JP2000013778A - サーバ装置 - Google Patents

サーバ装置

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JP2000013778A
JP2000013778A JP10189728A JP18972898A JP2000013778A JP 2000013778 A JP2000013778 A JP 2000013778A JP 10189728 A JP10189728 A JP 10189728A JP 18972898 A JP18972898 A JP 18972898A JP 2000013778 A JP2000013778 A JP 2000013778A
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audio data
video data
terminal device
video
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JP10189728A
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English (en)
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Hideto Sakai
英人 酒井
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Nippon Columbia Co Ltd
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Nippon Columbia Co Ltd
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】端末装置から、光ディスクに記録されているオ
ーディオデータ以外のオーディオデータと、さまざまな
ビデオデータとを出力させることができなかった。 【解決手段】通信回線を介して接続された端末装置から
の信号に基づいて選択されたデータを供給することが可
能なサーバ装置において、複数のオーディオデータを格
納するオーディオデータ格納部と、オーディオデータに
対応したコンテンツデータを格納するコンテンツデータ
記憶部と、端末装置からの選択信号に基づいてオーディ
オデータを読み出すと共に、コンテンツデータを読み出
す制御を行う制御部と、オーディオデータとコンテンツ
データとを端末装置に送信する送受信部を備え、コンテ
ンツデータは、端末装置が再生することが可能な複数の
ビデオデータの中から、オーディオデータに対応して再
生されるビデオデータを選択する選択情報と、ビデオデ
ータの表示形式を規定する表示情報とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
の通信網を介して接続された端末装置に、端末装置が指
定したデータを供給するサーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及に伴って、
端末装置がインターネット等の通信網を介してサーバ装
置に接続してサーバ装置から所望のデータを受け取ると
共に、端末装置が受信したデータに連携して光ディスク
等の記録媒体に記録されているデータを再生することが
可能な通信システムの開発が進んでいる。
【0003】図5は、従来の通信システムの概略構成を
示す模式図である。図5においては、端末装置3は、イ
ンターネット等の通信網4を介してサーバ装置2と接続
されている。サーバ装置2は、端末装置3にデータを供
給することが可能である。端末装置3は、光ディスク1
3等の記録媒体からデータを読み出す再生部9を備えて
いる。
【0004】図5(a)に示すような、通信により供給
されるデータと連携して光ディスク等の記録媒体に記録
されたデータの再生を行うインターネット連携形再生シ
ステムがある。光ディスク13には、ビデオデータとオ
ーディオデータが記録されている。このシステムにおい
ては、端末装置3が通信網4を利用してサーバ装置2に
アクセスし、サーバ装置2からのHTML(Hyper Text
Markup Language)データを受け取り、そのHTMLデ
ータに基づいてビデオデータ及びオーディオデータを再
生する。また、端末装置3は、サーバ装置2にアクセス
せずに、光ディスク13を再生してビデオデータとオー
