9に差し込み,L字型の
バーを枠に装着した状態の後面図。
【図15】 L字型のバー図13を飛関節の前におし込
み,輪にしたロープ図8で後足とL字型のバーを結び,
一方の端を上部の滑車に連結した状態の後8面図。
【図16】 後足を吊り上げた状態の側面図。
【図17】 後足を吊り上げ保定した状態の後面図。
【符号の説明】 1は支柱にとり付けたパイプ 2は一周り大きいパイプ 3は孔 4は板 5はフック 6は突起 7は支持棒 8はしきり 9は心棒 10はパイプ
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図2】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前足を保定するために,支持棒の先に
    孔をもうける。
  2. 【請求項2】 後足を吊り上げ保定するための,回転す
    る支持バーを取り付ける。
  3. 【請求項3】 請求項1.2などを備えた,牛の削蹄枠
    図1,
JP10225148A 1998-07-03 1998-07-03 牛の削蹄枠 Pending JP2000014302A (ja)

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JP10225148A JP2000014302A (ja) 1998-07-03 1998-07-03 牛の削蹄枠

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JP10225148A JP2000014302A (ja) 1998-07-03 1998-07-03 牛の削蹄枠

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ID=16824704

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JP10225148A Pending JP2000014302A (ja) 1998-07-03 1998-07-03 牛の削蹄枠

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103355276A (zh) * 2013-07-25 2013-10-23 李旭发 一种修蹄架
JP2014100088A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Setsuo Usui 削蹄用枠部材
CN115005171A (zh) * 2022-04-30 2022-09-06 莱阳市动物疫病预防控制中心 一种可拆卸的升降式牛修蹄车

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