ディオデータとを再生することも可能である。
【0005】具体的には、端末装置3は、インターネッ
トを介してURL(Uniform Resource Locator)で指定
されたサイトにアクセスする。そして、端末装置3の操
作により、サイト上に表示されている文字やマーク等を
選択すると、その文字やマークに対応するHTMLデー
タが端末装置3に送信される。端末装置3では、そのH
TMLデータに基づいて光ディスク13からビデオデー
タ及びオーディオデータが再生される。
【0006】また、図5(b)に示すように、光ディス
ク(例えば、コンパクトディスク)13のオーディオデ
ータに、通信により供給されるビデオデータを同期させ
て表示させるWeb Sync/CDと呼ばれるシステ
ムがある。このシステムにおいては、端末装置3で光デ
ィスク13のオーディオデータの再生を行うと、端末装
置3は、オーディオデータに関する時間情報を通信網4
を介してサーバ装置2に送信する。サーバ装置2は、時
間情報に基づいて、時間情報に関連付けされたビデオデ
ータと、ビデオデータを表示させるためのHTMLデー
タとを端末装置3に送信する。端末装置3は、受信した
HTMLデータに基づいて、ビデオデータをモニタ等に
表示させる。
【0007】一方、端末装置で複数のオーディオデータ
の中から1つのオーディオデータを選択すると、その選
択に基づいてサーバ装置から通信回線によりオーディオ
データを端末装置に送信し、端末装置は、そのオーディ
オデータと共にビデオデータを出力する通信カラオケシ
ステムがある。
【0008】通信カラオケシステムでは、サーバ装置が
複数のオーディオデータを備え、オーディオデータに
は、1曲毎に曲番号が付されている。サーバ装置は、端
末装置により選択された曲番号に基づいて、選択された
オーディオデータを端末装置に出力する。また、サーバ
装置は、選択されたオーディオデータの内容(曲風)に
応じたビデオデータを選択する選択情報を送信する。
【0009】端末装置は、光ディスク等を再生してビデ
オデータを出力する。ビテオデータは、1つのストーリ
のビデオデータ毎にファイル名等が付され、サーバ装置
から送られてくる選択情報に基づいて、複数種類のビデ
オデータの中から、選択されたビデオデータを出力す
る。ビデオデータは、例えば、祭の内容のビデオデー
タ、海の風景のビデオデータ等の複数種類に分けられ、
選択された曲が祭に関する曲の場合は、祭の内容のビデ
オデータが出力され、選択された曲が夏に関する曲の場
合は、海の風景のビデオデータが出力される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たインターネット連携形再生システムにおいては、光デ
ィスクに記録されているビデオデータとオーディオデー
タは、予め一義的に決められている。そのため、サーバ
装置2からのHTMLデータに基づいてビデオデータと
オーディオデータを再生するが、ビデオデータとオーデ
ィオデータは、常に同じ組み合わせであり、ビデオデー
タに対して異なるオーディオデータを選択して再生する
ことができなかった。
【0011】また、Web Sync/CDのシステム
において、端末装置が通信網に接続されていない場合、
光ディスクを再生してもビデオデータを得ることができ
なかった。また、端末装置が通信網に接続されている場
合、オーディオデータに対してサーバ装置から供給され
るビデオデータを表示させることはできるが、端末装置
は、データ量の多いビデオデータを通信網を用いて受信
しなければならず、端末装置の負荷が重くなり、ビデオ
データをリアルタイムで表示させることが困難であっ
た。そのため、オーディオデータとビデオデータの表示
するタイミングがずれるという欠点があった。
【0012】また、通信カラオケシステムにおいて、選
択情報は、予め決められた内容のビデオデータのファイ
ルを選択する情報であるため、あるオーディオデータに
応じて選択されたファイルのビデオデータの内容を、以
前と異なる内容のビデオデータに変更する場合は、ファ
イルごと変更しなければならなかった。すなわち、選択
された1つのオーディオデータに対応するビデオデータ
は、常に同じ内容のビデオデータであり、オーディオデ
ータを選択した時に、当該ビデオデータと異なる内容の
ビデオデータを出力するようにするためには、新たに映
像を撮影し編集して、異なる内容のビデオデータのファ
イルを作成しなければならなかった。つまり、オーディ
オデータに対応した新たな内容のビデオデータを製作す
る場合に時間や手間がかかった。
【0013】したがって本発明は、端末装置が通信網に
接続されている場合に、端末装置で再生する光ディスク
から得られるオーディオデータ以外のさまざまなオーデ
ィオデータを端末装置に提供し、当該オーディオデータ
に応じて端末装置が再生する光ディスクから得られるビ
デオデータの内容をサーバ装置で容易に変更し、さまざ
まなビデオデータを端末装置から出力させることが可能
なサーバ装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのため本願の請求項1
記載の発明は、通信回線を介して接続された端末装置か
らの選択信号に基づいて、複数のデータの中から選択さ
れたデータを前記端末装置に供給することが可能なサー
バ装置において、複数のオーディオデータを格納するオ
ーディオデータ格納部と、オーディオデータに対応した
コンテンツデータを格納するコンテンツデータ記憶部
と、選択信号に基づいてオーディオデータ格納部からオ
ーディオデータを読み出すと共に、コンテンツデータ格
納部からコンテンツデータを読み出す制御を行う制御部
と、選択信号を受信すると共に、オーディオデータとコ
ンテンツデータとを端末装置に送信する送受信部を備
え、コンテンツデータは、複数のビデオデータの中から
1つのビデオデータを選択するビデオ選択情報とビデオ
データの再生時間を決めるビデオ時間情報と当該コンテ
ンツデータで割り当てられたビデオデータが再生された
後に再生されるビデオデータを規定したコンテンツデー
タを指定するコンテンツ選択情報とを備えた選択情報
と、ビデオデータの表示形式を規定する表示情報とを具
備することを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のサーバ装置の一
実施例を備えた通信システムの概略構成を示す模式図で
ある。図1において、通信システム1は、サーバ装置2
と端末装置3とを備え、通信網4を介して接続される。
サーバ装置2は、オーディオデータ格納部5、コンテン
ツデータ格納部6、制御部7、送受信部8を備えてい
る。
【0016】オーディオデータ格納部5は、音楽や音声
等のオーディオデータを複数格納する。
【0017】コンテンツデータ格納部6は、複数のオー
ディオデータのそれぞれに対応したコンテンツデータを
格納している。
【0018】制御部7は、端末装置3から送信されてき
た選択信号に基づいて、オーディオデータ格納部5から
オーディオデータを読み出す制御を行う。また、選択さ
れたオーディオデータに対応したコンテンツデータを、
コンテンツデータ格納部6から読み出す制御を行う。
【0019】送受信部8は、端末装置3から送信されて
くる選択信号を受信すると共に、オーディオデータ格納
部5、コンテンツデータ記憶部6からの信号(オーディ
オデータ及びコンテンツデータ)を出力する。
【0020】図1において、端末装置3は、再生部9、
操作部10、制御部11、送受信部12を備えている。
また、端末装置3には、オーディオデータを出力するス
ピーカ(図示せず)や、ビデオデータを表示するモニタ
(図示せず)が接続されている。
【0021】再生部9は、制御部11の制御に基づいて
光ディスク13を再生し、ビデオデータ、または、ビデ
オデータとオーディオデータを出力する。
【0022】光ディスク13は、動画や静止画等のビデ
オデータが記録されている。ビデオデータには、それぞ
れインデックス番号又はファイル名が付されて複数記録
されている。
【0023】ここで、光ディスク13は、音楽や音声等
のオーディオデータとビデオデータとが記録されたもの
でもよい。この場合、光ディスク13を端末装置3で再
生すると、ビデオデータ及びオーディオデータを得るこ
とができる。また、通信網4を介してサーバ装置2から
オーディオデータが送信されてくる場合、端末装置3
は、光ディスク13のオーディオデータを出力させず
に、サーバ装置2から送信されてくるオーディオデータ
を出力する。したがって、端末装置3では、光ディスク
13に記録されているオーディオデータ以外の様々なオ
ーディオデータを、光ディスク13に記録されているビ
デオデータと共に得ることができる。
【0024】操作部10は、サーバ装置2におけるオー
ディオデータの選択等を行うためのものである。サーバ
装置2のオーディオデータ等の選択は、端末装置3に接
続されているモニタに、サーバ装置2が供給するのサイ
トが表示され、ユーザが操作部10を用いて、サイト、
または、サイト上の文字又はマーク等を選択することに
より行うことができる。
【0025】制御部11は、操作部10により選択され
た内容を選択信号としてサーバ装置2に送信する制御を
行うと共に、サーバ装置2から送信されてきたオーディ
オデータ及びコンテンツデータを送受信部12で受信
し、オーディオデータとコンテンツデータを分離してそ
れぞれ出力する制御、および、コンテンツデータに基づ
いて再生部9の光ディスク13を再生する制御を行う。
【0026】送受信部12は、選択信号をサーバ装置2
に送信すると共に、サーバ装置2からのオーディオデー
タ及びコンテンツデータを受信し、オーディオデータと
コンテンツデータを分離してそれぞれ出力する。コンテ
ンツデータは、制御部11に送られ、オーディオデータ
は、音楽信号等に変換され、スピーカから出力される。
【0027】次に、オーディオデータ、ビデオデータ及
びコンテンツデータについて説明する。図2は、本実施
例のサーバ装置を備えた通信システムにおけるオーディ
オデータ、コンテンツデータ及びビデオデータを説明す
るための模式図である。図2(a)において、オーディ
オデータ格納部5のオーディオデータは、楽曲毎に区切
られている。また、光ディスク13に記録されているビ
デオデータは、それぞれインデックス番号又はファイル
名が付され、インデックス番号又はファイル名は、例え
ば、動画像であれば1つのストーリ毎に付され、また、
静止画であれば1つの静止画毎に付されている。
【0028】コンテンツデータ格納部6に格納されてい
るコンテンツデータは、それぞれオーディオデータに対
して割り当てられている。このコンテンツデータは、H
TML形式のデータである。
【0029】ここで、HTML(Hyper Text Markup La
nguage)形式のデータ(HTMLデータ)は、WWW
(World Wide Web)の文書の文字設定や、レイアウトな
どを設定する言語である。WWWは、インターネット内
で利用されるもっとも一般的な情報検索サービスであ
り、文書、画像、音声、ビデオなどの、さまざまなメデ
ィアの情報を、インターネット内に分散配置されたWW
Wサーバ間で、蜘蛛の巣状に関連づけ(ハイパーリン
ク)させたシステムである。WWWを利用するためのブ
ラウザは、統一されたGUI(グラフィカル・ユーザ・
インターフェース)をもっている。ユーザは、単純にハ
イパーリンクを表すポイントをクリックするだけで、複
数のサーバに分散しているさまざまな情報を引き出すこ
とができる。
【0030】コンテンツデータは、端末装置3が再生す
る複数のビデオデータの中から、オーディオデータに対
応して再生されるビデオデータの選択に関する選択情報
と、ビデオデータの表示形式等に関する表示情報とを備
えている。
【0031】前述したようにビデオデータには、それぞ
れインデックス番号又はファイル名が付されて記録され
ており、コンテンツデータの選択情報には、そのインデ
ックス番号又はファイル名に基づいて、複数のビデオデ
ータの中から1つのビデオデータを選択するビデオ選択
情報と、そのビデオデータの再生時間(ビデオデータを
再生する時間又は再生するフレーム数等)を決めるビデ
オ時間情報と、当該コンテンツデータで割り当てられた
ビデオデータが再生した後、次に続いて再生するビデオ
データを規定したコンテンツデータを指定するコンテン
ツ選択情報とを備えている。
【0032】ビデオ選択情報により選択されたビデオデ
ータは、ビデオ時間情報に基づいて再生する時間が決定
され、選択されたビデオデータの全てを再生することも
可能であり、選択されたビデオデータのうち所定の時間
だけ再生することも可能である。また、あるオーディオ
データに対して主として割り当てられているコンテンツ
データがメインコンテンツデータであり、そのコンテン
ツデータの選択情報のコンテンツ選択情報により、次に
再生されるビデオデータを規定するコンテンツデータが
サブコンテンツデータである。
【0033】また、表示情報は、モニタ等において、ビ
デオデータをどのくらいの大きさで表示するか、また、
どの部分に表示するか等を規定している情報であり、1
つのビデオデータを表示する領域をフレームとして設定
する。また、表示情報は、ビデオデータの他に文字情報
の表示に関する規定することも可能であり、フレーム内
にビデオデータと文字情報の両方を表示するように規定
することもできる。
【0034】図3は、本実施例の通信システムを利用し
た再生装置で再生したビデオデータの表示方法を説明す
るための模式図である。コンテンツデータの表示情報
は、光ディスク13から再生されたビデオデータをモニ
タのブラウザ上にどのように表示させるかを規定してい
る。ここで、ブラウザとは、前述したHTML形式のデ
ータに基づいてモニタ上にビデオデータ等を表示させる
ためのビューワソフトである。
【0035】例えば、図3(a)に示すように、ブラウ
ザ上にテキストデータと動画像を表示させることができ
る。また、図3(b)に示すように、ブラウザ上で表示
するフレームを複数に分割し、テキストデータと、1つ
目のフレームに静止画を、2つ目のフレームに動画像を
表示させることができる。さらに、図3(c)に示すよ
うに、ブラウザ全体を2つのフレームに分割して、一方
のフレームに静止画、他方のフレームに動画像を表示さ
せることができる。このような表示方法については、H
TML形式のデータであるコンテンツデータ毎に規定す
ることができる。
【0036】図2(a)に示すオーディオデータとコン
テンツデータとビデオデータにおいて、例えば、図2
(b)に示すように、端末装置3がサーバ装置2が提供
するサイト上でオーディオデータA1を選択した場合、
サーバ装置2からオーディオデータA1に対応したメイ
ンコンテンツデータC1が端末装置3に送信され、端末
装置3では、メインコンテンツデータC1で規定された
ビデオデータV1を光ディスク13から再生する。この
とき、サーバ装置2からはメインコンテンツデータC1
と共にオーディオデータA1が端末装置3に送信され
る。
【0037】メインコンテンツデータC1の選択情報に
は、ビデオデータV1の次に光ディスク13から再生す
るビデオデータを規定するサブコンテンツデータC4が
付されている。メインコンテンツデータC1で規定され
た時間、ビデオデータV1の再生が終了すると、次にサ
ブコンテンツデータC4で規定しているビデオデータV
4の再生が開始される。同様に、サブコンテンツデータ
C4には、ビデオデータV4の次に再生されるビデオデ
ータV3を規定しているサブコンテンツデータC3が付
されている。サブコンテンツデータC4の規定に基づい
てビデオデータV4の再生が終了すると、次にサブコン
テンツデータC3で規定されているビデオデータV3が
再生される。
【0038】オーディオデータに割り当てられているメ
インコンテンツデータは、サーバ装置2側で任意に変更
することにより、オーディオデータに対して様々なビデ
オデータを割り当てて表示させることできる。例えば、
オーディオデータA1にメインコンテンツデータC1に
よるビデオデータV1が割り当てられている場合、一定
の時間経過後、オーディオデータA1に割り当てられて
いるメインコンテンツデータC1をメインコンテンツデ
ータC3に変更する。そうすると、変更後にオーディオ
データA1を選択すると、メインコンテンツデータC3
で規定されているビデオデータV3が再生される。
【0039】このように、サーバ装置2側で、オーディ
オデータに割り当てられたコンテンツデータを変更する
ことにより、オーディオデータに対応して再生されるビ
デオデータを容易に変更することができ、端末装置3側
では、1つのオーディオデータに対して複数のビデオデ
ータのうちの1つを選択し、変更することができる。
【0040】また、光ディスク13が備えているビデオ
データにおいて、サーバ装置2の複数のオーディオデー
タに、1つのビデオデータが対応するように、サーバ装
置2の1つのメインコンテンツデータを複数のオーディ
オデータに割り当ててもよい。
【0041】すなわち、オーディオデータA1とオーデ
ィオデータA3にメインコンテンツデータC1が割り当
てられている場合、オーディオデータA1を選択する
と、オーディオデータA1に割り当てられているメイン
コンテンツデータC1に対応するビデオデータV1が再
生される。また、オーディオデータA1と異なるオーデ
ィオデータA3を選択した場合も、オーディオデータA
2に割り当てられているメインコンテンツデータC1に
対応するビデオデータV1が再生される。
【0042】したがって、サーバ装置2でオーディオデ
ータ格納部5に、既に格納しているオーディオデータに
新たなオーディオデータを追加して格納した場合でも、
2つのオーディオデータに対して1つのビデオデータを
割り当てておくことにより、新たな光ディスク13を用
いなくても、追加されたオーディオデータに対応してビ
デオデータを端末装置3で得ることができる。
【0043】また、コンテンツデータにおいて、メイン
コンテンツデータC1に対応したビデオデータV1を再
生する時間を短くすることによって、動画像のビデオデ
ータの中から静止画像のビデオデータV1を得ることが
できる。そして、オーディオデータA1に対し、メイン
コンテンツデータC1を割り当てる。メインコンテンツ
データC1は、ビデオデータV1に対応しており、メイ
ンコンテンツデータC1のサブコンテンツデータをC1
とする。つまり、オーディオデータA1が選択されたと
き、ビデオデータV1が繰り返し再生される。
【0044】このことにより、例えば、動画像のビデオ
データのみが記録されている光ディスクであっても、選
択されたオーディオデータが出力されている間、静止画
のビデオデータを表示させることができる。例えば、動
画像のビデオデータが記録された光ディスクを用いた場
合でも、サーバ装置2のオーディオデータの中から選択
した曲が出力されている間、その曲の歌手の顔等を静止
がとして表示させておくことができる。
【0045】次に、本実施例のサーバ装置を備えた通信
システムにおける処理動作について説明する。図4は、
本実施例の通信システムを利用した再生装置における処
理動作を説明するための模式図である。まず、端末装置
3の操作により、通信網4を通じて、端末装置3をイン
ターネットに接続し、サーバ装置2にアクセスする(S
1)。次に、端末装置3の光ディスク13を再生する再
生部9を指定して、サーバ装置2に通知する(S2)。
サーバ装置2は、端末装置3からの再生部9を指定した
通知を確認する(S3)。
【0046】一般に、端末装置3がパーソナル・コンピ
ュータ(PC:Personal Computer)である場合、情報
を記録した記録媒体を再生することが可能な再生部9
は、記録媒体に種類に応じて、プロッピーディスクドラ
イブ、CD−ROMドライブ、MOドライブ等がある。
これらの複数種類の記録媒体を再生する複数の再生部9
の中から、光ディスク13を再生する再生部9を選択す
る。
【0047】端末装置3では、光ディスク13を再生部
9にセットする(S4)。そして、端末装置3は、サー
バ装置2から提供されるオーディオデータのリストか
ら、再生するオーディオデータを選択する(S5)。
【0048】サーバ装置2は、端末装置3が選択したオ
ーディオデータをオーディオデータ格納部5から読み出
すと共に、当該オーディオデータに対応したコンテンツ
データをコンテンツデータ格納部6から読み出し、端末
装置3に送信する(S6)。
【0049】端末装置3は、サーバ装置2からのオーデ
ィオデータとコンテンツデータを受信すると、オーディ
オデータをオーディオデータを再生する手段に、コンテ
ンツデータを制御部11に出力する(S7)。オーディ
オデータは、音楽情報に変換され、スピーカ等から出力
される(S8)。
【0050】一方、制御部11は、コンテンツデータで
規定されたインデックス番号に基づいて、光ディスク1
3からビデオデータを読み出す(S9)。ビデオデータ
は、映像情報に変換され、モニタ等に表示される(S1
0)。
【0051】以上のように、データ量の多いビデオデー
タを光ディスクに記録し、通信により送信されてくるオ
ーディオデータに基づいてビデオデータを表示させるこ
とができるため、ビデオデータをリアルタイムに表示さ
せることができる。
【0052】また、ビデオデータを通信を用いて転送す
ることがないため、サーバ装置におけるデータの送信の
負担や端末装置の制御部等の処理に対する負担を軽減す
ることができ、通信網のデータ転送レート等による制限
を受けることなく、端末装置に様々なビデオデータを表
示させることができる。
【0053】また、ビデオデータにはインデックス番号
又はファイル名が付されているため、異なる光ディスク
に記録された異なるビデオデータに対して、同じインデ
ックス番号又はファイル名が付されている場合、光ディ
スクを交換しても、オーディオデータに対応したコンテ
ンツデータに規定されているインデックス番号又はファ
イル名のビデオデータが再生される。つまり、同じオー
ディオデータであっても、異なるビデオデータが記録さ
れた光ディスクを交換することにより、さまざまなビデ
オデータを再生させることができる。
【0054】また、ビデオデータがアニメーション等の
動画像又は静止画であり、オーディオデータがセリフで
ある場合、セリフに応じてビデオデータを表示させる
が、同じ絵を用いる場合は、同じビデオデータを用いる
ことができるため、1つのストーリにおけるビデオデー
タのデータ量を少なくすることができ、1枚の光ディス
クに数多くのストーリのビデオデータを記録することが
できる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、端末装置が通信網に接
続されていない場合、端末装置から光ディスクを再生す
ることによりビデオデータとオーディオデータを出力さ
せることができる。端末装置が通信網に接続されている
場合、端末装置から、光ディスクから得られるビデオデ
ータと共に、通信網を介して光ディスクから得られるオ
ーディオデータ以外のさまざまなオーディオデータを出
力させることができる。また、オーディオデータに応じ
て端末装置が再生する光ディスクから得られるビデオデ
ータの内容を、サーバ装置側で容易に変更して出力させ
ることができる。また、サーバ装置や端末装置の処理に
負担をかけることなく、オーディオデータに対応してビ
デオデータをリアルタイムで表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーバ装置の一実施例を備えた通信シ
ステムの概略構成を示す模式図である。
【図2】本実施例のサーバ装置を備えた通信システムに
おけるオーディオデータ、コンテンツデータ及びビデオ
データを説明するための模式図である。
【図3】本実施例の通信システムを利用した再生装置で
再生したビデオデータの表示方法を説明するための模式
図である。
【図4】本実施例の通信システムを利用した再生装置に
おける処理動作を説明するための模式図である。
【図5】従来の通信システムの概略構成を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
1・・通信システム、2・・サーバ装置、3・・端末装
置、4・・通信網、5・・オーディオデータ格納部、6
・・コンテンツデータ格納部、7・・制御部、8・・送
受信部、9・・再生部、10・・操作部、11・・制御
部、12・・送受信部、13・・光ディスク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線を介して接続された端末装置から
    の選択信号に基づいて複数のデータの中から選択された
    データを前記端末装置に供給することが可能なサーバ装
    置において、複数のオーディオデータを格納するオーデ
    ィオデータ格納部と、前記オーディオデータに対応した
    コンテンツデータを格納するコンテンツデータ記憶部
    と、前記選択信号に基づいて前記オーディオデータ格納
    部から前記オーディオデータを読み出すと共に前記コン
    テンツデータ格納部から前記コンテンツデータを読み出
    す制御を行う制御部と、前記選択信号を受信すると共に
    前記オーディオデータと前記コンテンツデータとを前記
    端末装置に送信する送受信部を備え、前記コンテンツデ
    ータは、複数のビデオデータの中から1つの前記ビデオ
    データを選択するビデオ選択情報とビデオデータの再生
    時間を決めるビデオ時間情報と当該コンテンツデータで
    割り当てられたビデオデータが再生された後に再生され
    る前記ビデオデータを規定した前記コンテンツデータを
    指定するコンテンツ選択情報とを備えた選択情報と、前
    記ビデオデータの表示形式を規定する表示情報とを具備
    することを特徴とするサーバ装置。
JP10189728A 1998-06-19 1998-06-19 サーバ装置 Withdrawn JP2000013778A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002003690A1 (fr) * 2000-07-03 2002-01-10 Fujitsu Limited Appareil pour informations video numeriques

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WO2002003690A1 (fr) * 2000-07-03 2002-01-10 Fujitsu Limited Appareil pour informations video numeriques

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